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JP4685819B2 - バンパリインフォースメント支持構造 - Google Patents

バンパリインフォースメント支持構造 Download PDF

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Description

本発明はバンパリインフォースメント支持構造に係り、特に、自動車等に適用されるバンパリインフォースメント支持構造に関する。
従来から、自動車等に適用されるバンパリインフォースメント支持構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。この技術では、フロントサイドメンバが、軸方向からの荷重により入力端側から逐次圧壊を起こす筒状断面のFRP製エネルギー吸収部と、エネルギー吸収部に連なりFRPで形成されて車体部品と接合される支持部とからなり、エネルギー吸収部はフロントサイドメンバの長手方向とそれに直角な方向とに等分に強化繊維が配向され、支持部は等方性を持って強化繊維が配向されている。
特開2005−271875号公報
しかしながら、特許文献1の技術においては、FRP製エネルギー吸収部の前端側面にL型フランジを接着などにより固定し、このL型フランジにボルト等を利用してバンパリインフォースメントを固定している。このため、バンパリインフォースメントからの荷重をFRP製エネルギー吸収部の先端面に略均一に伝達し難い。
本発明は上記事実を考慮し、バンパリインフォースメントからエネルギー吸収部材の先端面に荷重を略均一に伝達できるバンパリインフォースメント支持構造を提供することが目的である。
請求項1記載の本発明のバンパリインフォースメント支持構造は、長手方向を車幅方向に沿って配置されたバンパリインフォースメントと、繊維強化樹脂材で構成され、長手方向を車体前後方向に沿って配置された複数の主壁部と、これらの主壁部の長手方向端から車幅内側方向に向かって一体成形され、前記バンパリインフォースメントが取付けられた取付壁部と、を備えたエネルギー吸収部材と、車幅方向外側部が前記エネルギー吸収部材の取付壁部より車幅外側方向へ突出し、前記エネルギー吸収部材の取付壁部を補強する補強部材と、を有することを特徴とする。
エネルギー吸収部材は、繊維強化樹脂材で構成され、長手方向を車体前後方向に沿って配置された複数の主壁部と、これらの主壁部の長手方向端から車幅内側方向に向かって一体成形された取付壁部とを備えており、取付壁部に長手方向を車幅方向に沿って配置されたバンパリインフォースメントが取付けられている。また、車幅方向外側部がエネルギー吸収部材の取付壁部より車幅外側方向へ突出し、エネルギー吸収部材の取付壁部を補強する補強部材が設けられている。このため、バンパリインフォースメントの取付部からエネルギー吸収部材の長手方向端に該長手方向へ向けて荷重が不均一に作用しようとした場合には、補強部材によって、バンパリインフォースメントからの荷重がエネルギー吸収部材の取付壁部の先端面に略均一に伝達される。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載のバンパリインフォースメント支持構造において、前記補強部材は前記エネルギー吸収部材の取付壁部と前記バンパリインフォースメントとの間に設けられたことを特徴とする。
補強部材がエネルギー吸収部材の取付壁部とバンパリインフォースメントとの間に設けられ、サンドイッチ構造となるため、簡単な構成でバンパリインフォースメントからエネルギー吸収部材の先端面に荷重を略均一に伝達できる。
請求項3記載の本発明は、請求項1、2の何れか1項に記載のバンパリインフォースメント支持構造において、前記エネルギー吸収部材における前記取付壁部の周縁端末から突出した強化繊維と、金属板からなる前記補強部材とが接触しないことを特徴とする。
エネルギー吸収部材における取付壁部の周縁端末から突出した強化繊維と、金属板からなる補強部材とが接触しない。このため、強化繊維と補強部材との接触により発生する電解腐食が防止される。
請求項4記載の本発明は、請求項1〜3の何れか1項に記載のバンパリインフォースメント支持構造において、前記エネルギー吸収部材の前記取付壁部と前記補強部材とに前記バンパリインフォースメントを取付ける取付部を設けたことを特徴とする。
