JP5069955B2 - ヒートポンプ式給湯装置 - Google Patents
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Description
湯を貯える貯湯タンク(26)と、
この貯湯タンクの下部(26B)に接続されて、貯湯タンクに市水を供給する給水配管(38)と、
前記貯湯タンクの上部(26A)に接続されて、貯湯タンクの湯を取り出す給湯管(40)と、
この貯湯タンクの下部から導出された水を、前記放熱器で加熱して湯とした後に、前記貯湯タンクの上部に戻す貯湯回路(36)とを備えている。
そして、放熱器は水熱交換器(27)の構成部品であり、貯湯回路における水熱交換器の下流側の水の温度が低い時には、水熱交換器を通過した水を貯湯タンクの上部に戻さないようにしており、
前記貯湯回路には、流れる水の流量を調整する流量調整弁が設けられ、
水熱交換器を通過した水を貯湯タンクの上部に戻さないようにしている際には、流量調整弁の開度を第1下限値以上とし、
水熱交換器を通過した水を貯湯タンクの上部に戻すようにした際には、流量調整弁の開度を所定の期間、前記第1下限値よりも大きい第2下限値以上としている。
そして、水熱交換器を通過した水を貯湯タンクの上部に戻さないようにしている際に、流量調整弁の開度を第1下限値以上とし、水熱交換器を通過した水を貯湯タンクの上部に戻すようにした際には、流量調整弁の開度を所定の期間、前記第1下限値よりも大きい第2下限値以上としている。このように、圧縮機の起動の際に、貯湯回路の流量調整弁の開度に下限値が設定されているので、貯湯回路の最低限の流量を確保することができ、貯湯回路の流量の過少による水熱交換器内の冷媒および水の異常昇温や異常昇圧を防止できる。しかも、水熱交換器を通過した水を貯湯タンクの上部に戻すように流路を切替えた際には、流路抵抗が大きくなるが、流量調整弁の開度の下限値を、第1下限値から、大きな第2下限値に変更しており、水熱交換器を流れる水流量の急激な変化を抑えることができる。したがって、水熱交換器内の冷媒および水の異常昇温や異常昇圧を防止できる。その結果、立ち上がり時間を短縮することができる。なお、流量調整弁の開度の調整には、時間遅れが多少発生するが、特にヒートポンプサイクルの能力が大きな場合には、流量調整弁の開度を第1下限値から第2下限値に変更することにより、開度調整の開始時期を早めることができる。その結果、流量調整弁の開度を速やかに調整できるので、有効に作用する。
まず初めに、ステップ1において、制御装置116が、貯湯タンク26の上部26Aの水温などから貯湯タンク26の貯湯量が少ないと判断すると、制御装置116がヒートポンプサイクル11(圧縮機15など)および貯湯回路36(給湯用循環ポンプ34など)に稼働信号を出力し、稼働させる。略同時に、制御装置116は、第1切換電磁弁73に開信号を出力し、第1切換電磁弁73を開け、また、排出弁112に開信号を出力し、排水管111から系外に排水可能とする。ヒートポンプサイクル11の稼働初期においては、給湯用熱交換器27からの水は、排水管111から系外に排水される。
なお、第2実施例における圧縮機15の起動時のフローは、流路切替手段が排出弁112から三方切換弁122に代わるだけで、第1実施例と略同じである。
なお、第3実施例における圧縮機15の起動時のフローは、流路切替手段が排出弁112から三方切換弁132に代わるだけで、第1実施例と略同じである。
(1)浴槽注湯ライン72は必ずしも設ける必要はない。
(2)分岐部上流温度センサT2の検出値に基づいて、流路切替手段を作動させているが、熱交換器水温度センサT1の検出値に基づいて、流路切替手段を作動させることも可能である。ただし、熱交換器水温度センサT1の検出値に基づいて、流路切替手段を作動させる場合には、熱交換器水温度センサT1から排水管111やバイパス回路121,131までの距離が長いので、温度を検出した水が排水管111やバイパス回路121,131に達するまでに時間がかかる。そのため、熱交換器水温度センサT1の検出時と流路切替手段の作動時との間に、タイムラグを与えることが好ましい。
(4)冷媒は二酸化炭素(CO2)であることが最適であるが、他の冷媒でも可能である。
