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JP5115214B2 - 撮影装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被照明体を照明する照明装置を備えるデジタルカメラ等の撮影装置に関する。
静止画撮影可能なデジタルカメラの多くは動画も撮影可能であり、また、動画を撮影可能なビデオカメラの多くは静止画も撮影可能である。こうした静止画・動画両方を撮影可能なカメラには、夜間やその他、照明が必要な撮影に対応するため、閃光を発生する静止画撮影用の照明装置と連続光を発生する動画撮影用の照明装置とをそれぞれ備えるカメラが提案されている。
例えば、下記特許文献1には、静止画の撮影が可能なビデオカメラにおいて、静止画撮影用の照明としてXe(キセノン)管とこれに対応した発光窓を有する照明装置、及び動画撮影用の照明としてLEDとこれに対応した発光窓を有する照明装置、即ちそれぞれ独立的に構成された照明装置を2つ備えるものが開示されている。
また、下記特許文献2には、カメラの正面に単一の発光窓を設け、その裏面側(カメラ内部)に、静止画撮影用のXe管と、これを挟み込むように一対の動画撮影用のLEDとを配置固定したもの、即ち、単一の照明装置内に2つの発光部を備えるものが開示されている。この特許文献2には、Xe管及びこれに対応する発光窓を有する照明装置と、LED及びこれに対応する発光窓を有する照明装置とを上下に二段に配置したものも開示されている。
さらに、下記特許文献3には、単一の発光窓の裏面側(カメラ内部)に2つの反射面を有するプリズムを設け、その上側にXe管を、下側にLEDを設けて、Xe管による照明光をプリズムの一方の反射面で反射させ、LEDによる照明光をプリズムの他方の反射面で反射させて、単一の発光窓から射出するようにしたものが開示されている。
ところで、カメラに設けられる撮影レンズとしては、該カメラ本体の正面に突出して設けられるもの、あるいは撮影時(電源オン時等)には突出し、非撮影時(電源オフ時等)にカメラ本体内に埋没して収容される沈胴式のものなどがある。このようなカメラにおいては、発光窓より前側に撮影レンズ(鏡筒)が存在することになるため、発光窓から射出される照明光が該撮影レンズによって遮られる(ケラレる)ことなく被写体に向かうように、発光窓の位置を最適化する(撮影レンズから十分に離れた位置に設ける)必要がある。
しかしながら、特許文献1に記載のものでは、それぞれ発光窓を有する互いに独立した2つの照明装置を撮影レンズから十分に離間させて配置する必要があるため、カメラの小型化の支障になる場合がある。
また、特許文献2に記載のものは、発光窓はXe管とLEDとで共通なので、かかる問題はないものの、Xe管にLEDを近接して配置しているので、一方の発光による照明光が他方によって遮られて光量が低下したり、Xe管により発生する熱がLEDの寿命や発光特性に悪影響を与える場合があるという問題がある。特許文献2の照明装置を二段に構成したものでは、特許文献1と同様の問題がある。
さらに、特許文献3に記載のものは、特許文献2と同様に、発光窓はXe管とLEDとで共通なので、特許文献1に記載のもののような問題はないが、発光窓と反射部材の間に固定されたプリズムがあるため、厚くなり、小型化を妨げる原因となる。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、光量の低下や特性に悪影響を与えることなく、装置の小型化を図ることを目的とする。
特開2004−104765号公報 特開2005−210723号公報 実用新案登録3126870号公報
この項の説明では、後述する実施形態を表す図面に示す部材等を示す符号を括弧を付して付記するが、これは単に理解の容易化のためであり、本発明の各構成要件は、これら部材等を示す符号を付した図面に示す部材等に限定されるものではない。
本発明によると、撮影レンズ(12)と、前記撮影レンズが設けられた装置筐体(11)と、前記装置筐体に設けられた発光窓(14)と、第1位置と該第1位置とは異なる第2位置との間で移動可能であり、少なくとも該第1位置にある状態で、前記発光窓を介して照明光を被照明体に対して射出可能な第1照明手段(54)と、前記第1照明手段が前記第2位置に移動された状態下において、前記発光窓を介して前記被照明体に照明光を射出可能な第2照明手段(57)と、を備える撮影装置(11)が提供される。
