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JP4568798B2 - 携帯電話機 - Google Patents

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Description

本発明は、開閉自在な筐体によりマイクロフォンが閉塞された閉状態とこの筐体によりマイクロフォンが閉塞されていない開状態との少なくとも二つの形態に変形するとともに、形態に応じてスピーカの出力制御を行うことができる携帯電話機に関する。
近年、小型の電子機器の高機能化に伴い、携帯電話機において、例えば複数の筐体を折り畳み自在またはスライド自在に積層することにより、開閉自在に形成されるようになってきた。これにより、携帯電話機は、不使用時には閉状態でコンパクトに収納され、使用時には開状態にして機能的に使用される。しかしながら、携帯電話機が開閉自在に形成された場合、筐体に内蔵されたマイクロフォンが別の筐体に閉塞されてしまうことにより、閉状態においてスピーカから発せられた音波がマイクロフォンに取り込まれてしまうという問題があった。
そこで、スピーカから発せられる音波がマイクロフォンに伝わることが防止された携帯電話機が提案されている(例えば特許文献1)。この携帯電話機は、マイクロフォンを備えた本体キャビネットと、スピーカを備えた蓋体キャビネットとを開閉自在に形成された折り畳み式携帯電話機であり、蓋体キャビネットは、内側に放音孔、この放音孔を塞ぐシャッターを具備する。この携帯電話機は、開状態においてはこのシャッターを開き、閉状態においては閉じることによって、音波がマイクロフォンに伝わることを防止している。
特開2005−142834号公報
携帯電話機のマルティメディア化に伴い、筐体の複数箇所にステレオスピーカ等のスピーカーが搭載されている携帯電話機が増加している。このような携帯電話機では、筐体においてスピーカとマイクロフォンとを近くに配置せざるを得ないことが多い。このような携帯電話機においてテレビ電話やハンズフリー通話等を行う場合、スピーカからの不要な音声がマイクへ入力されてしまうため、エコーキャンセラー等を用いてこの不要な音を除去している。
一方、開閉機構を有する筐体(折り畳み式やスライド式、スウィーベル式等)では、筐体が閉じた状態においてマイクロフォンが筐体で閉塞される構成になっているものが多い。開閉機構を有する筐体を閉じた状態でテレビ電話やハンズフリー通話を行った場合、スピーカからの不要な音がマイクを覆う筐体に反射してしまい、開いた状態よりも大きい音量でマイクに入力されてしまう。このため、スピーカからの不要な音が除去可能なレベルを超えてしまい、通話の相手先での音質の低下や、ハウリングの発生などの問題が発生する。
本発明は、上記課題を鑑みなされてものであり、開閉機構を有する筐体により形成された携帯電話機において、テレビ電話やハンズフリー通話を行う際に、ハウリングの発生を防ぐとともに通話の品質を高く保つことができる携帯電話機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る電子機器は、マイクロフォン複数のスピーカを備えた第1の筐体とこの第1の筐体に対して開閉自在な第2の筐体とを備え、前記第2の筐体によりマイクロフォンが閉塞された閉状態とマイクロフォンが閉塞されていない開状態との少なくとも二つの形態に変形する携帯電話機であって、前記複数のスピーカは、開状態と閉状態において前記マイクロフォンから所定距離外にある第1のスピーカ及び開状態と閉状態において前記マイクロフォンから所定距離内にある第2のスピーカを含んでいて、形態を判断する判断手段と、テレビ電話による通話又はハンズフリーによる通話のいずれかの通話中において前記判断手段により開状態であると判断された場合、前記第1のスピーカ及び第2のスピーカをONにし、前記判断手段により閉状態であると判断された場合、前記第1のスピーカをONにして前記第2のスピーカをOFFにする出力制御手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係る携帯電話機によると、開閉機構を有する筐体により形成された携帯電話機において、テレビ電話やハンズフリー通話を行う際に、筐体の開閉状態に応じてスピーカ出力を制御することにより、ハウリングの発生を防ぐとともに通話の品質を高く保つことが可能になる。
