JP4534741B2 - ジャイロセンサ - Google Patents
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Description
このジャイロセンサは、図17に示すように、予め設定された可動平面内で変位可能な可動部を備えたセンシングエレメント101と、センシングエレメントを駆動して、可動平面に直交する軸を中心とした回転の角速度を検出する検出回路102とからなる(例えば、特許文献1参照。)。
また、出力信号VYAW は予め設定されたオフセット電圧を中心にして変化する両極性の信号であるため、マイコンでは、通常、AD変換器が出力するデジタル値の値域の中心値、即ち、電源電圧VCCの1/2を零点として処理するように設定される。
つまり、ジャイロセンサが出力する出力信号VYAW の零点は、基準電圧Vref に基づいて設定されるため、電源電圧VCCが変動しても一定値に保持されるが、マイコンが認識する零点は電源電圧VCCに比例して変化する。このため、何らかの原因で電源電圧VCCが定格値から変動すると、マイコンが認識する零点が出力信号VYAW の零点からずれてしまい、角速度の検出精度が低下するという問題があった。
また、バイアス電圧生成手段は、固定基準電圧を増幅することで、可動電極に印加するバイアス電圧を生成し、駆動信号生成手段は、固定基準電圧に比例したオフセット電圧を有する駆動信号を生成する。更に、容量・電圧変換手段は、固定基準電圧に比例したオフセット電圧を有し、モニタ用可変容量キャパシタの容量変化に従って電圧レベルが変化するモニタ信号、及び固定基準電圧に比例したオフセット電圧を有し、センス用可変容量キャパシタの容量変化に従って電圧レベルが変化するセンス信号を生成する。
また、可動部の駆動方向への振動の駆動周波数をfd (但し、ωd =2・π・fd )とすると、可動部の駆動方向に沿った変位の振幅xDaと変位の速度vDaのとの間には、(2)式の関係が成立する。
(1)式から分かるように、可動部の駆動方向に沿った速度の振幅vDaが一定であれば、角速度Ωとコリオリ力Fc、ひいてはセンス信号VS(t)の振幅との関係も一定になる。
このように、本発明のジャイロセンサにおいては、素子感度に関わる電圧を発生する部位(バイアス電圧生成手段、駆動信号生成手段)と容量・電圧変換手段では、電源電圧に依存しない固定基準電圧に比例したバイアス電圧やオフセット電圧を用いて信号処理を行う。また、それ以外の部位のうち、少なくとも外部に供給する出力信号を生成する部位(出力信号生成手段)や、可動部の振動状態を制御する部位(振幅制御手段)では、電源電圧に比例した電圧を用いて信号処理を行う。更に、素子感度が、電源電圧に比例した一定値となるように、可動部の振動状態を制御するようにされている。
次に、第二発明のジャイロセンサでは、振幅制御手段の代わりに、モニタ信号の振幅又はモニタ信号を微分してなるシフト信号の振幅に基づいて、出力信号生成手段に設けられた増幅回路のゲインを変化させることにより、可動部の振動状態に基づくセンス信号の変動を補償する補償手段と、電源電圧の大きさに基づいて、出力信号生成手段がセンス信号の増幅に用いる増幅回路のゲインを変化させることにより、出力信号の感度を調整する調整手段とを備える以外は、第一発明のジャイロセンサと同様に構成されている。
[第1実施形態]
図1は、本発明が適用された第1実施形態の静電駆動・容量検出型のジャイロセンサの構成を示すブロック図である。
VD2(t)=−VDa・sinωdt+VDb (4)
FD1(t)=kVD・[VK−VD1(t)]2 (5)
FD2(t)=kVD・[VK−VD2(t)]2 (6)
そして、可動部11を駆動する駆動力FD(t)は、その向きを図中右方向を正とすると(7)式で表され、この(7)式に(3)〜(6)式を代入して整理すると(8)(9)式が得られる。
=FDa・sinωdt (8)
FDa=4・kVD・VDa・(VK−VDb) (9)
