JP4795929B2 - 補間方法を決定するプログラム、装置、および方法 - Google Patents
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Description
図27は、特許文献1に記載の補間方法を説明する図である。この方法では、どの方向にある画素を使って対象画素Tを補間するかを決めるときに、対象画素Tがあるラインの上下に隣接する二つのライン以外のラインも利用する。
で、相関は弱い。一方、(5,2)の黒い画素と(1,4)の黒い画素とを結ぶ、矢印で示した右上がりの方向は、最も相関が強い方向として検出される。同様にして、対象画素Tの2ライン上の真上の位置(3,1)の参照画素R1では矢印で示した垂直方向の相関が強く、2ライン下の真下の位置(3,5)の参照画素R2では矢印で示した左上がりの方向の相関が強いことが検出される。
まず、図1と図2を参照して本発明の原理について説明する。図1は、本発明の原理を示す機能ブロック構成図であり、図2は本発明の原理を示すフローチャートである。
次にステップS102において、ステップS101で選択された対象画素についての局所相関値を局所相関値計算部103が計算し、格納部101に格納する。一つの対象画素につき、複数の方向にそれぞれ対応する複数の局所相関値が計算される。それらの方向を以下では「相関計算方向」と呼ぶ。
る」という順序を予め指定しておくことにより、補間ライン上の全画素が左から右へ順に対象画素として選択され、各対象画素に対して補間用画素が決定される。このように指定された順序を表すための「左から右へ」などの方向を、以下では「選択順序方向」と呼ぶ。ステップS101〜S106は、選択順序方向にしたがって繰り返し実行されるので、累積相関値も選択順序方向にしたがって累積される。
(a)第一の実施形態では、IP変換のために画素の補間を行う。
(b)時刻t=t1,t2,……,ti,……のそれぞれにおけるフィールド画像が入力画像として与えられる。例えばフレームレートが30fpsの場合、時刻tiと時刻ti+1との間は、1/60秒である。また、時刻tiにおけるフィールド画像を符号Fiにより表す。以下では、入力画像であることを強調するために、上記各時刻に対応するフィールド画像を「入力フィールド画像」も呼ぶこともある。
(c)以下では、時刻t=tiにおけるフィールド画像Fi内の画素を補間する場合を例に説明する。また、フィールド画像Fiを「対象フィールド画像」とも呼ぶ。
(d)対象フィールド画像Fiの直前の時刻t=ti−1におけるフィールド画像Fi−1を「先行フィールド画像」と呼び、対象フィールド画像Fiの直後の時刻t=ti+1におけるフィールド画像Fi+1を「後続フィールド画像」と呼ぶ。対象フィールド画像Fiが偶数フィールド画像の場合、先行フィールド画像Fi−1と後続フィールド画像Fi+1は奇数フィールド画像である。対象フィールド画像Fiが奇数フィールド画像の場合、先行フィールド画像Fi−1と後続フィールド画像Fi+1は偶数フィールド画像である。
(e)各画素は一つの画素値により表され、画素値は0から100の範囲の整数であると仮定する。また、画素値0は黒色を表し、画素値100は白色を表し、その中間の画素値は灰色を表すと仮定する。これらの仮定は、説明を簡素にして分かりやすくするための仮定である。カラー画像を補間する場合については、変形例として後述する。
(f)画像内の画素の位置を座標(x,y)により表す。x軸は水平方向の軸、y軸は垂直方向の軸である。x座標は、画像の左端では値が0で、右になるほど値が大きくなり、
y座標は、画像の上端では値が0で、下になるほど値が大きくなる。また、座標は画素数により表す。よって、各画素の位置を表すxとyの値は非負整数である。
(g)時刻tjに対応するフィールド画像Fj内で(x,y)に位置する実画素の画素値をp(j,x,y)により表す。
(h)選択順序方向は、一つの補間ラインについて「左から右へ」という方向である。
(i)全補間ラインについて「上から下へ」という順序で補間方法を決定する。この「上から下へ」という順序は、選択順序方向とは無関係である。
(j)入力画像の大きさ、すなわち個々のフィールド画像の大きさは、水平方向にN画素、垂直方向にM画素の大きさであると仮定する。つまり、0≦x≦N−1かつ0≦y≦M−1である。
1では、対象画素選択部202がxに0を代入し、yには時刻tiに応じた値のofstを代入する。ofstの値は、時刻tiが偶数フィールドに対応する場合は1、奇数フィールドに対応する場合は0である。つまり、時刻tiが偶数フィールドに対応する場合、補間ラインのy座標は奇数なので、奇数の1がyに代入される。逆に、時刻tiが奇数フィールドに対応する場合、補間ラインのy座標は偶数なので、偶数の0がyに代入される。初期化後、ステップS202に進む。
p2=p(i+1, x, y) (2)
例えば、静動判定部206は、式(3)により示されるΔpが所定の閾値ptを超える場合は対象画素が動いていると判定し、Δpがpt以下の場合は対象画素が静止していると判定してもよい。
さらに(x,y)の近傍に位置する画素をも静動判定に用いてもよい。なお、上記のように後続フィールド画像Fi+1を静動判定に用いる場合、対象フィールド画像Fiについての図4の処理は、時刻ti+1に後続フィールド画像Fi+1が画素値補間装置200に入力された後に開始される。また、静動判定のために、先行フィールド画像Fi−1は、少なくとも図4の処理が終わるまでは、消去せずに格納部201に格納しておく必要がある。
ステップS206は、静動判定で動きが検出された場合の処理である。この場合、対象フィールド画像Fiの内部で対象画素の近傍に位置する画素を利用して補間することが好ましい。よって、ステップS206では、フィールド内補間部207がフィールド内補間により対象画素を補間し、その後ステップS208に移行する。なお、処理の詳細は図7とあわせて後述する。
次に、図5を参照して、図4のステップS204で計算する局所相関値について説明する。図2のステップS102に関して説明したように、一つの対象画素につき複数の相関計算方向についての局所相関値が計算される。図5は、複数の相関計算方向の例と、それら相関計算方向に対応する局所相関値の計算方法を示す図である。
、グループ同士の相関の強さは、各グループを構成する画素の画素値に基づいて計算される。
・ 補間ライン221の上下の実ラインをそれぞれ「上実ライン」、「下実ライン」と呼び、それぞれ符号「220」と「222」により参照する。
u1=p(i, x-1, y-1) (5)
u2=p(i, x, y-1) (6)
u3=p(i, x+1, y-1) (7)
u4=p(i, x+2, y-1) (8)
d0=p(i, x-2, y+1) (9)
d1=p(i, x-1, y+1) (10)
d2=p(i, x, y+1) (11)
d3=p(i, x+1, y+1) (12)
d4=p(i, x+2, y+1) (13)
まずc方向について説明する。対象フィールド画像Fiの座標(x,y)に位置する対象画素Tの、c方向に対応する局所相関値c(i,x,y)は、式(14)にしたがって計算される。
c方向は真上の方向である。よって、上実ライン220上で対象画素Tの真上の方向にある画素u2の画素値u2が局所相関値c(i,x,y)の計算に利用される。また、対象画素Tを中心として画素u2と対称な位置にある画素d2の画素値d2も局所相関値c(i,x,y)の計算に利用される。画素d2の位置を別の言葉で表すと、下実ライン222上で、対象画素Tから見て、c方向と逆方向である真下の方向にある画素である。
。なお、この定義から明らかなとおり、相関が強いほど、つまり、相関が大きいほど、局所相関値は小さくなる。
次に、r1方向について説明する。r1方向に対応する対象画素Tの局所相関値r(x,1)は、式(16)により計算される。なお、r(x,1)の第二引数の1は、「r1方向」の「1」に対応する。
r1方向は右上方向を表す。「右上方向」という語は、様々な傾きの右上方向を含む広い概念を表すが、r1方向は特定の傾きの右上方向であり、その傾きは「上に1画素、右に0.5画素」という傾きである。上実ライン220上で対象画素Tのr1方向に当たるのは、画素u2とu3の境界である。同様に、r1の逆方向は「下に1画素、左に0.5画素」という傾きの左下方向である。そして、下実ライン222上で、対象画素Tから見てr1の逆方向にあるのは、画素d1とd2の境界である。
U2_3=u2_3=(u2+u3)/2 (17)
D1_2=d1_2=(d1+d2)/2 (18)
r(x, 1)=|U2_3-D1_2|=|u2_3-d1_2| (19)
なお、簡略記法を用いない場合は、局所相関値r(x,1)を次の式(20)により表すことができる。
=|{p(i, x, y-1)+p(i, x+1, y-1)}/2-
{p(i, x-1, y+1)+p(i, x, y+1)}/2| (20)
次にl1方向について説明する。l1方向は左上方向を表す。l1方向はr1方向と左右対称なので詳しい説明を省略する。r1方向と同様にして局所相関値l(x,1)が式(21)により定義される。
次にr2方向について説明する。r2方向は右上方向を表すが、r1方向よりも傾きが緩やかである。r2方向に対応する対象画素Tの局所相関値r(x,2)は式(22)により計算される。なお、r(x,2)の第二引数の2は、「r2方向」の「2」に対応する。
r2方向の傾きは「上に1画素、右に1画素」という傾きである。よって、上実ライン220上で対象画素Tのr2方向に当たるのは画素u3である。また、r2方向の逆方向は「下に1画素、左に1画素」という傾きの左下方向である。よって、下実ライン222上で、対象画素Tから見てr2方向の逆方向にあるのは、画素d1である。したがって、r2方向に対応する局所相関値r(x,2)は、式(22)のとおり画素値u3とd1の差の絶対値であり、画素u3とd1の相関の強さを表している。また、画素u3とd1のx方向の距離は(x+1)−(x−1)=2である。「r2方向」という名称の「2」はこの距離2を表している。
次にl2方向について説明すると、l2方向は左上方向を表し、r2方向と左右対称な方向である。よって、詳しい説明は省略するが、局所相関値l(x,2)は式(23)により定義される。
次にr3方向について説明する。r3方向は右上方向を表すが、r2方向よりもさらに傾きが緩やかである。r3方向に対応する対象画素Tの局所相関値r(x,3)は式(24)により計算される。r(x,3)の第二引数の3は、「r3方向」の「3」に対応する。
r3方向の傾きは「上に1画素、右に1.5画素」という傾きである。よって、上実ライン220上で対象画素Tのr3方向に当たるのは画素u3とu4の境界である。そこで、r1方向の場合と同様にして、画素u3とu4からなるグループU3_4に、画素値u3とu4の平均値を割り当てることにする。あるいは、画素u3とu4の中点に位置し、画素値u3とu4の平均の画素値を有する仮想画素u3_4を仮定する。すると、r(x,1)の計算の場合と同様にして、式(25)が得られる。
また、r3方向の逆方向は「下に1画素、左に1.5画素」という傾きの左下方向である。そして、下実ライン222上で、対象画素Tから見てr3の逆方向にあるのは、画素d0とd1の境界である。そこで、r1方向の場合と同様にして、画素d0とd1からなるグループD0_1に、画素値d0とd1の平均値を割り当てることにする。あるいは、画素d0とd1の中点に位置し、画素値d0とd1の平均の画素値を有する仮想画素d0_1を仮定する。すると、r(x,1)の計算の場合と同様にして、式(26)が得られる。
よって、r3方向に対応する局所相関値r(x,3)は、二つのグループU3_4とD0_1の相関の強さだと解釈することもでき、仮想画素u3_4とd0_1の相関の強さだと解釈することもできる。
次にr4方向について説明する。r4方向は右上方向を表すが、r3方向よりもさらに傾きが緩やかである。r4方向に対応する対象画素Tの局所相関値r(x,4)は式(28)により計算される。なお、r(x,4)の第二引数の4は、「r4方向」の「4」に対応する。
r4方向の傾きは「上に1画素、右に2画素」という傾きである。よって、上実ライン220上で対象画素Tのr4方向に当たるのは画素u4である。また、r4方向の逆方向は「下に1画素、左に2画素」という傾きの左下方向である。よって、下実ライン222上で、対象画素Tから見てr4方向の逆方向にあるのは、画素d0である。したがって、r4方向に対応する局所相関値r(x,4)は、式(28)のとおり画素値u4とd0の差の絶対値であり、画素u4とd0の相関の強さを表している。また、r2方向の場合と同様に、r(x,4)は、画素u4のみからなるグループU4と画素d0のみからなるグループD0との相関であると解釈することもできる。
以上、図5を参照して九つの相関計算方向について、それぞれ局所相関値の計算の仕方とその解釈を説明したが、実施形態によって、考慮すべき相関計算方向の数は任意である。式(14)や(20)と同様の省略のない記法を使うと、一般化した形で右上方向の場合の局所相関値の式を表すことができる。すなわち、1以上の整数mを用いて、以下の式(30)と(31)のように表すことができる。左上方向の場合も同様である。
=|{p(i, x+m-1, y-1)+p(i, x+m, y-1)/2-
{p(i, x-m, y+1)+p(i, x-m+1, y+1)}/2| (30)
r(i, x, y, 2m)=|p(i, x+m, y-1)-p(i, x-m, y+1)| (31)
次に、図4のステップS204で計算する累積相関値について説明する。図2に関して説明したように、累積相関値は、複数の相関計算方向のそれぞれに対応する。つまり、上記で局所相関値を計算したc方向、rj方向、lj方向(j=1,2,3,4)のそれぞれについて累積相関値が定義され、計算される。また、累積相関値は、選択順序方向にしたがって累積されることにより計算される。第一の実施形態では、仮定(h)より、選択順序方向は一つの補間ラインについて「左から右へ」という方向である。つまり、選択順序方向はx座標の値が増す方向である。
L(0, j)=BIG (j=1, 2, 3, 4) (33)
R(0, j)=BIG (j=1, 2, 3, 4) (34)
C(x)=min(L(x-1, 1), C(x-1), R(x-1, 1))+c(x) (35)
R(x, 4)=min(R(x-1, 4), R(x-1, 3))+r(x, 4) (36)
R(x, 3)=min(R(x-1, 4), R(x-1, 3), R(x-1, 2))+r(x, 3) (37)
R(x, 2)=min(R(x-1, 3), R(x-1, 2), R(x-1, 1))+r(x, 2) (38)
R(x, 1)=min(R(x-1, 2), R(x-1, 1), C(x-1))+r(x, 1) (39)
L(x, 4)=min(L(x-1, 4), L(x-1, 3))+l(x, 4) (40)
L(x, 3)=min(L(x-1, 4), L(x-1, 3), L(x-1, 2))+l(x, 3) (41)
L(x, 2)=min(L(x-1, 3), L(x-1, 2), L(x-1, 1))+l(x, 2) (42)
L(x, 1)=min(L(x-1, 2), L(x-1, 1), C(x-1))+l(x, 1) (43)
これらの式において、min(a,b)はa,bの最小値を表し、min(c,d,e)はc,d,eの最小値を表す。また、BIGは、累積相関値として実際にありうる値の上限よりも大きな任意の定数である。上記の式を数学的なモデルと見なす場合は、BIGは無限大に相当する。したがって、BIGにどのような値を足してもその結果はBIGであると見なし、例えば、次の式(44)のように計算することにする。
=min(L(0, 3), L(0, 2), L(0, 1))+l(1, 2)
=min(BIG, BIG, BIG)+l(1, 2)
=BIG+l(1, 2)
=BIG (44)
次に、累積相関値の意味について説明する。上記の再帰的な定義から分かるように、累積相関値は、(x,y)に位置する対象画素Tよりも左側の局所相関値を累積加算して得られる値である。局所相関値は、上記の定義から非負であり、相関が大きいほど値が小さい。よって、局所相関値を累積加算して得られる累積相関値も、非負であり、相関が大きいほど値が小さい。したがって、式(35)〜(43)において関数minを用いるのは、二つまたは三つの累積相関値のうちで相関が最大のものを選択することを示し、BIGは相関が無限小であることを示す。