[第1実施形態]
本発明に係る携帯電話機の第1実施形態について、添付図面を参照しながら説明する。第1実施形態の携帯電話機1として、複数の筐体がスライド自在に積層されて構成される携帯電話機を例に挙げて説明する。携帯電話機1は、各々の筐体をスライドさせることにより開状態及び閉状態の少なくとも2つの状態に変形するように構成されている。
図1及び図2に、第1実施形態の携帯電話機の一例として説明に用いている携帯電話機1の斜視図を示す。図1(A)は、携帯電話機1の開状態を示す斜視図であり、図1(B)は、携帯電話機1の閉状態を示す斜視図である。また、図2(A)は、携帯電話機1の閉状態を示す正面図であり、図2(B)は、携帯電話機1の閉状態の背面図である。
携帯電話機1は、図1及び図2に示すように、矩形の板状の上筐体10と、この上筐体10とほぼ同形状をした下筐体11とが相互に一面を覆うように積層されることにより形成されている。上筐体10及び下筐体11は、長手方向(図1(A)のX方向)に相互にスライド可能なように積層されている。すなわち携帯電話機1は、上筐体10と下筐体11とが双方の一面のほぼ全面を覆うように重なった状態(閉状態;図1(B)に示す状態)において、上筐体10を下筐体11に対して長手方向にスライドさせることにより、上筐体3が下筐体2に対して長手方向にずれて重なった状態(開状態;図1(A)示す状態)に変形する。
上筐体10の外面(下筐体11と対面しない面)には液晶ディスプレイ12が設けられている。また上筐体10の外面には、例えばカーソル位置等を上下左右に移動させるための上下左右キー等の操作キー13、音声を出力する第1のスピーカ14が設けられている。これらの液晶ディスプレイ12、操作キー13、及び第1のスピーカ14は、携帯電話機1の開状態及び閉状態等の形態に依存せずに常に外部に露出する位置に設置されている。
下筐体11には、数字を入力するための数字キー等の操作キー13が設けられている。これらの操作キー13は、図1(B)に示すように、携帯電話機1が閉状態の時には上筐体10に閉塞されて外部に露出していないが、図1(A)に示すように、上筐体10を下筐体11に対してスライドさせて携帯電話機1を開状態に変形させることにより外部に露出される。
また、下筐体11にはマイクロフォン15が備えられていて、このマイクロフォン15Aによって通話時やテレビ電話時のユーザの音声を集音する。マイクロフォン15は、図1(B)に示すように、携帯電話機1が閉状態の時には上筐体10に閉塞されて外部に露出していないが、図1(A)に示すように、上筐体10を下筐体11に対してスライドさせて携帯電話機1を開状態に変形させることにより外部に露出される。また下筐体11の側面にはサイドキー13aが設けられていて、ユーザはこれらのサイドキー13aを押下することにより、予め対応付けられた所定の機能を即座に起動することができる。
また、下筐体11には第2のスピーカ16が備えられるとともに、この第2のスピーカ16よりマイクロフォン15から近い位置に、第3のスピーカ17が備えられている。第2のスピーカ16、第3のスピーカ17は、携帯電話機1の外部に向けて音波を放出する位置に設けられ、例えば下筐体11の外面(上筐体10と接しない面)に音波の放出口が設けられることにより、音波は携帯電話機1の外部に放出される。なお、第1のスピーカ16及び第2のスピーカ17は、携帯電話機1の開閉状態によらず、常に外部に露出する位置に設けられている。
なお、携帯電話機1において、上筐体10及び下筐体11を相互にスライドさせることによりマイクロフォン15、第1のスピーカ14が所定の位置に露出するため、ユーザが携帯電話機1を用いて音声通話を行う際の操作性が向上している。
