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JP5014611B2 - ラベル装着装置 - Google Patents

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Description

この発明は、内容物を収容した状態で上端開口部が閉塞され、底部側が先細である胴部の上端にフランジ部が連設されたカップ状容器の胴部に筒状のシュリンクラベルを装着するラベル装着装置に関する。
例えば、ヨーグルトやプリン等の食品を収容する容器としては、図6(a)、(b)に示すようなカップ状容器50がある。このカップ状容器50は、テーパ状に形成された胴部51aの上端にフランジ部51bが連設されたカップ状の容器本体51と、容器本体51のフランジ部51bに周縁部をヒートシールすることで、容器本体51の上端開口部を閉塞する蓋シート52とを備えており、こういったカップ状容器50では、容器本体51のテーパ状の胴部51aに、商品名、商標、デザイン等が印刷された筒状のシュリンクラベル53が装着されている。
ところで、内容物が収容されていない空の容器本体51の胴部51aに筒状のシュリンクラベル53を装着する場合は、図7(a)に示すように、カップ状の容器本体51を上下逆にした状態で載置し、容器本体51の上端開口部より一回り大きい筒状のシュリンクラベル53をテーパ状の胴部51aに上方から被嵌した後、シュリンクラベル53を加熱収縮させることによって、胴部外周面に密着させる方法が一般的に採用されている。
また、特定の商品を収容するカップ状容器の在庫をできるだけ少なくするために、カップ状容器に内容物を収容した後にシュリンクラベルを装着することが望まれているが、このように内容物を収容した状態でシュリンクラベルを装着する場合には、蓋シートの表面がコンベアに接触して汚れたり、内容物が混ざってしまったりする等の理由から、内容物が収容されたカップ状容器を上下逆にした状態で、シュリンクラベルの装着作業を行うことができない場合がある。
従って、そのような場合は、図7(b)に示すように、内容物が収容された容器本体51を通常の状態(底部を下にした状態)で載置し、容器本体51のフランジ部51b側からテーパ状の胴部51aに筒状のシュリンクラベル53を被嵌することが考えられるが、筒状のシュリンクラベル53を容器本体51の胴部51aに被嵌するためには、容器本体51のフランジ部51bより一回り大きい筒状のシュリンクラベル53を使用しなければならないので、容器本体51の胴部51aの径に対して、被嵌されたシュリンクラベル53の径が必要以上に大きくなる。このため、シュリンクラベル53を加熱収縮させる際の熱収縮率を大きくしなければならず、シュリンクラベル53に印刷されたデザイン等にゆがみが発生したり、シュリンクラベル53自体に皺が発生したりして、シュリンクラベル53を容器本体51の胴部51aに綺麗に装着することができないという問題がある。
特開平08−337219号公報
従って、現在では、カップ状容器を上下逆にすることができない場合は、シュリンクラベルを使用せずに、容器本体の胴部外周面にタックラベルを貼着したり、容器本体を製造する段階で同時に胴部外周面に印刷を施すインモールド成形等を採用することによって、容器本体の胴部外周面に加飾を施しているが、いずれも、コストが高く、廉価に製造することができないといった問題がある。
そこで、この発明の課題は、カップ状容器を上下逆にすることができない場合であっても、筒状のシュリンクラベルを胴部に綺麗に装着することができるラベル装着装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明は、内容物を収容した状態で上端開口部が閉塞され、底部側が先細である胴部の上端にフランジ部が連設されたカップ状容器の胴部に筒状のシュリンクラベルを被嵌するラベル被嵌手段と、カップ状容器の胴部に被嵌されたシュリンクラベルを加熱収縮させるラベル加熱手段とを備え、前記ラベル被嵌手段は、筒状のシュリンクラベルが被嵌されると共に、上端面にカップ状容器が載置される台座マンドレルと、前記台座マンドレルに被嵌されたシュリンクラベルを持ち上げて、前記台座マンドレルの上端面に載置されているカップ状容器の胴部に、その下方側からシュリンクラベルを被嵌するラベル持上部とを有しており、前記ラベル加熱手段は、カップ状容器の胴部に被嵌されたシュリンクラベルの上端部を局部的に加熱収縮させる第1加熱手段と、前記第1加熱手段が加熱することによって、上端部が局部的に熱収縮したシュリンクラベルの下端部を集中的に加熱収縮させる第2加熱手段と、前記第1加熱手段及び前記第2加熱手段が加熱することによって、上端部及び下端部が熱収縮したシュリンクラベルの中間部を加熱収縮させる第3加熱手段とを有し、前記第1加熱手段は、シュリンクラベルの上端部に熱風を吹き付ける熱風ヒータであり、この熱風ヒータによって局部的に加熱収縮させたシュリンクラベルの上端部が、カップ状容器における胴部の上端部に接着固定されるようになっており、前記第2加熱手段は、シュリンクラベルが胴部に被嵌されたカップ状容器の底部を湯に浸漬することによって、シュリンクラベルの下端部を集中的に加熱収縮させる熱湯ヒータであり、前記第3加熱手段は、シュリンクラベルの中間部に加熱蒸気を吹き付けるスチームヒータであり、前記第1加熱手段、前記第2加熱手段及び前記第3加熱手段によって、カップ状容器の胴部に被嵌されたシュリンクラベルを段階的に加熱収縮させるようにしたことを特徴とするラベル装着装置を提供するものである。
以上のように、請求項1に係る発明のラベル装着装置では、内容物が収容されたカップ状容器を、その底部側を下にした状態で、その底部側から胴部に筒状のシュリンクラベルを被嵌するようにしたので、シュリンクラベルの径をフランジ部の外径よりも一回り大きくする必要がなく、カップ状容器の胴部の最大径よりも一回り大きくすればよいので、シュリンクラベルを加熱収縮させる際の熱収縮率を必要最低限に抑えることができ、シュリンクラベルに印刷されたデザイン等にゆがみが発生したり、シュリンクラベル自体に皺が発生したりすることなく、シュリンクラベルをカップ状容器の胴部に綺麗に装着することができる。
また、このラベル装着装置では、カップ状容器における底部側が先細である胴部に対して径差の小さいシュリンクラベルの上端部については熱風ヒータからなる第1加熱手段によって、径差の大きいシュリンクラベルの下端部については熱湯ヒータからなる第2加熱手段によって、中程度の径差を有するシュリンクラベルの中間部についてはスチームヒータからなる第3加熱手段によって、段階的に加熱収縮させるようにしているので、底部側が先細である胴部に筒状のシュリンクラベルを効率よく、綺麗に装着することができる。
また、のラベル装着装置では、筒状のシュリンクラベルを被嵌することによって所定状態に開口する台座マンドレルの上端面にカップ状容器を載置し、ラベル持上部によって、予め、台座マンドレルに被嵌されたシュリンクラベルを持ち上げることで、カップ状容器の胴部に、その下方側からシュリンクラベルを被嵌するようにしたので、機構が複雑にならず、カップ状容器の胴部に筒状のシュリンクラベルを効率よく被嵌することができる。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、上端部が下端部より大径になるように、テーパ状に形成された胴部の上端にフランジ部が連設されたカップ状容器(以下、容器という。)Cの胴部に筒状のシュリンクラベル(以下、ラベルという。)を装着するためのラベル装着装置1の概略構成を示している。なお、容器Cには、予め、内容物が収容されており、蓋シートをフランジ部にヒートシールすることによって、上端開口部が閉塞されている。
前記ラベル装着装置1は、図1及び図2に示すように、基材繰出部2aによって基材ロールRから繰り出された長尺帯状のラベル形成基材Mを順次切断しながらシート状に折り畳まれたラベルを形成し、そのラベルを開口しながらラベル供給位置αに順次供給するラベル供給ユニット2と、容器Cを容器供給位置βに順次供給する、ベルトコンベア3a、スクリュー3b、3c及びスターホイール3dからなる容器供給ユニット3と、前記ラベル供給ユニット2によって供給されるラベルをラベル供給位置αにおいて受け取った後、前記容器供給ユニット3によって供給される容器Cを容器供給位置βにおいて受け取り、容器送出位置γまで搬送しながら、ラベルを容器Cの胴部に被嵌するロータリ型のラベル被嵌ユニット4と、このラベル被嵌ユニット4によってラベルが被嵌された容器Cを送出する容器送出ユニット5と、ラベル被嵌ユニット4による容器Cの搬送途中及び容器送出ユニット5による容器Cの送出途中で、容器Cの胴部に被嵌されたラベルを段階的に加熱することによって、ラベルを熱収縮させるラベル加熱ユニット6とを備えている。なお、前記ラベル形成基材Mは、容器Cに装着する筒状のラベルが連続的に繋がったものであり、基材繰出部2aにおいてはシート状に折り畳まれた状態でドラムに巻回されている。
前記ラベル被嵌ユニット4は、図2及び図3に示すように、駆動源であるモータ4aから、ギヤ4b、4c等の動力伝達手段を介して、伝達される回転駆動力によって回転する回転軸に固定された支持円盤4dの周縁部に一定間隔で取り付けられた多数のラベル被嵌ヘッド10を備えており、各ラベル被嵌ヘッド10が、ラベル供給位置αにおいて、筒状に開口されたラベルを受け取った後、容器供給位置βにおいて、容器Cを受け取り、その容器Cの胴部にラベルLを被嵌するようになっている。
前記ラベル被嵌ヘッド10は、図4に示すように、ラベル供給位置αにおいて、筒状に開口されたラベルLが被嵌され、容器供給位置βにおいて、容器Cを上端面に載置する台座マンドレル11と、同図に二点鎖線で示すように、この台座マンドレル11に被嵌されたラベルLを持ち上げて、台座マンドレル11の上端面に載置されている容器Cの胴部に、その下方側からラベルLを被嵌するキャリアプレート13を有するラベル持上部12とを備えており、台座マンドレル11は、その上端面に開放された吸引路11aから空気を吸引することで、載置された容器Cを上端面に吸引保持するようになっている。
前記キャリアプレート13は、同図に示すように、台座マンドレル11に遊嵌された状態で、支持円盤4dに立設されたガイド軸14にスライド自在に支持されたスライダ15に取り付けられており、このスライダ15に取り付けられたカムフォロア16が、支持円盤4dの上方に固定設置されている円筒体17の外周面に形成されたカム溝17aに嵌り込んだ状態で、支持円盤4dの回転に伴い、ラベル被嵌ヘッド10が円筒体17の外周面に沿って移動することによって、キャリアプレート13が昇降するようになっている。
前記容器送出ユニット5は、図1〜図3に示すように、スターホイール21及びベルトコンベア22からなる容器送出手段5aと、ラベルLが被嵌された容器Cをラベル被嵌ユニット4と容器送出手段5aとの間で受け渡す容器受渡手段5bとから構成されており、容器受渡手段5bは、図2及び図3に示すように、容器送出位置γと容器受渡位置δとを通過する円軌道上を移動する多数の容器把持機構23を備えており、この容器把持機構23によって容器Cの上端部(フランジ部の下側)を把持した状態で、ラベル被嵌ユニット4における容器送出位置γから容器受渡位置δに容器Cが送出され、容器受渡位置δにおいて、スターホイール21に引き渡されるようになっている。
前記ラベル加熱ユニット6は、図1〜図3に示すように、ラベル被嵌ユニット4における容器Cの搬送経路に設置された第1加熱手段6aと、容器受渡手段5bにおける容器Cの送出経路に設置された第2加熱手段6bと、容器送出手段5aのベルトコンベア22部分に設置された第3加熱手段6cとから構成されており、それぞれの加熱手段が、容器Cの胴部に被嵌されたラベルLにおける所定の高さ位置を、段階的に加熱するようになっている。
前記第1加熱手段6aは、ラベル被嵌ユニット4における容器Cの搬送経路の真上に配設され、ラベル被嵌ユニット4によって容器Cの胴部に被嵌されたラベルLの上端部に容器Cの搬送経路の両側から80〜200℃の熱風を吹き付ける熱風ヒータであり、ラベルLの上端部を局部的に加熱収縮させると共に、ラベルLの上端部内面に塗布されている感熱接着剤を活性化させて、熱収縮したラベルLの上端部を容器Cの胴部外周面に貼着するようになっている。
前記第2加熱手段6bは、容器受渡手段5bにおける容器Cの送出経路の真下に配設された貯湯漕に90〜95℃程度の湯を貯留した熱湯ヒータであり、容器受渡手段5bの容器把持機構23が、既に熱収縮しているラベルLの上端部を把持することによって容器Cを受け取って、容器Cの底部を貯湯漕の湯に浸漬した状態で、容器受渡位置δの直前位置まで搬送することにより、容器Cの底部との径差が大きいラベルLの下端部を集中的に加熱収縮させるようになっている。
前記第3加熱手段6cは、容器送出手段5aのベルトコンベア22を囲うように配設され、上端部及び下端部が既に熱収縮しているラベルLの中間部に80〜90℃の加熱蒸気を吹き付けるスチームヒータであり、未だ熱収縮していないラベルLの中間部を集中的に加熱収縮させることによって、ラベルL全体を容器Cの胴部外周面に完全に密着させるようになっている。
以上のように構成されたラベル装着装置1の動作について、図5を参照しながら、以下に説明する。まず、同図(a)に示すように、ラベル供給位置αにおいて、ラベル供給ユニット2が、所定状態に開口した筒状のラベルLを下方側に送出することにより、ラベル被嵌ヘッド10の台座マンドレル11に上方からラベルLを被嵌する。
次に、同図(b)に示すように、容器供給位置βにおいて、容器供給ユニット3によって供給される容器Cが、ラベル被嵌ヘッド10の台座マンドレル11の上端面に載置され、台座マンドレル11の上端面に吸引保持される。
続いて、同図(c)に示すように、ラベル持上部12のキャリアプレート13が上昇することで、台座マンドレル11に被嵌されているラベルLを持ち上げ、台座マンドレル11の上端面に載置されている容器Cの胴部に、その下方側からラベルLを被嵌する。なお、この動作は、台座マンドレル11の上端面に容器Cが吸引保持された後、台座マンドレル11が第1加熱手段6aに到達するまでの間に行われる。
このようにして、台座マンドレル11の上端面に載置されている容器Cの胴部にラベルLが被嵌されると、同図(d)に示すように、第1加熱手段6aによって、ラベルLの上端部に熱風が吹き付けられ、ラベルLの上端部を局部的に加熱収縮させると共に、ラベルLの上端部内面に塗布されている感熱接着剤を活性化させて、熱収縮したラベルLの上端部を容器Cの胴部外周面に貼着する。なお、第1加熱手段6aがラベルLの上端部を加熱している間は、キャリアプレート13が降下することはなく、容器Cの胴部に被嵌したラベルLを支えている。
このようにして、ラベルLの上端部が加熱収縮され、容器Cの胴部に貼着されると、キャリアプレート13が降下し、同図(e)に示すように、容器送出位置γにおいて、容器受渡手段5bの容器把持機構23が、既に熱収縮しているラベルLの上端部を把持することによって容器Cを受け取り、容器受渡位置δまで搬送するが、同図(f)に示すように、その搬送途中で、容器Cの底部を第2加熱手段6bにおける貯湯漕の湯に浸漬することによって、容器Cの底部との径差が大きいラベルLの下端部を集中的に熱収縮させる。
その後、同図(g)に示すように、容器受渡位置δにおいて、容器Cが容器送出手段5aのスターホイール21に引き渡された後、ベルトコンベア22によって外部に送出されるが、同図(h)に示すように、ベルトコンベア22による送出途中において、第3加熱手段6cが、ラベルLの中間部に加熱蒸気を吹き付けることで、未だ熱収縮していないラベルLの中間部を中心に加熱収縮させ、ラベルL全体を容器Cの胴部外周面に完全に密着させる。
以上のように、このラベル装着装置1では、内容物が収容された容器Cを、その底部側を下にした状態で、その底部側から胴部に筒状のラベルLを被嵌するようにしたので、ラベルLの径をフランジ部の外径よりも一回り大きくする必要がなく、容器Cの胴部の最大径よりも一回り大きくすればよいので、ラベルLを加熱収縮させる際の熱収縮率を必要最低限に抑えることができ、ラベルLに印刷されたデザイン等にゆがみが発生したり、ラベルL自体に皺が発生したりすることなく、ラベルLを容器Cの胴部に綺麗に装着することができる。
特に、このラベル装着装置1では、筒状のラベルLを被嵌することによって所定状態に開口する台座マンドレル11の上端面に容器Cを載置し、ラベル持上部12のキャリアプレート13によって、予め、台座マンドレル11に被嵌されたラベルLを持ち上げることで、容器Cの胴部に、その下方側からラベルLを被嵌するようにしたので、機構が複雑にならず、容器Cの胴部に筒状のラベルLを効率よく被嵌することができる。
また、このラベル装着装置1では、容器Cのテーパ状の胴部に対して径差の小さいラベルLの上端部については熱風を吹き付けることによって、径差の大きいラベルLの下端部については熱湯に浸漬することによって、中程度の径差を有するラベルLの中間部については加熱蒸気を吹き付けることによって、段階的に加熱収縮させるようにしているので、単一の加熱方式を採用する場合に比べて、テーパ状の胴部に筒状のラベルLを効率よく、綺麗に装着することができる。
なお、上述した実施形態では、胴部がテーパ状に形成されたカップ状容器Cに筒状のシュリンクラベルLを装着する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、胴部がストレート状に形成されたカップ状容器についても、本発明のラベル装着方法及びラベル装着装置を適用することができることはいうまでもない。
また、上述した実施形態では、容器Cとの径差が最も大きいラベルLの下端部については、熱湯に浸漬することによって熱収縮させているが、これに限定されるものではなく、容器の底部との径差がそれほど大きくなければ、スチームヒータまたは熱風ヒータを用いて加熱収縮させることも可能である。また、シュリンクラベルの下端部がカップ状容器の底面側に入り込まない場合は、第2加熱手段6bを省略して、第3加熱手段6cによって、ラベルLの中間部及び下端部の双方を加熱収縮させればよい。
この発明にかかるラベル装着装置の一実施形態を示す概略平面図である。 同上のラベル装着装置を示す部分拡大平面図である。 同上のラベル装着装置を示す部分側面図である。 同上のラベル装着装置におけるラベル被嵌ユニットに搭載されているラベル被嵌ヘッドを示す部分断面図である。 (a)〜(h)は同上のラベル装着装置によるラベルの装着動作を説明するための動作説明図である。 (a)は一般的なカップ状容器を示す平面図、(b)は同上のカップ状容器を示す側面図である。 (a)は従来のラベル装着方法を説明するための説明図、(b)はカップ状容器を上下逆にすることができない場合の問題点を説明するための説明図である。
符号の説明
1 ラベル装着装置
2 ラベル供給ユニット
3 容器供給ユニット
4 ラベル被嵌ユニット
5 容器送出ユニット
5a 容器送出手段
5b 容器受渡手段
6 ラベル加熱ユニット
6a 第1加熱手段
6b 第2加熱手段
6c 第3加熱手段
10 ラベル被嵌ヘッド
11 台座マンドレル
11a 吸引路
12 ラベル持上部
13 キャリアプレー
14 ガイド軸
15 スライダ
16 カムフォロア
17 円筒体
17a カム溝
C カップ状容器
L シュリンクラベル

Claims (1)

  1. 内容物を収容した状態で上端開口部が閉塞され、底部側が先細である胴部の上端にフランジ部が連設されたカップ状容器の胴部に筒状のシュリンクラベルを被嵌するラベル被嵌手段と、
    カップ状容器の胴部に被嵌されたシュリンクラベルを加熱収縮させるラベル加熱手段と
    を備え、
    前記ラベル被嵌手段は、筒状のシュリンクラベルが被嵌されると共に、上端面にカップ状容器が載置される台座マンドレルと、前記台座マンドレルに被嵌されたシュリンクラベルを持ち上げて、前記台座マンドレルの上端面に載置されているカップ状容器の胴部に、その下方側からシュリンクラベルを被嵌するラベル持上部とを有しており、
    前記ラベル加熱手段は、
    カップ状容器の胴部に被嵌されたシュリンクラベルの上端部を局部的に加熱収縮させる第1加熱手段と、
    前記第1加熱手段が加熱することによって、上端部が局部的に熱収縮したシュリンクラベルの下端部を集中的に加熱収縮させる第2加熱手段と、
    前記第1加熱手段及び前記第2加熱手段が加熱することによって、上端部及び下端部が熱収縮したシュリンクラベルの中間部を加熱収縮させる第3加熱手段と
    を有し、
    前記第1加熱手段は、シュリンクラベルの上端部に熱風を吹き付ける熱風ヒータであり、この熱風ヒータによって局部的に加熱収縮させたシュリンクラベルの上端部が、カップ状容器における胴部の上端部に接着固定されるようになっており、
    前記第2加熱手段は、シュリンクラベルが胴部に被嵌されたカップ状容器の底部を湯に浸漬することによって、シュリンクラベルの下端部を集中的に加熱収縮させる熱湯ヒータであり、
    前記第3加熱手段は、シュリンクラベルの中間部に加熱蒸気を吹き付けるスチームヒータであり、
    前記第1加熱手段、前記第2加熱手段及び前記第3加熱手段によって、カップ状容器の胴部に被嵌されたシュリンクラベルを段階的に加熱収縮させるようにしたことを特徴とするラベル装着装置。
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