JP4898295B2 - Connecting member - Google Patents
Connecting member Download PDFInfo
- Publication number
- JP4898295B2 JP4898295B2 JP2006144253A JP2006144253A JP4898295B2 JP 4898295 B2 JP4898295 B2 JP 4898295B2 JP 2006144253 A JP2006144253 A JP 2006144253A JP 2006144253 A JP2006144253 A JP 2006144253A JP 4898295 B2 JP4898295 B2 JP 4898295B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insertion hole
- terminal
- connection end
- wire terminal
- locking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
Description
本発明は、例えば自動車のハーネス回路において使用する接続部材に関するものである。 The present invention relates to a connection member used, for example, in a harness circuit of an automobile.
自動車のハーネス回路においては、幹線から複数の枝線を分岐する必要が屡々ある。そのために従来では、幹線の一部の被覆を剥き取り、露出した導体に枝線を圧着加工し分岐するスプライスジョイント方式と、幹線の端末部に回路分岐用コネクタを配し、幹線、枝線共に汎用コネクタ及び圧着端子を使用して分岐加工する例えば特許文献1に記載のジョイントコネクタ方式との2通りの方法が多く用いられている。
In an automobile harness circuit, it is often necessary to branch a plurality of branch lines from a trunk line. Therefore, conventionally, a part of the trunk line is stripped, a splice joint method that branches the branch line by crimping the exposed conductor, and a circuit branch connector is arranged at the terminal part of the trunk line. For example, two methods of branching using a general-purpose connector and a crimp terminal, such as a joint connector system described in
前者のスプライスジョイント方式では、電線を1〜3本毎に圧着加工しなければならず、それらの加工後の状態では、更に作業性が非常に悪いという問題があり、また製造ライン上で圧着加工することが困難なので、ライン生産には不向きである。 In the former splice joint method, one to three electric wires must be crimped, and in the state after those machining, there is a problem that workability is further worse, and crimping is performed on the production line. Because it is difficult to do, it is not suitable for line production.
そこで、このスプライスジョイント方式の問題点を解決するものとして、後者のジョイントコネクタ方式が開発されている。この接続部材方式では、ハーネス製造ライン上でのジョイント加工が可能となるため、スプライスジョイント方式と比較して生産効率が向上し、ハーネス回路の修正にも対応可能である。しかし、コネクタ及び嵌合する相手側汎用コネクタ、バスパー、端子などの部品点数が多くなることから、ハーネス回路の組立には、時間がかかるのが実状である。 Therefore, the latter joint connector system has been developed as a solution to the problems of the splice joint system. With this connection member method, joint processing on the harness production line is possible, so that the production efficiency is improved compared to the splice joint method, and it is possible to cope with the modification of the harness circuit. However, since the number of components such as the connector and the mating general-purpose connector, bus bar, and terminals to be fitted increases, it takes a long time to assemble the harness circuit.
特に、特許文献1に開示されているジョイントコネクタを使用したワイヤハーネスでは、ジョイントコネクタが大きいので、分岐したい個所で分岐することができず、ジョイントコネクタを収容できるスペースがある個所まで電線を延線しなければならず、ワイヤハーネスの小型化に反する。
In particular, in the wire harness using the joint connector disclosed in
つまり、ジョイントコネクタ方式でも、省スペース化、更なる作業性の向上、部品点数の削減など、解決しなければならない課題が多々ある。 That is, even with the joint connector system, there are many problems that need to be solved, such as space saving, further improvement in workability, and reduction in the number of parts.
本発明の目的は、上述の課題を解決し、簡易で信頼性の高く、ワイヤハーネスの組立性に優れた接続部材を提供することにある。 An object of the present invention is to solve the above-described problems, and to provide a connection member that is simple and highly reliable, and that is excellent in assembling of a wire harness.
