JP4945938B2 - 燃料電池システム - Google Patents
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Description
本発明の実施形態となる燃料電池システムは、自動車等の車両の駆動動力源として使用され、図1に示すように、アノード及びカソードにそれぞれ燃料ガス及び酸化剤ガスとしての水素及び空気の供給を受けて発電する燃料電池1が複数積層された燃料電池スタック2を備える。なお、この実施形態では、燃料電池スタック2の端部はエンドプレート3により挟持され、エンドプレート3を介して燃料電池スタック2の発電電力を取り出すことができる。そして、エンドプレート3を介して取り出された発電電力は外部回路4に供給される。また、アノード及びカソードにおける電気化学反応及び燃料電池スタック2全体としての電気化学反応は以下に示す式(1)〜(3)による。
〔カソード〕 1/2 O2 +2H+ +2e- → H2O …(2)
〔全体〕 H2 +1/2 O2 → H2O …(3)
〔水素系の構成〕
上記燃料電池システムは、水素供給装置5及び三方弁6を備え、水素供給装置5から供給された水素は三方弁6を介して燃料電池スタック2のアノードに供給される。また、燃料電池スタック2から排出された水素は、排出流路7から系外に排出される、又は、水素循環ポンプ8によって三方弁6を介して燃料電池スタック2のアノードに循環される。このように燃料電池スタック2から排出された水素を系外に排出することにより、カソード側から透過してきた不純物ガスが水素に混入することにより発電効率が低下することを防止できる。また、燃料電池スタック2から排出された未利用の水素をアノードに循環させることにより、燃料電池システムの燃費性能を向上させることができる。なお、水素供給装置5は、高圧ガスタンク,液化水素タンク,水素吸蔵合金タンク等の図示しない水素貯蔵装置から直接水素を供給してもよいし、天然ガス,メタノール,ガソリン等の水素を含有する水素含有ガスを改質した後に水素を供給するようにしてもよい。
上記燃料電池システムは、エアフィルタ9,エアコンプレッサ10,加湿器11を備え、系外から取り込まれた空気は、エアフィルタ9によって浄化された後、エアコンプレッサ10によって加湿器11に圧送される。そして、エアコンプレッサ10から圧送された空気は、加湿器11により加湿された後、燃料電池スタック2のカソードに供給され、燃料電池スタック2から排出された空気は排出経路7から系外に排出される。なお、この燃料電池システムでは、加湿器11によって加湿されていない空気を燃料電池スタック2のカソードに供給可能なように、加湿器11を迂回してエアコンプレッサ10から空気を供給するバイパス空気流路12が設けられている。
上記燃料電池システムは、燃料電池スタック2に冷媒を圧送する冷媒循環ポンプ13と、ラジエータファン14から供給される外気を利用して冷媒を冷却するラジエータ15を経由して冷媒循環ポンプ13に戻るラジエータ側流路16と、冷媒を加熱する加熱装置17を介して冷媒循環ポンプ13に戻るバイパス流路18と、ラジエータ側流路16とバイパス流路18との間で燃料電池スタック2から排出された冷媒の流路を切り替える三方弁19と、ラジエータ側流路16及びバイパス流路18それぞれから冷媒循環ポンプ13に供給する冷媒流量を制御する三方弁20とを備える。
上記燃料電池システムは、燃料電池スタック2の内部温度を検出する温度センサ21と、燃料電池スタック2に供給される冷媒の温度を検出する温度センサ22と、燃料電池スタック2から排出される冷媒の温度を検出する温度センサ23と、燃料電池スタック2に供給される空気中の水蒸気分圧を検出する水分センサ24と、燃料電池スタック2から排出されるガス中の水蒸気分圧を検出する水分センサ25と、燃料電池システム全体の動作を制御するコントローラ26とを備える。なお、この実施形態では、コントローラ26は、CPUと、プログラムROMと、作業用RAMと、入出力インタフェースとを備えたマイクロプロセッサにより構成され、CPUがプログラムROM内に記憶された制御プログラムを実行することにより各種機能を実現する。
