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JP4745258B2 - 電子制御スロットル装置及び自動二輪車 - Google Patents

電子制御スロットル装置及び自動二輪車 Download PDF

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JP4745258B2 JP2007018079A JP2007018079A JP4745258B2 JP 4745258 B2 JP4745258 B2 JP 4745258B2 JP 2007018079 A JP2007018079 A JP 2007018079A JP 2007018079 A JP2007018079 A JP 2007018079A JP 4745258 B2 JP4745258 B2 JP 4745258B2
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Description

本発明は、ECUで制御されるアクチュエータによりスロットルバルブを開閉し、走行速度を自動で維持するオートクルーズ機能を有する電子制御スロットル装置及び自動二輪車に関するものである。
従来、自動二輪車において、エンジンへの吸気量を変化させるスロットルバルブをECUで制御されるモータにより開度調節し、運転者のスロットルグリップ操作によらずに走行速度を自動で維持するオートクルーズ機能が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この機能を用いれば、運転者が手動操作する通常モードに比べて、運転者の操作負担が軽減されると共に車速変動による燃費低下を防止することが可能となる。
しかし、特許文献1に記載の装置では、スロットルバルブのスロットル軸がスロットルグリップとモータとの両方に対して機械的に接続されており、通常モードでは運転者のスロットル操作量がスロットル軸に直接伝達されるので、吸気量の変動が滑らかにならず運転フィーリングが良好に保てなくなる。また、スロットルグリップが素早く閉操作されてスロットルバルブが閉じると、吸気不足により最適な燃焼バランスが保てずに排気ガス性能も低下する。
そこで、スロットルグリップをスロットル軸に対して機械的に接続せず、通常モードにおいてもグリップポジションセンサで検出されたスロットルグリップの回転量に基づいて、ECUによるモータ制御でスロットルバルブを開閉駆動する電子制御スロットル装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。この電子制御スロットル装置によれば、運転状態に応じてスロットルバルブの最適な目標開度を算出し、手動操作によるスロットルバルブ開度と目標開度との偏差が最小となるように電子制御されるため、最適な吸気状態が保たれる。
特開2001−246960号公報 特開2003−328784号公報
ところで、その電子制御スロットル装置に前述したオートクルーズ機能を付加することを考えた場合、スロットルグリップはスロットル軸に対して電気的に接続されて機械的には非連結であるため、オートクルーズモード時のスロットルグリップはスロットルバルブ閉方向のバネ付勢力により全閉状態に戻される。オートクルーズモードでは、この全閉状態からスロットルグリップを開操作しても、オートクルーズの巡航速度に対応するグリップ開度に達するまではオートクルーズモードが維持され、そのグリップ開度を超えてスロットルグリップが開操作されると、通常モードに戻って手動操作による巡航速度以上の加速が可能となる。
つまり、運転者がスロットルグリップを回し始めるグリップ開度(全閉位置)と、実際に加速が始まるグリップ開度との間に大きな差(不感帯)があるので、スロットルグリップを開操作した後に大きなタイムラグを伴ってから加速が開始し、運転フィーリングに違和感が生じることとなる。
そこで、本発明は、電子制御スロットル装置において、オートクルーズモードから運転者の操作による加速を行う際に生じる違和感を改善することを目的としている。
本発明は上述のような事情に鑑みてなされたものであり、本発明に係る電子制御スロットル装置は、エンジンへの吸気通路を開閉するためのスロットルバルブを回転させるスロットル軸と、運転者が操作を行うスロットル入力部材に連動回転する手動軸と、前記手動軸をスロットルバルブ閉方向に回転するように付勢する付勢手段と、前記手動軸に連動して被支持部を有する手動側従動体と、前記スロットル軸に連動するように設けられ、前記被支持部のスロットルバルブ閉方向側の動作軌跡上に位置する支持部を有するスロットル側従動体と、前記手動軸の回転角度を検出するポジションセンサと、前記スロットル軸を回転駆動して前記スロットルバルブを開閉させるアクチュエータと、前記ポジションセンサの検出値に応じて前記アクチュエータを制御する通常モード、及び、予め設定された巡航速度で前記アクチュエータを制御するオートクルーズモードを有するECUと、を備え、オートクルーズモード時には、前記手動軸がスロットルバルブ閉方向に付勢されて前記被支持部が前記支持部に当接支持されることで、前記手動軸及び前記スロットル入力部材が前記スロットル軸に連動し、前記ECUは、オートクルーズモード時に前記スロットル入力部材が前記巡航速度に対応する位置から操作されたときに通常モードに切り換えることを特徴とする。なお、前記スロットル入力部材は、スロットルグリップやスロットルレバーやアクセルペダル等を含む概念である。
前記構成によれば、オートクルーズモード時において、手動軸がスロットルバルブ閉方向に戻るように付勢されると、手動側従動体の被支持部がスロットル側従動体の支持部に当接して支持される。そうすると、アクチュエータで駆動されるスロットル軸の回転動作がスロットル側従動体及び手動側従動体を介して手動軸に伝達されることとなり、手動軸に連動するスロットル入力部材はスロットル軸の回転動作に追従する。これにより、運転者がオートクルーズモードの状態からスロットル入力部材を操作する場合に、スロットル入力部材を全閉位置から操作し始めずに済む。即ち、運転者が操作し始めるスロットル入力部材の位置と、実際に加速が始まるスロットル入力部材の位置との間の開度差(不感帯)が大幅に低減される。その結果、オートクルーズモードでスロットル入力部材が開操作された際に、大きなタイムラグを伴ってから加速が開始することが防止される。したがって、スロットル入力部材に対する乗り物の応答性が良好となり、運転者の違和感を改善することができる。
前記スロットル入力部材がオートクルーズモード時に巡航速度に対応する位置よりもスロットルバルブ開方向に操作されたことを検知する開検知手段をさらに備え、前記ECUは、オートクルーズモード時に前記開検知手段が前記スロットル入力部材の開操作を検知すると、前記ECUは通常モードに切り換える構成であってもよい。
前記構成によれば、オートクルーズモード時に巡航速度に対応する位置よりもスロットル入力部材が開方向に操作されたことを検知する開検知手段が設けられており、その検知信号に基づいてECUは通常モードに切り換えて加速制御を行う。よって、オートクルーズモード時に巡航速度に対応して動作するスロットル入力部材への入力動作に対して、乗り物の応答性が向上する。
前記スロットル軸の回転角度を検出するスロットル開度検出手段をさらに備え、前記ECUは前記開検知手段を含んでおり、前記開検知手段は、オートクルーズモードにおいて、前記ポジションセンサで検出された回転角度が、前記スロットル開度検出手段で検出された回転角度よりも所定値以上大きい場合に、前記スロットル入力部材が巡航速度に対応する位置よりも開方向に操作されたと判定する構成であってもよい。
前記構成によれば、特別な開検知センサを新規に設けなくても、ECUによりスロットル入力部材が巡航速度に対応する位置よりも開方向に操作されたことを簡単に検知することができる。
前記被支持部は、通常モード時には前記支持部に対してクリアランスが形成されるように設けられていてもよい。
前記構成によれば、通常モードでは手動側従動体の被支持部はスロットル側従動体の支持部に当接しておらず、互いの間に遊びが設けられている。そうすると、スロットル入力部材がスロットルバルブ閉方向に素早く操作されても、手動側従動体のスロットルバルブ閉方向への動作がスロットル側従動体により邪魔されない。よって、通常モードで手動軸の回転量に応じてスロットル軸が回転制御される場合において、手動軸が回転してから若干のタイムラグの後にスロットル軸が回転しても、手動側従動体がスロットル側従動体に干渉せず、スロットル入力部材の操作に違和感が生じることを防止できる。
スロットルケーブルの張力を検出するテンションセンサをさらに備え、前記ECUは、オートクルーズモード時において、前記テンションセンサで検出される張力により前記スロットル入力部材がスロットルバルブ閉方向に操作されて前記被支持部が前記支持部に干渉したことを検出し、その検出時に前記ECUは通常モードに切り換える構成であってもよい。前記構成によれば、オートクルーズモード時においてテンションセンサからの情報によりライダーがスロットル入力部材を閉操作したことが検出された場合には、オートクルーズモードが強制終了されて通常モードに移行されるので、運転者の減速意思を走行に的確に反映させることができる。
前記手動軸及び前記スロットル入力部材のいずれか一方の開動作に連動して前記いずれか他方を開方向に回動させる開ケーブルと、前記手動軸及び前記スロットル入力部材のいずれか一方の閉動作に連動して前記いずれか他方を閉方向に回動させる閉ケーブルと、をさらに備えていてもよい。
また本発明は、前記電子制御スロットル装置を備え、前記スロットル入力部材が運転時に運転者により把持されるスロットルグリップであることを特徴とする自動二輪車を提供している。前記構成によれば、前記同様に、スロットルグリップの操作に対する自動二輪車の応答性が良好となり、運転者の違和感を改善することができる。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、オートクルーズモードの状態から手動で加速する際、運転者が操作し始めるスロットル入力部材の位置と、実際に加速が始まるスロットル入力部材の位置との間の開度差(不感帯)が大幅に低減される。したがって、スロットル入力部材の操作に対する乗り物の応答性が非常に良好となり、運転者の違和感を改善することができる。
以下、本発明に係る実施形態を図面を参照して説明する。なお、以下の説明で用いる方向の概念は、自動二輪車に搭乗した運転者から見た方向を基準とする。
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態に係る電子制御スロットル装置を備えた自動二輪車1の側面図である。図1に示すように、自動二輪車1は前輪2と後輪3とを備え、前輪2は略上下方向に延びるフロントフォーク4の下端部にて回転自在に支持され、該フロントフォーク4は、その上端部に設けられたアッパーブラケット(図示せず)と該アッパーブラケットの下方に設けられたアンダーブラケット(図示せず)とを介してステアリングシャフト(図示せず)に支持されている。該ステアリングシャフトはヘッドパイプ5によって回転自在に支持されている。該アッパーブラケットには左右へ延びるバー型のハンドル6が取り付けられている。ハンドル6の運転者の右手により把持されるグリップは、手首のひねりにより回転させて走行速度を調節するスロットル入力部材であるスロットルグリップ7(図2参照)となっている。運転者はハンドル6を時計回り又は反時計回りに回動操作することにより、前記ステアリングシャフトを回転軸として前輪2を所望の方向へ転向させることができる。
ハンドル6の運転者の左手により把持されるグリップの前方にはクラッチレバー8が設けられている。ハンドル6の前方には、走行速度やエンジン回転数を表示すると共に後述するオートクルーズ関連の各種スイッチを有するメータ装置9が配設されている。 ヘッドパイプ5からは左右一対のメインフレーム10が若干下方に傾斜しながら後方へ延びており、このメインフレーム10の後部に左右一対のピボットフレーム11が接続されている。このピボットフレーム11には略前後方向に延びるスイングアーム12の前端部が枢支されており、このスイングアーム12の後端部に駆動輪である後輪3が回転自在に軸支されている。ハンドル6の後方には燃料タンク13が設けられており、この燃料タンク13の後方に運転者騎乗用のシート14が設けられている。
前輪2と後輪3の間では、エンジンEがメインフレーム10及びピボットフレーム11に支持された状態で搭載されている。このエンジンEの吸気ポート(図示せず)にはメインフレーム10の内側に配置されたスロットルボディ15が接続されている。また、シート14の下方の内部空間には、そのスロットルボディ15を制御するECU16(電子制御ユニット)が収容されている。スロットルボディ15の上流側には燃料タンク13の下方に配置されたエアクリーナボックス17が接続されており、前方からの走行風圧を利用して外気を取り込む構成となっている。また、車体前部から車体両側にかけてエンジンEなどを覆うようにカウリング18が設けられている。
図2は図1に示す自動二輪車1に搭載された電子制御スロットル装置20のブロック図である。図2に示すように、電子制御スロットル装置20は、バタフライ式のスロットルバルブ21を開閉することでエンジンE(図1参照)への吸気量を調節する公知のスロットルボディ15を備えている。スロットルバルブ21は回転可能なスロットル軸22に固定されている。スロットル軸22には第1リターンスプリング23が取り付けられており、スロットル軸22に動力が伝達されていないときにはスロットルバルブ21が閉じる方向に戻される構成となっている。また、スロットル軸22の左端部には、スロットル軸22の回転角度(開度)が検出可能なスロットルポジションセンサ27(スロットル開度検出手段)が設けられている。なお、スロットルポジションセンサ27を設ける代わりに、ECU16がDCモータ26の回転数を管理してスロットル軸22の回転角度を把握することにより、スロットル開度検出手段を兼ねてもよい。
スロットル軸22には第1ギア24が取り付けられている。スロットルボディ15はDCモータ26(アクチュエータ)を有しており、DCモータ26の駆動軸に取り付けられた第2ギア25が第1ギア24に噛合されている。即ち、DCモータ26の回転駆動力が、第2ギア25及び第1ギア24を介してスロットル軸22に伝達されて、スロットルバルブ21が開閉されることとなる。スロットル軸22の右端部には、スロットル軸22から径方向にフランジ状に突出するスロットル側従動体28が設けられている。
図3(a)は図2に示す電子制御スロットル装置20のスロットル側従動体28の正面図、(b)は側面図である。図2及び3(a)(b)に示すように、スロットル側従動体28は、スロットル軸22から径方向のフランジ状に突出した円板部28bと、円板部28bの外周端部の一部から後述する手動側従動体34に向けて突出する支持部28aとを一体的に有している。支持部28aは、後述する手動側従動体34の被支持部34aの回転軌跡上でスロットルバルブ閉方向側に位置している。
図2に示すように、電子制御スロットル装置20は、スロットル軸22の同一軸線上に非連結で配置された手動軸32を備えている。手動軸32の右端部にはプーリー31が固定されている。プーリー31には、スロットルグリップ7(スロットル入力部材)の回転動作に連動するスロットルケーブル30が接続されており、運転者によるスロットルグリップ7の回動操作でプーリー31を介して手動軸32が回転する。手動軸32には、手動軸32の回転角度(開度)が検出可能なグリップポジションセンサ35が設けられている。手動軸32には第2リターンスプリング33(付勢手段)が取り付けられており、手動操作によるスロットルグリップ7の動力がスロットルワイヤ30に伝達されていないときには手動軸32がスロットルバルブ閉方向に戻るように付勢されている。手動軸32の左端部には、スロットル側従動体28に対向するようにフランジ状に突出する手動側従動体34が設けられている。
図4(a)は図2に示す電子制御スロットル装置20の手動側従動体34の正面図、(b)は側面図である。図2及び4(a)(b)に示すように、手動側従動体34は、手動軸32から径方向のフランジ状に突出した円板部34bと、円板部34bの外周端部の一部からスロットル側従動体28(図2及び6参照)に向けて突出する被支持部34aとを一体的に有している。被支持部34aは、支持部28aの回転軌跡上でバルブ開方向側に位置している。
図2に示すように、電子制御スロットル装置20はECU16を備えている。ECU16は、演算制御機能を有するCPU37や、DCモータ26を駆動制御するモータ駆動回路38などを有している。CPU37は、オートクルーズモード制御手段39と通常モード制御手段40と開検知手段41とを有している。なお、CPU37の各手段39〜41は、記憶部(図示せず)から対応する制御プログラムを適宜読み出すことにより実現される。
オートクルーズモード制御手段39は、予め設定された巡航速度となるようにモータ駆動回路38を介してDCモータ26を電子制御する自動運転機能を有する。通常モード制御手段40は、運転状態等を考慮してグリップポジションセンサ35の検出値に応じたスロットルバルブ21の最適な目標開度を算出し、グリップポジションセンサ35で検出された開度と目標開度との偏差が最小となるようにDCモータ26を電子制御する手動運転機能を有する。
開検知手段41は、スロットルグリップ7がオートクルーズモード時に巡航速度に対応する位置よりも開方向に操作されたことを検知する機能を有する。具体的には、開検知手段41は、グリップポジションセンサ35で検出された開度と、オートクルーズモードでのスロットルポジションセンサ27で検出された開度との差が所定値以上であると判断した場合に、スロットルグリップ7が巡航速度に対応する位置よりも開方向に操作されたと判定する。
また、メータ装置9(図1参照)には、切換式のモードスイッチ43と、押ボタン式のSET/INCスイッチ44と、押ボタン式のRESUME/DECスイッチ45とが設けられている。各スイッチ43〜45が運転者により操作されることで、各スイッチ43〜45からECU16に入力信号が送信される。ブレーキ(図示せず)には、該ブレーキの操作の有無を検知するブレーキスイッチ46が設けられている。クラッチ(図示せず)には、該クラッチの操作の有無を検知するクラッチスイッチ47が設けられている。また、電子制御スロットル装置20は、スロットルグリップ7の操作により手動軸32が閉方向に強制操作されたことを検知する閉検出スイッチ48を有している。
図5は図2に示す電子制御スロットル装置20の閉検出スイッチ48近傍の側面図である。図5に示すように、スロットルケーブル30は、スロットルグリップ7(図2参照)の開き動作に連動してプーリー31を開方向に回動させる開ケーブル50と、スロットルグリップ7(図2参照)の閉じ動作に連動してプーリー31を閉方向に回動させる閉ケーブル51とからなる。スロットルボディ15の外壁には、揺動レバー52が軸53により回転自在に枢支されている。揺動レバー52の一端部52aには閉ケーブル51が連結されており、他端部52bにはピン54が連結されている。ピン54の先端はスロットルボディ15の外壁に固定された閉検出スイッチ48に対向しており、ピン54は圧縮バネ56により閉検出スイッチ48から離反する方向(つまり、揺動レバー52を介して閉ケーブル51が閉方向と反対に移動する方向)に付勢されている。よって、スロットルグリップ7(図2参照)が全閉位置まで操作されて閉ケーブル51が動くと、揺動レバー52を介してピン54が進出して閉検出スイッチ48を押し、電線55を介してECU16(図2参照)に信号が送信される。
図6(a)は通常モードにおけるスロットル側従動体28と手動側従動体34との位置関係を説明する正面図、(b)は側面図である。図6(a)(b)に示すように、通常モードでは、スロットルグリップ7(図2参照)を操作することによる手動側従動体34の回転は、スロットル側従動体28に対して伝達されず、ECU16(図2参照)からの指令を受けたDCモータ26によりスロットル軸22(図2参照)が駆動される。そして、手動側従動体34の被支持部34aは、スロットル側従動体28の支持部28aに対してクリアランスC(遊び)が形成されるように設定されている。よって、通常モードにおいてスロットルグリップ7(図2参照)がスロットルバルブ閉方向に素早く操作されても、手動側従動体34のスロットルバルブ閉方向への回転動作がスロットル側従動体28により邪魔されない。つまり、スロットル軸22はECU16により電子制御されるので、手動軸32(図2参照)が回転してから若干の制御時間差の後にスロットル軸22が追従して回転することとなるが、クリアランスCが設定されているために手動側従動体34がスロットル側従動体28に干渉することが防止される。
図7はオートクルーズモードにおけるスロットル側従動体28と手動側従動体34との位置関係を説明する側面図である。図7に示すように、オートクルーズモードでは、スロットルグリップ7(図2参照)を操作しない場合、第2リターンスプリング33(図2参照)の付勢力で手動側従動体34が閉方向に回転する。そうすると、手動側従動体34の被支持部34aがスロットル側従動体28の支持部28で当接支持され、手動軸32(図2参照)がスロットル軸22(図2参照)に連動する。つまり、スロットルグリップ7(図2参照)が巡航速度に略対応する位置で保持されることとなる。
次に、電子制御スロットル装置20の動作について説明する。図8は図2に示す電子制御スロットル装置20の動作を説明するフローチャートである。図2及び図8に示すように、イグニッションスイッチ(図示せず)がONされたことをECU16が検知すると、電子制御スロットル装置20はECU16の通常モード制御手段40により通常モードで制御される(ステップS1)。次いで、ECU16はモードスイッチ43がONされているかどうか判定する(ステップS2)。モードスイッチ43がOFFの場合には(ステップS2)、オートクルーズモード制御手段39で設定される巡航速度がクリアされる(ステップS3)。モードスイッチ43がONの場合には(ステップS2)、ECU16は所定のオートクルーズ許可条件を満たしているかどうか判定する(ステップS4)。オートクルーズ許可条件は、例えば、車速やギアポジション等により所定の条件に設定されている。
