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JP5194041B2 - シートを曲げ加工するためのプレスブレーキ - Google Patents

シートを曲げ加工するためのプレスブレーキ Download PDF

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Description

本発明は、変形が制御されたテーブルを有する曲げプレス又は「プレスブレーキ」に関する。
曲げプレスは、それ自体周知であるタイプの工作機械である。添付の図1に示すように、機械は、下部テーブル12と、下部テーブル12に対して移動可能な上部テーブル14とを含む。通常、下部テーブル12は動かず、上部テーブル14は、上部テーブルの端部14a及び14bに作用するアクチュエータV及びVからの駆動を受けて、下部テーブル12の方へ移動させられるのに適している。通常、下部テーブル12は、ベンディング・マトリックス18を固定するための固定手段16が取り付けられた自由端縁12aを有する。同様に、上部テーブル14の端縁14cには、曲げパンチ22を固定するための固定手段20が取り付けられている。
金属シート又は積層Fが、下部テーブル12のベンディング・マトリックス18上に配置される。シートFは、状況に応じて長さが大きく変化し得る。アクチュエータV及びVのピストンからの駆動を受けて、上部テーブルに取り付けられたパンチ22は、下部テーブルのマトリックス上に配置されたシートの方へ移動する。パンチ22がシートFと接触するとすぐに、最初は弾性域で、その後は塑性域で、パンチが入り込むにつれてシートの内部で力が増大し始め、それによりシートを永久的に曲げることができる。
テーブル14の端部14a、14bに作用するアクチュエータV及びVによって上部テーブル14に力が加えられるので、テーブルの2つの端部の間に分配される線形負荷は、テーブルの中央平面の近くに変形の最大値を有する凹弧の形のラインに沿って変形する上部テーブルに対応する。これは、曲げ加工の目的で、曲げ加工が終わったとき、パンチ22の中央部は端部よりもシートFに入り込まないことを意味する。その結果、それ自体は曲げ加工の間完全にまっすぐのままであるマトリックス18上で曲げ加工を行なうと、その端部でよりもその中央部でより広い曲げ角度を有するワークピースが得られる結果となる。このような結果は、当然容認できない。
この欠点を改善するため、曲げ加工されたシートの全長にわたって実質的に等しい曲げを得るために、テーブルの端縁でこれらの変形を制御する目的で、様々な解決法が提案されてきた。
従来、これらの解決法は、例えば図1に示されるスロット24及び26のような、プレスの中央平面P’Pに関して対称に下部テーブル12内に形成されたスロットを設けることを含む。これらのスロット24、26は、その結果、スロットのない下部テーブル12の中央領域28をそれらの間に定め、この中央領域28は長さbを有し、両方のスロット24及び26は長さaである。従来のタイプのスロット24及び26、すなわち、それらの間に長さbのスロットなし部分28を残すスロット24及び26によって、上部及び下部のテーブル14及び12の端縁に実質的に平行な変形が得られる。
可動テーブル14を垂直に移動させるためのアクチュエータV、Vによって力が加えられたときにテーブル12、14の移動を管理するために、曲げプレスでフレームは、従来、可動テーブル14を横方向に案内するための、そしてアクチュエータV、Vによって金属シート又は積層の曲げ力を加える全期間の間、可動テーブル14の移動軸上に固定テーブル12を保持するための2つのチーク70、71を含む。可動テーブル14は、移動する間に前記テーブル14が相互作用するチーク70、71の反対側の面に接触してスライドすることを促進するように、ローラーを含む。また、現在のところ、固定テーブルは、テーブルの端縁が金属シートを曲げ加工する間の曲げ力の応力を受けて変形させられるとき、チーク70、71の反対側の面に作用するガイドレールを含む。これらのレールは、摩擦力を制限する材料で作られている。それらは一般に、機械加工された鋼、ブロンズ、又は合成材料で作られている。チーク70、71とテーブル12の変形可能な部分との間にいかなる遊びもなく正確な案内をもたらすために、更に最高の剛性を確実にするために、これらのガイドレールは、ばね座金及びそれらの位置の正確な幾何学的な調整によって、しばしばプレストレス力を受ける。
