JP4842746B2 - 基板搬送装置 - Google Patents
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Description
この浮上搬送装置は、ステージ表面上に多数のエアー吹き出し孔を備える複数の浮上エアーステージと、各浮上エアーステージの両端に配置された吸着搬送部とを備えている。浮上エアーステージによりガラス基板を浮上させた状態で、吸着搬送部により吸着保持して搬送方向に移動させることでガラス基板が、順次、次の浮上エアーステージに送られ搬送されていくようになっている。
本発明は、可撓性のあるシート状の基板を浮上させて搬送する2以上の浮上ステージと、該浮上ステージにより浮上させられた状態の基板を把持して搬送方向に移動させる送り機構と、前記浮上ステージを連結する連結部とを備え、該連結部が、各浮上ステージに取り付けられた固定ローラと、該固定ローラ間に、該固定ローラの回転軸に平行な軸線回りに揺動可能に取り付けられたリンクと、該リンクに取り付けられた1以上の可動ローラとを備える基板搬送装置を提供する。
このようにすることで、基板の搬送方向前縁がローラに接触する際の衝撃が低減され、基板の前縁の破損を防止するとともに、搬送中における基板の振動を低減することができる。
このようにすることで、基板の変形に合わせてリンク部材を揺動させ、リンク部材に取り付けられた可動ローラを基板に接触させて確実に支持することが可能となる。リンク部材間の揺動は付勢手段によって制限されるので、各リンク部材に作用するモーメントをバランスさせて、固定ローラ間に滑らかな曲線を描くように可動ローラを配置することができる。その結果、さらにスムーズに基板を搬送することが可能となる。
このようにすることで、送り機構により搬送される基板の搬送速度に一致する周速度で、ローラが回転駆動されるので、各ローラと基板との摩擦を低減し、基板の摩耗を抑制することができる。
本実施形態に係る基板搬送装置1は、図1に示されるように、基板Aの搬送方向Bに沿って隣接配置された2つの搬送機構2A,2Bと、両者を連結する連結装置(連結部)3とを備えている。
少なくとも一方の搬送機構2A(2B)は、例えば、基板検査装置に備えられている。基板検査装置は、図示しない検査ユニットを備え、該検査ユニットにより、送られてきた基板Aを検査するようになっている。したがって、検査時における外部からの振動を抑制するために、図示しない制振装置が備えられ、搬送機構2A(2B)を上下動させて振動を抑制するようになっている。
送り機構5A,5Bは、例えば、搬送方向に沿って設けられたレール6A,6B上を移動可能なスライダ7A,7Bと、該スライダ7A,7Bに搭載され、前記基板Aの端部を把持あるいは解放することにより着脱する着脱機構8A,8Bとを備えている。ここでは、着脱機構8A,8Bは、例えば、基板Aを吸着して把持するようになっている。
固定ローラ9A,9B、リンク10および可動ローラ11は、図1に示されるように、2つの浮上ステージ4A,4B間に間隔をあけて複数並列に配置されている。また、固定ローラ9A,9Bおよび可動ローラ11はそれぞれの回転軸回りに回転自在に設けられている。
一方、制振装置の作動により、浮上ステージ4A(4B)が上下動された場合には、2つの浮上ステージ4A,4Bの高さが一致しなくなる。この場合には、図3および図4に示されるように、固定ローラ9A,9B間のリンク10が揺動して連結状態が維持されるようになっている。このとき、固定ローラ9A,9B間の距離が変化するので、リンク10に設けられた長孔10b内で固定ローラ9Bの回転軸を移動させることにより、リンク10を固定ローラ9Bに対して長手方向に移動させ、距離の変化を吸収するようになっている。
このようにすることで、基板Aの前縁が可動ローラ11に接触しても大きな振動を与えられることなくスムーズに搬送されていくようになっている。
本実施形態に係る基板搬送装置1を用いて、ウェハやFPDガラス基板のような可撓性のある基板Aを搬送するには、搬送方向の上流側に配置されている搬送機構2Aの浮上ステージ4Aにより基板Aを浮上させた状態で、該搬送機構2Aの送り機構5Aの着脱機構8Aによって基板Aを把持して搬送方向Bに直線移動させる。
この場合において、2つの搬送機構2A,2Bが両方とも同一の高さに維持されている場合には、間に配置されるリンク10が水平に維持されるので、搬送される基板Aの前縁は、可動ローラ11の周面に突き当たることなく受け渡される。これにより、基板Aは水平な状態に維持されたまま、下流側の搬送機構2Bへ送り込まれ、下流側の浮上ステージ4Bにより浮上させられるとともに該下流側の搬送機構2Bの送り機構5Bによって把持されてスムーズに搬送される。
なお、本実施形態の説明において、上述した第1の実施形態に係る基板搬送装置1と構成を共通とする箇所には同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態においては、リンク10′は、複数のリンク部材10cを相互に揺動可能に連結した多関節リンクにより構成されている。
なお、本実施形態の説明において、上述した第1の実施形態に係る基板搬送装置1と構成を共通とする箇所には同一符号を付して説明を省略する。
駆動機構12は、搬送方向Bに延びる駆動用プレート13と、該駆動用プレート13の表面に接触して転動させられる駆動用ローラ14と、該駆動用ローラ14の回転を固定用ローラ9Aおよび可動ローラ11に伝達する回転伝達機構15とを備えている。
また、各駆動用ローラ14と遊動ギヤ18との間には、逆方向回転に関して回転力を伝達させない図示しないラチェット機構が設けられている。
本実施形態に係る基板搬送装置1″によれば、搬送方向Bの上流側に配置される搬送機構2Aの送り機構5Aが駆動されることにより、着脱機構8Aにより基板Aを把持した状態でスライダ7Aが搬送方向Bに移動させられると、浮上ステージ4Aにより浮上させられた基板Aが搬送方向Bに送られるとともに、スライダ7Aに設けられた駆動用プレート13が基板Aに先立って一体的に搬送方向Bに前進させられる。
また、プーリ20、ベルト21を介して可動ローラ11も同じ回転速度で回転駆動されているので、基板Aが可動ローラ11に接触すると、該可動ローラ11によっても送りをかけられて、順次搬送されていくことになる。
特に、加減速される基板Aの搬送速度に固定ローラ9A,9Bおよび可動ローラ11を完全に同期させることができ、複雑な制御が不要であるという利点がある。
B 搬送方向
1,1′,1″ 基板搬送装置
3 連結装置(連結部)
4A,4B 浮上ステージ
5A,5B 送り機構
9A,9B 固定ローラ
10,10′ リンク
10c リンク部材
10d 付勢手段
11 可動ローラ
Claims (5)
- 可撓性のあるシート状の基板を浮上させる2以上の浮上ステージと、
該浮上ステージにより浮上させられた状態の基板を把持して搬送方向に移動させる送り機構と、
前記浮上ステージを連結する連結部とを備え、
該連結部が、各浮上ステージに取り付けられた固定ローラと、
該固定ローラ間に、該固定ローラの回転軸に平行な軸線回りに揺動可能に取り付けられたリンクと、
該リンクに取り付けられた1以上の可動ローラとを備える基板搬送装置。 - 前記各ローラは、前記基板の搬送方向前縁との接触点における前記基板の搬送方向前縁における接線と各ローラの接線とのなす角が、所定値以下となるように配置されている請求項1に記載の基板搬送装置。
- 前記リンクが、複数のリンク部材を揺動可能に連結し、各リンク部材間に揺動を制限する方向に付勢する付勢手段を備える請求項1に記載の基板搬送装置。
- 前記各ローラが、前記基板の搬送速度に一致する周速度で回転駆動される請求項1に記載の基板搬送装置。
- 前記各ローラが、前記送り機構の駆動源により駆動される請求項4に記載の基板搬送装置。
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