エネルギー吸収部材の取付壁部と補強部材とに設けた取付部によって、エネルギー吸収部材と補強部材とにバンパリインフォースメントが容易に取付く。
請求項1記載の本発明は、バンパリインフォースメントからエネルギー吸収部材の先端面に荷重を略均一に伝達できる。
請求項2記載の本発明は、簡単な構成でバンパリインフォースメントからエネルギー吸収部材の先端面に荷重を略均一に伝達できる。
請求項3記載の本発明は、強化繊維と補強部材との接触により発生する電解腐食を防止できる。
請求項4記載の本発明は、エネルギー吸収部材と補強部材とにバンパリインフォースメントを容易に取付けることができる。
本発明におけるバンパリインフォースメント支持構造の一実施形態を図1〜図4に従って説明する。
なお、図中矢印UPは車両上方方向を示し、図中矢印FRは車両前方方向を示し、図中矢印INは車幅内側方向を示している。
図1には、本発明の一実施形態に係るバンパリインフォースメント支持構造が車両斜め後方外側から見た斜視図で示されている。
図1に示される如く、本実施形態の自動車車体では、車体前部となるエンジンルームの車幅方向両端下部に、エネルギー吸収部材としてのクラッシュボックス10が長手方向を車両前後方向に沿って配置されている。なお、クラッシュボックス10は左右一対のフロントサイドメンバの前端部にそれぞれ設けられており、図1では車両右側のクラッシュボックス10を示している。
クラッシュボックス10は繊維強化樹脂としてのCFRP(炭素繊維強化樹脂)よって構成されており、車両前後方向から見た断面形状が上端縦壁部10Aと下端縦壁部10Bを備えた凹凸形状となっている。
より具体的に説明すると、クラッシュボックス10は長手方向を車体前後方向に沿って配置された複数の主壁部10C、10D、10E、10F、10G、10H、10Jを備えており、これらの主壁部は、開口部を車幅方向内側へ向けた上下に連結された2つのコ字状断面を形成している。また、上端の主壁部12Cの車幅方向内側端から車両上方に向って主壁部の一つである上端縦壁部10Aが形成されており、下端の主壁部10Jの車幅方向内側端から車両下方に向って主壁部の一つである下端縦壁部10Bが形成されている。
なお、複数の主壁部とは、クラッシュボックス10を構成する長手方向を車体前後方向に沿って配置された複数の水平壁部10C、10E、10G、10Jや垂直壁部10A、10B、10D、10F、10H等であって、これらの水平壁部や垂直壁部等は互いに連結されている。
また、主壁部10C、10E、10G、10Jは車両前方から車両後方へ向かって車幅方向に沿った各幅が連続的に広がっている。
図2には、本発明の一実施形態に係るバンパリインフォースメント支持構造が車両斜め後方内側から見た斜視図で示されている。
図2に示される如く、クラッシュボックス10の長手方向端となる前端からは車幅方向内側に向かって取付壁部10Kが一体成形されている。また、クラッシュボックス10の取付壁部10Kの先端部(車幅方向内側端部)には、車両前後方向から見て、主壁部10C、10D、10E、10F、10G、10H、10Jの車幅方向内側へはみ出したはみ出し部10Lが形成されている。
なお、クラッシュボックス10はRTM成形等によって製造されている。
図2に示される如く、車体前部となるエンジンルームの前端下部には、バンパリインフォースメント20が長手方向を車幅方向に沿って配置されている。なお、バンパリインフォースメント20は車幅方向両端部20Aが、クラッシュボックス10の取付壁部10Kに取付けられている。
図3には図2の3−3断面線に沿った断面図が示されており、図4には図3の4−4断面線に沿った拡大断面図が示されている。
図3に示される如く、バンパリインフォースメント20の後壁部20Bの後面がクラッシュボックス10の取付壁部10Kに取付けられている。
図4に示される如く、バンパリインフォースメント20は車幅方向から見た断面形状が目字状とされた金属製の押出し材料で構成されており、バンパリインフォースメント20の前壁部20Cには複数の作業孔22が形成されている。
また、バンパリインフォースメント20の後壁部20Bとクラッシュボックス10の取付壁部10Kの前面10Mとの間には補強部材としての補強板30が設けられており、補強板30は平板形状とされている。
補強板30は車両衝突時にバンパリインフォースメント20からクラッシュボックス10の取付壁部10Kに荷重が伝達される際に、クラッシュボックス10の取付壁部10Kを補強するようになっている。
