JP4741400B2 - 座標入力装置 - Google Patents
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Description
また、液晶表示装置32の下部中央には、振動発生装置33が配設され、この振動発生装置33によって、液晶表示装置32とタッチパネル31とが矢印Aの垂直方向に振動可能になっている。
前記振動発生装置32は、図示を省略するが、回転軸を回転駆動可能なモータを有し、このモータの回転軸には、非対称な錘が取り付けられている。
そして、モータを回転駆動すると錘が偏心回転して、液晶表示装置32を介してタッチパネル31が矢印Aの垂直方向に所定の振幅で振動し、この振動を操作者が体感することで、入力が正常に行われたことを操作者にフィードバックするようになっている。
また、振動発生装置33は、合成樹脂等の剛体で形成された液晶表示装置32の下面に取付けられているので、タッチパネル31が振動する周波数が高くなって操作者が感じ取り難くなるおそれがあった。
本発明は、前述したような課題を解決するためになされたもので、薄型化が可能であると共に、発生する振動を操作者が確実に感じ取ることができる座標入力装置を提供することを目的とする。
また、前記課題を解決するための第3の手段として、前記振動発生装置の振動により、前記タッチパネルが前記入力面に対して垂直方向に振動することを特徴とする。
また、振動発生装置をフィルム部材の延出部に取付けたので薄型化が可能な座標入力装置を提供できる。
また、筐体には、外周側壁と、この外周側壁の上端部から内側に延びる額縁部とが形成され、振動発生装置は、額縁部との間に所定寸法の隙間を有して延出部に取付けたので、更に確実に、タッチパネルを大きな振幅で振動させることができる。
また、額縁部の表面に取付けられたフィルム部材の延出部は、額縁部の表面とフラットになっているので、入力面の操作性に優れている。
また、振動発生装置の振動により、タッチパネルが入力面に対して垂直方向に振動するので、張力のあるフィルム部材によって、振動発生装置を大きな振幅で振動させることができる。そのために、タッチパネルを大きな振幅で確実に振動させることができる。
また、液晶表示装置1の表示面1aと所定の隙間を有して対向する上方には、透明なタッチパネル2が載置されている。
また、入力面2aには、薄板状で透明なフィルム部材3が透明接着剤等で貼着されており、このフィルム部材3は、タッチパネル2の外周端部から外側に所定寸法で延出する延出部3aが形成され、この延出部3aの延出端部が後述する筐体14の額縁部14bに取付けられている。
即ち、タッチパネル2は、延出部3aを筐体14の額縁部14bに取付けたフィルム部材3に吊り下げられた状態になっている。そのために、フィルム部材3に取り付けられたタッチパネル2は、筐体14を支点として容易に入力面2aに対して垂直方向の矢印B、C方向に振動できるようになっている。
前記振動発生装置4は、図6に示すように、横長状で内部が空洞のケース5を有し、このケース5の図示上下が第1取付板5a、5aとなり、この第1取付板5a、5aのいずれか一方が、フィルム部材3の延出部3aの下面に直接接着剤等で取り付け可能になっている。
また、ケース5は、図7に示すように、左右が第2取付板5b、5bとなり、この第2取付板5b、5bのいずれか一方が、タッチパネル2の一端部2bに直接接着剤等で取り付け可能になっている。
そして、図示左端部側の第1磁界形成部6には、下部磁石6aと、この下部磁石6aの上に上部磁石6bが積層され、下部と上部の磁石6a、6bの外側に第1ヨーク6cが接着剤等で固着されている。そして下部と上部の磁石6a、6bは、互いに磁極が逆となるように着磁されている。
また、ケース5の空洞内部で図示下部側の第1取付板5a上には、板バネ8が配設され、この板バネ8は、一方の端部が図示下部側の第1取付板5aに固着され、他方の端部が上方に折り曲げされて自由端となっている。
前記第1取付板5aから所定寸法図示上方側に離間している自由端状の他方の端部には、振動子9が支持されて、矢印B、C方向の図示上下方向に振動可能になっている。
このような構成の振動発生装置4は、図2に示すように、フィルム部材3の延出部3aの下面に、タッチパネル2の一端部2bと所定寸法の隙間を有して接着剤等で取付けられている。
そのために、垂直方向(矢印B、C方向)に振動するタッチパネル2の振動が液晶表示装置1に伝わるのを防止することができ、タッチパネル2の振動効率を向上できる。
