JP2001121214A - プレスブレーキのクラウニング装置 - Google Patents
プレスブレーキのクラウニング装置Info
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- JP2001121214A JP2001121214A JP30584099A JP30584099A JP2001121214A JP 2001121214 A JP2001121214 A JP 2001121214A JP 30584099 A JP30584099 A JP 30584099A JP 30584099 A JP30584099 A JP 30584099A JP 2001121214 A JP2001121214 A JP 2001121214A
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- press brake
- slit
- crowning
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 プレスブレーキの上下テーブルの破損および
変形を防止して平行に撓ませ、曲げ加工精度の向上を図
ることのできるプレスブレーキのクラウニング装置を提
供する。 【解決手段】 上下テーブル５Ｕ、５Ｌの相対的上下移
動により、パンチＰとダイＤとの協働でワークＷに曲げ
加工を行う際に、上部テーブル５Ｕと下部テーブル５Ｌ
の撓みが平行となるように下部テーブル５Ｌにスリット
９が設けられているが、このスリット９の下部テーブル
中央側端部に設けられている丸穴１３部分を前後両側か
ら補強板１９により補強すると共に、下部テーブル５Ｌ
を貫通する連結材１７により前後補強板１９を連結し
て、下部テーブル５Ｌの撓みが上部テーブル５Ｕの撓み
と平行になるようにする。
変形を防止して平行に撓ませ、曲げ加工精度の向上を図
ることのできるプレスブレーキのクラウニング装置を提
供する。 【解決手段】 上下テーブル５Ｕ、５Ｌの相対的上下移
動により、パンチＰとダイＤとの協働でワークＷに曲げ
加工を行う際に、上部テーブル５Ｕと下部テーブル５Ｌ
の撓みが平行となるように下部テーブル５Ｌにスリット
９が設けられているが、このスリット９の下部テーブル
中央側端部に設けられている丸穴１３部分を前後両側か
ら補強板１９により補強すると共に、下部テーブル５Ｌ
を貫通する連結材１７により前後補強板１９を連結し
て、下部テーブル５Ｌの撓みが上部テーブル５Ｕの撓み
と平行になるようにする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、プレスブレーキ
における上下テーブルを平行に撓ませるために下部テー
ブルにスリットが設けられているプレスブレーキのクラ
ウニング装置に関するものである。
における上下テーブルを平行に撓ませるために下部テー
ブルにスリットが設けられているプレスブレーキのクラ
ウニング装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図７（Ａ）、（Ｂ）を参照するに、従来
より上部テーブル１０１Ｕの左右両端にシリンダ１０３
を有し、上部テーブル１０１Ｕの下端に取り付けられた
パンチＰと、下部テーブル１０１Ｌの上端に取り付けら
れたダイＤとの協働によりワークＷに曲げ加工を行うプ
レスブレーキ１０５では、下部テーブル１０１Ｌにスリ
ット１０７を切り欠くことにより、加工時に上下テーブ
ル１０１Ｕ、１０１Ｌを平行に撓ませて通り精度の向上
を低コストで実現している。
より上部テーブル１０１Ｕの左右両端にシリンダ１０３
を有し、上部テーブル１０１Ｕの下端に取り付けられた
パンチＰと、下部テーブル１０１Ｌの上端に取り付けら
れたダイＤとの協働によりワークＷに曲げ加工を行うプ
レスブレーキ１０５では、下部テーブル１０１Ｌにスリ
ット１０７を切り欠くことにより、加工時に上下テーブ
ル１０１Ｕ、１０１Ｌを平行に撓ませて通り精度の向上
を低コストで実現している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の技術にあっては、図８（Ａ）に示されているよ
うに、下部テーブル１０１Ｌに例えば等分布荷重を載荷
すると破線で示されるように変形する。
な従来の技術にあっては、図８（Ａ）に示されているよ
うに、下部テーブル１０１Ｌに例えば等分布荷重を載荷
すると破線で示されるように変形する。
【０００４】この下部テーブル１０１Ｌを、図８（Ｂ）
に示されているように、スリット１０７を境にして上の
梁１０９Ｕと下の梁１０９Ｌに分けて考えると、上の梁
１０９Ｕが撓むことにより上部テーブル１０１Ｕと平行
となって通り精度を出す。この時、図８（Ｂ）中Ａ部に
応力を発生する。同様に下の梁１０９Ｌにも荷重がかか
り、Ｃ部とＤ部との間が狭くなる方向に変形してＢ部に
高い応力が発生する。
に示されているように、スリット１０７を境にして上の
梁１０９Ｕと下の梁１０９Ｌに分けて考えると、上の梁
１０９Ｕが撓むことにより上部テーブル１０１Ｕと平行
となって通り精度を出す。この時、図８（Ｂ）中Ａ部に
応力を発生する。同様に下の梁１０９Ｌにも荷重がかか
り、Ｃ部とＤ部との間が狭くなる方向に変形してＢ部に
高い応力が発生する。
【０００５】このため、加圧した時に図７（Ａ）中Ｂ部
に高い応力が発生して、許容応力を超えて破損したり塑
性変形を起こして曲げ加工精度が低下するという問題が
ある。
に高い応力が発生して、許容応力を超えて破損したり塑
性変形を起こして曲げ加工精度が低下するという問題が
ある。
【０００６】この発明の目的は、以上のような従来の技
術の問題点に着目してなされたものであり、プレスブレ
ーキの上下テーブルの破損および変形を防止して平行に
撓ませ、曲げ加工精度の向上を図ることのできるプレス
ブレーキのクラウニング装置を提供することにある。
術の問題点に着目してなされたものであり、プレスブレ
ーキの上下テーブルの破損および変形を防止して平行に
撓ませ、曲げ加工精度の向上を図ることのできるプレス
ブレーキのクラウニング装置を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項１による発明のプレスブレーキのクラウニ
ング装置は、上部テーブルの下端部に取り付けられたパ
ンチと下部テーブルの上端部に取り付けられたダイとの
協働によりワークに曲げ加工を行うプレスブレーキのク
ラウニング装置であって、前記上部テーブルと下部テー
ブルの撓みを平行にすべく下部テーブルに設けられてい
るスリットの下側とこのスリットの先端の丸穴より下部
テーブル中央寄り部分とを連結して下部テーブルの前後
両面を補強する一対の補強板と、この一対の補強板を連
結すべく前記下部テーブルを貫通する連結材と、を備え
てなることを特徴とするものである。
めに、請求項１による発明のプレスブレーキのクラウニ
ング装置は、上部テーブルの下端部に取り付けられたパ
ンチと下部テーブルの上端部に取り付けられたダイとの
協働によりワークに曲げ加工を行うプレスブレーキのク
ラウニング装置であって、前記上部テーブルと下部テー
ブルの撓みを平行にすべく下部テーブルに設けられてい
るスリットの下側とこのスリットの先端の丸穴より下部
テーブル中央寄り部分とを連結して下部テーブルの前後
両面を補強する一対の補強板と、この一対の補強板を連
結すべく前記下部テーブルを貫通する連結材と、を備え
てなることを特徴とするものである。
【０００８】従って、上下テーブルの相対的上下移動に
より、パンチとダイとの協働でワークに曲げ加工を行う
際に、上部テーブルと下部テーブルの撓みが平行となる
ように下部テーブルにスリットが設けられているが、こ
のスリットの下部テーブル中央側端部に設けられている
丸穴部分を前後両側から補強板により補強すると共に、
下部テーブルを貫通する連結材により前後補強板を連結
して、下部テーブルの撓みが上部テーブルの撓みと平行
になるようにする。
より、パンチとダイとの協働でワークに曲げ加工を行う
際に、上部テーブルと下部テーブルの撓みが平行となる
ように下部テーブルにスリットが設けられているが、こ
のスリットの下部テーブル中央側端部に設けられている
丸穴部分を前後両側から補強板により補強すると共に、
下部テーブルを貫通する連結材により前後補強板を連結
して、下部テーブルの撓みが上部テーブルの撓みと平行
になるようにする。
【０００９】請求項２による発明のプレスブレーキのク
ラウニング装置は、請求項１記載のプレスブレーキのク
ラウニング装置において、前記補強板が、全体ほぼ三角
形状をしており、前記スリットの下側の辺および前記丸
穴の上側であって中央寄りの辺が溶接により前記下部テ
ーブルに固定されていること、を特徴とするものであ
る。
ラウニング装置は、請求項１記載のプレスブレーキのク
ラウニング装置において、前記補強板が、全体ほぼ三角
形状をしており、前記スリットの下側の辺および前記丸
穴の上側であって中央寄りの辺が溶接により前記下部テ
ーブルに固定されていること、を特徴とするものであ
る。
【００１０】従って、ほぼ三角形状の補強板を、スリッ
トの下側の辺と丸穴より中央側の辺を溶接で下部テーブ
ルに固定して、スリットの丸穴付近に発生する応力を低
減させる。
トの下側の辺と丸穴より中央側の辺を溶接で下部テーブ
ルに固定して、スリットの丸穴付近に発生する応力を低
減させる。
【００１１】請求項３による発明のプレスブレーキのク
ラウニング装置は、請求項１記載のプレスブレーキのク
ラウニング装置において、前記連結材が、前記下部テー
ブルに設けられた貫通穴に接触しないように下部テーブ
ルを貫通していること、を特徴とするものである。
ラウニング装置は、請求項１記載のプレスブレーキのク
ラウニング装置において、前記連結材が、前記下部テー
ブルに設けられた貫通穴に接触しないように下部テーブ
ルを貫通していること、を特徴とするものである。
【００１２】従って、下部テーブルに設けられた貫通穴
に接触しないように、下部テーブルを貫通する連結材に
より両側の補強板を連結して、補強板に生じる応力を低
減する。
に接触しないように、下部テーブルを貫通する連結材に
より両側の補強板を連結して、補強板に生じる応力を低
減する。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。
面に基づいて詳細に説明する。
【００１４】図３（Ａ）、（Ｂ）には、プレスブレーキ
１の全体が示されているが、プレスブレーキ１はすでに
よく知られたものなので、概略のみ説明する。
１の全体が示されているが、プレスブレーキ１はすでに
よく知られたものなので、概略のみ説明する。
【００１５】プレスブレーキ１では、左右の側板３Ｌ、
３Ｒが立設されており、この両側板３Ｌ、３Ｒの上部前
面間には上部テーブル５Ｕが上下移動自在に設けられて
いる。また両側板３Ｌ、３Ｒの上部前面には左右のシリ
ンダ７が設けられており、前述の上部テーブル５Ｕの上
下移動を行う。上部テーブル５の下端部にはパンチＰが
交換自在に取り付けられている。
３Ｒが立設されており、この両側板３Ｌ、３Ｒの上部前
面間には上部テーブル５Ｕが上下移動自在に設けられて
いる。また両側板３Ｌ、３Ｒの上部前面には左右のシリ
ンダ７が設けられており、前述の上部テーブル５Ｕの上
下移動を行う。上部テーブル５の下端部にはパンチＰが
交換自在に取り付けられている。
【００１６】前記両側板３Ｌ、３Ｒの下部前面間には下
部テーブル５Ｌが固定されており、下部テーブル５Ｌの
上端にはダイＤが交換自在に取り付けられている。ま
た、下部テーブル５Ｌの中央高さ位置には、上下テーブ
ル５Ｕ、５Ｌを平行に撓ませるクラウニング装置とし
て、左右両端部から中央に向けて詳細を後述するスリッ
ト９が各々設けられている。
部テーブル５Ｌが固定されており、下部テーブル５Ｌの
上端にはダイＤが交換自在に取り付けられている。ま
た、下部テーブル５Ｌの中央高さ位置には、上下テーブ
ル５Ｕ、５Ｌを平行に撓ませるクラウニング装置とし
て、左右両端部から中央に向けて詳細を後述するスリッ
ト９が各々設けられている。
【００１７】上記構成により、パンチＰとダイＤの間に
ワークＷを位置決めし、シリンダ７により上部テーブル
５Ｕを下降させて、パンチＰとダイＤとの協働でワーク
Ｗの曲げ加工を行うものである。
ワークＷを位置決めし、シリンダ７により上部テーブル
５Ｕを下降させて、パンチＰとダイＤとの協働でワーク
Ｗの曲げ加工を行うものである。
【００１８】図１（Ａ）、（Ｂ）には、この発明に係る
プレスブレーキのクラウニング装置１１の一実施の形態
