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JP5181667B2 - 携帯端末のアクセス制御方法及びシステム、並びに該制御方法を実施するコンピュータプログラム - Google Patents

携帯端末のアクセス制御方法及びシステム、並びに該制御方法を実施するコンピュータプログラム Download PDF

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端末ロックシステムに関し、特に、携帯端末に電波が届かない状況などで外部からの制御ができない場合でも、携帯端末内部からロックを掛けることができるロックシステムに関する。
従来の携帯端末のアクセス制御システムの一例が、特許文献1、特許文献2に記載されている。これらの従来システムは、サーバは端末のデータをロックする遠隔ロック制御機能を、端末はロック命令を受けて該データへのアクセス権を制御するアクセス権制御機能を具備し、該データを格納するメモリへのアクセスを制御する。サーバからのロック命令は特許文献1の場合、電話回線により送られ、特許文献2の場合、メールにより送られる。また、端末のデータの漏えいを防ぐ方法として類似の遠隔操作技術が知られている。シンクライアント(Thin Client)やWebシステムのような端末に必要最小限の処理をさせるサーバ管理型データアクセスシステムにおいて、データを管理しない端末がサーバ内にあるデータにアクセスし、このデータをロックするとき端末はサーバにロック要求を送信する。
特開2007−135153 特開2006−324800
従来技術の第1の問題点は、サーバからの遠隔操作により端末のデータがロックされるため端末に電波が届かないような状況の場合、端末のデータにロックが掛けられない。
また、従来技術の第2の問題点は、サーバがデータを保有しているため、端末がデータにアクセスするにはサーバへの通信が必要である。このためサーバから電波が端末に届かないような状況では、端末はデータにアクセスすることができない。
従って、本発明の目的は端末に電波が届かないような状況でも端末のデータにロックが掛けられる携帯端末ロックシステムを提供することである。
本発明の他の目的は、端末に電波が届かないような状況でも端末がデータにアクセスできる携帯端末のデータアクセス制御方法及びシステム並びに該制御方法を実施するコンピュータプログラムを提供することにある。
本発明の第一の観点において、携帯端末のデータアクセス制御方法はサーバから所定期間有効である有効期限付きアクセス権を無線回線を介し送信する処理と、該アクセス権を受信した時点を前記所定期間の開始時点として時間の経過を監視し、該開始時点から前記所定期間の終了時点までの間、携帯端末の利用者の前記データへのアクセスを許可することを特徴とする。
本発明の第二の観点において、携帯端末のデータアクセス制御システムは
所定期間有効である有効期限付きアクセス権を無線回線に送信するサーバと、データを格納し、該無線回線を介し該アクセス権を受信する携帯端末とからなり、
該携帯端末は前記アクセス権を受信した時点を前記所定期間の開始時点として時間の経過を監視し、該開始時点から前記所定期間の終了時点までの間、携帯端末の利用者の前記データへのアクセスを許可することを特徴とすることを特徴とする。
従って、携帯端末に電波が届かない状況になっても、アクセス権受信後の経過時間がアクセス権の有効期限未満であれば携帯端末の利用者のデータへのアクセスは継続され、有効期限が切れると直ちに、データはロックされ、利用者のデータへのアクセスは禁止される。
さらに、本発明の第三の観点において、サーバは所定時間有効である有効期限付きアクセス権を該アクセス権の対象であるデータを格納する携帯端末に無線回線を介し送信するアクセス権管理機能と、前記携帯端末にロック命令とロック解除命令を送信するロック制御機能を具備し、前記アクセス権管理機能は該ロック解除命令が前記携帯端末に送信された時点以降に前記有効期限付きアクセス権を前記携帯端末に送信することを特徴とする。
さらに、本発明の第四の観点において、携帯端末はデータを格納するデータ格納機能と、所定時間有効である有効期限付きアクセス権をサーバから無線回線を介し受信するアクセス権制御機能と、該アクセス権を受信した時点を該所定時間の開始時点として時間経過を監視し監視し、該データ管理機能は監視した経過時間が前記開始時点から前記所定期間の終了時点までの間利用者の前記データへのアクセスを許可するデータ管理機能を具備することを特徴とする。
