JP4972785B2 - 内側継手管を備えた鋼管の施工用保護治具および鋼管の施工方法 - Google Patents
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Description
(2)上記問題を解決する為に、本発明に係る鋼管の継手管の施工用保護治具は、一方の端部が鋼管に接続されていて、圧縮力を前記鋼管に伝達するための段部と、前記鋼管と接続された端部から前記段部までの間に配置された、前記鋼管の板厚よりも板厚の厚い肉厚部と、該肉厚部の外周面に設けられたに突起または溝と、を有し、外側継手管と対になって差込式継手構造を構成する内側継手管を備えた鋼管に対して使用する施工用保護治具であって、前記内側継手管の鋼管とは接続されていない側の端部から前記段差までの高さと前記肉厚部の高さとの和よりも高い高さを有する筒体を備え、前記筒体の内壁面には、前記内側継手管の段部に当接し、鋼管の施工時に与えられる打撃力を伝達するための当接部が設けられると共に、前記筒体の内壁面には、前記肉厚部に設けられた突起または溝と嵌合する溝または突起が設けられていて、前記筒体の下端部には、分割片と複数のスリットが設けられており、前記筒体の下端部を拡径させ、前記内側継手管へ装着することを特徴とする。
(3)上記(1)または(2)において、筒体の上部には、鋼管の施工時に打撃力もしく
は引張力が付与される上端部が設けられていることを特徴とする。
(4)上記(1)から(3)において、筒体の下端部には複数の分割片が設けられていることを特徴とする。
(5)上記(1)から(4)において、内側継手管の内周面にほぼ当接するように配置されたガイド管を備えることを特徴とする。
(6)上記(1)から(4)において、内側継手管の内周面にほぼ当接するように配置された複数のガイド板を備えることを特徴とする。
(7)上記問題を解決する為に、本発明に係る鋼管の継手管の施工用保護治具は、一方の端部が鋼管に接続されていて、圧縮力を前記鋼管に伝達するための段部と、前記鋼管と接続された端部から前記段部までの間に配置された、前記鋼管の板厚よりも板厚の厚い肉厚部と、該肉厚部に設けられたネジ孔と、を有し、外側継手管と対になって差込式継手構造を構成する内側継手管を備えた鋼管に対して使用する施工用保護治具であって、前記内側継手管の鋼管とは接続されていない側の端部から前記段差までの高さと前記肉厚部の高さとの和よりも高い高さを有する筒体を備え、前記筒体の内壁面には、前記内側継手管の段部に当接し、鋼管の施工時に与えられる打撃力を伝達するための当接部が設けられると共に、前記筒体の内壁面には、前記ネジ孔に対向する位置に貫通孔が設けられていることを特徴とする。
(8)上記(7)において、筒体の上部には、鋼管の施工時に打撃力もしくは引張力が付与される上端部が設けられていることを特徴とする。
(9)上記(7)から(8)において、筒体の下端部には複数の分割片が設けられていることを特徴とする。
(10)上記(7)から(9)において、内側継手管の内周面にほぼ当接するように配置されたガイド管を備えることを特徴とする。
(11)上記(7)から(9)において、内側継手管の内周面にほぼ当接するように配置された複数のガイド板を備えることを特徴とする。
(12)上記問題を解決する為に、本発明に係る鋼管の施工方法は、内側継手管を備えた鋼管を地中に埋設する施工方法であって、上記(1)乃至(11)の何れか1つに記載の施工用保護治具を、前記内側継手管に装着する工程と、その後、前記鋼管を埋設するための打撃力を、前記施工用保護治具に付与する工程と、を有することを特徴とする。
(13)上記問題を解決する為に、本発明に係る鋼管の施工方法は、内側継手管を備えた鋼管を地中に埋設する施工方法であって、上記(7)乃至(11)の何れか1つに記載の施工用保護治具を、前記内側継手管に装着する工程と、内側継手管に装着後、ボルトを、筒体の貫通孔を貫通させて前記内側継手管のネジ孔に螺合する工程と、ボルトを螺合後、前記鋼管を埋設するための打撃力を、前記施工用保護治具に付与する工程と、を有することを特徴とする。
