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JP4842062B2 - アンダーラン・プロテクタ - Google Patents

アンダーラン・プロテクタ Download PDF

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Description

本発明は、車両の前端部または後端部に位置されるプロテクタ本体を、車両のフレームに取り付けられた取付ブラケットにて支持するようにしたアンダーラン・プロテクタに関するものである。
近年、車両同士の衝突時に一方の車両が他方の車両の下に潜り込むことを防止するための装置として、アンダーラン・プロテクタが採用されるに至っている。 例えば、特許文献1には、車両の前端部に設けられるフロント・アンダーラン・プロテクタが提案されている。
図14から図17に示すように、そのアンダーラン・プロテクタ90は、車幅方向に延出するプロテクタ本体(以下、FUP本体という)91(図15および図18参照)と、そのFUP本体91を支持すべく車両のフレーム92に取り付けられたブラケット93とを備える。
そのブラケット93は、車幅方向に沿って板状に形成された本体取付部94と、その本体取付部94に対して上方から見て略直角に箱型閉断面構造に成形されたフレーム取付部95とを有する。
また、ブラケット93の下部(図14において符号Aで示す)には、略三角形状の補強リブ96が、本体取付部94とフレーム取付部95との間に架け渡して設けられる。
このようなアンダーラン・プロテクタ90の耐荷重性能を測るための試験が、欧州法規(ECE R93)などにより定められている。そのような試験の内、車両の最外側より所定距離(200mm)内側の位置においてアンダーラン・プロテクタ90に所定の荷重(車両総重量の50%、以下P1荷重という)を前方側から加える試験がある。
図18に示すように、P1荷重をかけたときにFUP本体91には、モーメントMoがかかる。
図14に示す構造のアンダーラン・プロテクタ90では、モーメントMoに耐えるのに必要な強度を得るため、ブラケット93のフレーム取付部95を箱型の閉断面形状にしたり、図14のA部に、補強材(リブ)96などの部品を追加しているが、補強材(リブ)96の端部に力が集中し、座屈の起点となりやすいという問題がある。
また、P1荷重によりFUP本体91にモーメントMoがかかるとき、ブラケット93のA部では、リブ96が面内方向の力を受けるので、ねじれることはないが、リブ96が設けられていない図14のB部では、モーメントMoに対して面内方向で力を受ける構造になってないので、ブラケット93にねじれが早期に発生してしまう虞がある。
そこで、上述した欧州法規の規定を満足する強度を得るためには、ブラケットの板厚を厚くする等の対策が必要となる。
また、例えば、図14のアンダーラン・プロテクタ90では、上述したようにブラケット93のフレーム取付部95を箱型閉断面形状にすることで、満足する強度を得るようにしている。
特開2004−243984号公報
しかしながら、ブラケットの板厚を厚くすると、重量の増加やコストの増加を招いてしまう。
また、図14のブラケット93のように、フレーム取付部93を箱型閉断面構造にする場合も、重量の増加やコストの増加を招いてしまう。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、十分な強度を保ちつつ、軽量化とコストの低減とを図ることができるアンダーラン・プロテクタを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、車両の前端部または後端部に位置され、車幅方向に延出するプロテクタ本体、上記車両のフレームに取り付けられ取付ブラケットとを備えたアンダーラン・プロテクタにおいて、上記取付ブラケットが、縦長長方形状の板材とその長方形状の板材の側縁下部から一体に延びた四角形状の板材で形成されると共にその四角形状の板材を直角に折り曲げて形成された縦長長方形状のステー板とそのステー板から車幅方向外側に延びると共にプロテクタ本体を支持する取付片とで構成され、上記ステー板の上部には、ステー板を上記フレームの側面にボルトやリベットで固定するための取付穴が形成され、さらに、取付片と反対方向の上記ステー板の上下に沿って、そのステー板とで水平断面T字状となるようにサポート板が設けられ、かつ、上記取付片とサポート板間にステー板に沿って水平に延びるように設けられると共に取付片とサポート板を連結する上下のリブが設けられて構成されるものである。
