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JP4629830B2 - Hair coloring composition - Google Patents

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勉 鎌田
洋子 石川
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は毛髪着色用の組成物に関し、更に詳細には、エーテル結合を0乃至は1個有する、炭素数4以上の多価アルコールを含有する毛髪着色用の組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
毛髪はハードケラチンで構成されるキューティクルの積層した形状をしており、この様な毛髪に着色を行う場合には、ケラチンの硬い組織が障害となり、着色成分の毛髪表面への吸着や内部への浸透が均一になりにくく、その為、色味ののりのムラや、染色ムラなどが生じやすく、その改善が望まれていた。この様な色味ののりのムラや染色ムラの改善策としては、例えば、色味ののりのムラの改善であれば、系の粘度を上げて付着性を向上させる方法や界面活性剤の量を増やすことにより、毛髪の表面の濡れ特性を向上させる方法などが開発され、染色に於いては、ベンジルアルコールなどの浸透促進剤を用いて染色剤の毛髪内への浸透を促進する手段が開発されている。しかしながら、系の粘度を上げる手段は使用性を損なう場合があり、界面活性剤の増量は安全性上好ましくない場合があり、浸透促進剤であるベンジルアルコールは安全性上或いは環境科学上問題を指摘される場合があり、その含有量は、減量する必要が指摘されているものであった。
【0003】
一方、キシリトール、エリスリトール、スレイトール、トリメチロールプロパン又はトリメチロールエタン等のエーテル結合を0乃至は1個有する、炭素数4以上の多価アルコールを着色用の組成物に含有させることは全く行われていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、この様な状況下為されたものであり、毛髪着色用の組成物の着色性を改善する手段を提供することを課題とする。
【0005】
【課題の解決手段】
この様な状況に鑑みて、本発明者らは、毛髪着色用の組成物の着色性を改善する手段を求めて、鋭意研究努力を重ねた結果、キシリトール、エリスリトール、スレイトール、トリメチロールプロパン又はトリメチロールエタン等の、エーテル結合を0乃至は1個有する、炭素数4以上の多価アルコールを着色用の組成物に含有させることにより、染色性に優れる染毛料や、色味ののりの均一な毛髪用マスカラを製造しうることを見いだし発明を完成させるに至った。即ち、本発明は、以下に示す技術に関するものである。
(1)下記の1)〜3)のすべてを満たすことを特徴とする、毛髪着色用の組成物。
1)キシリトール、エリスリトール、スレイトール、トリメチロールプロパン及びトリメチロールエタンから選ばれる1種乃至は2種以上の多価アルコールを含有すること
2)酸性染料を含有すること
3)ベンジルアルコールを含まないこと
(2)前記多価アルコールの含有量が、総量で0.01〜10重量%である、(1)に記載の毛髪着色用の組成物。
(3)ヘアマニキュアであることを特徴とする、(1)又は(2)に記載の毛髪着色用の組成物
以下、本発明について実施の形態を中心に更に詳細に説明を加える。
【0006】
【発明の実施の形態】
(1)本発明の毛髪着色用の組成物の必須成分である多価アルコール
本発明の毛髪着色用の組成物はエーテル結合を0乃至は1個有する、炭素数4以上の多価アルコールから選ばれる1種乃至は2種以上含有することを特徴とする。この様な多価アルコールとしては、環状構造を有するものであっても、分岐構造を有するものであっても、直鎖状のものであっても良く、好ましい炭素数としては4〜12であり、更に好ましくは、4〜6である。これは浸透促進性が分子の立体的形状よりもサイズによって異なるためである。又、この様な多価アルコールに於けるエーテル結合は0乃至は1個であることが必要である。これは、この様なエーテル結合が多数存在する多糖類やポリエチレングリコールのような水溶性高分子においては前記浸透性促進効果が得られない場合があるからである。この様な多価アルコールの内で、好ましいものとしては、例えば、キシリトール、エリスリトール、スレイトール、ペンタエリスリトール、1,2−ペンタンジオール、トリメチロールプロパン又はトリメチロールエタンが例示できる。ここで、これらの多価アルコールは光学異性体の存在するものがあるが、この様な場合、本発明に於いてはそれぞれの光学異性体のみを用いることも可能であるし、ラセミ体の形態で用いることもできる。この様な多価アルコールは本発明の毛髪着色性組成物に於いては、唯1種を含有させることも可能であるし、2種以上組み合わせて含有させることも可能である。本発明の毛髪着色用の組成物に於ける、これら多価アルコールの好ましい含有量は、総量で0.01〜10重量%であり、更に好ましくは0.5〜5重量%である。これは、この様な多価アルコールは多すぎても効果が頭打ちになる場合があり、少なすぎると効果が発現しない場合があるからである。
【0007】
(2)本発明の毛髪着色用の組成物