次に、携帯電話機1の機能について説明する。図3は、携帯電話機1の機能ブロック図である。携帯電話機1は、図3に示すように、主制御部20、電源回路部21、操作入力制御部22、表示制御部23、記憶部24、音声コーデック25、変復調回路部26、出力制御部27、及び、筐体開閉部28がバスによって相互に電気的に接続されて構成されている。
主制御部20は、CPU(Central Processing Unit)を具備し、携帯電話機1の総括的な制御を行うとともに、様々な演算処理や制御処理等を行う。電源回路部11は、ユーザによる操作キー14を介した入力に基づいて電源のオン/オフ状態を切り替え、電源がオン状態の場合に内蔵されている電力供給源(バッテリ等)または外部に接続されている電力供給源から各部に対して電力を供給して、携帯電話機1を動作可能にする。
操作入力制御部22は操作キー13やサイドキー13aに対する入力インタフェースを備え、操作キー13やサイドキー13aによって入力されたデータを主制御部20に伝送する。表示制御部23は液晶ディスプレイ12に対する表示インタフェースを備え、主制御部20の制御に基づいて、操作キー13により入力された文字データやCCDカメラ16により撮像された画像データ等、様々なデータを液晶ディスプレイ15に表示する。
記憶部24は、主制御部20が行う処理の処理プログラムや処理に必要なデータ等を格納するROM(Read Only Memory)やハードディスク、不揮発性メモリ、主制御部20が処理を行う際に使用されるデータを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)等の記憶装置からなる。なお、出力制御部27が出力制御処理を行う際に使用される処理プログラムやデータ等は、記憶部24に記憶されているものとする。
携帯電話機1は、他の携帯電話機や固定電話機に対して、基地局(図示せず)を介して音声通話処理を行う。すなわち音声コーデック25は、主制御部20の制御に基づいて、マイクロフォン15が集音した音声をエコーキャンセラー31を介して取得して、この音声のアナログ信号をデジタル信号に変換し、変復調回路部26に伝送する。変復調回路部26は、このデジタル信号をスペクトラム拡散処理して送受信回路部36に伝送する。送受信回路部32は、このデジタル信号をアンテナ33を介して基地局に送信する。
変復調回路部26は、送受信回路部32がアンテナ33を介して基地局から受信したデジタル信号をスペクトラム逆拡散処理して音声コーデック25に伝送し、アナログ信号に変換する。音声コーデック25は、音声通話の際に、変復調回路部26から取得したデジタル信号をアナログ信号に変換して、出力制御部27に対して伝送する。
出力制御部27は、音声コーデック25から音声のアナログ信号を入力すると、第1のスピーカ14、第2のスピーカ16、及び第3のスピーカ17等のスピーカに対してこの音声を出力させる。この際、出力制御部27は、上筐体10及び下筐体11の開閉状態に応じて、第1のスピーカ14、第2のスピーカ16、及び第3のスピーカ17に対して出力制御処理を行う。具体的には、出力制御部27は、筐体開閉部28から上筐体10及び下筐体11の開閉状態を表す開閉検出信号を受信して、この開閉検出信号に基づいて、第1のスピーカ14、第2のスピーカ16、及び第3のスピーカ17に対して、スピーカの音源のON/OFF状態を切り替えたり音量を変更したりするためのON/OFF信号を伝送する。
また出力制御部27は、第1のスピーカ14、第2のスピーカ16、及び第3のスピーカ17に対して音声出力を行う際、エコーキャンセラー31に対して、この音声出力に関するマイクロフォン15への入力を防止するように指示を出す。なお、エコーキャンセラー31は、第1のスピーカ14、第2のスピーカ16、及び第3のスピーカ17等のスピーカからの音波が何かしらの物体(例えばユーザ等)によって反射(エコー)して、マイクロフォン15に入力されてしまうのを防ぎ(キャンセル)、補正する装置である。
筐体開閉部28は、例えば磁気センサ34に基づいて、上筐体10及び下筐体11の開閉状態(形態)を検出して、その開閉状態を表す開閉検出信号を主制御部20や出力制御部27に伝送する。
ここで、携帯電話機1が開状態になっているときには、図4に示すように、上筐体10及び下筐体11がずれて重なっていて、マイクロフォン15が外部に露出されている。この際、エコーキャンセラー31により、第1のスピーカ14、第2のスピーカ16、または第3のスピーカ17等のスピーカにより出力された音声が、マイクロフォン15に入力されてしまうことが防止されている。
しかしながら、携帯電話機1が閉状態になっているときには、図5に示すように、下筐体11に備えられたマイクロフォン15が上筐体10に閉塞されていて、マイクロフォン15が外部に露出されていない。この際、エコーキャンセラー31により、第1のスピーカ14、第2のスピーカ16、または第3のスピーカ17等のスピーカにより出力された音声がマイクロフォン15に入力しないように構成されているが、各機器の隙間から上筐体10と下筐体11との間に漏れた音波が上筐体10または下筐体11において反射して、マイクロフォン15に入力してしまう恐れがある。この場合には、スピーカからの不要な音声がエコーキャンセラー31により除去可能なレベルを超えてしまい、通話相手先での音質の低下やハウリング(スピーカからの出力の一部がマイクロフォン15に帰還されたことにより生ずる発振現象)の発生などの問題が生じる。
そこで、携帯電話機1は、上筐体10及び下筐体11の開閉状態に応じてスピーカの出力制御を行う必要がある。図6に示すように、出力制御部27は、音声(例えば受話信号)を第2のスピーカ16や第3のスピーカ17等のスピーカから出力する際、エコーキャンセラー31に対してこの出力された音声がマイクロフォン15に入力されてしまうことを防止するように指示を出す。これに基づいて、エコーキャンセラー31は、マイクロフォン15により入力された音声(例えば送話信号)を音声コーデック25に伝送する際、スピーカから出力された音声(例えば受話信号)を除去して音声コーデック25に伝送する。
この際、出力制御部27は、音声(例えば受話信号)を第2のスピーカ16や第3のスピーカ17等のスピーカから出力するときに、筐体開閉部28から携帯電話機1の開閉状態を示す開閉検出信号を取得する。そして出力制御部27は、この開閉状態に応じて第2のスピーカ16及び第3のスピーカ17にON/OFF信号を送信することにより、第2のスピーカ16や第3のスピーカ17等のスピーカの音源のON/OFF状態を切り替えたり音量を変更したりする出力制御処理を行う。
ユーザが携帯電話機1を用いて、例えばハンズフリー機能やテレビ電話機能等を使用する際には、携帯電話機1を閉状態にして音声通話を行うことが予想される。上述のように、携帯電話機1を閉状態にしてマイクロフォン15や第2のスピーカ16、第3のスピーカ17を使用する場合、携帯電話機1はスピーカの出力制御処理を行う必要が生じる。携帯電話機1がこの出力制御処理を行う手順について、図7示すフローチャートに基づいて説明する。以下、例えば「ステップS101」を「S101」のように、「ステップ」の語句を省略して説明する。
まず、出力制御部27は、ハンズフリー機能等が起動されたか否かを判断する(S101)。ハンズフリー機能等が起動されていない場合(S101のNo)は、出力制御部27は起動が指示されるまで待機する。
ハンズフリー機能等が起動された場合(S101のYes)は、出力制御部27は筐体開閉部28から、上筐体10及び下筐体11の開閉状態を示す開閉検出信号を送信する(S103)。この際、筐体開閉部28は、例えば磁気センサ34を用いて携帯電話機1の開閉状態を検出し、開状態である場合は開状態である旨を示す開閉検出信号を、閉状態である場合は閉状態である旨を示す開閉検出信号を、出力制御部27に対して送信する。
出力制御部27は、S103にて取得した開閉検出信号に基づいて、携帯電話機1が開状態であるか否かを判断する(S105)。携帯電話機1が開状態であった場合(S105のYes)は、主制御部20は、マイクロフォン15をONにする(S106)。出力制御部27は、図8に示すように、第2のスピーカ16に対して、音源を通常音量(所定音量)でONにするためのON/OFF信号を送信する(S107)。この際の通常音量は、例えば予め指定されていた所定音量やその時に設定されている音量等である。また出力制御部27は、第2のスピーカ16から出力された音声をマイクロフォン15に入力された音声から除去するよう、エコーキャンセラー31に指示をする(S109)。
