JP4649067B2 - ダイシング治具 - Google Patents
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Description
【発明の属する利用分野】
本発明は、治具本体に位置決めして載置されたワークと共にダイシング部へ移送されるダイシング治具に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体パッケージの一例として、CSP(Chip・Size・Package)を製造する場合について説明する。ガラスエポキシ樹脂材、ポリイミド樹脂材などを用いた回路基板上に複数の半導体チップがマトリクス状に搭載され、該半導体チップ搭載面側を樹脂封止されてパッケージ部が形成される。このパッケージ部が形成された回路基板がダイシング治具に載置されてワーク供給装置によりダイシング装置のX−Yテーブルに供給される。
【0003】
X−Yテーブルに移載されたダイシング治具は、回路基板と共に吸着保持された状態で、X−Yテーブルをダイシングブレードの切断ラインと位置合わせが行われた後、例えばX方向に走査させる際(例えば往路を走査させる際)に一辺側が切断され、X方向の往復走査が終わるたびにY方向へ1ライン分移動させる動作を繰り返して切断される。一辺側の切断が終了すると、X−Yテーブルを90度回転させて隣接する他辺側についてもX−Yテーブルを同様に例えばX方向に往復走査させてはY方向へ1ライン分移動させる動作を繰り返して切断が行われる。これにより、回路基板は、ダイシング治具に載置されたまま、マトリクス状に個片に切断される。
【0004】
切断が終了すると、回路基板は、ダイシング治具と共にスピン洗浄部へ移送される。スピン洗浄部では、ダイシング治具が回路基板と共に洗浄ステージに吸着保持された状態で、密閉空間内で洗浄ステージが高速で回転駆動される。このとき、噴射ノズルから洗浄液が回路基板に向かって噴射されて洗浄が行われる。洗浄終了後洗浄ステージを回転させたまま回路基板にエアーが噴射されて基板乾燥が行われる。
【0005】
回路基板は、供給マガジンより切り出されると、別途待機したダイシング治具上に吸着パッド等を備えたワーク搬送部により移送される。そして、回路基板はダイシング治具に載置されたままワーク供給装置によりダイシング部のX−Yテーブル上に移送される。以下、回路基板を載置してダイシング部へ移送されるダイシング治具について説明する。
【0006】
図5(a)(b)においてワーク供給装置101は、ダイシング治具102に回路基板103を載せたままX−Yテーブルヘ移送するものである。ベース部104にはダイシング治具102を両側より保持する保持アーム105がスライド可能に設けられている。保持アーム105の先端部には、保持部106が設けられており、保持部106にはダイシング治具102本体の両側面に設けられた係止穴107に係止可能な保持爪108が突設されている。保持アーム105はベース部104に設けられたシリンダ部109のシリンダロッド110に連繋している。保持アーム105は、シリンダ部109を作動させることにより、スライドレール111に沿って移動可能に設けられている。回路基板103は、パッケージ部103aを下側にしてダイシング治具102に載置される。回路基板103は、例えば図6に示すように、基板部103bに穿孔された孔に治具本体の搭載面に立設されたピン112を挿通させて位置決めされている。そして、保持アーム105をスライドさせてダイシング治具102が保持部106により保持されてダイシング部のX−Yテーブルへ移送されるようになっている。ダイシング治具102はX−Yテーブルへ移載されると、ダイシング治具102に設けられた吸引孔(図示せず)を通じて回路基板103が吸着保持される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
図5(a)(b)に示すダイシング治具102においては、回路基板103は図6に示すように基板部103bがダイシング治具102にピン112により位置決めされているが、ダイシング部への移送中に加わる装置の振動や、パッケージ部103aの反りが生じた場合には、基板部103bがピン112より外れて位置ずれが生ずるおそれがある。
また、回路基板103に反りが生じたまま切断すると、ダイシング治具102の吸着孔を通じて吸引しても吸着固定が不十分となり易い。また、回路基板103に反りが生じたまま切断すると、ダイシングブレードと適切な角度で当たらないため、切断ラインがずれて不良品が発生するおそれがある。
【0008】
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、ワークを載せたままダイシング作業が終了するまでワークが反らずにしかも位置ずれを生ずることなく載置可能なダイシング治具を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は次の構成を備える。