本発明では、第1照明手段が移動可能であるため、第1照明手段と第2照明手段とを十分に離間して配置することができるので、第1照明手段と第2照明手段とが近接しているために、互いに照明光を遮ることにより生じる光量の低下や熱による発光特性への悪影響を防止することができると共に、両者とも共通の光射出部としての発光窓を介して照明光を被照明体に対して射出可能であるので、それぞれに対応した発光窓を設ける場合と比較して、装置を小型に構成することができる。また、発光窓に対応する装置内部の位置がプリズム等によって占有されることがなく、かかる位置を第1位置として第1照明手段の通常の位置とし、必要に応じて第1照明手段を第2位置に移動させることにより、第2照明手段による照明が可能であるから、特許文献3に記載のもののように、装置内部の光射出部近傍にプリズム等を収容するための空間を確保する必要がなく、装置の小型化を図ることができる。
本発明によれば、光量の低下や特性に悪影響を与えることなく、装置の小型化を図ることができるという効果がある。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1は本発明の第1実施形態に係る撮影装置としてのデジタルカメラの外観構成の概略を示す正面図、図2は同じく背面図である。この第1実施形態のカメラは、沈胴式の撮影レンズを備えるコンパクトタイプのデジタルカメラである。但し、これに限定されず、一眼レフ方式のデジタルカメラ、その他の方式のデジタルカメラであってもよい。また、カメラであればよく、静止画を撮影可能なデジタルビデオカメラであってもよい。撮影装置は、その名称に限定されることもなく、静止画(高速連写を含む)及び動画の撮影が可能な撮影機能を有するあらゆる電子装置等が含まれる。
図1に示されているように、カメラ11はその正面に撮影レンズ12を備えている。ここでは、撮影レンズ12は、二段の沈胴式のズームレンズ鏡筒13を備えて構成されている。この撮影レンズ12は、電源オフ時又は非撮影時には、カメラ11の内部に埋没して収容され、電源オン時又は撮影時には、カメラ11から突出するようになっている。カメラ11の正面の撮影レンズ12の上側には、照明装置の一部を構成する光射出部としての発光窓14が設けられている。この発光窓14は、撮影レンズ12が突出した状態で、発光窓14から射出される照明光が撮影レンズ12の鏡筒13によって遮られて(ケラレて)被写体(被照明体)の照明が不十分とならないように、撮影レンズ12の光軸(AX)から十分に離間した位置に配置されている。カメラ11の上面には、シャッターボタン15や不図示の電源ボタン等が設けられている。
また、図2に示されているように、カメラ11の背面には、撮影画像や各種の情報を表示するための液晶パネルからなる液晶表示部16、ズームボタン17、再生ボタン18、撮影モード切換スイッチ19等が設けられている。撮影モード切換スイッチ19は、ここでは、静止画撮影モード(Still)と動画撮影モード(Movie)とを切り換えるスライド式のスイッチである。
図3は、図1のA−A線に沿った断面図であって、撮影レンズ12がカメラ11の内部に収容された状態を示し、図4は、同じく撮影レンズ12がカメラ11から突出した状態を示している。
カメラ11は、不図示のカメラフレームに前カバー21及び後カバー22を取り付けて構成されるカメラ筐体内に、撮影レンズ12、照明装置23、撮像素子としてのCCD24、液晶表示部16等を収容して構成されている。CCD24は、CCD基板25に実装されており、CCD基板25はカメラフレームの一部を構成するCCD保持部材26に保持されている。CCD24は、その撮像面に結像した像を電気信号に変換し、不図示の制御部に撮像信号を出力する。CCD24の前面には、OLPF(オプティカル・ローパス・フィルタ)27等の光学フィルタが配置されている。OLPF27は、CCD保持部材26に支持固定されている。液晶表示部16は、液晶保持金具28を介してカメラフレームに取り付けられている。
