JP5170616B2 - 広角レンズ、撮像装置、および広角レンズの合焦方法 - Google Patents
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Description
D2/f<0.90の条件を満足し、前記第1レンズ群の最も像側のレンズ面と前記第2レンズ群の最も物体側のレンズ面との間の光軸上の距離をD12としたとき、次式
0.50<D12/f<1.50
の条件を満足する。
nd≦1.30
の条件を満足することが好ましい。
D2/f<0.90
の条件を満足し、前記第1レンズ群の最も像側のレンズ面と前記第2レンズ群の最も物体側のレンズ面との間の光軸上の距離をD12としたとき、次式
0.50<D12/f<1.50
の条件を満足する。
また、上述の各発明において、前記反射防止膜を有する前記光学面は、前記第2負メニスカスレンズの物体側の面であることが好ましい。
また、上述の各発明において、前記反射防止膜を有する前記光学面は、前記第1負メニスカスレンズの像側の面であることが好ましい。
2.50<f1/f<30.00
の条件を満足することが好ましい。
0.70<f1/f2<13.00
の条件を満足することが好ましい。
36.00<Δν2
の条件を満足することが好ましい。
0.25<(−f1a)/f1b<2.00
の条件を満足することが好ましい。
D2/f<0.90
の条件を満足し、前記第1レンズ群の最も像側のレンズ面と前記第2レンズ群の最も物体側のレンズ面との間の光軸上の距離をD12としたとき、次式
0.50<D12/f<1.50
の条件を満足する。
0.30<D12/f<1.50 …(3)
0.70<f1/f2<13.00 …(4)
以下、本願の第1実施例について説明する。図1は、第1実施例に係る広角レンズのレンズ構成図である。第1実施例に係る広角レンズWLは、光軸に沿って物体側から順に並んだ、全体として正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、開口絞りSと、全体として正の屈折力を有する第2レンズ群G2とから構成されている。
+C4×y4+C6×y6+C8×y8+C10×y10+C12×y12
[全体諸元]
f= 24.6247
FNO= 3.6
2ω= 101
[レンズデータ]
面番号 r d nd νd
物面 ∞ ∞
1 44.5890 2.5451 1.804000 46.58
2* 18.1996 7.1548
3 34.2392 1.9000 1.785900 44.20
4 20.1842 5.3994
5 40.2830 1.4000 1.846660 23.78
6 27.4397 8.2301
7 73.5927 5.2273 1.647690 33.79
8 −61.8011 1.1114
9 −40.7165 1.5264 1.497000 81.60
10 32.3777 0.7682
11 44.8121 7.7994 1.548140 45.79
12 −26.0180 2.9973 1.806100 40.94
13 −168.3155 0.1000
14 49.8685 1.6168 1.804000 46.58
15 27.1315 6.3541 1.548140 45.79
16 −31.5874 D16
17 開口絞り 7.0438
18 33.0817 10.0751 1.497000 81.60
19 −35.4241 0.2254
20 −55.1034 1.2000 1.834000 37.17
21 26.0656 5.4164 1.497000 81.60
22 −69.1727 0.6000
23 −110.7003 3.1719 1.516330 64.14
24* −45.9845 B.F
像面 ∞
[非球面データ]
面番号 Κ C4 C6 C8
2 -1.00000 +9.44230×10-6 +1.74360×10-9 +4.05660×10-11
24 0.00000 +1.01520×10-5 +1.68300×10-8 -1.82820×10-11
面番号 C10 C12
2 -9.91430×10-14 +0.11557×10-15
24 +9.95310×10-14
[可変間隔データ]
f又はβ 24.6247 -1/30x -1/10x
D16 14.119 13.296 11.654
B.F 56.000 56.823 58.465
[条件対応値]
条件式(1) D2/f=0.840
条件式(2) f1/f=23.59
条件式(3) D12/f=0.86
条件式(4) f1/f2=8.47
条件式(5) Δν2=38.62
条件式(6) (−f1a)/f1b=0.41
以下、本願の第2実施例について説明する。図3は、第2実施例に係る広角レンズのレンズ構成図である。第2実施例に係る広角レンズWLは、光軸に沿って物体側から順に並んだ、全体として正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、開口絞りSと、全体として正の屈折力を有する第2レンズ群G2とから構成されている。
[全体諸元]
f= 24.6209
FNO= 3.6
2ω= 101
[レンズデータ]
面番号 r d nd νd
物面 ∞ ∞
1 51.3085 2.3000 1.804000 46.58
2 23.3997 0.2000 1.553890 38.09
3* 17.9290 5.7000
4 35.3343 1.9000 1.801000 34.96
5 19.4911 6.0000
6 45.0079 1.4000 1.583130 59.38
7 28.3075 0.1000 1.553890 38.09
8* 26.4860 7.3000
9 50.5648 7.5000 1.581440 40.75
10 −36.7513 0.9000
11 −35.7288 1.5500 1.497000 81.61
12 30.3482 0.7500
13 41.6778 9.0000 1.548140 45.79
14 −25.7030 1.2000 1.806100 40.94
15 −564.5828 0.2000
16 49.3653 1.5000 1.804000 46.58
17 26.3180 10.0000 1.548140 45.79
18 −31.7447 D18
19 開口絞り 6.5426
20 34.7596 9.3000 1.497000 81.61
21 −34.7596 0.2500
22 −54.5882 1.2000 1.834000 37.17
23 26.7220 5.4000 1.497000 81.61
24 −70.0880 0.8000
25 −84.7454 3.3000 1.516330 64.14
26* −40.1302 B.F
像面 ∞
[非球面データ]
面番号 Κ C4 C6 C8
3 -1.00000 -4.13510×10-7 -6.54140×10-9 +4.34370×10-11
8 -1.00000 +1.11340×10-5 -1.45900×10-8 +1.29450×10-11
26 0.00000 +9.31650×10-6 +1.97700×10-8 -4.09340×10-11
面番号 C10 C12
3 -1.52710×10-13 +0.22759×10-15
8 +2.41080×10-14 -0.97211×10-15
26 +1.60590×10-13
[可変間隔データ]
f又はβ 24.64209 -1/30x -1/10x
D18 11.681 10.857 9.213
B.F 56.500 57.324 58.968
[条件対応値]
条件式(1) D2/f=0.822
条件式(2) f1/f=16.40
条件式(3) D12/f=0.74
条件式(4) f1/f2=5.82
条件式(5) Δν2=38.62
条件式(6) (−f1a)/f1b=0.59
以下、本願の第3実施例について説明する。図6は、第3実施例に係るズームレンズのレンズ構成図である。第3実施例に係る広角レンズWLは、光軸に沿って物体側から順に並んだ、全体として正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、開口絞りSと、全体として正の屈折力を有する第2レンズ群G2とから構成されている。
[全体諸元]
f= 24.69043
FNO= 3.6
2ω= 101
[レンズデータ]
面番号 r d nd νd
物面 ∞ ∞
1 43.0018 2.3000 1.806100 40.94
2 21.8991 0.2000 1.553890 38.09
3* 17.4502 7.6472
4 38.0255 1.9000 1.806100 40.94
5 18.8395 5.2852
6 32.7413 1.4000 1.583130 59.38
7 22.9016 0.1500 1.553890 38.09
8* 20.3389 5.7062
9 103.7214 5.8047 1.581440 40.75
10 −36.4908 1.2003
11 −40.5352 1.8000 1.497000 81.61
12 33.1255 0.0000
13 33.1255 7.5345 1.548140 45.79
