JP2008149566A - 記録装置、記録方法および画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】記録装置において、文字や細線のエッジ部が鮮明で、また、濃度むらの低減された画像を記録する。
【解決手段】4パス(4回の走査)で画像を完成するマルチパス記録において、画像のエッジ部及び非エッジ部を検出し(S101)、エッジ部を1パスで記録し、非エッジ部を4パスで記録するように、各走査のデータ生成を行う(S102、S103)。これにより、エッジ部を有した文字や線画の鮮鋭性を維持しつつ、濃度むらの低減が可能となる。
【選択図】図4
【解決手段】4パス(4回の走査)で画像を完成するマルチパス記録において、画像のエッジ部及び非エッジ部を検出し(S101)、エッジ部を1パスで記録し、非エッジ部を4パスで記録するように、各走査のデータ生成を行う(S102、S103)。これにより、エッジ部を有した文字や線画の鮮鋭性を維持しつつ、濃度むらの低減が可能となる。
【選択図】図4
Description
本発明は、記録装置、画像処理装置および記録方法に関し、詳しくは、画像のエッジ部と非エッジ部との間で記録の態様を異ならせる構成に関するものである。
従来、各種の記録媒体に対して記録を行うインクジェット記録装置は、高密度かつ高速な記録動作が可能であることから、各種装置の出力媒体としてのプリンタ、あるいはポータブルプリンタ等として提供されている。この種のインクジェット記録装置は、インクを吐出する複数の吐出口を備えた記録ヘッドおよびインクタンクを搭載するキャリッジを、記録媒体に対して所定の方向(主走査方向)に移動させ、その間に記録ヘッドからインクを吐出する記録走査を行う。また、この走査の間に記録媒体を、上記主走査方向とほぼ直交する方向に記録幅に等しい量搬送する。そして、この記録走査と記録媒体搬送を繰返すことにより、記録媒体の一定の領域に記録を行う。この記録方法は、ランニングコストが安く、また騒音の小さな記録方式として広く用いられている。また、近年では、複数色のインクを用いカラー記録に適応した製品も数多く提供されている。
記録装置では、記録動作によって最終的に記録媒体上に形成されるドットの位置や大きさなどが全体の記録品位に影響を及ぼす。上述のインクジェット方式では、インクの吐出方向や吐出量にばらつきがあると、ドットの形成位置や大きさにばらつきを生じることがある。このインクジェット方式の記録ヘッドでは、ヘッド個々の特性に依存して上記ばらつきを生じることが多い。例えば、記録ヘッドの吐出口の形状や電気熱変換体(吐出ヒータ)のばらつき等の記録ヘッド製造時に生じる僅かな違いが、それぞれ吐出されるインクの吐出量や吐出方向に影響を及ぼす。その結果、形成されるドット位置や大きさの違いとなり、最終的に記録画像の濃度むらなどとして画像品位を劣化させる。
これに対し、複数回の記録媒体搬送によって、同じ記録領域に対して異なるノズルを対応させた複数回の記録ヘッドの走査を行う、いわゆるマルチパス記録を行い、上記の濃度むらを低減する方法が提案されている(例えば、特許文献1)。また、このマルチパス記録において、複数回の走査それぞれのデータを生成するマスクについて、ランダムマスクを用いて上記濃度むらを解消する方法も提案されている(例えば、特許文献2)。
しかしながら、上記マルチパス記録方法によって文字や細線を記録する場合、それらのエッジ部の鮮鋭性が損なわれる場合がある。これは、マルチパス記録が予定していない、複数回の記録媒体搬送における搬送量のばらつきに起因したものである。すなわち、上記搬送量のばらつきによって、同一領域を記録する異なる複数のノズルのうちあるノズルに対応する領域と他のノズルに対応する領域がずれることがある。つまり走査間でインク滴の着弾位置のずれを生じる。これはドットが規定の位置を越えあるいは規定の位置からはみ出して形成されることであり、エッジ部ではその輪郭が明瞭でない印象を与えるものとなる。
本発明は、以上の問題を解消するためになされたものであり、その目的とするところは、文字や細線のエッジ部が鮮明で、また、濃度むらの低減された画像を記録できる記録装置、記録方法および画像処理方法を提供することにある。
そのために本発明では、記録媒体の同一領域に対して記録ヘッドを複数回走査させるとともに該複数回の走査の間に記録媒体を搬送し、画像データに基づいた記録を行う記録装置において、画像データにおいて画像のエッジ部と非エッジ部を検出する検出手段と、該検出手段が検出した非エッジ部については、前記複数回の走査で当該非エッジ部の記録を完成し、エッジ部については、前記複数回の走査より少ない回数の走査で当該エッジ部の記録を完成するように記録データを生成するデータ生成手段と、該データ生成手段によって生成された記録データに基づき、前記複数回の走査を行い、該複数回の走査の間に、エッジ部および非エッジ部を記録する記録制御手段と、を具えたことを特徴とする。
