JP5170111B2 - 密閉型圧縮機およびそれを用いた冷凍冷蔵装置 - Google Patents
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Description
また、本発明は、密閉容器内に電動要素とこの電動要素によって駆動される圧縮要素とを収容した密閉型圧縮機であって、圧縮要素は、電動要素によって回転駆動される主軸部及び主軸部の一端に主軸部と一体運動するように形成された偏心軸部を有するシャフトと、シャフトの主軸部を軸支することによって片持ち軸受を形成する軸受部と、軸受部に対して、一定の位置に固定されるように配置され、円筒形の圧縮室を形成するシリンダブロックと、圧縮室の内部に往復動可能に挿設され、ピン穴を有するピストンと、ピン穴に挿入固定されたピストンピンと、偏心軸部とピストンピンとを連結し、一端に大端穴部と他端に小端穴部を有するコンロッドとを備え、ピストンの軸心をとピン穴の軸心とのなす角度a2(rad)と、あらかじめ設定した角度b2(rad)とが、(数2)を満たし、角度b2を、軸受部と主軸部のクリアランスに基づく軸受部に対するシャフトの傾きの角度の絶対値c2(rad)と関連付けて設定した構成を有する。
また、本発明は、密閉容器内に電動要素とこの電動要素によって駆動される圧縮要素とを収容した密閉型圧縮機であって、圧縮要素は、電動要素によって回転駆動される主軸部及び主軸部の一端に主軸部と一体運動するように形成された偏心軸部を有するシャフトと、シャフトの主軸部を軸支することによって片持ち軸受を形成する軸受部と、軸受部に対して、一定の位置に固定されるように配置され、円筒形の圧縮室を形成するシリンダブロックと、圧縮室の内部に往復動可能に挿設され、ピン穴を有するピストンと、ピン穴に挿入固定されたピストンピンと、偏心軸部とピストンピンとを連結し、一端に大端穴部と他端に小端穴部を有するコンロッドとを備え、大端穴部の軸心と小端穴部の軸心とのなす角度a3(rad)が、軸受部と主軸部のクリアランスに基づく軸受部に対するシャフトの傾きの角度の絶対値c3(rad)の0.5倍以上、3.3倍以下である構成を有する。
図1は、本発明の実施の形態1における密閉型圧縮機の縦断面図である。図2は、同実施の形態における圧縮荷重が作用しないときの要部の拡大断面図である。図3は、同実施の形態における圧縮荷重が作用するときの要部の拡大断面図である。図4は、同実施の形態における軸受部と圧縮室との位置関係を示す要部の断面図である。図5は、同実施の形態に基づいて行った実験の結果を示す特性図である。
角度b1をシャフト110の傾きの角度の絶対値c1に関係付ける具体的な値として実験値を採用することができる。図5は圧縮室115の軸心の角度を変えた4種類のシリンダブロック114を用意し、これらのシリンダブロック114を組み込んだ密閉型圧縮機の効率を測定した結果である。図5において、横軸は、軸受部120の軸心を示す第1の中心線141に対する圧縮室115の軸心を示す第2の中心線142のπ/2からの拡がり(図5では、軸受に対する圧縮室の角度と記載)b1を示している。縦軸は、それぞれの角度b1に対する効率COP(Coefficient Of Performance)を示している。すなわち、図5は、それぞれの角度b1に対する効率COPの各測定値を2次曲線で近似した特性図である。
また、角度b1と角度の絶対値c1とが(数5)を満足する関係とすることがより好ましい。
以上のように、(数1)で表される角度a1を圧縮室115の軸心の角度の設計値とし、あらかじめ設定した角度b1を、軸受部120に対するシャフト110の傾きの角度の絶対値c1と関連付けて実際の値に近づくように決定することにより、ピストン123と圧縮室115との間のこじりをより確実に防止することができる。
また、本実施の形態の片持ち軸受において、ピストン123が下死点に位置する時、少なくともピストン123の一部がシリンダブロック114から露出するように形成されている。具体的には、ピストン123の軸方向の全長に対して1/3以上が露出するように形成されている。
実施の形態1では、ピストン123の傾きに対応させて圧縮室115をその軸心Dを傾けて形成した。しかし、本実施の形態では、実施の形態1の構成に加えて、さらに、圧縮室115を形成する円筒形孔部116にテーパ部を形成した。したがって、本実施の形態では、実施の形態1と同じ構成についての説明は省略し、実施の形態1とは異なる構成を中心に説明する。
このように、本実施の形態では、設定した角度b1の値や、角度b1とテーパ部117の設定角度d1を加算した値は、シャフト110の傾きの角度の絶対値c1に関係付ける具体的な値として実験値を採用することができる。図9は、本実施の形態において、圧縮室115の軸心を示す第2の中心線142の角度を変えた数種類のシリンダブロック114を用意し、これらのシリンダブロック114を組み込んだ密閉型圧縮機の効率を測定した結果である。
なお、角度b1を0(rad)を含まない正の値に設定することで、特に圧縮行程になどにおいて、シャフト110が主軸部111と軸受部120のクリアランス内で大きく傾く際におけるストレート部118とピストン123との間のこじりを防止することができる。また角度b1を2.5c1以下に設定することで、吸入行程の後半や圧縮行程の初期などにおいて、シャフト110が主軸部111と軸受部120のクリアランス内でさほど大きくは傾かない際に、ピストン123と圧縮室115との間にこじりが発生することを防止することができる。
さらに、角度b1と角度d1と角度c1が(数10)を満足する関係とすることがさらに好ましい。
ここで、軸受部120の軸心141に対する圧縮室115の軸心142の角度をπ/2よりも大きくする効果と、圧縮室115のコンロッド126側にテーパ部117を設ける効果について説明する。
なお、テーパ部117の角度d1が角度b1の0.5倍未満の場合は、ピストン123の外周面と圧縮室115の内周壁との摺動損失を低減する効果が小さくなり、逆にテーパ部117の角度d1が角度b1の1.5倍超の場合は、圧縮室115内でピストン123の挙動が不安定となって騒音が増大する可能性が高くなる可能性があり、両特性の観点から最適化を図れたものである。
実施の形態1、2では、ピストン123の傾きに対応させて圧縮室115をその軸心を傾けて形成した。しかし、本実施の形態では、冷媒ガスを圧縮する圧縮荷重が作用したときのシャフト110の傾きに起因して傾くコンロッドの傾きに対応させて、ピン穴をその軸心を傾けて形成するものである。
設定した角度b2をシャフト110の傾きの角度の絶対値c2に関係付ける具体的な値として実験値を採用することができる。図14はピン穴124の軸心の角度を変えたピストン123を用意し、これらのピストン123を組み込んだ密閉型圧縮機の効率を測定した結果である。すなわち、ピストン123の軸心を示す第1の中心線141に対するピン穴124の軸心を示す第2の中心線142のπ/2からの拡がり(図14では、ピストン軸心に対するピン穴軸心の角度と記載)である角度b2を横軸に表している。それぞれの角度b2に対する効率COPを縦軸に表している。すなわち、図14は、角度b2における効率COPの各測定値を2次曲線で近似した特性図である。
また、角度b2と角度c2とが(数14)を満足する関係とすることがより好ましい。
以上のように、本実施の形態では、(数2)で表される角度a2をピン穴124の軸心の角度の設計値とし、設定された角度b2を、軸受部120に対するシャフト110の傾きの角度の絶対値c2と関連付けて実際の値に近づくように決定する。このことにより、ピストン123と圧縮室115との間のこじりを防止することができる。
本実施の形態においても、設定した角度b2や角度b2とテーパ部117の設定角度d2を加算した値は、シャフト110の傾きの角度の絶対値c2に関係付ける具体的な数値として実験値を採用することができる。実施の形態2と同様の実験によって、図9と同様の測定結果が得られた。
さらに、角度b2と角度d2と角度c2が(数17)を満足する関係とすることがさらに好ましい。
また、さらに、角度b2と角度d2とが(数18)を満足する関係とすることで、実施の形態2と同様の効果が得られ、従来の密閉型圧縮機よりも一層信頼性が向上し、効率が高くなる。
(実施の形態4)
実施の形態1、2では、ピストン123の傾きに対応させて圧縮室115をその軸心を傾けて形成した。また、実施の形態3では、冷媒ガスを圧縮する圧縮荷重が作用したときのシャフト110の傾きに起因して傾くコンロッド126の傾きに対応させて、ピン穴124をその軸心を傾けて形成した。しかし、本実施の形態では、冷媒ガスを圧縮する圧縮荷重が作用したときのシャフト110の傾きに対応させて、大端穴部128の軸心に対して小端穴部129の軸心を傾けて形成するものである。
すなわち、大端穴部128の軸心と小端穴部129の軸心とは、偏心軸部112側(上方)から主軸部111側(下方)に進むにつれて近づく方向にわずかに傾斜している。
なお、角度a3を角度c3に対して小さく設定しすぎると、特に圧縮行程になどにおいて、シャフト110が主軸部111と軸受部120のクリアランス内で大きく傾く際におけるストレート部118とピストン123との間のこじりを防止することができず、逆に角度a3を角度c3に対して大きく設定しすぎると、吸入行程の後半や圧縮行程の初期などにおいて、シャフト110が主軸部111と軸受部120のクリアランス内でさほど大きくは傾かない際に、ピストン123と圧縮室115との間にこじりが発生することを防止することができなくなる。
さらに、角度b3と角度d3と角度c3が(数22)を満足する関係とすることがさらに好ましい。
また、さらに、角度b3と角度d3とが(数23)を満足する関係とすることで、実施の形態2と同様の効果が得られ、従来の密閉型圧縮機よりも一層信頼性が向上し、効率が高くなる。
(実施の形態5)
図19は、実施の形態1〜4で説明した密封型圧縮機を用いた、本発明の実施の形態5における冷凍冷蔵庫を示す概略構成図である。図19において、本実施の形態の冷凍冷蔵庫200は、筐体201内の前方に複数の貯蔵室202が設けられ、背面には機械室203が設けられている。機械室203内には、実施の形態1〜4で説明した密封型圧縮機204が配置されている。密封型圧縮機204は、凝縮器などの冷凍サイクル構成要素205とパイプ206により結合されている。密封型圧縮機204は制御装置207により制御され、適切な冷凍サイクルが行われる。したがって、本実施の形態によれば、信頼性の高い、効率のよい冷凍冷蔵庫が得られる。
102 固定子
103 回転子
104 電動要素
105 圧縮要素
106 潤滑油
110 シャフト
111 主軸部
112 偏心軸部
113 給油通路
114 シリンダブロック
115 圧縮室
116 円筒形孔部
117 テーパ部
118 ストレート部
120 軸受部
123 ピストン
123a 端面
124 ピン穴
125 ピストンピン
126 コンロッド
128 大端穴部
129 小端穴部
130 ロッド部
141 第1の中心線
142 第2の中心線
143 第3の中心線
144 主軸部の軸心
146a 判別孔
146b 判別突起
150 バブルプレート
200 冷凍冷蔵庫
201 筺体
202 貯蔵室
203 機械室
204 密封型圧縮機
205 冷凍サイクル構成要素
206 パイプ
207 制御装置
Claims (24)