しかしながら、ガイドレールを使用する解決法は、完全に申し分ないというわけではない。
多数の摩擦領域及びガイドレールの必要なプレストレスは、比較的大きい力を伴うことを意味する。その結果、スロットを有するテーブルの端縁での変形は十分に制御されず、特にスロットが長い場合、金属シートの曲げ加工の間の端縁の位置決め誤差につながることがある。また、スロットを有するテーブルの端縁が、曲げ加工後、その非変形位置に戻るとき、振動が起こり得る。この現象を低減するために、ガイドレール及び/又はチークの摩擦面を潤滑することが必要であり、そして、それは特に付加的なメンテナンス費用をもたらす。
また、ガイドレールはコストにおける特定の重要な部分であり、それらは摩耗を生じて交換されることを必要とする場合がある。
本発明は、所望の機能の性能を高めつつ、上述の欠点を解決することを提案する。
本発明は、従って、少なくとも1つの金属シートを曲げ加工するための曲げプレスであって、プレスは、固定フレームと、第1の曲げ工具が取り付けられた端縁を有する第1のテーブルと、第1のテーブルの端縁と向かい合わせに位置し且つ第2の曲げ工具が取り付けられた端縁を有する第2のテーブルとを備え、第1のテーブルは、第1及び第2の曲げ工具の間に配置されたシートに曲げ力をかけるために第2のテーブルに対して移動方向に移動可能であり、一方、第2のテーブルはフレームに対して保持され、第2のテーブルの変形可能な部分は移動方向に変形することが可能であり、
曲げプレスは、少なくとも1つの連結ロッドを含み、連結ロッドは、移動方向に対して実質的に垂直に向きを定められ、第2のテーブルの変形可能な部分に固定された一端を有し、且つフレームに固定された他端を有することを特徴とする曲げプレスを提供する。
本発明によって、変形可能な部分を有するテーブルの変形の案内から、いかなる過剰な摩擦及びヒステリシス挙動も排除される(固定テーブルの少なくとも一部分を、その端縁が可動テーブルと向かい合う端縁の曲線に平行な曲線に沿うように変形することを可能にするスロット又は他の何らかのシステムの存在に関連して)と共に、より低コストで、非常に高い操作精度を確実にする。また、潤滑油を使用することにより摩擦を制限することに関連する従来技術のメンテナンスは、連結ロッドがこのようなメンテナンスを必要としないため排除される。
有利には、第1及び第2のテーブルはそれぞれ上部及び下部のテーブルであり、移動方向は垂直である。
好ましくは、本発明の曲げプレスは、少なくとも1つの連結ロッド対を含む。この構成において、有利には、両方の連結ロッドが、実質的に移動方向を含む一平面内に延びる。
有利には、曲げプレスは、第1のテーブルの移動を移動方向に沿って案内するための少なくとも1つの案内要素を含み、2つの連結ロッドを有する実施形態において、連結ロッド対の両方の連結ロッドは、第2のテーブルの領域において前記案内要素の投影によって画定されるゾーンに延伸する。
好ましくは、本発明の曲げプレスは、移動方向において横方向に離間して配置された2つの連結ロッド対を含む。
有利には、フレームは2つのチークを有し、2つのチークは、移動方向と実質的に平行であり、前記方向において横方向に離間して配置される。
本発明の実施形態において、各連結ロッドは、その軸に沿って様々な異なる直径を有する円筒の形状を有する。この構成において、連結ロッドは小径の中央部と大径の端部とを有するように備えられてもよい。
有利には、連結ロッドの大径の端部は、それぞれ、フレームの一部と、第2のテーブルの変形可能な部分とに差し込まれる。
有利には、連結ロッドの小径の中央部の一部は、フレームの前記一部分及び第2のテーブルの前記変形可能な部分によって構成される要素の1つであるクリアランスに係合する。