また、記録媒体の同一領域に対して記録ヘッドを複数回走査させるとともに該複数回の走査の間に記録媒体を搬送し、画像データに基づいた記録を行う記録方法において、画像データにおいて画像のエッジ部と非エッジ部を検出する検出工程と、該検出工程が検出した非エッジ部については、前記複数回の走査で当該非エッジ部の記録を完成し、エッジ部については、前記複数回の走査より少ない回数の走査で当該エッジ部の記録を完成するように記録データを生成するデータ生成工程と、該データ生成工程によって生成された記録データに基づき、前記複数回の走査を行い、該複数回の走査の間に、エッジ部および非エッジ部を記録する記録制御工程と、を具えたことを特徴とする。
さらに、記録媒体の同一領域に対して記録ヘッドを複数回走査させるとともに該複数回の走査の間に記録媒体を搬送し、画像データに基づいた記録を行うための記録データを生成する画像処理方法において、画像データにおいて画像のエッジ部と非エッジ部を検出する検出工程と、該検出手段が検出した非エッジ部については、前記複数回の走査で当該非エッジ部の記録を完成し、エッジ部については、前記複数回の走査より少ない回数の走査で当該エッジ部の記録を完成するように記録データを生成するデータ生成工程と、を有したことを特徴とする。
以上の構成によれば、画像におけるエッジ部及び非エッジ部を検出し、エッジ部の記録走査回数を非エッジ部の記録走査回数より少なくされる。これにより、エッジ部の記録では、記録媒体の搬送誤差が仮にあった場合でも、エッジ部記録に対する搬送誤差が生じ得る搬送の回数を少なくでき、文字や線画のエッジの鮮鋭性を維持できるとともに、濃度むらの少ない記録が可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。以下に説明する実施形態では、インクジェット記録方式を用いた記録装置としてプリンタを例に挙げて説明する。
(1)カラー記録装置の概略構成
図1は、本発明の一実施形態に係るカラーインクジェットプリンタの概略構成を示す斜視図である。この図において、1202は4色のカラーインク(ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー)を収容したインクカートリッジ(インクタンク)を示す。これらに収容されたインクは、それぞれノズル(吐出口ともいう)列が設けられた対応するカラーインクの記録ヘッド1201に供給される。1106はキャリッジを示し、これら4つのインクカートリッジ1202および記録ヘッド1201を着脱自在に搭載し、移動できるよう構成されている。キャリッジ1106は、記録動作を行っていないとき、あるいは記録ヘッドの回復動作を行うときには図の破線で示したホームポジションに移動し待機する。
図1は、本発明の一実施形態に係るカラーインクジェットプリンタの概略構成を示す斜視図である。この図において、1202は4色のカラーインク(ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー)を収容したインクカートリッジ(インクタンク)を示す。これらに収容されたインクは、それぞれノズル(吐出口ともいう)列が設けられた対応するカラーインクの記録ヘッド1201に供給される。1106はキャリッジを示し、これら4つのインクカートリッジ1202および記録ヘッド1201を着脱自在に搭載し、移動できるよう構成されている。キャリッジ1106は、記録動作を行っていないとき、あるいは記録ヘッドの回復動作を行うときには図の破線で示したホームポジションに移動し待機する。
1103は紙送りローラを示し、補助ローラ1104とともに回転して記録媒体としての記録紙1107を図中の矢印方向に搬送する。これらローラ1103、1104は、記録ヘッド上流側のローラ対1105とともに、記録紙1107に張力を与えて記録紙表面を平坦に保っている。
記録開始前ホームポジションに位置するキャリッジ1106は、記録開始命令があると、x方向に移動しながら、記録データに従って記録ヘッド1201に設けられたノズルからインクを吐出して記録ヘッドのノズル幅に対応した領域の記録を行う(記録走査)。キャリッジの移動方向に沿って、紙面端部まで記録が終了すると、キャリッジは元のホームポジションに戻り、再びx方向へ移動しつつ記録を行う。記録走査が終了してから続く記録走査が始まる前に、紙送りローラ1103が図に示した矢印方向へ回転して必要な量だけy方向への紙送りが行われる。このように記録走査と紙送りを繰り返すことにより、1枚の記録紙に対する記録が完成する。
なお、記録速度を増すため、一方向への走査時のみ記録を行うのではなく、x方向への走査の記録が終わりキャリッジをホームポジション側へ戻る際の復路においても記録を行う構成であってもよい。また、以上説明した例ではインクタンクと記録ヘッドとが分離可能にキャリッジ1106に搭載されているものである。インクを収容するインクタンク1202と記録紙1107に向けてインクを吐出する記録ヘッド1201とが一体になったインクジェットカートリッジであってもよいことはもちろんである。さらに、一つの記録ヘッドから複数色のインクを吐出可能な複数色一体型記録ヘッドを用いてもよい。
