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JP4516536B2 - 動画生成装置、動画生成方法、及びプログラム - Google Patents

動画生成装置、動画生成方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、動画生成装置、動画生成方法、及びプログラムに関する。特に本発明は、動画を生成する動画生成装置及び動画生成方法、並びに、動画生成装置用のプログラムに関する。
従来、動画の記録中に静止画を撮影しても滑らかな動きのある動画を得るムービ・スチル・カメラがある(例えば、特許文献1参照。)。この技術によると、一駒が水平方向640画素、垂直方向480画素をもつ動画データが一定周期で得られる。そして、動画データを記録中にレリーズボタンが押されると、水平方向1280画素、垂直方向960画素の静止画像データが取得され、メモリ・カードに記録される。このとき、静止画像データから、動画用の一駒の画像と同じ大きさをもつ縮小画像が生成され、静止画像データが得られた位置に挿入される。
特開2003−219341号公報
しかしながら、特許文献1の技術によると、ユーザがレリーズボタンを押したタイミング以外のタイミングにおける静止画像を閲覧したいときには、静止画像データよりも解像度の劣る動画データの一駒から静止画像データを生成する必要がある。ユーザにとっては、動画を楽しむのと同時に、ユーザの欲する任意のタイミングにおける鮮明な静止画像を鑑賞できるのが望ましい。鮮明な静止画像を得るためには、動画向けの露光時間より短い露光時間で撮像されるのが望ましい。しかし、露光時間を短くして撮像された静止画像を動画用の一駒の画像として再生すると、被写体の動きがぎこちないものになってしまうという課題があった。
そこで本発明は、上記の課題を解決することができる動画生成装置、動画生成方法、及びプログラムを提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
本発明の第1の形態における動画生成装置は、所定の露光時間で連続して撮像された複数の撮像画像を格納する画像格納部と、複数の撮像画像における被写体の位置の変化に基づいて、一の撮像画像が撮像されたタイミングと、一の撮像画像の次に撮像された撮像画像が撮像されたタイミングとの間の被写体の動きを算出する動き算出部と、動き算出部が算出した被写体の動きに応じて、一の撮像画像に含まれる被写体の領域画像のぼけ量を他の領域画像のぼけ量より大きくすべく、前記複数の撮像画像に画像処理を施して、一の撮像画像からフレーム画像を生成するフレーム画像生成部と、フレーム画像生成部が複数の撮像画像のそれぞれに対応させてそれぞれ生成した複数のフレーム画像を動画として記録する動画記録部とを備える。
フレーム画像生成部は、一の撮像画像に含まれる被写体が動いている方向に対してぼかし処理を施して、一の撮像画像からフレーム画像を生成してよい。フレーム画像生成部は、動き算出部が算出した被写体の動きに応じて、一の撮像画像が撮像されたときの露光時間より長い露光時間で撮像された撮像画像を表すように、一の撮像画像に含まれる被写体の領域画像にぼかし処理を施して、一の撮像画像からフレーム画像を生成してよい。
動き算出部が算出した被写体の動きに基づいて、一の撮像画像が撮像されたタイミングと、次の撮像画像が撮像されたタイミングとの間に被写体が撮像された場合に撮像され得る予測画像を生成する予測画像生成部をさらに備え、フレーム画像生成部は、予測画像生成部が生成した予測画像を一の撮像画像に重ね合わせることにより、一の撮像画像に含まれる被写体の領域画像にぼかし処理を施して、一の撮像画像からフレーム画像を生成してよい。
予測画像生成部は、一の撮像画像が撮像されたタイミングと、次の撮像画像が撮像されたタイミングとの間に所定間隔で連続して被写体が撮像された場合に撮像され得る複数の予測画像を生成し、フレーム画像生成部は、予測画像生成部が生成した複数の予測画像を一の撮像画像に重ね合わせることにより、一の撮像画像に含まれる被写体の領域画像にぼかし処理を施して、一の撮像画像からフレーム画像を生成してよい。
所定の露光時間で撮像画像を連続して撮像する撮像部をさらに備え、画像格納部は、撮像部が撮像した複数の撮像画像を格納してよい。動画記録部が記録している複数のフレーム画像を連続して表示して動画として再生する動画再生部をさらに備えてよい。
動き算出部は、複数の撮像画像における被写体の位置の変化に基づいて、一の撮像画像が撮像されたタイミングと、次の撮像画像が撮像されたタイミングとの間で被写体が動いた動き量を算出し、フレーム画像生成部は、動き算出部が算出した被写体の動き量がより大きい場合に、一の撮像画像に含まれる被写体の領域画像に、より大きいぼかし量でぼかし処理を施して、一の撮像画像から動画のフレーム画像を生成してよい。
動き算出部は、複数の撮像画像における被写体の位置の変化及び複数の撮像画像が撮像された時刻に基づいて、一の撮像画像が撮像されたタイミングと、次の撮像画像が撮像されたタイミングとの間における被写体の動きの速度を算出し、フレーム画像生成部は、動き算出部が算出した被写体の速度の大きさがより大きい場合に、一の撮像画像に含まれる被写体の領域画像に、より大きいぼかし量でぼかし処理を施して、一の撮像画像から動画のフレーム画像を生成してよい。