また、駆動力FD(t)が加えられることによる可動部11のx軸方向への変位をxD(t)とすると、可動部11のx軸方向への変位速度vD(t)は(10)にて表され、これにより変位の振幅xDaと変位速度の振幅vDaに関して(11a)が得られる。更に、変位の振幅xDaは、駆動力の振幅FDaに比例するため、(11b)に示す関係式が得られる。
Fc=2・m・vD(t)・Ω (12)
そして、コリオリ力Fcが作用することによる可動部11のy軸方向への変位をycとすると、ycはコリオリ力Fcに比例し、(12)式からわかるように、コリオリ力Fcは可動部11のx軸方向への変位速度vD(t)に比例することから、(11a)式を考慮すると、ycの振幅ycaに関して(13a)式に示す関係が得られる。
また、変位速度の振幅vDaは、(11b)式に示すように、駆動角周波数ωd と駆動力FD(t)の振幅FDaとに比例し、駆動力FD(t)の振幅FDaは、(9)式に示すように、駆動信号の振幅VDaと、バイアス電圧VKと駆動信号のオフセット電圧VDbの差に比例することから、ycの振幅ycaに関して(13b)式に示す関係が得られる。
つまり、センシングエレメント1では、(8)(9)式から明らかなように、可動部11に加わる駆動力FD(t)の振幅は、駆動信号の振幅VDa,駆動信号のオフセット電圧VDb,及びバイアス電圧VKによって決定され、また、角速度Ωの検出感度は、(13b)式から明らかなように、駆動信号の駆動角周波数ωd ,振幅VDa,オフセット電圧VDb、及びバイアス電圧VKによって決定される。
[第1基準電圧発生部]
第1基準電圧発生部8は、図3(a)に示すように、演算増幅器OPBG、トランジスタQBG1 ,QBG2 、抵抗RBG1 〜RBG3 により構成され、トランジスタQBG1 ,QBG2 のバンドギャップ電圧を利用して参照電圧VBG(約1.2V)を発生させる周知のバンドギャップレファレンス回路81と、演算増幅器OPRA、抵抗RRAH ,RRAL により構成され、参照電圧VBG を増幅して第1基準電圧VrefAを生成する周知の非反転増幅回路82からなる。
このように構成された第1基準電圧発生部8の出力である第1基準電圧VrefAは、(14)式で表される。但し、本実施形態では、電源電圧VCCの定格値(5V)の中間値(2.5V)となるように抵抗値RRAH ,RRAL は設定されている。
第2基準電圧発生部9は、図3(b)に示すように、抵抗RRPH ,RRPL により構成され、外部から供給される電源電圧VCCを分圧する分圧回路91と、出力端子と反転入力端子とが接続され、分圧回路91での分圧電圧が非反転入力端子に印加された演算増幅器OPRPにより構成され、分圧電圧に等しい第2基準電圧VrefBを出力するバッファ回路92とからなる。
[高電圧発生部]
高電圧発生部6は、図4に示すように、電源電圧VCCを昇圧して昇圧電圧VBを生成する昇圧回路61と、演算増幅器OPK1、抵抗RKH ,RKL からなり、昇圧回路61から電源供給を受けて動作し、第1基準電圧VrefAを増幅してバイアス電圧VK(>VCC)を生成する周知の非反転増幅回路62からなる。
kRK=RKH/RKL+1 (17)
[駆動バッファ]
駆動バッファ5は、図4に示すように、駆動信号制御部4が出力する電流信号である制御信号IVG(t)を、電圧信号VG1(t)に変換するIV変換回路51と、電圧信号VG1(t)を反転させた電圧信号VG2(t)を生成する反転増幅回路52と、電圧信号VG1(t)を増幅して駆動電極13aに印加する駆動信号VD1(t)を生成する反転増幅回路53と、電圧信号VG2(t)を増幅して駆動電極13bに印加する駆動信号VD2(t)を生成する反転増幅回路54と、バイアス電圧VKを分圧して、参照電圧VrefSを生成する分圧回路55とからなる。
VG1(t)=−IVG(t)・RD0+VrefA (18)
VG2(t)=−{VG1(t)−VrefA}+VrefA
=IVG(t)・RD0+VrefA (19)
反転増幅回路53,54は、反転増幅回路52と同様に演算増幅器を中心に構成された周知のものである。即ち、反転増幅回路53は、演算増幅器OPB3 の出力端子と反転入力端子との間には、抵抗RDF3 が接続され、反転入力端子には抵抗RDI3 を介して電圧信号VG1(t)が印加され、非反転入力端子には参照電圧VrefSが印加されるように構成されている。また、反転増幅回路54は、演算増幅器OPB4 の出力端子と反転入力端子との間には、抵抗RDF4 が接続され、反転入力端子には抵抗RDI4 を介して電圧信号VG2(t)が印加され、非反転入力端子には参照電圧VrefSが印加されるように構成されている。