また、回復動作を行う位置には、ヘッドの前面(吐出口面)をキャップするキャッピング機構(不図示)や、キャッピング機構によるキャップ状態で記録ヘッド内の増粘インクや気泡を除去する等のヘッド回復動作を行う回復ユニット(不図示)が設けられている。また、キャッピング機構の側方には、クリーニングブレード(不図示)等が設けられ記録ヘッド1201に向けて突出可能に支持され、記録ヘッドの前面との当接が可能となっている。これにより、回復動作後に、クリーニングブレードを記録ヘッドの移動経路中に突出させ、記録ヘッドの移動にともなって記録ヘッド前面の不要なインク滴や汚れ等の払拭が行われる。
(2)記録ヘッド
次に、記録ヘッド1201について図2を参照して説明する。図2は、図1に示した記録ヘッド1201の要部を示す斜視図である。記録ヘッド1201は、図2に示すように、所定のピッチで複数の吐出口2300が設けられており、共通液室2301と各吐出口2300とを連結する各液路2302の壁面に沿ってインク吐出用のエネルギーを発生するための電気熱変換素子2303が配設されている。電気熱変換素子2303とその回路はシリコン基板上に半導体製造技術を利用して作られている。また、温度センサ(不図示)、サブヒータ(不図示)も同一シリコン上に同様の半導体製造プロセスで一括形成される。これらの電気配線が作られたシリコンプレート2308は放熱可能なアルミベースプレート2307に接着されている。また、シリコンプレート上の回路接続部2311と信号回路2312が設けられたプリント基板2309とは極めて細いワイヤー2310により接続され記録装置本体からの信号は信号回路2312を介して受け取ることができる。
次に、記録ヘッド1201について図2を参照して説明する。図2は、図1に示した記録ヘッド1201の要部を示す斜視図である。記録ヘッド1201は、図2に示すように、所定のピッチで複数の吐出口2300が設けられており、共通液室2301と各吐出口2300とを連結する各液路2302の壁面に沿ってインク吐出用のエネルギーを発生するための電気熱変換素子2303が配設されている。電気熱変換素子2303とその回路はシリコン基板上に半導体製造技術を利用して作られている。また、温度センサ(不図示)、サブヒータ(不図示)も同一シリコン上に同様の半導体製造プロセスで一括形成される。これらの電気配線が作られたシリコンプレート2308は放熱可能なアルミベースプレート2307に接着されている。また、シリコンプレート上の回路接続部2311と信号回路2312が設けられたプリント基板2309とは極めて細いワイヤー2310により接続され記録装置本体からの信号は信号回路2312を介して受け取ることができる。
液路2302および共通液室2301は射出成形により作られたプラスチックカバー2306で形成されている。共通液室2301は、前述したインクカートリッジ(図1参照)とジョイントパイプ2304とインクフィルター2305を介して連結しており、これにより、インクカートリッジから共通液室2301にインクが供給される。共通液室2301に供給されて一時的に貯えられたインクは、毛管現象により液路2302に移動し、吐出口2300でメニスカスを形成して液路2302を満たした状態を保つ。このとき、電極(不図示)を介して電気熱変換素子2303が通電されて発熱すると、電気熱変換素子2303上のインクが急激に加熱されて液路2302内に気泡が発生し、この気泡の膨張により吐出口2300からインク滴2313が吐出される。
(3)制御構成
次に、装置構成の各部の記録制御を実行するための制御構成について、図3に示すブロック図を参照して説明する。同図において、3400は、パーソナルコンピュータなどのホスト装置から記録信号を入力するインターフェ−スを示す。3401はMPUを示し、図4、図5などにて後述する処理を始めとして、本気録装置における処理を実行する。3402はMPU3401が実行する制御プログラムを格納するプログラムROMを示し、また、3403は各種データ(上記記録信号やヘッドに供給される記録データ等)を保存しておくダイナミック型のRAM(DRAM)を示す。RAM3403は、記録ドット数や、インク記録ヘッドの交換回数等をも記憶することができる。3404は記録ヘッドに対する記録データの供給制御を行うゲートアレイを示し、インターフェース3400、MPU3401、DRAM3403間のデータの転送制御も行う。3406は記録ヘッドを搬送するためのキャリッジモータ(CRモータ)、3405は記録用紙搬送のための搬送モータ(LFモータ)を示す。3407、3408はそれぞれ搬送モータ3405、キャリッジモータ3406を駆動するモータドライバを示す。3409は記録ヘッド1201を駆動するヘッドドライバを示す。