・ 注目している相関計算方向dに近い一つ以上の相関計算方向と、相関計算方向d自体とを、関連方向として予め相関計算方向dに対応づけておく。
この2点は、直観的には、現在注目している相関計算方向dに近い方向に対応する相関が、対象画素Tよりも左側において強い傾向か弱い傾向かを表す。ここでは、ある相関計算方向dでの相関が強ければ、その相関計算方向dに近い別の相関計算方向d’においても、相関が比較的強いことを暗黙に仮定している。
以上で、局所相関値と累積相関値の定義と意味を説明したので、次に、実際の計算手順について説明する。図7は、図4のステップS204で行う相関値計算のフローチャートである。図7は、上記の式で定義された局所相関値と累積相関値を、局所相関値計算部204と累積相関値計算部205がそれぞれ計算する処理を表す。
ステップS302で、局所相関値計算部204はkがnより大きいか否かを判定する。kがnより大きければ判定は「Yes」となり、対象画素Tについての局所相関値の計算は終了して、ステップS306に移行する。kがn以下なら判定は「No」となり、ステップS303に移行する。
)のように定義することによって、(x,y)に位置する対象画素Tについての局所相関値を、統一的な表記「v(k)」により表す。例えば、v(−3)=l(x,3)であり、v(2)=r(x,2)である。
v(k)=c(x) (k=0) (46)
v(k)=r(x, k) (k>0) (47)
ステップS303に続くステップS304において、局所相関値計算部204は、現在の変数kの値が示す相関計算方向に対応する、対象画素Tについての局所相関値v(k)を計算し、格納部201に格納する。つまり、局所相関値計算部204は、上述した局所相関値の定義にしたがって、対象フィールド画像Fi内の画素のうち局所相関値の計算に必要な複数の画素の画素値を格納部201から読み出し、それらの画素値に基づいて局所相関値を計算し、格納部201に格納する。
ステップS307〜S314は、変数kの値を変えて繰り返し実行されるループである。このループは、各相関計算方向について累積相関値が計算されることを表す。
V(x, k)=C(x) (k=0) (49)
V(x, k)=R(x, k) (k>0) (50)
ステップS309〜S313は、kの値によって異なる定義に基づいて累積相関値を累積相関値計算部205が算出し、格納部201に格納するステップである。
すなわち、過去に計算されて格納部201に格納された累積相関値V(x−1,k)とV(x−1,k+1)を累積相関値計算部205が格納部201から読み出す。累積相関値計算部205は二者のうちの最小値を選択する。なお、上記の「過去に計算されて」とは、具体的には、図4において現在実行中のステップS204の直前のループで実行されたステップS204を示す。累積相関値計算部205はまた、ステップS304で計算され格納部201に格納された局所相関値v(k)を読み出し、選択した最小値とv(k)を加算することによってV(x,k)を算出し、格納部201に格納する。そして処理はステップS314に移行する。
ステップS313において、累積相関値計算部205は、累積相関値V(x,k)を計算する。ステップS313が実行されるのは−n<k<nの場合である。つまり、変数kにより示される相関計算方向に対して、三つの関連方向が定義されている。よって、V(x,k)は式(53)により定義される。
式(53)は式(35)、(37)〜(39)、(41)〜(43)の一般化である。累積相関値計算部205の動作は、格納部201から読み出す累積相関値の数が違う点以外は、ステップS310と同様なので、説明を省略する。ステップS313の実行後、処
理はステップS314に移行する。
ところで、累積相関値は、対象画素よりも左側の相関の傾向を反映する値だが、計算に必要な計算機資源の量はそれほど多くない。つまり、式(51)〜(53)に示したように、累積相関値は最小値の選択と加算を行うだけで算出可能である。このように定義された累積相関値は、例えばxの値や相関計算方向の数にしたがって計算量が指数的に増大するようなことがない。
なお、ここでkは予め決められた定数であり、1.0から2.0程度の範囲の値であることが好ましい。なお、詳しくは後述するが、上記の2.0は理論的な境界値ではなく、実験によって経験的に得られた概数である。よって、kが上記の範囲外の値であってもよい。
(1a) 対象画素から見てdirの方向にある、上実ライン220上の、一つ以上の実画素からなるグループを特定する。
(2a) 対象画素から見てdirの逆方向にある、下実ライン222上の、一つ以上の実画素からなるグループを特定する。
(3a) それら二つのグループに含まれる複数の実画素を、対象画素の補間用画素として決定する。
(1b) 対象画素から見てdirの方向にある、上実ライン220上の、一つの実画素または一つの仮想画素を特定する。
(2b) 対象画素から見てdirの逆方向にある、下実ライン222上の、一つの実画素または一つの仮想画素を特定する。
(3b)(1b)と(2b)で特定した二つの実画素、または(1b)と(2b)で特定した二つの仮想画素を、対象画素の補間用画素として決定する。
、d1が対象画素Tの補間用画素として決定される。
一方、ステップS403の判定が「No」のとき、ステップS405においてフィールド内補間用画素決定部209が、フィールド内補間方向をc方向に決定する。つまり、対象画素の真上の画素u2と真下の画素d2が、対象画素の補間用画素として決定される。これは、ステップS404で説明した(1a)〜(3a)、(1b)〜(3b)においてdir=cと読み変えた動作である。フィールド内補間方向の決定後、処理はステップS406に移行する。
図9の例では、画素u3とd1はいずれも黒いので、式(55)により画素値Tが計算された対象画素Tも、黒く補間されている。
なお、式(17)および(18)を使って、式(56)を式(57)のように変形することもできる。
式(57)は、対象画素Tの補間用画素を二つの仮想画素u2_3、d1_2であると見なす、という解釈による式である。式(57)は、その二つの補間用画素の画素値の平均が、対象画素Tの画素値Tであることを表す。式(56)と(57)は異なる解釈にしたがって異なる形式で表現されているが、実質的な内容は同じである。
フィールド内補間方向として選ばれやすくするバイアスをかけている。
定している。よって、各対象画素に対して、このようにして選択されたdirに基づいて、ステップS402〜S405にしたがって、実際のフィールド内補間方向が決定される。図10の右側は、決定されたフィールド内補間方向を両向きの矢印により示している。図10の中央と右側の比較から分かるとおり、この例では、ステップS403で「No」と判定された対象画素は存在しない。
図2のステップS101は、図4において変数xとyへの代入を行うステップS201、S208、S209に対応する。
関値一覧表240では小数点以下を四捨五入して示している。局所相関値一覧表240の空欄は、定義上、計算不能なことを表す。なお、局所相関値一覧表240は説明のための表であり、局所相関値一覧表240に示したすべての累積相関値が同時に格納部201に格納されているわけではない。図11の方法では、局所相関値が最も小さく、したがって局所相関が最も大きな方向がフィールド内補間方向に決定される。各対象画素について、五つの相関計算方向のうち最も局所相関値が小さい方向を、局所相関値一覧表240内では灰色で示した。
=min(0, 48, 95)+45
=0+45
=45 (58)
式(58)において関数minにより選択されるのはR(2,2)を表す0という値である。よって、累積相関値一覧表242において、R(2,2)を表す0から、R(3,1)を表す45へと、太線が引かれている。
補間方向はc方向に決定される。
る場合がある。なぜなら、その境を越えても、以前のフィールド内補間方向の影響を受けてフィールド内補間方向が決定されるからである。例えばその境の近傍のある対象画素において一度補間誤りが発生すると、その補間誤りが広範囲に影響を与え、広範囲で連鎖的に補間誤りが発生する。
は、後述のとおり対象画素の補間のために補間済みのフィールド画像も必要なので、図15では、補間済みフィールド画像も格納部201に格納される点を明示した。なお、図中では、先行フィールド画像Fi−1を補間して得られた補間済みフィールド画像を符号「Gi−1」で参照し、対象フィールド画像Fiから得られた、一部の画素のみ補間済みで一部の画素はまだ補間されていない画像を符号「Gi’」で参照している。なお、画像全体の補間が完了したか否かはあまり重要ではないので、画像Gi’も、「補間済みフィールド画像」と呼ぶことにする。また、図15には示していないが、対象フィールド画像Fiのすべての補間ライン上のすべての画素についての補間が完了して得られる補間済みフィールド画像を、以下では符号「Gi」で参照する。
る。
07で算出した時間相関値を利用して静動判定が行われ、時刻tiにおける対象画素の近傍に動きがあるか否かが判定される。
ステップS509は、静動判定で動きが検出された場合に実行され、フィールド内補間とフィールド間補間を組み合わせた混合補間が行われる。混合補間の詳細は図23のフローチャートとあわせて後述するが、概要は次のとおりである。
m1=q(i, x-1, y) (60)
rel_skewは仮補間方向dirに応じて定義され、dir=cのときrel_skewは式(61)のとおりである。
ここで、αは右辺の第1項と第2項それぞれのrel_skewに対する寄与を調節する係数であり、0≦α≦1である。経験的には、αが0.5〜0.75の範囲であることが望ましい。αは、実施形態に応じて値が予め指定された定数でもよく、ユーザに指定させてもよい。
f(a, b)=(a+b)/2 (63)
式(62)のように関数maxを用いると、式(61)において|u1−m1|と|d1−m1|のうち一方でも大きな値であれば、その大きな値がrel_skewに反映される。よって、式(62)は、画素値の差をより敏感にrel_skewに反映するバイアスを表している。
rel_skew=α×|u2-d3|+(1-α)×f(|u1-m1|, |d2-m1|) (64)
式(64)における定数αおよび関数fは、式(61)と同様である。つまり、どの仮補間方向dirに対しても、同じ定数αおよび関数fを用いて、空間相関値rel_skewが定義される。
skewの計算に用いる画素がどのような位置関係にあるかという点である。
・両者とも対象画素Tの近傍にある。
・第一の画素は上実ライン220上にあり、第二の画素は下実ライン222にある。
換言すれば、dir=l1のとき、これらの条件をすべて満たす位置関係にある二つの実画素を利用して、rel_skewが計算される。第二の実施形態では、上記の三つの条件を満たす二つの実画素の組のうち、画素u2とd3の組が使われる。
・対象画素Tの左隣の補間済み画素m1と、補間済み画素m1から見てl2方向の逆方向にある下実ライン222上の実画素d2の組。
rel_skew=α×|u3-d2|+(1-α)×f(|u2-m1|, |d1-m1|) (65)
図5で説明した局所相関値と異なり、補間済み画素値を考慮した空間相関値であるrel_skewの計算は、左右対称ではない。つまり、l1方向とr1方向は左右対称な方向だが、l1方向に対応する式(64)とr1方向に対応する式(65)は左右非対称である。
すなわち、式(65)の第1項は、次の三つの条件をすべて満たす位置関係にある二つの実画素同士の相関を表す。
・第一の画素は上実ライン220上にあり、第二の画素は下実ライン222にある。
・第二の画素から見て第一の画素はr1方向にある。すなわち、第一の画素から見て第二の画素はr1方向の逆方向にある。
・対象画素Tの左隣の補間済み画素m1と、補間済み画素m1から見てc方向の逆方向にある下実ライン222上の実画素d1。
rel_skew=α×|u1-d3|+(1-α)×f(|u0-m1|, |d2-m1|) (66)
式(66)の第1項も、対象画素Tの近傍にある二つの実画素の相関を表している。そして、その二つの実画素は、一方が上実ライン220上にあり、他方が下実ライン222上にあり、前者が後者から見てl2方向にある、という位置関係である。また、第2項は、次の二組の画素を利用して計算される。
・対象画素Tの左隣の補間済み画素m1と、補間済み画素m1から見てl2方向の逆方向にある下実ライン222上の実画素d2の組。
rel_skew=α×|u3-d1|+(1-α)×f(|u2-m1|, |d0-m1|) (67)
式(67)の第1項も、対象画素Tの近傍にある二つの実画素の相関を表している。そして、その二つの実画素は、一方が上実ライン220上にあり、他方が下実ライン222上にあり、前者が後者のから見てr2方向にある、という位置関係である。また、第2項は、次の二組の画素を利用して計算される。
・対象画素Tの左隣の補間済み画素m1と、補間済み画素m1から見てr2方向の逆方向にある下実ライン222上の実画素d0の組。
dir=lj,j=2m−1のとき
rel_skew
=α×|p(i, x-m+1, y-1)-p(i, x+m, y+1)|+
(1-α)×f(|p(i, x-m , y-1)-q(i, x-1, y)|,
|p(i, x+m-1, y+1)-q(i, x-1, y)|) (68)
dir=rj,j=2m−1のとき
rel_skew
=α×|p(i, x+m, y-1)-p(i, x-m+1, y+1)|+
(1-α)×f(|p(i, x+m-1, y-1)-q(i, x-1, y)|,
|p(i, x-m , y+1)-q(i, x-1, y)|) (69)
dir=lj,j=2mのとき
rel_skew
=α×|p(i, x-m, y-1)-p(i, x+m, y+1)|+
(1-α)×f(|p(i, x-m-1, y-1)-q(i, x-1, y)|,
|p(i, x+m-1, y+1)-q(i, x-1, y)|) (70)
dir=rj,j=2mのとき
rel_skew
=α×|p(i, x+m, y-1)-p(i, x-m, y+1)|+
(1-α)×f(|p(i, x+m-1, y-1)-q(i, x-1, y)|,
|p(i, x-m-1, y+1)-q(i, x-1, y)|) (71)
すなわち、空間相関値rel_skewは、仮補間方向dirに応じた、対象画素Tとの特定の相対位置にある画素同士の相関を表し、少なくとも一つの補間済み画素の補間済み画素値を利用して計算される。
式(72)の右辺は、式(61)の右辺とまったく同じであり、rel_xyは、dir=cの場合のrel_skewに等しい。後述するように、混合補間部302内のフィールド内補間用画素決定部209が決定するフィールド内補間方向は、仮補間方向dirまたはc方向である。rel_xyの計算は、フィールド内補間方向がc方向に決定される場合に備えて行われる。
考慮することによって、より適切に空間相関を表す空間相関値が得られる。適切な空間相関値を得ることにより、適切な補間が行われることについては、図24とあわせて後述する。
図19は、時刻t=tiに対応する対象フィールド画像Fiにおいて(x,y)に位置する対象画素Tを補間する場合の説明である。図19には、対象画素Tの近傍について、先行フィールド画像Fi−1、対象フィールド画像Fi、後続フィールド画像Fi+1を示した。図19では、実ライン上の実画素は実線で示し、補間ライン上の画素は点線で示した。
・先行フィールド画像Fi−1において、対象画素Tと同じ位置、すなわち(x,y)に位置する実画素と、その画素値を符号「b」により参照する。
・対象フィールド画像Fiにおいて、対象画素Tの下隣、すなわち(x,y+1)に位置する実画素と、その画素値を符号「d」により参照する。
・先行フィールド画像Fi−1において、画素dと同じ位置、すなわち(x,y+1)に位置する補間済み画素と、その補間済み画素値を符号「d’」により参照する。
b=p(i-1, x, y) (73)
f=p(i+1, x, y) (74)
u=p(i, x, y-1) (75)
d=p(i, x, y+1) (76)