撮影レンズ12は、1群レンズ31、2群レンズ32、及び3群レンズ(フォーカスレンズ)33を備えており、これらを介して被写体の像がCCD24に結像される。1群レンズ31は1群レンズ室34に、2群レンズ32は2群レンズ室35に、3群レンズ33は3群レンズ室36にそれぞれ支持固定されている。1群レンズ室34、2群レンズ室35、及び3群レンズ室36は、駆動機構によって光軸AXに沿って移動されるようになっている。1群レンズ室34及び2群レンズ室35を駆動する駆動機構は、DCモータ(不図示)、固定筒37、カム筒38、直進筒39、及びギア機構等を備えて構成されている。
固定筒37は、カメラフレームに固定されている。カム筒38は、光軸AXを中心として回転可能に支持されており、その外周に設けられたカムピン部38aが固定筒37の内周に設けられたカム溝(不図示)に係合されている。また、カム筒38の外周には、ギア部38bが設けられている。このギア部38bには、不図示のギア機構を介して、不図示のDCモータの回転駆動力が伝えられるようになっている。カム筒38に回転駆動力が伝えられると、カムピン部38aと固定筒37のカム溝との係合により、カム筒38は、回転しながら光軸AXに沿って進退する。カム筒38の内周には、1群レンズ室34の外周に設けられたカムピン部34aが係合するカム溝と、2群レンズ室35の外周に設けられたカムピン部35aが係合するカム溝が設けられている。
1群レンズ室34は、そのカムピン部34がカム筒38のカム溝に係合した状態で、カム筒38の内周に挿入されている。直進筒39はカム筒38に回転自在に取り付けられており、光軸方向へは一体で移動する。直進筒39は固定筒37で回転制限されている。各レンズ室はカム筒の回転と直進筒39による回転制限によって回転せず、光軸方向に進退する。直進筒39は光軸AX方向に沿って設けられた複数のガイド溝を有しており、一方のガイド溝に1群レンズ室34のカムピン部34aが、他方のガイド溝に2群レンズ室35のカムピン部35aが係合している。これにより、カム筒38が回転することで、1群レンズ室34に固定された1群レンズ31と2群レンズ室35に固定された2群レンズ32は、回転することなく光軸AXに沿う方向に進退するようになっている。
3群レンズ室36の駆動機構は、ギア41aを有する3群駆動ねじ41、3群駆動ねじ41に螺合された3群駆動ナット42、及びギア41aにかみ合い、不図示のDCモータによって回転駆動されるギア43を備えて構成されている。3群駆動ナット42は3群レンズ室36に固定されており、3群駆動ねじ41が回転駆動されることにより、3群レンズ室36に固定された3群レンズ33が、光軸AXに沿う方向に進退するようになっている。3群レンズ室36の光軸AX方向の基準位置は、3群基準位置検出センサ36aによって検出される。44はメカニカルシャッタであり、2群レンズ室35に取り付けられている。なお、ギア41aを有する3群駆動ねじ41、及びギア43は、CCD保持部材26に回転自在に軸支されている。45はギア押さえ板である。
カメラ11内の撮影レンズ12の上方であって、発光窓14の裏面側の空間には、本発明が適用された照明装置23が配置されている。この実施形態では、照明装置23は、閃光を発生するキセノン(Xe)管51、光反射傘(リフレクタ)52、及びフラッシュ窓53を備える第1照明手段としてのフラッシュ照明部54と、LED基板55aに実装されたLED55及びLED窓56を備える第2照明手段としてのLED照明部57とを備えて構成されている。フラッシュ照明部54とLED照明部57とは、上下で2段となるように発光部保持部材58に保持されている。発光部保持部材58には、発光部カバー58aが一体的に取り付けられており、この発光部カバー58aによって、フラッシュ照明部54が保持される空間と、LED照明部57が保持される空間とが、完全に分離されている。従って、キセノン管51の発光に伴う発熱等による悪影響がLED55には及ばないようになっている。フラッシュ窓53及びLED窓56は、発光部カバー58aに支持固定されており、発光部カバー58aの上面は、前カバー21及び後カバー22の上面と略同一平面をなしている。