上述の目的を達成するための本発明に係る接続部材の技術的特徴は、柱状体の軸方向に挿込端子挿入孔を有し、前記柱状体の表面に前記挿込端子挿入孔に連通した電線端子挿入孔を有する保持体と、一端に前記電線端子挿入孔に挿入する受接続端を有し他端に電線を接続した電線端子と、前記挿込端子挿入孔に挿し込んで前記電線端子の受接続端に挿通し前記電線端子同士を電気接続する挿込端子とから成り、前記保持体の前記電線端子挿入孔内に第1の係止部を設け、前記電線端子の受接続端に第2の係止部を設けると共に、前記第1及び第2の係止部は互いに嵌まり込む断面略半円状凸部及び凹部とし、前記受接続端を前記電線端子挿入孔に挿入した際に前記第1、第2の係止部同士を係止して前記電線端子挿入孔に対する前記受接続端の挿入方向の位置決めを行うことにある。 The technical feature of the connection member according to the present invention for achieving the above-mentioned object is that the insertion terminal insertion hole is provided in the axial direction of the columnar body, and communicated with the insertion terminal insertion hole on the surface of the columnar body. A holding body having a wire terminal insertion hole, a wire terminal having a receiving connection end inserted into the wire terminal insertion hole at one end, and an electric wire connected to the other end, and the wire terminal inserted into the insertion terminal insertion hole An insertion terminal for electrically connecting the wire terminals to each other, and a first locking portion is provided in the wire terminal insertion hole of the holding body, and the wire terminal is connected to the reception connection end. Rutotomoni providing the second engagement portion, the first and second engaging portions is a substantially semicircular section protrusions and recesses which fit with each other, and inserting the receiving connecting terminal to the wire terminal insertion hole When the first and second locking portions are locked to each other, the receiving connection end with respect to the wire terminal insertion hole It lies in positioning the insertion direction.
本発明に係る接続部材によれば、保持体内における電線端子の位置決めを正確に行い、挿込端子を電線端子に確実に接触させる接触構造を採用したことにより、構造的にも簡素となり、電気的接続の信頼性が向上し、従来例と比較して部品点数が減少し、コスト低減が可能である。また、従来の接続部材と同等の信頼性、作業性を有し、スプライスジョイント方式と同等の使用電線長で済む利点がある。 According to the connecting member according to the present invention, the positioning of the electric wire terminal in the holding body is accurately performed, and the contact structure that reliably brings the insertion terminal into contact with the electric wire terminal is employed. The connection reliability is improved, the number of parts is reduced as compared with the conventional example, and the cost can be reduced. Moreover, it has the same reliability and workability as a conventional connecting member, and there is an advantage that the length of electric wire used is the same as that of a splice joint method.
本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。 The present invention will be described in detail based on the embodiments shown in the drawings.
実施例1の接続部材においては、主として、図1に示すピン端子挿入孔1a、長溝1b、電線端子挿入孔1cを有する柱状の保持体1と、保持体1の電線端子挿入孔1cに挿入する受接続端2a、電線3を接続した圧着部2bを有する複数個の電線端子2と、ピン端子4a、把持部4bを有するスルーピン4とから構成されている。
