JP5151677B2 - フロントピラーのモール取付構造 - Google Patents
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Description
図8はこの種の構造の代表例を示すもので、ピラーカバー4Aは、その裏面に設けられたリテーナ90の嵌合穴に、フロントピラー3の外面に突設したクリップ92の爪部93に圧入係止して取付けられている。ピラーカバー4Aの車内側の内側縁41はフロントガラス5の側縁の上方へ張り出し、内側縁41に設けたリップ49をフロントガラス5の側縁に当接させている。
そこでピラーカバーのフロントガラス側への張り出しをなくし、モールを、図7に示す取付構造の如く、フロントピラーの内側縁に沿ってフロントガラスの側縁を覆うように固定し、ピラーカバーの内側縁に沿わせて設置してフロントピラーを細く見せることが考えられる。
そこで本発明は、フロントピラーの外面を覆うピラーカバーの内側縁に沿って、フロントガラスの側縁を覆うモールを精度よく組付けることができるフロントピラーのモール取付構造を提供することを課題としてなされたものである。
モールをピラーカバー側に取付けた状態でピラーカバーをピラーに設置する構造としたので、モールとピラーカバーとの位置関係を、ピラーカバーのフロントピラーへの取付けバラツキに影響されることなく、精度よく設定することができる。
ピラーカバーへのクリップの取付けが作業性よくなされ得る。
クリップはその係止ピンをピラーカバーの係合穴へ挿入し、内側縁側へスライドして係合するようにしたので、モールを係止したクリップをピラーカバーに対してその幅方向に位置を微調整することで、モールとピラーカバーとの間の組付け精度を一層良好にできる。
クリップをピラーカバーに係止した状態で、クリップが係止ピンを中心としてピラーカバーに対して回動するのを防ぐことができ、クリップの取付け安定性およびクリップへのモールの嵌合作業が良好となる。
モールがピラーカバー側へ傾くのを防止できる。
図2ないし図5に示すように、カバー内板4bには各クリップ2,2・・の取付位置にそれぞれ3個所ずつ、クリップ2に形成した後述の係止ピン21,21,21を挿通係止するための係合穴43,43,43が形成してある。3個所の係合穴43,43,43の配置は、三角形の各頂点位置としてある。各係合穴43は幅の広い広幅部と狭い狭幅部とが連通して形成された略だるま状で、狭幅部が内側縁41側となるように設けてある。
なお、取付基部20の裏面と係合部22とは、複数の縦リブ25,25・・でつないで補強してある。
各クリップ2は、上記取付け状態で係合部22がピラーカバー4の内側縁41よりも若干張り出すように設置してある。また当て部材26,26はピラーカバー4の内側縁41の裏面に当接する。
このようにフロントピラー3にピラーカバー4をモール1と一体に取付けることで、その内側縁42に沿うモール1のリップ13の先端がフロントガラス5に当接し、モール1によりフロントガラス5の側縁が覆われる。
モール1はフロントピラー3ではなくクリップ2を介してピラーカバー4に取付ける構造としたので、モール1とピラーカバー4を個別にフロントピラーに取付ける構造に比べて、モール1とピラーカバー4との位置関係を精度よく設定することができる。
しかしながら、ピラー外板4aに対するピラー内板4bの組付けに若干のバラツキが生じることがあり得るので、それを考慮して、クリップ2はカバー内板4bに取付けた後にスライド可能としたので、クリップ2をモール1と一体にピラーカバー4の幅方向に微調整することで、モール1をその全長にわたりピラーカバー4の内側縁41と均一な状態で対向させることができる。
なお、モール1をピラーカバー4の内側縁41に沿って組付け保持する上では、クリップ2の係止ピン21によるピラーカバーへの嵌合係止部を2個所としてもよいが、3個所とすることで首振り防止効果がより確実に発揮される。
10 頭部
11 支持脚
12 係止突起
13 リップ
2 クリップ
20 取付基部
21 係止ピン
211 頭部
212 首部
22 係合部
23 係合溝
24 係止穴
26 当て部材
3 フロントピラー
4 ピラーカバー
4a カバー外板
4b カバー内板
41 内側縁
43 係合穴
5 フロントガラス
Claims (5)
- 自動車のフロントピラーの外面を覆うピラーカバーの内側縁沿いにフロントガラスの側縁を覆うモールを取付けたモール取付構造において、
上記モールはこれを上記ピラーカバーに取付けたクリップを介して上記ピラーカバーに沿って設置するようになし、
上記クリップは、上記ピラーカバーの裏面に係止する取付基部と、該取付基部の一端に設けて上記モールを係合させる係合溝を形成する係合部を備え、
上記モールは上記ピラーカバーの内側縁に沿って延びる頭部と、該頭部の裏面側で下方に延出する支持脚と、フロントガラスの側縁に当接するリップを備え、
上記モールは、その支持脚を上記クリップの係合溝に嵌合係止させ、その頭部を上記ピラーカバーとほぼ面一に、かつ上記ピラーカバーの内側縁に当接させて上記クリップを介して上記ピラーカバーの内側縁に沿って取付け、上記モールを上記ピラーカバーと一体にフロントピラーに設置したことを特徴とするフロントピラーのモール取付構造。 - 上記ピラーカバーにはその内側縁に沿う方向に間隔を置いて複数のクリップを取付け、これらに対応してモールには複数の支持脚を形成し、
上記各クリップはその上記係合溝を断面U字状に形成するとともに、その両側面部の一方に係止穴を形成し、上記係合溝に嵌合せしめる上記モールの支持脚には、上記係合溝の一方の側面部と対向する面に係止突起を形成し、
上記係止脚部を上記係合溝に嵌入させると同時に上記係止突起を上記係止穴に係止せしめるようになした請求項1に記載のフロントピラーのモール取付構造。 - 上記ピラーカバーは、カバー外板とカバー内板とで二重構造として、カバー内板の裏面に上記各クリップの取付基部を係止せしめるようになし、
上記ピラー内板には、上記クリップの取付基部の取付位置に、幅を上記内側縁に向けて狭くした係合穴を形成する一方、上記クリップの取付基部には、上記係合穴と対応する位置に、上記係合穴の広幅側に挿入可能な頭部と上記係合穴の狭幅側に挿通可能な首部とからなる係止ピンを立設し、
上記係止ピンの頭部を上記係合穴の広幅側に挿入せしめるとともに上記係止ピンをスライドさせて上記首部を上記係合穴の狭幅側に挿通せしめて上記クリップの取付基部を上記ピラー内板に係止せしめる請求項1ないし2に記載のフロントピラーのモール取付構造。 - 上記クリップの取付基部には、三角形の頂点位置の3個所に上記係止ピンを立設し、上記カバー内板には上記各係止ピンと対応する位置に上記係合穴を設けた請求項3に記載のフロントピラーのモール取付構造。
- 上記クリップの取付基部には、クリップ取付状態で上記ピラーカバーの内側縁と対向する位置に、該内側縁と上記取付基部との間の隙間を埋めるゴム弾性体からなる当て部材を設けた請求項1ないし4に記載のフロントピラーのモール取付構造。
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