本発明の有益な側面において、静止時に、各連結ロッドは直線の軸に沿って延びており、ロッドは、ロッドの端部がロッドの長さの少なくとも0.5%までの値dだけその直線軸に対してずらされ得るように可撓性である。
本発明の特に有益な側面において、第2のテーブルは少なくとも1つのスロットを有し、変形可能な部分は前記スロットと第2のテーブルの端縁との間に延びる。
有利には、各連結ロッドは、最大の剛性を確実にするために、高い弾性率、すなわち200MPa(メガパスカル)より大きい弾性率を有する材料で作られている。
好ましくは、各連結ロッドは、バナジウム、マンガン、又はシリコン−モリブデンを有するマンガンシリコン鋼又はクロミウム鋼の群からの鋼からなる材料で作られている。当然のことながら、破壊又は塑性変形の危険性なしに充分な柔軟性を得ることを可能にする他のいかなる材料も適している。
本発明の他の特性及び効果は、非限定的な実施例として与えられる本発明の様々な好ましい実施例の以下の説明を読むことによって、よりよく理解することができる。説明は添付図を参照する。
中央平面P’Pの両側にそれぞれ位置し且つ下部テーブルの反対側から延伸する2つのスロットを有する曲げプレスを示す。 本発明の連結ロッドの実施形態の図である。 本発明の2つの各連結ロッド対が取り付けられた平行な横方向の案内軸を有する本発明の曲げプレスの正面図を示す。 2つの連結ロッド対の一方を有する図3に示される曲げプレスの一部の拡大図である。 図4の側面図である。 連結ロッド対によって互いに接続された側面ガイドチークと下部テーブルの一部とを示す斜視図である。 下部テーブルに負荷がない場合の、連結ロッド対と一緒の側面ガイドチークと下部テーブルの一部の断面図である。 下部テーブルが全負荷にある場合の、図7と同一の図である。
以下において、下部テーブル12は、理想的に曲げプレスの中央平面P’Pに関してそれぞれ対称に配置されたスロット24、26を有する固定テーブルであり、一方、上部テーブル14は、可動アクチュエータV、Vからの駆動を受ける可動テーブルであると考える。また、アクチュエータV、Vは、上部テーブル14の移動軸Dに沿って上部テーブル14及び下部テーブル12の変形可能な部分112の移動を垂直に案内するためのガイド手段(図示せず)を有する。
図1を参照して前述したように、可動テーブル14の2つの反対側の端部に位置するアクチュエータV及びVのピストンからの駆動を受けて、固定テーブル12の上部112、すなわち、スロット24及び26と下部テーブル12の上端縁12aとの間に位置するテーブル12の部分は、移動Dの結果として移動し又は湾曲する。
本発明は、下部テーブル12の変形可能な部分112の移動が、前記変形可能な部分112のいかなる横方向の移動もなく、テーブル12を含む垂直プリズムの範囲内で行われるように、変形可能な部分112の移動を加え又は案内する解決法を提供する。下部テーブル12の変形可能な部分112に関する「横方向の移動」という用語は、図5に示され、且つそれぞれ下部テーブル12の反対側の端縁の軸に対応する、2つの平行な軸XとXとの間に画定されるスペース内に含まれるいかなる移動をも言うものとして理解すべきである。
図2A及び2Bは、本発明の連結ロッド100の実施形態を示す。連結ロッド100は、軸X’Xに沿って延び、3つの実質的に円筒状の部分、2つの端部100a及び100bと、前記2つの端部100a及び100b間の1つの中央部100cとを含む。端部100a、100bは、前記中央部100cがより大きな弾性曲げ性能を示すように、中央部100cの直径より大きい直径である。従って、その端部100a又は100bの一方によって下部テーブル12の変形可能な上部部分112に固定され、且つその他方の端部100a又は100bによって曲げプレスのフレームに固定される連結ロッド100は、曲げ力が金属シートFに加えられたときに、中央部100cの前記弾性曲げによって、下部テーブル12の上部部分112の移動又は変形を加えることが可能である。
連結ロッド100の端部100bは、端部100aの直径より大きい直径を有することに留意されたい。
