JP4923508B2 - Car body rear structure - Google Patents
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Description
本発明は、燃料容器を支持する容器フレームを、車両の下面に取り付けるとともに、容器フレームより車両後方側の車両の下面にリヤフレームを取り付けた車体後部構造に関する。 The present invention relates to a vehicle body rear structure in which a container frame that supports a fuel container is attached to the lower surface of a vehicle, and a rear frame is attached to the lower surface of the vehicle on the vehicle rear side of the container frame.
従来の車体後部構造として、例えば下記特許文献1には、燃料電池自動車に搭載する燃料タンクとして水素タンクを支持するサブフレームを、車両下部にて車両前後方向に延びる左右のリヤサイドメンバに結合する方法が記載されている。サブフレームは、その前部に燃料タンクを搭載し、前部と後部の上部における連結部上に燃料電池を搭載している。 As a conventional vehicle body rear structure, for example, in Patent Document 1 below, a method of joining a subframe that supports a hydrogen tank as a fuel tank mounted on a fuel cell vehicle to left and right rear side members extending in the vehicle front-rear direction at the lower part of the vehicle. Is described. The subframe has a fuel tank mounted on the front part thereof, and a fuel cell mounted on a connecting part at the upper part of the front part and the rear part.
そして、サブフレームの前部と後部との間の下部側部分に、非連続部を設けることで、車両が後方から衝撃を受けた際に、サブフレームが座屈変形し、リヤサイドメンバの座屈変形が可能となって、リヤサイドメンバの衝撃吸収機能を確保するようにしている。
ところで、水素タンクには周辺部品である水素バルブなどの水素系機能部品を設ける必要があり、この水素系機能部品を水素タンクの車両後方側の領域に配置した場合には、車両が後方から衝撃を受けてサブフレームが座屈変形したときに、この変形により車両前方へ移動するサブフレームが、水素タンクに接近して水素系機能部品に干渉することになり、このため水素系機能部品を水素タンク車両後方の領域に設置できないという問題がある。 By the way, it is necessary to provide hydrogen-based functional parts such as hydrogen valves, which are peripheral parts, in the hydrogen tank. If this hydrogen-based functional part is placed in the area on the rear side of the hydrogen tank, the vehicle will impact from behind. When the subframe is buckled and received, the subframe moving forward due to this deformation approaches the hydrogen tank and interferes with the hydrogen functional parts. There is a problem that it cannot be installed in the area behind the tank vehicle.
そこで、本発明は、燃料容器を搭載する容器フレームの車両後方に配置したリヤフレームが座屈変形しても、この変形したリヤフレームが、燃料容器の車両後方の領域に配置した周辺部品に干渉しないようにすることを目的としている。 In view of the above, according to the present invention, even if the rear frame disposed on the rear side of the container frame on which the fuel container is mounted buckles and deforms, the deformed rear frame interferes with peripheral components disposed on the rear area of the fuel container on the vehicle. The purpose is not to.
本発明は、水素タンクを支持する容器フレームを、車両の下面に取り付けるとともに、前記容器フレームより車両後方側の車両の下面に、前記容器フレームに比較して強度が低く車両前後方向に延びるパイプ部材を備えるリヤフレームを取り付け、このリヤフレームと前記容器フレームとを、容器フレームと同等の強度を備える前後フレーム連結部材により連結し、前記水素タンクの後方には水素タンクに付属する周辺部品である機能部品を配置したことを最も主要な特徴とする。 The present invention attaches a container frame that supports a hydrogen tank to a lower surface of a vehicle, and has a pipe member that is lower in strength than the container frame and extends in the vehicle front-rear direction on the lower surface of the vehicle behind the container frame. attaching a rear frame comprising, a the rear frame and the container frame, connected by front and rear frame connecting member comprising the same intensity and the container frame, the rear of the hydrogen tank is a peripheral component that is included with the hydrogen tank functions The most important feature is the arrangement of parts.
本発明によれば、車両が後方から衝撃を受けてリヤフレームが座屈変形しても、座屈変形しやすいリヤフレームに比較して、容器フレームと同様に強度の高い前後フレーム連結部材が、水素タンクの車両後方側の領域に配置した周辺部品を保護し、座屈変形して車両前方へ移動するリヤフレームの周辺部品への干渉を防止することができる。 According to the present invention, even if the rear frame is buckled and deformed due to an impact from the rear, the front and rear frame connecting members having high strength in the same manner as the container frame compared to the rear frame that is easily buckled and deformed, It is possible to protect the peripheral parts arranged in the area on the rear side of the hydrogen tank and prevent interference with the peripheral parts of the rear frame that buckles and moves forward.