次に、装置構成の各部の記録制御を実行するための制御構成について、図3に示すブロック図を参照して説明する。同図において、3400は、パーソナルコンピュータなどのホスト装置から記録信号を入力するインターフェ−スを示す。3401はMPUを示し、図4、図5などにて後述する処理を始めとして、本気録装置における処理を実行する。3402はMPU3401が実行する制御プログラムを格納するプログラムROMを示し、また、3403は各種データ(上記記録信号やヘッドに供給される記録データ等)を保存しておくダイナミック型のRAM(DRAM)を示す。RAM3403は、記録ドット数や、インク記録ヘッドの交換回数等をも記憶することができる。3404は記録ヘッドに対する記録データの供給制御を行うゲートアレイを示し、インターフェース3400、MPU3401、DRAM3403間のデータの転送制御も行う。3406は記録ヘッドを搬送するためのキャリッジモータ(CRモータ)、3405は記録用紙搬送のための搬送モータ(LFモータ)を示す。3407、3408はそれぞれ搬送モータ3405、キャリッジモータ3406を駆動するモータドライバを示す。3409は記録ヘッド1201を駆動するヘッドドライバを示す。
(実施形態1)
実施形態1の概要
本発明の第一の実施形態は、4パス(4回の走査)で画像を完成するマルチパス記録において、画像のエッジ部及び非エッジ部を検出し、エッジ部を1パスで記録し、非エッジ部を4パスで記録するように、各走査のデータ生成を行う。これにより、エッジ部を有した文字や線画の鮮鋭性を維持しつつ、濃度むらの低減が可能となる。
実施形態1の概要
本発明の第一の実施形態は、4パス(4回の走査)で画像を完成するマルチパス記録において、画像のエッジ部及び非エッジ部を検出し、エッジ部を1パスで記録し、非エッジ部を4パスで記録するように、各走査のデータ生成を行う。これにより、エッジ部を有した文字や線画の鮮鋭性を維持しつつ、濃度むらの低減が可能となる。
スキャンデータ生成処理
図4は、本実施形態の走査ごとの記録データ生成処理を示すフローチャートである。
図4は、本実施形態の走査ごとの記録データ生成処理を示すフローチャートである。
まず、画像データにおいてエッジ部と非エッジ部を検出する(S101)。続いて、検出したエッジ部に対して、1パスで画像が完成されるように1パス分割マスク処理を行う(S102)。検出した非エッジ部に対しては、4パスで画像が完成されるように4パス分割マスク処理を行う(S103)。そして、以上のパス分割マスク処理を行って得られるエッジ部データと非エッジ部データを合成し、1走査分の記録データを生成する(S104)。このデータ生成後、4パス記録のうちの1回の記録のための走査を行う。なお、上記の例のように、1回の走査ごとにその走査で用いる記録データを生成する形態に限られない。例えば、1ページ分の記録を行う前に、それに必要な走査分の記録データを、ステップS101〜S104の走査を繰返すことにより生成し、その後に記録動作を行ってもよい。
エッジ部及び非エッジ部検出
図5は、ステップS101のエッジ部および非エッジ部の検出処理の詳細を示すフローチャートである。
図5は、ステップS101のエッジ部および非エッジ部の検出処理の詳細を示すフローチャートである。
先ず、設定された着目画素にブラックドットが存在し、かつ、この着目画素を中心とした3画素×3画素のマトリクス内に存在する総ブラックドット数が9であるか否かを判定する(S201)。総ブラックドット数が9の場合は、着目画素のビットをオンにする(S202)。そうでない場合には、着目画素のビットをオフにする(S203)。次に、着目画素を次の画素にシフトさせその画素を着目画素とする(S204)。そして、処理対象となる総ての画素について処理が終了したか否かを判断し(S205)、総てが終了していないときは、上記処理を繰り返す。
なお、本例は、ブラックの文字、線図についてエッジを検出するものであるが、これに限られないことはもちろんである。例えば、カラーの文字、線図、あるいは所定のカラーを有した図形などを記録する場合に、本発明を適用することもできる。この場合、そのカラーを構成するシアン、マゼンタ、イエローなどの色についても、上記と同様にそれらの色のドット数を計数するエッジ検出およびそれに基づく処理を行う。
図6(a)〜(d)は、ステップS201における非エッジ部の検出処理の一例を説明する図である。図6(a)は、着目画素を中心とした3画素×3画素のマトリクスを表している。図6(b)は、記録すべきオリジナル画像のデータを示している。このオリジナルデータを有した、例えば、予め定めた画素領域(図6(b)において10画素×10画素の領域)において、着目画素を順次1画素ずつシフトさせながら処理を行う。例えば、図6(b)に示す領域において、その最も左上の画素から右方向に右端部までシフトし、次に上から2番目の画素列において同様に左から右へシフトする。さらに上から3番目の画素列において同様の移動を行なう。このように、着目画素を順次移動させながら、着目画素を中心に含む3画素×3画素のドット数を調べる。
図6(b)に示す画像において、マトリクス内のブラックの総ドット数が9の場合に着目画素のビットをオンにしていくと、図6(c)に示す非エッジ部データを得ることができる。そして、この非エッジ部データを反転処理し、オリジナルデータとの論理積をとる。これにより、図6(d)に示すようにエッジ部データを得ることができる。この例では、エッジ部を輪郭1画素とし、非エッジ部を輪郭1画素以外の領域として検出している。しかし、これに限定されるものでなくエッジ部を複数の画素として検出してもよく、目的とするエッジ部の先鋭度などを考慮してこの数を定めることができる。
エッジ部と非エッジ部のパス分割方法
図7(a)および(b)は、ステップS102、S103のエッジ部と非エッジ部のパス分割処理を説明する図である。
図7(a)および(b)は、ステップS102、S103のエッジ部と非エッジ部のパス分割処理を説明する図である。
図7(a)は、エッジ部用マスク300を表している。本実施形態の4パスのマルチパス記録では、記録ヘッド1201におけるブラックインクを吐出するノズル列の1/4の長さ分の紙送りを行うことにより4回の走査で、この1/4の幅の領域の記録を完成する。このため、1/4の幅に対応したサイズの4つの分割マスクで構成されるマスクを用いて記録(ドット)データの生成を行なう。
本実施形態では、エッジ部に対して1回の走査で記録を完成するようにする。これにより、4パスの場合は、4回の記録媒体搬送が記録に影響を与えるのに対し、1回の走査で記録することにより、搬送量のばらつきが(あったとしても)ドット形成位置に与える影響を少なくし、エッジ部の先鋭性が損なわれない記録をすることができる。
具体的には、4つの分割マスク301、303、305、307から構成されるエッジ部用マスクについて、分割マスク307のみ100%デューティーとし、他は0%デューティーとする。すなわち、分割マスク307の画素308の総てをオン(記録データの内容をそのまま出力する)としたマスク(100%デューティーのマスク)とする。一方、その他の分割マスク301、303、305は、それらの画素302、304、306の総てをオフ(記録データの内容をマスクする)とするマスク内容(0%デューティー)とする。上記4つの分割マスク301、303、305、307は、上記所定の領域を記録するための4回の走査のうち、それぞれ4パス目、3パス目、2パス目、1パス目の記録データ生成に用いられるマスクである。従って、本実施形態では、エッジ部は1パス目で記録が行われる(完成する)ことになる。
一方、図7(b)は、非エッジ部用マスク400を表している。非エッジ部は、パス数4で記録を完成する。このため、非エッジ部用マスク400は、4つの分割マスク401、403、405、407をそれぞれ25%デューティのマスクとしたものである。また、4回の走査で補完関係を保つため、それぞれの分割マスクにおいて2画素×2画素402、404、406、408の単位で、補完関係を保つようにしたものである。これら分割マスク401、403、405、407は、4パス記録のそれぞれ4パス目、3パス目、2パス目、1パス目の記録データ生成に用いられるマスクである。
図8(a)〜(f)は、本実施形態のエッジ部と非エッジ部におけるドット形成過程を模式的に示す図である。なお、図8に示「Tの字」全体のサイズは、図7(a)および(b)に示した分割マスク301、303、305、307や分割マスク401、403、405、407のサイズに含まれるサイズとして説明する。しかし、このマスクサイズと画像サイズとの大小関係は、以下の説明からも明らかなように本質的でない。1つの対象とする画像のサイズが、分割マスクより大きい場合は、その画像は異なる領域としてそれぞれ4パスで記録を行うようにすればよい。
図8(a)は、画素200がブラックのデータである、「Tの字」のオリジナル画像データを表している。このオリジナルデータに対して、上述したエッジ部および非エッジ部検出処理によって、図8(b)に示すように、エッジ部の画素(ドットデータ)201と非エッジ部の画素(ドットデータ)202を検出する。
エッジ部画素201は、1パス目の記録データ生成において、図7(a)に示したエッジ部用の分割マスク307との論理積がとられ、これにより、エッジ部の1パス目データが生成される。一方、非エッジ部画素202に対する1パス目データ生成では、図7(b)に示す非エッジ部用の分割マスク407との論理積がとられ、非エッジ部の1パス目データが生成される。そして、以上のように求めたエッジ部と非エッジ部の1パス目データを合成し、図8(c)に示す1パス目(1走査目)の記録データを得る。ここで、画素203は1パス目に記録されるエッジ画素を表し、画素204は1パス目に記録される非エッジ画素を表している。1パス目でT文字のエッジ部は完成され、また、非エッジ部を構成するドットのほぼ1/4が形成される。
次に、オリジナルデータに対し、マスク位置を記録ヘッドのノズル列の1/4の長さ分ずらした状態の分割マスクを用いて2パス目の記録データ生成を行なう。すなわち、エッジ部は1パス目用として既に総てのデータが生成されているので、エッジ部のデータ生成は行なわれない。これに対し、非エッジ部画素202は、2パス目用の分割マスク405との論理積がとられ、図8(d)に示す2パス目の記録データが生成される。ここで、濃い色で示す画素205は、1パス目に記録された画素を表し、画素206は2パス目に記録される非エッジ画素を表している。
分割マスク403および401をそれぞれ用いて同様の処理を行うことにより、図8(e)および図8(f)に示す、3パス目および4パス目の非エッジ画素の記録データを生成する。図8(e)において、画素207は、1パス目または2パス目に記録された画素を表し、画素208は3パス目に記録される非エッジ画素を表している。また、図8(f)において、画素209は、1パス目〜3パス目に記録された画素を表し、画素210は4パス目に記録される非エッジ画素を表している。
以上説明したように、記録する画像におけるエッジ部と非エッジ部を検出し、エッジ部を1パスで完成させ、非エッジ部を4パスで完成させるように記録する。これにより、文字や線画などのエッジ部の鮮鋭性を維持しつつ、ベタ部の濃度むらの少ない高品位な画像を記録することができる。
(実施形態2)
実施形態2の概要
本実施形態は、エッジ部に対して、同じノズルのみが使用されることによる使用ノズルの偏りを防止し、ノズル耐久性を向上させる構成に関するものである。本実施形態の構成は、以下に説明する以外は上述した実施形態1と同様のものである。
実施形態2の概要
本実施形態は、エッジ部に対して、同じノズルのみが使用されることによる使用ノズルの偏りを防止し、ノズル耐久性を向上させる構成に関するものである。本実施形態の構成は、以下に説明する以外は上述した実施形態1と同様のものである。
エッジ部用マスク切り換え
図9(a)〜(d)は、本実施形態における分割マスクの切り換えを説明する図である。
図9(a)〜(d)は、本実施形態における分割マスクの切り換えを説明する図である。
エッジ部と非エッジ部を検出後のエッジ部用のマスク処理では、エッジ部用マスクとして、図9に示すように4種類のマスクを使用する。すなわち、本実施形態も実施形態1と同様4パスのマルチパス記録であり、その場合にエッジ部の記録を1パスで完成することは同じである。しかし、この1パス記録の記録データ生成に用いる分割マスクを、ノズル位置に対応させた4つのマスクを切替えて用いる。
図9(a)に示すマスク500は、1パス目にエッジ部の記録を行うためのマスクであり、分割マスク504が100%デューティーで、他は0%デューティーである。また、図9(b)に示すマスク530は、2パス目にエッジ部の記録を行うためのマスクであり、分割マスク533が100%デューティーで、他は0%デューティーである。さらに、図9(c)に示すマスク540は、3パス目にエッジ部の記録を行うためのマスクであり、分割マスク542が100%デューティーで、他は0%デューティーである。最後に、図9(d)に示すマスク550は、4パス目にエッジ部の記録を行うためのマスクであり、分割マスク551が100%デューティーで、他は0%デューティーである。
これらマスクの切替えは、例えばページ単位あるいはジョブ単位で行なうようにすることができる。これにより、使用ノズルの偏りを解消することが可能となる。
(実施形態3)
実施形態3の概要
本実施形態は、オブジェクト属性に応じてエッジ検出を行うか否かを決定する構成に関する。すなわち、文字や線画はエッジ部と非エッジ部を検出してそれらの間で記録パス数を異ならせ、一方、写真画像などのハーフトーン部は上記検出を行わず非エッジ部として記録するようにする。これにより、文字などの鮮鋭性とハーフトーン部の濃度むら低減を良好に両立することが可能となる。
実施形態3の概要
本実施形態は、オブジェクト属性に応じてエッジ検出を行うか否かを決定する構成に関する。すなわち、文字や線画はエッジ部と非エッジ部を検出してそれらの間で記録パス数を異ならせ、一方、写真画像などのハーフトーン部は上記検出を行わず非エッジ部として記録するようにする。これにより、文字などの鮮鋭性とハーフトーン部の濃度むら低減を良好に両立することが可能となる。
図10は、本実施形態の処理を説明するブロック図であり、プリンタ本体側は、主に図3に説明した記録制御部によって構成されるものである。
図10において、ホストPC(1200)では、アプリケーションから受け取った入力RGBデータ1000を600dpiの解像度でレンダリングする。このレンダリングでは、ビットマップ形態の多値のRGBデータ1003を生成するとともに、文字データ1200については600dpiの2値データとして抽出、分離する。なお、文字データの他に、エッジ部を有する画像として例えば線画データを同じように抽出、分離するようにしてもよい。