In the connecting member of the first embodiment, it is mainly inserted into the
保持体1には、その中心軸を貫通しピン端子4aを挿入するためのピン端子挿入孔1aが設けられ、外側に長手方向に沿って例えば4個の横断面略半円形の長溝1bが設けられている。また、保持体1の表面周囲には適宜数のブロック状の嵌合突起1dが設けられている。なお、ピン端子挿入孔1aは必ずしも貫通孔ではなく、行き止まり孔であってもよい。
The
更に、各長溝1bの底部には、対向する長溝1bまで挿通する単数又は複数個の電線端子挿入孔1cが形成され、中心のピン端子挿入孔1aと連通するようにされている。各電線端子挿入孔1cは図2に示すように、電線端子2の受接続端2aが挿入し得るように形成されており、電線端子挿入孔1cのほぼ中心の両側には、半円状の係止凸部1eが設けられている。
Further, at the bottom of each
保持体1に使用する材料としては、ポリブチレンテレフタレート(PBT)やポリプロピレン(PP)などの熱可塑性樹脂が適用されるが、熱変形温度が高く、高剛性、電気絶縁特性、機械的特性等に優れているという点で、ポリブチレンテレフタレートが好適である。また、保持体1の大きさは使用する電線3の本数、径などにもよるが、直径は5mm〜30mm、長さは20mm〜150mm程度である。
A thermoplastic resin such as polybutylene terephthalate (PBT) or polypropylene (PP) is applied as the material used for the
この保持体1の製造は、所定の金型に熱可塑性樹脂(PBT又はPP)を射出成形させて作製する方法が一般的であるが、予め柱状体を作製した後に、ピン端子挿入孔1a、長溝1b、電線端子挿入孔1cなどを切削して作製してもよい。或いは、複数個に分割して製作し、使用時に連結させることもできる。
The
電線端子2は1枚の導電金属板を打ち抜いて形成されており、図3に示すように前端にはL字型に屈曲された受接続端2aが設けられ、後端に圧着部2bが設けられているが、この圧着部2bには電線3を接続していない状態を示している。受接続端2aには後述する挿込端子と接続する円筒状に絞り加工された筒状接点2cが設けられ、受接続端2aが保持体1の電線端子挿入孔1cを介してピン端子挿入孔1a内に挿入した場合に、筒状接点2cの中心軸がピン端子挿入孔1aの中心軸と合致するようにされている。
The
受接続端2aの先端縁部2dは半円状とされ、半円の始点である両側には電線端子挿入孔1cに設けた係止凸部1eに係止し、受接続端2aの挿入方向の位置決めを行うための係止凹部2eが形成されている。また、筒状接点2cには前後何れの側からでもピン端子4aを挿入し易いように、前後両端にテーパ状のガイド部2fを設けることが好ましい。
The
また、接点は円筒状でなくとも角筒状、或いは受接続端2aの板体部に、図4に示すような単なる円孔2g、又は三角孔、四角孔、五角孔等の孔部を形成するだけでもよい。或いは、図5(a)〜(d)に示すように受接続端2aに接点として各種形状の切込み2hを形成してもよい。
Further, the contact point is not a cylindrical shape, but a rectangular tube shape, or a simple
この電線端子2は銅板又は銅合金板から所定の形状に打抜き成形したものに、Sn鍍金をしたもの、又はSn鍍金した銅板又は銅合金板を所定の形状に打抜き成形したものを使用すればよい。材質は強度と導電性の点で黄銅が好ましく、更にはSn鍍金することで耐食性が向上し、かつピン端子4aとの接点との導電性が得易くなる点で好適である。
The
電線3は導体の外周に絶縁層を被覆した絶縁電線が適用され、電線径は公知の電線径が適用できる。導体は従来から自動車ハーネス回路に使用される軟銅線や硬銅線の拠線、又は引張強度を維持し、線径を小さくした例えばCu−Sn合金線などの銅合金線線の拠線や単線が適用される。また、絶縁層には従来から公知の絶縁材料が適用され、中でも環境対策としてノンハロゲンの絶縁材料を絶縁層に適用することが環境対策の面で好適である。
As the
また、電線3の導体と電線端子2との接続は、公知のかしめ、溶接、ハンダ付け、圧着などが適用されるが、接続に要する時間、得られる接続強度の点で、実施例のような圧着部2bによる接続が好適である。
In addition, the connection between the conductor of the
スルーピン4に用いられる金属体のピン端子4aの断面形状としては、円形、三角形、四角形、多角形などが考えられる。しかし、製造が容易で、挿入する際に大きな力が必要としない点、かつ安定して確実な導通が得易いということで、断面四角形が好適であり、この場合の電線端子2の接点形状は、円筒状又は円孔が好適である。
As a cross-sectional shape of the
つまり、ピン端子4aは受接続端2aに形成された接点を塑性変形させて挿通し接触するので、塑性変形し易くするために、ピン端子4aの断面が角形であれば接点は円形に、ピン端子4aが円形であれば接点は角形とすることが好ましい。
That is, since the
受接続端2aの接点が円形状又は筒形状であって、その内径がd1で、ピン端子4aの横断面形状を略四角形とし、その対角線の長さをxとすると、d1<xであることが好ましい。また、ピン端子4aの横断面を円形状とし、受接続端2aの接点を四角形の一辺の長さをd1とした孔部とすることもできる。この場合のピン端子4aの円形外径をd2とした場合には、d1<d2であることが好ましい。
The contact point of the