本発明によれば、携帯電話をはじめ、PDA(Personal Digital Assistant)、スマートフォン、ノート型PC(Personal
Computer)など、無線通信機能を持ち、データを持ち運ぶモバイル機器全般に対し、盗難、紛失時のデータ漏えいのリスクを軽減させることができる。
(発明の第1実施形態)
次に、発明を実施するための第1実施形態の端末ロックシステムについて図1乃至3を参照して詳細に説明する。
図1の第1実施形態の端末ロックシステムは、無線回線3により相互に接続された携帯端末1とサーバ2から構成される。携帯端末1はデータ管理機能11、データを格納するデータメモリ12、データ管理機能11がメモリ12にアクセスするためのアクセス権を制御するアクセス権制御機能13、有効期限付きのアクセス権の有効期限を管理するタイマ管理機能14から成る。一方、サーバ2は携帯端末1のデータへのアクセス権を管理するアクセス権管理機能21、携帯端末1のデータメモリ12へのアクセス権をロックするロック制御機能22から成る。
次に、図2と3のフローチャートを参照して第1実施形態について詳細に説明する。まず、図2においてサーバ2の遠隔ロック制御機能22がロック解除命令を携帯端末1宛に送信すると(ステップ200)、サーバ2のアクセス管理機能21は携帯端末1にデータメモリ12への有効期限を設定し(ステップ201)、有効期限付きアクセス権を携帯端末1宛に送信する(ステップ202)。次に、遠隔ロック制御機能22がロック命令を携帯端末1に送信したか否かをチェックし(ステップ203)、送信していなければステップ204で先に送信したアクセス権に更新が必要か否かをチェックし、必要であればステップ205で上記アクセス権送信後所定時間が経過した時点で、ステップ206に進み上記有効期限を更新し、ステップ202に戻り更新済みの有効期限付きアクセス権を再び携帯端末1に送信する。遠隔ロック制御機能22がロック命令を携帯端末に送信していればアクセス管理機能21の処理は終了する。従って、更新が必要である限り更新済み有効期限付きアクセス権が上記所定間毎にサーバから携帯端末に送信される。
ステップ204で更新が不要と判定された場合、ステップ207で有効期限が切れるのを待って携帯端末1宛のアクセス権の送信処理を終了し、遠隔ロック制御機能22がステップ208でロック命令を携帯端末1宛に送信する。
一方、図3のステップ300において、携帯端末1のアクセス制御機能13はサーバ2からロック命令またはロック解除命令を受信する。受信した命令がロック命令であればデータ管理機能11はステップ306でメモリ12へのアクセスを禁止し、ステップ300に戻る。受信した命令がロック解除命令であればアクセス制御機能13はステップ301において有効期限付きアクセス権を受信したか否かをチェックし、受信していればアクセス制御機能13はタイマ管理機能14にその有効期限を設定し(ステップ302)、ステップ303においてタイマ管理機能14はアクセス権の経過時間を監視し、有効期限未満か否かの判定を行う。
ステップ303がアクセス権の経過期間は有効期限未満であると判定すると、次に、アクセス権制御機能13はステップ304でサーバからロック命令を受信したか否かをチェックする。ロック命令を受信していなければ、データ管理機能11は携帯端末のメモリ12へのアクセスを許可し(ステップ305)、その後ステップ301に戻り有効期限が更新されたアクセス権を受信したか否かチェックする。一方、アクセス権が有効期限切れ、または、有効期間内にロック命令を受信していればステップ303と304の判定はいずれもYESとなり、データ管理機能11は携帯端末のメモリ12へのアクセスを禁止、すなわち、データをロックする(ステップ306)。
従って、サーバ2のアクセス権管理部21は有効期限を更新したアクセス権を携帯端末1に対し有効期限が切れない間隔で送信する。サーバ2と携帯端末1の間で、通信が可能な間、すなわち、携帯端末1に電波が届いている間は、携帯端末1は有効期限が更新されたアクセス権を受信し、アクセス権の有効期限が更新され、その結果、有効期限の延長が継続される。
