JP5166613B1 - 表示装置、及びテレビジョン受信機 - Google Patents
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Abstract
【課題】作業性良好に、安価に線材をフロントキャビネットに係止することができ、フロントキャビネットにリアキャビネットを螺合する場合にボス等に線材が噛み込むことが良好に抑制された表示装置、及び該表示装置を備えるテレビジョン受信機を提供する。
【解決手段】フロントキャビネット2の枠部22の下側に斜めに突出した基板取付部21には、ボス24が設けられている。ボス24は、縦断面視が略コの字状をなす台座241と、台座241の平面に設けられた筒状のボス本体242と、台座241の平面に連設された係止部245とを備える。係止部245は、基板取付部21の面方向に突出した第1抑止部243と、第1抑止部243の先端部に基板取付部21に向かうように設けられた第2抑止部244とを備える。係止部245にハーネス7が係止される。
【選択図】図13
【解決手段】フロントキャビネット2の枠部22の下側に斜めに突出した基板取付部21には、ボス24が設けられている。ボス24は、縦断面視が略コの字状をなす台座241と、台座241の平面に設けられた筒状のボス本体242と、台座241の平面に連設された係止部245とを備える。係止部245は、基板取付部21の面方向に突出した第1抑止部243と、第1抑止部243の先端部に基板取付部21に向かうように設けられた第2抑止部244とを備える。係止部245にハーネス7が係止される。
【選択図】図13
Description
本発明は、例えばスピーカ、基板等の配線を保持する線整形構造をフロントキャビネットに備えた表示装置、及び該表示装置を備えたテレビジョン受信機に関する。
例えば液晶テレビジョン受信機等のテレビジョン受信機は、正面側で映像を表示する表示パネル及びバックライトユニットを有する表示モジュールと、表示モジュールの正面側に配置される矩形枠状のフロントキャビネットと、表示パネルの背面側に配置されるリアキャビネットとを備えている。リアキャビネットはフロントキャビネットの背面に設けられたボスに螺着されている。バックライトユニットは表示パネルの背面側に配され、光学シート、導光板、及びLED基板をシャーシに収納してなる。
通常、フロントキャビネットの背面の下側の長辺部分には、スピーカ、及び発光ダイオード用基板,WiFi基板,リモートコントロール受光用の基板等の小基板が取り付けられている。そして、シャーシの背面に、チューナ及びCPU(Central Processing Unit)等が搭載されたメイン基板が設けられており、前記スピーカ、小基板、及びメイン基板間はハーネス(線材)により接続されている。
このハーネスをフロントキャビネットに保持(線整形)するために、フロントキャビネットの長辺部分に可能な限り、フック及びリブを設けたり、フック及びリブ等の形成が不可能な部分にはWH(ワイヤーホルダ)及びテープを直接貼り付けたりしてハーネスを固定し、フロントキャビネットをリアキャビネットに螺合する場合等にハーネスが動いてボス等に線噛み(ハーネス破損)が生じるのを防止している。
特許文献1には、フロントキャビネットに設けられている板状のリブに、該リブの頂面から基端側へ窪み、導線が嵌入される嵌入溝を設け、該嵌入溝の内面に、該嵌入溝の窪み方向に沿う溝を設け、該溝に割型及び入れ子の型合わせ面が位置するようにリブを成形するようにし、割型及び入れ子の型合わせ面にて生じる尖鋭縁及びバリを溝内に生じさせるようにした表示装置の発明が開示されている。この表示装置によれば、リブによって導線が損傷することが抑制されている。
製品デザイン仕様上、前記長辺部分に穴を設けるのは好ましくない、長辺部分の高さ方向の幅が狭く、フック及びリブ等の線整形部品を形成しにくい、該線整形部品を追加した場合には製品の表面にヒケ等の外観不良が発生する虞がある、金型の構造上、傾斜コアを追加するのが困難である等の制約があり、線整形用としてフック及び特許文献1等のリブを新規に設けることが困難であるという問題がある。
結果として、複数箇所にWH及びテープを貼着することによって、ハーネスを固定することになるが、作業が煩雑であり、作業コスト及び部品コストも高くなるという問題があった。