本発明の毛髪着色用の組成物は、上記のエーテル結合を0乃至は1個有する、炭素数4以上の多価アルコールを含有し、毛髪を染料によって染色或いは顔料等によって着色する組成物であり、染料としては、酸性染料或いは酸化染料などが例示できる。これらの内で、好ましいものは、酸性染料を含有する、所謂ヘアマニキュアの形態のものが、その効果発現の著しさから特に好ましく例示できる。従って、上記必須成分である、エーテル結合を0乃至は1個有する、炭素数4以上の多価アルコール類以外に酸性染料を含有することが特に好ましい。酸性染料としては、化粧料などで使用されているものであれば特段の限定無く使用でき、例えば、橙色205号、黒色401号、紫色401号などが好ましく例示できる。かかる酸性染料の好ましい含有量は、総量で0.01〜10重量%であり、更に好ましくは0.05〜5重量%である。ここで組成物としては、化粧料分類のものでも雑貨分類のものでも何れも良いが、化粧料分類のものに適用するのが好ましい。
【0008】
本発明の毛髪着色用の組成物では、上記必須成分以外に通常化粧料などで使用される任意成分を含有することが出来る。この様な任意成分としては、例えば、スクワラン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等の炭化水素類、ホホバ油、カルナウバワックス,オレイン酸オクチルドデシル等のエステル類、オリーブ油、牛脂、椰子油等のトリグリセライド類、ステアリン酸、オレイン酸、リチノレイン酸等の脂肪酸、オレイルアルコール、ステアリルアルコール、オクチルドデカノール等の高級アルコール、スルホコハク酸エステルやポリオキシエチレンアルキル硫酸ナトリウム等のアニオン界面活性剤類、アルキルベタイン塩等の両性界面活性剤類、ジアルキルアンモニウム塩等のカチオン界面活性剤類、ソルビタン脂肪酸エステル、脂肪酸モノグリセライド、これらのポリオキシエチレン付加物、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル等の非イオン界面活性剤類、ポリエチレングリコール、グリセリン、1,3−ブタンジオール等の多価アルコール類、増粘・ゲル化剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、色材、防腐剤、粉体等を含有することができる。これら任意の成分と必須成分とを常法に従って処理することにより、本発明の毛髪着色用の組成物は製造することが出来る。
【0009】
【実施例】
以下に、実施例を挙げて、本発明について更に詳細に説明を加えるが、本発明がかかる実施例にのみ限定を受けないことは言うまでもない。
【0010】
<実施例1>
以下に示す処方に従って、本発明の毛髪着色用の組成物であるヘアマニキュアを作成した。即ち、処方成分を室温にて攪拌可溶化し、ヘアマニキュアを得た。このヘアマニキュアを用いて、白髪の染毛試験を行った。白髪の毛束(10g)を測色後、へマニキュアで処理し、余分なヘアマニキュアをシャンプーにより除去した後、再び測色し、処理の前後の明度差(ΔL値)を算出した。この時、同時に上記本発明の必須成分である多価アルコールを水に置換した対照例1とグリセリンに置換した比較例1とプロピレングリコールに置換した比較例2と従来のベンジルアルコールを使用した参考例1も同様に作成し、同様に試験した。結果を表1に示す。これより、本発明の毛髪着色用の組成物であるヘアマニキュアは染毛性に優れることがわかる。これは、本発明の毛髪着色用の組成物の必須成分であるエーテル結合を0乃至は1個有する、炭素数4以上の多価アルコールにより、毛髪中への染料の浸透が促進された為である。又、この様な作用により、従来の浸透促進剤であるベンジルアルコールを用いなくとも、ベンジルアルコール以上に染色性の良い染毛料が得られることが明白である。(表中の成分の単位は重量部を表す。)
【0011】
【表1】

Figure 0004629830
【0012】
<実施例2>
上記の実験をもとに、実施例1のキシリトールを種々の多価アルコールに代えて、検討を行った。染色試験は実施例1と同様に行った。結果を表2に示す。これより、本発明の毛髪着色組成物である染毛は優れた染毛作用を有することがわかる。
ヒドロキシプロピルセルロース 2 重量部
橙205 1 重量部
茶401 1 重量部
紫401 1 重量部
炭酸プロピレン 8 重量部
POE(20)ベヘニル 0.1重量部
燐酸 0.5重量部
水酸化ナトリウム 0.1重量部
多価アルコール* 3 重量部
エタノール 10 重量部
水 73.3重量部
【0013】
【表2】
Figure 0004629830
【0014】
<実施例3>
下記に示す処方に従って、マスカラタイプの染毛料を作成した。即ち、これらの成分を良く混合し、3本ロールを用いてロールがけして染毛料を得た。このもののトリメチロールプロパンを水に置換した対照例2とグリセリンに置換した比較例3も同様に製造し、毛束10gに塗布し、50倍の顕微鏡での様子を写真撮影し、これを画像として取込、二値化処理し、被付着部分の面積を算出した。結果を表3に示す。これより、本発明の毛髪着
色用の組成物である、マスカラタイプの染毛料は付着性に優れることが明白である。
ユカフォーマー205** 20 重量部
POE(2)ラウリルエーテル 2 重量部
黒色401号 0.8重量部
橙色205号 0.2重量部
エタノール 75 重量部
炭酸プロピレン 1.1重量部
トリメチロールプロパン 0.9重量部
**N−メタクリロイルオキシエチレン−N,N−ジメチルアンモニウム−α−N−メチルカルボキシベタイン・メタクリル酸アルキル共重合体(三菱化学株式会社製)
【0015】
【表3】
Figure 0004629830
【0017】
【発明の効果】