発光部保持部材58の裏面側には、それぞれ貫通穴を有する一対の突出部59が設けられており、これらの貫通穴に発光部ガイド軸60が挿入され、発光部保持部材58がこの発光部ガイド軸60に沿って上下にスライドできるようになっている。発光部ガイド軸60は、カメラフレームに固定された発光部ガイド軸受け部材61に固定されている。なお、発光窓14、フラッシュ窓53、及びLED窓56は、その何れか1つもしくは2つ又は全部が、光学平板もしくは開口、又はレンズとなっている。
この照明装置23は、発光部保持部材58が上下にスライドすることにより、前カバー21からその一部(フラッシュ照明部54)が突出するポップアップ状態及び完全に埋没される収納状態に状態切替できるようになっている。なお、収納状態へは使用者がポップアップ状態にあるフラッシュ照明部54を押し込み操作することにより、切り替わる。上述のスライドによって、フラッシュ照明部54が、図3のラインAとラインBとの交点部分として図示されているように、発光窓14に対応する位置(第1位置)と、図5にラインCで図示されているように、前カバー21の上面に形成された略矩形状の開口から突出した位置(第2位置)との間で移動できるようになっている。LED照明部57は、フラッシュ照明部54が第1位置にある状態では、該フラッシュ照明部54と撮影レンズ12との間の位置(第3位置)にあり、フラッシュ照明部54の第2位置への移動に伴い、LED照明部57は発光窓14に対応した位置(第1位置)に移動することになる。なお、このときのLED照明部57を、発光窓14を介して発光可能でさえあれば、第1位置そのものではなく、第1位置近傍の位置に移動する構成にしておいても良い。
図6は照明装置23をポップアップする機構の構成を示す図であり、図1のB−B線に沿った断面の一部を示している。ポップアップ機構は、ソレノイド(電磁石)62、ロック部材63、発光部保持部材58を上方に付勢するバネ(不図示)等を備えて構成されている。
ソレノイド62はカメラフレームに固定されており、その作動軸(鉄心)62aにロック部材63の一端が回動可能に及び図6において上下方向に移動可能に連結されている。ロック部材63はその中央部でカメラフレームに回動可能に軸支されている。ロック部材63の他端は略鉤状のロック爪63aとなっており、発光部保持部材58が不図示のバネの付勢力に抗して押し下げられた状態で、発光部カバー58aに一体的に設けられた略鉤状の発光部カバー係止爪58bに係合できるようになっている。非作動時(非通電時)にはソレノイド62の作動軸は、図6に示すように、バネ62bの付勢力によって突出した状態となっており、ロック爪63aと発光部カバー係止爪58bが係合して、フラッシュ照明部54がカメラ11の内部に収容された状態となっている。照明装置23をポップアップするためにソレノイド62が作動(通電)されると、図7に示されているように、その作動軸62aが埋没方向(矢印A方向)に移動し、ロック部材63が反時計方向(矢印B方向)に回転され、図8に示されているように、ロック爪63aの発光部カバー係止爪58bに対する係合が解除され、照明装置23が不図示のバネによる付勢力によって、矢印C方向にポップアップ、即ち、フラッシュ照明部54がカメラ11の上面から突出した第2位置に位置するように、発光部保持部材58がスライドされる。
ソレノイド62はその後、非作動とされ、作動軸62aが突出した状態の元の位置にバネ62bの付勢力によって戻される。照明装置23をカメラ11内に収容する場合には、照明装置23の突出した上面を使用者が手で押し下げることにより、ロック爪63aの一部が発光部カバー係止爪58bと干渉して、ロック部材63が僅かに反時計方向に回動された後に戻って、ロック爪63aが発光部カバー係止爪58bに係合して、元の収容状態に戻すことができるようになっている。
静止画の撮影時には、フラッシュ照明部54を発光窓14に対応した位置(第1位置)に設定した状態、即ち、照明装置23をカメラ11の内部に収容した状態(図4に示した状態)で、フラッシュ照明部54による閃光によって被写体の照明を行うことができる。また、動画の撮影時には、照明装置23をポップアップさせて、LED照明部57を発光窓14に対応した位置(即ち、フラッシュ照明部57を第2位置に)設定した状態(図5に示した状態)で、LED照明部57による連続光によって被写体の照明を行うことができる。照明装置23のポップアップは、カメラ11に設けられた不図示のポップアップボタンを使用者が必要に応じて手動で押下することにより行うことができる。なお、事前のモード選択等に応じて、図2の撮影モード切換スイッチ19が操作されて動画撮影モードに切り換えられた時に、カメラ11の制御部(不図示)が自動でポップアップを行うようにしてもよい。この場合において、露出等に基づいて照明が必要と判断した場合にのみポップアップを行うようにしてもよい。