オートクルーズ許可条件を満たしていない場合には(ステップS4)、ステップS1に戻る。オートクルーズ許可条件を満たしている場合には(ステップS4)、ECU16はオートクルーズモード制御中であるかどうかを判定する(ステップS5)。オートクルーズモード制御中である場合には(ステップS5)、ECU16はSET/INCスイッチ44が押されたかどうかを判定する(ステップS6)。SET/INCスイッチ44が押された場合には(ステップS6)、該スイッチ44が押された回数に応じて巡航速度の設定値が増加し(ステップS7)、電子制御スロットル装置20はECU16のオートクルーズモード制御手段39によりオートクルーズモードで制御される(ステップS14)。
SET/INCスイッチ44が押されていない場合には(ステップS6)、RESUME/DECスイッチ45が押されたかどうかを判定する(ステップS8)。RESUME/DECスイッチ45が押された場合には(ステップS8)、ECU16は該スイッチ45が押された回数に応じて巡航速度の設定値を減少させ(ステップS9)、電子制御スロットル装置20はECU16のオートクルーズモード制御手段39によりオートクルーズモードで制御される(ステップS14)。RESUME/DECスイッチ45が押されていない場合には(ステップS8)、ステップS2に戻る。
また、ステップS5においてオートクルーズモード制御中でない場合には、ECU16はSET/INCスイッチ44が押されたかどうかを判定する(ステップS10)。SET/INCスイッチ44が押された場合には(ステップS10)、ECU16は現在の走行速度を巡航速度として定義(設定)し(ステップS11)、ECU16のオートクルーズモード制御手段39によりオートクルーズモード制御が開始される(ステップS14)。SET/INCスイッチ44が押されていない場合には(ステップS10)、ECU16はRESUME/DECスイッチ45が押されたかどうかを判定する(ステップS12)。RESUME/DECスイッチ45が押された場合には(ステップS12)、前回に定義されていた巡航速度でオートクルーズモード制御が再開される(ステップS13,ステップS14)。RESUME/DECスイッチ45が押されていない場合には(ステップS12)、ステップS1に戻る。
次いで、ECU16の開検知手段41により、グリップポジションセンサ35で検出された開度と、スロットルポジションセンサ27で検出された開度との差が所定値以上であるかどうか判断する(ステップS15)。その開度差が所定値以上と判断された場合には(ステップS15)、ECU16はスロットルグリップ7が巡航速度に対応する位置よりも開方向に操作されたとみなして、ステップS1に戻って通常モード制御に切り換える。この際、手動側従動体34の被支持部34aがスロットル側従動体28の支持部28aに当接支持され、スロットルグリップ7はスロットル軸22の回転動作に追従する。よって、運転者はスロットルグリップ7を加速操作してオートクルーズモードから通常モードに切り換える場合に、スロットルグリップ7を全閉位置から回し始めなくてもよい。
また、前記開度差が所定値未満であると判断された場合(ステップS15)、閉検出スイッチ48がONされたかどうかを判定する(ステップS16)。前記開度差が所定値未満であると判断された場合、支持部28aで被支持部34aが支えられているため、スロットルグリップ7を閉めてもプーリー31は動かない。この結果、揺動レバー52の一端部52aが軸53を中心に回転して、閉検出スイッチ48がONされる。そうすると、ECU16はステップS1に戻って通常モード制御に切り換える。閉検出スイッチ48がOFFの場合には(ステップS16)、ブレーキスイッチ46がONされたかどうかを判定する(ステップS17)。
ブレーキスイッチ46がONされた場合には(ステップS17)、ECU16はステップS1に戻って通常モード制御に切り換える。ブレーキスイッチ46がOFFの場合には(ステップS17)、クラッチスイッチ47がONされたかどうかを判定する(ステップS18)。クラッチスイッチ47がONされた場合には(ステップS18)、ECU16はステップS1に戻って通常モード制御に切り換える。クラッチスイッチ47がOFFの場合には(ステップS18)、ステップS2に戻りオートクルーズモードを継続する。
以上の構成によれば、オートクルーズモード時において、手動軸32に連動するスロットルグリップ7はスロットル軸22の回転動作に追従しているので、運転者はスロットルグリップ7を加速操作してオートクルーズモードから通常モードに切り換える場合に、スロットルグリップ7を全閉位置から回し始めなくてもよい。即ち、運転者がスロットルグリップ7を回し始めるグリップ開度と、実際に加速が始まるグリップ開度との間の開度差(不感帯)が大幅に低減されることとなる。その結果、オートクルーズモードでスロットルグリップ7が開操作された際に、大きなタイムラグを伴ってから加速が開始することが防止される。したがって、スロットルグリップ7の操作に対する自動二輪車1の応答性が良好となり、運転者の操作上の違和感を改善することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態の電子制御スロットル装置について説明する。図9は第2実施形態に係る電子制御スロットル装置の要部を示すブロック図である。第1実施形態との相違点は、スロットル側従動体61の支持部63が、手動側従動体34の被支持部34aの回転軌道上から退避可能となっている点である。なお、第1実施形態と同様の部材には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図9に示すように、スロットル側従動体61は、スロットル軸(図示せず)から径方向のフランジ状に突出した円板状であり、ヒンジ部材62を介して支持部63が回動可能に取り付けられている。支持部63は、スロットル側従動体61の外周部に対してバネ64で接続されており、手動側従動体34の被支持部34aの回転軌跡上でスロットルバルブ閉方向側に位置するように付勢されている。支持部63には、第1リング63aが被支持部34から離反する方向に突出するように設けられている。
また、スロットル側従動体61の側面には電磁ソレノイド65が設けられている。電磁ソレノイド65の可動鉄心66は、スロットル側従動体61の側面に沿うように第1リング63aに向けて突出しており、可動鉄心66の第1リング63a側の先端には第2リング66aが設けられている。そして、第1リング63aと第2リング66aとには連結リング67が掛け渡されている。
スロットルケーブル30には、スロットルケーブル30の張力を検出するテンションセンサ68(閉動作検知センサ)が接続されている。オートクルーズモードにおいてスロットルグリップ7に閉方向の負荷が加えられた場合、手動側従動体34の被支持部34aがスロットル側従動体61の支持部63に干渉してスロットルグリップ7は閉方向に回転できず(干渉状態)、スロットルケーブル30に通常より大きな張力が発生する。ECU16は、テンションセンサ68からの信号に基づいてその干渉状態を判定する機能を有する。
図10は図9に示す電子制御スロットル装置の動作を説明するブロック図である。図10に示すように、オートクルーズモードにおいて、運転者がスロットルグリップ7を大きな力で閉操作すると、ECU16は前記干渉状態を検知して電磁ソレノイド65に動作信号を送信すると共にオートクルーズモードを解除して通常モードに切り換える。そうすると、電磁ソレノイド65の可動鉄心66は、第1リング63aから離反する図中下方にスライドし、第2リング66a、連結リング67及び第1リング63aを介して支持部63を回動させる。これにより、支持部63は、手動側従動体34の被支持部34aの回転軌跡上から外れるように退避し、手動側従動体34の被支持部34aはスロットル側従動体61の支持部63に邪魔されずに回転することができる。他の構成は第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
なお、前記各実施形態では自動二輪車を例に説明したが、本発明に係る電子制御スロットル装置は、自動二輪車に限らず不整地走行車両や小型滑走艇(Personal WaterCraft:PWC)など他のヴィークルにも適用することができる。また、本発明に係る電子制御スロットル装置は、前述した各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲でその構成を変更、追加、又は削除することができる。
以上のように、本発明に係る電子制御スロットル装置は、グリップ操作に対する車両の応答性が非常に良好となり運転者の違和感を改善できる優れた効果を有し、自動二輪車やPWCやATV等の乗り物に適用すると有益である。
本発明の第1実施形態に係る自動二輪車の左側面図である。 図1に示す自動二輪車に搭載された電子制御スロットル装置のブロック図である。 (a)は図2に示す電子制御スロットル装置のスロットル側従動体の正面図、(b)は側面図である。 (a)は図2に示す電子制御スロットル装置の手動側従動体の正面図、(b)は側面図である。 図2に示す電子制御スロットル装置の閉検出スイッチ近傍の側面図である。 (a)通常モードにおけるスロットル側従動体と手動側従動体との位置関係を説明する正面図、(b)は側面図である。 オートクルーズモードにおけるスロットル側従動体と手動側従動体との位置関係を説明する側面図である。 図2に示す電子制御スロットル装置の動作を説明するフローチャートである。 第2実施形態に係る電子制御スロットル装置の要部を示すブロック図である。 図9に示す電子制御スロットル装置の動作を説明するブロック図である。
符号の説明
1 自動二輪車
7 スロットルグリップ(スロットル入力部材)
15 スロットルボディ
16 ECU
20 電子制御スロットル装置
21 スロットルバルブ
22 スロットル軸
27 スロットルポジションセンサ(スロットル開度検出手段)
28 スロットル側従動体
28a 支持部
32 手動軸
34 手動側従動体
34a 被支持部
35 グリップポジションセンサ
41 開検知手段

Claims (6)

  1. エンジンへの吸気通路を開閉するためのスロットルバルブを回転させるスロットル軸と、
    運転者が操作を行うスロットル入力部材に連動回転する手動軸と、
    前記手動軸をスロットルバルブ閉方向に回転するように付勢する付勢手段と、
    前記手動軸に連動して被支持部を有する手動側従動体と、
    前記スロットル軸に連動するように設けられ、前記被支持部のスロットルバルブ閉方向側の動作軌跡上に位置する支持部を有するスロットル側従動体と、
    前記手動軸の回転角度を検出するポジションセンサと、
    前記スロットル軸を回転駆動して前記スロットルバルブを開閉させるアクチュエータと、
    前記ポジションセンサの検出値に応じて前記アクチュエータを制御する通常モード、及び、予め設定された巡航速度で前記アクチュエータを制御するオートクルーズモードを有するECUと、を備え、
    オートクルーズモード時には、前記手動軸がスロットルバルブ閉方向に付勢されて前記被支持部が前記支持部に当接支持されることで、前記手動軸及び前記スロットル入力部材が前記スロットル軸に連動し、前記ECUは、オートクルーズモード時に前記スロットル入力部材が前記巡航速度に対応する位置から操作されたときに通常モードに切り換えることを特徴とする電子制御スロットル装置。
  2. 記スロットル入力部材がオートクルーズモード時に巡航速度に対応する位置よりもスロットルバルブ開方向に操作されたことを検知する開検知手段をさらに備え、
    前記ECUは、オートクルーズモード時に前記開検知手段が前記スロットル入力部材の開操作を検知すると、前記ECUは通常モードに切り換える構成である請求項1に記載の電子制御スロットル装置。
  3. 前記スロットル軸の回転角度を検出するスロットル開度検出手段をさらに備え、
    前記ECUは前記開検知手段を含んでおり、
    前記開検知手段は、オートクルーズモードにおいて、前記ポジションセンサで検出された回転角度が、前記スロットル開度検出手段で検出された回転角度よりも所定値以上大きい場合に、前記スロットル入力部材が巡航速度に対応する位置よりも開方向に操作されたと判定する構成である請求項2に記載の電子制御スロットル装置。
  4. スロットルケーブルの張力を検出するテンションセンサをさらに備え、
    前記ECUは、オートクルーズモード時において、前記テンションセンサで検出される張力により前記スロットル入力部材がスロットルバルブ閉方向に操作されて前記被支持部が前記支持部に干渉したことを検出し、その検出時に前記ECUは通常モードに切り換える構成である請求項1乃至のいずれかに記載の電子制御スロットル装置。
  5. 前記手動軸及び前記スロットル入力部材のいずれか一方の開動作に連動して前記いずれか他方を開方向に回動させる開ケーブルと、
    前記手動軸及び前記スロットル入力部材のいずれか一方の閉動作に連動して前記いずれか他方を閉方向に回動させる閉ケーブルと、をさらに備えている請求項1乃至4のいずれかに記載の電子制御スロットル装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の電子制御スロットル装置を備え
    前記スロットル入力部材が運転時に運転者により把持されるスロットルグリップであることを特徴とする自動二輪車。
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