そして出力制御部27は、第3のスピーカ17に対して、音源を通常音量(所定音量)でONにするためのON/OFF信号を送信する(S111)。この際の通常音量は、S107の処理時と同様に、例えば予め指定されていた所定音量やその時に設定されている音量等である。また出力制御部27は、第3のスピーカ17から出力された音声をマイクロフォン15に入力された音声から除去するよう、エコーキャンセラー31に指示をする(S113)。
このように出力制御部27は、携帯電話機1が開状態であった場合には、マイクロフォン15にから遠い位置にある第2のスピーカ16、及びマイクロフォン15から近い位置にある第3のスピーカ17をともに通常音量でONにする。
一方、携帯電話機1が閉状態であった場合(S105のYes)は、主制御部20は、マイクロフォン15をONにする(S116)。出力制御部27は、図9に示すように、第2のスピーカ16に対して、音源を通常音量でONにするためのON/OFF信号、または大音量でONにするためのON/OFF信号を送信する(S117)。この際の通常音量は、S107の処理時と同様に、例えば予め指定されていた所定音量やその時に設定されている音量等であり、この際の大音量は、通常音量(S107にて設定されている音量)よりも大きい音量である。大音量でONにする際には、予め指定されていた音量(通常音量よりも大きい音量)に設定してONにしたり、その時に設定されていた音量から音量を上げた状態でONにしたりする。また出力制御部27は、第2のスピーカ16から出力された音声をマイクロフォン15に入力された音声から除去するよう、エコーキャンセラー31に指示をする(S119)。
そして出力制御部27は、マイクロフォン15に近い側にあるスピーカである第3のスピーカ17に対して、音源を小音量でONにするためのON/OFF信号、あるいは第3のスピーカ17の音源をOFFにするためのON/OFF信号を送信する(S121)。この際の通常音量は、S111の処理時と同様に、例えば予め指定されていた所定音量やその時に設定されている音量等であり、この際の小音量は、通常音量(S111にて設定されている音量)よりも小さい音量であれば良い。小音量でONにする際には、予め指定されていた音量(通常音量よりも小さい音量)に設定してONにしたり、その時に設定されていた音量から音量を下げた状態でONにしたりする。また出力制御部27は、第3のスピーカ17から出力された音声をマイクロフォン15に入力された音声から除去するよう、エコーキャンセラー31に指示をする(S123)。主制御部20は、マイクロフォン15をONにする(S125)。
このように出力制御部27は、携帯電話機1が閉状態であった場合には、マイクロフォン15から遠い位置にある第2のスピーカ16の音源を通常音量でONにしたり音量を大きくしたりするとともに、マイクロフォン15から近い位置にある第3のスピーカの音源をOFFにしたり音量を小さくしたりする。
すなわち、出力制御部は、第2のスピーカ16及び第3のスピーカ17の音源のON/OFF状態を切り替えたり音量を調整したりすることにより、例えば携帯電話機1を閉状態にしてハンズフリー通話を行う場合であっても、出力音量をエコーキャンセラー31により除去可能なレベルに調整する。
本発明に係る携帯電話機1の第1実施形態によると、開閉機構を有する筐体により形成された携帯電話機において、テレビ電話やハンズフリー通話を行う際に、筐体の開閉状態に応じてスピーカ出力を制御することにより、従来の課題であったハウリングの発生を防ぐとともに通話の品質を高く保つことが可能になる。
[第2実施形態]
本発明に係る携帯電話機の第2実施形態について、図10を参照しながら説明する。なお、第1実施形態と同一の構成には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。第2実施形態の携帯電話機1Aは、複数の筐体が回転自在に積層された携帯電話機である。携帯電話機1は、各々の筐体を相互に回転させることにより開状態及び閉状態の少なくとも2つの状態に変形するように構成されている。図10(A)に携帯電話機1Aの開状態の斜視図、図10(B)に携帯電話機1Aの閉状態の斜視図を示す。