サーバ2から携帯端末1のメモリ12に対するアクセスをロックするとき、サーバ2の遠隔ロック制御部22から、携帯端末1のアクセス権制御機能13にロック命令を送る。携帯端末1に電波が届いている限りアクセス権制御機能13はロック命令を受信する。アクセス権制御機能13はアクセス権が有効期限未満か否かに拘らずデータ管理機能11に対し、メモリ12へのアクセスを禁止、すなわち、データをロックする。
従って、携帯端末1とサーバ2間の通信が途絶しサーバからの信号が携帯端末に届いていない可能性があるため、ロック制御機能22からアクセス権管理機能21にもロック命令を送る。ロック命令を受けたアクセス権管理機能21は、ロック状態あるいはアクセス権有効期限切れの状態であれば、有効期限付きアクセス権の送信を停止する。携帯端末1に電波が届いていない場合、あるいは、アクセス権の送信が停止された場合、携帯端末1のアクセス権が更新されることはなく、受信済みのアクセス権の有効期限が切れた時点で、データがロックされる。また、サーバ2のアクセス権管理機能21にロックが掛かった状態で携帯端末とサーバ間の通信が再開したときには必ず携帯端末1のアクセス権をロックすることができる。
上記説明から明らかなように、携帯端末1にサーバ2からの電波が届かないような状況の場合でも、サーバから携帯端末のデータにロックが掛けられ、更に、アクセス権の有効期限が切れるまで携帯端末はデータにアクセスすることができる。
(発明の第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図4と5を参照して説明する。図4に示すように、第2実施形態の端末ロックシステムは携帯端末1に通信途絶予測機能15、通信途絶時間DB(Database)16と通信再開管理機能17を追加した点が図1と異なる。次に、第2実施形態の全体の動作について追加した通信途絶予測機能15、通信再開管理機能17に関連する動作について説明する。
まず、通信途絶予測機能15は現在通信中の基地局から携帯端末1への電波が途絶える時間を予測する。例えば、地下鉄の駅構内に入って駅構内の基地局と通信中の状況から、列車が駅間を走行中の数分間は携帯端末1への電波が途絶えると予測する。また別の例では、ある基地局の通信範囲内に、内部は電波の届かない施設があったとすると、その施設への入場中の一定時間は、携帯端末1への電波が途絶えると予測する。通信途絶時間DB16には、複数の基地局と通信が途絶する予測時間データがマッピングされており、通信途絶予測機能15が、通信途絶時間DB16から通信中の基地局での通信切断の予測時間を取得し、アクセス権制御機能13に通知する。アクセス権制御機能13は、サーバ2のアクセス権管理機能21に、電波が途切れている間有効となるように有効期限を延ばしたアクセス権を要求する。アクセス権管理機能21は、要求に合った有効期限を持つアクセス権を携帯端末1のアクセス権制御機能13に送信する。
また、通信再開管理機能17では、電波が途絶えた状況から再び通信可能な状況に変化したときに、その情報をサーバ2に通知するとサーバのアクセス権制御機能13はアクセス権管理機能21にアクセス権の再取得を要求する。このときにはアクセス権管理機能21は、ロック制御機能22からロックが掛かっていない限り、通常の有効期限を持つアクセス権を携帯端末1のアクセス権制御機能13に送信する。あるいは、ロック制御機能22がロックを掛けていれば、アクセス権管理機能21は携帯端末1のアクセス権制御機能13にロック命令を送る。
図5のフローチャートに基づき携帯端末1の動作を詳細に説明する。先ず、図3のステップ305でデータ管理機能11がデータへのアクセスを許可している状態で、アクセス権制御機能13は図4のステップ400で携帯端末1の現在地点を特定し、これが携帯端末が予め指定された複数のセルエリアのうちいずれかのエリア内か否かを判定し、指定エリア内であればステップ401で目下通信中の無線基地局のIDをサーチキーとしてデータベース16を検索し対応する通信予測途絶時間データを検出する。アクセス制御機能13は検出された予測途絶時間に相当する有効期限付きのアクセス権をサーバのアクセス権管理機能21に要求し、このアクセス権を取得すると同アクセス権の有効期限をタイマ管理機能14に設定する(ステップ402)。ステップ403でデータ管理機能11はメモリ12へのアクセスを許可する。