また、ピン端子4aの硬さを受接続端2aよりも硬くすることで、電線端子2の受接続端2aの側を変形させながら挿入することが好ましい。このピン端子4aの硬さ及び受接続端2aの硬さは、加工、熱処理や材料の選択で適宜に調整することもできる。更に、筒状接点2cに確実に挿入させる点で、先端部を円錐形、角錐形又は円錐台形、角錐台形などの錐状台形としたものが好適である。
Further, it is preferable to insert the
ピン端子4aは例えば1枚の導電金属板を折曲して折り畳むことにより、図6に示すような断面略四角形が得られるので、その後に先端部をプレス又は切削などで錐状とすることができる。このような方法で作製することで、断面積の小さなピン端子4aでも、湾曲したり折損することが少なくなる。
The
スルーピン4のピン端子4aを、電線端子2の筒状接点2cに嵌入するためには、或る程度の力を必要とするので、ピン端子4aには合成樹脂製の円柱状の把持部4bが取り付けられている。この把持部4bの外径を保持体1のピン端子挿入孔1aの内径よりも大きくすることで、ピン端子4aのピン端子挿入孔1aへの挿入深さを規制することができる。これにより、所定の長さを有するピン端子4aが、所定の位置まで挿入できているか否かが確認できる。
Since a certain amount of force is required to fit the
把持部4bの材料は電気絶縁性を有する材料であれば、特に限定する必要はないが、上記した通り或る程度の力がかかっても破損しないものが好ましい。例えば、ポリブチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリエチレンなどの合成樹脂材が挙げられる。
The material of the
接続部材の組立に際しては、図7に示すように保持体1の電線端子挿入孔1cに、図1の矢印で示すように電線3を接続した電線端子2の受接続端2aを挿入し、長溝1bに沿って電線3を装着する。受接続端2aを挿入する過程で、図8に示すように係止凹部2eが電線端子挿入孔1cに設けた係止凸部1eに係止するので、受接続端2aはピン端子挿入孔1a内において挿入方向に対し安定して位置決め、保持がされ、筒状接点2cの中心はピン端子挿入孔1aの中心と一致する。
When assembling the connecting member, the receiving
なお、係止凸部1eの大きさを係止凹部2eよりも小さくしておくと、多少の位置ずれや設定内誤差があっても、受接続端2aはこれらを修正しながら挿入して、ピン端子挿入孔1a内に正確に位置決めをすることができる。
If the size of the locking
この状態において、スルーピン4の把持部4bを持って、ピン端子4aをピン端子挿入孔1aに挿入すると、ピン端子4aはそれぞれの電線端子2の受接続端2aの筒状接点2c内を貫通し、全ての電線端子2がピン端子4aによって短絡され、全ての電線3の導体は互いに導通することになる。
In this state, when the
また、スルーピン4のピン端子4aの挿入は、保持体1の何れの側からピン端子挿入孔1aに挿入してもよい。このとき、実施例のようにピン端子4aの横断面を略四角状とすれば、受接続端2aの孔部にピン端子4aの略四角形の角部が接触するため、良好な電気接触特性が得られる。
The
このように、この接続部材はスルーピン4を用いて端子接続を実施するため、電線端子2を小さくすることが可能であり、アッセンブリ後の外観形状が円柱形となり、ハーネス本体への組み込みが容易となる。また、スルーピン4の周囲に電線端子2を配列するため、スプリング接点構造品と比較して、各電線3の干渉をなくすことができる。
Thus, since this connection member performs terminal connection using the through
保持体1の長溝1b内には、図9に示すように更に電線端子2を安定して支持するために、電線端子2の圧着部2bの形状に適合した突起1fを形成することもできる。また、長溝1b内の電線端子挿入孔1c’も図9に示すように、受接続端2aが何れの方向を向いても挿入できるような形状とすることも可能である。更に、電線端子2の保持体1の表面や長溝1b内に、スルーピン4の挿入方向や電線3の配置方向を示す矢印やマークを付してもよい。
In order to stably support the
また、2個のスルーピン4をピン端子挿入孔1aの両側から挿入するようにすることもでき、この場合には中央で2個のピン端子4aが接触しない長さとしておけば、一方のスルーピン4による電線端子2の導通と、他方のスルーピン4による電線端子2の導通を別個の回路にすることができる。
Also, the two through
なお実施例において、保持体1は円柱状として説明したが、多角柱状であっても、また楕円状であってもよい。また、保持体1には4個の長溝1bを設けたが、この長溝1bは4個に限られることはなく、或いは図10に示すように長溝1b自体を省略することもできる。なお、この場合には挿入する電線端子2は図11に示すように、電線3に対して受接続端2aを図1の電線端子2とは逆方向にL字状に屈曲することが、保持体1に対する安定性の点で好ましい。
In addition, in the Example, although the holding
なお、係止凸部1eは必ずしも保持体1の中心になくともよい。例えば、図12に示すように図10に示す保持体1に対し、電線端子2の受接続端2aの先端縁部2dを長く延在し、その先端近くに係止凹部2eを設け、電線端子挿入孔1cの対応する位置に係止凸部1eを設けてもよい。この場合においても、係止凸部1eに受接続端2aの係止凹部2eが係合し、位置決めがなされる。
In addition, the latching
また、図13は図1に示す保持体1の周囲に被着する保護カバー5の斜視図を示している。筒体となる保護カバー5は合成樹脂材から成り、2つの断面半円形の半部5a、5bがヒンジ5cにより連結され、円筒形にした場合の合わせ目には錠止部材5d、5eが設けられている。半部5a、5bには、保持体1に設けた嵌合突起1dが嵌合する孔部5fが形成されている。
FIG. 13 is a perspective view of the