上述した第1実施形態によれば、図4に示されているように、発光窓14は撮影レンズ12が突出した状態で撮影レンズ12によって遮られて(ケラレて)被写体を十分に照明できないことがないように、即ち図4中の2点鎖線で示す線の傾斜角度が大きくなるように、撮影レンズ12の光軸AXから十分に離間して配置されており、静止画の撮影時には、発光窓14に対応して位置されているフラッシュ照明部54による閃光によって照明し、このとき、LED照明部57は、フラッシュ照明部54と撮影レンズ12との間の位置(第3位置)に設定されている。一方、動画の撮影時には、照明装置23をポップアップして、LED照明部57を当該発光窓14に対応して位置させて、その連続光によって照明する。
このように、照明装置23のポップアップにより単一の発光窓14を介して、閃光と連続光とを切り換えて用いることができるので、それぞれに発光窓を配置していた従来技術(特許文献1)と比較して、カメラの小型化を図ることができる。また、フラッシュ照明部54とLED照明部57は離間されて発光部カバー58aによって隔離された状態にあるので、ストロボ管とLEDとを同一の空間に隣接して配置していた従来技術(特許文献2)と比較して、光量の低下や熱による悪影響が生じることもない。さらに、特許文献3のように、同一の発光窓からXe管もLEDも発光可能なように構成するために、発光窓の近傍にプリズムを固定配置するような構成では、そのプリズムのためのスペースを設ける必要があるが、本実施形態では、そのようなスペースを設けておく必要がなく、装置の小型化を図ることができる。
なお、上述した第1実施形態では、使用者による手動で押し下げることにより、照明装置23をカメラ11の内部に収容する(収納する)ようにしたが、モータ等を用いて、ポップアップ動作も収納動作もボタン操作によって行えるようにしてもよい。この場合において、撮影モード切換スイッチ19によって静止画撮影モードから動画撮影モードに切り換えられた時にポップアップし、動画撮影モードから静止画撮影モードに切り換えられた時に収納するようにしてもよい。また、照明装置23がポップアップ又は収納されたことを検出するセンサを設けて、静止画撮影モードにおいてポップアップされたことが検出されたときに、動画撮影モードに自動的に切り換え、あるいは動画撮影モードにおいて収納されたことが検出されたときに、静止画撮影モードに自動的に切り換えるようにしてもよい。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態を説明する。図9及び図10は本発明の第2実施形態のデジタルカメラの要部構成を示す図であり、図9は収納状態を、図10はポップアップ状態を示している。上述した第1実施形態と実質的に同一の部分には同一の番号を付して、異なる部分のみについて説明する。
即ち、この第2実施形態では、フラッシュ照明部54とLED照明部57との離間間隔を第1実施形態よりも大きくし、照明装置23のスライドのストロークを大きくした点が相違する。第1実施形態では、図5に示したように、ポップアップ状態において、フラッシュ照明部54はカメラ11の上面(前カバー21の上面)に対して比較的に低い位置にある。このため、ポップアップ状態でフラッシュ照明部54及びLED照明部57の両方を発光させて光量アップを図ることを考慮した場合に、フラッシュ照明部54による照明光の一部が前カバー21によって遮られる(ケラレる)。
これに対して、第2実施形態では、ポップアップ状態で、フラッシュ照明部54は、カメラ11の上面(前カバー21の上面)に対して第1実施形態よりも高い位置に設定されるため、前カバー21によって遮られることなく照明光を被写体に向けて射出することが可能である。この場合において、フラッシュ照明部54の配光を、該フラッシュ照明部54が発光窓14に対応した位置にある収納状態で、所定の近距離(例えば、50cm)まで最適化するように設定されている場合、ポップアップさせることにより近距離側に十分な光が届かない可能性があるが、LED照明部57を同時発光させることにより、ある程度補うことができる。また、フラッシュ照明部54とLED照明部57の両方を発光させることによる光量アップが必要な状況は、遠距離撮影(例えば、2mm以上)であることが多いので、実用上、問題となることはないと考えられる。