本実施形態では、補強板30は鉄、アルミ等の金属板によって所定の板厚T1に形成されており、車両衝突時にバンパリインフォースメント20からクラッシュボックス10に荷重が伝達される際に変形や破断をしない十分な強度を確保した構成とされている。
従って、バンパリインフォースメント20からクラッシュボックス10の前端の取付壁部10Kに車両前方から車両後方へ向けて荷重(図4の矢印F1)が作用した際に、バンパリインフォースメント20に衝突する衝突体の材質や形状によって、バンパリインフォースメント20における車幅方向両端部20Aの後壁部20Bが、例えば、図4に二点鎖線で示すように変形しようとした場合には、補強板30によって、クラッシュボックス10の取付壁部10Kを補強することで、バンパリインフォースメント20からの荷重(図4の矢印F2)をクラッシュボックス10の取付壁部10Kの前面に略均一に伝達できるようになっている。この結果、クラッシュボックス10はその軸方向(車両前後方向)に沿って車両前方側から車両後方側へ順次破壊するようになっている。
なお、図示を省略したが、バンパリインフォースメント20における車幅方向両端部20Aが平面視において車両前後方向へ変形しようとした場合にも、補強板30によって、クラッシュボックス10の取付壁部10Kを補強することで、バンパリインフォースメント20からの荷重をクラッシュボックス10の取付壁部10Kの前面に略均一に伝達できるようになっている。
図4に示される如く、クラッシュボックス10の取付壁部10Kにおける上側周縁端末10Nは、補強板30の上側周縁端末30Aより外周側(車両上側)に所定の間隔S1を空けて配置されており、クラッシュボックス10の取付壁部10Kにおける下側周縁端末10Pは、補強板30の下側周縁端末30Bより外周側(車両下側)に所定の間隔S2を空けて配置されている。
図3に示される如く、クラッシュボックス10の取付壁部10Kにおける車幅方向内側周縁端末10Qは、補強板30の車幅方向内側周縁端末30Cより外周側(車幅方向内側)に所定の間隔S3を空けて配置されている。
従って、クラッシュボックス10の取付壁部10Kにおける上側周縁端末10N、下側周縁端末10P、車幅方向内側周縁端末10Qから突出したクラッシュボックス10を構成する強化繊維(炭素繊維)と、金属板の補強板30との接触を防止できる。この結果、強化繊維と補強板30との接触により発生する電解腐食が防止されるようになっている。
なお、クラッシュボックス10の取付壁部10Kの車幅方向外側端は、屈曲部10Rとなっており、この屈曲部10Rからは強化繊維の突出つがない。このため、補強板30の車幅方向外側部30Dは、取付壁部10Kの屈曲部10Rより、車幅外側方向へ突出している。また、補強板30の車幅方向外側部30Dを取付壁部10Kの屈曲部10Rより、車幅外側方向へ突出させることで、車両衝突時に取付壁部10Kと複数の主壁部とが分離され、バンパリインフォースメント20とクラッシュボックス10とに車幅方向の相対位置のずれが発生しても、バンパリインフォースメント20からクラッシュボックス10に荷重が確実に伝達されるようになっている。
図4に示される如く、クラッシュボックス10の取付壁部10Kにはナット28を挿入するための取付部としての貫通孔34が形成されており、補強板30にはボルト26を挿通する取付部としての貫通孔36が形成されている。
なお、ナット28は車両後方側からクラッシュボックス10の取付壁部10Kの貫通孔34にその大部分が埋設されていると共にボルト26はナット28から車両後方側へ突出しておらず、クラッシュボックス10のクラッシュストロークを長くするようになっている。
また、バンパリインフォースメント20の前壁部20Cに形成した作業孔22から挿入されたボルト26が、バンパリインフォースメント20の後壁部20Bと補強板30とクラッシュボックス10の取付壁部10Kとを貫通しており、ボルト26はクラッシュボックス10の取付壁部10Kに設けられたナット28に締結されている。
従って、バンパリインフォースメント20は補強板30を挟んでクラッシュボックス10の取付壁部10Kにボルト26とナット28によって固定されている。
なお、図2に示される如く、バンパリインフォースメント20の後壁部20Bは、車両上下方向に所定の間隔で設けられた3組のボルト26とナット28によって、クラッシュボックス10の取付壁部10Kに固定されている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