好ましくは、上記サポート板の上端には、上記フレームの下面に固定されるサポート取付フランジがサポート板を折り曲げて形成されものである。
好ましくは、上記リブには、上記サポート板に固定されるリブ取付フランジがリブを屈曲して形成されるものである。
また、車両の前端部または後端部に位置され、車幅方向に延出するプロテクタ本体と、上記車両のフレームに取り付けられる取付ブラケットとを備えたアンダーラン・プロテクタにおいて、上記取付ブラケットが、プロテクタ本体の支持位置を車幅方向外側にオフセットさせるべく縦長長方形状の板材を車幅方向に屈曲させて形成されたステー板と、該ステー板の下部に取り付けられる取付片とで構成され、該取付片が、四角形の板材をL字状に折り曲げて上記ステー板に沿って前後に延びるステー取付部と、上記ステー板から車幅方向外側に延びると共に上記プロテクタ本体を支持する本体取付部とからなり、上記ステー板の上部には、ステー板を上記フレームにボルトやリベットで固定するための取付穴が形成され、さらに、取付片と反対方向のステー板の上下縁に沿って、そのステー板とで水平断面T字状となるようにサポート板が設けられ、かつ、上記取付片の本体取付部とサポート板間に上記ステー取付部に沿って水平に延びるように設けられると共に本体取付部とサポート板を連結する上下のリブが設けられて構成されるものである。
本発明によれば、十分な強度を保ちつつ、アンダーラン・プロテクタの軽量化およびコストの低減を図ることができるという優れた効果を発揮するものである。
以下、本発明の好適な一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
[第1の実施形態]
本実施形態のアンダーラン・プロテクタは、例えば、大型車両などの前端部に配置されるフロント・アンダーラン・プロテクタとして用いられる。
まず、図1から図6に基づき車両のフレームおよびアンダーラン・プロテクタの概略構造について説明する。
図1に示すように、車両のフレームは、車幅方向に離間された一対のサイドメンバ(図1では一方のみを示す)11と、それらサイドメンバ11を結合する複数のクロスメンバ(図示せず)とを備える。
サイドメンバ11は、断面コ字状で前後方向に延出し、上下方向に延びるウエブ111とそのウエブ111の上端および下端から各々車幅方向内側に延びる上側フランジ112および下側フランジ113とを有する。
アンダーラン・プロテクタ1は、車両の前端部に位置されるプロテクタ本体(以下、FUP本体という)2と、フレームのサイドメンバ11に各々取り付けられFUP本体2を支持する一対の取付ブラケット3、3(図1では一方のみを示す)とを備える。
FUP本体2は、サイドメンバ11の下方に配置される。FUP本体2は、車幅方向に延びる中空材など(例えば、鋼管など)からなり、略直線状の直線部21と、その直線部21の両端から車両後方に各々湾曲して延びる湾曲部22とを有する。
FUP本体2の直線部21には、車幅方向に所定間隔を隔てて一対の本体ブラケット23、23(図1では一方のみを示す)が各々設けられ、それら本体ブラケット23、23および一対の取付ブラケット3、3を介して、FUP本体2が両サイドメンバ11により支持される。
各本体ブラケット23は、断面コ字状に形成され、後方側からFUP本体2を上下に挟み込むようFUP本体2にリベットやボルト(あるいは溶接)などにて取り付けられる。
図2および図3に示すように、取付ブラケット3は、フレームのサイドメンバ11に取り付けられサイドメンバ11から下方に延びるステー板4と、そのステー板4の下部に直交するよう設けられ上記FUP本体2を支持する取付片5と、その取付片5と反対側のステー板4の上下に沿って、そのステー板4とで水平断面T字状(図6参照)をなすよう設けられたサポート板6とを備える。
ステー板4は、上下方向に延出する板材からなり、サイドメンバ11のウエブ111の外側面に平行に取り付けられる。
具体的には、ステー板4の上部に、取付穴42(図例では、6つ)が形成されると共に、そのステー板4の取付穴42に対応する取付穴(図示せず)がサイドメンバ11に形成され、ステー板4が、サイドメンバ11のウエブ111の外側面にボルトやリベットなどで固定される。
本実施形態の取付片5は、ステー板4と一体的に形成される。
すなわち、ステー板4の下部に、前方に突出する突出部51と、その突出部51の前端から車幅方向外側に、本体ブラケット23(図1参照)と平行に延びる板状の本体取付部52とが形成される。それら突出部51および本体取付部52により取付片5が構成される。
図1に示すように、その取付片5の本体取付部52に、FUP本体2に装着された本体ブラケット23が取り付けられ、FUP本体2がフレームに支持される。
図2に戻り、具体的には、本体取付部52に取付穴53(図例では、4つ)が形成されると共に、その本体取付部52の取付穴53に対応する取付穴(図示せず)が本体ブラケット23に形成され、それら本体取付部52と本体ブラケット23とが、ボルトやリベットなどで固定される。
ステー板4の下部外側面には、補強材をなす複数(図例では2つ)のリブ7、8が上下に間隔を隔てて設けられる。
各リブ7、8は、ステー板4の外側面に沿って前後に延びると共に、前方から後方に至るにつれ幅が狭くなるテーパ状に形成される。
本実施形態のリブ7、8は、取付片5の本体取付部52から後述するサポート板6の背面支持板61まで延び、リブ7、8の前後の端面が、本体取付部52および背面支持板61に、例えば、溶接などにて各々固定される。
さらに、上側のリブ7の後端(背面支持板61側端)には、上方に延びるリブ取付フランジ71が設けられ、そのリブ取付フランジ71が、背面支持板61の前面61aに溶接などにて固定される。また、リブ7、8の内側面も、ステー板4の外側面に溶接などにて固定される。
サポート板6は、ステー板4の後端に沿って上下方向に延びる背面支持板61と、その背面支持板61の上端に形成されサイドメンバ11の下側フランジ113に沿って後方に延びるサポート取付フランジ62とを有し、断面L字状(車幅方向視)をなす。
背面支持板61は、ステー板4の下端からサイドメンバ11の下側フランジ113の下面まで延びる板状に形成される。
背面支持板61は、ステー板4に対して略垂直に配置される。より詳細には、背面支持板61とステー板4とで水平断面T字状をなすよう、背面支持板61の幅方向中間部に、ステー板4の後端面が溶接などにて接合される。すなわち、背面支持板61は、ステー板4の後端から車幅方向両側に延出することになる。
サポート取付フランジ62は、サイドメンバ11の下側フランジ113の下面に結合される。具体的には、サポート取付フランジ62および下側フランジ113に各々取付穴(図示せず)が形成され、サポート取付フランジ62および下側フランジ113が、ボルトやリベットなどで固定される。
以上の本体ブラケット23、ステー板4、サポート板6、およびリブ7、8は、例えば金属板をプレス加工して形成される。
次に、図7に基づき、本実施形態のアンダーラン・プロテクタ1の作用を説明する。
図7に示すように、耐荷重試験における荷重P1は、車両前方側からFUP本体2に加えられる。
荷重P1は、ステー板4から車幅方向外側に所定距離Lを隔てた点(以下、荷重点)に加えられ、その荷重P1により、FUP本体2をステー板4の取付位置(支持位置)まわりに回転させるモーメントMoが働く。
そのモーメントMoにより、ステー板4に捩り変形が生じるような力が働くこととなるが、本実施形態では、ステー板4の後端に上下に沿って、そのステー板4とでT字断面(図6参照)をなすようサポート板6を設けたので、そのサポート板6により、ステー板4にかかる力が面内方向(図例では、車幅方向と直交する方向)に分散することとなり、ステー板4(取付ブラケット3)の捩れ変形が抑制される。
さらに、本実施形態では、ステー板4の上部がサイドメンバ11のウエブ111に直接結合されると共に、ステー板4が、サポート板6を介してサイドメンバ11の下側フランジ113に固定されているため、ステー板4は、上辺と後辺とがサイドメンバ11に拘束されることとなり、これによっても、捩り変形を抑制することができる。
以上により、本実施形態では、図14に示すような従来構造(箱型の閉断面構造)の取付ブラケット93(アンダーラン・プロテクタ90)と同等の強度を得ることができる。
また、箱型の閉断面構造に比べて、T字断面構造は、すくない材料で構成することができ、また構造が単純なため、軽量化とコストの低減とを図ることができる。
このように、本実施形態では、取付ブラケット3のステー板4の背面にサポート板6を配し、そのサポート板6をステー板4と溶接して、ステー板4にかかる力を面内方向で受ける構造とすることで、リブ7、8と同じ効果を発揮させ、それによりP1荷重入力時に発生するモーメントMoによるステー板4にかかる荷重を分散することができる。
その結果、従来と同じ強度を保ったままで、軽量化や低コスト化が図れ、投資も少なくできる。
例えば、図1のアンダーラン・プロテクタ1では、図14の従来品と同等の強度を保ったまま約20%の軽量化ができ、図14の従来品と同等の投資でコストを約20%低減できる。
また、リブ7、8の後端面をサポート板6に面当てし、リブ7、8にかかる荷重を、ステー板4の面内方向に分散させる構造としたので、リブ7、8の端部で力が集中してしまうことがなく、ステー板4の座屈を抑制することができる。
また、取付ブラケット3を、サイドメンバ11の外側面および下面の二箇所に取り付けることで、取付強度を向上させることができる。特に、ステー板4の捩り変形が低減されることにより、取付ブラケット3とサイドメンバ11との結合箇所には、より大きな捩り力がかかることになるが、本実施形態では、サポート板6のサポート取付フランジ62をサイドメンバ11の下面に固定しているので、捩りに対する強度を増大させることができる。
[第2の実施形態]
次に、図8および図9に基づき、第2の実施形態について説明する。
本実施形態は、上述した第1の実施形態とは、取付ブラケットおよびサポート板の形状が異なり、それ以外は同様となっている。したがって、上述の実施形態と同一の要素については、図中同一符号を付すに止め、詳細な説明は省略する。
図8および図9に示すように、本実施形態の取付ブラケット31は、ステー板43と取付片54とが別体で形成されると共に、ステー板43が、FUP本体2の支持位置を車幅方向にオフセットさせるべく、車幅方向に屈曲させて形成される。
ステー板43は、サイドメンバ11に取付られ上下方向に延出するサイドメンバ取付部431と、そのサイドメンバ取付部431の下端から車幅方向外側に所定長さ(オフセット長さ)延びるオフセット部432と、そのオフセット部432の外側端部から下方に延び取付片54が取付られるアタッチ取付部433とを有する。
本実施形態のオフセット部432は、サイドメンバ取付部431からアタッチ取付部433へと下方に傾斜して延びる。
取付片54は、ステー板43のアタッチ取付部433に平行に溶接などにて接合される板状のステー取付部541と、そのステー取付部541と略直角に設けられた本体取付部52とを有し、水平断面L字状に形成される。
サポート板63の背面支持板631は、屈曲するステー板43の後端に沿って、下方から上方に至るにつれ、幅が広くなるテーパ状に形成される。
本実施形態でも、第一の実施形態と同様の効果が得られ、さらに、ステー板43を屈曲させることで、FUP本体2の支持位置を、サイドメンバ11のウエブ111から車幅方向外側にオフセットさせることが容易にできる。
さらに、オフセットさせることで、FUP本体2の支持位置(締結位置)とP1荷重の負荷位置との距離L(図7参照)を短くすることが可能となり、P1荷重により発生するモーメントMoを小さくすることができる。
その結果、十分な強度を確保しつつ板厚の低減などを図ることができ、アンダーラン・プロテクタ1の軽量化および低コスト化を図ることができる。
また、取付ブラケット31を、ステー板43と取付片54とに分割することで、様々な地上高の車両に対応できる。すなわち、ステー板43のアタッチ取付部433に対する取付片54の上下位置を変更することで、FUP本体2の取付け高さを、車両の地上高さに応じて容易に設定することができる。
また、取付ブラケット31をオフセットさせ、そのオフセット量を変更することで、様々なフレーム組幅に対応できるブラケット構造とすることができる。
例えば、図10および図11に示すように、取付ブラケット32のオフセット量を、図8および図9の取付ブラケット31よりも大きく設定するようにしてもよい。
[第3の実施形態]
次に、図12および図13に基づき、第3の実施形態について説明する。
本実施形態は、上述した第2の実施形態とは、ステー板、上側のリブおよびサポート板の形状が異なり、それ以外は同様となっている。したがって、上述の実施形態と同一の要素については、図中同一符号を付すに止め、詳細な説明は省略する。
図12および図13に示すように、本実施形態の取付ブラケット33では、ステー板45の上端に、サイドメンバ11の下側フランジ113の下面に固定されるステー取付フランジ451が形成される。そのステー取付フランジ451には、ステー板45を下側フランジ113に取り付けるための複数(図例では、3つ)の取付穴452(図13参照)が形成される。
すなわち、ステー板45のフレーム取付部431は、オフセット部432の内側端部から上方に延出すると共に下側フランジ113に沿って内側に屈曲する。
また、本実施形態では、上述した第1および第2の実施形態とは異なり、サポート板63のサポート取付フランジ62(図8参照)が省略され、背面支持板631の上端面が下側フランジ113の下面に直接、溶接などにて固定される。
また、本実施形態では、上側のリブ7のリブ取付フランジ71(図8参照)が省略され、上側のリブ7は、下側のリブ8と同様、後端面が直接、背面支持板61の前面61aに溶接などにて固定される。