携帯電話機1Aは、図10(A)及び図10(B)に示すように、矩形の板状の上筐体10Aと、この上筐体10Aとほぼ同形状をした下筐体11Aとが相互に一面を覆うように積層されることにより形成されている。上筐体10Aと下筐体11Aとはヒンジ部18を挟むようにヒンジ結合されており、上筐体10Aが下筐体11Aに対してヒンジ部18を軸にして図10(A)のY方向に一定角度だけ回転自在なように形成されている。携帯電話機1Aの内部の所定の位置には、送受信用のアンテナ33が内蔵されており、携帯電話機1は、このアンテナ33を介して基地局(図示せず)との間で電波の送受信を行う。
上筐体10Aの内面(下筐体11Aと対面する面)には、液晶ディスプレイ12Aが設けられている。また、上筐体10Aの内面の所定の位置には第1のスピーカ14Aが設けられており、これにより、ユーザが音声を聞くことが可能となる。液晶ディスプレイ12A、第1のスピーカ14Aは、図10(B)に示すように、携帯電話機1Aが閉状態の時には上筐体10Aに閉塞されて外部に露出していないが、図10(A)に示すように、上筐体10Aを下筐体11Aに対してヒンジ部18を軸にして回転させて携帯電話機1Aを開状態に変形させることにより外部に露出するように構成されている。
下筐体11Aには、カーソル位置等を上下左右方向に移動させるための上下左右キー、その表面に数字や文字列を入力するための「0」乃至「9」の数字キー、発呼処理を行うための発呼キー、通話を終了したり電源のON/OFFを切り替えたりするための終話・電源キー、入力された文字列を消去したり実行中の処理を終了したりするためのクリアキー等の操作キー13が設けられており、ユーザはこれらの操作キー13を用いて携帯電話機1Aに対して各種指示を入力することができる。操作キー13Aは、図10(B)に示すように、携帯電話機1Aが閉状態の時には上筐体10Aに閉塞されて外部に露出していないが、図10(A)に示すように、上筐体10Aを下筐体11Aに対してヒンジ部18を軸にして回転させて携帯電話機1Aを開状態に変形させることにより外部に露出される。
また、下筐体11Aには、マイクロフォン15Aが設けられており、このマイクロフォン15Aによって通話時やテレビ電話時のユーザの音声を集音する。このマイクロフォン15Aは、図10(B)に示すように、携帯電話機1Aが閉状態の時には上筐体10Aに閉塞されて外部に露出していないが、図10(A)に示すように、上筐体10Aを下筐体11Aに対してヒンジ部18を軸にして回転させて携帯電話機1Aを開状態に変形させることにより外部に露出される。また下筐体11Aの側面にはサイドキー13bが設けられていて、ユーザはこれらのサイドキー13bを押下することにより、予め対応付けられた所定の機能を即座に起動することができる。
また、下筐体11Aには第2のスピーカ16A、第3のスピーカ17Aが備えられている。第2のスピーカ16A、第3のスピーカは17A、携帯電話機1Aの外部に向けて音波を放出する位置に設けられ、例えば下筐体11Aの外面(上筐体10Aと接しない面)に放出口が設けられ、音波が携帯電話機1の外部に放出されるように構成されている。なお、第1のスピーカ16A及び第2のスピーカ17Aは、携帯電話機1の開閉状態によらず、常に外部に露出する位置に設けられている。
携帯電話機1Aにおいて、上筐体10A及び下筐体11Aをヒンジ部18を軸として回転させることにより第1のスピーカ14A、マイクロフォン15Aが所定の位置に露出するため、ユーザが携帯電話機1を用いて音声通話を行う際の操作性が向上している。
第1実施形態と同様に、携帯電話機1Aが開状態になっているときには、マイクロフォン15Aが外部に露出されている。この際、エコーキャンセラー31により、第1のスピーカ14A、第2のスピーカ16A、または第3のスピーカ17Aにより出力された音声がマイクロフォン15Aに入力されてしまうことが防止されている。
