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JP4511239B2 - 充填方法 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、自動車のボデーパネルとボデーパネルにボルト等により取り付けられるフェンダパネル等の間であって、締付部から離間した箇所の中空部を充填するために用いられる填方法に関する。
自動車のボデーパネルにボルト等により取り付けられるフェンダパネルP3は、図8(a)に示すように、締付部から離間した箇所で、ボデーパネルP1に対して、一定の間隔をおいて配置され、それらの間に中空部P5が存在する。従来より、フェンダパネルP3の前記中空部P5が存在する部分の剛性を向上させるために、中空部P5に充填材を充填することが行われてきた。この充填材としては、図5に示すような、エポキシ系粘着硬化層103とエポキシ系発泡層105から成る発泡充填材101が知られている。
この発泡充填材101を用いて中空部P5を充填するときには、まず、図8(b)に示すように、発泡充填材101のうちのエポキシ系粘着硬化層103を、ボデーパネルP1に着貼させる。その後、フェンダパネルP3をボデーパネルP1に組付ける。このとき、発泡充填材101のエポキシ系発泡層105とフェンダパネルP3との間にはクリアランスが存在する。次に、自動車の製造工程における電着塗装工程の電着炉での乾燥熱により、図8(c)に示すように、エポキシ系発泡層105が発泡してフェンダパネルP3の内壁にまで達し、エポキシ系発泡層105の上面はフェンダパネルP3に接着される。つまり、この段階で、中空部P5は発泡充填材101により充填され、フェンダパネルP3の、中空部P5が存在する部分の剛性は向上する。
しかしながら、発泡充填材101が発泡した電着塗装工程後の次の上塗り塗装工程で再度乾燥(焼付)炉を通した時に熱膨張によるフェンダパネルP3の動きに発泡充填材101が追従できず、粘着硬化層103と発泡層105の層間で、図9に示すように、剥離が生じる虞があった。また、自動車の走行中にフェンダパネルP3が振動することで剥離が生じることもあった。
本発明は以上の点に鑑みなされたものであり、層間で剥離が生じることがない填方法を提供することを目的とする。
(1)請求項の発明は、
粘着層と、前記粘着層に関して一方の側に設けられた発泡層及び制振層とを備える発泡充填材を用いて、所定の間隔をおいて相対する部材A及び部材Bの間を充填する充填方法であって、
前記発泡充填材の粘着層を、前記部材Aにおいて前記部材Bに相対する面に接着する工程と、
前記発泡充填材を加熱し、発泡させる工程と、を有し
前記制振層はゴム系発泡材又はゴム系無発泡材から成るとともに、前記発泡層はエポキシ系発泡材から成ることを特徴とする充填方法を要旨とする。
本発明では、使用する発泡充填材が制振層を有し、加えられる荷重に応じて容易に変形することができるので、発泡充填材を硬化させた後に、部材Aに対する部材Bの位置が変位しても、発泡充填材が層間分離してしまうようなことがない。
本発明において発泡充填材を加熱する温度は150〜220°Cが好適であり、加熱時間は10〜30分間が好適である。
前記制振層は、ゴム系発泡材やゴム系無発泡材から成る層であり、荷重がかけられると、その荷重に応じて変形することができる層である。前記ゴム系発泡材としては、例えば、SBR(スチレンブタジエンゴム)、NBR(アクリロニトリルブタジエンゴム)、NR(天然ゴム)、IIR(ブチルゴム)から選ばれる1種以上を含む材料が挙げられる。前記ゴム系無発泡材としては、例えば、SBR、NBR、NR、IIRから選ばれる1種以上を含む材料が挙げられる。
前記発泡層は、エポキシ系発泡材から成る。本発明の充填方法は、発泡層が上記材料から成ることにより、発泡層を発泡させた後の剛性を高めることができる。前記エポキシ系発泡材としては、例えば、ビスフェノールA型、ビスフェノールF型、ノボラック型、及びそれらの変成体の中から選ばれる1種以上を含む材料が挙げられる。
)請求項の発明は、
前記部材Aが自動車のボデーパネルであり、前記部材Bが前記ボデーパネルに取り付けられるフェンダパネルであることを特徴とする請求項に記載の充填方法を要旨とする。
本発明では、使用する発泡充填材が制振層を有し、加えられる荷重に応じて容易に変形することができるので、発泡充填材を硬化させた後に(例えば、発泡充填材が発泡した後の自動車の製造工程において)、ボデーパネルに対するフェンダパネルの相対位置が変位しても、発泡充填材が層間剥離してしまうようなことがない。
特に、ボデーパネルとフェンダパネルは、その構造から振動が伝達された際に(上述した)相互の位置変位が顕著に生じる場合があるが、本発明の発泡充填材は制振層の上記作用により、振動が吸収され、層間剥離を防止することができる。
