JP4662003B2 - Acアダプタ出力端子ショートによる保護回路 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は出力電流を制御することができるACアダプタ出力端子ショートによる保護回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、充電用アダプタにおいて、大電流が流れたり、ACアダプタ出力端子ショートした場合、出力電圧が一旦ゼロとなり、再び、500mA程度の負荷電流を流して再充電していた。また、発熱に対してはアダプタの筐体に発熱防止のための対策が採られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記したようにACアダプタ出力端子ショートした場合、出力電圧が一旦ゼロとし500mA程度の負荷電流を流して再充電していたのでは、繰り返しACアダプタ出力端子ショートが起こりかねないし、負荷にダメージを与える可能性もあり熱に対する対策にも限界入がある。
【0004】
本発明の目的は、出力電流を制御することによって発熱対策不要となるACアダプタ出力端子ショートによる保護回路を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、定電圧制御電圧値を使用範囲以下になった場合のみ小さくすれば熱的対策も不要となることに着目して創作したものである。
【0006】
本発明によれば、エミッタには電源(VCC)が、コレクタには出力端子(OUT)が接続されている電流出力スイッチングトランジスタ(Tr3)と、定電圧制御電圧値が前記電源の電圧及び出力電圧間の電圧差(ΔVF1)が使用範囲を超える程度になったときにオンする第1のスイッチングトランジスタ(Tr1)と、該第1のスイッチングトランジスタがオンしたときオンするように接続された第2のスイッチングトランジスタ(Tr2)と、前記電源(VCC)の電圧が所定の電圧以下になると前記電流出力スイッチングトランジスタ(Tr3)をオフするよう制御するスイッチ制御アンプと、第2のスイッチングトランジスタ(Tr2)がオンして保護動作状態になった時定電流の制御を行う定電流制御アンプとを具備し、前記定電流制御アンプのマイナス入力端子(−)には第1、第2、及び第3の抵抗(R1,R2,R3)が接続され、前記第2の抵抗(R2)の他端には基準電圧源(Vz)が接続され、前記定電流制御アンプのプラス入力端子(+)には定電流検出抵抗(R CS )が接続され、充電時に、充電電流(負荷電流)を前記定電流検出抵抗(R CS )と前記基準電圧(Vz)の抵抗分圧とで定電流制御され、前記電圧差(ΔVF1)が基準電圧以上になった場合にのみ前記制御電圧を小さくし、出力電流を保護することを特徴とするACアダプタ出力端子ショートによる保護回路が得られる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のACアダプタ出力端子ショートによる保護回路の一実施の形態について図1及び図2を参照して説明する。図1は本発明のACアダプタ出力端子ショートによる保護回路の構成を示した回路図である。本発明のACアダプタ出力端子ショートによる保護回路は、図1に示すように電流出力スイッチングトランジスタTr3と、スイッチ制御アンプと、スイッチングトランジスタTr1と、スイッチングトランジスタTr2と、定電流制御アンプとで構成されている。
【0008】
スイッチ制御アンプは、電流出力スイッチングトランジスタTr3のオン/オフを制御するためのものである。電流出力スイッチングトランジスタTr3のエミッタ・コレクタ間には負荷検出抵抗RLSが接続され、ベースにはRLBが接続されている。さらに、電流出力スイッチングトランジスタTr3のエミッタには電源VCCが、コレクタには出力端子OUTが接続されている。
【0009】
電源VCCはスイッチングトランジスタTr1のエミッタにも接続され、出力端子OUTはスイッチングトランジスタTr1のベースにも接続されている。スイッチングトランジスタTr1のコレクタはスイッチングトランジスタTr2のベースに接続されている。
【0010】