また、タッチパネル2の入力面2aを構成するフィルム部材3は、延出部3aがたるみ無く筐体14の額縁部14bに透明接着剤等で接着されている。
そのために、上部から操作者が誤って飲み物等をこぼしたとしても、この飲み物が内部の振動発生装置5、或いはタッチパネル2、或いは液晶表示装置1に侵入するのを防止できるようになっている。
また、振動発生装置4と開口部14dとの間の隙間寸法を大きくしているので、振動発生装置4とタッチパネル2の両方を、フィルム部材3を介して額縁部14bを支点として大きく振動させることができる。
そのために、フィルム部材3の延出部3aを、たるみが無いように段差部14cに取付けるとフィルム部材3の張力によって、延出部3aと額縁部14bの表面とがフラットになり、本発明の座標入力装置を携帯電話等に用いた場合に、入力面2aを違和感なく操作でき操作性に優れている。
そして、本発明の座標入力装置の操作は、まず、筐体14の開口部14dから露出するタッチパネル2の入力面2aを、操作者の指等で軽く押圧操作すると、X−Y方向の所望の座標入力が行われる。
この座標入力が行われたことを制御部(図示せず)が検出すると、制御部からコイル12に所定の電流が通電される。このことにより、コイル12に発生する磁束が、それぞれの磁石6a、6b、7a、7bの磁束に作用する。
このフィルム部材3の延出部3aの振動がタッチパネル2に伝達されて、タッチパネル2全体が、入力面2aに対して垂直方向(矢印B、C方向)に振動する。
このような、タッチパネル2が矢印B、Cの垂直方向に振動することで、この振動を、入力面2aをタッチしている操作者の指が感じて、適正な座標入力が行われたことを操作者が認識できる。
そのために、振動発生装置4の振動が、振幅の小さい高周波の振動の場合でも、タッチパネル2を大きく振動させ、タッチパネル2の入力面2aを操作している操作者が確実に振動を感じて、座標入力が行われたことを確実に認識できる。
更に、本発明の座標入力装置は、筐体14にフィルム部材3の延出部3aを取付け、この延出部3aに振動発生装置4を取付けているので、高さ寸法Hの薄型化が可能である。
このようにしても、振動する振動発生装置4の振幅を、延出部3aで増幅して、タッチパネル2を大きな振幅で振動させることができる。
また、本発明では、タッチパネル2を入力面2aと直交する方向の垂直方向に振動させることで説明したが、振動発生装置4の取付け方向を変更して、タッチパネル2を入力面2aと平衡方向に水平方向に振動させるようにしたものでも良い。
1a 表示面
2 タッチパネル
2a入力面
2b 一端部
2c 他端部
3 フィルム部材
3a 延出部
4 振動発生装置
5 ケース
5a 第1取付板
5b 第2取付板
6 第1磁界形成部
6a 下部磁石
6b 上部磁石
6c 第1ヨーク
7 第2磁界形成部
7a 下部磁石
7b 上部磁石
7c 第2ヨーク
8 板バネ
9 振動子
10 オモリ
11 ボビン
12 コイル
13 防振材
14 筐体
14a 外周側壁
14b 額縁部
14c 段差部
14d 開口部
Claims (3)
- 液晶表示装置と、
この液晶表示装置上に防振材を介して配設され、X−Y方向の座標入力が可能な入力面を有する透明なタッチパネルと、
前記液晶表示装置と前記タッチパネルとを内部に収納可能とされ、外周壁の上端部から内側に延びる額縁部が形成された筐体とを備え、
前記タッチパネルの前記入力面には、薄板状で透明なフィルム部材が取付けられており、
前記フィルム部材は、前記タッチパネルの端部から外側に所定寸法延出する延出部が形成され、前記延出部を前記筐体の額縁部の表面に取付けて弛み無く接着されており、
前記タッチパネルは、前記フィルム部材から吊り下げられ状態で前記筐体に取付けられており、
前記タッチパネルの一端部と所定寸法の隙間を有する位置の前記延出部には、振動発生装置が取付けられていることを特徴とする座標入力装置。 - 前記額縁部の表面に取付けられた前記フィルム部材の前記延出部は、前記額縁部の表面とフラットになっていることを特徴とする請求項1に記載の座標入力装置。
- 前記振動発生装置の振動により、前記タッチパネルが前記入力面に対して垂直方向に振動することを特徴とする請求項1または2に記載の座標入力装置。
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