図3において、2つの連結ロッド対100、101は、下部テーブル12に固定される。前記2つの連結ロッド対100、101は、下部テーブル12の反対側の端縁の付近に、互いに少し離れて配置される。各連結ロッド100又は101は、その端部100a又は100bの一方によって、テーブル12の変形可能な部分112に固定され、その他方の端部100a又は100bが、曲げプレスのフレームの2つのチーク70、71の一方に固定される。側面ガイドチーク70、71の各々は、2つのアクチュエータV、Vのそれぞれ一方の下で垂直に延びる。チーク70、71は、下部テーブル12の平面に対して垂直に、且つ実質的に移動方向Dに平行に延びる。
図4〜6に示されるように、単一の対の2つの連結ロッド100、101はチーク70、71の平面内に、従って下部テーブル12の平面に対して垂直に延びる。
連結ロッド100、101の端部100bは、従来の機械的手段によってテーブル12の変形可能な部分112に固定される。この実施形態において、2つのナット200、201が、端部100bの両端で、テーブル12の反対側の端縁に対して係合し、それによってテーブル12に端部100bを堅固に固定する。また、変形可能な部分112に孔が設けられ、孔には、連結ロッド100、101の端部100bがねじを切るために挿入され、一方、端部100bは孔のタッピング(ねじ切り)と共同するようにねじ切られてもよい。
本発明を説明するために選ばれた実施例において、連結ロッド100、101の端部100bは、下部テーブル12の厚みに等しい長さを有する。連結ロッド100、101の各々の他方の端部100aは、端部100aの直径に実質的に等しい直径のハウジング300に差し込まれる。連結ロッド100、101の端部100aは、この実施形態では、ピン50によってチーク70、71に固定される。チーク70、71及び連結ロッド100、101の端部100aは、実質的に同じ直径のそれぞれの横方向の孔を含み、前記孔の各々は、チークの70又は71と、対応する連結ロッド100、101の端部100aとの両方を通過する。連結ロッド100、101をチーク70、71に固定するために、ピン50がチーク70又は71を通って連結ロッド100、101の端部100aに案内されることができるように、端部100aがチーク70、71のハウジング300内へと深く差し込まれるとき、端部100aの孔はチーク70、71の孔と一致する。
連結ロッド100、101は、その端部100bでは、複数の固定点を介して固定され、具体的には、添付図で示した実施形態では2つのナット200、201によって、特に堅固な固定を構成するが、連結ロッド100、101は、その端部100aでは、1つの固定点又は軸のみで固定される。端部100a、100bは、永久的に又は分離可能に、テーブル12及びチーク70、71に固定される。分離不可能な固定のために、端部100a、100bのそれぞれテーブル12及びチーク70、71への前記固定を、溶接又は接着剤によって行うことができる。一方、分離可能な固定のために、端部を、ねじ固定するか、キー固定するか、或いは他の方法で機械的に固定することができる。
また、連結ロッド100、101の中央部100cが端部100a、100bの直径より小さい直径を有し、ハウジング300が端部100aの直径より実質的に大きい直径を有するので、中央部100cはハウジング300内で移動するか又は曲がる能力を有する。従って、連結ロッド100、101の中央部100cの最大の曲げの間でさえ、前記ロッド100、101は、ハウジング300への入口で端縁に接触しない。連結ロッド100、101はその縦軸X’Xに沿った引張り/圧縮において非常に高い剛性を有することに留意されたい。
チーク70又は71及びテーブル12の変形可能な部分112に固定された連結ロッド対100、101を有する実施形態において、前記ロッドの端部100a、100bは、チーク70又は71とテーブル12の変形可能な部分112との間に変形可能な平行四辺形の4つの頂点を形成する。当然のことながら、1つのみの連結ロッド100、101の代わりに連結ロッド対100、101を使用することにより、テーブルの変形可能な部分112の案内が特に改良されている。また、本発明は連結ロッド対の使用に限られず、連結ロッドの各組が2つより多い連結ロッド100、101を提供することができる。
