JP5440760B2 - 変倍光学系、この変倍光学系を有する光学機器 - Google Patents
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Description
本発明に係る変倍光学系において、前記ウェットプロセスを用いて形成された層のd線における屈折率をndとしたとき、次式nd≦1.30の条件を満足することが好ましい。
本発明に係る変倍光学系において、広角端状態から望遠端状態まで変倍する際に、前記第5レンズ群が像側から物体側に移動することが好ましい。
0.42 < f2/f4 < 0.90 … (2)
0.42 < f2/f4 < 0.90 … (2)
+A4×y4+A6×y6+A8×y8+A10×y10 …(a)
第1実施例について、図1〜図5及び表1〜表4を用いて説明する。図1は、第1実施例に係る変倍光学系ZL1の構成を示す図である。図1に示す、第1実施例に係る変倍光学系ZL1において、第1レンズ群G1は、物体側から順に並んだ、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11と両凸レンズL12との接合レンズ、及び、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL13から構成されている。
[全体諸元]
広角端 中間焦点距離 望遠端
f = 24.6 〜 50.6 〜 117.1
FNO = 4.1 〜 4.1 〜 4.1
2ω = 85.4 〜 45.1 〜 20.4
全長 = 145.9 〜 162.0 〜 190.8
Bf = 38.4 〜 49.7 〜 65.7
[レンズデータ]
面番号 r d νd nd
1 214.7722 2.0000 23.77 1.846660
2 87.5000 7.4635 67.87 1.593189
3 -1279.2497 0.1000
4 58.9352 5.2795 52.29 1.755000
5 147.0393 (d1)
6* 244.7505 1.3500 42.72 1.834810
7 15.8707 7.5000
8 -34.1921 1.0000 42.72 1.834810
9 -306.6108 0.1000
10 64.5088 4.7500 23.77 1.846660
11 -28.6256 0.5082
12 -24.9541 1.0000 40.94 1.80610
13* -142.4696 (d2)
14 53.3000 2.5581 52.29 1.755000
15 -319.1136 1.4000
16 0.0000 0.5000 (開口絞りS)
17 31.1069 2.0000 23.77 1.846660
18 17.5705 7.2500 70.45 1.487490
19 -90.7232 0.1000
20 40.8460 2.7000 67.87 1.593189
21 -3872.3835 (d3)
22 -56.1850 3.3307 32.35 1.850260
23 -16.8047 1.0000 52.29 1.755000
24 69.3978 2.7459
25 -49.7769 1.0000 52.29 1.755000
26 -208.3941 (d4)
27* 131.4027 5.5000 61.18 1.589130
28 -24.1216 0.1000
29 471.8066 6.6400 70.45 1.487490
30 -20.9950 1.2000 32.35 1.850260
31 -99.6677 (Bf)
[レンズ群焦点距離データ]
レンズ群 始面 焦点距離
G1 1 107.1
G2 6 -18.1
G3 14 25.3
G4 22 -30.3
G5 27 45.4
[非球面データ]
κ A4 A6 A8 A10
第6面 1.0000 9.85080E-06 -2.64620E-08 4.20250E-11 -2.74520E-14
第13面 10.0000 -9.97690E-07 -1.34120E-08 -3.09280E-11 1.00000E-14
第27面 -30.0000 -1.12040E-05 1.08940E-08 -4.34270E-11 9.85800E-14
[可変間隔データ]
広角端 中間焦点距離 望遠端
d1 2.9 22.0 44.2
d2 24.8 10.8 1.2
d3 2.5 6.2 9.1
d4 8.2 4.2 1.4
[条件式対応値]
(1)(―f2)/f3=0.72
(2)f2/f4=0.60
(3)f5/(−f4)=1.50
(4)x5/(−f2)=1.18
(5)x4/x3=0.72
(6)nd3b=1.76
第2実施例について、図6〜図9及び表5〜表8を用いて説明する。図6は、第2実施例に係る変倍光学系ZL2の構成を示す図である。図6に示す、第2実施例に係る変倍光学系ZL2において、第1レンズ群G1は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11と両凸レンズL12との接合レンズ、及び、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL13から構成されている。
[全体諸元]
広角端 中間焦点距離 望遠端
f = 24.6 〜 50.6 〜 117.0
FNO = 4.1 〜 4.1 〜 4.1
2ω = 85.4 〜 45.1 〜 20.4
全長 = 145.8 〜 163.7 〜 192.6
Bf = 40.4 〜 50.5 〜 67.8
[レンズデータ]