結果として、複数箇所にWH及びテープを貼着することによって、ハーネスを固定することになるが、作業が煩雑であり、作業コスト及び部品コストも高くなるという問題があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、作業性良好に、安価に線材をフロントキャビネットに係止することができ、フロントキャビネットにリアキャビネットを螺合して組み立てる場合にボス等に線材が噛み込むことが良好に抑制された表示装置、及び該表示装置を備えるテレビジョン受信機を提供することを目的とする。
本発明に係る表示装置は、正面側で映像を表示する表示パネルと、該表示パネルの正面側に配置される枠状のフロントキャビネットと、前記表示パネルの背面側に配置されるリアキャビネットと、該リアキャビネットを螺着するために前記フロントキャビネットの背面に設けられたボスと、前記フロントキャビネットの背面に配される線材とを備える表示装置において、前記ボスは、前記線材を係止する係止部を有し、前記係止部は、前記フロントキャビネットの背面の面方向に突出し、前記線材の正背方向の移動を抑止する第1抑止部と、該第1抑止部の先端部に前記フロントキャビネットの背面に向かうように設けられ、前記線材の前記面方向の移動を抑止する第2抑止部とを備えることを特徴とする。
本発明においては、線材を係止部に係止することで線材を容易に保持することができ、WH及びテープを貼着して線材を固定する場合と比較して、作業性が良好であり、作業コスト及び部品コストも低減する。そして、ボスに線材を係止する係止部が備えられているので、フロントキャビネットにリアキャビネットを螺着するときに、線材の動きを抑止した状態でボス等に線材が噛み込まれることを良好に防止することができる。また、傾斜コアを追加せずに成形できるようにすることで、金型投資を抑制することもできる。
そして、線材のフロントキャビネットの面方向及び正背方向の移動が良好に抑止される。
そして、線材のフロントキャビネットの面方向及び正背方向の移動が良好に抑止される。
本発明に係る表示装置は、前記第2抑止部の外面は、前記フロントキャビネットの背面に向かって傾斜していることを特徴とする。
本発明においては、線材を挿入し易い。
本発明に係る表示装置は、前記第1抑止部の外面に、該第1抑止部の突出方向に延びるリブを備えることを特徴とする。
本発明においては、第1抑止部の撓み強度が良好であり、線材が外れにくい。
本発明に係る表示装置は、前記ボスは台座を備え、前記第1抑止部は前記台座に設けられていることを特徴とする。
本発明においては、フロントキャビネットの背面寄りで線材の動きを良好に抑止することができ、ボスに線噛みが生じるのがより抑制される。
本発明に係る表示装置は、前記台座は、中空であり、側面の一部に開口部を有し、前記第1抑止部は、前記台座の前記開口部に前記面方向で隣接する部分に設けられ、前記台座の前記第1抑止部の内側の側面も開口していることを特徴とする。
本発明においては、傾斜コアを追加せずに、係止部を成形することができる。そして、新たに線整形部品を追加する場合のように、表示装置の表面にヒケ等の外観不良が発生する虞がない。
本発明に係るテレビジョン受信機は、前述の表示装置と、テレビジョン放送を受信する受信部とを備え、前記受信部にて受信したテレビジョン放送に基づいて、前記表示装置に映像を表示するようにしてあることを特徴とする。
本発明においては、組み立ての作業性が良好であり、コストも低減することができる。
本発明の表示装置によれば、線材を係止部に係止することで線材を容易に保持することができ、WH及びテープを貼着して線材を固定する場合と比較して、作業性が良好であり、作業コスト及び部品コストも低減する。そして、ボスに線材を係止する係止部が備えられているので、フロントキャビネットにリアキャビネットを螺着するときに、線材の動きを抑止してボス等に線材が噛み込まれるのを良好に防止することができる。また、傾斜コアを追加せずに成形できるようにすることで、金型投資を抑制することもできる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
図1は本発明に係るテレビジョン受信機(以下、TV受信機という)1を模式的に示す斜視図、図2はTV受信機1を示す裏面図、図3は図2のIII −III 線断面斜視図、図4は図3の一部拡大図、図5はフロントキャビネット2の正面図、図6はフロントキャビネット2の裏面図、図7はリアキャビネット3の裏面図である。なお、図5及び図6においては、基板及びハーネスを省略している。