図11は第2実施形態のデジタルカメラの外観の概略を示す背面図であり、第1実施形態の図2に対応するものである。第1実施形態では、静止画撮影モードと動画撮影モードを切り換える撮影モード切換スイッチ19を設けていたが、この第2実施形態では、静止画撮影モード(Still)と静止画撮影モード/動画撮影モード(Still/Movie)とを切り換える撮影モード切換スイッチ19’としている。この切換スイッチ19’を静止画撮影モード(Still)に設定することにより、図9に示した収納状態でフラッシュ照明部54を用いた照明による静止画撮影が可能となり、静止画撮影モード/動画撮影モード(Still/Movie)に設定することにより、LED照明部57を用いた照明による動画の撮影又はフラッシュ照明部54及びLED照明部57の両方を用いた照明による静止画の撮影が可能となる。
〔第3実施形態〕
次に、本発明の第3実施形態を説明する。図12及び図13は本発明の第3実施形態のデジタルカメラの要部構成を示す断面図であり、図12は収納状態を、図13はポップアップ状態を示している。上述した第1実施形態と実質的に同一の部分には同一の番号を付して、異なる部分のみについて説明する。
即ち、第1実施形態では、フラッシュ照明部54とLED照明部57とは、発光部保持部材58に保持されて一体的に上下にスライドして、単一の発光窓14からそれぞれの照明光を射出するようにしていた。これに対し、この第3実施形態では、フラッシュ照明部54のみを、回動可能に軸支された発光部保持部材71及び発光部カバー71aによって保持し、LED照明部57を構成するLED55を上方を指向してカメラフレームに固定して設けている。発光部保持部材71は前カバー21の一部を構成すると共に、同図で紙面に略垂直に設けられた軸72で軸支されてる。発光部カバー71aの下面は、同図に示されているように、発光部保持部材72の軸72を中心とした回転角度との関係で定められた所定角度の傾斜面となっており、この傾斜面にはミラー73が固定されている。発光部保持部材71が収納状態では、LED照明部57による照明光の光路は該フラッシュ照明部54(発光部カバー71a)によって閉塞されている。発光部保持部材71がポップアップ(時計方向に回動)されると、フラッシュ照明部54が収納状態の時に占有していた空間(発光窓14に対応する部分の空間)が開放され、LED照明部57から上方に向けて射出された照明光は、該空間を光路としてミラー73で反射されて、発光窓14から射出されるようになっている。なお、フラッシュ照明部54をポップアップさせる駆動機構や係止機構(図6参照)は、第1実施形態と同様である。また、この第3実施形態では、第1実施形態のようなLED発光窓56は設けていないが、設けても勿論よい。なお、ミラー73は、必ずしも上述の発光部カバー71aの傾斜面に固定されていなくても良く、フラッシュ照明部54が図13に示すポップアップ状態になったときに、図13に示す位置、あるいはその近傍の位置に移動配置されるように構成されるものであっても良い。
〔第4実施形態〕
次に、本発明の第4実施形態を説明する。図14及び図15は本発明の第4実施形態のデジタルカメラの要部構成を示す図であり、図14は収納状態を、図15はポップアップ状態を示している。上述した第1実施形態と実質的に同一の部分には同一の番号を付して、異なる部分のみについて説明する。