が示されている。このクラウニング装置１１では、下部
テーブル５Ｌの中央高さ位置において左右両端部から中
央下方へスリット９が設けられており、このスリット９
の先端部は下部テーブル５Ｌの中央寄りの左右両側にほ
ぼ円形状の丸穴１３が設けられている。
プレスブレーキのクラウニング装置１１の一実施の形態
が示されている。このクラウニング装置１１では、下部
テーブル５Ｌの中央高さ位置において左右両端部から中
央下方へスリット９が設けられており、このスリット９
の先端部は下部テーブル５Ｌの中央寄りの左右両側にほ
ぼ円形状の丸穴１３が設けられている。
【００１９】図２を併せて参照するに、前記下部テーブ
ル５Ｌにおける丸穴１３の上方には貫通穴１５が設けら
れており、この貫通穴１５には連結材である丸棒１７が
貫通して設けられている。貫通穴１５の径は丸棒１７の
径に比して大径であり、下部テーブル５Ｌが撓んでも丸
棒１７が下部テーブル５Ｌに当たらないようになってい
る。
ル５Ｌにおける丸穴１３の上方には貫通穴１５が設けら
れており、この貫通穴１５には連結材である丸棒１７が
貫通して設けられている。貫通穴１５の径は丸棒１７の
径に比して大径であり、下部テーブル５Ｌが撓んでも丸
棒１７が下部テーブル５Ｌに当たらないようになってい
る。
【００２０】また、左右のスリット９位置における下部
テーブル５Ｌの前後両面には、一部がスリット９にかか
るようにして全体三角形状の補強板１９が、前述の丸棒
１７に固定されると共に、図１（Ａ）中太線で示される
辺Ｌ１、Ｌ２部分が溶接により固定されている。ここ
で、辺Ｌ１はスリット９の上側で且つスリット９先端の
丸穴１３よりも中央寄りに、また辺Ｌ２はスリット９の
下側に位置している。
テーブル５Ｌの前後両面には、一部がスリット９にかか
るようにして全体三角形状の補強板１９が、前述の丸棒
１７に固定されると共に、図１（Ａ）中太線で示される
辺Ｌ１、Ｌ２部分が溶接により固定されている。ここ
で、辺Ｌ１はスリット９の上側で且つスリット９先端の
丸穴１３よりも中央寄りに、また辺Ｌ２はスリット９の
下側に位置している。
【００２１】以上のように、前後二枚の補強板１９を設
けることにより、加圧した際に図１（Ａ）中補強板１９
のＢ部に生じる応力集中に対応している。なお、図１
（Ａ）中補強板１９のＣ部は円弧状に加工されて応力集
中を防止している。
けることにより、加圧した際に図１（Ａ）中補強板１９
のＢ部に生じる応力集中に対応している。なお、図１
（Ａ）中補強板１９のＣ部は円弧状に加工されて応力集
中を防止している。
【００２２】図４は前述の丸穴１３近辺の応力状態を、
図５は前述の補強板１９およびその近辺の応力状態を示
している。また図６には、参考として従来におけるプレ
スブレーキ１の丸穴近辺の応力状態を示している。
図５は前述の補強板１９およびその近辺の応力状態を示
している。また図６には、参考として従来におけるプレ
スブレーキ１の丸穴近辺の応力状態を示している。
【００２３】以上の結果から、スリット９の下側とスリ
ット９より上側であって下部テーブル５Ｌの中央寄りを
補強板１９で結合し、さらに両補強板１９を丸棒１７で
連結することにより、下部テーブル５Ｌのスリット９の
丸穴１３近辺の応力を低下させることができる。
ット９より上側であって下部テーブル５Ｌの中央寄りを
補強板１９で結合し、さらに両補強板１９を丸棒１７で
連結することにより、下部テーブル５Ｌのスリット９の
丸穴１３近辺の応力を低下させることができる。
【００２４】また、補強板１９を下部テーブル５Ｌを挟
んで前後両側に設けたので、補強板１９の応力を低下さ
せることができる。さらに、補強板１９において応力が
集中する部位を円弧状に加工することにより応力集中を
防止した。
んで前後両側に設けたので、補強板１９の応力を低下さ
せることができる。さらに、補強板１９において応力が
集中する部位を円弧状に加工することにより応力集中を
防止した。
【００２５】これにより、安価な装置で上下テーブル５
Ｕ、５Ｌが平行に撓むようにすることができ、加工精度
の向上を図ることができる。
Ｕ、５Ｌが平行に撓むようにすることができ、加工精度
の向上を図ることができる。
【００２６】なお、この発明は前述の発明の実施の形態