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
図1は、本発明の一実施形態に係わる車体後部構造の側面図、図2は、図1の車体後部構造を車体下方から見た斜視図、図3は、図1の底面図である。なお、後述する図も含めた各図中の矢印FRで示す方向が車両前方で、同UPRで示す方向が車両上方で、同LHで示す方向が車両左方である。ただし、これら図1〜図3では、後述の図7に示すリヤアンダカバー19および水素タンクアンダカバー23は省略している。
1 is a side view of a vehicle body rear structure according to an embodiment of the present invention, FIG. 2 is a perspective view of the vehicle body rear structure of FIG. 1 as viewed from below the vehicle body, and FIG. 3 is a bottom view of FIG. In addition, the direction shown by the arrow FR in each figure including the figure mentioned later is the vehicle front, the direction shown by the UPR is the vehicle upper side, and the direction shown by the LH is the left side of the vehicle. However, in these FIGS. 1 to 3, a rear under
上記した車体後部構造を備える車両としては、例えば図示しない燃料電池を搭載した燃料電池車両でよく、ここでの燃料電池車両は、燃料電池に燃料として供給する水素を収容する燃料容器としての円筒形状の水素タンク1を車両のリヤフロアパネル3の下部に、容器フレームとしてのタンクフレーム5を介して搭載している。なお、図2,図3では、水素タンク1を省略している。
The vehicle having the vehicle body rear structure described above may be, for example, a fuel cell vehicle equipped with a fuel cell (not shown), and the fuel cell vehicle here has a cylindrical shape as a fuel container for storing hydrogen to be supplied to the fuel cell as fuel. The hydrogen tank 1 is mounted below the
タンクフレーム5は、図4に斜視図として示すように、水素タンク1のほぼ下半部を受容する形状のフレーム構造体であり、水素タンク1における円筒部の車両前方側の一側面に位置する前フレーム5aと、同円筒部の車両後方側の他側面に位置する後フレーム5bと、後フレーム5bの車幅方向両端から前方に屈曲して先端が前フレーム5aに連結する、水素タンク1の長手方向両端の側部に位置する左,右側部フレーム5c,5dと、前フレーム5aと後フレーム5bとの間にて水素タンク1の下部に位置する前,後下部フレーム5e,5fとをそれぞれ備え、これら各フレームは中空のパイプ材で構成している。前,後下部フレーム5e,5fは、車幅方向両端が上方に屈曲してその先端を左,右側部フレーム5c,5dに連結している。
As shown in a perspective view in FIG. 4, the
また、タンクフレーム5は、前,後フレーム5a,5bおよび前,後下部フレーム5e,5fにわたってほぼ半円弧状に形成した、車両前後方向に延びる容器フレーム部材としての支持フレーム5g,5hを有し、支持フレーム5g,5h上に水素タンク1を載置する。そして、水素タンク1の上から図示しない金属製のベルトを被せ、このベルトの両端を支持フレーム5g,5hの上端のベルト固定部5i,5jにボルトなどの締結具を用いて固定することで、水素タンク1をタンクフレーム5に固定する。
The
このようにして水素タンク1を収容支持するタンクフレーム5は、前フレーム5aの長手方向両端から側方上部に延びる側部延長部5kを形成し、側部延長部5kの先端に、車体への固定部となる車体前固定部5mを形成する。
In this way, the
また、タンクフレーム5は、後フレーム5bの支持フレーム5g,5hと車幅方向同位置から後方上部に延びる容器取付アームとしての後部延長フレーム5n,5pを備え、後部延長フレーム5n,5pの先端に、車体への固定部となる車体後固定部5qを形成する。なお、後部延長フレーム5n,5pは、中空のパイプ材で構成している。
The
そして、上記した車体前固定部5mを、車両下部の左右両側にて車両前後方向に延びる車体骨格部材としてのリヤサイドメンバ7に固定するとともに、車体後固定部5qは、車体側における2本のリヤクロスメンバ9,11(図2,図3参照)相互を連結するクロスメンバ連結部材としてのタンクフレーム取付メンバ12に連結する。
The vehicle body
上記した2本のリヤクロスメンバ9,11は、車幅方向に互いに平行な状態で延長してその両端をリヤサイドメンバ7に連結しており、第1,第2クロスメンバをそれぞれ構成している。
The two
上記構成により、本実施形態では、クロスメンバ連結部材となるタンクフレーム取付メンバ12と、タンクフレーム5における水素タンク1の下半部を支持して車両前後方向に延びる容器フレーム部材となる支持フレーム5g,5hとを、車幅方向同一位置に設定し、タンクフレーム取付メンバ12に、支持フレーム5g,5hと車幅方向同一位置から車両後方に伸びる容器取付アームとなる後部延長フレーム5n,5pの車両前後方向後部を連結していることになる。
With the above configuration, in this embodiment, the tank
タンクフレーム5の車両後方側で車両の下部には、リヤフレーム13を取り付けている。このリヤフレーム13は、図5に斜視図として示すように、車幅方向に延びる前パイプ13aおよび後パイプ13bと、これら前,後パイプ13a,13b相互を連結し、かつ車両後方側が上方位置となるよう傾斜しているリヤフレーム部材としての2本の連結パイ
イプ13c,13dとから主として構成している。
A
前パイプ13aは、車両前方側に位置し、長手方向両端を側方上部でかつやや後方に向けて屈曲する側方延長部13eを有し、側方延長部13eの先端の前固定部13fを、リヤサイドメンバ7に固定する。また、側方延長部13eの先端付近と前パイプ13aの車幅方向中央部とは、ほぼV字形状の補強用パイプ13gによって連結する。
The
また、連結パイプ13c,13dは、前パイプ13a近傍位置で下方に向けて若干屈曲する屈曲部13hを有し、この屈曲部13h相互を補助パイプ13iで連結するとともに、補助パイプ13i,前パイプ13aおよび連結パイプ13c,13dで囲まれる部分に、プレート13jを設けている。
The connecting
後パイプ13bは、車両後方側に位置し、長手方向両端を側方上部に屈曲する側方延長部13kを有し、側方延長部13kの先端の後固定部13mを、リヤサイドメンバ7に固定する。
The
このように構成したリヤフレーム13は、それを構成する各パイプ部材を、前記したタンクフレーム5の各フレーム部材に比較して細く形成することで、全体的にタンクフレーム5に比較して強度が低く、かつ車両前後方向に延びる連結パイプ13c,13dの長手方向ほぼ中央付近に、切欠部13nを形成することで、車両が後方から衝撃を受けて、リヤサイドメンバ7が座屈変形したときに、容易に座屈変形可能なようにしている。
The
そして、上記したタンクフレーム5とリヤフレーム13とは、図6に示すように、2本の前後フレーム連結部材15,17により互いに連結する。すなわち、これら各前後フレーム連結部材15,17の前端は、タンクフレーム5における後下部フレーム5fの支持フレーム5g,5hに対応する位置に連結する一方、同後端は、リヤフレーム13における前パイプ13aの連結パイプ13c,13dに対応する位置の前方に突出する前部ブラケット13sに連結する。なお、上記した前後フレーム連結部材15,17は、タンクフレーム5と同等の高い強度を備えるものとする。
The
ここで、前パイプ13aは、前記した車体のリヤクロスメンバ9に対し、車両前後方向ほぼ同一位置に配置してあり、したがって、前パイプ13aに対する前後フレーム連結部材15,17後端の固定部も、第1クロスメンバであるリヤクロスメンバ9に対して車体前後方向がほぼ一致した位置にあることになる。
Here, the
また、タンクフレーム5の容器フレーム部材である支持フレーム5g,5hに対し、リヤフレーム13の車両前後方向に延びるリヤフレーム部材である連結パイプ13c,13dおよび、前後フレーム連結部材15,17を、車幅方向同一位置に設定している。すなわち、これら支持フレーム5g,5h,連結パイプ13c,13dおよび前後フレーム連結部材15,17は、車体前後方向に沿って同一の直線上に位置していることになる。
In addition, connecting
そして、上記したリヤフレーム13の下部には、リヤフレーム13の下部を覆うようにして、図7に斜視図として示すリヤアンダカバー19を装着する。リヤアンダカバー19は、燃料電池車両のフロア下搭載部品への異物の衝突防止および、空力性能・見栄え向上のためのもので、中央2箇所および後方2箇所の全部で4箇所に設けた取付孔19aを、リヤフレーム13の連結パイプ13c,13dの側部に設けた取付フランジ13rに整合させ、取付フランジ13r上に設けたナット21に、取付孔19aから挿入する図示しないボルトを締結する。さらに、リヤアンダカバー19の前方2箇所の取付孔19bに対して下方から図示しないボルトを挿入し、プレート13j上に設けたナット22に締結して固定する。
Then, a rear under
なお、リヤアンダカバー19は、リヤフレーム13における連結パイプ13c,13dの前方の屈曲部13hによる屈曲形状に合わせ、取付孔19bよりやや車両後方位置で、車両上部側が突形状となるよう屈曲形成している。
The rear under
また、リヤアンダカバー19の前端部は、前後フレーム連結部材15,17の車両前後方向中央よりやや後方に位置し、後述する水素タンクアンダカバー23の後端を下方から重ね合わせ、ねじ孔19cを利用して下方からボルト締結する。一方、リヤアンダカバー19の後端部および後方側部は、車体側の図示しないリヤバンパの下端を下方から重ね合わせ、リヤバンパ側からボルトを挿入し、リヤアンダカバー19上に設定したナット19dに固定する。
Further, the front end portion of the rear under
また、タンクフレーム5の下部には、タンクフレーム5の下方を覆うようにして、前記図7に斜視図として示す、容器アンダカバーとしての水素タンクアンダカバー23を装着する。
Further, a hydrogen tank under
水素タンクアンダカバー23は、リヤアンダカバー19と同様に、燃料電池車両のフロア下搭載部品への異物の衝突防止および、空力性能・見栄え向上のためのもので、前方3箇所,中央3箇所の全部で6箇所に設けた取付孔23a,23bを、タンクフレーム5の前,後下部フレーム5e,5fに形成したねじ孔にそれぞれ整合させてボルト締結する。さらに、水素タンクアンダカバー23の後方2箇所の取付孔23cを利用して、前後フレーム連結部材15,17の下面にボルト締結する。
水素タンクアンダカバー23の後端部は、前述したように、リヤアンダカバー19の前端部に下方から重ね合わせた状態で、取付孔23dから挿入するボルトをねじ孔19cに締結することでリヤアンダカバー19に固定する。
As described above, the rear end portion of the hydrogen tank under
また、水素タンクアンダカバー23の前端部には、図示しない他のカバーを連結して、タンクフレーム5の前方の開口を閉塞する。
Further, another cover (not shown) is connected to the front end portion of the hydrogen tank under
上記したリヤアンダカバー19および水素タンクアンダカバー23を装着していない状態の図1〜図3に示すように、水素タンク1の後方の領域24には、水素タンク1に付属する周辺部品である水素バルブなどの機能部品25を、タンクフレーム5の後フレーム5bに取り付けた状態で配置する。そして、この機能部品25は、前記した前後フレーム連結部材15,17より車両上下方向上方に位置している。
As shown in FIGS. 1 to 3 in a state where the rear under
また、車幅方向一方の左側部には、車両の駆動源となる図示しない燃料電池から排出される水素を希釈して車両後方に流す排気管27を、車両前後方向に延長して配置し、排気管27の途中には排気気流音を消音するサイレンサ29を設置する。サイレンサ29より後方の排気管27は、上方に屈曲部27aで屈曲して車体下面に沿って後方に延長し、後部サイレンサ31を介して後端の排出口27bから排気を排出する。
In addition, an
この排気管27も、サイレンサ29も含めてその全体が、前記した機能部品25と同様に、前後フレーム連結部材15,17より車両上下方向上方に位置している。また、上記したサイレンサ25の上方位置には、サスペンション33を設置している。
The
上記した燃料電池車両における車体後部構造によれば、車両が後方から衝撃を受けた場合には、リヤフレーム13は、全体的にタンクフレーム5に比較して強度が低く、かつ車両前後方向に延びる連結パイプ13c,13dの長手方向ほぼ中央付近に、切欠部13nを形成することで、容易に座屈変形し、リヤサイドメンバ7の座屈変形が可能となって、リヤサイドメンバ7の衝撃吸収機能を確保している。
According to the vehicle body rear structure in the fuel cell vehicle described above, when the vehicle receives an impact from the rear, the
上記のようにしてリヤフレーム13が座屈変形した際には、座屈変形しやすいリヤフレーム13に比較して、タンクフレーム5と同様に強度の高い前後フレーム連結部材15,17が、水素タンク1の車両後方側の領域24に配置した機能部品25を保護し、車両前方へ座屈変形して移動するリヤフレーム13の機能部品25への干渉を防止することができる。
When the
この際、図2,図3に示すように、前後フレーム連結部材15,17の車両前後方向後端と、車幅方向に延びる第1クロスメンバであるクロスメンバ9との車両前後方向位置をほぼ一致させているので、前後フレーム連結部材15,17が、リヤサイドメンバ7のクロスメンバ9後方における座屈変形の妨げとなることを防止でき、リヤサイドメンバ7の衝撃吸収機能を充分確保することができる。
At this time, as shown in FIGS. 2 and 3, the vehicle longitudinal direction position between the rear end in the vehicle longitudinal direction of the front and rear