図7及び8は、それぞれ下部テーブル12への負荷がない場合、及び前記テーブル12が全負荷を受けている場合の、連結ロッド対100、101を示す。その初期状態において、負荷がない場合、連結ロッド100、101の中央部100cは、その端部100bと端部100aとの間に垂直のずれdがあり、端部100bが端部100aよりも高いように、曲げを生じる。連結ロッド100、101の端部100aと100bとの間のずれdは、ロッド100、101のプレストレス付与に相当する。金属シート又は積層Fを曲げ加工するために力Fが加えられたとき、この初期のプレストレスはゼロまで低下し(下部テーブル12のストロークの中間で)、次いで、最終的な応力が、最初に(静止時に)連結ロッド100、101に作用するプレストレスと値が等しく且つ符号が反対であるように、下部テーブル12は移動方向Dにおいて距離dだけもう一度移動させられる。端部100a及び100bの間の初期のずれを移動Dと反対方向に有する(すなわち、下部テーブル12の変形可能な部分112に固定された端部100bが、チーク70又は71に固定された端部100aよりも距離dだけ高い)ことの効果は、テーブル12の変形可能な部分112が移動するときに連結ロッド100、101がより大きな曲げ能力を有することにある。これにより、下部テーブル12の変形可能な部分112をより長いストロークにわたって案内することが可能となり、図7〜8の実施形態において、1ストロークは距離2dにわたる。従って、その端部100bが移動Dと反対方向に端部100aに対して最大距離(塑性変形なしで曲がる能力の範囲内で)ずらされるように、連結ロッド100、101にプレストレスを加えると決めた場合、連結ロッド100、101は、変形可能な部分112が理想的に湾曲し、その結果、テーブル12の端縁12aの端部が、実際に、テーブル14の端部14a、14bの間で端縁14cと平行に変形するように、その最大のずれの2倍の距離にわたって案内される。従って、一例として、2つの端部100a、100bの間の初期のずれ(移動Dと反対方向における)が1mm[ミリメートル]に等しい場合、下部テーブル12の変形可能な部分112が連結ロッドによって案内されるストロークの長さは、少なくとも2mmに等しくなる。
一例として、連結ロッド100、101は、14mmの平均直径(連結ロッド100、101の様々な部分100a、100b及び100cの直径の平均)に対して150mmの長さを有する。この構成において、連結ロッド100、101の2つの端部100a、100bの間の垂直のずれは、0〜1.5mmの範囲であってもよい。

Claims (15)

  1. 少なくとも1つの金属シート(F)を曲げ加工するための曲げプレスであって、
    前記プレスは、固定フレームと、第1の曲げ工具が取り付けられた端縁(14c)を有する第1のテーブル(14)と、前記第1のテーブル(14)の端縁(14c)と向かい合わせに位置し且つ第2の曲げ工具が取り付けられた端縁(12a)を有する第2のテーブル(12)とを備え、
    前記第1のテーブル(14)は、前記第1及び第2の曲げ工具の間に配置された前記シート(F)に曲げ力をかけるために前記第2のテーブル(12)に対して移動方向(D)に移動可能であり、一方、前記第2のテーブル(12)は前記フレームに対して保持され、前記第2のテーブル(12)の変形可能な部分(112)は前記移動方向(D)に変形することが可能であり、
    前記曲げプレスは、少なくとも1つの連結ロッド(100又は101)を含み、前記連結ロッドは、前記移動方向に対して実質的に直交する方向を向き、前記第2のテーブル(12)の変形可能な部分(112)に固定された一端(100a又は100b)を有し、且つ前記フレームに固定された他端(100a又は100b)を有し、