つまり、駆動信号VD1(t),VD2(t)は、(20)(21)式で表される。また、参照電圧VrefSは(22)式、分圧回路55の分圧比kRD は(23)式で表される。
VD2(t)=−αD・{VG2(t)−VrefS}+VrefS (21)
VrefS=kRD・VK (22)
kRD=RDL/(RDH+RDL) (23)
なお、駆動信号VD1(t),VD2(t)のオフセット電圧VDbは、IVG(t)=0の時、即ちVG1(t)=VG2(t)=VrefAの時の値であるため、これを(20)又は(21)式に代入して整理すると、(24)式が得られる。
(16)(24)式からわかるように、高電圧発生部6が生成するバイアス電圧VK、及び駆動バッファ5が生成する駆動信号VD1(t),VD2(t)のオフセット電圧VDbは、電源電圧VCCの変動によらず常に一定の値となるようにされている。
[CV変換部]
次に、CV変換部3は、モニタ電極15a,15b、及びセンス電極17a,17bのそれぞれに一つずつ接続されたCV変換アンプ31〜34からなる(図1参照)。
CV変換アンプ31は、図5に示すように、出力端子と反転入力端子との間に抵抗RMF とキャパシタCMF とが並列接続されると共に、非反転入力端子に第1基準電圧VrefAが印加され、反転入力端子がモニタ電極15aに接続された演算増幅器OPからなる。
RMF≫1/(2・π・fd・CMF) (25)
モニタ用可変容量キャパシタの容量をCM1(t)、その蓄積電荷をQM1(t)その両端電圧をVCM、キャパシタCMFの両端電圧をVMF(t)、その蓄積電荷をQMF(t)とすると、CV変換アンプ31の出力であるモニタ信号をVM1(t)とすると、(26)〜(29)式が成立する。
QMF(t)=CMF・VMF(t) (27)
VCM=VK−VrefA (28)
VMF(t)=VrefA−VM1(t) (29)
キャパシタCM1(t),CMFを流れる電流が等しいこと、即ち(26)式を微分したものと(27)式を微分したものが等しいことから、(26)〜(29)式に基づいて(30)式が得られる。
CMa=αM・xDa (32)
更に、(31)式を代入した(30)式を積分することにより(33)式が得られる。但し、kCMは、変換ゲインであり、(34)式にて表される。
kCM=(VK−VrefA)/CMF (34)
これと同様に、モニタ電極15bに接続されたCV変換アンプ32の出力であるモニタ信号VM2(t)も求めることができる。但し、キャパシタ容量CM2(t)はキャパシタ容量CM1(t)とは逆相になるため(35)式で表され、モニタ信号VM2(t)は(36)式で表される。
VM2(t)=kCM・CMa・cosωdt+VrefA (36)
また、同様にして、センス用可変容量キャパシタの容量CS1(t),CS2(t)は、(38)(39)式により、センス電極17a,17bに接続されたCV変換アンプ33,34の出力であるセンス信号VS1(t),VS2(t)は、(41)(42)式により表される。
CS1(t)=CSa・sin(ωdt+θ)+CSb (38)
CS2(t)=−CSa・sin(ωdt+θ)+CSb (39)
CSa=αS・yca (40)
VS1(t)=−kCS・CSa・sin(ωdt+θ)+VrefA (41)
VS2(t)=kCS・CSa・sin(ωdt+θ)+VrefA (42)
kCS=(VK−VrefA)/CSF (43)
つまり、CV変換アンプ31〜34は、モニタ電極15a,15b、センス電極17a,17bに、第1基準電圧VrefAを印加し、この第1基準電圧VrefAをオフセット電圧としたモニタ信号VM1(t),VM2(t)、センス信号VS1(t),VS2(t)を生成し、しかも、電源電圧VCCの変動によらず、変換ゲインkCM,kCSが一定に保持されるように構成されている。
[駆動信号制御部]