即ち、治具本体に載置されたワークと共にダイシング部へ移送されるダイシング治具であって、前記治具本体の載置面に樹脂封止部を下に回路基板を上にして載置されたワークの上から開口部より前記回路基板を露出させて前記治具本体に位置決めされてワークを押さえるワーク押さえ部材を備え、前記ワーク押さえ部材には、前記開口部に臨んで形成された櫛歯状の押さえ部と、該押さえ部間を含む回路基板の周囲に形成されたダイシングブレードの逃げ孔と、が各々形成されており、前記ワーク押さえ部の先端は樹脂封止部より外側の基板部を押さえることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るダイシング治具の好適な実施の形態について添付図面と共に詳述する。
図1(a)(b)は回路基板が載置されたダイシング治具の上視図及び正面図、図2は回路基板、押さえ部材及びダイシング治具の位置関係を示す説明図、図3はダイシング動作の説明図、図4はダイシング装置の全体構成を示す平面説明図である。
【0011】
先ず、図4を参照して、ダイシング装置の全体構成について説明する。
1はワーク供給部であり、ワークの1例であるCSP用の回路基板2が複数収納された供給マガジン3より1枚ずつ供給可能になっている。回路基板2は、半導体チップが一方側にマトリクス状に搭載されて一括して樹脂モールドされており、供給マガジン3よりプッシャーなどにより切り出し部4へ送り出される。このとき、撮像装置などにより回路基板2の品種が判別されるようになっている。
切り出し部4へ送り出された回路基板2は、ワーク供給装置としてのワーク搬送部X1により吸着保持され、ワーク供給位置Aに待機しているダイシング治具5にパッケージ部を下にして載置され、該ダイシング治具5と共に保持されてダイシング位置Bへ移送される。
【0012】
6はダイシング部であり、回路基板2がダイシング治具5と共にダイシングテーブル7へ移送される。ダイシングテーブル7はX−Y方向及び回転可能に設けられており、回路基板2をダイシング治具5と共に吸着保持するようになっている。ダイシングテーブル7をダイシングブレード8の切断ラインと位置合わせを行って、X方向に(例えば図4の左側に)走査させる際に一辺側が切断され、再びX方向に(図4の右側に)戻って、Y方向へ1ライン分移動させては同様に切断される。一辺側の切断が終了すると、ダイシングテーブル7を90度回転させて隣接する他辺側についてもダイシングテーブル7を同様にX方向に往復走査させてはY方向へ1ライン分移動させて繰り返し切断動作が行われる。これにより、回路基板2は、ダイシング治具5に搭載されたまま、基板側よりマトリクス状に個片に切断される。基板側より切断することで実装面となる基板側がバリ面とならないように切断が行われる。
【0013】
9はスピン洗浄部であり、ダイシングされた回路基板2がダイシング治具5と共にダイシングテーブル7に載せられたままワーク搬送部Y1によりダイシング位置Bより洗浄位置Cへ移送され、洗浄ステージ10にてダイシングテーブル7が洗浄ステージ10に吸着保持されて切断面である基板側のスピン洗浄が行われる。スピン洗浄部9では、密閉空間内で洗浄ステージ10が高速で回転駆動される、図示しない噴射ノズルから洗浄液が回路基板2に向かって噴射されて洗浄が行われる。洗浄終了後に洗浄ステージ10を回転させたまま回路基板2にエアーが噴射されて基板乾燥が行われる。
【0014】
11はワーク搬送装置であり、ダイシングされスピン洗浄されたワーク(回路基板2)がダイシング治具5と共にワーク搬送部X3により洗浄位置Cよりピックアップ位置Dへ移送されピックアップステージ12に取り出される。そして、ワーク搬送部X2により回路基板2のみがダイシング治具5より取出されて後処理工程へ搬送される。後処理工程としては本実施例ではワーク洗浄乾燥工程、ワーク検査工程等がある。
【0015】
13はワーク洗浄乾燥部であり、ピックアップステージ12より、ダイシングされ、一面をスピン洗浄された回路基板2がワーク搬送部X2により一括保持されて搬送される間に他面の洗浄乾燥が行われる。ワーク洗浄乾燥部13は、回路基板2のスピン洗浄されていないパッケージ部側を洗浄ローラ14にてウェット洗浄し、乾燥ローラ15にて乾燥洗浄した後、エアー吹き付け部16により切削屑を除去する動作が連続して行われる。
【0016】
17はワーク載置部であり、洗浄乾燥後の回路基板2が回転及びスライド可能なX−Y−θテーブル18上に載置され、回路基板2の向きを揃えて供給可能になっている。このX−Y−θテーブル18は、θ方向に回転可能であり、かつX−Y方向に設けられた移動ガイド19に沿って移動可能に設けられている。X−Y−θテーブル18は、図4に示すように、ワーク搬送部X2より回路基板2が移載されると、時計回り方向へ90度回転して向きを変えるようになっている。X−Y−θテーブル18の近傍には、反転ピックアップ20が上下動、回転動作及びスライド可能に設けられている。反転ピックアップ20は、X−Y−θテーブル18に回路基板2が吸着保持されて90度回転すると、上下動して個片化されたチップ2aを吸着保持する。そして、反転ピックアップ20は、180度回転して(反転させて)、チップ2aを吸着保持したまま図4に示す検査テーブル22へ移送する。
【0017】
21はワーク検査部であり、ワーク載置部17より検査テーブル22へ移載されたチップに画像処理検査及び導通検査を含む検査が行われる。検査テーブル22の周縁部には複数箇所にワーク保持部(チップ載置用凹部)23が設けられ、該ワーク保持部23に反転ピックアップ20より移載されたチップ2aを吸着保持するようになっている。具体的には、検査テーブル22の周縁部に90度ずつ振られた4箇所に設けられている。各ワーク保持部23に吸着保持されたチップ2aは検査テーブル22が90度ずつ回転することにより検査ステージへ送られる。
【0018】
24はワークピックアップ部であり、ワーク検査部21の検査テーブル22に設けられたワーク保持部23に対応した間隔でワーク(チップ2a)を保持可能なピックアップヘッド25が複数箇所に設けられている。具体的には、ワークピックアップ部24には、ピックアップヘッド25が90度ずつ振られた4箇所の位置に設けられている。検査テーブル19とワークピックアップ部24とは同期して回転可能に設けられている。ワーク保持部23とピックアップヘッド25とは少なくとも2箇所で重なり合うように回転するようになっている。
【0019】
26はワーク収納部であり、検査テーブル22により搬送された検査終了後のチップ2aが収納用ピックアップ39により保持されて良品と不良品とに分けて良品収納トレイ26a、不良品収納トレイ26bに分別して収納される。各収納トレイが一杯になると空トレイ26cが供給されるようになっている。
【0020】
回路基板2を搭載可能なダイシング治具5は、ワーク供給位置A、ダイシング位置B、洗浄位置C、ピックアップ位置Dのうち何れか3位置に配設され、該複数のダイシング治具5を対応するワーク搬送部X1、Y1、X3、Y2の何れかによりダイシング治具5を循環させて回路基板2の搬送が繰り返し行われるようになっている。
【0021】
図4において、回路基板2を搭載したダイシング治具5は、ワーク供給位置Aからダイシング位置Bへワーク搬送部X1により上レールを用いて搬送される。また、切断された回路基板2を搭載したダイシング治具5は、ダイシング位置Bから洗浄位置Cへワーク搬送部Y1により下レールを用いて搬送される。スピン洗浄された回路基板2を搭載したダイシング治具5は、洗浄位置Cからピックアップ位置Dへワーク搬送部X3により上レールを用いて搬送される。ダイシング治具5は、回路基板2がワーク搬送部X2により吸着保持されて搬送されると、ピックアップ位置Dから再度ワーク供給位置Aへワーク搬送部Y2により下レールを用いて搬送される。
【0022】
ここで、ダイシング治具の構成について図1(a)(b)及び図2を参照して説明する。ダイシング治具5はワーク(回路基板2)を載置したまま、これらがワーク搬送部X1に保持されてダイシング部6へ移送される。図2に示すように、ダイシング治具5の治具本体5aには回路基板2が載置され、その上からワーク押さえ部材27が載置されて、回路基板2を治具本体5aに位置決めして押さえるようになっている。
【0023】
図1(a)(b)において、治具本体5aの載置面5bには、位置決め部分の1例である位置決めピン28が4箇所に突設されている。本実施例では位置決めピン28はワーク押さえ部材27のコーナー部に相当する位置に設けられており、対応する回路基板2のコーナー部には面取りされた当接部29が形成されている。尚、位置決めピン28に代えて位置決め穴(凹部)を設けても良く、この場合には、ワーク押さえ部材27の対応する位置にピン(凸部)を設けるようにしても良い。
ワーク押さえ部材27は、位置決めピン28に当接部29を当接させて位置決めされて治具本体に5aに搭載され、開口部30より回路基板2を露出させて治具本体5aに押さえるものである。ワーク押さえ部材27には、回路基板2の一部を押さえることが可能な押さえ部31が開口部30に臨んで形成されている。ワーク押さえ部材27は、例えばステンレススチール材やアルミニウム材などの金属板材やセラミック材などのような比較的硬質の樹脂板材が用いられる。
【0024】
ワーク押さえ部材27には、櫛歯状の押さえ部31が開口部30に臨んで形成されており、押さえ部31間にはダイシングブレードの逃げ孔32が形成されている。逃げ孔32は、回路基板2の短手方向に平行に等ピッチで形成されており、回路基板2の長手方向の両側には逃げ孔33が形成されるようになっている。開口部30及び逃げ孔32、33は、回路基板2をダイシングするダイシングブレード8の進入スペースを提供するものである。
また、開口部30に臨んで形成された押さえ部31の先端は、回路基板2の樹脂封止部(パッケージ部)2bより外側の基板部2cを押さえるようになっている。
【0025】
