JP4948221B2 - データ生成装置 - Google Patents
データ生成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4948221B2 JP4948221B2 JP2007081326A JP2007081326A JP4948221B2 JP 4948221 B2 JP4948221 B2 JP 4948221B2 JP 2007081326 A JP2007081326 A JP 2007081326A JP 2007081326 A JP2007081326 A JP 2007081326A JP 4948221 B2 JP4948221 B2 JP 4948221B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- edge
- black
- ink
- color
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
- Color Image Communication Systems (AREA)
- Ink Jet (AREA)
- Color, Gradation (AREA)
- Image Processing (AREA)
Description
図16は、本発明の一実施形態に係るカラーインクジェットプリンタの概略構成を示す斜視図である。この図において、202は、イエロー、マゼンタ、シアンの3色それぞれのカラーインクとブラックインクをそれぞれ貯留したインクカートリッジを示す。これらインクカートリッジ202は、キャリッジ106に着脱自在に搭載される。キャリッジ106には、上記の各インクに対応した記録ヘッド201が同様に着脱自在に搭載される。キャリッジ106は不図示の駆動機構によってガイドシャフト108に案内されながら移動することができる。これにより、記録ヘッド201は記録用紙などの記録媒体107に対して記録のための走査をすることができる。104は紙送りローラを示し、補助ローラ103(拍車形態が好ましい)とともに図中の矢印方向に回転する。同様に、記録媒体107の搬送方向において記録ヘッド201の上流側には給紙ローラ対105が設けられている。給紙ローラ対105が搬送ローラ104と同期して回転する。これにより、記録媒体107の記録面を平坦に維持しながらその記録媒体を図中矢印Dで示す方向に搬送する。
図17は、図16に示した記録ヘッド201の要部の概略構成を示す斜視図である。記録ヘッド201は、図17に示すように、所定のピッチで複数の吐出口300が形成されており、共通液室301と各吐出口300とを連結する液路302の壁面に沿ってインク吐出用のエネルギーを発生するための吐出ヒータ303が配設されている。ヒータ303とその回路はシリコン上に半導体製造技術を利用して作成される。また、液路302および共通液室301は射出成形により作られたプラスチックカバー306で形成されている。また、温度センサ(不図示)、サブヒータ(不図示)も同一シリコン上に半導体製造プロセスと同様のプロセスで一括形成される。これらの電気配線が作られたシリコンプレート308は支持基板をなすアルミベースプレート307に固定されている。また、シリコンプレート308上の回路接続部311とプリント基板309とは極めて細いワイヤー310によって電気接続され記録装置本体からの信号は信号回路312を介して受け取ることができる。共通液室301は、図1に示したインクカートリッジと、インクフィルター305を設けたジョイントパイプ304介して連結し、これによって、インクカートリッジから共通液室301にインクが供給される。共通液室301に供給されて一時的に貯えられたインクは、毛管現象により液路302に供給され、吐出口300でメニスカスを形成して液路302を満たした状態を保つ。このとき、電極(不図示)を介してヒータ303に通電がなされて発熱すると、ヒータ303上のインクが急激に加熱されて液路302内に気泡が発生し、この気泡の膨張により吐出口300からインク滴313が吐出される。
図18は、図16に示した実施形態のインクジェットプリンタにおける制御構成を示すブロック図である。同図において、400は、パーソナルコンピュータ(PC)などのホスト装置から記録データを入力するためのインターフェ−スを示す。記録制御部500は、インターフェースを介して入力した記録データに基づいて、図1〜図15を参照して後述される、ブラック画像におけるカラー画像などとの隣接領域を含むブラック画像やカラー画像の記録データ生成処理などを実行する。また、記録制御部500は、紙送りモータ405やキャリッジモータ406など、記録動作に伴う各部動作機構の動作制御を実行する。
実施形態1の概要
本発明の一実施形態は、ブラックインクで記録するブラック領域にカラーインクを重ねて付与する形態に係るものである。そして、ブラック領域において、カラーインクで記録するカラー領域と隣接する一定のエッジ領域と、記録媒体の地のままの領域と隣接する一定のエッジ領域を規定し、領域にごとに、その幅を定めるとともに、付与するカラーインクの量を異ならせる。また、上記二つのエッジ領域以外の内部の領域に付与するカラーインクの量も適切に定める。以下では、上記カラー領域と隣接するエッジ領域をカラー隣接ブラックエッジ領域、上記記録媒体の地の領域と隣接するエッジ領域をホワイト隣接ブラックエッジ領域、また、上記内部の領域をブラック非エッジ領域ともいう。さらに詳しくは、本実施形態では、ブラックインクとして浸透性の低いインクを用い、一方、カラーインクとしてブラックインクよりも浸透性の高いインクを用いる。そして、カラー隣接ブラックエッジ領域は主にブリーディングを防止するべく付与するカラーインクの量を多くし、一方、ホワイト隣接ブラックエッジ領域は主に黒画像のシャープさを実現するため付与するカラーインクの量を少なくする。また、ホワイト隣接ブラックエッジ領域以外の領域であるブラック非エッジ領域は、スミアを防止するのに適切な量のカラーインクを付与する。
図1は、本発明の一実施形態に係る、上述のエッジ領域の幅の決定を含む、ブラック(以下、単にBkとも表記する)、シアン(同じくC)、マゼンタ(同じくM)およびイエロー(同じくY)の各色インクの記録用データの生成処理を示すブロック図である。なお、上記と同様、「カラー」を単に「Cl」、「ホワイト」を「White」とも表記する。
図2は、図1に示すブラック境界処理(E1000)の詳細を示すブロック図である。本処理は、上述したようにCl隣接Bkエッジ領域とWhite隣接Bkエッジ領域をその幅(以下、エッジ幅ともいう)とともに定める領域設定処理ないしブラック境界生成処理である。図2に示す例は、エッジ幅の最大が4ドット(画素)の場合を示している。
図3はブラック1ドット縮退処理を示すフローチャートである。また、図4(a)〜(g)は、この処理を画素ごとのデータによって模式的に示す図である。
図5は、Clボールド処理(E2001)によるカラー1ドットボールドデータの生成処理を示すフローチャートである。また、図6(a)〜(i)は、この処理を画素ごとのデータによって模式的に示す図である。
以上説明したブラック境界処理(E1000)によって得られるCl隣接Bkエッジデータ、White隣接BkエッジデータおよびBk非エッジデータに基づいて、図1にて上述したように記録用のカラーデータおよびBkデータが生成される。その詳細を図9〜図12を参照して説明する。
図9(a)〜(i)は領域ごとの間引きマスクによる間引きデータの生成例を示す図である。
次に、以上のようにして得られるエッジ領域ごとの間引きデータに基づき、図1にて上述したように色ごとの下打ち量が決定される。先ず、Cl隣接Bkエッジ間引きデータに対する下打ちマスクによる間引き処理の詳細を説明する。
図11(a)〜(g)は、White隣接Bkエッジ間引きデータに対する各色の下打ちマスク2による間引き処理を説明する図である。
図12(a)〜(g)は、Bk非エッジ間引きデータに対する各色の下打ちマスク3による間引き処理を説明する図である。
図15(a)〜(g)は、Cl隣接Bkエッジ幅およびWhite隣接Bkエッジ幅の他の例に係る、ブラック境界処理におけるデータを示す図である。具体的には、図7にて前述した、カラム間引き記録を行う「速い」モードに対応して、Cl隣接Bkエッジ幅が2ドット、White隣接Bkエッジ幅が2ドットの場合のブラック境界処理におけるデータを示している。
上述の実施形態は、インクジェットプリンタなどのインクジェット記録装置において、図1等で示した記録用データ生成に係る画像処理を行う形態について説明した。本発明の適用はこの形態に限られないことはもちろんである。例えば、パーソナルコンピュータなどのホスト装置で上記処理を実行してもよい。この場合、ホスト装置が本発明の画像処理方法を実施することになる。
400 インターフェース
401 MPU
402 ROM
403 DRAM(プリントバッファ)
404 ゲートアレイ
500 記録制御部
S2001〜S2005 セレクタ
Claims (5)
- ブラックインクと前記ブラックインクよりも浸透性の高いカラーインクを付与することにより記録媒体に記録を行うためのデータを生成するデータ生成装置であって、
第1の解像度で記録を行う第1モードと、前記第1の解像度よりも低い解像度で前記第1モードよりも高速に記録を行う第2モードとを含む複数のモードから1つのモードを設定するモード設定手段と、
前記ブラックインクが付与されるブラック領域と前記ブラックインク及び前記カラーインクのいずれも付与されないホワイト領域とを含む画像を記録するとき、前記ブラック領域のうち前記ホワイト領域に隣接するエッジを含む領域をホワイト隣接ブラックエッジ領域として設定する領域設定手段と、
前記ホワイト隣接ブラックエッジ領域に付与される前記ブラックインクに重なるように前記カラーインクを付与するための重ねデータを生成する重ねデータ生成手段と
を備え、
前記領域設定手段は、前記第1モードが設定された場合、前記第2モードが設定された場合よりも、前記ホワイト隣接ブラックエッジ領域におけるエッジからの幅を示す画素数を多く設定することを特徴とするデータ生成装置。 - 前記画像が、前記カラーインクが付与されるカラー領域をさらに含む場合、
前記領域設定手段は、前記ブラック領域のうち前記カラー領域に隣接するエッジを含む領域をカラー隣接ブラックエッジ領域としてさらに設定し、
前記重ねデータ生成手段は、前記カラー隣接ブラックエッジ領域に付与される前記ブラックインクに重なるように前記カラーインクを付与するための重ねデータをさらに生成し、
前記領域設定手段は、前記第1モードが設定された場合、前記ホワイト隣接ブラックエッジ領域におけるエッジからの幅を示す画素数を、前記カラー隣接ブラックエッジ領域におけるエッジからの幅を示す画素数よりも多く設定することを特徴とする請求項1に記載のデータ生成装置。 - 前記カラーインクはシアンインク、マゼンタインク、イエローインクの3色を含むことを特徴とする請求項2に記載のデータ生成装置。
- 前記重ねデータ生成手段は、前記ホワイト隣接ブラックエッジ領域に対して、シアンインク、マゼンタインク、イエローインクを同じ比率で付与するように前記重ねデータを生成することを特徴とする請求項3に記載のデータ生成装置。
- 前記重ねデータ生成手段は、前記カラー隣接ブラックエッジ領域に対して前記カラーインクを付与するための重ねデータを、前記シアンインクを付与する比率を前記マゼンタインク及び前記イエローインクを付与する比率よりも高くなるように生成することを特徴とする請求項3または4に記載のデータ生成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007081326A JP4948221B2 (ja) | 2007-03-27 | 2007-03-27 | データ生成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007081326A JP4948221B2 (ja) | 2007-03-27 | 2007-03-27 | データ生成装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008238540A JP2008238540A (ja) | 2008-10-09 |
JP2008238540A5 JP2008238540A5 (ja) | 2010-05-13 |
JP4948221B2 true JP4948221B2 (ja) | 2012-06-06 |
Family
ID=39910464
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007081326A Expired - Fee Related JP4948221B2 (ja) | 2007-03-27 | 2007-03-27 | データ生成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4948221B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6154245B2 (ja) * | 2013-08-22 | 2017-06-28 | 理想科学工業株式会社 | インクジェット印刷装置 |
JP2021008051A (ja) * | 2019-06-28 | 2021-01-28 | セイコーエプソン株式会社 | 記録装置および記録方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3029174B2 (ja) * | 1993-10-28 | 2000-04-04 | キヤノン株式会社 | インクジェット記録装置 |
JPH1034977A (ja) * | 1996-07-19 | 1998-02-10 | Ricoh Co Ltd | インクジェット記録方法 |
US6753976B1 (en) * | 1999-12-03 | 2004-06-22 | Xerox Corporation | Adaptive pixel management using object type identification |
JP2005254518A (ja) * | 2004-03-09 | 2005-09-22 | Canon Inc | インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法 |
JP2006218775A (ja) * | 2005-02-10 | 2006-08-24 | Canon Inc | インクジェット記録装置 |
-
2007
- 2007-03-27 JP JP2007081326A patent/JP4948221B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008238540A (ja) | 2008-10-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4227627B2 (ja) | インクジェット記録装置および画像処理方法 | |
JP4931204B2 (ja) | データ生成装置およびデータ生成方法 | |
US20060214957A1 (en) | Ink jet printing apparatus and ink jet printing method | |
JP2016068284A (ja) | インクジェットプリンタ | |
JP2002113850A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2008307722A (ja) | 記録装置及びその記録方法 | |
JP2001096770A (ja) | プリント装置及びプリント方法 | |
JP2008149566A (ja) | 記録装置、記録方法および画像処理装置 | |
JP4948221B2 (ja) | データ生成装置 | |
JP2007015269A (ja) | 記録装置および記録位置制御方法 | |
US7367645B2 (en) | Printing method and printing apparatus | |
JP6054850B2 (ja) | 記録装置及び記録方法 | |
JP4514190B2 (ja) | データ生成装置、インクジェット記録装置、およびデータ生成方法 | |
JP2005040994A (ja) | 印刷装置、印刷方法及びプログラム | |
JP4315458B2 (ja) | インクジェット記録装置、画像処理装置および画像処理方法 | |
JP4986513B2 (ja) | 画像処理装置および画像処理方法 | |
JP5593799B2 (ja) | 流体噴射装置、及び、流体噴射方法 | |
JP2019018582A (ja) | インクジェットプリンタ | |
JP2004174750A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JPH11170502A (ja) | 記録装置 | |
JP2006218775A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2007118300A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2006130778A (ja) | インクジェット記録装置及び記録データ処理方法 | |
JPH07132620A (ja) | カラーインクジェット記録方法 | |
JP2006062375A (ja) | 記録装置および記録方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100326 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100326 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20101106 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120215 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120302 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120306 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150316 Year of fee payment: 3 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4948221 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150316 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |