JP4779469B2 - モータ動力伝達装置 - Google Patents
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Description
或る左右輪にモータ/ジェネレータを結合して必要に応じこれら左右輪をモータ駆動したり、これら左右輪の回転エネルギーを電気エネルギーに変換して蓄電するようになした所謂ハイブリッド車両において、
モータから、これにより駆動されるべき複数車輪へモータ動力を分配して伝達するためのモータ動力伝達装置としては従来、特許文献1に記載のように、平行ギヤを用いてモータ回転を2段減速した後、左右輪に分配するようになしたものが一般的なものとして知られている。
そこで特許文献2に記載のように、遊星歯車組を用いてモータ回転を減速すると共に、該遊星歯車組による差動機能を用いてこの減速回転を左右輪へ分配出力するようにしたものを用いることが考えられる。
なおその他に、特許文献3に記載のごとく、1個のモータからの動力を左右輪駆動力が均等になるよう分配して出力する技術も提案されている。
この点、特許文献3に記載の技術も左右輪駆動力が均等になるような構成であるため、2出力系へのトルク配分を自由に制御することができず、この点に関する問題解決を実現し得ていない。
先ずモータ動力伝達装置は、少なくとも3個の回転要素よりなる第1差動装置および第2差動装置を同軸に配置して具える。
そして、これら第1差動装置および第2差動装置の1回転要素間を相互に結合し、第1差動装置の他の2個の回転要素のうち、一方の回転要素を固定し、他方の回転要素に第1出力軸を結合する。また、第2差動装置の他の2個の回転要素のうち、一方の回転要素に第2出力軸を結合し、他方の回転要素に第1モータ/ジェネレータを結合する。
さらに、第1差動装置の前記他方の回転要素と、少なくとも3個の回転要素よりなる第3差動装置の1回転要素とを結合する。また、第3差動装置の他の2個の回転要素のうち、一方の回転要素に第2差動装置の前記一方の回転要素を結合する。また、第3差動装置の他方の回転要素に第2モータ/ジェネレータを、第2クラッチを介して連結する。
そして、該第2モータ/ジェネレータと、第2差動装置の前記他方の回転要素とを、第1クラッチで連結する。
先ずモータ動力伝達装置は、少なくとも3個の回転要素よりなる第1差動装置および第2差動装置を同軸に配置して具える。
そして、これら第1差動装置および第2差動装置の1回転要素間を相互に結合し、第1差動装置の他の2個の回転要素のうち、一方の回転要素を固定し、他方の回転要素に第1出力軸を結合する。また、第2差動装置の他の2個の回転要素のうち、一方の回転要素に第2出力軸を結合し、他方の回転要素に第1モータ/ジェネレータを結合する。
さらに、前記相互に結合した回転要素と、少なくとも3個の回転要素よりなる第3差動装置の1回転要素とを、第1クラッチを介して結合すると共に、第3差動装置の該1回転要素と、第1差動装置の前記他方の回転要素とを、第2クラッチを介して結合する。
そして、前記第3差動装置の他の2個の回転要素のうち、一方の回転要素に、第2差動装置の前記一方の回転要素を結合し、他方の回転要素に、第2モータ/ジェネレータを結合する。
先ずモータ動力伝達装置は、少なくとも3個の回転要素よりなる第1差動装置および第2差動装置を同軸に配置して具える。
そして、これら第1差動装置および第2差動装置の1回転要素間を相互に結合し、第1差動装置の他の2個の回転要素のうち、一方の回転要素を固定し、他方の回転要素に第1出力軸を結合する。また、第2差動装置の他の2個の回転要素のうち、一方の回転要素に第2出力軸を結合し、他方の回転要素に第1モータ/ジェネレータを結合する。
さらに、少なくとも3個の回転要素よりなる第3差動装置の1回転要素に、第1差動装置の前記他方の回転要素を、第2クラッチを介して連結する。また、第3差動装置の他の2個の回転要素のうち、一方の回転要素に、第2差動装置の前記一方の回転要素を結合する。また、第3差動装置の他方の回転要素に第2モータ/ジェネレータを結合する。
そして、第3差動装置の該他方の回転要素と、第2差動装置の前記他方の回転要素とを、第1クラッチを介して連結する。
先ずモータ動力伝達装置は、少なくとも3個の回転要素よりなる第1差動装置および第2差動装置を同軸に配置して具える。
そして、これら第1差動装置および第2差動装置の1回転要素間を相互に結合し、第1差動装置の他の2個の回転要素のうち、一方の回転要素を固定し、他方の回転要素に第1出力軸を結合する。また、第2差動装置の他の2個の回転要素のうち、一方の回転要素に第2出力軸を結合し、他方の回転要素に第1モータ/ジェネレータを結合する。
さらに、第1差動装置の前記他方の回転要素に、少なくとも3個の回転要素よりなる第3差動装置の1回転要素を結合する。また、第3差動装置の他の2個の回転要素のうち、一方の回転要素に、第2差動装置の前記一方の回転要素を結合する。また、第3差動装置の他方の回転要素に第2モータ/ジェネレータを結合する。
そして、第3差動装置のいずれか2個の回転要素を、第1クラッチを介して連結する。
第1差動装置および第2差動装置を同軸に並置し、これら差動装置の回転要素間の結合関係、および、これら回転要素に対する第1第2モータ/ジェネレータおよび第1第2出力軸の結合関係を、第3差動装置を用いて上記のような結合関係にして、第1モータ/ジェネレータのトルクを第1第2差動装置による減速下に第1第2出力軸へ分配出力し、第2モータ/ジェネレータを用いて当該分配出力の分配したから、
同軸に並置された両差動装置に対し第1および第2モータ/ジェネレータを同軸に配置し得ることとなり、第1および第2モータ/ジェネレータを含めたモータ動力伝達装置が径方向に大型化するのを回避することができる。
高回転化したハイパワーモータが必要な場合においても、当該モータからの回転を確実に、要求される回転数に減速して出力することができ、かかるハイパワーモータを用いるシステムに対しても何ら問題なく適用可能であって用途を限られない。
本発明の各実施例を説明する前に、まず基本構成になるモータ動力伝達装置について説明する。本発明の各実施例はいずれも、基本構成になるモータ動力伝達装置に、種々のクラッチやワンウェイクラッチを取り付けたものであることから、基本構成を先に説明することで、以降の各実施例の理解を容易にするためである。
ケース1内に2個の第1および第2遊星歯車組G1,G2と、第3遊星歯車組G3と、第1および第2モータ/ジェネレータMG1,MG2とを相互同軸に配置して収納する。第1遊星歯車組G1、第2遊星歯車組G2、および第3遊星歯車組G3はそれぞれ、本発明における第1差動装置、第2差動装置、および第3差動装置に相当し、これら第1遊星歯車組G1(第1差動装置)、第2遊星歯車組G2(第2差動装置)、および第3遊星歯車組G3(第3差動装置)をそれぞれ、シングルピニオン遊星歯車組とする。
また、第1モータ/ジェネレータMG1および第2モータ/ジェネレータMG2は、図20に示すように軸方向かつ同軸に配置したものであるが、これらを後述する図4に示すような複合電流二層モータにより構成してもよいことは勿論である。
そして、第3遊星歯車組G3のキャリアC3を第2出力軸Out2に結合し、この第2出力軸Out2を、第3遊星歯車組G3が配置されているケース1の端部より回転自在に突出させ、この第1出力軸Out1を、例えば図示せざる左右前輪用のディファレンシャルギヤ装置、または、左右後輪用のディファレンシャルギヤ装置に結合する。あるいは、右輪用のディファレンシャルギヤ装置に結合する。
第3遊星歯車組G3は更に、サンギヤS3を中空軸4により第2モータ/ジェネレータMG2(ロータr2)に結合する。
前記した通りリングギヤR1およびサンギヤS2が相互に結合されていることから、
第1遊星歯車組G1を構成する回転要素の回転速度順(速い順番か、遅い順番かは変速状態に応じて異なる)は、キャリアC1が固定されているため、サンギヤS 1およびリングギヤR 2の相互結合点よりも図21の左側におけるレバー(同じ符号G1により示した)で示すごとくになり、
第2遊星歯車組G2を構成する回転要素の回転速度順は、サンギヤS 1およびリングギヤR 2の相互結合点よりも図21の右側におけるレバー(同じ符号G2により示した)で示すごとくになる。
また、第3遊星歯車組G3を構成する回転要素の回転速度順は、第3リングギヤR3がリングギヤR1と共に第1出力軸Out1に結合され、キャリアC3がキャリアC2と共に第2出力軸Out2に結合されているため、図21のレバー(同じ符号G3により示した)で示すごとくになる。
を結合し、これらキャリアC2および第2出力軸Out2に第3遊星歯車組G3のキャリアC3を結合する。
そして第3遊星歯車組G3の残りの2回転要素であるリングギヤR3およびサンギヤS3のうち、リングギヤR3は第1出力軸Out1が結合されている第1遊星歯車組G1のリングギヤR1に結合し、サンギヤS3には第2モータ/ジェネレータMG2を結合する。
なお、第1出力軸Out1が駆動する車輪と、第2出力軸Out2が駆動する車輪は、共通する路面に接地して走行するため、第1出力軸Out1の回転数は第2出力軸Out2の回転数と同一になる。
図1は、本発明の第1実施例になるモータ動力伝達装置を示す骨子図である。
図1に基づきこのモータ動力伝達装置の基本構成について説明する。
第1遊星歯車組G1、第2遊星歯車組G2、および第3遊星歯車組G3はそれぞれ、本発明における第1差動装置、第2差動装置、および第3差動装置に相当するもので、これら第1遊星歯車組G1(第1差動装置)、第2遊星歯車組G2(第2差動装置)、および第3遊星歯車組G3(第3差動装置)をそれぞれシングルピニオン遊星歯車組とする。
図1に示すように、ステータst1とロータr1とでモータ/ジェネレータMG1を構成し、ステータst2とロータr2とでモータ/ジェネレータMG2を構成する。
ロータr1の中心には、軸方向に延在する中空軸3を取り付ける。また、ロータr2の中心にも、同じく軸方向に延在する中空軸4を取り付ける。
第1遊星歯車組G1および第2遊星歯車組G2間には、中空軸6を設け、中空軸6の中に第1出力軸Out1を相対回転自在に挿通する。第1遊星歯車組G1のサンギヤS1には中空軸6の一端を結合し、中空軸6の他端には第2遊星歯車組G2のリングギヤR2を結合し、これらサンギヤS1およびリングギヤR2を相互に結合する。
中空軸3,4の中には、中空軸7を相対回転自在に挿通する。
これら第1クラッチCL1および第2クラッチCL2は、多板クラッチや電磁クラッチ等、制御可能なものであればよい。
第1遊星歯車組G1および第2遊星歯車組G2よりなる差動装置は、図2に示した2本のレバーをつないだ1本の中折れ棒として表され、当該差動装置を構成する回転要素の回転数(速度)の絶対値の順(速い順番か、遅い順番かは変速状態に応じて異なる)は、サンギヤS2、リングギヤR2(サンギヤS1)、キャリアC2およびリングギヤR1の順である。
なお、第1出力軸Out1に連結する車輪と、第2出力軸Out2に連結する車輪とが、共通する路面に接地して走行する限り、第3差動装置を構成する回転要素(サンギヤS3、キャリアC3、リングギヤR3)の回転数は、原則として同じであり、これら回転要素の関係は図2に示すような1本の水平棒となる。
主となる駆動源である第1モータ/ジェネレータMG1の出力を第1出力軸Out1および第2出力軸Out2に配分する際には、リングギヤR3に結合する第1出力軸Out1の回転数と, キャリアC3に結合する第2出力軸Out2の回転数とを同じくして、横軸比に応じたトルク配分を行うことができる。
図2の共線図上で、相互に結合した第1サンギヤS1および第2リングギヤR2を除く他の2個の回転要素のうち、第1遊星歯車組G1については、一方の回転要素に相当するキャリアC1をケース1に固定する。また、他方の回転要素に相当するリングギヤR1に第1出力軸Out1を結合する。
第2遊星歯車組G2については、一方の回転要素に相当するキャリアC2に第2出力軸Out2を結合する。また、他方の回転要素に相当するサンギヤS2にに第1のモータ/ジェネレータMG1を結合する。
そして、第2モータ/ジェネレータMG2と、第2遊星歯車組G2の他方の回転要素に相当するサンギヤS2とを、第1クラッチCL1で連結する。
したがって、第3遊星歯車組G3のギヤ比(サンギヤ歯数/リングギヤ歯数)の決定次第で、第1出力軸Out1および第2出力軸Out2間におけるトルク配分割合に関した設定の自由度を高めることができる。
また、第2モータ/ジェネレータMG2を第1出力軸Out1および第2出力軸Out2に結合するための減速機構として遊星歯車組G3を用いることから、減速機構を第1および第2遊星歯車組G1,G2と同軸に配置することができ、径方向の小型化が可能である。
万一、主となる駆動源たる第1モータ/ジェネレータGM1が失陥した場合には、第2クラッチCL2を解放し、第1クラッチCL1を締結する。
これにより、主駆動源たる第1モータ/ジェネレータGM1が失陥しても、図3の共線図に示すように、トルク配分用駆動源たる第2モータ/ジェネレータMG2の回転を減速して、第1出力軸Out1および第2出力軸Out2に伝達することができ、リンプホーム走行を行うことができる。
しかし、この実施例のように、第1クラッチCL1を締結し、第2クラッチCL2を解放することにより、第2モータ/ジェネレータGM2の出力トルクを第2遊星歯車組G2のレバーに入力して、トルク配分のアンバランスを回避しつつリンプホーム走行を行うことができる。
第1クラッチCL1を締結し、第2クラッチCL2を解放してもよい。これにより、トルク配分を任意に制御せず車両が走行する場合には、第1モータ/ジェネレータGM1および第2モータ/ジェネレータMG2の合計出力をサンギヤS2に与えることができ、大トルクで車輪を駆動することができる。
第1出力軸Out1および第2出力軸Out2が高速回転し、第3差動装置のサンギヤS3が、キャリアC3およびリングギヤR3に連れ回されて高回転となる場合には、第2クラッチCL2を解放し得る。
これにより、トルク配分を任意に制御せず車両が高速で走行する場合には、第1出力軸Out1および第2出力軸Out2が高速回転中に、サンギヤS3の回転数が第2モータ/ジェネレータMG2が駆動可能な最大回転数を超えても、第2モータ/ジェネレータMG2の引き摺りトルクが第1出力軸Out1および第2出力軸Out2に入力されるという弊害を除去することができる。
第2および第3遊星歯車組G2,G3の間には、第1および第2モータ/ジェネレータMG1,MG2を同軸に介在させて配置する。
第1および第2モータ/ジェネレータMG1,MG2は、ケース1に固定した共通なステータstを有し、その外周に第2モータ/ジェネレータMG2のロータr2を、また、内周に第1モータ/ジェネレータMG1のロータr1を配置して具える。
ステータstと外側ロータr2とで第2モータ/ジェネレータMG2を構成し、ステータstと内側ロータr1とで第1モータ/ジェネレータMG1を構成し、これら第1および第2モータ/ジェネレータMG1,MG2は複合電流二層モータを構成する。
更に主駆動源たる第1モータ/ジェネレータGM1が失陥しても、図3の共線図に示すように、トルク配分用駆動源たる第2モータ/ジェネレータMG2の回転を減速して、第1出力軸Out1および第2出力軸Out2に伝達することができ、リンプホーム走行を行うことができる。
図5に示す実施例の効果も、常態では図2の共線図で表すことができる。また、第1モータ/ジェネレータGM1失陥時には図3の共線図で表すことができる。
中空軸6には、図4に示す実施例の第1クラッチCL1に代えて、一方向のみの相対回転を許容するワンウェイクラッチOWCを設ける。
これに対し、第1モータ/ジェネレータMG1の失陥時は、クラッチCL2を解放して、第2モータ/ジェネレータMG2の出力を増大させる。そうすると、中空軸4の回転数が上昇する。また、第1モータ/ジェネレータMG1は失陥中であるため、中空軸3の回転数は減少する。そして、ワンウェイクラッチOWCは、中空軸3の回転数が中空軸4の回転数以下となることを規制して、結果的に第2モータ/ジェネレータMG2が中空軸3を介してサンギヤS2を駆動する(図3)。
更に主駆動源たる第1モータ/ジェネレータGM1が失陥しても、図3の共線図に示すように、トルク配分用駆動源たる第2モータ/ジェネレータMG2の回転を減速して、第1出力軸Out1および第2出力軸Out2に伝達することができ、リンプホーム走行を行うことができる。
また、第1クラッチCL1をワンウェイクラッチOWCとすることにより、クラッチCL1を締結するのに必要なピストン機構等を省略して、モータ動力伝達装置の小型化・軽量化を図ることができる。
この第2実施例では、上記した各実施例とは異なる回転要素間に改めて第1および第2クラッチCL1,CL2を設置したことを特徴とする。
これに対し、第2クラッチCL2を解放すると、リングギヤR1および第1出力軸Out1から、軸11を切り離して、軸11をリングギヤR1および第1出力軸Out1に対し相対回転自在とする。
この実施例では、フランジ5の近傍に第2クラッチCL2を配置したことから、第1出力軸Out1を短縮し、第1遊星歯車組G1から第3遊星歯車組G3までにかけては、同軸中心に軸11を設ける。そして、軸11の一端を上記のリングギヤR1と結合し得るようになし、軸11の他端をリングギヤR3と結合する。つまり第2クラッチCL2を締結してリングギヤR1,R3が一体回転するよう両者を結合する。
これら第1クラッチCL1および第2クラッチCL2は、多板クラッチや電磁クラッチ等、制御可能なものであればよい。
なお、図7のモータ動力伝達装置は常態で、図1にモータ動力伝達装置と同様の作用を奏することから、図8に示す共線図は、図2に示すものと同様であることがわかる。
軸11には、第1クラッチCL1に代えて、一方向のみの相対回転を許容するワンウェイクラッチOWCを設ける。
図10に示すように、リングギヤR3は軸11と結合する。また、相互に結合したサンギヤS1およびリングギヤR2はワンウェイクラッチOWCを介して当該軸11と連結する。したがって、軸11の回転数がサンギヤS1およびリングギヤR2の回転数よりも高回転であるというこれら回転数の大小関係のもとでは、ワンウェイクラッチOWCが解放されて、これらの相対回転を許容する。
これに対し、第1モータ/ジェネレータMG1の失陥時は、クラッチCL2を解放して、第2モータ/ジェネレータMG2の出力トルクを増大させる。そうすると図9に示すように、2モータ/ジェネレータMG2と結合する第3遊星歯車組のサンギヤS3の回転数が最も高くなり、その隣りにある回転要素であるキャリアC3の回転数が次に高い回転数となり、第3遊星歯車組G3のレバー上でサンギヤS3から最も離れた回転要素であるリングギヤR3の回転数が逆回転となる。
リングギヤR3の回転数が逆回転となって減少すると、ワンウェイクラッチOWCは、軸11の回転数(すなわちリングギヤR3の回転数)がサンギヤS1およびリングギヤR2の回転数以下となることを規制して、リングギヤR3の回転数がサンギヤS1およびリングギヤR2の回転数と一致する(図9)。
更に主駆動源たる第1モータ/ジェネレータGM1が失陥しても、図9の共線図に示すように、トルク配分用駆動源たる第2モータ/ジェネレータMG2の回転を減速して、第1出力軸Out1および第2出力軸Out2に伝達することができ、リンプホーム走行を行うことができる。
この第3実施例では、上記した第2実施例等(図7,10)の第1クラッチCL1やワンウェイクラッチOWCとは異なる回転要素間に改めてワンウェイクラッチOWCを設置したことを特徴とする。ワンウェイクラッチOWCは、サンギヤS3と、サンギヤS2に結合する中空軸3との間に設けられ、これらの相対回転を一方向のみに許容する。
図11に示すように、サンギヤS2は中空軸3と結合する。また、サンギヤS3はワンウェイクラッチOWCを介して当該中空軸3と連結する。したがって常態では、中空軸3の回転数がサンギヤS3の回転数よりも高回転であるというこれら回転数の大小関係のもとでは、ワンウェイクラッチOWCが解放されて、これらの相対回転を許容する。
なお、前述したように、常態では第2クラッチCL2を締結する。このため、クラッチCL2の締結中は、軸11が出力軸Out1と結合し、リングギヤR1とリングギヤR3との両者は一体に回転する。
第2クラッチCL2は、多板クラッチや電磁クラッチ等、制御可能なものであればよい。
サンギヤS3の回転数が上昇すると、ワンウェイクラッチOWCは、サンギヤS3の回転数が中空軸3の回転数よりも高くなることを規制して、サンギヤS3の回転数がサンギヤS2の回転数と一致する(図13)。
更に主駆動源たる第1モータ/ジェネレータGM1が失陥しても、図13の共線図に示すように、トルク配分用駆動源たる第2モータ/ジェネレータMG2の回転を減速して、第1出力軸Out1および第2出力軸Out2に伝達することができ、リンプホーム走行を行うことができる。
なお、図11に示した第3実施例において、ワンウェイクラッチOWCに代えて、これまでに説明した制御可能なクラッチCL2を設けてもよいこと勿論である。
この第2実施例では、上記した第1実施例の第1クラッチCL1をワンウェイクラッチOWCに置き換え、改めて第2クラッチCL2を設置したことを特徴とする。
これに対し、第1クラッチCL1を解放すると、リングギヤR1および第1出力軸Out1から、軸11を切り離して、軸11がリングギヤR1および第1出力軸Out1に対し相対回転自在とする。
この実施例では、フランジ5の近傍に第1クラッチCL1を配置したことから、第1出力軸Out1を短縮し、第1遊星歯車組G1から第3遊星歯車組G3までにかけては、同軸中心に軸11を設ける。そして、軸11の一端を上記のリングギヤR1と結合し得るようになし、軸11の他端をリングギヤR3と結合する。つまり第2クラッチCL2を締結してリングギヤR1,R3が一体回転するよう両者を結合する。
図14に示すように、サンギヤS2は中空軸3と結合する。また、サンギヤS3は中空軸4とワンウェイクラッチOWCとを順次介して当該中空軸3と連結する。したがって、中空軸3の回転数が中空軸4の回転数よりも高回転であるというこれら回転数の大小関係のもとでは、ワンウェイクラッチOWCが解放されて、これらの相対回転を許容する。
これに対し、第1モータ/ジェネレータMG1の失陥時は、クラッチCL2を解放して、第2モータ/ジェネレータMG2の出力トルクを増大させる。そうすると図13に示すように、リングギヤR3はリングギヤR1から切り離される。また、第2モータ/ジェネレータMG2と結合する第3遊星歯車組のサンギヤS3の回転数が最も高くなり、第3遊星歯車組のレバー上でその隣りにある回転要素であるキャリアC3の回転数が次に高い回転数となり、第3遊星歯車組G3のレバー上でサンギヤS3から最も離れた回転要素であるリングギヤR3の回転数が逆回転となって減少する。
サンギヤS3の回転数が上昇すると、ワンウェイクラッチOWCは、サンギヤS3の回転数が中空軸3の回転数よりも高くなることを規制して、サンギヤS3の回転数がサンギヤS2の回転数と一致する(図13)。
更に主駆動源たる第1モータ/ジェネレータGM1が失陥しても、図13の共線図に示すように、トルク配分用駆動源たる第2モータ/ジェネレータMG2の回転を減速して、第1出力軸Out1および第2出力軸Out2に伝達することができ、リンプホーム走行を行うことができる。
この第4実施例では、図20および前述した基本構成になるモータ動力伝達装置に1個の第1クラッチCL1を設置したことを特徴とする。第1クラッチCL1は、第1入力軸Out1と、サンギヤS2に結合する中空軸7との間に設けられ、これらの締結・解放を行う。
更に主駆動源たる第1モータ/ジェネレータGM1が失陥しても、図17の共線図に示すように、トルク配分用駆動源たる第2モータ/ジェネレータMG2の出力トルクを、第1出力軸Out1および第2出力軸Out2に配分することができ、第1出力軸Out1の回転数および第2出力軸Out2の回転数を同一にリンプホーム走行を行うことができる。
なお、この実施例の他、第3遊星歯車組G3のいずれか2個の回転要素を連結するよう第1クラッチCL1を設けることで、第3遊星歯車組G3のすべての回転要素の回転数を同一にしてリンプホーム走行を行うことができる。
まずステップS1においては、主駆動力源たる第1モータ/ジェネレータMG1の失陥を検知する手段を用いて、第1モータ/ジェネレータMG1が失陥したか否かを判断する。例えば目標駆動電流を通電したにもかかわらず車速が目標車速に達しない等、第1モータ/ジェネレータMG1が正常に作動しない場合、失陥と判断し(Yes)、ステップS2へ進み、失陥時の制御を行う。第1モータ/ジェネレータMG1が正常であれば(No)、ステップS4へ進む。
なお、ステップS2に進む前までは、常態にあるので、第1クラッチCL1を解放し、第2クラッチCL2を締結している。
次のステップS3においては、第2モータ/ジェネレータMG2を用いてリンプホーム走行を行う。なおリンプホーム走行中、トルク配分用駆動源である第2モータ/ジェネレータMG2は、トルク配分用に用いられないため、第1出力軸Out1および第2出力軸Out2間でトルク配分を任意に制御することはできない。
ステップS3の実行後、本制御を抜ける。
ステップS4で第2モータ/ジェネレータMG2が失陥していない(No)と判断すると、図18の制御を抜ける。つまり、第1モータ/ジェネレータMG1および第2モータ/ジェネレータMG2のいずれも正常であるから、第1クラッチCL1を解放し、第2クラッチCL2を締結する常態の制御(第1クラッチCL1を解放、第2クラッチCL2を締結)を行う(図2,8,12)。なお、図11および前述した第3実施例に設けたワンウェイクラッチOWCは、第1クラッチCL1と同等である。
ステップS5においては、第1クラッチCL1を解放し、第2クラッチCL2も解放する。
次のステップS6においては、第1モータ/ジェネレータMG1を用いて走行する。これにより、トルク配分を任意に制御することはできないものの、走行することができる。
ステップS6の実行後、本制御を抜ける。
例えば、第1実施例における上記ステップS4において、車速が、第2モータ/ジェネレータMG2の発揮可能な最大回転数に対応する車速以上か否かを検出するものであってもよい。車速が対応車速を超えるのであれば(Yes)、上記ステップS5へ進み、第2クラッチCL2を解放する。第2クラッチCL2を解放することにより、第2出力軸Out2の高速回転時であっても、第2モータ/ジェネレータMG2の引き摺りトルクが、第3遊星歯車組G3を介して第1出力軸Out1および第2出力軸Out2に入力されるという弊害を除去することができる。
まずステップS1においては、主駆動力源たる第1モータ/ジェネレータMG1の失陥を検知する手段を用いて、第1モータ/ジェネレータMG1が失陥したか否かを判断する。第1モータ/ジェネレータMG1が正常に作動しない場合、失陥と判断し(Yes)、ステップS2へ進み、失陥時の制御を行う。第1モータ/ジェネレータMG1が正常であれば(No)、図19の制御を抜ける。つまり、第1クラッチCL1を解放する常態の制御を行う(図15)。
次のステップS3においては、第2モータ/ジェネレータMG2を駆動させてリンプホーム走行を行う。なお図17に示すようなリンプホーム走行中、第1出力軸Out1の回転数は第2出力軸Out2の回転数と等しくなるため、ディファレンシャルギヤ装置のようにこれらの間で回転数差を発生させることができず、デフロック状態となるものの、目的地または修理工場までの自走が可能になる。
ステップS3の実行後、本制御を抜ける。
G1 第1遊星歯車組(第1差動装置)
G2 第2遊星歯車組(第2差動装置)
G3 第3遊星歯車組(第3差動装置)
S1,S2,S3 サンギヤ(回転要素)
R1,R2,R3 リングギヤ(回転要素)
C1,C2,C3 キャリア(回転要素)
MG1 第1モータ/ジェネレータ
MG2 第2モータ/ジェネレータ
Out1 第1出力軸
Out2 第2出力軸
CL1 第1クラッチ
CL2 第2クラッチ
OWC ワンウェイクラッチ
Claims (11)
- 少なくとも3個の回転要素よりなる第1差動装置および第2差動装置を同軸に配置して具え、これら差動装置の1回転要素間を相互に結合し、第1差動装置の他の2個の回転要素のうち、一方の回転要素を固定し、他方の回転要素に第1出力軸を結合し、第2差動装置の他の2個の回転要素のうち、一方の回転要素に第2出力軸を結合し、他方の回転要素に第1モータ/ジェネレータを結合し、
第1差動装置の前記他方の回転要素に、少なくとも3個の回転要素よりなる第3差動装置の1回転要素を結合し、第3差動装置の他の2個の回転要素のうち、一方の回転要素に第2差動装置の前記一方の回転要素を結合し、
該第3差動装置の他方の回転要素に第2モータ/ジェネレータを、第2クラッチを介して連結し、
該第2モータ/ジェネレータと、第2差動装置の前記他方の回転要素とを、第1クラッチを介して連結したことを特徴とするモータ動力伝達装置。 - 少なくとも3個の回転要素よりなる第1差動装置および第2差動装置を同軸に配置して具え、これら差動装置の1回転要素間を相互に結合し、第1差動装置の他の2個の回転要素のうち、一方の回転要素を固定し、他方の回転要素に第1出力軸を結合し、第2差動装置の他の2個の回転要素のうち、一方の回転要素に第2出力軸を結合し、他方の回転要素に第1モータ/ジェネレータを結合し、
前記相互に結合した回転要素と、少なくとも3個の回転要素よりなる第3差動装置の1回転要素とを、第1クラッチを介して連結し、
第3差動装置の該1回転要素と、第1差動装置の前記他方の回転要素とを、第2クラッチを介して連結し、
前記第3差動装置の他の2個の回転要素のうち、一方の回転要素と、第2差動装置の前記一方の回転要素とを結合し、第3差動装置の他方の回転要素に第2モータ/ジェネレータを結合したことを特徴とするモータ動力伝達装置。 - 請求項2に記載のモータ動力伝達装置において、
前記第1クラッチを、第3差動装置の前記1回転要素の回転数が前記相互に結合した回転要素の回転数よりも小さくならないよう規制するワンウェイクラッチで構成したことを特徴とするモータ動力伝達装置。 - 少なくとも3個の回転要素よりなる第1差動装置および第2差動装置を同軸に配置して具え、これら差動装置の1回転要素間を相互に結合し、第1差動装置の他の2個の回転要素のうち、一方の回転要素を固定し、他方の回転要素に第1出力軸を結合し、第2差動装置の他の2個の回転要素のうち、一方の回転要素に第2出力軸を結合し、他方の回転要素に第1モータ/ジェネレータを結合し、
少なくとも3個の回転要素よりなる第3差動装置の1回転要素に、第1差動装置の前記他方の回転要素を、第2クラッチを介して連結し、第3差動装置の他の2個の回転要素のうち、一方の回転要素に、第2差動装置の前記一方の回転要素を結合し、
該第3差動装置の他方の回転要素に第2モータ/ジェネレータを結合し、
該他方の回転要素と、第2差動装置の前記他方の回転要素とを、第1クラッチを介して連結したことを特徴とするモータ動力伝達装置。 - 請求項1または4に記載のモータ動力伝達装置において、
前記第1クラッチを、第2差動装置の前記他方の回転要素の回転数が第3差動装置の前記他方の回転要素の回転数よりも小さくならないよう規制するワンウェイクラッチで構成したことを特徴とするモータ動力伝達装置。 - 請求項1〜5に記載のモータ動力伝達装置において、
常態で前記第1クラッチを解放し、前記第2クラッチを締結し、
前記第1モータ/ジェネレータの失陥を検出する手段を具え、該失陥時には、前記第2クラッチを解放し、前記第1クラッチを締結するよう構成したことを特徴とするモータ動力伝達装置。 - 請求項1〜6のいずれか1項に記載のモータ動力伝達装置において、
前記第1クラッチを締結し、前記第2クラッチを解放して、前記第1モータ/ジェネレータおよび前記第2モータ/ジェネレータを駆動することを特徴とするモータ動力伝達装置。 - 請求項1〜6に記載のモータ動力伝達装置において、
前記第1クラッチを解放し、前記第2クラッチを締結して、前記第1モータ/ジェネレータが駆動中に、前記第3差動装置の前記残り回転要素の回転数が前記第2モータ/ジェネレータの駆動可能な最大回転数を超える場合には、
第2クラッチを解放するよう構成したことを特徴とするモータ動力伝達装置。 - 請求項1〜7のいずれか1項に記載のモータ動力伝達装置において、
前記第1モータ/ジェネレータが駆動中に、前記第2モータ/ジェネレータを使用しない場合には、前記第2クラッチを解放するよう構成したことを特徴とするモータ動力伝達装置。 - 少なくとも3個の回転要素よりなる第1差動装置および第2差動装置を同軸に配置して具え、これら差動装置の1回転要素間を相互に結合し、第1差動装置の他の2個の回転要素のうち、一方の回転要素を固定し、他方の回転要素に第1出力軸を結合し、第2差動装置の他の2個の回転要素のうち、一方の回転要素に第2出力軸を結合し、他方の回転要素に第1モータ/ジェネレータを結合し、
第1差動装置の前記他方の回転要素に、少なくとも3個の回転要素よりなる第3差動装置の1回転要素を結合し、第3差動装置の他の2個の回転要素のうち、一方の回転要素に、第2差動装置の前記一方の回転要素を結合し、
該第3差動装置の他方の回転要素に第2モータ/ジェネレータを結合し、
第3差動装置のいずれか2個の回転要素を、第1クラッチを介して連結したことを特徴とするモータ動力伝達装置。 - 請求項1〜10のいずれか1項に記載のモータ動力伝達装置において、
前記第1〜第3差動装置を、それぞれシングルピニオン型遊星歯車組の第1〜第3遊星歯車組で構成し、
第1遊星歯車組のサンギヤを第2遊星歯車組のリングギヤに結合し、第1遊星歯車組のキャリアを固定し、第1遊星歯車組のリングギヤを第3遊星歯車組のリングギヤに結合すると共に前記第1出力軸に結合し、第2遊星歯車組のキャリアを第3遊星歯車組のキャリアに結合すると共に第2出力軸に結合し、第2遊星歯車組のサンギヤに前記第1モータ/ジェネレータを結合し、第3遊星歯車組のサンギヤに前記第2モータ/ジェネレータを結合したことを特徴とするモータ動力伝達装置。
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