JP4697160B2 - 交通情報案内装置 - Google Patents
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Description
一方で、交通情報を別途音声で案内することも考えられるが、モニタに表示される全ての交通情報を音声で案内することとすると、運転者にとっては全く関係のない交通情報も音声で出力されてしまうので、運転者の集中力を低下させる結果となっていた。そこで、特開2001−272246号公報には、ナビゲーション装置において誘導経路を設定している場合に、誘導経路に関わる交通情報のみを音声でも出力するナビゲーション装置について記載されている。
ここで、例えばVICS(登録商標)の渋滞情報は、誘導経路が設定されていない道路では渋滞の程度によって異なる2色の矢印を道路脇に表示することによって、その道路が渋滞であることを運転者に報知する。従って、音声による案内を行わない場合には、運転者は今後走行する予定の道路が渋滞していることに気付かない虞がある。
ここで、「交通情報の表示が変化した」とは、(1)表示手段に表示される地図画像のエリアが変更することによって新たに交通情報や交通情報を表示すべき道路が表示手段に表示された場合や、(2)既に表示手段に表示されている交通情報の内容が変化(渋滞度や渋滞長が変化等)した場合や、(3)既に表示手段に表示される地図画像において交通情報が新たに出現(事故や工事等が発生)した場合等が該当する。
現在地検出処理部11は、GPS31、地磁気センサ32、距離センサ33、ステアリングセンサ34、方位検出部としてのジャイロセンサ35、高度計(図示せず)等からなり、現在の自車の位置、方位、目標物(例えば、交差点)までの距離等を検出することが可能となっている。
ここで、VICS交通情報117に含まれる情報としては、リンクの渋滞度、渋滞区間を示す渋滞長、工事情報、事故情報、車線規制情報等がある。尚、渋滞度とは、渋滞の程度を示した渋滞情報の一種であり、この渋滞度には、渋滞の程度の高い方から、『渋滞』、『混雑』、『渋滞無し』のデータと『不明』の4段階のデータがある。
また、ナビゲーション画面50には、地図画像に重畳して自車の現在位置を示す自車位置マーク51と、表示された地図画像に含まれるリンクに対する交通情報を示す各種の交通情報マーク52についても表示される。更に、誘導経路が設定されている場合には、目的地を示すマークや設定された誘導経路を示す経路線についても描画される。
また、交通情報マーク52により例えば車線規制、工事、事故を表示する際には、車線規制、工事、事故のある各該当箇所にその内容を示唆するマークを表示する。
ここで、前記S3において走行予定道路は、基本的に走行履歴DB23に記憶された車両の過去の走行履歴によって特定される。即ち、先ずCPU41は走行履歴DB23に記憶された走行履歴を読み出し、記憶された走行履歴の内、現在車両が走行する道路と同一の道路を走行した走行履歴を抽出する。そして、同一の道路を走行した走行履歴が有る場合には、その走行履歴に従って走行予定道路が特定される。
一方、現在車両が走行する道路と同一の道路を走行した走行履歴が無い場合には、道路の道路形状に基づいて走行予定道路を特定する。具体的には、先ずCPU41は地図情報DB22からリンクデータを読み出し、現在車両が走行する道路と同じ路線の道路や同じ路線番号の道路があるか判定する。そして、同じ路線の道路や同じ路線番号の道路がある場合には、その道路を走行予定道路と特定する。
更に、現在車両が走行する道路と同じ路線の道路や同じ路線番号の道路についても無い場合には、現在車両が走行する道路と道なりの関係にある道路を走行予定道路と特定する。
一方、走行予定道路の交通情報の表示が変化していないと判定された場合(S4:NO)には、当該交通情報案内プログラムを終了する。尚、上記S5が視認判定手段の処理に相当する。
先ず、ナビゲーション画面50には、走行予定道路に表示された『混雑』の交通情報マーク52が『渋滞』の交通情報マーク52へと変化する。
そして、交通情報の表示が変化した際に、図5に示すように運転者55の視線方向Lが前方を向いており、ディスプレイ15を所定時間以上継続して視認していないことが検出された場合には、渋滞度が『渋滞』に変化した道路があることを報知する渋滞情報をスピーカ16より音声で出力する。具体的には、「およそ、○km先、渋滞があります」と案内する。それによって、運転者55はナビゲーション画面50を視認していなくても、今後、走行する予定の道路が渋滞していることを把握することが可能となる。
先ず、ナビゲーション画面50には、走行予定道路に『車線規制』を示す交通情報マーク52が新規に表示される。
そして、交通情報の表示が変化した際に、図6に示すように運転者55の視線方向Lが前方を向いており、ディスプレイ15を所定時間以上視認していないことが検出された場合には、新たに『車線規制』が発生した道路を報知する交通情報をスピーカ16より音声で出力する。具体的には、「この先、車線規制があります」と案内する。それによって、運転者55はナビゲーション画面50を視認していなくても、今後、走行する予定の道路に車線規制があることを把握することが可能となる。尚、上記S6が音声案内手段の処理に相当する。
一方、走行予定道路の交通情報の表示が変化していないと判定された場合(S10:NO)には、当該交通情報案内プログラムを終了する。尚、上記S11が視認判定手段の処理に相当する。