しかしながら、携帯電話機1Aが閉状態になっているときには、下筐体11Aに備えられたマイクロフォン15Aが上筐体10によって閉塞されているため、マイクロフォン15Aが外部に露出されていない。この際、エコーキャンセラー31により、第1のスピーカ14A、第2のスピーカ16A、または第3のスピーカ17Aにより出力された音声がマイクロフォン15Aに入力されないように構成されているが、各機器の隙間から上筐体10Aと下筐体11Aとの間に漏れた音波が、上筐体10Aまたは下筐体11Aで反射して、マイクロフォン15Aに入力されてしまう恐れがある。この場合には、スピーカからの不要な音声がエコーキャンセラー31により除去可能なレベルを超えてしまい、通話相手先での音質の低下やハウリングの発生などの問題が生じる。
そこで携帯電話機1Aは、第1実施形態の携帯電話機1と同様に、例えばハンズフリー機能やテレビ電話機能等を使用する際、スピーカの出力制御処理を行う。この出力制御処理については、第1実施形態において図7に示すフローチャートに基づいて説明した処理と同様であるため、説明を省略する。
また携帯電話機1Aは、第1実施形態の携帯電話機1と同様に、図3に示すような機能を備えているものとする。すなわち、携帯電話機1Aは、図3に示すように、主制御部20、電源回路部21、操作入力制御部22、表示制御部23、記憶部24、音声コーデック25、変復調回路部26、出力制御部27、及び、筐体開閉部28がバスによって相互に電気的に接続されて構成されている。
本発明に係る携帯電話機1Aの第2実施形態によると、第1実施形態と同様に、開閉機構を有する筐体により形成された携帯電話機において、テレビ電話やハンズフリー通話を行う際に、筐体の開閉状態に応じてスピーカ出力を制御することにより、従来の課題であったハウリングの発生を防ぐとともに通話の品質を高く保つことが可能になる。
なお、第1実施形態及び第2実施形態において、複数の筐体がスライド自在に積層された携帯電話機1、複数の筐体が回転自在に積層された携帯電話機1Aについて説明したが、これに限定されず、開閉機構を有する筐体を備えていれば、例えばスウィーベル式等、任意に構成された携帯電話機であって構わない。
また、本発明の説明として、携帯電話機1、1Aについて説明したが、これに限らず、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistants)等、任意の情報処理装置であって構わない。
(A)は本発明に係る携帯電話機の第1実施形態の開状態を示す斜視図、(B)は本発明に係る携帯電話機の第1実施形態の閉状態を示す斜視図。 (A)は本発明に係る携帯電話機の第1実施形態の閉状態を示す正面図、(B)は本発明に係る携帯電話機の第1実施形態の閉状態を示す背面図。 本発明に係る携帯電話機の機能ブロック図。 本発明に係る携帯電話機の開状態における出力制御処理について説明するための図。 本発明に係る携帯電話機の閉じた状態における出力制御処理について説明するための図。 本発明に係る携帯電話機における出力制御処理について説明するための図。 本発明に係る携帯電話機において出力制御処理を行う際の手順を示すフローチャート。 本発明に係る携帯電話機の開状態において、出力制御処理を行う際のスピーカやマイクロフォンの動作を示す図。 本発明に係る携帯電話機の閉状態において、出力制御処理を行う際のスピーカやマイクロフォンの動作を示す図。 (A)は本発明に係る携帯電話機の第2実施形態の開状態を示す斜視図、(B)は本発明に係る携帯電話機の第2実施形態の閉状態を示す斜視図。
符号の説明
1…携帯電話機,10、10A…上筐体,11、11A…下筐体,12、12A…液晶ディスプレイ,13、13A…操作キー,13a、13b…サイドキー,14、14A…第1のスピーカ,15、15A…マイクロフォン,16、16A…第2のスピーカ,1717、A…第3のスピーカ,20…主制御部,21…電源回路部,22…操作入力制御部,23…表示制御部,24…記憶部,25…音声コーデック,26…変復調回路部,27…出力制御部,28…筐体開閉部,32…送受信回路部,33…アンテナ。