保持体1、電線端子2、スルーピン4から成る組立体に対して、保護カバー5の孔部5fに保持体1の嵌合突起1dを嵌合して位置合わせを行い、図14に示すように保護カバー5を保持体1に被着し、錠止部材5d、5eにより錠止することにより、この接続部材は外部に対する電気絶縁性が確保される。なお、保護カバー5の代りに保持体1の周囲に絶縁テープを巻回することによって保護してもよい。
The assembly composed of the holding
図15は長溝1bを設けない保持体1に電線端子2を挿着する場合の説明図を示している。受接続端2aの基部の両側に先端を幅狭とした係止段部2iが設けられ、保持体1の電線端子挿入孔1cの両側には係止段部2iに対応した係止受段部1gが設けられており、図16に示すように電線端子2の挿入位置が規制され、所定の位置決めがなされる。
FIG. 15 shows an explanatory diagram when the
図17の断面図では、この受接続端2aに更に係止凹部2eが設けられ、電線端子挿入孔1cにも対応した係止凸部1eが設けられている。これにより受接続端2aの位置決めは更に確実となる。
In the cross-sectional view of FIG. 17, the receiving
図18は実施例2の電線端子2の受接続端2aを保持体1に挿着する場合の説明図を示している。受接続端2aには実施例1のような係止凹部2eを設けず、保持体1にも係止凸部1eはない。しかし、保持体1の電線端子挿入孔1cごとに、受接続端2aの先端縁部2dに対する前方係止部1hが形成されている。
FIG. 18 shows an explanatory view when the receiving connection end 2 a of the
従って、受接続端2aの挿着時には、図19に示すように受接続端2aの先端縁部2dが前方係止部1hに当接することにより、受接続端2aは保持体1に位置決めされる。
Accordingly, when the receiving
図20は更に保持体1に係止凸部1e、受接続端2aに係止凹部2eを設けた場合の断面図を示し、位置決めは更に確実となる。
FIG. 20 shows a sectional view in the case where the holding
なお、実施例2、3の係止凸部1e、係止凹部2eによらない係止の場合には、位置決めを保持するために、保持体1の周囲に絶縁テープを巻回したりして電線端子2を固定すればよい。
In addition, in the case of the locking not based on the locking
1 保持体
1a ピン端子挿入孔
1b 長溝
1c 電線端子挿入孔
1d 嵌合突起
1e 係止凸部
1f 突起
1g 係止受段部
1h 前方係止部
2 電線端子
2a 受接続端
2b 圧着部
2c 筒状接点
2d 先端縁部
2e 係止凹部
2g 円孔
2h 切込み
2i 係止段部
3 電線
4 スルーピン
4a ピン端子
4b 把持部
5 保護カバー
5a、5b 半部
5c ヒンジ
5d、5e 錠止部材
5f 孔部
DESCRIPTION OF
Claims (10)
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006144253A JP4898295B2 (en) | 2006-05-24 | 2006-05-24 | Connecting member |
PCT/JP2006/321428 WO2007049724A1 (en) | 2005-10-27 | 2006-10-26 | Connection member and harness connection body using the connection member |
US12/083,569 US7883361B2 (en) | 2005-10-27 | 2006-10-26 | Connection member and harness connection body using the connection member |
EP06822397A EP1942563A4 (en) | 2005-10-27 | 2006-10-26 | Connection member and harness connection body using the connection member |
CN200680039860XA CN101297444B (en) | 2005-10-27 | 2006-10-26 | Connection member and harness connection body using the connection member |
KR1020087008170A KR101266651B1 (en) | 2005-10-27 | 2008-04-04 | Connection member and harness connection body using the connection member |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006144253A JP4898295B2 (en) | 2006-05-24 | 2006-05-24 | Connecting member |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007317433A JP2007317433A (en) | 2007-12-06 |
JP2007317433A5 JP2007317433A5 (en) | 2010-04-08 |
JP4898295B2 true JP4898295B2 (en) | 2012-03-14 |
Family
ID=38851121