- 密閉容器内に電動要素と前記電動要素によって駆動される圧縮要素とを収容した密閉型圧縮機であって、前記圧縮要素は、前記電動要素によって回転駆動される主軸部及び前記主軸部の一端に前記主軸部と一体運動するように形成された偏心軸部を有するシャフトと、前記シャフトの前記主軸部を軸支することによって片持ち軸受を形成する軸受部と、前記軸受部に対して、一定の位置に固定されるように配置され、円筒形の圧縮室を形成するシリンダブロックと、前記圧縮室の内部に往復動可能に挿設されたピストンと、前記偏心軸部と前記ピストンとを連結するコンロッドとを備え、前記軸受部の軸心を示す第1の中心線または前記第1の中心線に平行な第3の中心線と前記圧縮室の軸心を示す第2の中心線とが互いに交差するように前記軸受部及び前記圧縮室が配置され、前記第1の中心線または前記第3の中心線と前記第2の中心線とのなす角度a1(rad)と、あらかじめ設定した角度b1(rad)とが、(数1)を満たし、前記角度b1を、前記軸受部と前記主軸部のクリアランスに基づく前記軸受部に対する前記シャフトの傾きの角度の絶対値c1(rad)と関連付けて設定し、前記角度b1は、前記角度の絶対値c1の0.5倍以上、3.3倍以下に設定された密閉型圧縮機。
a1=π/2+b1(rad) (数1) - 前記角度b1は、前記角度の絶対値c1の1.0倍以上、2.7倍以下に設定された請求項1に記載の密閉型圧縮機。
- 前記角度b1は、前記角度の絶対値c1の2.5倍以下の0(rad)を含まない正の値に設定され、さらに前記圧縮室は、前記ピストンが上死点に位置する側から下死点に位置する側に向かって内径寸法が増大するように形成されたテーパ部を有し、前記テーパ部に前記ピストンの外周面が沿って摺動するときの前記ピストンの軸心と前記圧縮室の軸心とのなす角度d1と、前記角度b1との合計値が、前記角度の絶対値c1の0.3倍以上、4倍以下に設定された請求項1に記載の密閉型圧縮機。
- 前記角度b1と前記角度d1との合計値が、前記角度の絶対値c1の1.0倍以上、3.2倍以下に設定された請求項3に記載の密閉型圧縮機。
- 前記角度d1は、前記角度b1の0.5倍以上、1.5倍以下になるように設定された請求項4に記載の密閉型圧縮機。
- 前記ピストンが上死点に位置するとき、前記ピストンの前記圧縮室側の上端部に対応する位置に前記テーパ部に隣接して形成されたストレート部を有する請求項3に記載の密閉型圧縮機。
- 前記ピストンが下死点に位置するとき、少なくとも前記ピストンの一部が前記シリンダブロックから露出するように形成された請求項1に記載の密閉型圧縮機。
- 密閉容器内に電動要素と前記電動要素によって駆動される圧縮要素とを収容した密閉型圧縮機であって、前記圧縮要素は、前記電動要素によって回転駆動される主軸部及び前記主軸部の一端に前記主軸部と一体運動するように形成された偏心軸部を有するシャフトと、前記シャフトの前記主軸部を軸支することによって片持ち軸受を形成する軸受部と、前記軸受部に対して、一定の位置に固定されるように配置され、円筒形の圧縮室を形成するシリンダブロックと、前記圧縮室の内部に往復動可能に挿設され、ピン穴を有するピストンと、前記ピン穴に挿入固定されたピストンピンと、前記偏心軸部と前記ピストンピンとを連結し、一端に大端穴部と他端に小端穴部を有するコンロッドとを備え、前記ピストンの軸心を示す第1の中心線と前記ピン穴の軸心を示す第2の中心線とのなす角度a2(rad)と、あらかじめ設定した角度b2(rad)とが、(数2)を満たし、前記角度b2を、前記軸受部と前記主軸部のクリアランスに基づく前記軸受部に対する前記シャフトの傾きの角度の絶対値c2と関連付けて設定し、前記角度b2は、前記角度の絶対値c2の0.5倍以上、3.3倍以下に設定された密閉型圧縮機。
a2=π/2+b2(rad) (数2) - 前記角度b2は、前記角度の絶対値c2の1.0倍以上、2.7倍以下に設定された請求項8に記載の密閉型圧縮機。