即ち、第1実施形態では、フラッシュ照明部54とLED照明部57とは、発光部保持部材58に保持されて一体的に上下にスライドして、単一の発光窓14からそれぞれの射出光を射出するようにしていた。これに対し、この第4実施形態では、フラッシュ照明部54とLED照明部57を、同図で紙面に略垂直に設けられた軸82で回動可能に軸支された発光部保持部材81に一体的に保持している。発光部保持部材81には、前カバー21の一部を構成する上面を有する発光部カバー81aが取り付けられている。発光部保持部材81が収納状態では、フラッシュ照明部54が発光窓14に対応する位置に設定されており、発光部保持部材81がポップアップ(時計方向に回動)されると、フラッシュ照明部54が収納状態の時に占有していた空間にLED照明部57が移動して発光窓14に対応する位置に設定される。なお、照明装置23をポップアップさせる駆動機構や係止機構(図6参照)は、第1実施形態と同様である。ポップアップ状態で、静止画を撮影する際に、フラッシュ照明部54及びLED照明部57の両方を発光させることにより、LED照明部57よってキャッチライト照明(直接照明)を、フラッシュ照明部57によってバウンス照明(間接照明)を行うことができる。この場合において、フラッシュ照明部54をポップアップ状態でその角度を同図で紙面に垂直な軸回りに微調整できるように構成して、バウンス照明の角度を変更できるようにしてもよい。
なお、以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。従って、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
例えば、上述した実施形態では、上段に配置されるフラッシュ照明部54に閃光を発生するキセノン管51を、下段に配置されるLED照明部57に連続光を発生するLED55を用いた場合について説明したが、両者ともLEDとしてもよい。両者ともLEDとする場合には、フラッシュ照明部54として閃光を発生するLEDを、LED照明部57として連続光を発生するLEDを用いる。この場合において、互いに発光量や特性の異なるLEDを用いることができ、あるいは同じLEDを用いて供給電流や制御方式を異なるものとしてもよい。また、キセノン管やLEDにも限定されず、上段及び下段の一方が閃光を発生するものであり、他方が連続光を発生するものであればよい。
また、上述した実施形態では、照明装置23を内蔵する撮影装置としてのデジタルカメラについての説明としたが、本発明は、照明装置を撮影装置やその他の装置に着脱可能に装着する形式(外付けタイプ)のその照明装置に適用することもできる。
本発明の第1実施形態のデジタルカメラの外観構成の概略を示す正面図である。 本発明の第1実施形態のデジタルカメラの外観構成の概略を示す背面図である。 図1のA−A線に沿った断面図であり、撮影レンズが沈胴(カメラ内に収容)された場合を示している。 図1のA−A線に沿った断面図であり、撮影レンズが突出された場合を示している。 本発明の第1実施形態の要部構成を示す断面図であり、照明装置をポップアップした場合を示している。 本発明の第1実施形態の照明装置のポップアップ機構を示す断面図である。 本発明の第1実施形態の照明装置のポップアップ機構の動作を示す断面図であり、係止状態を示している。 本発明の第1実施形態の照明装置のポップアップ機構の動作を示す断面図であり、係止が解除された状態を示している。 本発明の第2実施形態の要部構成を示す断面図であり、照明装置を収納した場合を示している。 本発明の第2実施形態の要部構成を示す断面図であり、照明装置をポップアップした場合を示している。 本発明の第2実施形態のデジタルカメラの外観構成の概略を示す背面図である。 本発明の第3実施形態の要部構成を示す断面図であり、照明装置を収納した場合を示している。 本発明の第3実施形態の要部構成を示す断面図であり、照明装置をポップアップした場合を示している。 本発明の第4実施形態の要部構成を示す断面図であり、照明装置を収納した場合を示している。 本発明の第4実施形態の要部構成を示す断面図であり、照明装置をポップアップした場合を示している。
符号の説明
11…カメラ、12…撮影レンズ、13…鏡筒、14…発光窓、19,19’…撮影モード切換ボタン、23…照明装置、51…キセノン管、53…フラッシュ窓、54…フラッシュ照明部、55…LED、56…LED窓、57…LED照明部、58,71,81…発光部保持部材、58a,71a,81a…発光部カバー、58a…発光部カバー係止爪、60…発光部ガイド軸、61…発光部ガイド軸受け部材、62…ソレノイド、62a…作動軸、62b…バネ、63…ロック部材、63a…ロック爪、73…ミラー。