TV受信機1は、表示パネル及びバックライトユニットを含む表示モジュール3と、該表示モジュール3を挾むようにして収容する合成樹脂製のフロントキャビネット2及びリアキャビネット4と、スタンド5と、正面下部に設けられた2個のスピーカ8とを備える。表示モジュール3は、全体として横長の略直方体状をなし、縦置き状態でフロントキャビネット2及びリアキャビネット4内に収容されている。
図1は本発明に係るテレビジョン受信機(以下、TV受信機という)1を模式的に示す斜視図、図2はTV受信機1を示す裏面図、図3は図2のIII −III 線断面斜視図、図4は図3の一部拡大図、図5はフロントキャビネット2の正面図、図6はフロントキャビネット2の裏面図、図7はリアキャビネット3の裏面図である。なお、図5及び図6においては、基板及びハーネスを省略している。
TV受信機1は、表示パネル及びバックライトユニットを含む表示モジュール3と、該表示モジュール3を挾むようにして収容する合成樹脂製のフロントキャビネット2及びリアキャビネット4と、スタンド5と、正面下部に設けられた2個のスピーカ8とを備える。表示モジュール3は、全体として横長の略直方体状をなし、縦置き状態でフロントキャビネット2及びリアキャビネット4内に収容されている。
フロントキャビネット2は、矩形枠状をなし、表示モジュール3の外縁部を覆う枠部22と、該枠部22の下側の長辺にTV受信機1の後ろ側に斜めに突出するように設けられ、基板が取り付けられる基板取付部21とを備える。
基板取付部21には、リアキャビネット4を螺着するためのボス23及びボス24が複数設けられている。ボス23は基板取付部21の長手方向の端部側に設けられ、ボス24は搭長手方向の中央部側に設けられている。ボス24は、後述するようにハーネス(線材)7を係止する係止部245を備える。
基板取付部21には、リアキャビネット4を螺着するためのボス23及びボス24が複数設けられている。ボス23は基板取付部21の長手方向の端部側に設けられ、ボス24は搭長手方向の中央部側に設けられている。ボス24は、後述するようにハーネス(線材)7を係止する係止部245を備える。
リアキャビネット4は、表示モジュール3の側面及び背面を覆うように箱状をなしている。リアキャビネット4は、図2の右側に、入力端子、出力端子、アンテナ入力端子、USB端子、ヘッドホン端子、及びB−CASカード挿入口等が設けられた2つの端子パネル41と、複数の放熱スリット42とを備える。
そして、周縁部には、複数のビス挿通孔44が設けられ、該ビス挿通孔44にビス43を挿通して、前記ボス23,24にネジ止めされるように構成されている。
そして、周縁部には、複数のビス挿通孔44が設けられ、該ビス挿通孔44にビス43を挿通して、前記ボス23,24にネジ止めされるように構成されている。
図4に示すように、表示モジュール3は、液晶表示パネル31と、光学シート32と、導光板33と、シャーシ34と、LED基板35とを備える。光学シート32、導光板33、シャーシ34、及びLED基板35によりバックライトユニットが構成される。表示動作の際には、導光板33から面状の光が出射され、その光によって液晶表示パネル31の背面が照明される。
液晶表示パネル31は、液晶層と、一対のガラス基板と、偏光板とを有する。一対のガラス基板はシール材を挟んで互いに貼り合わされており、その間に液晶層が挟持されている。そして、偏光板は、一対のガラス基板の液晶層側とは反対側の面上にそれぞれ配されている。
液晶表示パネル31は、液晶層と、一対のガラス基板と、偏光板とを有する。一対のガラス基板はシール材を挟んで互いに貼り合わされており、その間に液晶層が挟持されている。そして、偏光板は、一対のガラス基板の液晶層側とは反対側の面上にそれぞれ配されている。
シャーシ34は、液晶表示パネル31側が開口された略箱状をなす。そして、シャーシ34に、光学シート32、導光板33、及びLED基板35が収納される。
シャーシ34の裏面には、チューナ及びCPU等を備えるメイン基板が設けられている(図示せず)。
シャーシ34の裏面には、チューナ及びCPU等を備えるメイン基板が設けられている(図示せず)。