動画記録部が記録している複数のフレーム画像が表示される表示画面における被写体の位置と、表示画面に表示された複数のフレーム画像を観察する観察者の位置との間の距離を取得する距離取得部をさらに備え、フレーム画像生成部は、距離取得部がより小さい距離を取得した場合に、一の撮像画像に含まれる被写体の領域画像に、より大きいぼかし量でぼかし処理を施して、一の撮像画像から動画のフレーム画像を生成してよい。
動画記録部が観察者に3次元表示による動画を観察させるべく複数のフレーム画像を記録する場合に、観察者の視点と動き算出部が動きを算出した被写体との間の3次元表示の表示空間における距離を取得する距離取得部をさらに備え、フレーム画像生成部は、距離取得部がより小さい距離を取得した場合に、一の撮像画像に含まれる当該被写体の領域画像に、より大きいぼかし量でぼかし処理を施して、一の撮像画像から動画のフレーム画像を生成してよい。
本発明の第2の形態における動画生成方法は、動画のフレーム周期より短い露光時間で連続して撮像された複数の撮像画像を格納する画像格納段階と、複数の撮像画像における被写体の位置の変化に基づいて、一の撮像画像が撮像されたタイミングと、一の撮像画像の次に撮像された撮像画像が撮像されたタイミングとの間の被写体の動きを算出する動き算出段階と、動き算出段階において算出された被写体の動きに応じて、一の撮像画像に含まれる被写体の領域画像にぼかし処理を施して、一の撮像画像からフレーム画像を生成するフレーム画像生成段階と、フレーム画像生成段階において複数の撮像画像のそれぞれに対応させてそれぞれ生成された複数のフレーム画像を動画として記録する動画記録段階とを備える。
本発明の第3の形態によると、動画を生成する動画生成装置用のプログラムであって、動画生成装置を、動画のフレーム周期より短い露光時間で連続して撮像された複数の撮像画像を格納する画像格納部、複数の撮像画像における被写体の位置の変化に基づいて、一の撮像画像が撮像されたタイミングと、一の撮像画像の次に撮像された撮像画像が撮像されたタイミングとの間の被写体の動きを算出する動き算出部、動き算出部が算出した被写体の動きに応じて、一の撮像画像に含まれる被写体の領域画像にぼかし処理を施して、一の撮像画像からフレーム画像を生成するフレーム画像生成部、フレーム画像生成部が複数の撮像画像のそれぞれに対応させてそれぞれ生成した複数のフレーム画像を動画として記録する動画記録部として機能させる。
なお上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた発明となりうる。
本発明によれば、撮像された静止画像から、滑らかに再生される動画データを生成することができる。
以下、発明の実施形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の一実施形態に係る動画生成装置160の利用環境の一例を示す。図1では、カメラを動画生成装置160の一例として示す。動画生成装置160は、動画を撮像する場合の露光時間よりも短い露光時間で連続的に被写体を撮像して、撮像された複数の撮像画像を記録する。そして、動画生成装置160は、撮像された画像から被写体の動きを判断して、被写体が動く方向に被写体をぼかす処理を施すことによって、動画用のフレーム画像を擬似的に生成して記録する。そして、動画生成装置160は、ユーザ180から動画を再生するよう指示されると、生成したフレーム画像を連続して再生し、ユーザ180から任意のタイミングで撮像された静止画を表示するよう指示されると、指示されたタイミングで撮像された撮像画像を表示する。
なお、動画生成装置160は、デジタルスチルカメラ、カメラ付携帯電話、PDA等であってよい。そして、動画生成装置160は、生成した動画を例えばモニタ画面等の表示デバイスに出力させてよいし、生成したフレーム画像を含む動画データを外部に出力してもよい。また、動画生成装置160は、パーソナルコンピュータ、電子アルバム、HDTV等であってよく、カメラから複数の画像を受け取って動画用のフレーム画像を生成して、動画として記録又は表示するなどして出力してよい。なお、本実施形態におけるフレーム画像とは動画を構成する動画構成画像を意味し、例えば複数の画像によって1フレームの画像を表現するフィールド画像を含む概念である。
以上説明した動画生成装置160によれば、滑らかに再生される動画をユーザ180に提供することができるとともに、任意のタイミングにおける鮮明な静止画をユーザ180に提供することができる。したがって、例えばユーザ180がスポーツ観戦に行ったときに動画生成装置160を用いて撮像しておけば、ユーザ180は静止画を撮るシャッタチャンスに気をとられることなくスポーツ観戦を十分に楽しむことができる。そしてユーザ180は、動画及び静止画を後でゆっくりと鑑賞することができる。
図2は、動画生成装置160のブロック構成の一例を示す。動画生成装置160は、撮像部202、画像格納部240、動き算出部242、予測画像生成部244、フレーム画像生成部246、動画記録部248、及び動画再生部250を備える。