上記燃料電池1は、図2に示すように、固体高分子型電解質膜等の電解質膜31をアノード32とカソード33により挟持した構成を有し、アノード32及びカソード33は、カーボン担持白金触媒とナフィオン溶液を混合したペーストを塗布することにより形成された触媒層34とガス拡散層(GDL)35とを有する。また、各燃料電池1は反応ガスの供給流路となる溝が形成されたカーボングラファイト製のセパレータ36によって互いに仕切られている。
始めに、図3に示すフローチャートを参照して、停止処理を実行する際のコントローラ26の動作について説明する。
次に、図5に示すフローチャートを参照して、起動処理を実行する際のコントローラ26の動作について説明する。
2:燃料電池スタック
3:エンドプレート
4:外部回路
5:水素供給装置
6,19,20:三方弁
7:排出流路
8:水素循環ポンプ
9:エアフィルタ
10:エアコンプレッサ
11:加湿器
12:バイパス空気流路
13:冷媒循環ポンプ
14:ラジエータファン
15:ラジエータ
16:ラジエータ側流路
17:加熱装置
18:バイパス流路
21,22,23:温度センサ
24,25:水分センサ
26:コントローラ
Claims (7)
- 燃料極及び酸化剤極にそれぞれ燃料ガス及び酸化剤ガスの供給を受けて発電する燃料電池が複数積層された燃料電池スタックを有する燃料電池システムであって、
前記燃料電池スタックを加熱昇温する加熱手段と、
前記燃料電池スタックの温度を検出する温度検出手段と、
運転停止時に前記燃料電池スタックの内部に残留している水を除去する水除去手段と、
前記燃料電池スタックの内部に残留している水を除去した後に、前記燃料電池スタックの次回起動時の起動可能温度を推定する起動可能温度推定手段と、
起動時、前記温度検出手段により検出された燃料電池スタックの温度と前記起動可能温度推定手段により推定された起動可能温度とに基づいて、起動時に前記加熱手段により燃料電池スタックを加熱昇温するか否か、及び燃料電池スタックを加熱昇温する場合において、燃料電池スタックの加熱昇温を燃料電池スタックの発電開始よりも前に完了させるか或いは略同時に開始するか、を含む運転条件を決定し、決定した運転条件で燃料電池スタックを起動する制御手段と
を備えることを特徴とする燃料電池システム。 - 請求項1に記載の燃料電池システムであって、
前記制御手段は、燃料電池スタックの温度が起動可能温度より低い場合、前記加熱手段により燃料電池スタックを起動可能温度まで昇温させた後に燃料電池スタックの発電を開始することを特徴とする燃料電池システム。 - 請求項1又は請求項2に記載の燃料電池システムであって、
前記水除去手段は、所定の水蒸気分圧以下の酸化剤ガスを酸化剤極に供給することにより燃料電池スタックの内部に残留している水を除去することを特徴とする燃料電池システム。 - 請求項1乃至請求項3のうち、いずれか1項に記載の燃料電池システムであって、
前記水除去手段は、所定水蒸気分圧以下の燃料ガスを燃料極に供給することにより燃料電池スタックの内部に残留している水を除去することを特徴とする燃料電池システム。 - 請求項1乃至請求項4のうち、いずれか1項に記載の燃料電池システムであって、
前記加熱手段は、燃料電池スタックの冷媒流路中に発熱体により加熱された冷媒を循環させることにより燃料電池スタックを加熱昇温することを特徴とする燃料電池システム。 - 請求項5に記載の燃料電池システムであって、
前記加熱手段は、燃料電池スタックの冷媒流路中に冷媒を循環させる際、冷媒の流路を冷媒を冷却する熱交換器から迂回させることを特徴とする燃料電池システム。 - 請求項1乃至請求項6のうち、いずれか1項に記載の燃料電池システムであって、
前記加熱手段は、燃料電池システムが外部電源に接続されている場合、当該外部電源からの電力を利用して燃料電池スタックを起動可能温度以上に保温することを特徴とする燃料電池システム。
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