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JP5128922B2 - 遊技盤 - Google Patents

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幸二 中野
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有限会社愛和ライト
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Description

本発明は、パチンコ機等の弾球遊技機の技術分野に属する。
パチンコ機等の弾球遊技機は遊技盤を必須としている。遊技盤には入賞口が設けられ、また遊技釘が植設されるのが普通である。その遊技盤を透明な合成樹脂板とし、遊技盤の背後に表示装置を配置して、遊技盤の広い範囲を表示に用いる弾球遊技機が知られている。
特開2005−312471号公報
弾球遊技機の背面部には、上述の表示装置、発射装置、払出装置、モータやソレノイド等のアクチュエータ、それらの制御装置等の様々な電気的な装置が取り付けられている。これらの電気的な装置が熱を発生するが、遊技機設置島に設置された弾球遊技機の背面側はほぼ閉じた空間になっているために熱がこもって、弾球遊技機の背面側は比較的高温になる。一方、遊技店では空調が行われるのが普通であるから、弾球遊技機の前面側は背面側に比べれば大幅に低温である。
その温度差が遊技盤の前後で顕著になるため、遊技盤を透明な合成樹脂板とした場合には、相対的に高温になる遊技盤の背面での熱膨張が前面よりも大きくなって遊技盤が反るという問題がある。
アクリル樹脂の熱膨張係数は、約7×10-5cm/cm・deg.であるから、アクリル樹脂製の遊技盤の前後面での温度差が30deg.とすれば、1辺が約50cmの遊技盤の場合、前後面では各辺につき1.05×10-1cm、つまり1.05mmの膨張差が生じる。
その結果、遊技盤は前面が凹曲面となるように反り変形する。これに伴って、各遊技釘は、図3(a)に例示の状態から同図(b)に例示の状態へと、隣り合う遊技釘30同士の頭部30a間の距離が縮まるように変位してしまう。なお、図3(b)は遊技釘30の変位を誇張してある。
釘調節は営業を開始する前の遊技機を停止した状態で行うので、釘調節後に遊技釘が上記のように変位するのは釘調節を変更したのと同じことになり、いわゆる割数が所期の通りにならないという問題が生じていた。
請求項1記載の遊技盤は、透明な合成樹脂製の第1層板と透明な合成樹脂製の第2層板とを透明な粘着剤を介して接合した積層構造を有することを特徴とする。
粘着剤は、接着剤のように固化してしまうわけではなく、固化した接着剤よりも柔らかい素材であるため、接着剤により貼り合わせた場合のように2層の位置関係が完全に固定されるわけではない。このため、第1層板(例えば遊技盤の表面)と第2層板(例えば遊技盤の裏面)とに温度差があって両者の熱膨張量に差が生じた場合、粘着剤の層が第1層板と第2層板との線膨張差を吸収することによって、遊技盤の反りを防止できる。よって、隣り合う遊技釘同士の頭部間の距離が縮まるような変位は生じないから、これが原因となっての割数が期待通りにならないという問題も生じない。
第1層板、第2層板となる透明な合成樹脂としてはアクリル樹脂やポリカーボネート樹脂が例示されるが、透明であって遊技盤としての剛性や表面の平滑性が満たされるなら、これら限らず使用できる。第1層板と第2層板とは同材質であってもよいし、異なる材質であってもよい。
第1層板と第2層板とを接合するための透明な粘着剤はアクリル系、シリコーン系、ウレタン系、ゴム系、スチレンエラストマー系等、どのような粘着剤でもよいが、透明性、耐久性の観点からアクリル系やシリコーン系が好ましい。
粘着剤は、請求項2記載のように、透明な樹脂フィルムに担持されていてもよい。つまり、PET等の樹脂フィルムの両面に粘着剤の層を設けたものを第1層板と第2層板とに挟んで、第1層板と第2層板とを接合する。このような樹脂フィルム自体は、合わせガラス用の中間膜として公知であるが、粘着剤の表面を剥離材(例えば剥離紙)で覆っておいて、使用時にこれを剥がすようにすれば、保管や作業を行いやすいという利点がある。
次に、本発明の実施例等により発明の実施の形態を説明する。なお、本発明は下記の実施例等に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざまに実施できることは言うまでもない。
[実施例]
図1に示すように、本実施例の遊技盤1は、アクリル樹脂製の第1層板2とアクリル樹脂製の第2層板3とを透明粘着剤4を介して接合した積層構造をしている。なお、遊技釘5は第1層板2に(透明粘着剤4に達しない深さで)植設される。透明粘着剤4は、特開2005−68774号公報に記載されている、アクリル酸エステル共重合体と硬化剤と光重合開始剤からなるアクリル系の粘着剤の透明粘着シートを使用した。
遊技盤1には、図2に示すように、ガイドレール6、7、可変入賞装置8、ゲート9、大入賞口10、普通入賞口11、庇部材12、ステージ13等が取り付けられ、遊技釘5や風車14が打ち付けられている。
庇部材12とステージ13とに挟まれた主表示領域15には、遊技釘5が打ち付けられておらず、他の装置類も配されていない。この主表示領域15は、遊技盤1の背後に配された表示装置(図示しない)による図柄やキャラクタの表示を良好に視認させるための領域である。なお、表示装置による表示は主表示領域15のみで行われるわけではなく、主表示領域15から外れた部分でも行われる。
上述の通り、本実施例の遊技盤1は、透明なアクリル樹脂製の第1層板2と透明なアクリル樹脂製の第2層板3とを透明な粘着剤4を介して接合した積層構造を有している。
粘着剤4は、接着剤のように固化してしまうわけではなく、固化した接着剤よりも柔らかい素材であるため、接着剤により貼り合わせた場合のように第1層板2と第2層板3との位置関係が完全に固定されるわけではない。このため、遊技盤1の背面が相対的に高温で前面が相対的に低温と、第1層板2と第2層板3とに温度差があって両者の熱膨張量に差が生じた場合、粘着剤4の層が第1層板2と第2層板3との線膨張差を吸収することによって、遊技盤1の反りを防止できる。よって、隣り合う遊技釘5同士の頭部間の距離が縮まるような変位は生じないから、これが原因となっての割数が期待通りにならないという問題も生じない。
なお、粘着剤4による接合では、第1層板2と第2層板3との位置関係が完全には固定されないといっても、第1層板2と第2層板3との線膨張差([発明が解決しようとする課題]で例示した1.0mm程度の線膨張差)を吸収し得る程度には可変ということであり、遊技盤1として成り立たないほどに第1層板2と第2層板3の位置関係を変化できるわけではない。
また、実施例では遊技盤1を第1層板2と第2層板3との2層構造にしているが、これを3層以上の構造にすることもできる。
実施例の遊技盤の横断面構造の説明図。 実施例の遊技盤の正面図。 従来技術の説明図。
符号の説明
1・・・遊技盤、
2・・・第1層板、
3・・・第2層板、
4・・・粘着剤、
5・・・遊技釘。

Claims (2)

  1. 透明な合成樹脂製の第1層板と透明な合成樹脂製の第2層板とを透明な粘着材を介して接合した積層構造を有することを特徴とする遊技盤。
  2. 前記粘着材が透明な樹脂フィルムに担持されていることを特徴とする請求項1記載の遊技盤。
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