駆動信号制御部4は、CV変換部3から供給されるモニタ信号VM1(t),VM2(t)の差分を増幅して合成モニタ信号VM(t)を生成する差動増幅器41と、合成モニタ信号VM(t)の位相を90°シフトさせる位相シフタ42と、合成モニタ信号VM(t)を全波整流する全波整流器44と、全波整流器44の出力を増幅する誤差増幅器45と、位相シフタ42の出力を電流信号に変換し、その変換利得が誤差増幅器45の出力に従って変化する可変利得器43とからなる(図1参照)。
RDMF=RDM2=RDM4 (45)
このように構成された差動増幅器41の出力である合成モニタ信号VM(t)は、(46)式で表される。但しVMaは、合成モニタ信号VM(t)の振幅であり(47)式で表される。
=VMa・cosωdt+VrefB (46)
VMa=RDMF/RDMI・2CMa/CMF・(VK−VrefA) (47)
次に、位相シフタ42は、演算増幅器OPPS、抵抗RPSI ,RPSF 、キャパシタCPSI ,CPSF によりバンドパスフィルタとして構成された周知のアクティブフィルタからなる。即ち、演算増幅器OPPS の出力端子と反転入力端子との間には、抵抗RPSF 及びキャパシタCPSF が並列接続され、演算増幅器OPPSの反転入力端子には、キャパシタCPSI ,抵抗RPSI からなる直列回路を介して合成モニタ信号VM(t)が印加され、演算増幅器OPPSの非反転入力端子には、第2基準電圧VrefBが印加されている。そして、抵抗RPSI ,RPSF 、キャパシタCPSI ,CPSF は、駆動周波数fd 付近で位相が90°シフトするように、その回路定数が設定されている。
VPS(t)=GPS・VMa・sinωdt+VrefB (48)
次に、全波整流器44は、第2基準電圧VrefBを零点として全波整流する周知の全波整流回路441と、抵抗RFWR ,キャパシタCFWR からなり、全波整流回路の出力電流を平滑化して、合成モニタ信号VM(t)の振幅VMaに比例した電圧レベルを有する検出信号VFWR を生成する周知の平滑回路442とからなる。
IFWR(t)=kFWR・|VM(t)−VrefB| (49)
VFWR=2/π・kFWR・RFWR・VMa (50)
次に、誤差増幅器45は、抵抗REAH ,REAL により構成され、電源電圧VCCを分圧して目標電圧VrefRを生成する分圧回路451と、演算増幅器OPEA、抵抗REAI ,REAF 、キャパシタCEAI ,CEAF により構成され、全波整流器44にて生成された検出信号VFWR と目標電圧VrefRとの差分を誤差を増幅する周知の反転増幅回路452とからなる。
VEA=−REAF/REAI・(VFWR−VrefR)+VrefR (51)
VrefR=REAL/(REAL+REAH)・VCC (52)
次に、可変利得器43は、周知の電圧・電流変換回路からなり、位相シフタ42の出力であるシフト信号VPS(t)と、第2基準電圧VrefBとの差に比例した電流信号である制御信号IVG(t)を生成する。
このように構成された駆動信号制御部4では、何らかの原因で可動部11のx軸方向への変位xD(t)の振幅xDaが大きくなると、モニタ用可変容量キャパシタの容量変化の振幅CMa、ひいては合成モニタ信号VM(t)の振幅VMaが大きくなり、合成モニタ信号VM(t)を全波整流した検出信号VFWR が高くなる((32)(47)(50)式参照)。すると、誤差信号VEAが低くなることにより、可変利得器43の変換係数kVG(VEA)が低くなり、制御信号IVG(t)の振幅が小さくなる((51)(53)式参照)。その結果、駆動信号VD1(t),VD2(t)の振幅VDaが小さくなることにより((18)〜(21)式参照)、可動部11を駆動する駆動力FD(t)の振幅FDa、ひいては可動部11の振幅xDaが減少する((9)式参照)。
VFWR≒VrefR (54)
この(54)式に(32)(47)(50)(52)式を代入して整理すると(55)式が得られる。
[出力信号生成部]
出力信号生成部7は、CV変換部3から供給されるセンス信号VS1(t),VS2(t)の差分を増幅して合成センス信号VS(t)を生成する差動増幅器71と、位相シフタ42が出力するシフト信号VPS(t)を用いて合成センス信号VS(t)の同期検波を行う同期検波回路72と、同期検波回路72が出力する検波信号VPSD を平滑化するローパスフィルタ(LPF)73と、LPF73の出力を調整・増幅して出力信号VYAW を生成する調整・増幅回器74とからなる(図1参照)。
RDSF=RDS2=RDS4 (57)
このように構成された差動増幅器71の出力である合成センス信号VS(t)は、(58)式で表される。但し、VSaは、合成センス信号VS(t)の振幅であり(59)式で表される。また、差動増幅器71におけるゲインをkDS(=RDSF/RDSI)とする。
=VSa・sin(ωdt+θ)+VrefB (58)
VSa=kDS・2CSa/CSF・(VK−VrefA) (59)
次に同期検波回路72は、出力端子と非反転入力端子とが接続された演算増幅器OPPSD1からなり、非反転入力端子に印加される合成センス信号VS(t)をそのまま出力するバッファ回路721と、出力端子と反転入力端子との間に抵抗RPSD2が接続され、非反転入力端子に第2基準電圧VrefBが印加された演算増幅器OPPSD2 からなり、抵抗RPSD1 を介して反転入力端子に印加される合成センス信号VS(t)を、極性を反転させて出力する反転増幅回路722と、反転入力端子に印加された第2基準電圧VrefBをしきい値電圧として、非反転入力端子に印加されるシフト信号VPS(t)を2値化するコンパレータ723と、コンパレータ723の出力に従って、バッファ回路721の出力又は反転増幅回路722の出力のいずれかを選択的に出力するスイッチ724とからなる。
VLPDC=−kLP・(2/π)・VSa・cosθ+VrefB (61)
次に、調整・増幅回路74は、感度調整用の反転増幅回路741と、零点調整用の分圧回路742及びバッファ回路743と、反転増幅回路741の出力とバッファ回路743の出力とを加算,増幅して出力信号VYAW を生成する加算増幅回路744とからなる。
=kSE・CSa・(VK−VrefA)+kOF1・VrefB+kOF2・VCC (62)
kSE =−k57・k12・kLP・kDS・(2/π)・(2/CSF)・cosθ (63)
kOF1 =k67+1 (64)
kOF2 =−k67・k34 (65)
つまり、反転増幅回路741のゲインk12 を調整することで、出力信号VYAW の感度(kSE・(VK−VrefA))を、また、分圧回路742の分圧比k34 を調整することで、出力信号VYAW の零点(kOF1・VrefB+kOF2・VCC)を調整できるようにされている。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。
即ち、本実施形態のジャイロセンサにおいて、駆動信号制御部4aでは、図8に示すように、全波整流器44は、差動増幅器41が出力する合成モニタ信号VM(t)の代わりに、位相シフタ42が出力するシフト信号VPS(t)を全波整流するように構成されている。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態について説明する。
即ち、本実施形態のジャイロセンサにおいて、駆動信号制御部4bは、図10(a)に示すように、可変利得器43,全波整流器44,誤差増幅器45の代わりに、位相シフタ42が出力するシフト信号VPS(t)を矩形波に整形する波形整形器46を備え、また、出力信号生成部7bは、差動増幅器71,同期検波回路72の代わりに、差動増幅器71b,同期検波回路72bを備えている。そして、波形整形器46の出力が、駆動バッファ5b及び同期検波回路72bに供給されるように構成されている。
RDSI =RDS1 =RDS3 (73)
RDSFA=RDS2A=RDS4A (74)
RDSFB=RDS2B=RDS4B (75)
つまり、抵抗RDSI ,RDSFA と比較して抵抗RDSFBは、十分に大きな温度係数を有し、その結果、差動増幅器71bのゲインkDSは正の温度係数を有することになる。しかも、そのゲインkDSの温度特性は、抵抗比RDS2A/RDS2B,RDS4A/RDS4Bの設定を変更することで調整することが可能である。
=GVG・(VDS−VrefB)+VrefB (76)
従って、本実施形態のジャイロセンサによれば、温度変化による可動部11の振動状態の変化に基づいて、センス信号VS(t)に現れる温度特性の変化を、差動増幅部を構成する各抵抗値の設定で決まる差動増幅部のゲインの温度特性によって相殺することができるため、第1実施形態における振幅一定制御を実行しなくても、差動増幅部にて増幅されたセンス信号VDSの感度を一定に保つことができる。
なお、本実施形態において、可変利得器711が調整手段に相当する。
また、図11,図13に示した差動増幅器71bの演算増幅器OPDS,OPSを中心とした増幅回路を、図14(a)(b)に示すように、温度特性が特に考慮されていない通常の増幅回路(RDS2A,RDS2B→RDS2、RDS4A,RDS4B→RDS4、RSFA,RSFB→RSF)にて構成し、その代わりに、可変利得器711のIV変換回路719に、温度特性を持たせるようにしてもよい。
[第4実施形態]
次に、第4実施形態について説明する。
即ち、本実施形態のジャイロセンサにおいて、駆動信号制御部4cは、図15(a)に示すように、差動増幅器41,位相シフタ42,波形整形器46に加えて、差動増幅器41が出力する合成モニタ信号VM(t)を全波整流する全波整流器44を備え、また、出力信号生成部7cは、同期検波回路72b,LPF73,調整・増幅回路74に加えて、差動増幅器71の代わりに、全波整流器44の出力である検出信号VFWR ((50)式参照)に従ってゲインが変化する差動増幅器71cを備えている。
ところで、本実施形態では、全波整流器44は、差動増幅器41の出力である合成モニタ信号VM(t)を整流するように構成されているが、図15(b)に示すように、位相シフタ42の出力であるシフト信号VPS(t)を整流するように構成してもよい。この場合、第2実施形態と同様の効果を得ることができる。
Claims (3)
- 予め設定された可動平面に沿って変位可能な可動部と、該可動部に接続された可動電極と、前記可動平面内の予め設定された駆動方向に沿って前記可動部を振動させる静電気力を、前記可動部との間に発生させるための駆動電極と、前記駆動方向に沿った前記可動部の変位に応じて容量が変化するモニタ用可変容量キャパシタを前記可動部と共に形成するモニタ電極と、前記可動平面内にて前記駆動方向に直交する直交方向に沿った前記可動部の変位に応じて容量が変化するセンス用可変容量キャパシタを前記可動部と共に形成するセンス電極とを備えたセンシングエレメントを用いて、前記可動平面に直交する軸を中心とした回転の角速度を検出する静電駆動・容量検出型のジャイロセンサであって、
外部から供給される電源電圧の大きさによらず一定値となる固定基準電圧を発生させる基準電圧発生手段と、
前記固定基準電圧を増幅することで、前記可動電極に印加するバイアス電圧を生成するバイアス電圧生成手段と、
前記駆動電極に印加され、前記固定基準電圧に比例したオフセット電圧を有する駆動信号を生成する駆動信号生成手段と、
前記固定基準電圧に比例したオフセット電圧を有し、前記モニタ用可変容量キャパシタの容量変化に従って電圧レベルが変化するモニタ信号、及び前記固定基準電圧に比例したオフセット電圧を有し、前記センス用可変容量キャパシタの容量変化に従って電圧レベルが変化するセンス信号を生成する容量・電圧変換手段と、
前記モニタ信号に基づいて、前記可動部の振動が継続するように前記駆動信号の位相を制御する位相制御手段と、
前記モニタ信号の振幅又は該モニタ信号を微分してなるシフト信号の振幅が、前記電源電圧に比例した目標値と一致するように前記駆動信号の振幅を制御する振幅制御手段と、
前記電源電圧に比例したオフセット電圧を有し、前記センス信号に基づいて電圧レベルが変化する出力信号を生成する出力信号生成手段と、
を備えることを特徴とするジャイロセンサ。 - 予め設定された可動平面に沿って変位可能な可動部と、該可動部に接続された可動電極と、前記可動平面内の予め設定された駆動方向に沿って前記可動部を振動させる静電気力を、前記可動部との間に発生させるための駆動電極と、前記駆動方向に沿った前記可動部の変位に応じて容量が変化するモニタ用可変容量キャパシタを前記可動部と共に形成するモニタ電極と、前記可動平面内にて前記駆動方向に直交する直交方向に沿った前記可動部の変位に応じて容量が変化するセンス用可変容量キャパシタを前記可動部と共に形成するセンス電極とを備えたセンシングエレメントを用いて、前記可動平面に直交する軸を中心とした回転の角速度を検出する静電駆動・容量検出型のジャイロセンサであって、
外部から供給される電源電圧の大きさによらず一定値となる固定基準電圧を発生させる基準電圧発生手段と、
前記固定基準電圧を増幅することで、前記可動電極に印加するバイアス電圧を生成するバイアス電圧生成手段と、
前記駆動電極に印加され、前記固定基準電圧に比例したオフセット電圧を有する駆動信号を生成する駆動信号生成手段と、
前記固定基準電圧に比例したオフセット電圧を有し、前記モニタ用可変容量キャパシタの容量変化に従って電圧レベルが変化するモニタ信号、及び前記固定基準電圧に比例したオフセット電圧を有し、前記センス用可変容量キャパシタの容量変化に従って電圧レベルが変化するセンス信号を生成する容量・電圧変換手段と、
前記モニタ信号に基づいて、前記可動部の振動が継続するように前記駆動信号の位相を制御する位相制御手段と、
前記電源電圧に比例したオフセット電圧を有し、前記センス信号に基づいて電圧レベルが変化する出力信号を生成する出力信号生成手段と、
前記モニタ信号の振幅又は該モニタ信号を微分してなるシフト信号の振幅に基づいて、前記出力信号生成手段が前記センス信号の増幅に用いるゲインを変化させることにより、前記可動部の振動状態の変動に基づく前記センス信号の変動を補償する補償手段と、
前記電源電圧の大きさに基づいて、前記出力信号生成手段が前記センス信号の増幅に用いる増幅回路のゲインを変化させることにより、前記出力信号の感度を調整する調整手段と、
を備えることを特徴とするジャイロセンサ。 - 予め設定された可動平面に沿って変位可能な可動部と、該可動部に接続された可動電極と、前記可動平面内の予め設定された駆動方向に沿って前記可動部を振動させる静電気力を、前記可動部との間に発生させるための駆動電極と、前記駆動方向に沿った前記可動部の変位に応じて容量が変化するモニタ用可変容量キャパシタを前記可動部と共に形成するモニタ電極と、前記可動平面内にて前記駆動方向に直交する直交方向に沿った前記可動部の変位に応じて容量が変化するセンス用可変容量キャパシタを前記可動部と共に形成するセンス電極とを備えたセンシングエレメントを用いて、前記可動平面に直交する軸を中心とした回転の角速度を検出する静電駆動・容量検出型のジャイロセンサであって、
外部から供給される電源電圧の大きさによらず一定値となる固定基準電圧を発生させる基準電圧発生手段と、
前記固定基準電圧を増幅することで、前記可動電極に印加するバイアス電圧を生成するバイアス電圧生成手段と、
前記駆動電極に印加され、前記固定基準電圧に比例したオフセット電圧を有する駆動信号を生成する駆動信号生成手段と、
前記固定基準電圧に比例したオフセット電圧を有し、前記モニタ用可変容量キャパシタの容量変化に従って電圧レベルが変化するモニタ信号、及び前記固定基準電圧に比例したオフセット電圧を有し、前記センス用可変容量キャパシタの容量変化に従って電圧レベルが変化するセンス信号を生成する容量・電圧変換手段と、
前記モニタ信号に基づいて、前記可動部の振動が継続するように前記駆動信号の位相を制御する位相制御手段と、
前記電源電圧に比例したオフセット電圧を有し、前記センス信号に基づいて電圧レベルが変化する出力信号を生成する出力信号生成手段と、
前記電源電圧の大きさに基づいて、前記出力信号生成手段にて前記センス信号の増幅に用いられる増幅回路のゲインを変化させることにより、前記出力信号の感度を調整する調整手段と、
を備え、
前記出力信号生成手段にて前記センス信号の増幅に用いられる増幅回路のゲインの温度特性が、前記センス信号の温度特性を相殺するように設定されていることを特徴とするジャイロセンサ。
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