生成した多値RGBデータ1003および文字データ1002はプリンタ本体1210に転送される。プリンタ本体では、多値RGBデータ1003に対して変換処理(1004)を行い多値のKCMYデータに変換する。変換されたKCMYデータは所定の量子化方法で2値化(1005)される。ここでは、誤差拡散によって600dpiの2値データに変換する。
一方、文字データ1002に対しては、図4のステップS101について前述したエッジ検出処理(1011)を行い、文字エッジデータ1012を生成する。この文字エッジデータは、文字データについてエッジ部データと非エッジ部データとを区別して含むものである。
次に、K、C、M、Yの2値データ1007と文字エッジデータ1012に対して、図4のステップS102、S103について前述したパス分割処理(1008)を行う。すなわち、文字エッジデータ1012のうち、エッジ部データについては、実施形態1、2にて説明したように、1パスで記録するようなマスク処理を行う。一方、文字エッジデータ1012の非エッジ部データと2値データ1007については、同様に実施形態1、2にて説明したように、4パスで記録するようなマスク処理を行う。以上の処理によって、1パスで記録を完成する文字エッジ記録データ1009と4パスで記録を完成する非文字エッジ記録データ(1010)が生成される。最後に、これらのデータを合成してパスごとの記録データ(1013)を生成する。
以上のように、本実施形態によれば、オブジェクトに応じてエッジ検出を行うか否かを決めることにより、文字や線画のエッジ部とハーフトーン部を正確に判別可能となり、エッジ部の鮮鋭性とハーフトーン部の濃度むらの低減を良好に両立することができる。
(その他の実施形態)
上述した実施形態は、記録媒体の種類ないし特性に関わらずマスクの内容を定めていたが、これらの種類ないし特性に応じた、複数のエッジ部用マスクと非エッジ部用マスクを用いるようにしてもよい。これにより、記録媒体に応じてエッジの鮮鋭性と濃度むら低減を最適にすることができる。
上述した実施形態は、記録媒体の種類ないし特性に関わらずマスクの内容を定めていたが、これらの種類ないし特性に応じた、複数のエッジ部用マスクと非エッジ部用マスクを用いるようにしてもよい。これにより、記録媒体に応じてエッジの鮮鋭性と濃度むら低減を最適にすることができる。
また、上述した実施形態は、記録装置における画像処理として、エッジ検出およびそれに基づくマスク処理を行なうものとしたが、これに限られないことはもちろんである。ホスト装置としてのパーソナルコンピュータにおいてエッジ検出およびそれに基づくマスク処理、さらには合成処理を行なうようにしてもよい。本明細書において、記録装置およびホスト装置におけるこれら画像処理の実施はいずれも本発明を適用した画像処理方法の実施に含まれる。
さらには、上述の例ではエッジ部を記録するパス数を1としたが、これに限られない。例えば、走査が終了するごとに行われる記録媒体搬送の誤差の程度に応じて、エッジ部を記録するパス数を定めることができる。この場合、非エッジ部を記録するパス数より少ないことはもちろんである。
また、上述の実施形態ではインクジェット記録方式の記録装置について本発明を適用する例を説明したが、記録装置はこの方式に限られない。マルチパス方式によってドットを形成して記録を行う方式の記録装置であれば、どのような方式の記録装置にも本発明を適用することができる。
1011 エッジ検出
1008 パス分割処理
1201 記録ヘッド
3401 MPU
3402 ROM
3403 DRAM
3404 ゲートアレイ
3405 紙送りモータ
3406 キャリッジモータ
3500 記録制御部
1008 パス分割処理
1201 記録ヘッド
3401 MPU
3402 ROM
3403 DRAM
3404 ゲートアレイ
3405 紙送りモータ
3406 キャリッジモータ
3500 記録制御部
Claims (15)
- 記録媒体の同一領域に対して記録ヘッドを複数回走査させるとともに該複数回の走査の間に記録媒体を搬送し、画像データに基づいた記録を行う記録装置において、
画像データにおいて画像のエッジ部と非エッジ部を検出する検出手段と、
該検出手段が検出した非エッジ部については、前記複数回の走査で当該非エッジ部の記録を完成し、エッジ部については、前記複数回の走査より少ない回数の走査で当該エッジ部の記録を完成するように記録データを生成するデータ生成手段と、
該データ生成手段によって生成された記録データに基づき、前記複数回の走査を行い、該複数回の走査の間に、エッジ部および非エッジ部を記録する記録制御手段と、