14 −22.0402 2.1984 1.804000 46.58
15 −122.0119 0.1000
16 67.8702 3.0000 1.806100 40.94
17 27.7482 10.0000 1.548140 45.79
18 −27.7482 D18
19 開口絞り 6.9075
20 35.5867 8.0994 1.497000 81.61
21 −35.5867 0.2000
22 −63.4325 1.2000 1.834000 37.17
23 24.3718 5.1949 1.497000 81.61
24 −77.3922 1.2573
25 −56.3711 3.1682 1.516330 64.14
26* −33.7079 B.F
像面 ∞
[非球面データ]
面番号 Κ C4 C6 C8
3 -1.00000 +4.92000×10-6 -1.20370×10-9 +5.07120×10-11
8 -1.00000 +1.60170×10-5 -2.17020×10-8 +1.88280×10-11
26 0.00000 +8.82640×10-6 +2.33260×10-8 -5.99580×10-11
面番号 C10 C12
3 -1.47630×10-13 +0.22115×10-15
8 -1.80070×10-13 -0.87696×10-15
26 +1.81080×10-13
[可変間隔データ]
f又はβ 24.69043 -1/30x -1/10x
D18 11.746 10.910 9.246
B.F 56.500 57.336 59.000
[条件対応値]
条件式(1) D2/f=0.774
条件式(2) f1/f=7.76
条件式(3) D12/f=0.76
条件式(4) f1/f2=2.59
条件式(5) Δν2=38.62
条件式(6) (−f1a)/f1b=0.47
以下、本願の第4実施例について説明する。図8は、第4実施例に係るズームレンズのレンズ構成図である。第4実施例に係る広角レンズWLは、光軸に沿って物体側から順に並んだ、全体として正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、開口絞りSと、全体として正の屈折力を有する第2レンズ群G2とから構成されている。
[全体諸元]
f= 24.60120
FNO= 3.6
2ω= 101
[レンズデータ]
面番号 r d nd νd
物面 ∞ ∞
1 58.8763 2.3000 1.804000 46.58
2 22.4479 0.2000 1.553890 38.09
3* 17.0971 5.6174
4 30.8722 1.9000 1.834000 37.17
5 19.1278 5.7404
6 36.3932 1.4151 1.516330 64.14
7 23.2496 0.1500 1.553890 38.09
8* 23.2379 4.4929
9 38.2990 8.4533 1.581440 40.75
10 −40.2014 0.5346
11 −123.6574 2.0000 1.497820 82.52
12 20.7771 1.6043
13 33.8209 7.5020 1.581440 40.75
14 −20.9268 1.4887 1.806100 40.94
15 66.9557 3.4604
16 63.9128 6.3060 1.581440 40.75
17 −16.0627 2.1385 1.805180 25.43
18 −22.1168 D18
19 開口絞り 3.0000
20 44.6388 4.5296 1.487490 70.24
21 −31.0458 3.0803 1.846660 23.78
22 −36.3078 0.4427
23 −62.3780 1.2000 1.834000 37.17
24 29.6093 4.8724 1.497820 82.52
25 −84.9981 0.9000
26 −64.0280 3.5268 1.516330 64.15
27* −31.6410 B.F
像面 ∞
[非球面データ]
面番号 Κ C4 C6 C8
3 -1.00000 -3.29690×10-6 +8.79930×10-9 -1.38400×10-11
8 -1.00000 +2.00230×10-5 -1.43890×10-8 +7.24700×10-11
27 0.00000 +8.21060×10-6 +9.57030×10-9 -1.04180×10-12
面番号 C10 C12
3 +7.04010×10-14 -0.66095×10-17