本発明によれば、毛髪着色用の組成物の着色性を改善する手段を提供することが出来る。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a hair coloring composition, and more particularly to a hair coloring composition containing a polyhydric alcohol having 4 or more carbon atoms and having 0 to 1 ether bond.
[0002]
[Prior art]
The hair has a laminated shape of cuticles composed of hard keratin, and when coloring such hair, the hard tissue of keratin becomes an obstacle, and the coloring component is adsorbed on the hair surface and absorbed into the hair. The permeation is difficult to be uniform, and therefore, uneven coloring and uneven dyeing are likely to occur, and improvement has been desired. As a measure for improving such unevenness in color paste and unevenness in coloring, for example, if the unevenness in color paste is to be improved, a method of increasing the viscosity of the system to improve adhesion and the amount of surfactant In order to improve the wetting characteristics of the hair surface by increasing the amount of hair, a method for promoting the penetration of the dye into the hair using a penetration enhancer such as benzyl alcohol has been developed. Has been. However, the means for increasing the viscosity of the system may impair the usability, and an increase in the amount of surfactant may be unfavorable in terms of safety, and benzyl alcohol, which is a penetration enhancer, points out safety or environmental science problems. It has been pointed out that the content needs to be reduced.
[0003]
On the other hand, key xylitol, et Risuritoru, threitol, 0 to ether bonds such as trimethylolpropane or trimethylolethane is one organic, completely lines be contained in the composition for coloring a polyhydric alcohol having 4 or more carbon atoms It wasn't.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made under such circumstances, and an object of the present invention is to provide means for improving the colorability of a hair coloring composition.
[0005]
[Means for solving problems]
In view of such circumstances, the present inventors seeking means for improving the coloring properties of the composition for hair coloring result, diligent research effort, key xylitol, et Risuritoru, threitol, trimethylol propane Or by adding a polyhydric alcohol having 4 or more carbon atoms having 0 or 1 ether bond, such as trimethylolethane, to the coloring composition, a hair dye having excellent dyeability, or a paste of color The inventors have found that a uniform hair mascara can be produced and have completed the invention. That is, this invention relates to the technique shown below.
