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JP4570038B2 - ダスト測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、配管内を流れる気体流に含まれたダストの濃度を測定するダスト測定装置に関する。
従来から、配管(例えば、ガス管など)内を流れる気体(例えば、都市ガス、LPガスなど)に含まれたダストの濃度を測定するためのダスト測定装置として、測定光を発光する発光手段と、この発光源からの測定光を測定域に向けて照射する照射部と、この測定域からの被検知光を受光する受光部と、受光部からの被検知光を測定信号に変換する受光手段と、を備え、照射部及び受光部が配管内に挿入される検知部ユニットに設けられ、この検知部ユニットの照射部と発光手段とが第1光ファイバにより接続され、検知部ユニットの受光部と受光手段とが第2光ファイバにより接続されている(例えば、特許文献1参照)。
このような測定装置では、発光手段からの測定光が第1光ファイバを通して照射部に導かれ、この照射部から測定域に向けて照射される。また、測定域からの被検知光は、受光部にて受光され、第2光ファイバを通して受光手段に導かれる。受光手段は、被測定光を測定信号に変換し、この測定信号に基づいてダスト濃度が算出され、このようにして測定域を流れる気体流に含まれたダストの濃度が測定される。
特開2004−205217号公報
しかしながら、上述したダスト測定装置においては、次の通りの解決すべき問題がある。即ち、検知部ユニットを配管内に挿入する際に、配管内の圧力が検知部ユニットなどに作用し、第1及び第2光ファイバを保護する保護チューブとして曲がりやすい管を用いた場合、配管内の圧力と保護チューブ内の圧力差に起因して配管への挿入時に保護チューブが撓みやすくなるという問題がった。
本発明の目的は、検知部ユニットを挿入する配管内の圧力の影響を受けにくいダスト測定装置を提供することである。
本発明の請求項1に記載のダスト測定装置では、測定域におけるダスト濃度を測定するための測定光を発光する発光手段と、前記測定域からの被検知光を測定信号に変換する受光手段と、前記発光手段からの測定光を前記測定域に向けて照射する照射部及び前記測定域からの被検知光を受光する受光部を有する検知部ユニットと、前記発光手段からの測定光を前記照射部に伝送するための第1光ファイバと、前記受光部からの被検知光を前記受光手段に伝送するための第2光ファイバと、前記第1及び第2光ファイバを被う保護チューブと、を備えたダスト測定装置であって、
前記保護チューブは相互に接続されたフレキシブルチューブ及びパイプ管から構成され、前記フレキシブルチューブの先端部に前記検知部ユニットが取り付けられ、前記第1及び第2光ファイバは前記フレキシブルチューブ及び前記パイプ管を通して前記発光手段及び前記受光手段に導かれ、前記フレキシブルチューブ内が外部に連通されていることを特徴とする。
また、本発明の請求項に記載のダスト測定装置では、前記パイプ管は、管本体とこの管本体の一端部に設けられた端壁部を備え、前記端壁部に前記フレキシブルチューブが接続され、前記第1及び第2光ファイバは前記端壁部を通して前記パイプ本体内に延び、前記フレキシブルチューブ内の圧力が前記パイプ管の前記端壁部に作用することを特徴とする。
本発明の請求項1に記載のダスト測定装置によれば、第1及び第2光ファイバを被う保護チューブは相互に接続されたフレキシブルチューブ及びパイプ管から構成され、フレキシブルチューブの先端部に検知部ユニットが設けられ、このフレキシブルチューブ内が外部に連通されているので、検知部ユニットを配管内に挿入するときには、配管内とフレキシブルチューブ内とが等しい圧力に保たれ、配管内の圧力のフレキシブルチューブへの影響をなくし、検知部ユニットを配管内に容易に挿入することができる。また、検知部ユニットを例えば挿入管を通して配管内に挿入した状態では、パイプ管が挿入管の挿入部に位置するようになるので、挿入管とパイプ管との間を確実にシールすることができ、配管内の気体流の外部への漏れを防止することができる。
また、本発明の請求項に記載のダスト測定装置によれば、パイプ管は管本体とこの管本体の一端部に設けられた端壁部とを有し、フレキシブルチューブがこの端壁部に接続されるので、フレキシブルチューブ内の圧力はパイプ管の端壁部に作用し、この圧力を端壁部を介して管本体で受けることができる。
以下、添付図面を参照して、本発明に従うダスト測定装置の最良の実施形態について説明する。図1は、一実施形態のダスト測定装置を用いてダスト濃度を測定する配管構造の一例を簡略的に示す断面図であり、図2は、図1のダスト測定装置の検知部ユニットを示す正面図であり、図3は、図2の検知部ユニットを示す側面図であり、図4は、図2の検知部ユニットを示す底面図であり、図5は、図2におけるV−V線による断面図であり、図6は、図2の検知部ユニットを曲管を通して挿入するときの状態を示す断面図である。
図1において、図示のダスト測定装置2は、流体配管構造4の配管6、例えばガス配管により規定された流体流路8を流れる気体(例えば都市ガス、LPガスなど)中に含まれた粉塵などのダストの濃度を測定するために用いられる。このダスト測定装置2は、検知部ユニット10と、この検知部ユニット10の基部側に装着されたフレキシブルチューブ12と、を備え、フレキシブルチューブ12が測定装置本体14に接続される。図示の例では、流体配管構造4の配管6の所定部位には主開閉弁16が配設され、この主開閉弁16の上流側及び下流側に放散管18,20が配設され、これら放散管18,20の一端側が配管6に接続され、それらの他端部に開閉ボール弁22,24が設けられている。放散管18,20は検知部ユニット10を挿入するための挿入管として機能し、この検知部ユニット10は、後述するように放散管18(又は20)を通して配管6内の測定域26に挿入される。
図2〜図5をも参照して、検知部ユニット10は検知部本体28を備え、この検知部本体28がフレキシブルチューブ12の一端部(先端部)に取り付けられている。検知部本体28は略円柱状の本体部29と、この本体部29から略四角柱状に延びる延長部31とを有し、延長部31の先端部に正面側(図2において紙面に対して手前側、図3及び図5において右側)に突出する突出部33が設けられている。この検知本体部28の軸線方向(図2、図3及び図5において上下方向)中間部、即ち本体部29と延長部31の突出部33との間には凹部30が設けられ、この凹部30の一端側(図2、図3及び図5において上側)に照射部32が設けられ、凹部30の他端側(図2、図3及び図5において下側)に受光部34が設けられ、照射部32及び受光部34が略対向するように配置されている。照射部32には照射口36が設けられ、この照射口36を密封するように照射カバー37が取り付けられ、また受光部34には受光口38が設けられ、この受光口38を密封するように受光カバー40が設けられている。
検知部本体28には、更に、照射口36に連通する第1通路42が設けられているとともに、受光口38に連通する第2通路44が設けられている。この実施形態では、第1通路42は本体部29を照射口36に向けて直線状に延びており、第2通路44は、本体部29及び延長部31を第1通路42と略平行に直線状に延びた後にこの延長部31を受光口38に向けて折曲して直線状に延びている。そして、このことに関連して、第2通路44の折曲部位には反射鏡46が配設されている。反射鏡46は先端カバー48に取り付けられ、この先端カバー48を延長部31の先端部に取り付けることによって、反射鏡46が検知部本体28に取り付けられる。
検知部ユニット10の照射部32には第1光ファイバ50からの測定光が導かれるように構成されている。第1光ファイバ50は測定光を後述する如く伝送するファイバ52と、このファイバ52を覆う保護被覆54から構成され、その一端側(先端側)においては、保護被覆54から突出するファイバ52の先端部が検知部本体28の第1通路42に挿入されて位置決めされている。また、受光部34からの被検知光が第2光ファイバ56に導かれるように構成されている。第2光ファイバ56は、第1光ファイバ50と同様に、ファイバ58及びこれを覆う保護被覆60から構成され、その一端側(先端側)においては、保護被覆60から突出するファイバ58の先端部が検知部本体28の第2通路44に挿入されて位置決めされている。従って、測定装置本体14から第1光ファイバ50を通して伝送された測定光は、照射カバー37を通して照射部32から測定域26に向けて照射され、また測定域26からの被検知光、即ち測定域26におけるダストによる散乱光が受光カバー40を通して受光部34に受光され、かく受光された被検知光は反射鏡46にて反射された後に第2光ファイバ56に導かれ、この第2光ファイバ56を通して測定装置本体14に伝送される。
検知部ユニット28の照射部32及び受光部34に関連して、次のように構成するのが望ましい。即ち、照射部32の光軸55と受光部34の光軸57との間の散乱角度αが120〜135度の角度範囲内に、例えば130度に設定するのが望ましく、このような角度範囲内に設定することによって、測定域26におけるダストの散乱光が効率良く受光部34に受光され、ダスト濃度を測定する際の測定信号のS/Nを大きくすることができ、ダスト濃度を正確に測定することが可能となる。そして、散乱角度αをこのような角度範囲とするために、この実施形態では、第1通路42の照射部32側開口部の中心軸線と第2通路44の受光部34側開口部の中心軸線との間の角度が120〜135度の角度範囲内に、例えば130度となるように設定されている。
また、散乱角度αを上述した角度範囲に保ちながら、更に、照射部32の光軸55が検知部ユニットの中心軸線に対して5〜20度の角度範囲内(例えば、10度程度)傾斜させるのが望ましく、このような角度範囲内に設定することによって、検知部ユニット28の外形、特に径方向の大きさが大きくなるのを抑えることができ、挿入管の内径が小さい場合であっても、検知部ユニット28の挿入が可能となる。具体的には、第1通路42の中心軸線が検知部ユニット28の中心軸線に対して5〜20度の角度範囲内に設定すればよく、このとき、第2通路44の第2光ファイバ56側の部分の中心軸線は検知部ユニット28の中心軸線に実質上平行となるように形成される。
第1及び第2光ファイバ50,56は、フレキシブルチューブ12内に内蔵されている。フレキシブルチューブ12は、例えばステンレス鋼などから形成される可撓性のフレキシブル管62と、このフレキシブル管62を覆う保護チューブ64から構成され、第1及び第2光ファイバ50,56は、このフレキシブル管62内を延びている。このフレキシブルチューブ12の他端部には接続具(図示せず)が設けられ、この接続部を測定装置本体14の接続部65に着脱自在に装着することによって、測定装置本体14に接続される。
測定装置本体14には、測定光を発光する発光手段66(例えば、レーザー発光素子から構成される)、被測定光を受光して測定信号に変換する受光手段68(例えば、CCDなどの受光素子から構成される)及びマイクロプロセッサなどから構成されるダスト濃度算出手段70を内蔵している。第1光ファイバ50は接続具65を介して発光手段66に接続され、第2光ファイバ56は接続具65を介して受光手段68に接続され、発光手段66からの測定光が第1光ファイバ50に送られ、第2光ファイバ56からの被検知光が受光手段68に送られる。受光手段68は被測定光の光量に対応したレベルの測定信号を生成し、ダスト濃度算出手段70はこの測定信号に基づいてダスト濃度を算出し、算出したダスト濃度が表示手段72(例えば、液晶表示装置などから構成される)に表示される。
検知部ユニット10の凹部30には遮光部材74が設けられている。遮光部材74は、照射部32からの測定光が受光部34に直接的に受光されるのを防止する。また、検知ユニット10の本体部29の正面側部には、この本体部29からの反射光が受光部34に受光されないように、切欠き部76が設けられている。
この検知部ユニット10では、更に、次の通りに構成されている。検知部ユニット10の両側部が先端側(図2,図3及び図5において下方)に向けて細くなっている(特に、図2参照)。この形態では、本体部29の先端部から延長部31の基部にわたって弧状に細くなっており、このように先細に構成することによって、検知部ユニット10の挿入管(後述する)を通しての挿入が容易になるとともに、検知部ユニット10を配管6内に挿入したときに、配管6内を矢印78で示す方向に流れる気体流は、この先細部(照射部32及び受光部34が設けられている部分)の図2において両側、即ち延長部31の両側をスムースに流れ、測定域26に乱気流などが生じるのを抑えることができる。
また、検知部ユニット10の外形は、本体部29が略円筒状に形成され、この本体部29から延びる延長部31が略四角柱状に形成され、横断面形状(換言すると、径方向の大きさ)が本体部29に対して延長部31の方が小さくなっているので、検知部ユニット10全体として先端側に向けて細くなっている。このように全体の外形を先端側に向けて細くすることによって、検知部ユニット10の挿入管(後述する)への挿入をより容易にすることができ、曲がった管(所謂、曲管)であっても容易に挿入することが可能となる。
配管4を流れる気体のダスト濃度の測定は、例えば、次のようにして行われる。まず、図1に示すように、挿入する放散管18(挿入管として機能する)に接続された開閉ボール弁22に導入管(図示せず)を着脱自在に取り付け、この導入管の導入孔内に検知部ユニット10を挿入保持し、開閉ボール弁22を開状態に開放して、導入管の導入孔及び開閉ボール弁22を通して矢印80(図1参照)で示す挿入方向に導入する。この実施形態では、放散管18は図1において右方に曲がった後に下方に曲がっているが、ダスト測定装置2の検知部ユニット10はフレキシブルチューブ12の先端部に取り付けられ、フレキシブルチューブ12自体が可撓性を有しているので、検知部ユニット10の挿入に伴って、フレキシブルチューブ12が放散管18の形状に沿って撓み、かく撓むことによって、検知部ユニット10を放散管18を通して配管6の流体流路8内に挿入することができる。
この挿入時には、検知部ユニット10全体の形状が先端側に向けて細くなっているので、検知部ユニット10の先端部が放散管18の曲部82に差し掛かった際には、図6に示すように、検知部ユニット10の先端部、即ち延長部31の先端部が曲部82の内周面に接触し、図6に二点鎖線で示すように、更なる挿入によってこの曲部82の内周面に沿ってスムースに移動し、従って、放散管18が曲がっていてもこの放散管18を通して配管6の測定域26に容易に挿入することができる。尚、図示の形態では、延長部31の横断面形状が四角形に形成されているが、六角形、八角形などの多角形状でもよく、四角形以上の多角形に、又は円形に形成することによって、同様の効果を達成することができる。
配管6を流れる気体流に含まれたダストの濃度を測定するときには、発光手段66からの測定光が第1光ファイバ50を通して照射部32に伝送され、この照射部32から測定域26に向けて照射される。そして、この測定域26からの被検知光が受光部34にて受光され、反射鏡46によって反射された後に第2光ファイバ56を通して受光手段68に伝送される。この受光手段68は被検知光に対応した測定信号を生成し、ダスト濃度算出手段70はこの測定信号に基づいてダスト濃度を算出し、算出されたダスト濃度が表示手段72に表示され、このようにして配管6内の気体流に含まれたダストの濃度が測定される。
この実施形態では、検知部ユニット10がフレキシブルチューブ12の先端部に取り付けられているので、放散管18を通して挿入する際に、配管6内の圧力がフレキシブルチューブ12に作用して撓むおそれがあり、フレキシブルチューブ12が撓んだ場合、放散管18を通しての検知部ユニット10の挿入が難しくなるが、このような問題を解消するためには、図7に示すように構成するのが望ましい。図7は、変形形態の保護チューブの一部を切り欠いて示す断面図であり、図1〜図6に示す実施形態と同一の部材には同一の参照番号を付し、その説明を省略する。
この変形形態における保護チューブは、フレキシブルチューブ12Aと直線状に延びるパイプ管90とから構成されている。パイプ管90はパイプ本体92と、このパイプ本体92の先端部に設けられた端壁部94とを備え、それ自体充分な剛性を有している。このパイプ管90の端壁部94に例えば溶接などの手段によって接続具96が取り付けられ、この接続具96にフレキシブルチューブ12Aが接続される。フレキシブルチューブ12Aは、可撓性を有するフレキシブル管62及びこのフレキシブル管62を覆う保護チューブ64から構成され、接続具96は例えば筒状接続部材98から構成され、フレキシブルチューブ12Aの基端部を筒状接続部材98内に挿入して例えばかしめ加工を施すことによって、フレキシブルチューブ12Aとパイプ管90とが接続具96を介して接続される。パイプ管90に接続されたフレキシブルチューブ12Aの先端部には、上述したと同様の検知部ユニットが取り付けられる。
この保護チューブにおいては、フレキシブルチューブ12A、即ちフレキシブル管62内が外部と連通されるように構成される。例えば、フレキシブルチューブ12Aと検知部ユニット(図2〜図5参照)との接続部に連通孔(図示せず)が設けられ、この連通孔を通してフレキシブル管62内と外部とが連通される。尚、このような連通孔に代えて、フレキシブルチューブ12Aの所定部位に貫通孔を設けるようにしてもよい。
また、測定装置本体(図1参照)から延びる第1及び第2光ファイバ50,56はパイプ管90及びフレキシブルチューブ12A内を通して検知部ユニットに延び、パイプ管90の端壁部94においてはこの端壁部94を貫通して延び、第1及び第2光ファイバ50,56と端壁部94との間は密封されており、第1光ファイバ50は検知部ユニットの照射部(図5参照)に測定光を伝送し、第2光ファイバ56は検知部ユニットの受光部(図5参照)からの被検知光を測定装置本体に伝送する。
このような保護チューブを用いた場合、導入管(図示せず)、開閉ボール弁22及び放散管18を通して検知部ユニットを挿入すると、フレキシブルチューブ12A内と外部とが連通されているので、配管内の圧力とフレキシブルチューブ12A内の圧力が等しくなり、配管内の圧力はパイプ管90の端壁部94に作用し、この端壁部94で圧力を受けるようになる。従って、配管内の圧力によりフレキシブルチューブ12Aが撓むことがなく、検知部ユニットを容易に配管内に挿入することができる。また、放散管18を通して検知部ユニットを配管内に挿入した状態においては、パイプ管90が導入管に位置するようになり、このように構成することによって、パイプ管90と導入管との間を確実にシールすることが可能となり、ダスト測定時における配管内の気体の漏れを確実に防止することができる。
以上、本発明に従うダスト測定装置の一実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形乃至修正が可能である。
一実施形態のダスト測定装置を用いてダスト濃度を測定する配管構造の一例を簡略的に示す断面図。 図1のダスト測定装置の検知部ユニットを示す正面図。 図2の検知部ユニットを示す側面図。 図2の検知部ユニットを示す底面図。 図2におけるV−V線による断面図。 図2の検知部ユニットを曲管を通して挿入するときの状態を示す断面図。 変形形態の保護チューブの一部を切り欠いて示す断面図。
符号の説明
2 ダスト測定装置
6 配管
10 検知部ユニット
12,12A フレキシブルチューブ
14 測定装置本体
16 主開閉弁
18,20 放散管(挿入管)
28 検知部本体
32 照射部
34 受光部
50 第1光ファイバ
56 第2光ファイバ
66 発光手段
68 受光手段
74 ダスト濃度算出手段
90 パイプ管

Claims (2)

  1. 測定域におけるダスト濃度を測定するための測定光を発光する発光手段と、前記測定域からの被検知光を測定信号に変換する受光手段と、前記発光手段からの測定光を前記測定域に向けて照射する照射部及び前記測定域からの被検知光を受光する受光部を有する検知部ユニットと、前記発光手段からの測定光を前記照射部に伝送するための第1光ファイバと、前記受光部からの被検知光を前記受光手段に伝送するための第2光ファイバと、前記第1及び第2光ファイバを被う保護チューブと、を備えたダスト測定装置であって、
    前記保護チューブは相互に接続されたフレキシブルチューブ及びパイプ管から構成され、前記フレキシブルチューブの先端部に前記検知部ユニットが取り付けられ、前記第1及び第2光ファイバは前記フレキシブルチューブ及び前記パイプ管を通して前記発光手段及び前記受光手段に導かれ、前記フレキシブルチューブ内が外部に連通されていることを特徴とするダスト測定装置。
  2. 前記パイプ管は、管本体とこの管本体の一端部に設けられた端壁部を備え、前記端壁部に前記フレキシブルチューブが接続され、前記第1及び第2光ファイバは前記端壁部を通して前記パイプ本体内に延び、前記フレキシブルチューブ内の圧力が前記パイプ管の前記端壁部に作用することを特徴とする請求項に記載のダスト測定装置。
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