図15は鋼管の差込式継手構造の一例を示すものであって、(a)は接合前の斜視図、(b)は接合後の縦断面図である。符号3の差込式継手構造は、内側継手管10と外側継手管20とが対になっており、鋼管1に取り付けられた内側継手管10に、鋼管2に取り付けられた外側継手管20を差し込むことで、鋼管1と鋼管2を連結するものである。
図16は鋼管の差込式継手構造の他の例を示すものであって、(a)は接合前の斜視図、(b)は接合後の縦断面図である。符号4は差込式継手構造であり、内側継手管50と外側継手管40とが対になっている。差込式継手構造4は、鋼管1に取り付けられた内側継手管50に、鋼管2に取り付けられた外側継手管40を差し込むことで、鋼管1と鋼管2を連結するものである。
施工用保護治具の一例について、第1の実施の形態として説明する。図1に、第1の実施の形態に係る施工用保護治具を、内側継手管に被せた例で模式的に示す。向かって左側が縦断面図、右側が側面図である。用いた内側継手管は、図15を用いて上記(1)で説明した分割片13を有した内側継手管10と、基本的に同一の構造であり、図15と同一の部分は同一の符号により示し、詳細な説明は省略する。
入自在な内径となっている。一方、当接部61より下端側は、内側継手管10の同径部11が進入可能な内径となっている。
施工用保護治具の別の例について、第2の実施の形態として説明する。図2に、第2の実施の形態に係る施工用保護治具を、内側継手管に被せた例で模式的に示す。向かって左側が縦断面図、右側が側面図である。用いた内側継手管は、図15を用いて上記(1)で説明した分割片13を有した内側継手管10と、基本的に同一の構造であり、図15と同一の部分は同一の符号により示し、詳細な説明は省略する。また、第2の実施の形態に係る施工用保護治具についても、図1と同一の部分は同一の符号により示し、詳細な説明は省略する。
上述した第1の実施の形態の別の例を、第3の実施の形態として説明する。図3に、第3の実施の形態に係る施工用保護治具を、模式的に示す。向かって左側が縦断面図、右側が側面図であって、(a)は内ガイド板式、(b)は内ガイド管式である。図示した内側継手管は、図15を用いて上記(1)で説明した分割片13を有した内側継手管10と、基本的に同一の構造であり、図15と同一の部分は同一の符号により示し、詳細な説明は省略する。また、第3の実施の形態に係る施工用保護治具についても、図1と同一の部分は同一の符号により示し、詳細な説明は省略する。
面11cの内径とほぼ同一の円周面を形成し、外側辺79が内周面11cにほぼ当接するように設置される。
上述した第2の実施の形態の別の例を、第4の実施の形態として説明する。図4に、第4の実施の形態に係る施工用保護治具を、内側継手管に被せた例で模式的に示す。向かって左側が縦断面図、右側が側面図である。用いた内側継手管は、図15を用いて上記(1)で説明した分割片13を有した内側継手管10と、基本的に同一の構造であり、図15と同一の部分は同一の符号により示し、詳細な説明は省略する。また、第4の実施の形態に係る施工用保護治具についても、図2と同一の部分は同一の符号により示し、詳細な説明は省略する。
上述した第4の実施の形態の別の例を、第5の実施の形態として説明する。図5に、第5の実施の形態に係る施工用保護治具を、内側継手管に被せた例で模式的に示す。向かって左側が縦断面図、右側が側面図である。用いた内側継手管は、図15を用いて上記(1)で説明した分割片13を有した内側継手管10と、基本的に同一の構造であり、図15と同一の部分は同一の符号により示し、詳細な説明は省略する。また、第5の実施の形態に係る施工用保護治具についても、図4と同一の部分は同一の符号により示し、詳細な説明は省略する。
上述した第4の実施の形態の別の例を、第6の実施の形態として説明する。図6(a)に、第6の実施の形態に係る施工用保護治具を、内側継手管に被せた例で模式的に示す。向かって左側が縦断面図、右側が側面図である。用いた内側継手管は、図15を用いて上記(1)で説明した分割片13を有した内側継手管10と、基本的に同一の構造であり、図15と同一の部分は同一の符号により示し、詳細な説明は省略する。また、第6の実施の形態に係る施工用保護治具についても、図4と同一の部分は同一の符号により示し、詳細な説明は省略する。
個のボルト支持台65dは、そのほぼ中心に、ボルト軸を通す為の貫通孔が開けられており、ベルト65eとは溶接にて固定されている。
を渡すように、2個のボルト支持台65dの貫通孔にボルト30の軸を通し、ボルト30
の頭と反対側のボルト支持台65dからナット31で留める。この状態で、締結用バンド65cの内径を縮めるようにボルト30とナット31で締め付けると、分割片66は内側に撓む。すると、施工用保護治具6の下端部が縮径して鋼管1(または内側継手管10)と密着し、施工用保護治具6と鋼管1(または内側継手管10)とは一体化する。この機構により、施工用保護治具6の突起64bと内側継手管10の凹溝19bとが確実に嵌合すると共に、打撃時のリバウンド等により、施工用保護治具6が落下する危険が無くなる。また、施工用保護治具6の縮径した下端部の内周面と鋼管1(または内側継手管10)の外周面との当接部分で、施工用保護治具6の円周方向に対する摩擦力が発生する為、施工用保護治具6の円周方向の回転も抑制することができる。
ても良い。2本の場合の上面図を図6(b)に、3本の場合の上面図を図6(c)に示す。施工用保護治具6の径や板厚、バンド65eの板厚、締結用バンド65c用金属の材質、加工コスト、もしくは施工の容易さ等を考慮して、適宜選択すれば良い。
施工用保護治具の別の例について、第7の実施の形態として説明する。図7に、第7の実施の形態に係る施工用保護治具を、内側継手管に被せた例で模式的に示す。向かって左側が縦断面図、右側が側面図である。用いた内側継手管は、図15を用いて上記(1)で説明した分割片13を有した内側継手管10と、基本的に同一の構造であり、図15と同一の部分は同一の符号により示し、詳細な説明は省略する。また、第7の実施の形態に係る施工用保護治具についても、図1と同一の部分は同一の符号により示し、詳細な説明は省略する。
内側継手管10、外側継手管20、および施工用保持治具6の第2の実施の形態の組合せで、バイブロハンマ102を用いて施工する、本発明に係る鋼管を地中に埋設する施工方法の例を、第8の実施の形態として説明する。
(a)先ず、内側継手管10が上端(埋設時に地表に近くなる方の端)に接合されている鋼管1を、地上に載置しておく。そして、施工用保護治具6の外周面に設けた係止手段(図示しない)にワイヤロープ101を連結して施工用保護治具6を吊り上げ、さらに水平方向に移動させて、施工用保護治具6を内側継手管10に被せる。施工用保護治具6の貫通孔65aにボルト30を挿入して、ボルト30を内側継手管10のネジ孔19cに螺合し、施工用保護治具6と内側継手管を一体化させる(ステップS71)。
(b)次に、鋼管1を起立させて、かつ貫入位置に配置する(ステップS72)。
(c)その後、バイブロハンマ102でつかみ代62aを把持し、打撃力と引張力とを施工用保護治具6に加えることで、鋼管1を地中に貫入させる(ステップS73)。
(d)鋼管1が所定位置まで地中に貫入した時点で打撃と引張を停止し、ボルト30を取り外して、施工用保護治具6と内側継手管10との一体化を解く。そして、施工用保護治具6をワイヤロープ101によって引き上げ、施工用保護治具6を内側継手管10から取り外す(ステップS74)。
(e)施工用保護治具6を内側継手管10から取り外した後、鋼管2の下端に接合されている外側継手管20を、鋼管1に接合されている内側継手管10に差し込む。それから、貫通孔25にボルト30を挿入してネジ孔17に螺合することで、外側継手管20と内側継手管10とを接合する。これにより、鋼管1と鋼管2とが接合される(ステップS75)。
内側継手管10、外側継手管20、および第2の実施の形態に係る施工用保持治具6の別の例の組合せで、打撃ハンマ103によって施工する、本発明に係る鋼管を地中に埋設する施工方法の他の例を、第9の実施の形態として説明する。
(b)次に、鋼管1を起立させて、かつ貫入位置に配置する(ステップS102)。
(c)その後、打撃ハンマ103で施工用保護治具6の先端面62bを打撃し、打撃力を施工用保護治具6に加えることで、鋼管1を地中に貫入させる(ステップS103)。
(d)鋼管1が所定位置まで地中に貫入した時点で打撃を停止し、ボルト30を取り外して、施工用保護治具6と内側継手管10との一体化を解く。そして、施工用保護治具6をワイヤロープ101によって引き上げ、施工用保護治具6を内側継手管10から取り外す(ステップS104)。
(e)施工用保護治具6を内側継手管10から取り外した後、鋼管2の下端に接合されている外側継手管20を、鋼管1に接合されている内側継手管10に差し込む。それから、貫通孔25にボルト30を挿入してネジ孔17に螺合することで、外側継手管20と内側継手管10とを接合する。これにより、鋼管1と鋼管2とが接合される(ステップS105)。
3、4 継手構造
6 施工用保護治具
10 内側継手管
11 同径部
11a 肉厚部
11c 内周面
12 段部
13 分割片
14 スリット
16 係合突部
16a 係合突部下面
16b 係合突部傾斜面
17 ネジ孔
18 本体部
19a ネジ孔
19b 凹溝
19c ネジ孔
20 外側継手管
21 基端部
21a 肉厚部
23 凹部
24 係止部
25 貫通孔
26 先端
30 ボルト
40 外側継手管
41 基端部
41a 肉厚部
42 段部
43 分割片
44 スリット
46 係合突部
46a 係合突部上面
46b 係合突部傾斜面
47 貫通孔
48 本体部
50 内側継手管
51 同径部
51a 肉厚部
52 本体部
53 係止突起
53a 係止部
54 段部
55 ネジ孔
56 先端
60 筒体
61 当接部
62 上端部
62a つかみ代
62b 先端面
64a 貫通孔
64b 突起
65a 貫通孔
65b ボルト支持台
65c 締結用バンド
65d ボルト支持台
65e バンド
66 分割片
67 スリット
69 張り出し部
72 鏡板
73 内ガイド板
74 クッション枠
75 クッション
76 内ガイド管
79 外側辺
81 キー
82 キー溝
83 キー設置手段
84 貫通孔
85 キー設置用ボックス
85a 貫通ネジ孔
86 六角ボルト
87 六角穴付きプラグ
88 コイルバネ
89 縮径拘束部材
101 ワイヤロープ
102 バイブロハンマ
103 打撃ハンマ
111 鋼管
112a、112b、112c、112d 分割片
113 当接部材
Claims (13)
- 一方の端部が鋼管に接続されていて、圧縮力を前記鋼管に伝達するための段部と、前記鋼管と接続された端部から前記段部までの間に配置された、前記鋼管の板厚よりも板厚の厚い肉厚部と、を有し、外側継手管と対になって差込式継手構造を構成する内側継手管を備えた鋼管に対して使用する施工用保護治具であって、
前記内側継手管の鋼管とは接続されていない側の端部から前記段差までの高さと前記肉厚部の高さとの和よりも高い高さを有する筒体を備え、
前記筒体の内壁面には、前記内側継手管の段部に当接し、鋼管の施工時に与えられる打撃力を伝達するための当接部が設けられると共に、
前記筒体の前記肉厚部と対向する位置には、前記鋼管の施工時に与えられる引張力を前記内側継手管に伝達するための引張力伝達手段とを備えたことを特徴とする、内側継手管を備えた鋼管の施工用保護治具。 - 一方の端部が鋼管に接続されていて、圧縮力を前記鋼管に伝達するための段部と、前記鋼管と接続された端部から前記段部までの間に配置された、前記鋼管の板厚よりも板厚の厚い肉厚部と、該肉厚部の外周面に設けられたに突起または溝と、を有し、外側継手管と対になって差込式継手構造を構成する内側継手管を備えた鋼管に対して使用する施工用保護治具であって、
前記内側継手管の鋼管とは接続されていない側の端部から前記段差までの高さと前記肉厚部の高さとの和よりも高い高さを有する筒体を備え、
前記筒体の内壁面には、前記内側継手管の段部に当接し、鋼管の施工時に与えられる打撃力を伝達するための当接部が設けられると共に、
前記筒体の内壁面には、前記肉厚部に設けられた突起または溝と嵌合する溝または突起が設けられていて、前記筒体の下端部には、分割片と複数のスリットが設けられており、前記筒体の下端部を拡径させ、前記内側継手管へ装着することを特徴とする、内側継手管を備えた鋼管の施工用保護治具。 - 筒体の上部には、鋼管の施工時に打撃力もしくは引張力が付与される上端部が設けられていることを特徴とする、請求項1または2の何れかに記載の内側継手管を備えた鋼管の施工用保護治具。
- 筒体の下端部には複数の分割片が設けられていることを特徴とする、請求項1乃至3の何れか1つに記載の内側継手管を備えた鋼管の施工用保護治具。
- 内側継手管の内周面にほぼ当接するように配置されたガイド管を備えることを特徴とする、請求項1及至4の何れか1つに記載の内側継手管を備えた鋼管の施工用保護治具。
- 内側継手管の内周面にほぼ当接するように配置された複数のガイド板を備えることを特徴とする、請求項1及至4の何れか1つに記載の内側継手管を備えた鋼管の施工用保護治具。
- 一方の端部が鋼管に接続されていて、圧縮力を前記鋼管に伝達するための段部と、前記鋼管と接続された端部から前記段部までの間に配置された、前記鋼管の板厚よりも板厚の厚い肉厚部と、該肉厚部に設けられたネジ孔と、を有し、外側継手管と対になって差込式継手構造を構成する内側継手管を備えた鋼管に対して使用する施工用保護治具であって、
前記内側継手管の鋼管とは接続されていない側の端部から前記段差までの高さと前記肉厚部の高さとの和よりも高い高さを有する筒体を備え、
前記筒体の内壁面には、前記内側継手管の段部に当接し、鋼管の施工時に与えられる打撃力を伝達するための当接部が設けられると共に、
前記筒体の内壁面には、前記ネジ孔に対向する位置に貫通孔が設けられていることを特徴とする、内側継手管を備えた鋼管の施工用保護治具。 - 筒体の上部には、鋼管の施工時に打撃力もしくは引張力が付与される上端部が設けられていることを特徴とする、請求項7に記載の内側継手管を備えた鋼管の継手管の施工用保護治具。
- 筒体の下端部には複数の分割片が設けられていることを特徴とする、請求項7または8に記載の内側継手管を備えた鋼管の施工用保護治具。
- 内側継手管の内周面にほぼ当接するように配置されたガイド管を備えることを特徴とする、請求項7及至9の何れか1つに記載の内側継手管を備えた鋼管の施工用保護治具。
- 内側継手管の内周面にほぼ当接するように配置された複数のガイド板を備えることを特徴とする、請求項7及至9の何れか1つに記載の内側継手管を備えた鋼管の施工用保護治具。
- 内側継手管を備えた鋼管を地中に埋設する施工方法であって、
請求項1及至11の何れか1つに記載の施工用保護治具を、前記内側継手管に装着する工程と、
その後、前記鋼管を埋設するための打撃力を、前記施工用保護治具に付与する工程と、を有することを特徴とする鋼管の施工方法。 - 内側継手管を備えた鋼管を地中に埋設する施工方法であって、
請求項7乃至11の何れか1つに記載の施工用保護治具を、前記内側継手管に装着する工程と、
内側継手管に装着後、ボルトを、筒体の貫通孔を貫通させて前記内側継手管のネジ孔に螺合する工程と、
ボルトを螺合後、前記鋼管を埋設するための打撃力を、前記施工用保護治具に付与する工程と、を有することを特徴とする鋼管の施工方法。
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