撮像部202は、所定の露光時間で撮像画像を連続して撮像する。例えば、撮像部202は、動画のフレーム周期より短い露光時間で撮像画像を連続して撮像する。具体的には、撮像部202は、被写体からの光をCCD等の撮像デバイスで受光して、被写体を撮像する。例えば、1/60秒周期で動画のフレーム画像が取得されるべき場合に、撮像部202は、1/60秒で動画の一フレーム画像を取得するときの露光時間より短い時間の露光時間で撮像画像を連続して撮像する。このとき、撮像部202は、絞りを制御して、当該動画のフレーム画像と略同一の明るさの撮像画像を撮像する。
画像格納部240は、所定の露光時間で連続して撮像された複数の撮像画像を格納する。例えば、画像格納部240は、動画のフレーム周期より短い露光時間で連続して撮像された複数の撮像画像を格納する。より具体的には、画像格納部240は、撮像部202が撮像した複数の撮像画像を格納する。
動き算出部242は、複数の撮像画像における被写体の位置の変化に基づいて、一の撮像画像が撮像されたタイミングと、一の撮像画像の次に撮像された撮像画像が撮像されたタイミングとの間の被写体の動きを算出する。例えば、動き算出部242は、一の撮像画像が撮像されたタイミングと、一の撮像画像の次に撮像された撮像画像が撮像されたタイミングとの間の一以上のタイミングにおける被写体の位置を算出する。
予測画像生成部244は、動き算出部242が算出した被写体の動きに基づいて、一の撮像画像が撮像されたタイミングと、一の撮像画像の次に撮像された撮像画像が撮像されたタイミングとの間に被写体が撮像された場合に撮像され得る予測画像を生成する。
フレーム画像生成部246は、動き算出部242が算出した被写体の動きに応じて、一の撮像画像に含まれる被写体の領域画像のぼけ量を他の領域画像のぼけ量より大きくすべく、複数の撮像画像に画像処理を施して、一の撮像画像から動画のフレーム画像を生成する。具体的には、フレーム画像生成部246は、動き算出部242が算出した被写体の動きに応じて、一の撮像画像に含まれる被写体の領域画像にぼかし処理を施して、一の撮像画像からフレーム画像を生成する。具体的には、フレーム画像生成部246は、一の撮像画像に含まれる被写体が動いている方向に対してぼかし処理を施して、一の撮像画像からフレーム画像を生成する。
より具体的には、フレーム画像生成部246は、動き算出部242が算出した被写体の動きに応じて、一の撮像画像が撮像されたときの露光時間より長い露光時間で撮像された撮像画像を表すように、一の撮像画像に含まれる被写体の領域画像にぼかし処理を施して、一の撮像画像からフレーム画像を生成する。更に具体的には、フレーム画像生成部246は、予測画像生成部244が生成した予測画像を一の撮像画像に重ね合わせることにより、一の撮像画像に含まれる被写体の領域画像にぼかし処理を施して、一の撮像画像からフレーム画像を生成する。
なお、予測画像生成部244は、一の撮像画像が撮像されたタイミングと、一の撮像画像の次に撮像された撮像画像が撮像されたタイミングとの間に所定間隔で連続して被写体が撮像された場合に撮像され得る複数の予測画像を生成してもよい。そして、フレーム画像生成部246は、予測画像生成部244が生成した複数の予測画像を一の撮像画像に重ね合わせることにより、一の撮像画像に含まれる被写体の領域画像にぼかし処理を施して、一の撮像画像からフレーム画像を生成してよい。
動画記録部248は、フレーム画像生成部246が複数の撮像画像のそれぞれに対応させてそれぞれ生成した複数のフレーム画像を動画として記録する。そして、動画再生部250は、動画記録部248が記録している複数のフレーム画像を連続して表示して動画として再生する。
なお、動画生成装置160は、図2において説明した動画生成装置160の機能のうち、画像を撮像する機能及び動画を表示する機能を除く、動画を生成する機能を有してもよい。例えば、動画生成装置160は、画像格納部240、動き算出部242、予測画像生成部244、フレーム画像生成部246、及び動画記録部248を備えてよい。例えば、動画生成装置160は、カメラ等の撮像装置によって撮像された、動画のフレーム周期より短い露光時間で連続して撮像された複数の撮像画像と、それぞれの画像が撮像された時刻又はタイミングとを受け取って、フレーム画像を生成して動画として記録する装置であってよい。そして、動画生成装置160は、記録した動画データを動画生成装置160の外部に出力してよい。
動き算出部242は、複数の撮像画像における被写体の位置の変化に基づいて、一の撮像画像が撮像されたタイミングと、次の撮像画像が撮像されたタイミングとの間で被写体が動いた動き量を算出する。そして、フレーム画像生成部246は、動き算出部242が算出した被写体の動き量がより大きい場合に、一の撮像画像に含まれる被写体の領域画像に、より大きいぼかし量でぼかし処理を施して、一の撮像画像から動画のフレーム画像を生成する。
また、動き算出部242は、複数の撮像画像における被写体の位置の変化及び撮像画像が撮像された時刻に基づいて、一の撮像画像が撮像されたタイミングと、次の撮像画像が撮像されたタイミングとの間における被写体の動きの速度を算出する。そして、フレーム画像生成部246は、動き算出部242が算出した被写体の速度の大きさがより大きい場合に、一の撮像画像に含まれる被写体の領域画像に、より大きいぼかし量でぼかし処理を施して、一の撮像画像から動画のフレーム画像を生成する。
また、距離取得部260は、動画記録部248が記録している複数のフレーム画像が表示される表示画面における被写体の位置と、表示画面に表示された複数のフレーム画像を観察する観察者の位置との間の距離を取得する。そして、フレーム画像生成部246は、距離取得部260がより小さい距離を取得した場合に、一の撮像画像に含まれる被写体の領域画像に、より大きいぼかし量でぼかし処理を施して、一の撮像画像から動画のフレーム画像を生成する。具体的には、動き算出部242は、距離取得部260が取得した距離がより大きい場合により大きい動き量を算出する。そして、フレーム画像生成部246は、動き算出部242が算出した動き量がより大きい場合に、より大きいぼかし量でぼかし処理を施してフレーム画像を生成する。
なお、距離取得部260は、動画記録部248が観察者に3次元表示による動画を観察させるべく複数のフレーム画像を記録する場合に、観察者の視点と動き算出部242が動きを算出した被写体との間の3次元表示の表示空間における距離を取得してよい。そして、フレーム画像生成部246は、距離取得部260がより小さい距離を取得した場合に、一の撮像画像に含まれる当該被写体の領域画像に、より大きいぼかし量でぼかし処理を施して、一の撮像画像から動画のフレーム画像を生成する。具体的には、動き算出部242は、距離取得部260が取得した距離がより大きい場合に、より大きい動き量を算出する。
以上説明した動画生成装置160によれば、動画向けの露光時間よりも短い露光時間で撮像された静止画用の画像から、滑らかに再生される動画用のフレーム画像を生成することができる。このため、ユーザ180は、動画を楽しみつつ、ユーザ180が欲する任意のタイミングでの鮮明な静止画像を容易に閲覧することができる。
図3は、動画フレームを生成する処理の一例を示す。撮像部202は、動画のフレーム周期T390で得られるフレーム画像を生成すべく、フレーム周期T390よりも短い露光時間Δt380で撮像する。例えば、撮像部202は、動画のフレーム周期1/60秒に対して、1/60秒より短い1/1000秒、1/10000秒の露光時間で撮像する。図3の例では、撮像部202は、フレーム周期T390の撮像周期で、時刻t301、t305、及びt310において被写体を撮像している。なお、撮像部202による被写体の撮像周期は、フレーム周期T390より短くてもよいし長くてもよい。
そして、動き算出部242は、時刻t301及び時刻t305で撮像された撮像画像321及び撮像画像325から、同じ被写体が占める画像上の位置を検出する。具体的には、動き算出部242は、時刻t301及び時刻t305で撮像された撮像画像321及び撮像画像325に対して、エッジ抽出等によって被写体の輪郭を抽出する。そして、動き算出部242は、時刻t301及び時刻t305の画像において得られた被写体の輪郭同士のパターンマッチング等によって、同じ被写体の画像上における位置を判断する。そして、動き算出部242は、時刻t301及び時刻t305における被写体の画像上の位置と、期間t301〜t305における時刻t303の時間的位置とに基づいて、時刻t303において撮像され得る画像における被写体位置を決定する。
そして、予測画像生成部244は、動き算出部242によって算出された被写体の画像上の位置に基づいて、時刻t303において撮像され得る予測画像343を生成する。そして、フレーム画像生成部246は、撮像画像321、予測画像343、及び撮像画像325を重ね合わせて、フレーム画像361を生成する。同様にして、時刻t305及び時刻t310における撮像画像325及び撮像画像330から予測画像347が生成され、撮像画像325、予測画像347、及び撮像画像330を重ね合わせてフレーム画像362が生成される。
なお、動き算出部242は、時刻t301及び時刻t305の間における複数のタイミング、例えば時刻t302、t303、及びt304において撮像され得る画像における被写体の位置を算出してよい。そして、予測画像生成部244は、時刻t302、t303、及びt304のそれぞれに対する予測画像を生成して、生成された複数の予測画像と、撮像画像321及び撮像画像325を重ね合わせることによって、一のフレーム画像を生成してよい。なお、フレーム周期T390は、ユーザ180によって設定されてよい。また、撮像部202は、画像上において同じ被写体の位置が移動する速度に応じて撮像周期を変更してもよい。また、撮像部202は、移動する被写体の速度がより速い場合に、より短い露光時間で被写体を撮像してよい。なお、上記においては、フレーム画像生成部246は、動き算出部242が動きを算出した被写体に対してぼかし処理を施す場合の動作の一例について説明したが、フレーム画像生成部246は、動き算出部242が動きを算出した被写体の領域以外の領域に対してシャープネスを強調する画像処理を施してもよい。以上説明した画像処理によって、動画生成装置160は、動きが算出された被写体の領域画像のぼけ量を、動きが算出されない被写体の領域の画像である他の領域画像のぼけ量より大きくすることができる。このように、動画生成装置160は、被写体が鮮明に撮像された複数の画像から、移動する被写体の動きが滑らかに見える動画用のフレーム画像をユーザ180に提供することができる。
図4は、ぼかし量の算出方法の一例を示す。動画再生部250は、動画記録部248が記録した複数のフレーム画像を連続して表示画面400に表示させることによって、2次元の動画を表示画面400に表示する。表示画面400は例えば液晶等の表示装置であってよい。以下に、表示画面400に2次元の動画を表示する場合の、ぼかし量の算出方法の一例を示す。
距離取得部260は、動画の閲覧者であるユーザ180と表示画面400との間の距離D450を取得する。例えば、距離取得部260は、表示画面400の近傍に設けられたレーザ距測器等の距測装置によって距離D450を測定してよい。距離D450は、例えばユーザ180の位置と表示画面400の中心の位置との間の距離であってよい。
そして、動き算出部242は、連続するフレーム画像の間で、被写体が表示画面400において位置451から位置452まで移動することを算出した場合、当該被写体の動き量として、位置451から位置452への移動ベクトルV410を算出する。なお、動き算出部242は、予め記憶している表示画面400の画像サイズを参照して、位置451から位置452を算出する。また、距離取得部260は、距離D450、位置451、及び位置452から、ユーザ180から位置451までの距離D401及びユーザ180から位置451までの距離D402を算出する。そして、予測画像生成部244は、D401及びD402の平均値でV410を除した値αをぼかし量を示す指標として算出する。ぼかし量は、移動ベクトルV410の大きさがより大きい場合により大きく算出され、距離D401とD402との和がより小さい場合により大きく算出される。
そして、予測画像生成部244は、ぼかし量に応じた予測画像を生成する。図3に関連して説明したように、予測画像生成部244は、動き算出部242が算出した移動ベクトルV410が示す移動方向に被写体が移動する予測画像を生成することによって、移動ベクトルV410が示す方向にぼかし処理を施すことができる。このとき、予測画像生成部244は、ぼかし量の指標となる値αの大きさがより大きい場合に、より多い数の予測画像を生成してよい。そして、フレーム画像生成部246は、予測画像生成部244が生成した予測画像を平均化して重ねあわせることによって、フレーム画像を生成する。このようにして、フレーム画像生成部246は、動き量の大きさがより大きい被写体をより大きくぼかしたフレーム画像を生成することができる。
なお、予測画像生成部244は、被写体の位置が位置451として撮像された時刻と、位置452として撮像された時刻との差である撮像時刻差で移動ベクトルV410を除した値を、D401及びD402の平均値で除した値を、ぼかし量として算出してもよい。また、予測画像生成部244は、値αに比例する量をぼかし量として算出してよいし、所定の関数によって値αを変換した値をぼかし量として算出してもよい。また、予測画像生成部244は、ユーザ180と位置451とを結ぶ線と、ユーザ180と位置452とを結ぶ線とのなす角θ420を、ぼかし量として算出してもよい。また、予測画像生成部244は、角θ420を撮像時刻差で除した値をぼかし量として算出してもよい。
なお、動画生成装置160は、ユーザ180が動画を再生した場合に、画像格納部240が格納している画像からフレーム画像を生成しながら、生成したフレーム画像を連続的に表示することによって動画再生部250から動画として再生してよい。これにより、動画生成装置160は、動画の再生時における観察者と表示画面との間の距離に応じて、適切なぼかし量で動く被写体をぼかした動画を再生することができる。なお、距離取得部260は、ユーザ180からの入力によって、観察者と表示画面との間の距離を取得してしてよい。例えば、ユーザ180が自宅のTVで動画を鑑賞する場合に、距離取得部260は、TVを鑑賞する位置からTVまでの距離を、ユーザ180からの入力によって取得してよい。他にも、動画生成装置160が生成した動画が映画館で上映される場合には、距離取得部260は、映画館における観客席の位置とスクリーンとの間の距離の典型的な値を、ユーザ180からの入力によって取得してよい。この場合、距離取得部260は、TV、スクリーンの画面サイズを取得することが望ましい。
以上説明したように、動画生成装置160は、表示画面400により近い位置からユーザ180が動画を鑑賞する場合には、移動するオブジェクトをより大きくぼかしたフレーム画像を生成する。ユーザ180が表示画面400に近いほど、オブジェクトに追随するユーザ180の視線の変化量が大きくなり、ユーザ180にとってオブジェクトがより早く移動したように感じる。このような場合、動画生成装置160は、ユーザ180のより近くを動くオブジェクトをより大きくぼかすことができるので、移動するオブジェクトの動きが滑らかに見える動画をユーザ180に提供することができる。
図5は、3次元動画におけるぼかし量の算出方法の一例を示す。動画再生部250は、動画記録部248が記録した動画を、表示画面400に3次元で表示する。表示画面400は、3次元動画を表示する3次元ディスプレイであってよい。例えば、動画再生部250は、左目用及び右目用のそれぞれの複数のフレーム画像を連続的に表示画面400に表示することによって、ユーザ180に3次元表示による動画を閲覧させる。表示画面400は、右目用のフレーム画像を、ユーザ180の左目に入らないようユーザ180の右目に向けて表示し、左目用のフレーム画像を、ユーザ180の左目に入らないようユーザ180の左目に向けて表示する。この場合、フレーム画像生成部246は、左目用のフレーム画像と、右目用のフレーム画像をそれぞれ生成する。
そして、動き算出部242は、連続するフレーム画像の間で、3次元の表示空間において、表示空間における位置551から位置552まで被写体が移動することを算出した場合、表示空間におけるユーザ180の視点からの視線に垂直な、位置551を含む面と、ユーザ180の視点から位置552を結ぶ線との交点の位置562を算出する。そして、動き算出部242は、位置551から位置562への移動ベクトルV511を、動き量として算出する。
そして、距離取得部260は、位置551、位置562、及びユーザ180の視点から、ユーザ180から位置551までの距離D501及びユーザ180から位置562までの距離D502を算出する。そして、予測画像生成部244は、D501及びD502の平均値でV511を除した値αを、ぼかし量として算出する。
なお、フレーム画像生成部246が、ぼかし量に応じて予測画像生成部244が生成した予測画像からフレーム画像を生成する方法については、右目用のフレーム画像と左目用のフレーム画像とを別々に生成するという点を除いて、図3及び4に関連して説明した方法と同様の方法によって生成することができるので、説明を省略する。
なお、動き算出部242は、位置551から位置552への移動ベクトルV510を、動き量として算出してもよい。また、図4に関連して説明したように、予測画像生成部244は、被写体の位置が位置551として撮像された時刻と位置552として撮像された時刻との差である撮像時間差で移動ベクトルV510又はV511を除した値をD501及びD502の平均値で除して得られる値を、ぼかし量として算出してもよい。また、予測画像生成部244は、値αに比例する量をぼかし量として算出してよいし、所定の関数によって値αを変換した値をぼかし量として算出してもよい。また、予測画像生成部244は、ユーザ180の視点と位置551とを結ぶ線と、ユーザ180の視点と位置552とを結ぶ線とのなす角θ520を動き量として算出してもよい。また、予測画像生成部244は、角θ520を撮像時間差で除した値をぼかし量として算出してもよい。
以上説明したように、動画生成装置160は、3次元の表示空間においてユーザ180から見てより手前を移動するオブジェクトを、より大きくぼかすことができる。したがって、動画生成装置160は、移動するオブジェクトの動きが滑らかに見える3次元の動画をユーザ180に提供することができる。なお、図4及び図5において、予測画像生成部244が動き量及び距離に基づいてぼかし量を算出する動作の一例について説明したが、フレーム画像生成部246がシャープネスを強調する画像処理を画像に施す場合においては、フレーム画像生成部246は、動き量及び距離に基づいて、動き算出部242が動きを算出した被写体の領域以外の領域に対するシャープネスの強調度を算出してよい。この場合、フレーム画像生成部246は、動き量がより大きいほど又は距離がより小さいほどより高いシャープネスの強調度を算出することは言うまでもない。
以上説明した動画生成装置160によれば、静止画用の画像から、滑らかに再生される動画用のフレーム画像を適切に生成することができる。このため、ユーザ180は、動画を楽しみつつ、ユーザ180が欲する任意のタイミングでの鮮明な静止画像を容易に閲覧することができる。
図6は、動画生成装置160に係るコンピュータ1500のハードウェア構成の一例を示す。コンピュータ1500は、ホスト・コントローラ1582により相互に接続されるCPU1505、RAM1520、グラフィック・コントローラ1575、及び表示装置1580を有するCPU周辺部と、入出力コントローラ1584によりホスト・コントローラ1582に接続される通信インターフェイス1530、ハードディスクドライブ1540、及びCD−ROMドライブ1560を有する入出力部と、入出力コントローラ1584に接続されるROM1510、フレキシブルディスク・ドライブ1550、及び入出力チップ1570を有するレガシー入出力部とを備える。
ホスト・コントローラ1582は、RAM1520と、高い転送レートでRAM1520をアクセスするCPU1505、及びグラフィック・コントローラ1575とを接続する。CPU1505は、ROM1510、及びRAM1520に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。グラフィック・コントローラ1575は、CPU1505等がRAM1520内に設けたフレーム・バッファ上に生成する画像データを取得し、表示装置1580上に表示させる。これに代えて、グラフィック・コントローラ1575は、CPU1505等が生成する画像データを格納するフレーム・バッファを、内部に含んでもよい。
入出力コントローラ1584は、ホスト・コントローラ1582と、比較的高速な入出力装置であるハードディスクドライブ1540、通信インターフェイス1530、CD−ROMドライブ1560を接続する。ハードディスクドライブ1540は、コンピュータ1500内のCPU1505が使用するプログラム、及びデータを格納する。通信インターフェイス1530は、ネットワークを介して動画生成装置160と通信し、動画生成装置160にプログラム、及びデータを提供する。CD−ROMドライブ1560は、CD−ROM1595からプログラムまたはデータを読み取り、RAM1520を介してハードディスクドライブ1540、及び通信インターフェイス1530に提供する。
また、入出力コントローラ1584には、ROM1510と、フレキシブルディスク・ドライブ1550、及び入出力チップ1570の比較的低速な入出力装置とが接続される。ROM1510は、コンピュータ1500が起動時に実行するブート・プログラムや、コンピュータ1500のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。フレキシブルディスク・ドライブ1550は、フレキシブルディスク1590からプログラムまたはデータを読み取り、RAM1520を介してハードディスクドライブ1540、及び通信インターフェイス1530に提供する。入出力チップ1570は、フレキシブルディスク・ドライブ1550や、例えばパラレル・ポート、シリアル・ポート、キーボード・ポート、マウス・ポート等を介して各種の入出力装置を接続する。
RAM1520を介して通信インターフェイス1530に提供されるプログラムは、フレキシブルディスク1590、CD−ROM1595、またはICカード等の記録媒体に格納されて利用者によって提供される。プログラムは、記録媒体から読み出され、RAM1520を介して通信インターフェイス1530に提供され、ネットワークを介して動画生成装置160に送信される。動画生成装置160に送信されたプログラムは、動画生成装置160においてインストールされて実行される。
動画生成装置160にインストールされて実行されるプログラムは、動画生成装置160を、図1から図5において説明した撮像部202、画像格納部240、動き算出部242、予測画像生成部244、フレーム画像生成部246、動画記録部248、距離取得部260、及び動画再生部250として機能させる。
以上に示したプログラムは、外部の記憶媒体に格納されてもよい。記憶媒体としては、フレキシブルディスク1590、CD−ROM1595の他に、DVDやPD等の光学記録媒体、MD等の光磁気記録媒体、テープ媒体、ICカード等の半導体メモリ等を用いることができる。また、専用通信ネットワークやインターネットに接続されたサーバシステムに設けたハードディスクまたはRAM等の記憶装置を記録媒体として使用し、ネットワークを介してプログラムをコンピュータ1500に提供してもよい。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態に、多様な変更又は改良を加えることができる。そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
動画生成装置160の利用環境の一例を示す図である。 動画生成装置160のブロック構成の一例を示す図である。 動画フレームを生成する処理の一例を示す図である。 ぼかし量の算出方法の一例を示す図である。 3次元動画におけるぼかし量の算出方法の一例を示す図である。 動画生成装置160に係るコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
符号の説明
180 ユーザ
160 動画生成装置
202 撮像部
240 画像格納部
242 動き算出部
244 予測画像生成部
246 フレーム画像生成部
248 動画記録部
250 動画再生部
260 距離取得部

Claims (13)

  1. 所定の露光時間で連続して撮像された複数の撮像画像を格納する画像格納部と、
    前記複数の撮像画像における被写体の位置の変化に基づいて、一の撮像画像が撮像されたタイミングと、前記一の撮像画像の次に撮像された次の撮像画像が撮像されたタイミングとの間の被写体の動きを算出する動き算出部と、
    前記動き算出部が算出した被写体の動きに応じて、前記一の撮像画像に含まれる被写体の領域画像のぼけ量を他の領域画像のぼけ量より大きくすべく、前記複数の撮像画像に画像処理を施して、前記一の撮像画像から動画のフレーム画像を生成するフレーム画像生成部と、
    前記フレーム画像生成部が前記複数の撮像画像のそれぞれに対応させてそれぞれ生成した複数のフレーム画像を動画として記録する動画記録部と
    を備える動画生成装置。
  2. 前記フレーム画像生成部は、前記一の撮像画像に含まれる被写体が動いている方向に対して前記一の撮像画像に含まれる被写体の領域画像にぼかし処理を施して、前記一の撮像画像からフレーム画像を生成する
    請求項1に記載の動画生成装置。
  3. 前記フレーム画像生成部は、前記動き算出部が算出した被写体の動きに応じて、前記一の撮像画像が撮像されたときの露光時間より長い露光時間で撮像された撮像画像を表すように、前記一の撮像画像に含まれる被写体の領域画像にぼかし処理を施して、前記一の撮像画像からフレーム画像を生成する
    請求項1に記載の動画生成装置。
  4. 前記動き算出部が算出した被写体の動きに基づいて、前記一の撮像画像が撮像されたタイミングと、前記次の撮像画像が撮像されたタイミングとの間に被写体が撮像された場合に撮像され得る予測画像を生成する予測画像生成部
    をさらに備え、
    前記フレーム画像生成部は、前記予測画像生成部が生成した予測画像を前記一の撮像画像に重ね合わせることにより、前記一の撮像画像に含まれる被写体の領域画像にぼかし処理を施して、前記一の撮像画像からフレーム画像を生成する
    請求項1に記載の動画生成装置。
  5. 前記予測画像生成部は、前記一の撮像画像が撮像されたタイミングと、前記次の撮像画像が撮像されたタイミングとの間に所定間隔で連続して被写体が撮像された場合に撮像され得る複数の予測画像を生成し、
    前記フレーム画像生成部は、前記予測画像生成部が生成した複数の予測画像を前記一の撮像画像に重ね合わせることにより、前記一の撮像画像に含まれる被写体の領域画像にぼかし処理を施して、前記一の撮像画像からフレーム画像を生成する
    請求項4に記載の動画生成装置。
  6. 所定の露光時間で撮像画像を連続して撮像する撮像部
    をさらに備え、
    前記画像格納部は、前記撮像部が撮像した複数の撮像画像を格納する
    請求項1に記載の動画生成装置。
  7. 前記動き算出部は、前記複数の撮像画像における被写体の位置の変化に基づいて、前記一の撮像画像が撮像されたタイミングと、前記次の撮像画像が撮像されたタイミングとの間で被写体が動いた動き量を算出し、
    前記フレーム画像生成部は、前記動き算出部が算出した被写体の動き量がより大きい場合に、前記一の撮像画像に含まれる被写体の領域画像に、より大きいぼかし量でぼかし処理を施して、前記一の撮像画像から動画のフレーム画像を生成する
    請求項1に記載の動画生成装置。
  8. 前記動き算出部は、前記複数の撮像画像における被写体の位置の変化及び前記複数の撮像画像が撮像された時刻に基づいて、前記一の撮像画像が撮像されたタイミングと、前記次の撮像画像が撮像されたタイミングとの間における被写体の動きの速度を算出し、
    前記フレーム画像生成部は、前記動き算出部が算出した被写体の速度の大きさがより大きい場合に、前記一の撮像画像に含まれる被写体の領域画像に、より大きいぼかし量でぼかし処理を施して、前記一の撮像画像から動画のフレーム画像を生成する
    請求項1に記載の動画生成装置。
  9. 前記動画記録部が記録している複数のフレーム画像を連続して表示して動画として再生する動画再生部
    をさらに備える請求項1に記載の動画生成装置。
  10. 前記動画記録部が記録している複数のフレーム画像が表示される表示画面における被写体の位置と、表示画面に表示された複数のフレーム画像を観察する観察者の位置との間の距離を取得する距離取得部
    をさらに備え、
    前記フレーム画像生成部は、前記距離取得部がより小さい距離を取得した場合に、前記一の撮像画像に含まれる被写体の領域画像に、より大きいぼかし量でぼかし処理を施して、前記一の撮像画像から動画のフレーム画像を生成する
    請求項1に記載の動画生成装置。
  11. 前記動画記録部が観察者に3次元表示による動画を観察させるべく複数のフレーム画像を記録する場合に、観察者の視点と前記動き算出部が動きを算出した被写体との間の3次元表示の表示空間における距離を取得する距離取得部
    をさらに備え、
    前記フレーム画像生成部は、前記距離取得部がより小さい距離を取得した場合に、前記一の撮像画像に含まれる当該被写体の領域画像に、より大きいぼかし量でぼかし処理を施して、前記一の撮像画像から動画のフレーム画像を生成する
    請求項1に記載の動画生成装置。
  12. 所定の露光時間で連続して撮像された複数の撮像画像を格納する画像格納段階と、
    前記複数の撮像画像における被写体の位置の変化に基づいて、一の撮像画像が撮像されたタイミングと、前記一の撮像画像の次に撮像された次の撮像画像が撮像されたタイミングとの間の被写体の動きを算出する動き算出段階と、
    前記動き算出段階において算出された被写体の動きに応じて、前記一の撮像画像に含まれる被写体の領域画像のぼけ量を他の領域画像のぼけ量より大きくすべく、前記複数の撮像画像に画像処理を施して、前記一の撮像画像からフレーム画像を生成するフレーム画像生成段階と、
    前記フレーム画像生成段階において前記複数の撮像画像のそれぞれに対応させてそれぞれ生成された複数のフレーム画像を動画として記録する動画記録段階と
    を備える動画生成方法。
  13. 動画を生成する動画生成装置用のプログラムであって、前記動画生成装置を、
    所定の露光時間で連続して撮像された複数の撮像画像を格納する画像格納部、
    前記複数の撮像画像における被写体の位置の変化に基づいて、一の撮像画像が撮像されたタイミングと、前記一の撮像画像の次に撮像された次の撮像画像が撮像されたタイミングとの間の被写体の動きを算出する動き算出部、
    前記動き算出部が算出した被写体の動きに応じて、前記一の撮像画像に含まれる被写体の領域画像のぼけ量を他の領域画像のぼけ量より大きくすべく、前記複数の撮像画像に画像処理を施して、前記一の撮像画像からフレーム画像を生成するフレーム画像生成部、
    前記フレーム画像生成部が前記複数の撮像画像のそれぞれに対応させてそれぞれ生成した複数のフレーム画像を動画として記録する動画記録部
    として機能させるプログラム。
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