(3)請求項3の発明は、
前記発泡層は、前記粘着層と前記制振層との中間に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の充填方法を要旨とする。
本発明は、上記構造を有することにより、発泡充填材に対して荷重(特に発泡充填材の層間を剥離させようとする方向の荷重)がかけられたときでも、層間の剥離が一層生じにくい。
(4)請求項4の発明は、
前記粘着層は、エポキシ系粘着材から成ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の充填方法を要旨とする。
本発明の充填方法は、粘着材がエポキシ系粘着材から成ることにより、部材(例えば自動車のボデーパネル)に対してしっかり接着することができる。
・前記エポキシ系粘着材としては、例えば、ビスフェノールA型、ビスフェノールF型、ノボラック型、及びそれらの変成体の中から選ばれる1種以上を含む材料が挙げられる。
以下に本発明の発泡充填材及び充填方法の形態の例(実施例)を説明する。
a)まず、本実施例1の発泡充填材の構成を図1を用いて説明する。
発泡充填材1は、エポキシ系粘着硬化層(粘着層)3と、エポキシ系発泡層(発泡層)5と、ゴム系発泡層(制振層)7とが順次積層された構成を有している。そして、エポキシ系粘着硬化層3の下面には離型紙9が設けられ、ゴム系発泡層7の上面には離型紙11が設けられている。
上記エポキシ系粘着硬化層3はビスフェノールA型を含む材料(エポキシ系粘着材)から成る層である。エポキシ系粘着硬化層3は、具体的には以下の成分から成る。
ビスフェノールA型樹脂:10重量部
エポキシ樹脂:20重量部
硬化剤:3重量部
尚、エポキシ系粘着硬化層3は、ビスフェノールA型の代わりに、ビスフェノールA型の変成体を含んでいてもよいし、ビスフェノールA型の代わりに、ビスフェノールF型、ノボラック型、及びそれらの変成体の中から選ばれる1種以上を含んでいても良い。また、エポキシ系粘着硬化層3は、その機能を奏する限りにおいて、その他に、各種成分を含んでいてもよい。
上記エポキシ系発泡層5はビスフェノールA型を含む材料(エポキシ系発泡材)から成る層である。エポキシ系発泡層5は、具体的には以下の成分から成る。
ビスフェノールA型樹脂:35重量部
発泡剤:2重量部
硬化剤:3重量部
尚、エポキシ系発泡層5は、ビスフェノールA型の代わりに、ビスフェノールA型の変成体を含んでいても良いし、ビスフェノールF型、ノボラック型、及びそれらの変成体の中から選ばれる1種以上を含んでいても良い。また、エポキシ系発泡層5は、その機能を奏する限りにおいて、その他に、各種成分を含んでいてもよい。
上記ゴム系発泡層7は、SBR(ゴム系発泡材)を含む材料から成る層である。ゴム系発泡層7は、具体的には以下の成分から成る。
SBR:30重量部
可塑剤:20重量部
発泡剤:3重量部
加硫剤:3重量部
尚、ゴム系発泡層7は、SBRの変成体を含む材料から成る層とすることもできるし、NBR、NR、IIRから選ばれる1種以上を含む材料から成る層とすることもできる。また、ゴム系発泡層7は、その機能を奏する限りにおいて、その他に、各種成分を含んでいてもよい。
b)次に、本実施例1の発泡充填材1を製造する方法を図2を用いて説明する。
押出機13は上側流路15と下側流路17を有しており、上側流路15には、エポキシ系発泡層5の材料が納められている。また、下側流路17にはエポキシ系粘着硬化層3の材料が納められている。また、押出機13にはスクリューが備えられている。エポキシ系発泡層5を形成する材料は上側流路15を、エポキシ系粘着硬化層3を形成する材料は下側通路17をそれぞれスクリューによって、左側に押し出され、ダイス19に入る。ダイス19は、上側流路15に連通した上側入り口19aと、下側流路17に連通した下側入り口19bとを備えており、上側入り口19a及び下側入り口19bはダイス19の中で合流して、ダイス19の左側に開口した出口19cに繋がっている。この出口19cは、横方向(図2の紙面に直交する方向)を長手方向とする細長い溝形状を有している。
従って、押出機13の上側流路15からダイス19の上側入り口19aに押し込まれたエポキシ系発泡層5を形成する材料と、押出機13の下側流路17からダイス19の下側入り口19bに押し込まれたエポキシ系粘着硬化層3の材料とは、ダイス19の出口19cから、ベルト状となって押し出される。そのベルト状の物体は、ビスフェノールA型を含むエポキシ系発泡層5を上層とし、ビスフェノールA型を含むエポキシ系粘着硬化層3を下層とする2層構造物20である。