に限定されることなく、適宜な変更を行うことにより、
その他の態様で実施し得るものである。すなわち、前述
の発明の実施の形態においては、いずれも上部テーブル
５Ｕをシリンダ７により下降させてダイＤとの協働によ
り曲げ加工を行うプレスブレーキ１に適用した場合につ
いて説明したが、下部テーブル５Ｌを上昇させて曲げ加
工を行う場合にも同様に適用することができる。
に限定されることなく、適宜な変更を行うことにより、
その他の態様で実施し得るものである。すなわち、前述
の発明の実施の形態においては、いずれも上部テーブル
５Ｕをシリンダ７により下降させてダイＤとの協働によ
り曲げ加工を行うプレスブレーキ１に適用した場合につ
いて説明したが、下部テーブル５Ｌを上昇させて曲げ加
工を行う場合にも同様に適用することができる。
【００２７】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１の発明に
よるプレスブレーキのクラウニング装置では、上下テー
ブルの相対的上下移動により、パンチとダイの協働でワ
ークに曲げ加工を行う際に、上部テーブルと下部テーブ
ルの撓みが平行となるように下部テーブルにスリットが
設けられているが、このスリットの下部テーブル中央側
端部に設けられている丸穴部分を前後両側から補強板に
より補強すると共に、下部テーブルを貫通する連結材に
より前後補強板を連結することにより、下部テーブルの
撓みが上部テーブルの撓みと平行になるようにして、低
コストで加工精度を向上させることができる請求項２の
発明によるプレスブレーキのクラウニング装置では、ほ
ぼ三角形状の補強板を、スリットの下側の辺と丸穴より
上側であって中央寄りの辺を溶接で下部テーブルに固定
することにより、スリットの丸穴付近に発生する応力を
低減させることができる。
よるプレスブレーキのクラウニング装置では、上下テー
ブルの相対的上下移動により、パンチとダイの協働でワ
ークに曲げ加工を行う際に、上部テーブルと下部テーブ
ルの撓みが平行となるように下部テーブルにスリットが
設けられているが、このスリットの下部テーブル中央側
端部に設けられている丸穴部分を前後両側から補強板に
より補強すると共に、下部テーブルを貫通する連結材に
より前後補強板を連結することにより、下部テーブルの
撓みが上部テーブルの撓みと平行になるようにして、低
コストで加工精度を向上させることができる請求項２の
発明によるプレスブレーキのクラウニング装置では、ほ
ぼ三角形状の補強板を、スリットの下側の辺と丸穴より
上側であって中央寄りの辺を溶接で下部テーブルに固定
することにより、スリットの丸穴付近に発生する応力を
低減させることができる。
【００２８】請求項３の発明によるプレスブレーキのク
ラウニング装置では、下部テーブルに設けられた貫通穴
に接触しないように、下部テーブルを貫通する連結材に
より両側の補強板を連結することにより、補強板に生じ
る応力を低減することができる。
ラウニング装置では、下部テーブルに設けられた貫通穴
に接触しないように、下部テーブルを貫通する連結材に
より両側の補強板を連結することにより、補強板に生じ
る応力を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】（Ａ）、（Ｂ）は、この発明に係るプレスブレ
ーキのクラウニング装置の一実施の形態を示す正面図お
よび側面図である。
ーキのクラウニング装置の一実施の形態を示す正面図お
よび側面図である。
【図２】図１中II−II線に沿った断面図である。
【図３】（Ａ）、（Ｂ）は、下部テーブルにスリットが
設けられた一般的なプレスブレーキを示す正面図および
側面図である。
設けられた一般的なプレスブレーキを示す正面図および
側面図である。
【図４】下部テーブルのスリット先端の丸穴部分の応力
状態を示す解析図である。
状態を示す解析図である。
【図５】下部テーブルに取り付けられた補強板およびそ
の近辺の応力状態を示す解析図である。
の近辺の応力状態を示す解析図である。
【図６】スリットおよび丸穴のみの場合に生じる応力状
態を示す解析図である。
態を示す解析図である。
【図７】（Ａ）、（Ｂ）は、従来より一般的なプレスブ