本実施形態のクラッシュボックス10は繊維強化樹脂としてのCFRPで構成されており、長手方向を車体前後方向に沿って配置された上端縦壁部10Aと下端縦壁部10Bと主壁部10C、10D、10E、10F、10G、10H、10Jと、これらの前端から車幅内側方向に向かって一体成形された取付壁部10Kとを備えており、取付壁部10Kに、長手方向を車幅方向に沿って配置されたバンパリインフォースメント20がボルト26とナット28によって取付けられている。
また、バンパリインフォースメント20は補強板30を挟んでクラッシュボックス10の取付壁部10Kに固定されていると共に、補強板30は鉄、アルミ等の金属板によって所定の板厚T1に形成されており、車両衝突時にバンパリインフォースメント20からクラッシュボックス10に荷重が伝達される際に変形や破断しないようになっている。
このため、車両衝突時にバンパリインフォースメント20からクラッシュボックス10の前端の取付壁部10Kに車両前方から車両後方へ向けて荷重(図4の矢印F1)が作用した際に、バンパリインフォースメント20に衝突する衝突体の材質や形状によって、バンパリインフォースメント20における車幅方向両端部20Aの後壁部20Bが、例えば、図4に二点鎖線で示すように変形しようとした場合にも、、補強板30によって、クラッシュボックス10の取付壁部10Kを補強することで、バンパリインフォースメント20からの荷重(図4の矢印F2)をクラッシュボックス10の取付壁部10Kの前面に略均一に伝達できる。また、図示を省略したが、バンパリインフォースメント20における車幅方向両端部20Aが平面視において車両前後方向へ変形しようとした場合にも、補強板30によって、クラッシュボックス10の取付壁部10Kを補強することで、バンパリインフォースメント20からの荷重をクラッシュボックス10の取付壁部10Kの前面に略均一に伝達できる。この結果、クラッシュボックス10はその軸方向(車両前後方向)に沿って車両前方側から車両後方側へ順次破壊するので、クラッシュボックス10を狙いのエネルギー吸収特性を発揮できる破壊モードで粉砕破壊させることができる。
また、バンパリインフォースメント20の後壁部20Bにおける全ての領域の板厚(図4のT2)を厚くして、同様な効果を得る場合に比べて、車両の重量を軽くできる。
また、バンパリインホースメント20とクラッシュボックス10の取付壁部10Kとの間に平板形状とされた補強板30を設ける構成のため構成が簡単である。
また、クラッシュボックス10の取付壁部10Kに設けた貫通孔34と、補強板30とに設けた貫通孔36とによって、クラッシュボックス10の取付壁部10Kにバンパリインフォースメント20を容易に取付けることができる。
また、本実施形態では、図2に示される如く、クラッシュボックス10の取付壁部10Kにおける上側周縁端末10Nが、補強板30の上側周縁端末30Aより外周側(車両上側)に所定の間隔S1を空けて配置されており、クラッシュボックス10の取付壁部10Kにおける下側周縁端末10Pが、補強板30の下側周縁端末30Bより外周側(車両下側)に所定の間隔S2を空けて配置されている。更に、図3に示される如く、クラッシュボックス10の取付壁部10Kにおける車幅方向内側周縁端末10Qが、補強板30の車幅方向内側周縁端末30Cより外周側(車幅方向内側)に所定の間隔S3を空けて配置されている。
このため、クラッシュボックス10の取付壁部10Kにおける上側周縁端末10N、下側周縁端末10P、車幅方向内側周縁端末10Qから突出したクラッシュボックス10を構成するCFRPの炭素強化繊維と、金属板の補強板30との接触を防止できる。この結果、クラッシュボックス10の強化繊維と補強板30との接触により発生する補強板30の電解腐食を防止できる。
以上に於いては、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。
例えば、上記実施形態では、クラッシュボックス10をCFRP(炭素繊維強化樹脂)によって構成したが、繊維強化樹脂はCFRPに限定されず、ガラス繊維強化樹脂等の他の繊維強化樹脂としてもよい。
また、クラッシュボックス10の長手方向から見た断面形状は上記実施形態の断面形状に限定されず他の形状であってもよい。