図3に示すように、回路基板2は、パッケージ部2b側を下にして治具本体5aに載置されており、その上からワーク押さえ部材27が位置決めピン28に沿って位置決めされて載置されて、基板部2cが押さえ部31に押さえられた状態でダイシング部6へ移送される。そして、ダイシングテーブル7をダイシングブレード8の切断ラインと位置合わせを行って、X方向に(例えば図3左側に)走査させる際に一辺側が切断され、再びX方向に(図3右側に)戻って、Y方向に1ライン分移動させては切断動作が繰り返し行われる。そして、ダイシングテーブル7を90度回転させて、Y方向側も同様にして切断動作が繰り返し行われ、全体としてマトリクス状に切断される。
【0026】
上記構成によれば、回路基板2は、ワーク押さえ部材27により治具本体5aに押さえられたままダイシング部6へ移送されるため、移送中に回路基板2に位置ずれが生ずることがない。また、ダイシング動作終了まで回路基板2は、ワーク押さえ部材27に押さえられているため、回路基板2の反りを有効に防止してダイシングテーブル7上で回路基板2をダイシング治具5に密着して吸着させることができる。よって、ダイシングブレード8が一定の角度で回路基板2に当接するので切断ラインがずれることなく、切断不良を低減して歩留まりを向上させることができる。
また、ワーク押さえ部材27の開口部30には、X−Y方向に櫛歯状の逃げ孔32、33が形成されており、押さえ部31の先端は、パッケージ部2bより外側の基板部2cを押さえるようになっているので、ダイシングブレード8と押さえ部材27の干渉も防止でき、加工信頼性を高めることができる。
【0027】
以上、本発明の好適な実施例について種々述べてきたが、本発明は上述の実施例に限定されるのではなく、ワークの種類は、エポキシ樹脂系の樹脂基板に限らずテープ基板等で合っても良く、ワーク押さえ部材27の材質も金属板材に限らず他の部材を用いても良い等、発明の精神を逸脱しない範囲で多くの改変を施し得るのはもちろんである。
【0028】
【発明の効果】
本発明に係るダイシング治具を用いると、ワークは、ワーク押さえ部材により治具本体に押さえられたままダイシング部へ移送されるため、移送中にワークに位置ずれが生ずることがない。また、ダイシング動作終了までワークは、ワーク押さえ部材に押さえられているため、ワークの反りを有効に防止してダイシングテーブル上でワークをダイシング治具に密着して吸着させることができる。よって、ダイシングブレードが一定の角度でワークに当接するので切断ラインがずれることなく、切断不良を低減して歩留まりを向上させることができる。
また、ワーク押さえ部材の開口部には、X−Y方向に逃げ孔が形成されており、押さえ部の先端は、パッケージ部より外側の基板部を押さえるようになっているので、ダイシングブレードと押さえ部材の干渉も防止でき、加工信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】回路基板が載置されたダイシング治具の上視図及び正面図である。
【図2】回路基板、押さえ部材及びダイシング治具の位置関係を示す説明図である。
【図3】ダイシング動作の説明図である。
【図4】ダイシング装置の全体構成を示す平面説明図である。
【図5】従来のダイシング治具を移送するワーク供給装置の正面図及び上視図である。
【図6】回路基板の反りを示す説明図である。
【符号の説明】
1 ワーク供給部
2 回路基板
2a チップ
2b パッケージ部
2c 基板部
3 供給マガジン
4 切り出し部
5 ダイシング治具
5a 治具本体
5b 載置面
6 ダイシング部
7 ダイシングテーブル
8 ダイシングブレード
9 スピン洗浄部
10 洗浄ステージ
11 ワーク搬送装置
12 ピックアップステージ
13 ワーク洗浄乾燥部
14 洗浄ローラ
15 乾燥ローラ
16 エアー吹き付け部
17 ワーク載置部
18 X−Y−θテーブル
19 移動ガイド
20 反転ピックアップ
21 ワーク検査部
22 検査テーブル
23 ワーク保持部
24 ワークピックアップ部
25 ピックアップヘッド
26 ワーク収納部
26a 良品収納トレイ
26b 不良品収納トレイ
26c 空トレイ
27 ワーク押さえ部材
28 位置決めピン
29 当接部
30 開口部
31 押さえ部
32、33 逃げ孔
39 収納用ピックアップ
Claims (1)
- 治具本体に載置されたワークと共にダイシング部へ移送されるダイシング治具であって、
前記治具本体の載置面に樹脂封止部を下に回路基板を上にして載置されたワークの上から開口部より前記回路基板を露出させて前記治具本体に位置決めされてワークを押さえるワーク押さえ部材を備え、
前記ワーク押さえ部材には、前記開口部に臨んで形成された櫛歯状の押さえ部と、該押さえ部間を含む回路基板の周囲に形成されたダイシングブレードの逃げ孔と、が各々形成されており、前記ワーク押さえ部の先端は樹脂封止部より外側の基板部を押さえることを特徴とするダイシング治具。
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