- 前記角度b2は、前記角度の絶対値c2の2.5倍以下の0(rad)を含まない正の値に設定され、さらに前記圧縮室は、前記ピストンが上死点に位置する側から下死点に位置する側に向かって内径寸法が増大するように形成されたテーパ部を有し、前記テーパ部に前記ピストンの外周面が沿って摺動するときの前記ピストンの軸心と前記圧縮室の軸心とのなす角度d2と、前記角度b2との合計値が、前記角度の絶対値c2の0.3倍以上、4倍以下に設定された請求項8に記載の密閉型圧縮機。
- 前記角度b2と前記角度d2との合計値が、前記角度の絶対値c2の1.0倍以上、3.2倍以下に設定された請求項10に記載の密閉型圧縮機。
- 前記角度d2は、前記角度b2の0.5倍以上、1.5倍以下になるように設定された請求項11に記載の密閉型圧縮機。
- 前記ピストンが上死点に位置するとき、前記ピストンの前記圧縮室側の上端部に対応する位置に前記テーパ部に隣接して形成されたストレート部を有する請求項8に記載の密閉型圧縮機。
- 前記ピストンが下死点に位置するとき、少なくとも前記ピストンの一部が前記シリンダブロックから露出するように形成された請求項8に記載の密閉型圧縮機。
- 前記ピストンは、上下方向に非対称に形成された請求項8に記載の密閉型圧縮機。
- 密閉容器内に電動要素と前記電動要素によって駆動される圧縮要素とを収容した密閉型圧縮機であって、前記圧縮要素は、前記電動要素によって回転駆動される主軸部及び前記主軸部の一端に前記主軸部と一体運動するように形成された偏心軸部を有するシャフトと、前記シャフトの前記主軸部を軸支することによって片持ち軸受を形成する軸受部と、前記軸受部に対して、一定の位置に固定されるように配置され、円筒形の圧縮室を形成するシリンダブロックと、前記圧縮室の内部に往復動可能に挿設され、ピン穴を有するピストンと、前記ピン穴に挿入固定されたピストンピンと、前記偏心軸部と前記ピストンピンとを連結し、一端に大端穴部と他端に小端穴部を有するコンロッドとを備え、前記大端穴部の軸心を示す第1の中心線と前記小端穴部の軸心を示す第2の中心線とのなす角度a3が、前記軸受部と前記主軸部のクリアランスに基づく前記軸受部に対する前記シャフトの傾きの角度の絶対値c3の0.5倍以上、3.3倍以下である密閉型圧縮機。
- 前記角度a3は、前記角度の絶対値c3の1.0倍以上、2.7倍以下である請求項16に記載の密閉型圧縮機。
- 前記角度b3は、前記角度の絶対値c3の2.5倍以下の0(rad)を含まない正の値に設定され、さらに前記圧縮室は、前記ピストンが上死点に位置する側から下死点に位置する側に向かって内径寸法が増大するように形成されたテーパ部を有し、前記テーパ部に前記ピストンの外周面が沿って摺動するときの前記ピストンの軸心と前記圧縮室の軸心とのなす角度d3と、あらかじめ定めた角度b3との合計値が、前記角度の絶対値c3の0.3倍以上、4倍以下に設定された請求項16に記載の密閉型圧縮機。
- 前記角度b3と前記角度d3との合計値が、前記角度の絶対値c3の1.0倍以上、3.2倍以下に設定された請求項18に記載の密閉型圧縮機。
- 前記角度d3は、前記角度b3の0.5倍以上、1.5倍以下になるように設定された請求項19に記載の密閉型圧縮機。
- 前記ピストンが上死点に位置するとき、前記ピストンの前記圧縮室側の上端部に対応する位置に前記テーパ部に隣接して形成されたストレート部を有する請求項16に記載の密閉型圧縮機。
- 前記ピストンが下死点に位置するとき、少なくとも前記ピストンの一部が前記シリンダブロックから露出するように形成された請求項16に記載の密閉型圧縮機。
- 前記コンロッドは、上下方向に非対称に形成された請求項16に記載の密閉型圧縮機。
- 請求項1から23のいずれか一項に記載の密閉型圧縮機を搭載した冷凍冷蔵装置。
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