また、バンパリインフォースメント20の車幅方向から見た断面形状や材質も上記実施形態に限定されない。
また、上記実施形態では、補強板30は鉄、アルミ等の金属板によって構成したが、これらに代えて、補強板30を車両衝突時にバンパリインフォースメント20からクラッシュボックス10に荷重が伝達される際に変形や破断をしない十分な強度を確保した板厚とされた他の材質の板材で構成してもよい。
また、上記実施形態では、補強板30を平板形状としたが、これに代えて、補強板30を波板形状や凸部(ビード)が所定の間隔で形成された板形状やフランジを設けた形状としてもよい。
また、上記実施形態では、クラッシュボックス10の取付壁部10Kに取付部としての貫通孔34を形成し、補強板30に取付部としての貫通孔36を形成したが、取付部は貫通孔34、36に限定されず、凸部、凹部、係合部、ボルト等の他の取付部で構成してもよい。
また、上記実施形態では、クラッシュボックス10の取付壁部10Kを主壁部10C、10D、10E、10G、10H、10Jの前端から車幅方向内側に向って一体成形したが、これに代えて、クラッシュボックス10の取付壁部10Kを主壁部10C、10D、10E、10G、10H、10Jの前端から車幅方向外側に向って一体成形した構成としてもよい。
また、上記実施形態では、本発明のバンパリインフォースメント支持構造をフロントサイドメンバに適用したが、本発明のバンパリインフォースメント支持構造はフロントサイドメンバ以外にもリヤサイドメンバ等の他の部位にも適用可能である。
本発明の一実施形態に係るバンパリインフォースメント支持構造を示す車両斜め後方外側から見た斜視図である。 本発明の一実施形態に係るバンパリインフォースメント支持構造を示す車両斜め後方内側から見た斜視図である。 図2の3−3断面線に沿った拡大断面図である。 図3の4−4断面線に沿った拡大断面図である。
符号の説明
10 クラッシュボックス(エネルギー吸収部材)
10A クラッシュボックスの上端縦壁部(主壁部)
10B クラッシュボックスの下端縦壁部(主壁部)
10C クラッシュボックスの主壁部
10D クラッシュボックスの主壁部
10E クラッシュボックスの主壁部
10F クラッシュボックスの主壁部
10G クラッシュボックスの主壁部
10H クラッシュボックスの主壁部
10J クラッシュボックスの主壁部
10K クラッシュボックスの取付壁部
10N クラッシュボックスの取付壁部の上側周縁端末
10P クラッシュボックスの取付壁部の下側周縁端末
10Q クラッシュボックスの取付壁部の車幅方向内側周縁端末
10R クラッシュボックスの取付壁部の屈曲部
20 バンパリインホースメント
30 補強板(補強部材)
30A 補強板の上側周縁端末
30B 補強板の下側周縁端末
30C 補強板の車幅方向内側周縁端末
30D 補強板の車幅方向外側部
34 貫通孔(取付部)
36 貫通孔(取付部)

Claims (4)

  1. 長手方向を車幅方向に沿って配置されたバンパリインフォースメントと、
    繊維強化樹脂材で構成され、長手方向を車体前後方向に沿って配置された複数の主壁部と、これらの主壁部の長手方向端から車幅内側方向に向かって一体成形され、前記バンパリインフォースメントが取付けられた取付壁部と、を備えたエネルギー吸収部材と、
    車幅方向外側部が前記エネルギー吸収部材の取付壁部より車幅外側方向へ突出し、前記エネルギー吸収部材の取付壁部を補強する補強部材と、
    を有することを特徴とするバンパリインフォースメント支持構造。
  2. 前記補強部材は前記エネルギー吸収部材の取付壁部と前記バンパリインフォースメントとの間に設けられたことを特徴とする請求項1に記載のバンパリインフォースメント支持構造。
  3. 前記エネルギー吸収部材における前記取付壁部の周縁端末から突出した強化繊維と、金属板からなる前記補強部材とが接触しないことを特徴とする請求項1、2の何れか1項に記載のバンパリインフォースメント支持構造。
  4. 前記エネルギー吸収部材の前記取付壁部と前記補強部材とに前記バンパリインフォースメントを取付ける取付部を設けたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のバンパリインフォースメント支持構造。
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