その後、アクセス権が有効である期間に通信は途絶される。通信再開管理機能17は通信状態を監視し、ステップ404でサーバとの通信が再開したことを検出すると、アクセス権制御機能13はステップ405でロック命令を受信したか否かを判定する。ロック命令を受信したことをステップ405で検出すると、データ管理機能11はステップ411でメモリ12へのアクセスを禁止する。ロック命令を受信していなければデータ管理機能11はアクセス権の有効期限が切れたか否かチェックし(ステップ406)、有効期限内であればステップ405に戻り、有効期限切れであればステップ407に進み、携帯端末の現在地が次の指定セルエリア内か否かをチェックする。携帯端末の現在地が次の指定セルエリア内であればステップ407からステップ401に戻り、上記の処理を繰り返す。
アクセス権制御機能13がステップ407で携帯端末の現在地を指定セルエリア外と判断した場合、ステップ408に進み、サーバのアクセス権管理機能21にアクセス権の再取得を要求し、通常期間の有効期限付きアクセス権を取得する。アクセス権制御機能13は取得したアクセス権の有効期限をタイマ管理機能14に設定し(ステップ409)、データ管理機能11は設定された有効期間メモリ12へのアクセスを許可し(ステップ410)、アクセス権制御機能13は最初のステップ400に戻る。
従って、電波の途絶える時間を予測し、この予測時間に対応するようアクセス権の有効期限が設定されるため、有効期限をセルエリアに応じ延長することができる。通信が途絶した間にアクセス権の有効期限が切れ、データへのアクセスができなくなるといった従来の欠点を克服することができる。さらに、通信が再開したことを検出した時点で有効期限が切れおり、かつ、指定のセルエリア外であれば速やかにアクセス権の再取得が可能となる。あるいは、通信再開時点でアクセスがロックされているときには、速やかに携帯端末にデータアクセスのロックが掛けられる。
本発明の第1実施形態による携帯端末のデータアクセス制御システム示すブロック図。 図1のサーバの動作を示すフローチャート。 図1の携帯端末の動作を示すフローチャート。 本発明の第2実施形態による携帯端末のデータアクセス制御システム示すブロック図。 図4の携帯端末の動作を示すフローチャート。
符号の説明
1 携帯端末
2 サーバ
3 無線回線
11 データ管理機能
12 データ格納機能
13 アクセス権制御機能
14 タイマ管理機能
15 通信途絶時間予測機能
16 データベース
17 通信再開管理機能
21 アクセス権管理機能
22 遠隔ロック制御機能

Claims (16)

  1. a)サーバから所定期間有効である有効期限付きアクセス権を無線回線を介し送信する処理と、
    b)携帯端末においてデータを格納し、該アクセス権を受信し、
    c)該アクセス権を受信した時点を前記所定期間の開始時点として時間の経過を監視し、該開始時点から前記所定期間の終了時点までの間、携帯端末の利用者の前記データへのアクセスを許可し、
    前記処理(c)は、
    前記携帯端末が指定されたセルエリア内である場合、通信途絶時間を予測し、
    該途絶時間に基づき有効期限付きアクセス権を前記サーバから取得し、
    取得した該アクセス権の有効期限が切れるまで前記データへのアクセスを許可することを特徴とする携帯端末のデータアクセス制御方法。
  2. 請求項において、前記処理(a)は、前記サーバにおいて前記有効期限を更新し、更新済み有効期限付きアクセス権を前記携帯端末に送信することを特徴とする携帯端末のデータアクセス制御方法。
  3. 請求項2において、前記処理(a)は前有効期限の更新を周期的に行うことを特徴とする携帯端末のデータアクセス制御方法。
  4. 請求項1乃至3のいずれかにおいて、前記処理(a)は、前記サーバにおいて前記データへのアクセスを禁止するロック命令を送出後、ロック解除命令を前記携帯端末に送信した後前記有効期限付きアクセス権を前記携帯端末に送信することを特徴とする携帯端末のデータアクセス制御方法。
  5. 請求項1乃至4のいずれかにおいて、前記処理(c)は、前記サーバとの通信を監視し該通信が途絶後再開したことを検出すると、所定期間の有効期限を持つアクセス権を前記サーバから取得し該有効期限が切れるまで前記データへのアクセスを許可することを特徴とする携帯端末のデータアクセス制御方法。