を具えたことを特徴とする記録装置。 - 記録制御手段は、エッジ部を1回の走査で記録することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
- 前記データ生成手段は、前記複数回の走査に対応した分割マスクによって構成されるマスクを用いて記録データの生成を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の記録装置。
- 前記画像データは、画素単位で文字または線画のデータとビットマップデータとを切り分けるオブジェクト属性を有し、前記検出手段は、オブジェクト属性に応じて前記エッジ部と非エッジ部の検出を行うか否かを決定することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の記録装置。
- 前記検出手段は、前記オブジェクト属性のうち、文字または線画属性の画素に対してのみエッジ部と非エッジ部の検出を行うことを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
- 前記エッジ部と前記非エッジ部の走査回数を、記録媒体の種類に応じて切り替えることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の記録装置。
- 記録媒体の同一領域に対して記録ヘッドを複数回走査させるとともに該複数回の走査の間に記録媒体を搬送し、画像データに基づいた記録を行う記録装置において、
画像データにおけるエッジ部を前記複数回の走査で記録し、非エッジ部を前記複数回の走査より少ない回数の走査で記録する記録制御手段
を具えたことを特徴とする記録装置。 - 記録媒体の同一領域に対して記録ヘッドを複数回走査させるとともに該複数回の走査の間に記録媒体を搬送し、画像データに基づいた記録を行う記録方法において、
画像データにおいて画像のエッジ部と非エッジ部を検出する検出工程と、
該検出工程が検出した非エッジ部については、前記複数回の走査で当該非エッジ部の記録を完成し、エッジ部については、前記複数回の走査より少ない回数の走査で当該エッジ部の記録を完成するように記録データを生成するデータ生成工程と、
該データ生成工程によって生成された記録データに基づき、前記複数回の走査を行い、該複数回の走査の間に、エッジ部および非エッジ部を記録する記録制御工程と、
を具えたことを特徴とする記録方法。 - 記録制御工程は、エッジ部を1回の走査で記録することを特徴とする請求項8に記載の記録方法。
- 前記データ生成工程は、前記複数回の走査に対応した分割マスクによって構成されるマスクを用いて記録データの生成を行うことを特徴とする請求項8または9に記載の記録方法。
- 前記画像データは、画素単位で文字または線画のデータとビットマップデータとを切り分けるオブジェクト属性を有し、前記検出工程は、オブジェクト属性に応じて前記エッジ部と非エッジ部の検出を行うか否かを決定することを特徴とする請求項8ないし10のいずれかに記載の記録方法。
- 前記検出工程は、前記オブジェクト属性のうち、文字または線画属性の画素に対してのみエッジ部と非エッジ部の検出を行うことを特徴とする請求項11に記載の記録方法。
- 前記エッジ部と前記非エッジ部の走査回数を、記録媒体の種類に応じて切り替えることを特徴とする請求項8ないし12のいずれかに記載の記録方法。
- 記録媒体の同一領域に対して記録ヘッドを複数回走査させるとともに該複数回の走査の間に記録媒体を搬送し、画像データに基づいた記録を行う記録方法において、
画像データにおけるエッジ部を前記複数回の走査で記録し、非エッジ部を前記複数回の走査より少ない回数の走査で記録する記録制御工程
を具えたことを特徴とする記録方法。 - 記録媒体の同一領域に対して記録ヘッドを複数回走査させるとともに該複数回の走査の間に記録媒体を搬送し、画像データに基づいた記録を行うための記録データを生成する画像処理方法において、
画像データにおいて画像のエッジ部と非エッジ部を検出する検出工程と、
該検出工程が検出した非エッジ部については、前記複数回の走査で当該非エッジ部の記録を完成し、エッジ部については、前記複数回の走査より少ない回数の走査で当該エッジ部の記録を完成するように記録データを生成するデータ生成工程と、
を有したことを特徴とする画像処理方法。
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JP2006339956A JP2008149566A (ja) | 2006-12-18 | 2006-12-18 | 記録装置、記録方法および画像処理装置 |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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2006
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