2層構造物20は、押出機13の左側に設置されたベルト21の上に載せられ、更に左方に運ばれる。
このとき、2層構造物20の下方には、離型紙9が巻かれたローラ23が設けられており、ローラ23から引き出された離型紙9は、ベルト21と2層構造物20との間に挟み込まれる。そして、離型紙9は2層構造物20の下面(つまりエポキシ系粘着硬化層3の下面)に接着される。
その後、2層構造物20を、押出機13のライン上に設置した図示しない切断機を用いて、所望の寸法、形状に切断する。一方、切断された2層構造物20と同じ寸法に、ゴム系発泡層7を切断しておき、人の手で、切断された2層構造物20のエポキシ系発泡層5に押圧し、接着する。
尚、2層構造物20にゴム系発泡層7を接着する方法としては、上記の方法の他に、以下のようにしてもよい。つまり、2層構造物20の上面に当接するようにローラを設けておき、そのローラにより、ゴム系発泡層7を2層構造物20のエポキシ系発泡層5に押圧し、接着してもよい。尚、離型紙11も離型紙9と同様に、ゴム系発泡層7の上面に張り付けることができる。
以上の工程により、エポキシ系粘着硬化層3、エポキシ系発泡層5、ゴム系発泡層7、離型紙9、離型紙11から構成される発泡充填材1が完成する。
c)次に、本実施例1の発泡充填材1を用いて自動車のボデーパネルとフェンダパネル間に形成される中空部を充填する方法を図3及び図4を用いて説明する。
発泡充填材1は、自動車において、図3(a)に示す位置の中空部に使用することができる。この位置では、図3(b)の斜視図及び図3(c)の断面図に示すように、ボデーパネル29とフェンダパネル31が一定の間隔をおいて配置され、それらの間に中空部が存在している。
発泡充填材1は、まず、離型紙9及び離型紙11を剥がして、図3(b)及び図3(c)に示すように、発泡充填材1のうちのエポキシ系粘着硬化層3を、ボデーパネル29に着貼させる。その後、フェンダパネル31をボデーパネル29に組付ける。このとき、発泡充填材1の最上層であるゴム系発泡層7とフェンダパネル31との間にはクリアランスが存在する。
次に、自動車の製造工程における電着塗装工程の電着炉での乾燥熱により、図4に示すように、エポキシ系発泡層5及びゴム系発泡層7が発泡することで、ゴム系発泡層7の上面がフェンダパネル31の内壁にまで達し、ゴム系発泡層7の上面はフェンダパネル31に接着される。つまり、この段階で、中空部は発泡充填材1により充填され、フェンダパネル31の中空部が存在する部分の剛性は向上する。エポキシ系発泡層5及びゴム系発泡層7が発泡するときの温度は160〜220°Cであり、この温度にさらされる時間は10〜30分間である。
d)次に、本実施例1の発泡充填材1が奏する効果を確かめるために行った実験を図5及び図6を用いて説明する。
(実験方法)
発泡充填材1のエポキシ系粘着硬化層3をパネルAに接着し、ゴム系発泡層7の側を別のパネルBに接着した。その後、熱をかけてエポキシ系発泡層5及びゴム系発泡層7を発泡させた。
次に、パネルAとパネルBとを引き離す方向に荷重を加え、その荷重と、パネルA−パネルB間距離の変位量(すなわち発泡充填材1の伸び量)との相関を測定した。
同様に、比較例として、図5に示す比較例の発泡充填材101についても同様の試験を行った。この発泡充填材101は、エポキシ系粘着硬化層103とエポキシ系発泡層105とから構成されている。つまり、本実施例1の発泡充填材1からゴム系発泡層7を除いたものが発泡充填材101であり、エポキシ系粘着硬化層103の厚みは、発泡充填材1におけるエポキシ系粘着硬化層3の厚みと同じであり、エポキシ系発泡層5の厚みは、発泡充填材1におけるエポキシ系発泡層5の厚みと同じである。
(実験結果)
実験結果を図6に示す。
本実施例1の発泡充填材1は、荷重が10Nのとき、変位量が1mmとなり、変位量が1mmの時点でも、層間の剥離は生じていなかった。それに対し、比較例の発泡充填材101では、荷重が35Nのときに変位量が0.5mmとなり、それ以上の荷重を加えると、エポキシ系粘着硬化層103とエポキシ系発泡層105との間に剥離が生じた。
上記の結果から、本実施例1の発泡充填材1は、引き伸ばそうとする方向の荷重に対し、容易に変形して追従することができ、層間の剥離が生じにくいことが確認できた。
また、本実施例1の発泡充填材1及び後述する実施例2の発泡充填材は、電着液の流れによる抵抗をクリアランスの設定で抑制させることが可能であるという効果と、制振効果とを奏することができる。
本実施例2の発泡充填材の構成を図7を用いて説明する。
発泡充填材33は、エポキシ系粘着硬化層(粘着層)35と、ゴム系発泡層(発泡層)37と、ゴム系無発泡層(制振層)39とが順次積層された構成を有している。
上記エポキシ系粘着硬化層35はビスフェノールA型(エポキシ系粘着材)を含む材料から成る層である。エポキシ系粘着硬化層35は、具体的には以下の成分から成る。
ビスフェノールA型樹脂:10重量部
エポキシ樹脂:20重量部
硬化剤:3重量部
尚、エポキシ系粘着硬化層35は、ビスフェノールA型の変成体を含む材料から成る層とすることもできるし、ビスフェノールF型、ノボラック型、及びそれらの変成体の中から選ばれる1種以上を含む材料から成る層とすることもできる。また、エポキシ系粘着硬化層3は、その機能を奏する限りにおいて、その他に、各種成分を含んでいてもよい。
上記ゴム系発泡層37はLIR(リキッドイソプレンラバー、ゴム系発泡材)を含む材料から成る層である。ゴム系発泡層37は、具体的には以下の成分から成る。
LIR:35重量部
発泡剤:1重量部
加硫剤:15重量部
尚、ゴム系発泡層37は、SBR、BRを含む材料から成る層とすることもできる。
上記ゴム系無発泡層39は、SBR(ゴム系無発泡材)を含む材料から成る層である。また、ゴム系発泡層37は、その機能を奏する限りにおいて、その他に、各種成分を含んでいてもよい。
ゴム系無発泡層39は、具体的には以下の成分から成る。
SBR:30重量部
可塑剤:20重量部
加硫剤:3重量部
尚、ゴム系無発泡層39は、NBR、NR、IIRから選ばれる1種以上を含む材料から成る層とすることもできる。また、ゴム系無発泡層39は、その機能を奏する限りにおいて、その他に、各種成分を含んでいてもよい。
また、発泡充填材33は、前記実施例1と同様に、その両側に離型紙を備えており、使用時にそれら離型紙を剥がすようにしてもよい。本実施例2の発泡充填材33は、前記実施例1と同様に製造することができる。
また、本実施例2の発泡充填材33は、次のように使用することができる。つまり、図7に示すように、ボデーパネル41にエポキシ系粘着硬化層35を接着させることにより取り付ける。そして、160〜220°Cの温度で10〜30分間加熱することで、ゴム系発泡層37を発泡させ、ゴム系無発泡層39を反対側のフェンダパネル43に接着させる。こうすることにより、発泡充填材33によりボデーパネル41とフェンダパネル43との間を充填することができる。
本実施例2の発泡充填材33は、前記実施例1の発泡充填材1と同様の作用効果を奏する。
尚、本発明は前記実施例になんら限定されるものではなく、本発明を逸脱しない範囲において種々の態様で実施しうることはいうまでもない。
例えば、前記実施例1、2において、発泡層と制振層との積層順序は逆であっても、同様の作用効果を奏することができる。
発泡充填材の構成を表す断面図である。 発泡充填材の製造方法を表す説明図である。 発泡充填材の使用方法を表す説明図である。 発泡充填材の使用方法を表す説明図である。 発泡充填材の構成を表す断面図である。 発泡充填材の製造方法を表す説明図である。 発泡充填材の使用方法を表す説明図である。 発泡充填材の使用方法を表す説明図である。 発泡充填材の構成を表す断面図である。
符号の説明
1、33、101・・・発泡充填材;3、35、103・・・エポキシ系粘着硬化層;5、105・・・エポキシ系発泡層;7、37・・・ゴム系発泡層;9、11・・・離型紙;13・・・押出機;15・・・上側流路;17・・・下側流路;19・・・ダイス;19a・・・上側入り口;19b・・・下側入り口;19c・・・出口;20・・・2層構造物;21・・・ベルト;23・・・ローラ;29、41・・・ボデーパネル;31、43・・・フェンダパネル;39・・・ゴム系無発泡層

Claims (4)

  1. 粘着層と、前記粘着層に関して一方の側に設けられた発泡層及び制振層とを備える発泡充填材を用いて、所定の間隔をおいて相対する部材A及び部材Bの間を充填する充填方法であって、
    前記発泡充填材の粘着層を、前記部材Aにおいて前記部材Bに相対する面に接着する工程と、
    前記発泡充填材を加熱し、発泡させる工程と、を有し
    前記制振層はゴム系発泡材又はゴム系無発泡材から成るとともに、前記発泡層はエポキシ系発泡材から成ることを特徴とする充填方法。
  2. 前記部材Aが自動車のボデーパネルであり、前記部材Bが前記ボデーパネルに取り付けられるフェンダパネルであることを特徴とする請求項に記載の充填方法。
  3. 前記発泡層は、前記粘着層と前記制振層との中間に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の充填方法
  4. 前記粘着層は、エポキシ系粘着材から成ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の充填方法
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