u’=q(i-1, x, y-1) (77)
d’=q(i-1, x, y+1) (78)
時間相関値rel_xtは、対象画素Tの位置における先行フィールド画像Fi−1と後続フィールド画像Fi+1との相関であり、式(79)により定義される。
また、時間相関値rel_ytは、対象画素Tの上下の位置における先行フィールド画像Fi−1と対象フィールド画像Fiとの相関であり、式(80)により定義される。
画素uとdは対象画素Tの近傍にあるので「近傍画素」と呼ぶことにすると、式(80)は、対象フィールド画像Fiに含まれる近傍画素と、先行フィールド画像Fi−1中でその近傍画素と同じ位置にある補間済み画素との相関である。
l_ytの双方を相補的に用いることが望ましい。なぜなら、rel_ytは、上記のように速い動きを検出可能とするのでrel_xtよりも時間分解能に優れているが、垂直分解能はrel_xtよりも劣るためである。つまり、rel_xtの計算に用いる画素の広がりは、垂直方向すなわちy方向に1画素分しかないが、rel_ytの計算に用いる画素は、垂直方向に3画素分の範囲に存在する。そのため、rel_ytの垂直分解能はrel_xtよりも劣る。
・先行フィールド画像Fi−1において、画素dと同じ位置、すなわち(x−1,y+1)に位置する補間済み画素と、その補間済み画素値を符号「d’」により参照する。
u=p(i, x+1, y-1) (81)
d=p(i, x-1, y+1) (82)
u’=q(i-1, x+1, y-1) (83)
d’=q(i-1, x-1, y+1) (84)
このように定義された画素uとdの位置は、図5と比較すれば明らかなとおり、r2方向に対応する。よって、補間済み画素u’とd’の位置も、r2方向に対応する。
rel_yt2=f(|u-u’|, |d-d’|) (85)
式(85)における関数fとして、例えば式(62)や(63)に示した関数を用いる
ことができる。すなわち、式(85)における関数fは式(80)における関数fと同様の機能を果たす。
u1=p(i, x+1, y-1) (86)
u2=p(i, x+2, y-1) (87)
d1=p(i, x-2, y+1) (88)
d2=p(i, x-1, y+1) (89)
u1’=q(i-1, x+1, y-1) (90)
u2’=q(i-1, x+2, y-1) (91)
d1’=q(i-1, x-2, y+1) (92)
d2’=q(i-1, x-1, y+1) (93)
このように定義された画素u1、u2、d1、d2の位置は、図5と比較すれば明らかなとおり、r3方向に対応する。よって、補間済み画素u1’、u2’、d1’、d2’の位置も、r3方向に対応する。また、図21Aと同様に図21Bも、xyt座標系を使った模式図311を含む。
rel_yt2=f((|u1-u1’|+|u2-u2’|)/2, (|d1-d1’|+|d2-d2’|)/2) (94)
式(94)における関数fは、式(85)の関数fと同一の関数である。
u=p(i, x+m, y-1) (95)
d=p(i, x-m, y+1) (96)
u’=q(i-1, x+m, y-1) (97)
d’=q(i-1, x-m, y+1) (98)
同様に、dir=ljでありj=2mのとき、rel_yt2は、式(81)〜(84)を次の式(99)〜(102)に置き換えて式(85)により計算される。
d=p(i, x+m, y+1) (100)
u’=q(i-1, x-m, y-1) (101)
d’=q(i-1, x+m, y+1) (102)
dir=rjでありj=2m−1のとき、rel_yt2は、式(86)〜(93)を次の式(103)〜(110)に置き換えて式(94)により計算される。
u2=p(i, x+m, y-1) (104)
d1=p(i, x-m, y+1) (105)
d2=p(i, x-m+1, y+1) (106)
u1’=q(i-1, x+m-1, y-1) (107)
u2’=q(i-1, x+m, y-1) (108)
d1’=q(i-1, x-m, y+1) (109)
d2’=q(i-1, x-m+1, y+1) (110)
同様に、dir=ljでありj=2m−1のとき、rel_yt2は、式(86)〜(93)を次の式(111)〜(118)に置き換えて式(94)により計算される。
u2=p(i, x-m+1, y-1) (112)
d1=p(i, x+m-1, y+1) (113)
d2=p(i, x+m, y+1) (114)
u1’=q(i-1, x-m, y-1) (115)
u2’=q(i-1, x-m+1, y-1) (116)
d1’=q(i-1, x+m-1, y+1) (117)
d2’=q(i-1, x+m, y+1) (118)
なお、図5から明らかなように、c方向は、r0方向と見なすこともでき、l0方向と見なすこともできる。よって、式(95)〜(98)においてm=0を代入すれば、dir=cのときのrel_yt2を式(85)により計算することができる。
次に、rel_yt2を計算する理由を、図22を参照して説明する。図22は図20と類似の図である。また、図22はdir=r2の場合の例であり、符号u、d、u’、d’は図21Aと同様の画素を表している。なお、×印で表した対象画素、画素b、画素fは、図19と同様である。
rel_yt < timeth (120)
rel_yt2 < timeth (121)
一般的に述べるなら、式(119)〜(121)は、異なるフィールド画像において同じ位置にある画素同士の相関が大きい場合に成立する。すなわち、これらの式は、動きがまったくないか、わずかな動きしかないために、フィールド間の相関が大きい場合に成立する。よって、本実施形態では、式(119)〜(121)のすべてが成立するときに静止と判定され、それ以外の場合に動きがあると判定される。
603、S604はそれぞれ、図8のステップS403、S404、S405と同様なので、説明を省略する。ステップS603またはS604の実行後、処理はステップS605に移行する。
相関値の割合を示すことが理解されるだろう。
次に、上記の混合補間における、時間相関値および空間相関値と重み係数w_t、w_sとの関係を、図24を参照して説明する。図24の左の表は、時間相関値と空間相関値の値の組み合わせを示し、右の表は、その組み合わせに対応する重み係数の値の大きさを示す。
また、第二の実施形態では、時間相関値と空間相関値の双方とも相関が大きいほど値が
小さい。そして、上記のrel_xt、rel_yt、rel_yt2、rel_xy、rel_skewの定義から明らかなとおり、これらの値が取りうる最小値と最大値は共通である。すなわち、その共通の最小値は0である。また、上記(e)の仮定から、画素値は0以上100以下なので、二つの画素の画素値の差の絶対値は、最大で100である。よって、上記の共通の最大値はいずれも100である。よって、以下のことが成り立つ。
動装置408を備え、これらのすべてがバス409によって接続されている。
記憶装置407またはROM402には、本発明によるプログラム、例えば、図4、7、8の処理または図16、7、23の処理をコンピュータに実行させるプログラムが格納されている。そのプログラムをCPU401が実行することにより、図25のコンピュータが補間方法決定装置100、画素値補間装置200、画素値補間装置300のいずれかとして動作する。
変形の第一の観点は、カラー画像への適用である。第一および第二の実施形態では、説明を簡単にするため、上記(e)のとおり、各画素が一つの画素値により表されると仮定していた。この仮定は、輝度を画素値とするグレースケールのモノクロ画像の場合に成立する。
ータのディスプレイで用いられるRGB表色系では、赤を表すR、緑を表すG、青を表すBの三つの画素値により各画素が表される。また、テレビ放送で用いられるYCbCr表色系では、輝度信号Yと、二つの色差信号CbおよびCrの合計三つの画素値により各画素が表される。
最も簡単な変形例は、補間方法の決定に1種類の画素値のみを用いる方法である。補間方法の決定に用いる画素値は人間の眼の特性に合わせて選択することが望ましい。人間の眼は色の差よりも明るさの差に敏感であり、最も明るさを感じる色は緑色である。よって、YCbCr表色系の場合には輝度信号Yを選択し、RGB表色系の場合には緑を表すGを選択することが好ましい。
1画素、または上実ライン220上の2画素と下実ライン222上の2画素を用いて局所相関値を計算する。しかし、画像のノイズが局所相関値に及ぼす影響を少なくするために、上記の「1画素」を3画素や5画素に拡張し、上記の「2画素」を4画素や6画素に拡張してもよい。
r(x, 1)=(|u1-d0|+|u2-d1|+|u3-d2|+|u4-d3|)/4 (128)
r(x, 1)=(1/8)|u1-d0|+(3/8)|u2-d1|+(3/8)|u3-d2|+(1/8)|u4-d3| (129)
また、上記は水平方向の拡張だが、垂直方向の拡張も可能である。すなわち、上実ライン220よりも上の実ラインや、下実ライン222よりも下の実ラインをも考慮して、局所相関値を計算してもよい。例えば、式(15)を式(130)に置き換えてもよく、式(130)の右辺の三つの項に、それぞれ適当な重み係数を掛けてもよい。c方向以外の方向についても同様に、上実ライン220よりも上の実ラインや、下実ライン222よりも下の実ラインをも考慮する拡張をして、局所相関値を定義することが可能である。
|p(i, x, y-1)-p(i, x, y+1)|+
|p(i, x, y+1)-p(i, x, y+3)| (130)
変形の第四の観点は、時間相関値rel_xtやrel_ytの計算に用いる画素の数である。図19に示したように、対象画素Tの座標が(x,y)のとき、第二の実施形態では、(x,y)に位置する画素の画素値に基づいてrel_xtが計算され、(x,y−1)と(x,y+1)に位置する画素の画素値に基づいてrel_ytが計算される。つまり、rel_xtやrel_ytの計算に用いられる画素の水平方向の広がりは、1画素である。この「1画素」を3画素や5画素に拡張してもよい。
|p(i-1, x, y)-p(i+1, x, y)|+
|p(i-1, x+1, y)-p(i+1, x+1, y)|) (131)
rel_yt=f(|p(i, x-1, y-1)-q(i-1, x-1, y-1)|,
|p(i, x , y-1)-q(i-1, x , y-1)|,
|p(i, x+1, y-1)-q(i-1, x+1, y-1)|,
|p(i, x-1, y+1)-q(i-1, x-1, y+1)|,
|p(i, x , y+1)-q(i-1, x , y+1)|,
|p(i, x+1, y+1)-q(i-1, x+1, y+1)|) (132)
変形の第五の観点は、相関計算方向として考慮する方向の数である。この数は、実施形態に固有の定数でもよく、ユーザが予め指定してもよい。例えば図5には9方向を示したが、相関計算方向として考慮する方向の数は、9より多くても少なくてもよい。しかし、あまり多くの相関計算方向を考慮しても、それほど意味がない。
やかで、水平に近い。例えば図26に示したような45度程度の傾きの模様の場合、ジャギー発生が発生するとジャギーが目立ち、人間の眼には画像が劣化していると感じられる。しかし、水平に近い緩やかな傾きの模様では、従来の方法を用いても、それほど目立つジャギーは発生しない。したがって、緩やかな傾きについて過度に考慮しても、画質向上には寄与しない。
変形の第六の観点は、空間相関値rel_skewの計算に用いる画素である。上記第三の観点と同様に画素数を増やす拡張をしてrel_skewを計算してもよい。また、図17には、相関計算方向ごとにrel_skewの計算に用いる画素を示したが、図17は好ましい一例を示したものである。rel_skewの計算に用いる画素は、仮補間方向dirに応じて、対象画素Tとの相対的な位置関係が特定されればよい。その位置関係が図17の例とは異なる実施形態も可能である。
まり、拡大後の画像のうち、一部の画素は、元の画像に存在する画素の画素値をそのまま継承した画素であり、残りの画素は、元の画像に存在する複数の画素の画素値に基づいて補間された画素である。よって、本発明をその補間に利用することが可能である。
|p(i, x+1, y-n)-p(i, x-1, y+n)|)/2 (133)
ただし、nがあまり大きいと、画素P1〜P4と対象画素が離れすぎてしまう。よって、実験により適切なnの値の範囲を定めることが望ましい。
(付記1)
入力画像に存在せず、一直線上に位置する複数の画素のそれぞれの画素値を補間するための補間方法をコンピュータに決定させる画素値の補間方法決定プログラムであって、
指定された選択順序方向にしたがって順番に、前記複数の画素のうちの一つの画素を、前記補間方法を決定すべき対象画素として選択する対象画素選択ステップと、
指定された複数の相関計算方向のそれぞれについて、前記対象画素から該相関計算方向にある第一の画素の画素値と、該対象画素から該相関計算方向の逆方向にある第二の画素の画素値とに基づいて、前記相関計算方向に対応する局所相関値を計算する局所相関値計算ステップと、
前記複数の画素のうち前記選択順序方向にしたがった順番が先頭の画素である先頭画素に対して与えられる値に基づいて、該先頭画素から前記選択順序方向にしたがって逐次的に前記複数の画素のそれぞれに対して計算される相関値である累積相関値を、前記対象画素に対し、前記複数の相関計算方向のそれぞれについて、該相関計算方向に対応する前記局所相関値と、前記対象画素を選択する直前の前記選択ステップで選択した他の画素についての前記累積相関値とに基づいて計算する累積相関値計算ステップと、
前記複数の相関計算方向のそれぞれに対応する前記累積相関値に基づいて、前記複数の相関計算方向のうちの一つを選択する方向選択ステップと、
前記方向選択ステップで選択した前記相関計算方向に対応する前記局所相関値と前記累積相関値の少なくとも一方に基づいて、前記対象画素の補間のために用いる複数の画素を決定する補間用画素決定ステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とする画素値の補間方法決定プログラム。
(付記2)
前記対象画素と一つの前記相関計算方向の組み合わせに対応する前記第一の画素と前記第二の画素の個数は双方ともN≧1なるN個であり、
互いに対応する該第一の画素および該第二の画素は、前記対象画素からの距離が等しい位置にある、
ことを特徴とする付記1に記載の画素値の補間方法決定プログラム。
(付記3)
前記複数の相関計算方向の各々には、前記複数の相関計算方向のうち当該相関計算方向と近い一つ以上の相関計算方向および当該相関計算方向自体が関連方向として対応づけられており、
前記累積相関値計算ステップでは、前記相関計算方向の前記関連方向の各々に対応して前記他の画素について計算された複数の前記累積相関値に基づいて、前記対象画素についての前記相関計算方向に対応する前記累積相関値が計算される、
ことを特徴とする付記1に記載の画素値の補間方法決定プログラム。
(付記4)
前記累積相関値計算ステップでは、前記関連方向の各々に対応する複数の前記累積相関値のうち、最も相関が高い前記累積相関値が選択され、選択された該累積相関値と前記局所相関値とから、前記対象画素に対する前記累積相関値が計算される、
ことを特徴とする付記3に記載の画素値の補間方法決定プログラム。
(付記5)
前記方向選択ステップでは、複数の前記累積相関値のうち最も相関が高いことを示す前記累積相関値に対応する前記相関計算方向が選択される、
ことを特徴とする付記1に記載の画素値の補間方法決定プログラム。
(付記6)
前記選択順序方向が前記入力画像の水平方向または垂直方向であって、
前記相関計算方向の一つは前記選択順序方向と直角である、
ことを特徴とする付記1に記載の画素値の補間方法決定プログラム。
(付記7)
前記補間用画素決定ステップの決定は、さらに、前記選択順序方向と直角な前記相関値計算方向に対応する前記局所相関値にも基づく、
ことを特徴とする付記6に記載の画素値の補間方法決定プログラム。
(付記8)
前記入力画像がインターレース形式の動画のフィールド画像であり、
前記選択順序方向は、該フィールド画像に存在しないラインに沿った方向である、
ことを特徴とする付記1に記載の画素値の補間方法決定プログラム。
(付記9)
前記入力画像であって補間方法を決定する対象である対象フィールド画像の直前と直後の時刻にそれぞれ対応する先行フィールド画像および後続フィールド画像において、それぞれ前記対象画素の位置または該位置の近傍に存在する画素の画素値に基づいて第一の時間相関値を計算する第一の時間相関値計算ステップ
をさらに前記コンピュータに実行させることを特徴とする付記8に記載の画素値の補間方法決定プログラム。
(付記10)
前記対象画素または該対象画素の近傍が静止しているか動いているかを前記第一の時間相関値に基づいて判定する静動判定ステップをさらに前記コンピュータに実行させることを特徴とする付記9に記載の画素値の補間方法決定プログラム。
(付記11)
前記静動判定ステップで静止と判定された場合に、前記先行フィールド画像または前記後続フィールド画像において前記対象画素と同じ位置にある画素を、前記対象画素の補間に用いる画素として決定するフィールド間補間用画素決定ステップをさらに前記コンピュータに実行させることを特徴とする付記10に記載の画素値の補間方法決定プログラム。(付記12)
前記静動判定ステップで動いていると判定された場合に、前記方向選択ステップおよび前記補間用画素決定ステップによって、前記対象画素の補間に用いる前記複数の画素が決定されることを特徴とする付記10に記載の画素値の補間方法決定プログラム。
(付記13)
前記補間用画素決定ステップによって前記対象フィールド画像内の複数の画素を決定し、決定した該複数の画素の画素値に基づいてフィールド内補間値を計算するフィールド内補間値計算ステップと、
前記先行フィールド画像において前記対象画素と同じ位置にある画素と、前記後続フィールド画像において前記対象画素と同じ位置にある画素の少なくとも一方の画素値に基づいてフィールド間補間値を計算するフィールド間補間値計算ステップと、
前記フィールド内補間値および前記フィールド間補間値に基づいて前記対象画素に割り当てるべき混合補間値を計算する混合補間値計算ステップと、
をさらに前記コンピュータに実行させることを特徴とする付記9に記載の画素値の補間方法決定プログラム。
(付記14)
前記混合補間値計算ステップは、
第一の重み係数と第二の重み係数を計算する重み係数計算ステップと、
前記フィールド内補間値と前記第一の重み係数の積と、前記フィールド間補間値と前記第二の重み係数の積との和を、前記混合補間値として計算する重み付け和計算ステップと、
を含むことを特徴とする付記13に記載の画素値の補間方法決定プログラム。
(付記15)
前記対象フィールド画像において前記近傍内に存在する近傍画素の画素値と、前記先行フィールド画像において前記近傍画素と同じ位置にあって補間済みの補間済み画素の画素値とに基づいて、第二の時間相関値を計算する第二の時間相関値計算ステップを前記補間方法決定プログラムがさらに前記コンピュータに実行させる、
ことを特徴とする付記13に記載の画素値の補間方法決定プログラム。
(付記16)
前記複数の相関計算方向のそれぞれについて、該相関計算方向に対応する複数の前記近傍画素の前記位置が定められ、
前記第二の時間相関値計算ステップでは、前記方向選択ステップで選択された前記相関計算方向に対応する前記第二の時間相関値が計算される、
ことを特徴とする付記15に記載の画素値の補間方法決定プログラム。
(付記17)
前記複数の相関計算方向のそれぞれについて、前記対象フィールド画像において該相関計算方向に対応する複数の画素の位置が定められ、
該複数の画素は、前記対象フィールド画像に存在する画素と、前記対象フィールド画像に存在しない画素のうち以前の前記対象画素選択ステップで選択され画素値が補間された画素の双方を含み、
前記複数の画素の前記画素値に基づいて空間相関値を計算する空間相関値ステップを前記補間方法決定プログラムがさらに前記コンピュータに実行させる、
ことを特徴とする付記13に記載の画素値の補間方法決定プログラム。
(付記18)
前記入力画像が、拡大すべき画像であり、
前記入力画像に存在せず、拡大された画像に補われるべき複数の画素が、前記対象画素選択ステップにおいて順に選択される、
ことを特徴とする付記1に記載の画素値の補間方法決定プログラム。
(付記19)
入力画像に存在せず、一直線上に位置する複数の画素のそれぞれの画素値を補間するための補間方法を決定する画素値の補間方法決定装置であって、
指定された選択順序方向にしたがって順番に、前記複数の画素のうちの一つの画素を、前記補間方法を決定すべき対象画素として選択する対象画素選択手段と、
指定された複数の相関計算方向のそれぞれについて、前記対象画素から該相関計算方向
にある第一の画素の画素値と、該対象画素から該相関計算方向の逆方向にある第二の画素の画素値とに基づいて、前記相関計算方向に対応する局所相関値を計算する局所相関値計算手段と、
前記複数の画素のうち前記選択順序方向にしたがった順番が先頭の画素である先頭画素に対して与えられる値に基づいて、該先頭画素から前記選択順序方向にしたがって逐次的に前記複数の画素のそれぞれに対して計算される相関値である累積相関値を格納する格納手段と、
前記複数の相関計算方向のそれぞれについて、該相関計算方向に対応する前記局所相関値と、前記格納手段に格納されている、前記対象画素を選択する直前に選択した他の画素についての前記累積相関値とに基づいて、前記対象画素についての該相関計算方向に対応する前記累積相関値を計算し、前記格納手段に格納する累積相関値計算手段と、
前記複数の相関計算方向のそれぞれに対応する前記累積相関値に基づいて、前記複数の相関計算方向のうちの一つを選択する方向選択手段と、
前記方向選択手段が選択した前記相関計算方向に対応する前記局所相関値と前記累積相関値の少なくとも一方に基づいて、前記対象画素の補間のために用いる複数の画素を決定する補間用画素決定手段と、
を備える画素値の補間方法決定装置。
(付記20)
入力画像に存在せず、一直線上に位置する複数の画素のそれぞれの画素値を補間するための補間方法をコンピュータが決定する画素値の補間方法決定方法であって、
指定された選択順序方向にしたがって順番に、前記複数の画素のうちの一つの画素を、前記補間方法を決定すべき対象画素として選択する対象画素選択ステップと、
指定された複数の相関計算方向のそれぞれについて、前記対象画素から該相関計算方向にある第一の画素の画素値と、該対象画素から該相関計算方向の逆方向にある第二の画素の画素値とに基づいて、前記相関計算方向に対応する局所相関値を計算する局所相関値計算ステップと、
前記複数の画素のうち前記選択順序方向にしたがった順番が先頭の画素である先頭画素に対して与えられる値に基づいて、該先頭画素から前記選択順序方向にしたがって逐次的に前記複数の画素のそれぞれに対して計算される相関値である累積相関値を、前記対象画素に対し、前記複数の相関計算方向のそれぞれについて、該相関計算方向に対応する前記局所相関値と、前記対象画素を選択する直前の前記選択ステップで選択した他の画素についての前記累積相関値とに基づいて計算する累積相関値計算ステップと、
前記複数の相関計算方向のそれぞれに対応する前記累積相関値に基づいて、前記複数の相関計算方向のうちの一つを選択する方向選択ステップと、
前記方向選択ステップで選択した前記相関計算方向に対応する前記局所相関値と前記累積相関値の少なくとも一方に基づいて、前記対象画素の補間のために用いる複数の画素を決定する補間用画素決定ステップと、
を備えることを特徴とする画素値の補間方法決定方法。
A 中心画素領域
A11〜A13、A15〜A17、A31〜A34 破線矢印
A14、A18、A35 実線矢印
A21〜A26 太矢印
B1、B2 周辺画素領域
Fi−1 先行フィールド画像
Fi 対象フィールド画像
Fi+1 後続フィールド画像
Gi−1、Gi、Gi’ 補間済みフィールド画像
H 横線
I インターレース画像
L 直線
P 元画像P
R1〜R4 参照画素
T、T1、T2 対象画素
100 補間方法決定装置
101 格納部
102 対象画素選択部
103 局所相関値計算部
104 累積相関値計算部
105 方向選択部
106 補間用画素決定部
200 画素値補間装置
201 格納部
202 対象画素選択部
203 相関値計算部
204 局所相関値計算部
205 累積相関値計算部
206 静動判定部
207 フィールド内補間部
208 方向選択部
209 フィールド内補間用画素決定部
210 フィールド内補間画素値計算部
211 フィールド間補間部
212 フィールド間補間用画素決定部
213 フィールド間補間画素値計算部
220 上実ライン
221 補間ライン
222 下実ライン
230〜239 計算説明図
240 局所相関値一覧表
241、243、245、247 フィールド内補間方向の説明図
242、246 累積相関値一覧表
244 注目部分
300 画素値補間装置
301 第一空間相関値計算部
302 混合補間部
303 第二空間相関値計算部
304 時間相関値計算部
305 重み係数計算部
306 混合補間画素値計算部
310、311 模式図
401 CPU
402 ROM
403 RAM
404 通信インターフェイス
405 入力装置
406 出力装置
407 記憶装置
408 駆動装置
409 バス
410 可搬型記憶媒体
411 ネットワーク
412 プログラム提供者
413 画像提供者
Claims (7)
- 入力画像に存在せず、一直線上に位置する複数の画素のそれぞれの画素値を補間するための補間方法をコンピュータに決定させる画素値の補間方法決定プログラムであって、
指定された選択順序方向にしたがって順番に、前記複数の画素のうちの一つの画素を、前記補間方法を決定すべき対象画素として選択する対象画素選択ステップと、
指定された複数の相関計算方向のそれぞれについて、前記対象画素から該相関計算方向にある第一の画素の画素値と、該対象画素から該相関計算方向の逆方向にある第二の画素の画素値とに基づいて、前記相関計算方向に対応する局所相関値を計算する局所相関値計算ステップと、
前記複数の画素のうち前記選択順序方向にしたがった順番が先頭の画素である先頭画素に対して与えられる値に基づいて、該先頭画素から前記選択順序方向にしたがって逐次的に前記複数の画素のそれぞれに対して計算される相関値である累積相関値を、前記対象画素に対し、前記複数の相関計算方向のそれぞれについて、該相関計算方向に対応する前記局所相関値と、前記対象画素を選択する直前の前記選択ステップで選択した他の画素についての前記累積相関値とに基づいて計算する累積相関値計算ステップと、
前記複数の相関計算方向のそれぞれに対応する前記累積相関値に基づいて、前記複数の相関計算方向のうちの一つを選択する方向選択ステップと、
前記方向選択ステップで選択した前記相関計算方向に対応する前記局所相関値と前記累積相関値の少なくとも一方に基づいて、前記対象画素の補間のために用いる複数の画素を決定する補間用画素決定ステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とする画素値の補間方法決定プログラム。 - 前記入力画像がインターレース形式の動画のフィールド画像であり、
前記選択順序方向は、該フィールド画像に存在しないラインに沿った方向である、
ことを特徴とする請求項1に記載の画素値の補間方法決定プログラム。 - 前記入力画像であって補間方法を決定する対象である対象フィールド画像の直前と直後の時刻にそれぞれ対応する先行フィールド画像および後続フィールド画像において、それぞれ前記対象画素の位置または該位置の近傍に存在する画素の画素値に基づいて第一の時間相関値を計算する第一の時間相関値計算ステップ
をさらに前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項2に記載の画素値の補間方法決定プログラム。 - 前記補間用画素決定ステップによって前記対象フィールド画像内の複数の画素を決定し、決定した該複数の画素の画素値に基づいてフィールド内補間値を計算するフィールド内補間値計算ステップと、
前記先行フィールド画像において前記対象画素と同じ位置にある画素と、前記後続フィールド画像において前記対象画素と同じ位置にある画素の少なくとも一方の画素値に基づいてフィールド間補間値を計算するフィールド間補間値計算ステップと、
前記フィールド内補間値および前記フィールド間補間値に基づいて前記対象画素に割り当てるべき混合補間値を計算する混合補間値計算ステップと、
をさらに前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項3に記載の画素値の補間方法決定プログラム。 - 前記対象フィールド画像において前記近傍内に存在する近傍画素の画素値と、前記先行フィールド画像において前記近傍画素と同じ位置にあって補間済みの補間済み画素の画素値とに基づいて、第二の時間相関値を計算する第二の時間相関値計算ステップを前記補間方法決定プログラムがさらに前記コンピュータに実行させる、
ことを特徴とする請求項4に記載の画素値の補間方法決定プログラム。 - 入力画像に存在せず、一直線上に位置する複数の画素のそれぞれの画素値を補間するための補間方法を決定する画素値の補間方法決定装置であって、
指定された選択順序方向にしたがって順番に、前記複数の画素のうちの一つの画素を、前記補間方法を決定すべき対象画素として選択する対象画素選択手段と、
指定された複数の相関計算方向のそれぞれについて、前記対象画素から該相関計算方向にある第一の画素の画素値と、該対象画素から該相関計算方向の逆方向にある第二の画素の画素値とに基づいて、前記相関計算方向に対応する局所相関値を計算する局所相関値計算手段と、
前記複数の画素のうち前記選択順序方向にしたがった順番が先頭の画素である先頭画素に対して与えられる値に基づいて、該先頭画素から前記選択順序方向にしたがって逐次的に前記複数の画素のそれぞれに対して計算される相関値である累積相関値を格納する格納手段と、
前記複数の相関計算方向のそれぞれについて、該相関計算方向に対応する前記局所相関値と、前記格納手段に格納されている、前記対象画素を選択する直前に選択した他の画素についての前記累積相関値とに基づいて、前記対象画素についての該相関計算方向に対応する前記累積相関値を計算し、前記格納手段に格納する累積相関値計算手段と、
前記複数の相関計算方向のそれぞれに対応する前記累積相関値に基づいて、前記複数の相関計算方向のうちの一つを選択する方向選択手段と、
前記方向選択手段が選択した前記相関計算方向に対応する前記局所相関値と前記累積相関値の少なくとも一方に基づいて、前記対象画素の補間のために用いる複数の画素を決定する補間用画素決定手段と、
を備える画素値の補間方法決定装置。 - 入力画像に存在せず、一直線上に位置する複数の画素のそれぞれの画素値を補間するための補間方法をコンピュータが決定する画素値の補間方法決定方法であって、
指定された選択順序方向にしたがって順番に、前記複数の画素のうちの一つの画素を、前記補間方法を決定すべき対象画素として選択する対象画素選択ステップと、
指定された複数の相関計算方向のそれぞれについて、前記対象画素から該相関計算方向にある第一の画素の画素値と、該対象画素から該相関計算方向の逆方向にある第二の画素の画素値とに基づいて、前記相関計算方向に対応する局所相関値を計算する局所相関値計算ステップと、
前記複数の画素のうち前記選択順序方向にしたがった順番が先頭の画素である先頭画素に対して与えられる値に基づいて、該先頭画素から前記選択順序方向にしたがって逐次的に前記複数の画素のそれぞれに対して計算される相関値である累積相関値を、前記対象画素に対し、前記複数の相関計算方向のそれぞれについて、該相関計算方向に対応する前記局所相関値と、前記対象画素を選択する直前の前記選択ステップで選択した他の画素についての前記累積相関値とに基づいて計算する累積相関値計算ステップと、
前記複数の相関計算方向のそれぞれに対応する前記累積相関値に基づいて、前記複数の相関計算方向のうちの一つを選択する方向選択ステップと、
前記方向選択ステップで選択した前記相関計算方向に対応する前記局所相関値と前記累積相関値の少なくとも一方に基づいて、前記対象画素の補間のために用いる複数の画素を決定する補間用画素決定ステップと、
を備えることを特徴とする画素値の補間方法決定方法。
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