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006144253A Expired - Fee Related JP4898295B2 (en) | 2005-10-27 | 2006-05-24 | Connecting member |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4898295B2 (en) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20180062687A (en) * | 2016-12-01 | 2018-06-11 | 주식회사 유라코퍼레이션 | Joint terminal for wire applyed shielding resin and shield wire applied shielding resin having it |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4125309A (en) * | 1977-06-22 | 1978-11-14 | Amp Incorporated | Miniature pin board assembly |
JPH0427587A (en) * | 1990-05-24 | 1992-01-30 | Dainippon Printing Co Ltd | Manufacture of thermal transfer sheet |
JP2005123098A (en) * | 2003-10-20 | 2005-05-12 | Fujikura Ltd | Joint connector |
-
2006
- 2006-05-24 JP JP2006144253A patent/JP4898295B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007317433A (en) | 2007-12-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4898296B2 (en) | Connecting member | |
KR101361389B1 (en) | Harness connection member | |
KR101266651B1 (en) | Connection member and harness connection body using the connection member | |
JP5244427B2 (en) | Electronic component mounting / insulator-integrated inner conductor terminals and coaxial connectors | |
JP4833826B2 (en) | Connection member and harness connection body using the member | |
CN111740254A (en) | Cable assembly, method and apparatus for manufacturing cable assembly, and electrical terminal for cable assembly | |
US20120149233A1 (en) | Terminal structure and electrical connector using the same | |
JP5390792B2 (en) | Connecting member | |
JP4495066B2 (en) | Joint connector | |
US6428355B1 (en) | Coaxial cable assembly | |
JP4800066B2 (en) | Connecting member | |
JP4898295B2 (en) | Connecting member | |
JP4885704B2 (en) | Harness connector | |
JP4885705B2 (en) | Harness connector | |
JP4695013B2 (en) | Waterproof joint connector | |
JP4813973B2 (en) | Connecting member | |
JP2020064751A (en) | Terminal structure | |
JP4933246B2 (en) | Connection member and harness connection body using the connection member | |
JP4988481B2 (en) | Harness connecting member | |
JP4988480B2 (en) | Harness connecting member | |
JP2008262839A (en) | Harness connecting member | |
JP2008262838A (en) | Wire terminal |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090326 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100224 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110510 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110613 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111213 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111226 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150106 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150106 Year of fee payment: 3 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150106 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |