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JP4575690B2 - 塗装室の陽圧管理システム及びそれを用いた塗装室の陽圧管理方法 - Google Patents

塗装室の陽圧管理システム及びそれを用いた塗装室の陽圧管理方法 Download PDF

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本発明は塗装室の陽圧管理システム及びそれを用いた塗装室の陽圧管理方法に係り、より詳しくは、塗装室内の陽圧の変動に応じて塗装室へ供給するエアー量を調節可能とした、塗装室の陽圧管理システム及びそれを用いた塗装室の陽圧管理方法に関する。
一般的に、ワークの塗装を行う塗装室は、ゴミ等を原因とする塗装不良等を防止するためにクリーンルームとされており、そのため、塗装室内へのゴミの混入等を防止するため、塗装室内を陽圧に維持しておく必要がある。
その一方、塗装室内の陽圧の度合いを高くしてしまうと、人体当に有害な塗料ミストが塗装室内から放出されてしまうという問題があるため、従来から、塗装室内はわずかに陽圧にすることが行われている。
ところで、塗装室内では、一般的に、人体に有害な塗料ミストを回収等する目的のために、塗装ブースの後方に排気用ファンを備えており、これにより、塗装ブース側に向けて風を流し、フィルタにより塗料ミストを回収しつつ室内のエアーを室外に排気し、それとともに、塗装室内にエアーを供給している。
そのため、排気用ファンが目詰まりを起こした場合には、給気と排気のバランスが崩れてしまい、これにより塗装室内の陽圧が変動してしまう。
そこで、従来は、塗装室の壁に排気口を設けるとともに、この排気口に陽圧ダンパーを備え、塗装室内の陽圧の度合いが許容範囲を超えた場合に陽圧ダンパーが作動して塗装室内から室外へ所定量のエアーを排気し、これにより、陽圧の度合いを維持することが行われていた。
即ち、図4において31が一般的な陽圧管理システムであり、図において32が塗装室である。そして、塗装室32には、ワークの塗装を行うための塗装ブース33が配設されており、図示を省略するが、この塗装ブース33内に塗装ロボット等が配置されている。
また、塗装ブース33の後方側には、塗料ミスト回収用のフィルタ(図示せず)を備えるとともに、排気用ファン35を具備した排気手段34が備えられており、排気用ファン35を作動させることにより、塗装室32内の空気は塗装ブース33側に流れつつ、塗料ミストが回収されながら排気されていく。
一方、塗装室32には給気口3202が備えられており、この給気口3202には、他端が給気装置37における給気手段3701に連結された給気管36が連結されており、これにより、排気手段35から排気されるエアー量とほぼ同量のエアーを、給気装置37より塗装室32内に補給可能としている。
また、従来の塗装室32では、排気口3201が形成されるとともに、この排気口3201を開閉可能な陽圧ダンパー38が備えられており、塗装室32内の陽圧の度合いが許容量を超えた場合に、この陽圧ダンパー38が作動して塗装室32内のエアーを室外に排気し、これにより塗装室32内の陽圧度合いを一定に維持可能としている。
なお、図において3702は給気装置37に備えた熱交換手段であり、また3703は外気に含まれるゴミ等を除去するためのフィルタである。
しかしながら、従来から塗装室に用いられている陽圧ダンパーでは、1パスカル以下の微圧の場合には作動しないために、前述の陽圧管理システムでは、塗装室内の陽圧を正確に維持することが困難である。
また、微圧センサーでは、陽圧が−5〜5パスカルの範囲は脈動のために安定せず計測することが難しいという問題点がある。特に、陽圧がゼロパスカル付近ではセンサー自身のドリフトがあり、陽圧なのか負圧なのかの判別が難しいという問題点がある。
そこで、本発明は、塗装室内の陽圧の度合いがわずかに変動した場合でもその変動に対応して陽圧を最適に維持することを可能にする塗装室の陽圧管理方法及びそれを実施するための塗装室の陽圧管理システムを提供することを課題としている。
本発明の陽圧管理システムは、塗装室と、該塗装室に連続して配置した塗装ブースと、該塗装ブースに連続して配置した、前記塗装室内のエアーを排出するための排気手段と、前記塗装室内にエアーを供給するための給気装置と、一端が前記塗装室に連通するとともに、他端には前記給気装置が連結された給気管と、前記塗装室に形成した排気口を開閉可能な陽圧ダンパーと、前記塗装室に形成した第2の排気口と、該第2の排気口を閉鎖する配置で前記塗装室に配置した、ロータリーエンコーダーと該ロータリーエンコーダーの軸に装着された羽とで構成された陽圧センサーと、該陽圧センサーに接続されるとともに前記給気装置に接続された制御回路と、を具備して、前記羽の回転を受けて、ロータリーエンコーダーより、羽の回転方向をA相あるいはB相からの出力信号とし、羽の回転数をB相あるいはA相からの出力信号とすることで、塗装室内の陽圧の度合いを検知するとともに、羽の回転に応じて、制御回路により前記給気装置を制御可能としたことを特徴としている。
また、本発明の塗装室の陽圧管理方法は、塗装室と、該塗装室に連続して配置した塗装ブースと、該塗装ブースに連続して配置した、前記塗装室内のエアーを排出するための排気手段と、前記塗装室内にエアーを供給するための給気装置と、一端が前記塗装室に連通するとともに、他端には前記給気装置が連結された給気管と、前記塗装室に形成した排気口を開閉可能な陽圧ダンパーと、を有し、排気手段によって塗装室内のエアーを排出しつつ、給気装置によって塗装室内にエアーを供給するとともに、塗装室の陽圧度合いが予め設定した度合いを超えた場合に、前記陽圧ダンパーを作動させて排気口より所望量のエアーを排出可能とした塗装室の陽圧管理方法において、
前記塗装室に第2の排気口を形成するとともに、該第2の排気口を閉鎖する配置で、前記塗装室に、ロータリーエンコーダーと該ロータリーエンコーダーの軸に装着された羽とで構成された陽圧センサーを配置するとともに、制御回路を介して前記陽圧センサーに前記給気装置を接続し、前記羽の回転を受けて、ロータリーエンコーダーより、羽の回転方向をA相あるいはB相からの出力信号とし、羽の回転数をB相あるいはA相からの出力信号とすることで、塗装室内の陽圧の度合いを検知するとともに、羽の回転に応じて、制御回路により前記給気装置を制御することを特徴としている。
本発明では、塗装室内に陽圧センサーを配置するとともに、この陽圧センサーを、制御回路を介して給気装置に接続し、これにより、塗装室内の陽圧度合いに応じて給気手段の駆動を制御可能としている。
そのために、単に陽圧ダンパーを用いて塗装室内の陽圧管理を行う従来の方法と異なり、微圧の変動の場合にも対応することが可能であり、塗装室内の陽圧を常に最適に維持することができる。
本発明の塗装室の陽圧管理システムでは、塗装室と、この塗装室に連続して配置した塗装ブースとを備え、この塗装ブースの後方側には塗装室内のエアーを排出するための排気手段を備えており、排気手段を作動させることにより、塗装室内のエアーを排気可能としている。
また、塗装室には給気管の一端が連通しているとともに、この給気管の他端には給気装置が連結され、給気装置を作動することにより、塗装室内にエアーを供給可能としている。
更に、塗装室には排気口が形成されるとともに、この排気口を開閉可能な陽圧ダンパーが備えられており、塗装室内の陽圧度合いが一定の値を超えた場合に陽圧ダンパーが開き、それにより排気口を介して塗装室内のエアーが排気される構成としている。
更にまた、塗装室には第2の排気口が形成され、この第2の排気口を閉鎖する配置で、塗装室には、ロータリーエンコーダーと該ロータリーエンコーダーの軸に装着された羽とで構成された陽圧センサーが配置されるとともに、この陽圧センサーには制御回路が接続され、更に制御回路に前記給気装置が接続されており、これにより、前記陽圧センサーの出力に応じて、制御回路によって給気装置を制御可能としている。
そして、このような構成による本発明の塗装室の陽圧管理システムを用いた陽圧管理方法では、排気手段によって塗装室内のエアーを排出しつつ、給気装置によって塗装室内にエアーを供給し、塗装室の陽圧度合いが予め設定した度合いを超えた場合に、前記陽圧ダンパーを作動させて排気口より所望量のエアーを排出するとともに、前記陽圧センサーよりの信号に応じて前記給気装置の駆動を制御し、これにより塗装室内の陽圧度合いを最適に維持可能としている。
本発明の塗装室の陽圧管理システム(以下単に「陽圧管理システム」という。)及びそれを用いた塗装室の陽圧管理方法(以下単に「陽圧管理方法」という。)の実施例について図面を参照して説明すると、図1は本実施例の陽圧管理システム1の全体を示す図であり、図において2は塗装室である。
また、図において3は塗装ブースであり、この塗装ブース3は、前記塗装室2に連設しており、あるいは適宜塗装室2内に備えられており、図示を省略するが、その内部には塗装ロボット等のワークの塗装に必要な各種装置等が備えられている。
次に、塗装ブース3の後方側には排気手段が備えられており、即ち、図において4が排気手段であり、この排気手段4は、塗料ミスト等を回収可能なフィルタ(図示せず)を備えるとともに排気ファン5を具備しており、排気ファン5を作動することにより、塗装室2内のエアーを塗装ブース3の後方側へ流しつつ排気し、及び、その際に、塗料ミスト等を回収可能としている。
一方、本実施例において塗装室2の天井側には2箇所に給気口203が形成されており、この給気口203には給気管8の一端が連通している。そして、給気管8の他端は、給気装置9に備えた給気ファン10が連結されており、これにより、給気ファン10を駆動することにより、給気管8を介して、塗装室2内にエアーを供給可能としている。
また、塗装室2には排気口202が形成されているとともに、この排気口202を閉鎖するような配置で陽圧ダンパー7が備えられており、塗装室2内の陽圧の度合いが許容量を超えた場合に陽圧ダンパー7が開き、これにより塗装室2内より室外へ排気される構成としている。
なお、本実施例において前記陽圧ダンパー7としては、従来から塗装室の陽圧管理のために用いられている陽圧ダンパーを用いており、即ち、任意の重量を有する錘を備え、通常は錘の重量により排気口202を閉鎖し、所定以上の圧が加わった際に可動し、これにより排気口202の閉鎖を解除するものとしているが、その構造等は特に限定されず、塗装室2内の陽圧度合いに応じて排気口202を開閉可能なものであればいずれの陽圧ダンパーを用いてもよい。
次に、図において201は第2の排気口であり、即ち、本実施例では、塗装室2に第2の排気口201を形成しつつ、この第2の排気口201を閉鎖するような配置で陽圧センサー6を備えている。
ここで、陽圧センサー6について説明すると、本実施例においては、図2に示されるように、ロボットの駆動等に用いられているロータリーエンコーダー601の軸にファン等に用いられている羽602を装着し、これにより陽圧センサー6としている。そして、この構成により、羽602の回転を受けて、ロータリーエンコーダー601より、羽602の回転方向をA相あるいはB相からの出力信号とし、羽602の回転数をB相あるいはA相からの出力信号とし、これにより塗装室2内の陽圧の度合いを検知可能としている。
一方、前記給気装置9には、給気ファン10に接続されたインバータ回路11を備え、前記陽圧センサー6の出力をインバータ回路11に接続し、これにより、羽602の回転に応じて給気ファン10の駆動を制御可能としている。
ここで、図2は陽圧センサー6、インバータ回路11及び給気ファン10の関係を示したブロック図であり、図2において、羽602が回転すると、その回転方向及び回転数が、ロータリーエンコーダー601のA相及びB相からインバータ回路11に出力され、そうすると、インバータ回路11は、この信号を受けて給気ファン10の駆動を制御可能としている。
即ち、塗装室2内が陽圧の場合には羽602が排気方向に回転し、一方塗装室2内が負圧の場合には羽602が給気方向に回転するため、陽圧センサー6からの出力により塗装室2内が陽圧か負圧かを知ることができる。また、その際に、羽602の回転数を検知することにより、陽圧度合い、あるいは負圧度合いを知ることが可能となる。そのため、この陽圧センサー6からの出力をインバータ回路11に接続するとともに、このインバータ回路11により給気ファン10の駆動をインバータ制御可能とした本実施例では、塗装室2内の陽圧度合いがわずかに変化した場合においても、塗装室2内の陽圧度合いに応じて給気ファン10駆動を制御でき、これにより、塗装室2内の陽圧度合いを常に一定に維持することが可能となる。また、羽602をロータリーエンコーダー601に装着している本実施例の陽圧センサー6では、羽602の回転方向と回転数により、陽圧、負圧の判別を正確に行うことが可能である。
なお、陽圧センサーとして用いているロータリーエンコーダーは、前述したように、従来から角度検出器として周知のものであり、NC工作機、マシニングセンタや産業ロボットなど、FA、OA機器に広く用いられているものであるために、詳細な説明は省略する。
また、図示を省略するが、本実施例においては、陽圧センサー6とインバータ回路11の間には、演算処理機を介在させ、これにより、陽圧センサー6からの信号に基づいた給気ファン10のインバータ制御を可能としている。
このように、構成される本実施例の陽圧管理システムの作用について図3のフローチャートを用いて説明すると、本実施例において塗装室内の陽圧管理を行う場合には、まず、ステップ1の初期設定として、インバータ回路11に、塗装室2内の陽圧度合いを最適にするために必要な、羽602の回転方向及び回転数に応じた給気ファン10の回転数等を設定しておき、これにより、羽602の回転方向及び回転数に応じて給気ファン10をインバータ制御可能としておく。
次に、陽圧管理がスタートすると、ステップ2において、給気ファン10の駆動による塗装室2内への給気、及び排気ファン5の駆動による塗装室2よりの排気が開始するとともに、ステップ3において、陽圧センサー6による陽圧監視が行われる。
そして、塗装室2内の陽圧に変動が起こった場合には、即ち、羽602が、給気方向に回転し(負圧の場合)、あるいは、予め定めた許容範囲を超えて排気方向へ回転した場合には、ステップ4において、給気ファン10に対するインバータ回路11の制御が行われ、これにより、給気ファン10は、塗装室2内の陽圧度合いが最適になるような回転に制御される。
即ち、陽圧センサー6の羽602が回転し、それに伴って陽圧センサー6を構成するロータリーエンコーダー601からA相及びB相の信号が出力された場合には、まず、羽602が給気側に回転している場合には、塗装室2内が負圧になっているため、インバータ回路11の制御により、給気ファン10の回転数を増加させて給気を増加させる。
一方、羽602が排気側に回転している場合において、風量が予め設定した値を上回っている場合には、塗装室2内の陽圧度合いが大きすぎるため、インバータ回路11の制御により、給気ファン10の回転数を減少させて給気量を減少させる。
また、それと並行して、塗装室2内の陽圧度合いが大きく変化した場合には、ステップ5において、陽圧ダンパー7が作動して排気口202よりの排気も行われ、これによっても塗装室2内の陽圧の管理が試みられる。
そして、塗装作業が終了して塗装室2内の陽圧管理が不要になった後に本実施例の陽圧管理が終了する。
このように、本実施例では、陽圧ダンパーとともに陽圧センサーを備えて、塗装室2内の陽圧度合いの変動が少ない場合にもそれに応じて給気量を調節可能であるために、塗装室内の陽圧度合いを常に最適な度合いに維持することが可能である。
本発明の陽圧管理システム及びそれを用いた塗装室の陽圧管理方法は、塗装室内の陽圧度合いを常に最適に維持することができるために、塗装室内でワークの塗装を行うすべての場合に適用可能である。
本発明の陽圧管理システム全体を示す図である。 本発明の陽圧管理方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の陽圧管理システムにおける陽圧センサー、インバータ回路及び駆動部の関係を示したブロック図である。 従来の陽圧管理システム全体を示す図である。
符号の説明
1 陽圧管理システム
2 塗装室
201 第2の排気口
202 排気口
203 給気口
3 塗装ブース
4 排気手段
5 排気ファン
6 陽圧センサー
601 ロータリーエンコーダー
602 羽
7 陽圧ダンパー
8 給気管
9 給気装置
10 給気ファン
11 インバータ回路

Claims (2)

  1. 塗装室(2)と、
    該塗装室(2)に連続して配置した塗装ブース(3)と、
    該塗装ブース(3)に連続して配置した、前記塗装室(2)内のエアーを排出するための排気手段(4)と、
    前記塗装室(2)内にエアーを供給するための給気装置(10)と、
    一端が前記塗装室(2)に連通するとともに、他端には前記給気装置(10)が連結された給気管(8)と、
    前記塗装室(2)に形成した排気口(202)を開閉可能な陽圧ダンパー(7)と、
    前記塗装室(2)に形成した第2の排気口(201)と、
    該第2の排気口(201)を閉鎖する配置で前記塗装室(2)に配置した、ロータリーエンコーダー(601)と該ロータリーエンコーダー(601)の軸に装着された羽(602)とで構成された陽圧センサー(6)と、
    該陽圧センサー(6)に接続されるとともに前記給気装置(10)に接続された制御回路(11)と、を具備して、
    前記羽(602)の回転を受けて、ロータリーエンコーダー(601)より、羽(602)の回転方向をA相あるいはB相からの出力信号とし、羽(602)の回転数をB相あるいはA相からの出力信号とすることで、塗装室(2)内の陽圧の度合いを検知するとともに、羽(602)の回転に応じて、制御回路(11)により前記給気装置(10)を制御可能としたことを特徴とする塗装室の陽圧管理システム。
  2. 塗装室(2)と、該塗装室(2)に連続して配置した塗装ブース(3)と、該塗装ブース(3)に連続して配置した、前記塗装室(2)内のエアーを排出するための排気手段(4)と、前記塗装室(2)内にエアーを供給するための給気装置(10)と、一端が前記塗装室(2)に連通するとともに、他端には前記給気装置(10)が連結された給気管(8)と、前記塗装室(2)に形成した排気口(202)を開閉可能な陽圧ダンパー(7)と、を有し、排気手段(4)によって塗装室(2)内のエアーを排出しつつ、給気装置(10)によって塗装室(2)内にエアーを供給するとともに、塗装室(2)の陽圧度合いが予め設定した度合いを超えた場合に、前記陽圧ダンパー(7)を作動させて排気口(202)より所望量のエアーを排出可能とした塗装室の陽圧管理方法において、
    前記塗装室(2)に第2の排気口(201)を形成するとともに、該第2の排気口(201)を閉鎖する配置で、前記塗装室(2)に、ロータリーエンコーダー(601)と該ロータリーエンコーダー(601)の軸に装着された羽(602)とで構成された陽圧センサー(6)を配置するとともに、制御回路(11)を介して前記陽圧センサー(6)に前記給気装置(10)を接続し、前記羽(602)の回転を受けて、ロータリーエンコーダー(601)より、羽(602)の回転方向をA相あるいはB相からの出力信号とし、羽(602)の回転数をB相あるいはA相からの出力信号とすることで、塗装室(2)内の陽圧の度合いを検知するとともに、羽(602)の回転に応じて、制御回路(11)により前記給気装置(10)を制御することを特徴とする塗装室の陽圧管理方法。
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