Claims (6)

  1. マイクロフォン複数のスピーカを備えた第1の筐体とこの第1の筐体に対して開閉自在な第2の筐体とを備え、前記第2の筐体によりマイクロフォンが閉塞された閉状態とマイクロフォンが閉塞されていない開状態との少なくとも二つの形態に変形する携帯電話機であって、
    前記複数のスピーカは、開状態と閉状態において前記マイクロフォンから所定距離外にある第1のスピーカ及び開状態と閉状態において前記マイクロフォンから所定距離内にある第2のスピーカを含んでいて、
    形態を判断する判断手段と、
    テレビ電話による通話又はハンズフリーによる通話のいずれかの通話中において前記判断手段により開状態であると判断された場合、前記第1のスピーカ及び第2のスピーカをONにし、前記判断手段により閉状態であると判断された場合、前記第1のスピーカをONにして前記第2のスピーカをOFFにする出力制御手段と、
    を備えたことを特徴とする携帯電話機。
  2. マイクロフォン複数のスピーカを備えた第1の筐体とこの第1の筐体に対して開閉自在な第2の筐体とを備え前記第2の筐体によりマイクロフォンが閉塞された閉状態とこの筐体によりマイクロフォンが閉塞されていない開状態との少なくとも二つの形態に変形する携帯電話機であって、
    前記複数のスピーカは、開状態と閉状態において前記マイクロフォンから所定距離外にある第1のスピーカ及び開状態と閉状態において前記マイクロフォンから所定距離内にある第2のスピーカを含んでいて、
    形態を判断する判断手段と、
    テレビ電話による通話又はハンズフリーによる通話のいずれかの通話中において前記判断手段により開状態であると判断された場合、前記第1のスピーカ及び第2のスピーカを所定音量でONにし、前記判断手段により閉状態であると判断された場合、前記第1のスピーカを所定音量でONにして前記第2のスピーカを前記所定音量より小さい音量でONにする出力制御手段と、
    を備えたことを特徴とする携帯電話機。
  3. マイクロフォン、複数のスピーカを備え、開閉自在な筐体によりマイクロフォンが閉塞された閉状態とこの筐体によりマイクロフォンが閉塞されていない開状態との少なくとも二つの形態に変形する携帯電話機であって、
    形態を判断する判断手段と、
    前記判断手段により開状態であると判断された場合、前記複数のスピーカを所定音量でONにし、前記判断手段により閉状態であると判断された場合、前記複数のスピーカのうちの一部のスピーカを音量を上げてONにして残りのスピーカをOFFにする出力制御手段と、
    を備えたことを特徴とする携帯電話機。
  4. マイクロフォン、複数のスピーカを備え、開閉自在な筐体によりマイクロフォンが閉塞された閉状態とこの筐体によりマイクロフォンが閉塞されていない開状態との少なくとも二つの形態に変形する携帯電話機であって、
    形態を判断する判断手段と、
    前記判断手段により開状態であると判断された場合、前記複数のスピーカを所定音量でONにし、前記判断手段により閉状態であると判断された場合、前記複数のスピーカのうちの一部のスピーカを音量を上げてONにして残りのスピーカを音量を下げてONにする出力制御手段と、
    を備えたことを特徴とする携帯電話機。
  5. 前記第1の筐体及び第2の筐体がスライド自在に積層されて構成され、前記マイクロフォンは前記第1の筐体に内蔵されるとともに前記第2の筐体が前記第1の筐体に対してスライドすることにより開閉することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の携帯電話機。
  6. 前記第1の筐体及び第2の筐体がヒンジ部を軸にして回転自在に結合されて構成され、前記マイクロフォンは前記第1の筐体に内蔵されるとともに前記第2の筐体が前記第1の筐体に対して回転することにより開閉することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の携帯電話機。
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