レーキを示す正面図および側面図である。
レーキを示す正面図および側面図である。
【図８】（Ａ）、（Ｂ）は、従来のプレスブレーキのク
ラウニング装置における問題点を示す説明図である。
ラウニング装置における問題点を示す説明図である。
１ プレスブレーキ ５Ｕ 上部テーブル ５Ｌ 下部テーブル ９ スリット １１ クラウニング装置 １３ 丸穴 １５ 貫通穴 １７ 丸棒（連結材） １９ 補強板 Ｐ パンチ Ｄ ダイ Ｗ ワーク
Claims (3)
- 【請求項１】 上部テーブルの下端部に取り付けられた
パンチと下部テーブルの上端部に取り付けられたダイと
の協働によりワークに曲げ加工を行うプレスブレーキの
クラウニング装置であって、前記上部テーブルと下部テ
ーブルの撓みを平行にすべく下部テーブルに設けられて
いるスリットの下側とこのスリットの先端の丸穴より下
部テーブル中央寄り部分とを連結して下部テーブルの前
後両面を補強する一対の補強板と、この一対の補強板を
連結すべく前記下部テーブルを貫通する連結材と、を備
えてなることを特徴とするプレスブレーキのクラウニン
グ装置。 - 【請求項２】 前記補強板が、全体ほぼ三角形状をして
おり、前記スリットの下側の辺および前記丸穴より上側
であって中央寄りの辺が溶接により前記下部テーブルに
固定されていること、を特徴とする請求項１記載のプレ
スブレーキのクラウニング装置。 - 【請求項３】 前記連結材が、前記下部テーブルに設け
られた貫通穴に接触しないように下部テーブルを貫通し
ていること、を特徴とする請求項１記載のプレスブレー
キのクラウニング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30584099A JP2001121214A (ja) | 1999-10-27 | 1999-10-27 | プレスブレーキのクラウニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30584099A JP2001121214A (ja) | 1999-10-27 | 1999-10-27 | プレスブレーキのクラウニング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001121214A true JP2001121214A (ja) | 2001-05-08 |
Family
ID=17950013
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30584099A Pending JP2001121214A (ja) | 1999-10-27 | 1999-10-27 | プレスブレーキのクラウニング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001121214A (ja) |
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| US6401512B1 (en) * | 1998-09-09 | 2002-06-11 | Amada Europe | Press brake with active lower table |
| NL2004383A (en) * | 2009-03-13 | 2010-09-14 | Amada Europ | A press brake for bending sheets. |
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| WO2019163619A1 (ja) | 2018-02-22 | 2019-08-29 | 株式会社アマダホールディングス | プレスブレーキにおけるクラウニング方法及びプレスブレーキ |
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1999
- 1999-10-27 JP JP30584099A patent/JP2001121214A/ja active Pending
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