面番号 r d νd nd
1 168.6057 1.5000 23.75 1.846660
2 74.0037 7.6844 67.87 1.593189
3 -1572.0876 0.1000
4 52.4243 5.1021 52.29 1.755000
5 109.4928 (d1)
6* 120.3215 1.3500 45.34 1.796680
7* 14.6301 7.4992
8 -43.6507 1.0000 49.61 1.772500
9 67.8619 0.1000
10 37.0188 4.8917 25.41 1.805180
11 -37.6071 0.7823
12 -28.2744 1.0000 49.61 1.772500
13 -190.4764 (d2)
14 63.8494 2.3065 52.29 1.755000
15 -291.0862 1.4000
16 0.0000 0.5000 (開口絞りS)
17 30.3754 1.3958 23.75 1.846660
18 18.7015 7.6600 70.45 1.487490
19 -56.3191 0.1000
20 44.8038 2.6036 67.87 1.593189
21 -1480.7317 (d3)
22 -60.0697 3.3444 32.33 1.850260
23 -19.3470 1.0000 52.29 1.755000
24* 64.5794 3.5520
25 -26.7812 1.0000 46.63 1.816000
26 -54.8874 (d4)
27* 60.5775 7.3885 61.18 1.589130
28* -21.7258 0.1000
29 -197.0389 5.3709 70.45 1.487490
30 -23.1778 1.5000 31.31 1.903660
31 -102.0182 (Bf)
[レンズ群焦点距離データ]
レンズ群 始面 焦点距離
G1 1 102.8
G2 6 -16.7
G3 14 24.3
G4 22 -26.3
G5 27 39.1
[非球面データ]
κ A4 A6 A8 A10
第6面 1.0000 3.76150E-06 -4.32870E-08 1.63110E-10 -1.91840E-13
第7面 1.0000 -5.24680E-06 -9.55930E-08 -1.37810E-10 -4.65040E-13
第24面 1.0000 -2.42520E-06 1.40090E-08 -4.50560E-11 0.00000E+00
第27面 1.0000 -1.17490E-05 1.46620E-08 -7.63690E-11 -8.46830E-15
第28面 1.0000 1.03350E-05 1.08360E-08 -3.24650E-12 -1.56130E-13
[可変間隔データ]
広角端 中間焦点距離 望遠端
d1 2.7 22.1 42.5
d2 21.6 10.0 1.2
d3 2.8 6.5 9.4
d4 8.1 4.4 1.5
[条件式対応値]
(1)(−f2)/f3=0.69
(2)f2/f4=0.63
(3)f5/(−f4)=1.48
(4)x5/(−f2)=1.64
(5)x4/x3=0.76
(6)nd3b=1.76
第3実施例について、図10〜図13及び表9〜表12を用いて説明する。図10は、第3実施例に係る変倍光学系ZL3の構成を示す図である。図10に示す、第3実施例に係る変倍光学系ZL3において、第1レンズ群G1は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11と両凸レンズL12との接合レンズ、及び、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL13から構成されている。
[全体諸元]
広角端 中間焦点距離 望遠端
f = 24.7 〜 49.0 〜 111.8
FNO = 4.1 〜 4.1 〜 4.1
2ω = 85.4 〜 45.1 〜 20.4
全長 = 147.6 〜 162.2 〜 190.9
Bf = 34.7 〜 46.1 〜 59.2
[レンズデータ]
面番号 r d νd nd
1 246.0491 2.0000 23.77 1.846660
2 84.7836 7.7000 67.87 1.593189
3 -885.6521 0.1000
4 59.1074 5.4790 46.63 1.816000
5 140.2546 (d1)
6* 824.4655 0.1000 38.09 1.553890
7 195.0000 1.5000 46.63 1.816000
8 15.9678 8.0000
9 -34.9410 1.0000 42.72 1.834810
10 -201.2418 0.1000
11 54.8341 4.5000 23.77 1.846660
12 -33.9457 0.5374
13 -29.1034 1.2000 40.94 1.806100
14* -537.4230 (d2)
15 0.0000 1.5000 (開口絞りS)
16 55.6400 3.0000 52.29 1.755000
17 -194.6988 0.1000
18 29.1963 2.2576 23.77 1.846660
19 16.8888 6.8000 70.45 1.487490
20 -196.1439 0.5000
21 49.6966 3.0000 67.87 1.593189
22 -205.9500 (d3)
23 -62.4232 3.3000 32.35 1.850260
24 -17.7266 1.0000 52.29 1.755000
25 85.0141 2.4116
26 -40.4411 1.0000 55.52 1.696800
27 -241.7912 (d4)
28* 115.7889 6.4000 61.18 1.589130
29 -22.7957 0.1000
30 -433.8211 6.5000 70.45 1.487490
31 -19.6120 1.3500 32.35 1.850260
32 -85.0846 (Bf)
[レンズ群焦点距離データ]
レンズ群 始面 焦点距離
G1 1 107.2
G2 6 -17.8
G3 15 25.3
G4 23 -30.7
G5 28 45.5
[非球面データ]
κ A4 A6 A8 A10
第6面 1.0000 1.59500E-05 -3.85270E-08 5.99450E-11 -5.06110E-14
第14面 1.0000 6.16800E-07 -1.55190E-08 -1.73480E-11 0.00000E+00
第28面 -30.0000 -1.26410E-05 -2.71420E-10 6.17710E-11 -2.07970E-13
[可変間隔データ]
広角端 中間焦点距離 望遠端
d1 3.1 20.1 44.7
d2 24.0 10.2 1.2
d3 4.0 8.2 11.1
d4 10.3 6.1 3.3
[条件式対応値]
(1)(−f2)/f3=0.70
(2)f2/f4=0.58
(3)f5/(−f4)=1.48
(4)x5/(−f2)=1.38
(5)x4/x3=0.71
(6)nd3b=1.76
第4実施例について、図14〜図17及び表13〜表16を用いて説明する。図14は、第4実施例に係る変倍光学系ZL4の構成(6群構成)を示す図である。図14に示す、第4実施例に係る変倍光学系ZL4において、第1レンズ群G1は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11と両凸レンズL12との接合レンズ、及び、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL13からなる。
[全体諸元]
広角端 中間焦点距離 望遠端
f = 24.8 〜 44.4 〜 111.9
FNO = 4.1 〜 4.0 〜 4.0
2ω = 85.4 〜 50.2 〜 21.0
全長 = 148.2 〜 159.3 〜 190.0
Bf = 26.4 〜 37.7 〜 57.1
[レンズデータ]
面番号 r d νd nd
1 198.1451 2.0000 23.77 1.846660
2 83.1076 7.5952 67.87 1.593189
3 -2407.2718 0.1000
4 58.1135 5.4790 52.29 1.755000
5 143.3465 (d1)
6* 426.6084 1.2000 46.63 1.816000
7 15.6978 8.0182
8 -34.0153 1.0000 45.30 1.795000
9 -123.5592 0.1000
10 63.2721 4.2000 23.77 1.846660
11 -32.4461 0.5374
12 -27.9469 1.0000 40.94 1.806100
13* -528.6953 (d2)
14 50.2914 2.4342 52.29 1.755000
15 -1099.3184 1.4000
16 0.0000 0.5000 (開口絞りS)
17 31.0475 3.0000 23.77 1.846660
18 17.1303 6.6000 70.45 1.487490
19 -82.4820 0.1000
20 41.5438 3.5000 67.87 1.593189
21 -589.6794 (d3)
22 -54.3208 3.5000 32.35 1.850260
23 -17.0699 1.0000 52.29 1.755000
24 84.5694 3.0000
25 -52.8099 1.0000 53.89 1.713000
26 -590.9085 (d4)
27* 94.2512 5.7349 61.18 1.589130
28 -24.4009 0.1000
29 -311.9655 6.5095 70.45 1.487490
30 -20.8486 1.0000 32.35 1.850260
31 -100.0000 (d5)
32 -200.0000 2.0000 46.63 1.816000
33 -120.0032 (Bf)
[レンズ群焦点距離データ]
レンズ群 始面 焦点距離
G1 1 106.8
G2 6 -17.8
G3 14 25.3
G4 22 -30.7
G5 27 48.3
G6 32 363.6
[非球面データ]
κ A4 A6 A8 A10
第6面 1.0000 1.16370E-05 -2.95490E-08 4.79300E-11 -4.07190E-14
第13面 1.0000 -1.33470E-06 -2.08660E-08 3.94960E-12 -9.57420E-14
第27面 -30.0000 -8.76090E-06 -1.75720E-09 3.64680E-11 -1.18100E-13
[可変間隔データ]
広角端 中間焦点距離 望遠端
d1 2.9 17.2 44.5
d2 24.0 11.7 1.2
d3 1.6 5.6 8.8
d4 8.1 4.7 1.1
d5 12.4 9.7 4.7
[条件式対応値]
(1)(−f2)/f3=0.70