導光板33は矩形板状をなし、液晶表示パネル31側に対向する主面と、主面の反対面でシャーシ34に対向する裏面と、一対の長側面と、一対の短側面とを有する。そして、一方の長側面が、導光板33内に光を導入するための光入射面として機能し、該長側面から導光板33内へ導入された光は、導光板33の主面から液晶表示パネル31側に向かって出射する。
光学シート32は、拡散シート、レンズシート及びDBEFシート(反射型偏光シート)等を含むシート群であり、導光板33の主面上に載置されている。そして、この光学シート32によって、導光板33の主面から出射された光の拡散及び集光等が行われる。
LED基板35は、導光板33内へ導入する光を生成するためのものであり、導光板33の長側面側に配されている。LED基板35の基板本体の平面に、複数のLEDが実装されている。LED基板35は、導光板33の主面の長辺に沿って延び、複数のLEDが導光板33の長側面と対向するように配される。
図8はボス24を示す拡大平面図、図9はボス24を示す拡大斜視図、図10はボス24を示す拡大側面図である。
ボス24は、平面視が矩形状をなす台座241と、台座241の平面に設けられた筒状のボス本体242と、台座241の平面に連設された係止部245とを備える。
ボス本体242の内面には雌ねじが設けられており、リアキャビネット4のビス挿通孔44を挿通されたビス43がボス本体242の雌ねじに螺着される。
ボス24は、平面視が矩形状をなす台座241と、台座241の平面に設けられた筒状のボス本体242と、台座241の平面に連設された係止部245とを備える。
ボス本体242の内面には雌ねじが設けられており、リアキャビネット4のビス挿通孔44を挿通されたビス43がボス本体242の雌ねじに螺着される。
係止部245は、基板取付部21の面方向に突出した第1抑止部243と、第1抑止部243の先端部に基板取付部21に向かうように設けられた第2抑止部244とを備える。係止部245は、全体として側面視が略L字状をなす。
台座241は、中空であり、側面の一部(図8の右側)に開口部241aを有している。第1抑止部243は、台座241の開口部241aに前記面方向で隣接する部分に設けられており、台座241の第1抑止部243の内側の側面も開口している。
開口部241a及び前記第1抑止部243の内側の開口部を除き、台座241は縦断面視が略コの字状をなす側壁部分を備えているので、強度は良好である。
また、第1抑止部243の外面にはリブ246が設けられており、撓み強度が良好である。
台座241は、中空であり、側面の一部(図8の右側)に開口部241aを有している。第1抑止部243は、台座241の開口部241aに前記面方向で隣接する部分に設けられており、台座241の第1抑止部243の内側の側面も開口している。
開口部241a及び前記第1抑止部243の内側の開口部を除き、台座241は縦断面視が略コの字状をなす側壁部分を備えているので、強度は良好である。
また、第1抑止部243の外面にはリブ246が設けられており、撓み強度が良好である。
図11は、ボス24の成形時に傾斜コア20を用いる状態を示す模式的斜視図である。なお、フロントキャビネット2の正面側及び背面側に対応する割型は省略している。
従来、台座はヒケ発生の防止、重量増加の防止の観点から中空にしており、基板取付部21の長手方向にスライドする傾斜コアによって成形されていた。本実施の形態においては、台座241を成形する傾斜コア20を用いて、同時に係止部245を成形するようにしている。傾斜する傾斜コア20はボス24の内面側の形状(空洞部分)に一致する形状を有しており、該空洞部分を形成すべく、フロントキャビネット2の成形時に傾斜コア20を用いる。図11Aは割型を開いた後の状態を示し、図11Bは傾斜コア20を抜いた状態を示している。
以上のように構成されているので、本実施の形態においては、傾斜コア20を追加せずに、係止部245を成形することができる。そして、新たに線整形部品を追加する場合のように、表示装置の表面にヒケ等の外観不良が発生する虞がない。
従来、台座はヒケ発生の防止、重量増加の防止の観点から中空にしており、基板取付部21の長手方向にスライドする傾斜コアによって成形されていた。本実施の形態においては、台座241を成形する傾斜コア20を用いて、同時に係止部245を成形するようにしている。傾斜する傾斜コア20はボス24の内面側の形状(空洞部分)に一致する形状を有しており、該空洞部分を形成すべく、フロントキャビネット2の成形時に傾斜コア20を用いる。図11Aは割型を開いた後の状態を示し、図11Bは傾斜コア20を抜いた状態を示している。