(1) A hair coloring composition satisfying all of the following 1) to 3):
1) Containing one or more polyhydric alcohols selected from xylitol, erythritol, threitol, trimethylolpropane and trimethylolethane
2) Contain acid dyes
3) It does not contain benzyl alcohol. (2) The composition for coloring hair according to (1), wherein the content of the polyhydric alcohol is 0.01 to 10% by weight in total.
(3) The hair coloring composition according to (1) or (2), which is a hair nail polish .
Hereinafter, the present invention will be described in more detail with a focus on embodiments.
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
(1) Polyhydric alcohol which is an essential component of the hair coloring composition of the present invention The hair coloring composition of the present invention is selected from polyhydric alcohols having 0 to 1 ether bonds and having 4 or more carbon atoms. It is characterized by containing 1 type or 2 types or more. Such a polyhydric alcohol may have a cyclic structure, a branched structure, or a straight chain, and preferably has 4 to 12 carbon atoms. More preferably, it is 4-6. This is because the penetration promoting property differs depending on the size rather than the three-dimensional shape of the molecule. In addition, the number of ether bonds in such a polyhydric alcohol needs to be 0 or 1. This is because the permeability promoting effect may not be obtained in a water-soluble polymer such as a polysaccharide or polyethylene glycol having a large number of such ether bonds. Among such polyhydric alcohols, in which preferable example, key xylitol, et Risuritoru, threitol, pentaerythritol, 1,2-pentanediol, trimethylol propane or trimethylol ethane can be exemplified. Here, some of these polyhydric alcohols have optical isomers. In such a case, in the present invention, it is possible to use only the respective optical isomers, or the racemic form. Can also be used. Such a polyhydric alcohol can be contained only in one kind in the hair coloring composition of the present invention, or can be contained in combination of two or more kinds. The total content of these polyhydric alcohols in the hair coloring composition of the present invention is 0.01 to 10% by weight, more preferably 0.5 to 5% by weight. This is because the effect may reach its peak even when there are too many such polyhydric alcohols, and the effect may not be exhibited when there are too few such alcohols.
[0007]
(2) Composition for coloring hair according to the present invention A composition for coloring hair according to the present invention contains a polyhydric alcohol having 4 or more carbon atoms and having 0 to 1 ether bond, and dyes hair. The dye may be dyed or colored with a pigment, and examples of the dye include acid dyes and oxidation dyes. Of these, preferred is a so-called hair nail polish containing an acid dye, which is particularly preferable because of its remarkable effect. Therefore, it is particularly preferable to contain an acidic dye in addition to the essential component, which is a polyhydric alcohol having 4 or more carbon atoms and having 0 to 1 ether bond. The acid dye can be used without particular limitation as long as it is used in cosmetics and the like. For example, orange 205, black 401, purple 401 and the like can be preferably exemplified. The preferred content of the acid dye is 0.01 to 10% by weight, more preferably 0.05 to 5% by weight in total. Here, the composition may be of the cosmetic classification or the miscellaneous goods classification, but is preferably applied to the cosmetic classification.
[0008]
In the composition for coloring hair of the present invention, in addition to the above essential components, optional components usually used in cosmetics and the like can be contained. Such optional components include, for example, hydrocarbons such as squalane, petrolatum, microcrystalline wax, esters such as jojoba oil, carnauba wax, octyldodecyl oleate, triglycerides such as olive oil, beef tallow, coconut oil, Fatty acids such as stearic acid, oleic acid, lithinoleic acid, higher alcohols such as oleyl alcohol, stearyl alcohol, octyldodecanol, anionic surfactants such as sulfosuccinic acid ester and sodium polyoxyethylene alkylsulfate, amphoteric such as alkylbetaine salts Surfactants, cationic surfactants such as dialkyl ammonium salts, sorbitan fatty acid esters, fatty acid monoglycerides, polyoxyethylene adducts thereof, polyoxyethylene alkyl ethers, polyoxyethylenes Nonionic surfactants such as len fatty acid esters, polyhydric alcohols such as polyethylene glycol, glycerin, 1,3-butanediol, thickening / gelling agents, antioxidants, ultraviolet absorbers, colorants, preservatives , Powder and the like can be contained. The hair coloring composition of the present invention can be produced by treating these optional components and essential components according to a conventional method.