    各連結ロッド(100、101)は、静止時に、直線の軸に沿って延びるか又は、第2テーブル側の端部(100b)がフレーム側端部(100a)より上に位置しており、曲げ加工時には、前記第2テーブル側の端部(100b)が弾性限界内の所定範囲dで、前記フレーム側端部(100a)より下に位置するようにずらされ得るように可撓性であることを特徴とすることを特徴とする曲げプレス。
  2. 前記第1及び第2のテーブル(12、14)はそれぞれ上部及び下部のテーブル(14、12)であり、前記移動方向(D)は垂直であることを特徴とする、請求項1に記載の曲げプレス。
  3. 前記曲げプレスは、少なくとも1つの連結ロッド対(100、101)を含むことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の曲げプレス。
  4. 両方の連結ロッド(100、101)が、実質的に前記移動方向(D)を含む一平面内に延びることを特徴とする、請求項3に記載の曲げプレス。
  5. 前記曲げプレスは、前記第1のテーブル(14)の移動を前記移動方向(D)に沿って案内するための少なくとも1つの案内要素(V、V)を含むことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の曲げプレス。
  6. 前記連結ロッド対(100、101)の両方の連結ロッド(100、101)は、前記第2のテーブル(12)の領域において前記案内要素(V、V)の投影によって画定されるゾーンに延伸することを特徴とする、請求項3及び5に記載の曲げプレス。
  7. 前記曲げプレスは、前記移動方向(D)において横方向に離間して配置された2つの連結ロッド対(100、101)を含むことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の曲げプレス。
  8. 前記フレームは2つのチーク(70、71)を有し、前記2つのチークは、前記移動方向と実質的に平行であり、前記移動方向(D)において横方向に離間して配置されることを特徴とする、請求項7に記載の曲げプレス。
  9. 各連結ロッド(100、101)は、その軸に沿って様々な異なる直径を有する円筒の形状を有することを特徴とする、上記請求項1〜8のいずれかに記載の曲げプレス。
  10. 前記連結ロッド(100、101)は小径の中央部(100c)と大径の端部(100a、100b)とを有することを特徴とする、請求項9に記載の曲げプレス。
  11. 前記連結ロッド(100、101)の前記大径の端部(100a、100b)は、それぞれ、前記フレーム(70、71)の一部分と、前記第2のテーブル(12)の変形可能な部分(112)とに差し込まれることを特徴とする、請求項10に記載の曲げプレス。
  12. 前記連結ロッド(100、101)の前記小径の中央部(100c)の一部は、前記フレーム(70、71)の前記一部分及び前記第2のテーブル(12)の前記変形可能な部分(112)によって構成される要素の1つであるクリアランスに係合することを特徴とする、請求項11に記載の曲げプレス。
  13. 静止時に、各連結ロッド(100、101)は直線の軸に沿って延びており、前記ロッド(100、101)は、前記ロッドの端部(100a、100b)が前記ロッド(100、101)の長さの少なくとも0.5%までの値(d)だけその直線軸に対してずらされ得るように可撓性であることを特徴とする、上記請求項1〜12のいずれかに記載の曲げプレス。
  14. 前記第2のテーブル(12)は少なくとも1つのスロット(24、26)を有し、前記変形可能な部分(112)は前記スロット(24、26)と前記第2のテーブル(12)の上端縁(12a)との間に延びることを特徴とする、上記請求項1〜13のいずれかに記載の曲げプレス。
  15. 各連結ロッド(100、101)は、高い弾性率、すなわち200MPaより大きい弾性率を有する材料で作られていることを特徴とする、上記請求項1〜14のいずれかに記載の曲げプレス。
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