先ず、ナビゲーション画面50には、『渋滞』を示す交通情報マーク52が表示された該当道路が新たに表示される。
そして、本実施形態に係るナビゲーション装置1では、図7に示すように、交通情報が変化しているか否かに関わらず、前記S9で少なくとも一回は誘導経路の交通情報が音声により案内される。その後、交通情報の表示が変化した際に、図7に示すように運転者55の視線方向Lが前方を向いており、ディスプレイ15を所定時間以上継続して視認していないことが検出された場合には、新たに渋滞度が『渋滞』の道路がディスプレイ15に表示されたことを報知する渋滞情報をスピーカ16より音声で出力する。具体的には、「画面上の○km先、渋滞があります」と案内する。それによって、運転者55はナビゲーション画面50を視認していなくても、まもなく走行する予定の道路が渋滞していることを把握することが可能となる。尚、上記S12が音声案内手段の処理に相当する。
また、ディスプレイ15に表示される地図画像のエリアが変更することによって新たに交通情報や交通情報を表示すべき道路がディスプレイ15に表示された場合や、既にディスプレイ15に表示されている交通情報の内容が変化(渋滞度や渋滞長が変化等)した場合や、既にディスプレイ15に表示される地図画像において交通情報が新たに出現(事故や工事等が発生)した場合において、該当する交通情報を運転者に対して音声により確実に伝えることが可能となる。従って、運転者は表示画面を視認していなくとも渋滞や事故等の交通障害が接近していることや交通障害が新たに発生したことや渋滞の程度が変化したことを把握することができ、運転者の運転に係る負担が軽減する。
また、ナビゲーション装置1で誘導経路が設定されている場合には、誘導経路を走行予定道路に特定する(S7)ので、運転者が今後走行する予定に有る誘導経路に関する交通情報を、音声により確実に伝えることが可能となり、利便性を向上させる。
また、ナビゲーション装置1で誘導経路が設定されていない場合であっても、車両の走行履歴に基づいて走行予定道路を特定する(S3)ので、運転者が今後走行する予定に有る道路を過去の走行履歴から的確に予測することが可能となり、運転者にとって有益な交通情報のみを確実に伝えることが可能となる。
更に、ナビゲーション装置1で誘導経路が設定されていない場合であっても、道路形状に基づいて走行予定道路を特定する(S3)ので、運転者が今後走行する予定に有る道路を道路形状から的確に予測することが可能となり、運転者にとって有益な交通情報のみを確実に伝えることが可能となる。
例えば、本実施形態では交通情報の表示が変化した場合であって、運転者が所定時間以上継続してディスプレイ15を視認していない場合に、その交通情報を音声で案内することとしていたが、交通情報の表示が変化した時点で運転者がディスプレイ15を視認していない場合に、交通情報を音声で案内するようにしても良い。
13 ナビゲーションECU
15 ディスプレイ
16 スピーカ
18 通信装置
20 車内カメラ
22 地図情報DB
23 走行履歴DB
41 CPU
42 RAM
43 ROM
Claims (6)
- 交通情報を取得する交通情報取得手段と、
所定範囲内の地図画像を表示するとともに、前記所定範囲内の地図画像に含まれる道路網について前記交通情報取得手段により取得した交通情報を表示する表示手段と、
運転者が前記表示手段を視認しているか否かを判定する視認判定手段と、
車両が走行予定にある道路の交通情報の表示が変化したか否か判定する交通情報表示判定手段と、
前記交通情報表示判定手段によって車両が走行予定にある道路の交通情報の表示が変化したと判定された場合であって、且つ前記視認判定手段により運転者が前記表示手段を視認していないと判定された場合に、前記車両の走行予定にある道路の交通情報を音声で出力する音声案内手段と、を有することを特徴とする交通情報案内装置。 - 前記交通情報表示判定手段は、車両が走行予定にある道路の交通情報が新たに前記表示手段に表示された場合に車両が走行予定にある道路の交通情報の表示が変化したと判定することを特徴とする請求項1に記載の交通情報案内装置。
- 前記交通情報表示判定手段は、車両が走行予定にある道路の交通情報が前記表示手段に表示されている場合であって、その表示内容が変化した場合に車両が走行予定にある道路の交通情報の表示が変化したと判定することを特徴とする請求項1に記載の交通情報案内装置。
- 走行案内を行う誘導経路を設定する誘導経路設定手段を有し、
前記交通情報表示判定手段は前記誘導経路設定手段に設定された誘導経路に基づいて車両が走行予定にある道路を特定することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の交通情報案内装置。 - 車両の走行履歴を記憶する走行履歴記憶手段を有し、
前記交通情報表示判定手段は前記走行履歴記憶手段に記憶された車両の走行履歴に基づいて車両が走行予定にある道路を特定することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の交通情報案内装置。 - 道路形状を記憶する道路形状記憶手段を有し、
前記交通情報表示判定手段は前記道路形状記憶手段に記憶された道路形状に基づいて車両が走行予定にある道路を特定することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の交通情報案内装置。
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