[0009]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described in more detail with reference to examples, but it goes without saying that the present invention is not limited to such examples.
[0010]
<Example 1>
According to the formulation shown below , a hair manicure that is a composition for coloring the hair of the present invention was prepared. That is, the formulation components were stirred and solubilized at room temperature to obtain a hair manicure. Using this hair nail polish, a hair coloring test for gray hair was performed. After measuring the gray hair bundle (10 g), it was treated with a nail polish, excess hair nail polish was removed with a shampoo, the color was measured again, and the lightness difference (ΔL value) before and after the treatment was calculated. At the same time, Comparative Example 1 in which the polyhydric alcohol which is an essential component of the present invention was replaced with water, Comparative Example 1 in which glycerin was replaced, Comparative Example 2 in which propylene glycol was replaced, and a reference example using conventional benzyl alcohol were used. 1 was similarly prepared and tested in the same manner. The results are shown in Table 1. From this, it can be seen that the hair manicure which is the composition for coloring the hair of the present invention is excellent in hair dyeing properties. This is because the penetration of the dye into the hair was promoted by the polyhydric alcohol having 4 or more carbon atoms having 0 to 1 ether bond, which is an essential component of the hair coloring composition of the present invention. is there. Further, it is apparent that a hair dye having better dyeability than benzyl alcohol can be obtained by such an action without using benzyl alcohol which is a conventional penetration accelerator. (The unit of the component in a table | surface represents a weight part.)
[0011]
[Table 1]
Figure 0004629830
[0012]
<Example 2>
Based on the above experiment, examination was conducted by replacing xylitol of Example 1 with various polyhydric alcohols. The staining test was conducted in the same manner as in Example 1. The results are shown in Table 2. From this, dyeing fee is hair coloring compositions of the present invention is seen to have superior hair dyeing effect.
Hydroxypropyl cellulose 2 parts by weight Orange 205 1 part by weight Tea 401 1 part by weight Purple 401 1 part by weight Propylene carbonate 8 parts by weight
POE (20) behenyl 0.1 part by weight phosphoric acid 0.5 part by weight sodium hydroxide 0.1 part by weight polyhydric alcohol * 3 parts by weight ethanol 10 parts by weight water 73.3 parts by weight
[Table 2]
Figure 0004629830
[0014]
<Example 3>
A mascara type hair dye was prepared according to the formulation shown below. That is, these components were mixed well and rolled using three rolls to obtain a hair dye. A comparative example 2 in which trimethylolpropane was replaced with water and a comparative example 3 in which glycerin was replaced were produced in the same manner, applied to a hair bundle 10 g, photographed with a 50 × microscope, and this as an image. Taking in and binarizing, the area of the adhered portion was calculated. The results are shown in Table 3. From this, it is apparent that the mascara type hair dye , which is the hair coloring composition of the present invention, is excellent in adhesion.
Yuka Former 205 ** 20 parts by weight POE (2) lauryl ether 2 parts by weight Black No. 401 0.8 parts by weight Orange No. 205 0.2 parts by weight Ethanol 75 parts by weight Propylene carbonate 1.1 parts by weight Trimethylolpropane 0.9 parts by weight Part ** N-methacryloyloxyethylene-N, N-dimethylammonium-α-N-methylcarboxybetaine / alkyl methacrylate copolymer (manufactured by Mitsubishi Chemical Corporation)
[0015]
[Table 3]
Figure 0004629830
[0017]
【The invention's effect】
ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the means to improve the coloring property of the composition for hair coloring can be provided.

Claims (1)

下記の1)〜3)のすべてを満たすことを特徴とする、ヘアマニキュア
1)キシリトール、エリスリトール、スレイトール、トリメチロールプロパン及びトリメチロールエタンから選ばれる1種乃至は2種以上の多価アルコールを総量で0.01〜10重量%含有すること
2)酸性染料を含有すること
3)ベンジルアルコールを含まないこと
A hair manicure characterized by satisfying all of the following 1) to 3).
1) Containing 0.01 to 10% by weight in total of one or more polyhydric alcohols selected from xylitol, erythritol, threitol, trimethylolpropane and trimethylolethane 2) Containing an acid dye 3) Do not contain benzyl alcohol
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