Claims (10)

  1. 撮影レンズと、
    前記撮影レンズが設けられた装置筐体と、
    前記装置筐体に設けられた発光窓と、
    第1位置と該第1位置とは異なる第2位置との間で移動可能であり、少なくとも該第1位置にある状態で、前記発光窓を介して照明光を被照明体に対して射出可能な第1照明手段と、
    前記第1照明手段が前記第2位置に移動された状態下において、前記発光窓を介して前記被照明体に照明光を射出可能な第2照明手段と、
    を備えることを特徴とする撮影装置。
  2. 第1位置と該第1位置とは異なる第2位置との間で移動可能であり、少なくとも該第1位置にある状態で、光射出部を介して照明光を被照明体に対して射出可能な第1照明手段と、
    前記第1照明手段が前記第2位置に移動された状態下において、前記光射出部を介して前記被照明体に照明光を射出可能な第2照明手段と、
    を備える照明装置
    及び撮影レンズを備え、
    前記第2照明手段は、前記第1位置もしくはその近傍位置と、前記第1位置及び前記第2位置とは異なる第3位置との間で移動可能であり、前記第1照明手段の該第2位置への移動に伴って該第1位置に移動して、該第1位置から前記被照明体を照明し、
    前記第1位置は、前記光射出部を有する装置筐体の内側の、該光射出部に対応する位置であり、
    前記第2位置は、前記装置筐体の外側の位置であり、
    前記第3位置は、前記装置筐体の内側であって、前記第1位置よりも前記撮影レンズの光軸側の位置であることを特徴とする撮影装置
  3. 前記第2照明手段は、前記第1位置もしくはその近傍位置と、前記第1位置及び前記第2位置とは異なる第3位置との間で移動可能であり、前記第1照明手段の該第2位置への移動に伴って該第1位置に移動して、該第1位置から前記被照明体を照明することを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  4. 前記第2照明手段は、前記第1照明手段が前記第2位置に移動された状態で、該第1照明手段が前記第1位置にあるときに占有していた空間の一部を介して、該第1位置から前記被照明体を照明するように、設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮影装置。
  5. 前記第1照明手段は、該第1照明手段の前記第2位置への移動に伴い、前記第1位置もしくはその近傍に配置される反射部材を有し、
    前記第2照明手段は、前記反射部材及び前記光射出部を介して前記被照明体を照明することを特徴とする請求項に記載の撮影装置。
  6. 前記反射部材は、前記第1照明手段の前記第2位置への移動に伴い、該第1照明手段が前記第1位置にあるときに占有していた空間に配置されることを特徴とする請求項に記載の撮影装置。
  7. 前記第1照明手段は、前記第2位置にある状態でも、前記被照明体を照明可能であり、該第2位置にある状態では、前記第2照明手段による前記被照明体の照明方向に対して所定の角度をもって傾いた方向へ照明することを特徴とする請求項1〜の何れか一項に記載の撮影装置。
  8. 前記第1照明手段は前記照明光として閃光を前記被照明体に照射するものであり、
    静止画の撮影時には、前記第1位置に前記第1照明手段がある状態で、該第1照明手段により前記被照明体としての被写体を照明することを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載の撮影装置。
  9. 前記第2照明手段は前記照明光として連続光を前記被照明体に照射するものであり、
    動画の撮影時もしくは静止画の連続撮影時には、前記第2位置に前記第1照明手段がある状態で、前記第2照明手段により前記被照明体としての被写体を照明することを特徴とする請求項1〜8の何れか一項に記載の撮影装置。
  10. 静止画の撮影時に、前記第2位置に前記第1照明手段がある状態で、該第1照明手段により前記被照明体としての被写体を照明することに加えて、前記第2照明手段により該被写体を照明することを特徴とする請求項1〜9の何れか一項に記載の撮影装置。
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