  6. 請求項1乃至のいずれかにおいて、前記処理(c)は前記サーバからのロック命令に応じ直ちに前記データへのアクセスを禁止することを特徴とする携帯端末のデータアクセス制御方法。
  7. 所定期間有効である有効期限付きアクセス権を無線回線に送信するサーバと、
    データを格納し該無線回線を介し該アクセス権を受信する携帯端末を具備し、
    該携帯端末は前記アクセス権を受信した時点を前記所定期間の開始時点として時間の経過を監視し、該開始時点から前記所定期間の終了時点までの間、携帯端末の利用者の前記データへのアクセスを許可し、
    前記携帯端末は複数の指定されたセルエリアとこれらのエリアに対応する複数の通信途絶時間データを関連づけたデータベースを具備し、該携帯端末が前記いずれかの指定されたセルエリア内である場合、該データベースを検索し該セルエリアに対応する通信途絶時間を検出し、該途絶時間に基づき有効期限付きアクセス権を前記サーバから取得し、取得した該アクセス権の有効期限が切れるまで前記データへのアクセスを許可することを特徴とする携帯端末のデータアクセス制御システム。
  8. 請求項において、前記サーバは前記有効期限を更新し、更新済み有効期限付きアクセス権を前記携帯端末に送信することを特徴とする携帯端末のデータアクセス制御システム。
  9. 請求項において、前記サーバは前記有効期限の更新を周期的に行うことを特徴とする携帯端末のデータアクセス制御システム。
  10. 請求項乃至のいずれかにおいて、前記サーバは前記データへのアクセスを禁止するロック命令を送出後、ロック解除命令を前記携帯端末に送信した後前記有効期限付きアクセス権を前記携帯端末に送信することを特徴とする携帯端末のデータアクセス制御システム。
  11. 請求項7乃至10のいずれかにおいて、前記携帯端末は前記サーバとの通信を監視し該通信が途絶後再開したことを検出すると、所定期間の有効期限を持つアクセス権を前記サーバから取得し該有効期限が切れるまで前記データへのアクセスを許可することを特徴とする携帯端末のデータアクセス制御システム。
  12. 請求項乃至11のいずれかにおいて、前記携帯端末は前記サーバからのロック命令に応じ直ちに前記データへのアクセスを禁止することを特徴とする携帯端末のデータアクセス制御システム。
  13. 請求項12において、前記サーバは前記携帯端末のアクセス権を管理するアクセス権管理機能と、前記携帯端末に前記ロック命令を送信するロック制御機能を備え、該アクセス権管理機能は該ロック制御機能がロック命令を前記携帯端末に送信すると前記有効期限つきアクセス権の送信を停止することを特徴とする携帯端末のデータアクセス制御システム。
  14. 請求項1乃至のいずれかの携帯端末のデータアクセス制御方法を実施するためのコンピュータプログラム。
  15. データを格納するデータ格納機能と、
    所定時間有効である有効期限付きアクセス権をサーバから無線回線を介し受信するアクセス権制御機能と、
    該アクセス権を受信した時点を該所定時間の開始時点として時間経過を監視し監視し、該開始時点から監視した経過時間が前記所定期間の終了時点間での間利用者の前記データへのアクセスを許可するデータ管理機能を具備し、
    複数の指定されたセルエリアとこれらのエリアに対応する複数の通信途絶時間データを関連づけたデータベースと、
    前記携帯端末が前記いずれかの指定されたセルエリア内である場合、該データベースを検索し該セルエリアに対応する通信途絶時間を検出する通信途絶時間予測機能を具備し、
    前記アクセス権制御機能は該途絶時間に基づき有効期限付きアクセス権を前記サーバから取得し、前記データ管理機能は取得したアクセス権の有効期限が切れるまで前記データへのアクセスを許可することを特徴とする携帯端末。
  16. 請求項15において、前記サーバとの通信を監視し該通信が途絶後再開したことを検出する通信再開検出機能を具備し、該検出機能が通信の再開を検出すると前記アクセス権制御機能は所定期間の有効期限を持つアクセス権を前記サーバから取得することを特徴とする携帯端末。
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