(6)浴槽14内の湯または水を加熱(追い焚き)した湯が、貯湯タンク26の中間部26Cに戻っているため、貯湯タンク26の温度成層は、上部26Aが高温の湯、中間部26Cが中間温度の水(湯)、下部26Bが低温の水の略3層となっているが、浴槽14内の湯または水を加熱(追い焚き)する機能などがない場合には、貯湯タンク26の温度成層が、上部の高温の湯と、下部の低温の水との略2層となる。
T2 分岐部上流温度センサ(水温検出手段)
10 ヒートポンプ式給湯装置
11 ヒートポンプサイクル
15 圧縮機
16 放熱器
20 膨張弁(絞り手段)
21 蒸発器
26 貯湯タンク
26A 貯湯タンクの上部
26B 貯湯タンクの下部
27 給湯用熱交換器(水熱交換器)
35 流量調整弁
36 貯湯回路
38 第1水道水配管(給水配管)
40 天部出湯配管(給湯管)
111 排水管(排出流路)
112 排出弁(流路切替手段)
121 バイパス回路
122 三方切換弁(流路切替手段)
131 バイパス回路
132 三方切換弁(流路切替手段)
Claims (6)
- 少なくとも冷媒圧縮機、放熱器、絞り手段及び蒸発器を環状に接続して成るヒートポンプサイクルと、
湯を貯える貯湯タンクと、
この貯湯タンクの下部に接続されて、貯湯タンクに市水を供給する給水配管と、
前記貯湯タンクの上部に接続されて、貯湯タンクの湯を取り出す給湯管と、
この貯湯タンクの下部から導出された水を、前記放熱器で加熱して湯とした後に、前記貯湯タンクの上部に戻す貯湯回路とを備え、
前記放熱器は水熱交換器の構成部品であり、
前記貯湯回路における水熱交換器の下流側の水の温度が低い時には、水熱交換器を通過した水を貯湯タンクの上部に戻さないようにしており、
前記貯湯回路には、流れる水の流量を調整する流量調整弁が設けられ、
水熱交換器を通過した水を貯湯タンクの上部に戻さないようにしている際には、流量調整弁の開度を第1下限値以上とし、
水熱交換器を通過した水を貯湯タンクの上部に戻すようにした際には、流量調整弁の開度を所定の期間、前記第1下限値よりも大きい第2下限値以上としていることを特徴とするヒートポンプ式給湯装置。 - 前記貯湯回路における水熱交換器から貯湯タンクの上部への流路から排出流路が分岐しており、
この水熱交換器からの水の流れを、貯湯タンクの上部への流れまたは、排出流路への流れに切り替える流路切替手段が設けられ、
前記貯湯回路における水熱交換器の下流側の水の温度が低い時には、水熱交換器を通過した水を排出流路から系外に排出することを特徴とする請求項1記載のヒートポンプ式給湯装置。 - 前記貯湯回路に、水熱交換器の下流側の流路から分岐し、貯湯タンクの上部をバイパスして水熱交換器の上流側の流路に接続されるバイパス回路が設けられ、
この水熱交換器からの水の流れを、貯湯タンクの上部への流れまたは、バイパス回路への流れに切り替える流路切替手段が設けられ、
前記貯湯回路における水熱交換器の下流側の水の温度が低い時には、水熱交換器を通過した水を、前記バイパス回路へ流すことを特徴とする請求項1記載のヒートポンプ式給湯装置。 - 前記貯湯回路に、水熱交換器の下流側の流路から分岐し、貯湯タンクの上部をバイパスして貯湯タンクの上部よりも下側の部分に接続されるバイパス回路が設けられ、
この水熱交換器からの水の流れを、貯湯タンクの上部への流れまたは、バイパス回路への流れに切り替える流路切替手段が設けられ、
前記貯湯回路における水熱交換器の下流側の水の温度が低い時には、水熱交換器を通過した水を、前記バイパス回路へ流すことを特徴とする請求項1記載のヒートポンプ式給湯装置。 - 前記貯湯回路における水熱交換器と流路分岐部との間の流路または前記水熱交換器に、貯湯回路を流れる水の温度を計測する水温検出手段が設けられ、
この水温検出手段の検出した水温に基づいて、前記流路切替手段を作動させて貯湯回路の流路が切り替えられていることを特徴とする請求項2ないし4の何れか1項記載のヒートポンプ式給湯装置。 - 前記圧縮機の起動時には、水熱交換器を通過した水を貯湯タンクの上部に戻さないようにしていることを特徴とする請求項1ないし5の何れか1項記載のヒートポンプ式給湯装置。
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