8 -7.17480×10-13 +0.42285×10-15
27 +6.59260×10-14
[可変間隔データ]
f又はβ 24.60120 -1/30x -1/10x
D18 12.000 11.120 9.376
B.F 56.500 57.379 59.123
[条件対応値]
条件式(1) D2/f=0.754
条件式(2) f1/f=3.76
条件式(3) D12/f=0.66
条件式(4) f1/f2=1.13
条件式(5) Δν2=41.83
条件式(6) (−f1a)/f1b=1.20
物質 屈折率 光学膜厚 光学膜厚 光学膜厚 光学膜厚
媒質 空気 1
第7層 SiO2+MgF2 1.26 0.275λ 0.268λ 0.271λ 0.269λ
第6層 ZrO2+TiO2 2.12 0.045λ 0.057λ 0.054λ 0.059λ
第5層 Al2O3 1.65 0.212λ 0.171λ 0.178λ 0.162λ
第4層 ZrO2+TiO2 2.12 0.077λ 0.127λ 0.13λ 0.158λ
第3層 Al2O3 1.65 0.288λ 0.122λ 0.107λ 0.08λ
第2層 ZrO2+TiO2 2.12 0 0.059λ 0.075λ 0.105λ
第1層 Al2O3 1.65 0 0.257λ 0.03λ 0.03λ
基板の屈折率 1.46 1.62 1.74 1.85
物質 屈折率 光学的膜厚
媒質 空気 1
第5層 シリカとフッ化マグネシウムの混合物 1.26 0.269λ
第4層 酸化チタン−酸化ジルコニウム混合物 2.12 0.043λ
第3層 酸化アルミニウム 1.65 0.217λ
第2層 酸化チタン−酸化ジルコニウム混合物 2.12 0.066λ
第1層 酸化アルミニウム 1.65 0.290λ
基板 BK7 1.52
物質 屈折率 光学的膜厚
媒質 空気 1
第7層 フッ化マグネシウム 1.39 0.243λ
第6層 酸化チタン−酸化ジルコニウム混合物 2.12 0.119λ
第5層 酸化アルミニウム 1.65 0.057λ
第4層 酸化チタン−酸化ジルコニウム混合物 2.12 0.220λ
第3層 酸化アルミニウム 1.65 0.064λ
第2層 酸化チタン−酸化ジルコニウム混合物 2.12 0.057λ
第1層 酸化アルミニウム 1.65 0.193λ
基板 BK7 1.52
WL 広角レンズ
G1 第1レンズ群 G2 第2レンズ群
Gf 前群 Gr 後群
L11 第1負メニスカスレンズ L12 第2負メニスカスレンズ
L13 第3負メニスカスレンズ L14 正レンズ
101 反射防止膜
101a 第1層 101b 第2層
101c 第3層 101d 第4層
101e 第5層 101f 第6層
101g 第7層
102 光学部材
Claims (15)
- 光軸に沿って物体側から順に並んだ、正の屈折力を有する第1レンズ群と、開口絞りと、正の屈折力を有する第2レンズ群とを備え、
前記第1レンズ群は、光軸に沿って物体側から順に並んだ、物体側に凸面を向けた第1負メニスカスレンズ、物体側に凸面を向けた第2負メニスカスレンズ、物体側に凸面を向けた第3負メニスカスレンズ、および正レンズを含む前群を有し、前記前群中には、少なくとも1つの非球面が設けられており、
無限遠物体から近距離物体への合焦時に、前記第1レンズ群が固定されるとともに、前記第2レンズ群が光軸に沿って移動するように構成され、
前記第1レンズ群における光学面のうち少なくとも1面に反射防止膜が設けられ、前記反射防止膜はウェットプロセスを用いて形成された層を少なくとも1層含むように構成され、
前記広角レンズ全系の焦点距離をfとし、前記第2レンズ群の最も物体側のレンズ面と前記第2レンズ群の最も像側のレンズ面との間の光軸上の距離をD2としたとき、次式
D2/f<0.90
の条件を満足し、
前記第1レンズ群の最も像側のレンズ面と前記第2レンズ群の最も物体側のレンズ面との間の光軸上の距離をD12としたとき、次式
0.50<D12/f<1.50
の条件を満足することを特徴とする広角レンズ。 - 前記反射防止膜は多層膜であり、
前記ウェットプロセスを用いて形成された層は、前記多層膜を構成する層のうち最も表面側の層であることを特徴とする請求項1に記載の広角レンズ。 - 前記ウェットプロセスを用いて形成された層の屈折率をndとしたとき、次式
nd≦1.30
の条件を満足することを特徴とする請求項1又は2に記載の広角レンズ。 - 光軸に沿って物体側から順に並んだ、正の屈折力を有する第1レンズ群と、開口絞りと、正の屈折力を有する第2レンズ群とを備え、
前記第1レンズ群は、光軸に沿って物体側から順に並んだ、物体側に凸面を向けた第1負メニスカスレンズ、物体側に凸面を向けた第2負メニスカスレンズ、物体側に凸面を向けた第3負メニスカスレンズ、および正レンズを含む前群を有し、前記前群中には、少なくとも1つの非球面が設けられており、
無限遠物体から近距離物体への合焦時に、前記第1レンズ群が固定されるとともに、前記第2レンズ群が光軸に沿って移動するように構成され、
前記第1レンズ群における光学面のうち少なくとも1面に反射防止膜が設けられ、前記反射防止膜は屈折率が1.30以下となる層を少なくとも1層含むように構成され、
前記広角レンズ全系の焦点距離をfとし、前記第2レンズ群の最も物体側のレンズ面と前記第2レンズ群の最も像側のレンズ面との間の光軸上の距離をD2としたとき、次式
D2/f<0.90
の条件を満足し、
前記第1レンズ群の最も像側のレンズ面と前記第2レンズ群の最も物体側のレンズ面との間の光軸上の距離をD12としたとき、次式
0.50<D12/f<1.50
の条件を満足することを特徴とする広角レンズ。 - 前記反射防止膜は多層膜であり、
前記屈折率が1.30以下となる層は、前記多層膜を構成する層のうち最も表面側の層であることを特徴とする請求項4に記載の広角レンズ。 - 前記反射防止膜を有する前記光学面が前記開口絞りに対して凹面であることを特徴とする請求項1から請求項5のうちいずれか一項に記載の広角レンズ。
- 前記反射防止膜を有する前記光学面は、前記第2負メニスカスレンズの物体側の面であることを特徴とする請求項1から請求項6のうちいずれか一項に記載の広角レンズ。
- 前記反射防止膜を有する前記光学面は、前記第1負メニスカスレンズの像側の面であることを特徴とする請求項1から請求項7のうちいずれか一項に記載の広角レンズ。
- 前記第2レンズ群は、5枚以下のレンズで構成されていることを特徴とする請求項1から請求項8のうちいずれか一項に記載の広角レンズ。
- 前記広角レンズ全系の焦点距離をfとし、前記第1レンズ群の焦点距離をf1としたとき、次式
2.50<f1/f<30.00
の条件を満足することを特徴とする請求項1から請求項9のうちいずれか一項に記載の広角レンズ。 - 前記第1レンズ群の焦点距離をf1とし、前記第2レンズ群の焦点距離をf2としたとき、次式
0.70<f1/f2<13.00
の条件を満足することを特徴とする請求項1から請求項10のうちいずれか一項に記載の広角レンズ。 - 前記第2レンズ群は、複数の正レンズと、複数の負レンズとを有しており、前記複数の正レンズにおける分散値の平均と前記複数の負レンズにおける分散値の平均との差をΔν2としたとき、次式
36.00<Δν2
の条件を満足することを特徴とする請求項1から請求項11のうちいずれか一項に記載の広角レンズ。 - 前記第1レンズ群は、前記前群の像側に配設された後群を有しており、前記前群の焦点距離をf1aとし、前記後群の焦点距離をf1bとしたとき、次式
0.25<(−f1a)/f1b<2.00
の条件を満足することを特徴とする請求項1から請求項12のうちいずれか一項に記載の広角レンズ。 - 物体の像を所定の面上に結像させる広角レンズを備えた撮像装置において、
前記広角レンズが請求項1から請求項13のうちいずれか一項に記載の広角レンズであることを特徴とする撮像装置。 - 光軸に沿って物体側から順に並んだ、正の屈折力を有する第1レンズ群と、開口絞りと、正の屈折力を有する第2レンズ群とを備えて構成された広角レンズの合焦方法において、
前記第1レンズ群は、光軸に沿って物体側から順に並んだ、物体側に凸面を向けた第1負メニスカスレンズ、物体側に凸面を向けた第2負メニスカスレンズ、物体側に凸面を向けた第3負メニスカスレンズ、および正レンズを含む前群を有し、前記前群中には、少なくとも1つの非球面が設けられており、
無限遠物体から近距離物体への合焦時に、前記第1レンズ群を固定するとともに、前記第2レンズ群を光軸に沿って移動させるように構成し、
前記第1レンズ群における光学面のうち少なくとも1面に反射防止膜を設け、前記反射防止膜がウェットプロセスを用いて形成された層を少なくとも1層含むように構成し、
前記広角レンズ全系の焦点距離をfとし、前記第2レンズ群の最も物体側のレンズ面と前記第2レンズ群の最も像側のレンズ面との間の光軸上の距離をD2としたとき、次式
D2/f<0.90
の条件を満足し、
前記第1レンズ群の最も像側のレンズ面と前記第2レンズ群の最も物体側のレンズ面との間の光軸上の距離をD12としたとき、次式
0.50<D12/f<1.50
の条件を満足するようにしたことを特徴とする広角レンズの合焦方法。
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