以上のように構成されているので、本実施の形態においては、傾斜コア20を追加せずに、係止部245を成形することができる。そして、新たに線整形部品を追加する場合のように、表示装置の表面にヒケ等の外観不良が発生する虞がない。
図12は、フロントキャビネット2の基板取付部21にスピーカ8、基板9,10、及びスイッチ11を取り付けた状態を示す斜視図である。
基板取付部21の両端側に、それぞれ端部から2個のボス23の間に、スピーカ8が取り付けられている。そして、基板取付部21の図12の中央部、及び中央部のやや右よりに基板9,10がそれぞれ設けられている。図12の左側の短辺の下端部にはスイッチ11が設けられている。
スイッチ11と左側のスピーカ8との間、該スピーカ8と基板9との間はハーネス7により接続されている。そして、ハーネス7は基板9の右側から延出し、右側のスピーカ8から延出したハーネス7と合流して、シャーシ34に設けられたメイン基板に接続されている。図12に示すように、ハーネス7は、ボス24の係止部245に係止されている。
基板取付部21の両端側に、それぞれ端部から2個のボス23の間に、スピーカ8が取り付けられている。そして、基板取付部21の図12の中央部、及び中央部のやや右よりに基板9,10がそれぞれ設けられている。図12の左側の短辺の下端部にはスイッチ11が設けられている。
スイッチ11と左側のスピーカ8との間、該スピーカ8と基板9との間はハーネス7により接続されている。そして、ハーネス7は基板9の右側から延出し、右側のスピーカ8から延出したハーネス7と合流して、シャーシ34に設けられたメイン基板に接続されている。図12に示すように、ハーネス7は、ボス24の係止部245に係止されている。
図13はボス24の係止部245によりハーネス7が係止された状態を示す拡大斜視図、図14はボス24の係止部245によりハーネス7が係止された状態を示す拡大側面図である。
TV受信機1の組み立て時に、作業者は、ハーネス7を係止部245の下側から差し込み、第2抑止部244にハーネス7を係止する。WH及びテープを貼着してハーネス7を固定する場合と比較して、作業性が良好であり、作業コスト及び部品コストも低減する。 以上のように係止部245が構成されているので、ハーネス7のTV受信機1の前後方向の移動が第1抑止部243により抑止され、ハーネス7のフロントキャビネット2の面方向の移動が抑止されている。一端、ハーネス7が係止部245に係止された場合、人為的に第1抑止部243を撓ませて取り出さない限り、ハーネス7が外れることが抑制されている。第1抑止部243にはリブ246が設けられているので、第1抑止部243は反りにくくなっている。
TV受信機1の組み立て時に、作業者は、ハーネス7を係止部245の下側から差し込み、第2抑止部244にハーネス7を係止する。WH及びテープを貼着してハーネス7を固定する場合と比較して、作業性が良好であり、作業コスト及び部品コストも低減する。 以上のように係止部245が構成されているので、ハーネス7のTV受信機1の前後方向の移動が第1抑止部243により抑止され、ハーネス7のフロントキャビネット2の面方向の移動が抑止されている。一端、ハーネス7が係止部245に係止された場合、人為的に第1抑止部243を撓ませて取り出さない限り、ハーネス7が外れることが抑制されている。第1抑止部243にはリブ246が設けられているので、第1抑止部243は反りにくくなっている。
以上のようにハーネス7がボス24の係止部245に保持されているので、本実施の形態においては、フロントキャビネット2にリアキャビネット4を螺着するとき等のTV受信機1の組み立て時に、ハーネス7の動きを抑止した状態でボス24等にハーネス7が噛み込まれるのを良好に防止することができる。
図15は、他のボス25を示す側面図である。図中、図14と同一部分は同一符号を付して詳細な説明を省略する。
ボス25は、平面視が矩形状をなす台座251と、台座251の平面に設けられた筒状のボス本体252と、台座251の平面に連設された係止部255とを備える。
係止部255は、基板取付部21の面方向に突出した第1抑止部253と、第1抑止部253の先端部に基板取付部21に向かうように設けられた第2抑止部254とを備える。