(2)f2/f4=0.58
(3)f5/(−f4)=1.57
(4)x5/(−f2)=1.72
(5)x4/x3=0.69
(6)nd3b=1.82
物質 屈折率 光学膜厚 光学膜厚 光学膜厚 光学膜厚
媒質 空気 1.00
第7層 SiO2+MgF2 1.26 0.275λ 0.268λ 0.271λ 0.269λ
第6層 ZrO2+TiO2 2.12 0.045λ 0.057λ 0.054λ 0.059λ
第5層 Al2O3 1.65 0.212λ 0.171λ 0.178λ 0.162λ
第4層 ZrO2+TiO2 2.12 0.077λ 0.127λ 0.13λ 0.158λ
第3層 Al2O3 1.65 0.288λ 0.122λ 0.107λ 0.08λ
第2層 ZrO2+TiO2 2.12 0 0.059λ 0.075λ 0.105λ
第1層 Al2O3 1.65 0 0.257λ 0.03λ 0.03λ
基板の屈折率 1.46 1.62 1.74 1.85
物質 屈折率 光学膜厚
媒質 空気 1.00
第5層 シリカとフッ化マグネシウムの混合物 1.26 0.269λ
第4層 酸化チタン−酸化ジルコニウム混合物 2.12 0.043λ
第3層 酸化アルミニウム 1.65 0.217λ
第2層 酸化チタン−酸化ジルコニウム混合物 2.12 0.066λ
第1層 酸化アルミニウム 1.65 0.290λ
基板 BK7 1.52
物質 屈折率 光学膜厚
媒質 空気 1.00
第7層 MgF2 1.39 0.243λ
第6層 酸化チタン−酸化ジルコニウム混合物 2.12 0.119λ
第5層 酸化アルミニウム 1.65 0.057λ
第4層 酸化チタン−酸化ジルコニウム混合物 2.12 0.220λ
第3層 酸化アルミニウム 1.65 0.064λ
第2層 酸化チタン−酸化ジルコニウム混合物 2.12 0.057λ
第1層 酸化アルミニウム 1.65 0.193λ
基板 BK7 1.52
G1 第1レンズ群
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
G4 第4レンズ群
G5 第5レンズ群
S 開口絞り
I 像面
1 デジタル一眼レフカメラ(光学機器)
2 撮影レンズ(変倍光学系)
3 クイックリターンミラー
4 焦点板
5 ペンタプリズム
6 接眼レンズ
7 撮像素子
101 反射防止膜
101a 第1層
101b 第2層
101c 第3層
101d 第4層
101e 第5層
101f 第6層
101g 第7層
102 光学部材
Claims (16)
- 物体側から順に並んだ、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、負の屈折力を有する第4レンズ群と、正の屈折力を有する第5レンズ群とを有し、
前記レンズ群の中のいずれかのレンズ群の少なくとも一部は、光軸と略垂直方向の成分を持つように移動し、
広角端状態から望遠端状態まで変倍する際に、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔が変化し、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間隔が変化し、前記第3レンズ群と前記第4レンズ群との間隔が変化し、前記第4レンズ群と前記第5レンズ群との間隔が変化し、
前記第2レンズ群の焦点距離をf2とし、前記第3レンズ群の焦点距離をf3とし、前記第4レンズ群の焦点距離をf4としたとき、次式
0.65 < (−f2)/f3 < 0.90
0.58 ≦ f2/f4 < 0.75
の条件を満足し、
前記第1レンズ群及び前記第2レンズ群における光学面のうち少なくとも1面は、ウェットプロセスを用いて形成された層を少なくとも1層含んだ反射防止膜を備えることを特徴とする変倍光学系。 - 物体側から順に並んだ、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、負の屈折力を有する第4レンズ群と、正の屈折力を有する第5レンズ群とを有し、
前記レンズ群の中のいずれかのレンズ群の少なくとも一部は、光軸と略垂直方向の成分を持つように移動し、
広角端状態から望遠端状態まで変倍する際に、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔が変化し、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間隔が変化し、前記第3レンズ群と前記第4レンズ群との間隔が変化し、前記第4レンズ群と前記第5レンズ群との間隔が変化し、
前記第2レンズ群の焦点距離をf2とし、前記第3レンズ群の焦点距離をf3とし、前記第4レンズ群の焦点距離をf4とし、前記第5レンズ群の焦点距離をf5としたとき、次式
0.65 < (−f2)/f3 < 0.90
0.42 < f2/f4 < 0.75
1.48 ≦ f5/(−f4) < 2.00
の条件を満足し、
前記第1レンズ群及び前記第2レンズ群における光学面のうち少なくとも1面は、ウェットプロセスを用いて形成された層を少なくとも1層含んだ反射防止膜を備えることを特徴とする変倍光学系。 - 物体側から順に並んだ、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、負の屈折力を有する第4レンズ群と、正の屈折力を有する第5レンズ群とを有し、
前記レンズ群の中のいずれかのレンズ群の少なくとも一部は、光軸と略垂直方向の成分を持つように移動し、
広角端状態から望遠端状態まで変倍する際に、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔が変化し、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間隔が変化し、前記第3レンズ群と前記第4レンズ群との間隔が変化し、前記第4レンズ群と前記第5レンズ群との間隔が変化し、
前記第2レンズ群の焦点距離をf2とし、前記第3レンズ群の焦点距離をf3とし、前記第4レンズ群の焦点距離をf4とし、前記第5レンズ群の焦点距離をf5としたとき、次式
0.65 < (−f2)/f3 < 0.90
0.55 < f2/f4 < 0.75
1.40 < f5/(−f4) < 2.00
の条件を満足し、
前記第1レンズ群及び前記第2レンズ群における光学面のうち少なくとも1面は、ウェットプロセスを用いて形成された層を少なくとも1層含んだ反射防止膜を備えることを特徴とする変倍光学系。 - 物体側から順に並んだ、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、負の屈折力を有する第4レンズ群と、正の屈折力を有する第5レンズ群とを有し、
前記レンズ群の中のいずれかのレンズ群の少なくとも一部は、光軸と略垂直方向の成分を持つように移動し、
広角端状態から望遠端状態まで変倍する際に、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔が変化し、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間隔が変化し、前記第3レンズ群と前記第4レンズ群との間隔が変化し、前記第4レンズ群と前記第5レンズ群との間隔が変化し、
前記第2レンズ群の焦点距離をf2とし、前記第3レンズ群の焦点距離をf3とし、前記第4レンズ群の焦点距離をf4とし、像側から物体側への移動量を正とした場合、前記第4レンズ群の広角端状態から望遠端状態までの光軸上の移動量をx4とし、前記第3レンズ群の広角端状態から望遠端状態までの光軸上の移動量をx3としたとき、次式
0.65 < (−f2)/f3 < 0.90
0.55 < f2/f4 < 0.75
0.65 < x4/x3 < 0.90
の条件を満足し、
前記第1レンズ群及び前記第2レンズ群における光学面のうち少なくとも1面は、ウェットプロセスを用いて形成された層を少なくとも1層含んだ反射防止膜を備えることを特徴とする変倍光学系。 - 前記第5レンズ群の焦点距離をf5とし、前記第4レンズ群の焦点距離をf4としたとき、次式
1.20 < f5/(−f4) < 2.00
の条件を満足することを特徴とする請求項1又は4に記載の変倍光学系。 - 像側から物体側への移動量を正とした場合、前記第4レンズ群の広角端状態から望遠端状態までの光軸上の移動量をx4とし、前記第3レンズ群の広角端状態から望遠端状態までの光軸上の移動量をx3としたとき、次式
0.65 < x4/x3 < 0.90
の条件を満足することを特徴とする請求項2に記載の変倍光学系。 - 前記反射防止膜は多層膜であり、
前記多層膜の最表面層は、前記ウェットプロセスを用いて形成された層であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の変倍光学系。 - 前記ウェットプロセスを用いて形成された層のd線における屈折率をndとしたとき、次式
nd≦1.30
の条件を満足することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の変倍光学系。 - 開口絞りを前記第3レンズ群の近傍または内部に配置し、
前記反射防止膜が設けられた光学面は、前記開口絞りから見て凹面であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の変倍光学系。 - 像側から物体側への移動量を正とした場合、前記第5レンズ群の広角端状態から望遠端状態までの光軸上の移動量をx5としたとき、次式
0.70 < x5/(−f2) < 2.10
の条件を満足することを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の変倍光学系。 - 広角端状態から望遠端状態まで変倍する際に、前記第1レンズ群が像側から物体側に移動することを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の変倍光学系。
- 広角端状態から望遠端状態まで変倍する際に、前記第5レンズ群が像側から物体側に移動することを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の変倍光学系。
- 前記第2レンズ群の少なくとも一部を光軸に沿って移動させることにより、近距離物点への合焦を行うことを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項に記載の変倍光学系。
- 前記第2レンズ群は、非球面形状のレンズ面を有することを特徴とする請求項1〜13のいずれか一項に記載の変倍光学系。
- 前記第3レンズ群は、少なくとも1つの正レンズ成分を含み、前記正レンズ成分のうち最も屈折率の高い正レンズ成分の媒質のd線における屈折率をnd3bとしたとき、次式
1.70 < nd3b < 1.85
の条件を満足することを特徴とする請求項1〜14のいずれか一項に記載の変倍光学系。 - 請求項1から15のいずれか一項に記載の変倍光学系を有することを特徴とする光学機器。
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