また、クロスメンバ9,11相互を連結するタンクフレーム取付メンバ12と、タンクフレーム5における支持フレーム5g,5hとを、車幅方向同一位置に設定したので、支持フレーム5g,5hと車幅方向同位置からタンクフレーム取付メンバ12に向けて後方に延びる後部延長フレーム5n,5pの経路が直線的となり、車体下方からの突き上げによる衝撃入力が入ったときに、タンクフレーム5を構成するフレーム部材の折れ変形を抑制し、フレーム部材の板厚を最低限に抑えることができ、これによりコスト削減および軽量化を達成することができる。
In addition, since the tank
また、支持フレーム5g,5hと車幅方向同一位置から車両後方に伸びる後部延長フレーム5n,5pの車両前後方向後部を、車両が後方から衝撃を受けた際に座屈変形を受けにくいタンクフレーム取付メンバ12に連結しているので、タンクフレーム5の変形を防止することができる。
In addition, a tank frame is attached to the rear portions of the rear extension frames 5n and 5p extending rearward from the same position in the vehicle width direction as the support frames 5g and 5h when the vehicle receives an impact from the rear. Since it is connected to the
さらに、タンクフレーム5の支持フレーム5g,5hに対し、リヤフレーム13の連結パイプ13c,13dおよび前後フレーム連結部材15,17を、車幅方向同一位置に設定したので、これら各部材が車両前後方向に沿って同一直線上に位置することになり、車両が後方から衝撃を受けた際のタンクフレーム5および前後フレーム連結部材15,17の折れ変形を抑え、座屈変形するリヤフレーム13が水素タンク1周辺に干渉するのを防止することができる。
Further, since the connecting
また、前後フレーム連結部材15,17を、水素タンク1の機能部品25より、車両上下方向下方に配置したので、車輪が路上の溝に入り込むなどして車体下面が路面に干渉する際に、前後フレーム連結部材15,17が先に干渉して、機能部品25を保護することができる。
In addition, since the front and rear
また、前後フレーム連結部材15,17を、排気管27より車両上下方向下方に配置したので、上記と同様にして車体下面が路面に干渉する際に、前後フレーム連結部材15,17が先に干渉し、排気管27の特にサイレンサ29が路面から突き上げられてサスペンション29のリンク類に干渉することを防ぐことができ、走行不能となることを防止することができる。
Further, since the front and rear
また、タンクフレーム5の下面に取り付けた水素タンクアンダカバー23の後部を、タンクフレーム5と同様に強度の高い前後フレーム連結部材15,17に取り付けたので、冠水路走行時に問題となる水素タンクアンダカバー23の破損,変形を防止することができる。
Further, since the rear part of the hydrogen tank under
1 水素タンク(燃料容器)
5 タンクフレーム(容器フレーム)
5g,5h タンクフレームの支持フレーム(容器フレーム部材)
5n,5p 後部延長フレーム(容器取付アーム)
9 クロスメンバ(第1クロスメンバ)
11 クロスメンバ(第2クロスメンバ)
12 タンクフレーム取付メンバ(クロスメンバ連結部材)
13 リヤフレーム
13c,13d リヤフレームの連結パイプ(リヤフレーム部材)
15,17 前後フレーム連結部材
23 水素タンクアンダカバー(容器アンダカバー)
25 水素タンクの機能部品(燃料容器に付属する周辺部品)
27 排気管
1 Hydrogen tank (fuel container)
5 Tank frame (container frame)
5g, 5h Tank frame support frame (container frame member)
5n, 5p Rear extension frame (container mounting arm)
9 Cross member (first cross member)
11 Cross member (second cross member)
12 Tank frame mounting member (cross member connecting member)
13
15, 17 Front and rear
25 Functional parts of hydrogen tank (peripheral parts attached to fuel container)
27 Exhaust pipe
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