図15に示すように、第2抑止部254は、フロントキャビネット2の背面(内面)に向かって内側に傾斜している。従って、ハーネス7を第1抑止部253の内面側に案内し易く、作業性が良好である。
ボス25は、平面視が矩形状をなす台座251と、台座251の平面に設けられた筒状のボス本体252と、台座251の平面に連設された係止部255とを備える。
係止部255は、基板取付部21の面方向に突出した第1抑止部253と、第1抑止部253の先端部に基板取付部21に向かうように設けられた第2抑止部254とを備える。
図15に示すように、第2抑止部254は、フロントキャビネット2の背面(内面)に向かって内側に傾斜している。従って、ハーネス7を第1抑止部253の内面側に案内し易く、作業性が良好である。
なお、ボス24及びボス25の形状、フロントキャビネット2上の配置位置、個数等は前記実施の形態において説明した場合に限定されない。
本発明は上述した実施の形態の内容に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は上述した実施の形態の内容に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
1 TV受信機
2 フロントキャビネット
21 基板取付部
22 枠部
23、24、25 ボス
241、251 台座
242、252 ボス本体
243、253 第1抑止部
244、254 第2抑止部
245、255 係止部
3 表示モジュール
31 液晶表示パネル
32 光学シート
33 導光板
34 シャーシ
35 LED基板
4 リアキャビネット
41 端子パネル
42 放熱スリット
43 ビス
44 ビス挿通孔
7 ハーネス
8 スピーカ
9、10 基板
2 フロントキャビネット
21 基板取付部
22 枠部
23、24、25 ボス
241、251 台座
242、252 ボス本体
243、253 第1抑止部
244、254 第2抑止部
245、255 係止部
3 表示モジュール
31 液晶表示パネル
32 光学シート
33 導光板
34 シャーシ
35 LED基板
4 リアキャビネット
41 端子パネル
42 放熱スリット
43 ビス
44 ビス挿通孔
7 ハーネス
8 スピーカ
9、10 基板
Claims (6)
- 正面側で映像を表示する表示パネルと、該表示パネルの正面側に配置される枠状のフロントキャビネットと、前記表示パネルの背面側に配置されるリアキャビネットと、該リアキャビネットを螺着するために前記フロントキャビネットの背面に設けられたボスと、前記フロントキャビネットの背面に配される線材とを備える表示装置において、
前記ボスは、前記線材を係止する係止部を有し、
前記係止部は、
前記フロントキャビネットの背面の面方向に突出し、前記線材の正背方向の移動を抑止する第1抑止部と、
該第1抑止部の先端部に前記フロントキャビネットの背面に向かうように設けられ、前記線材の前記面方向の移動を抑止する第2抑止部と
を備えることを特徴とする表示装置。 - 前記第2抑止部の外面は、前記フロントキャビネットの背面に向かって傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
- 前記第1抑止部の外面に、該第1抑止部の突出方向に延びるリブを備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
- 前記ボスは台座を備え、
前記第1抑止部は前記台座に設けられていることを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の表示装置。 - 前記台座は、中空であり、側面の一部に開口部を有し、
前記第1抑止部は、前記台座の前記開口部に前記面方向で隣接する部分に設けられ、
前記台座の前記第1抑止部の内側の側面も開口していることを特徴とする請求項4に記載の表示装置。 - 請求項1から5までのいずれか1項に記載の表示装置と、
テレビジョン放送を受信する受信部と
を備え、
前記受信部にて受信したテレビジョン放送に基づいて、前記表示装置に映像を表示するようにしてあることを特徴とするテレビジョン受信機。
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