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JP4726518B2 - 送風装置 - Google Patents

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Description

本発明は、送風装置に係り、さらに詳しくは、モータ側とその反対側の双方に吸込み口を持つ両吸込型の遠心式送風機を本体箱体内に組込んだ送風装置に関するものである。
ファンケーシングの両側に吸込口を持った遠心式送風機を備えた送風装置として、天井裏の空間等に設置される換気装置や熱交換換気装置がある。遠心式送風機を備えた送風装置は、羽根車の構造からみてもわかるように、流体力学的にかなり無理な昇圧を行うため騒音が高く、消音部材の装着等による騒音の低減を図る工夫がなされてきた。
このような従来の換気装置に、本体箱体内に両吸込型の遠心式送風機を組込み、本体箱体の吸気口に対面するファンケーシングの面に、吸気口に向って突出する角形ブロック状の分流消音部材を取付けると共に、遠心式送風機の二つの吸込口に至る風路を形成する本体箱体の内壁面に消音部材を設けたものがある。このように構成することにより、スプリット型に気流を分流することで、第1の風路及び第2の風路の通路断面積が単一の風路によるものより小さくなり、消音部材の吸音機能が効果的に働くようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−156139号公報(第3頁、図1)
特許文献1の換気装置においては、遠心式送風機による騒音は低下するがファンケーシングの一方の面が本体箱体の吸気口と対面しており、本体箱体の吸気口からの吸込流が、図5に示すように、ファンケーシングの面に衝突したのちその流れの一部が本体箱体の吸気口方向へと逆流し、本体箱体の吸気口からの吸込流と衝突して気流を乱すため、送風量が低下するという問題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、送風性能の向上及び騒音の低減を達成することのできる遠心式送風機を備えた送風装置を提供することを目的としたものである。
本発明に係る送風装置は、対向して吸気口と排気口が設けられた本体箱体に、軸方向に沿って形成された2つの吸込口を有する遠心式送風機を組込み、前記本体箱体の吸気口から前記遠心式送風機の一方の吸込口に連通する第1の風路と他方の吸込口に連通する第2の風路とを備え、前記遠心式送風機の一方の吸込口及び他方の吸込口は、前記本体箱体の吸気口及び排気口と直交して設けられ、前記本体箱体の吸気口の内壁の両側に、該吸気口の面と直交して、前記遠心式送風機の軸方向に整流板を設けたものである。
本発明によれば、本体箱体の吸気口の内壁の両側に整流板を設けるだけの簡単な構造で、送風性能の向上と騒音の低減を達成することのできる送風装置を得ることができる。
図1は本発明の一実施の形態に係る送風装置の模式的縦断面図、図2は図1のA矢視図、図3は図1の平断面図である。
本実施の形態に係る送風装置は、天井裏等に設置され、ダクトを介して室内の空気を吸込んで室外へ排気して換気を行うもので、本体箱体1内に両吸込型の遠心式送風機10を組込んだものである。
六面体からなる本体箱体1には対向する面にダクトに接続するダクト接続部品2,3が設けられており、ダクト接続部品2,3の基部側には吸気口4と排気口5がそれぞれ設けられている。
また、モータ11とその出力軸に取付けられた羽根車12からなる遠心式送風機10は、上下に吸込口14a,14bを有するファンケーシング13内に、羽根車12が水平面(又は垂直面)で回転するように設置され、本体箱体1の排気口4側に片寄って組込まれている。これにより、遠心式送風機10の上下には、吸気口4から分岐して吸気口4と排気口5及びファンケーシング13の吸込口14a,14bと連通する第1、第2の風路6a,6bが形成される。
7a,7bは本体箱体1の吸気口4の両側において、上下方向に、遠心式送風機10の軸方向と平行になるように、吸気口4の内壁に吸気口4の面と直交して取付けられた、例えば金属板、合成樹脂板等からなる平板状の整流板である。この整流板7a,7bは、吸気口4からの吸込流がファンケーシング13の側面に衝突したのちに、流れが本体箱体1の内壁面に沿って吸気口4へと向い、吸込口4からの吸込流と衝突して気流の乱れが発生するのを防止するために設けたものであって、遠心式送風機10のモータ11側の吸込口14bと対面する本体箱体1の内壁面(底面)から、羽根車12側の吸込口14aと対面する内層面(天面)までの高さとほぼ等しい長さになっている。
上記のように構成した本実施の形態においては、遠心式送風機10の駆動により吸気口4から吸込まれた吸入流は、図4に矢印で示すように、ケーシング13の側面に衝突すると、その流れが本体箱体1の吸気口13方向へ逆流するが、整流板7a,7bに当って向きを変え、第1、第2の風路6a,6b方向へ流れるため、吸気口4からの吸込流と衝突して気流を乱すことがないので風量低下を生ずることがなく、その上騒音を低減することができる。
[比較例]
上記のように構成した送風装置において、本体箱体1の吸気口4の外縁から遠心式送風機10の軸方向と平行な本体箱体1の内壁面(側壁面)までの距離をL1、吸気口4の外縁から整流板7a,7bの取付位置までの距離をL2とし、また整流板7a,7bの幅をW、吸気口4の内壁面から吸気口4と対面するファンケーシング13の側面までの距離をBとした場合と、整流板7a,7bが設けられていない従来品との比較例を以下に説明する。
図6は本発明に係る送風装置の実使用作動点における各L2/L1ごとの風量比と、従来品(破線で示す)の風量比とを比較した線図、図7は同じく本発明の送風装置と、従来品(破線で示す)との比騒音差を示す線図である。
図6、図7から明らかなように、本発明に係る送風装置は、風量比、比騒音差のいずれも従来品より優れていることがわかる。この場合、整流板7a,7bは、L2/L1が小さい、つまり、整流板7a,7bを吸気口4に近接して設置するほど効果が大きい。若し、整流板7a,7bを吸気口4に近接して設置することが困難な場合であっても、L2/L1≦0.5となる位置に整流板7a,7bを設ければ、送風性能の向上と低騒音化を実施することができる。
図8は本発明に係る送風装置の実使用作動点における各W/Bごとの風量比と、従来品(破線で示す)の風量比とを比較した線図、図9は同じく本発明の送風装置と、従来品(破線で示す)との比騒音差を示す線図である。
図8、図9から明らかなように、W/Bが0.75を超えると従来品より風量比が低下し、比騒音差も高くなるので、整流板7a,7bの幅をW/B≦0.5程度とすることが必要である。
このように、本発明によれば、特に、整流板7a,7bの取付位置及び幅を、L2/L1≦0.5、W/B≦0.5の範囲に設定することにより、吸気風量が向上し、騒音を低減することのできる送風装置を得ることができる。
なお、上記の説明では、整流板7a,7bを金属板や合成樹脂板からなる平板で構成した場合を示したが、騒音をより低減するために、整流板7a,7bをグラスウール、ロックウール、軟質ウレタンフォーム等の多孔質吸音材で構成してもよく、あるいは、プラスチック粒子を部分的に加熱溶着した薄板構造の多孔質構造体からなる吸音板を用いてもよい。
以上の説明から明らかなように、本発明は、本体箱体1の吸気口4の両側に、遠心式送風機の軸方向と平行に整流板7a,7bを設置したことにより、吸気口4からの吸気流がファンケーシング13の側面に衝突して吸気口4方向に逆流し、吸気流に衝突するのを防止するようにしたので、吸気口4の気流の流れが乱れることがなく、簡単な構造で送風性能が向上し、かつ低騒音化した送風装置を得ることができる。
本発明の一実施の形態に係る送風装置の模式的縦断面図である。 図1のA矢視図である。 図1の平断面図である。 本発明に係る送風装置の作用説明図である。 従来の送風装置の作用説明図である。 本発明に係る送風装置の実使用作用点における各L2/L1ごとの風量比と従来の送風装置の風量比とを示す線図である。 本発明に係る送風装置の実使用作用点における各L2/L1ごとの比騒音差と従来の送風装置の比騒音差とを示す線図である。 本発明に係る送風装置の実使用作用点における各W/Bごとの風量比と従来の送風装置の風量比とを示す線図である。 本発明に係る送風装置の実使用作用点における各W/Bごとの比騒音差と従来の送風装置の比騒音差とを示す線図である。
符号の説明
1 本体箱体、2,3 ダクト接続部品、4 吸気口、5 排気口、6a 第1の風路、6b 第2の風路、7a,7b 整流板、10 遠心式送風機、11 モータ、12 羽根車、13 ファンケーシング、14a,14b 吸込口。

Claims (5)

  1. 対向して吸気口と排気口が設けられた本体箱体に、軸方向に沿って形成された2つの吸込口を有する遠心式送風機を組込み、前記本体箱体の吸気口から前記遠心式送風機の一方の吸込口に連通する第1の風路と他方の吸込口に連通する第2の風路とを備え、
    前記遠心式送風機の一方の吸込口及び他方の吸込口は、前記本体箱体の吸気口及び排気口と直交して設けられ、
    前記本体箱体の吸気口の内壁の両側に、該吸気口の面と直交して、前記遠心式送風機の軸方向に整流板を設けたことを特徴とする送風装置。
  2. 前記整流板の長さを、前記遠心式送風機の軸方向の前記本体箱体の両内壁面間の高さとほぼ等しく形成したことを特徴とする請求項1記載の送風装置。
  3. 前記整流板を、前記本体箱体の吸気口の外縁から前記遠心式送風機の軸方向と平行する前記本体箱体の内壁面までの距離L1に対して、前記吸気口の外縁からの距離L2が、L2/L1≦0.5となる位置に設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の送風装置。
  4. 前記整流板の幅Wを、前記本体箱体の吸気口を設けた内壁面から該吸気口と対面するファンケーシングの面までの距離Bに対してW/B≦0.5に形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の送風装置。
  5. 前記整流板を、吸音材料で構成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の送風装置。
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