このように、本実施形態では、取付ブラケット31の形状を変更し、ステー板45の上端にステー取付フランジ451を設けることで、取付ブラケット31をフレーム11の下面に取付けることができる。
なお、本発明は上述の実施形態に限定されず、様々な変形例や応用例が考えられるものである。
例えば、アンダーラン・プロテクタを車両の後部に設けて、リア・アンダーラン・プロテクタとして使用してもよい。その場合、配置関係が上述した実施形態と前後逆になり、プロテクタ本体2は車両の後端部に位置される。
図1は、本発明に係る一実施形態によるアンダーラン・プロテクタの斜視図である。 図2は、本実施形態の取付ブラケットの斜視図であり、取付ブラケットをフレームに取り付けた状態を示す。 図3は、図2の取付ブラケットの部品構成を示す斜視図である。 図4は、本実施形態の取付ブラケットの側面図である。 図5は、図4のV−V線断面図である。 図6は、図4のVI−VI線断面図である。 図7は、図4のVII方向矢視図である。 図8は、第2の実施形態の取付ブラケットの斜視図であり、取付ブラケットをフレームに取り付けた状態を示す。 図9は、図8の取付ブラケットの部品構成を示す斜視図である。 図10は、図8の取付ブラケットの変形例の斜視図であり、取付ブラケットをフレームに取り付けた状態を示す。 図11は、図10の取付ブラケットの部品構成を示す斜視図である。 図12は、第3の実施形態の取付ブラケットの斜視図であり、取付ブラケットをフレームに取り付けた状態を示す。 図13は、図12の取付ブラケットの部品構成を示す斜視図である。 図14は、従来の取付ブラケットの斜視図である。 図15は、従来の取付ブラケットの側面図である。 図16は、図15のXVI−XVI線断面図である。 図17は、図15のXVII−XVII線断面図である。 図18は、図15のXVIII方向矢視図である。
符号の説明
1 アンダーラン・プロテクタ
2 プロテクタ本体
3 取付ブラケット
4 ステー板
5 取付片
6 サポート板
11 サイドメンバ(フレーム)

Claims (4)

  1. 車両の前端部または後端部に位置され、車幅方向に延出するプロテクタ本体、上記車両のフレームに取り付けられ取付ブラケットとを備えたアンダーラン・プロテクタにおいて、
    上記取付ブラケットが、縦長長方形状の板材とその長方形状の板材の側縁下部から一体に延びた四角形状の板材で形成されると共にその四角形状の板材を直角に折り曲げて形成された縦長長方形状のステー板とそのステー板から車幅方向外側に延びると共にプロテクタ本体を支持する取付片とで構成され、
    上記ステー板の上部には、ステー板を上記フレームの側面にボルトやリベットで固定するための取付穴が形成され、
    さらに、取付片と反対方向の上記ステー板の上下に沿って、そのステー板とで水平断面T字状となるようにサポート板が設けられ、かつ、上記取付片とサポート板間にステー板に沿って水平に延びるように設けられると共に取付片とサポート板を連結する上下のリブが設けられて構成されることを特徴とするアンダーラン・プロテクタ。
  2. 記サポート板の上端には、上記フレームの下面に固定されるサポート取付フランジがサポート板を折り曲げて形成され請求項1記載のアンダーラン・プロテクタ。
  3. 上記リブには、上記サポート板に固定されるリブ取付フランジがリブを屈曲して形成される請求項1又は2記載のアンダーラン・プロテクタ。
  4. 車両の前端部または後端部に位置され、車幅方向に延出するプロテクタ本体と、上記車両のフレームに取り付けられる取付ブラケットとを備えたアンダーラン・プロテクタにおいて、
    上記取付ブラケットが、プロテクタ本体の支持位置を車幅方向外側にオフセットさせるべく縦長長方形状の板材を車幅方向に屈曲させて形成されたステー板と、該ステー板の下部に取り付けられる取付片とで構成され、
    該取付片が、四角形の板材をL字状に折り曲げて上記ステー板に沿って前後に延びるステー取付部と、上記ステー板から車幅方向外側に延びると共に上記プロテクタ本体を支持する本体取付部とからなり、
    上記ステー板の上部には、ステー板を上記フレームにボルトやリベットで固定するための取付穴が形成され、
    さらに、取付片と反対方向のステー板の上下縁に沿って、そのステー板とで水平断面T字状となるようにサポート板が設けられ、かつ、上記取付片の本体取付部とサポート板間に上記ステー取付部に沿って水平に延びるように設けられると共に本体取付部とサポート板を連結する上下のリブが設けられて構成されることを特徴とするアンダーラン・プロテクタ。
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