定電流制御アンプのマイナス入力端子(−)には抵抗R1,R2,R3が接続されている。さらに抵抗R2の他端には基準電圧源Vzが接続されている。定電流制御アンプのプラス入力端子(+)には定電流検出抵抗RCSが接続されている。
【0011】
次に、本発明のACアダプタ出力端子ショートによる保護回路の動作について説明する。図2は図1の負荷に流れる負荷電流I(充電電流)と出力電圧OUTの関係を示すグラフである。上記構成による保護回路では、充電中に定電流制御は以下の数1に示される電流I1で制御される。
【0012】
【数1】
【0013】
一方、スイッチ制御アンプは、電源VCCの電圧低下防止によりVCCが2.4V(4VF)以下ではスイッチングトランジスタTr3をオフするように設定されている。この状態で、負荷を大きくするとVCC−OUT間の電圧が0.6V(1VF)以上になり、スイッチングトランジスタTr1がオンする。これにより、Tr2がオンし定電流制御アンプのマイナス端子電圧は以下の数2に示すとおりとなる。
【0014】
【数2】
【0015】
したがって、図1に示される保護回路における保護動作時は以下の数3に示される電流I2で制御される。
【0016】
【数3】
【0017】
以上説明した保護動作による出力電圧OUTと負荷電流Iの関係は図2に示すとおりとなり、保護動作開始電圧は図2に示す使用範囲における出力電圧(V)で決定される。
【0018】
図2に示すように、上記動作による出力V−Iカーブは、使用範囲が例えば2V〜5Vの場合、出力電圧が2V以下になると、出力電流を下げて保護を行う。従来では、使用範囲が2V以下になったとしても負荷電流IはI1(500mA程度)のままである。また、出力端子がショートした場合には、一旦出力電圧が0Vとなり、その後負荷には負荷電流I2(160mA程度)が流れ、使用範囲以上になると負荷電流I1が流れ、次第に小さくなっていく。すなわち、理想的なフの字の特性となるような電流制御を行うことができる。
【0019】
【発明の効果】
本発明によれば、出力端子がショートして出力電圧が使用範囲以下になった場合、出力電流の保護が働くと同時に、電流出力スイッチの保護をも行うことが可能である。又、出力電流の制御を行うことにより熱的対策が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のACアダプタ出力端子ショートによる保護回路の構成を示した図である。
【図2】保護動作による出力電圧OUTと負荷電流Iの関係を示すグラフである。
Claims (2)
- エミッタには電源(VCC)が、コレクタには出力端子(OUT)が接続されている電流出力スイッチングトランジスタ(Tr3)と、
定電圧制御電圧値が前記電源の電圧及び出力電圧間の電圧差(ΔVF1)が使用範囲を超える程度になったときにオンする第1のスイッチングトランジスタ(Tr1)と、
該第1のスイッチングトランジスタがオンしたときオンするように接続された第2のスイッチングトランジスタ(Tr2)と、
前記電源(VCC)の電圧が所定の電圧以下になると前記電流出力スイッチングトランジスタ(Tr3)をオフするよう制御するスイッチ制御アンプと、
第2のスイッチングトランジスタ(Tr2)がオンして保護動作状態になった時定電流の制御を行う定電流制御アンプと
を具備し、
前記定電流制御アンプのマイナス入力端子(−)には第1、第2、及び第3の抵抗(R1,R2,R3)が接続され、前記第2の抵抗(R2)の他端には基準電圧源(Vz)が接続され、前記定電流制御アンプのプラス入力端子(+)には定電流検出抵抗(R CS )が接続され、
充電時に、充電電流(負荷電流)を前記定電流検出抵抗(R CS )と前記基準電圧(Vz)の抵抗分圧とで定電流制御され、
前記電圧差(ΔVF1)が基準電圧以上になった場合にのみ前記制御電圧を小さくし、出力電流を保護することを特徴とするACアダプタ出力端子ショートによる保護回路。 - 前記電圧差(ΔVF1)は0.6ボルトであることを特徴とする請求項1記載のACアダプタ出力端子ショートによる保護回路。
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