JP4558465B2 - 建設機械の油圧制御装置 - Google Patents
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Description
図2は、ブルドーザの車体前部に設けられたブレードの周辺部を斜視図で示している。
図4(a)は、左右のチルトシリンダ103、102の圧油供給源として、2つの固定容量型油圧ポンプ105、104を使用した場合の油圧回路100を示している。
また、図5は、左右のチルトシリンダ103、102の圧油供給源として、1つの可変容量型油圧ポンプ111を使用した場合の油圧回路110を示している。
車両本体にチルト動作可能に取り付けられたブレードと、
第1および第2の可変容量型油圧ポンプと、
ブレードの左右に取り付けられ、第1および第2の可変容量型油圧ポンプから吐出される圧油が供給されて駆動される左右のチルト用油圧シリンダと、
左右チルト用油圧シリンダに供給される圧油の方向および流量が制御される第1および第2の主操作弁と、
第1および第2の可変容量型油圧ポンプの吐出口と第1および第2の主操作弁とを連通する第1および第2の吐出油路と、
第1および第2の主操作弁の前後差圧を所定値に補償する第1および第2の圧力補償弁と、
第1の吐出油路と第2の吐出油路との間を連通させる合流位置と、第1の吐出油路と第2の吐出油路との間を遮断させる分流位置とに切り換える第1の合・分流弁と、
左右のチルト用油圧シリンダのうち一方のチルト用油圧シリンダのボトム側油室に圧油が供給され他方のチルト用油圧シリンダのヘッド側油室に圧油が供給されるデュアルチルト動作が行われると判断された場合に、合・分流弁を合流位置から分流位置に切り換える動作が行わるように、合・分流弁の切換えを制御する制御手段と
を備えたことを特徴とする。
車両本体にチルト動作可能に取り付けられたブレードと、
第1および第2の可変容量型油圧ポンプと、
ブレードの左右に取り付けられ、第1および第2の可変容量型油圧ポンプから吐出される圧油が供給されて駆動される左右のチルト用油圧シリンダと、
左右チルト用油圧シリンダに供給される圧油の方向および流量が制御される第1および第2の主操作弁と、
第1および第2の可変容量型油圧ポンプの吐出口と第1および第2の主操作弁とを連通する第1および第2の吐出油路と、
第1および第2の主操作弁の前後差圧を所定値に補償する第1および第2の圧力補償弁と、
第1の吐出油路と第2の吐出油路との間を連通させる合流位置と、第1の吐出油路と第2の吐出油路との間を遮断させる分流位置とに切り換える第1の合・分流弁と、
左右のチルト用油圧シリンダに対してボトム側油室、ヘッド側油室のうち一方の油室に圧油が供給されるピッチ動作が行われると判断された場合に、合・分流弁を合流位置から分流位置に切り換える動作が行われるように、合・分流弁の切換えを制御する切換制御手段と
を備えたことを特徴とする。
デュアル動作時に、左右のチルト用油圧シリンダの伸長側のストローク量と縮退側のストローク量とが同じになるように、左右のチルト用油圧シリンダに供給される流量を制御する流量制御手段
を備えたことを特徴とする。
左右のチルト用油圧シリンダ以外に、第1および第2の可変容量型油圧ポンプから吐出される圧油が供給されて駆動される作業機用油圧アクチュエータが備えられ、
切換制御手段は、
左右のチルト用油圧シリンダと作業機用油圧アクチュエータとが同時に駆動されると判断された場合に、合・分流弁を分流位置から合流位置に切り換える動作が行われるように、合・分流弁の切換えを制御すること
を特徴とする。
左右のチルト用油圧シリンダ以外に、第1および第2の可変容量型油圧ポンプから吐出される圧油が供給されて駆動される作業機用油圧アクチュエータが備えられ、
切換制御手段は、
左右のチルト用油圧シリンダと作業機用油圧アクチュエータとが同時に駆動されると判断された場合に、合・分流弁を分流位置から合流位置に切り換える動作が行われるように、合・分流弁の切換えを制御すること
を特徴とする。
17、48、148は合流位置Aにある。
17、48、148は合流位置Aにある。
ルト動作といった各動作に切換えられる。
オペレータがキースイッチをエンジンスタート位置に操作すると、電源からコントローラ53に電圧が印加されてコントローラ53が起動し、エンジンが始動される。コントローラ53の起動時の初期状態では、合・分流切換弁18が合流位置Aに位置されるように、電磁ソレノイド18aに制御電気信号が出力される。
ピッチ動作を行いたい場合には、オペレータは、操作レバー50のピッチダンプ/ピッチバックスイッチ50bを押しながら、操作レバー50を左右C、Dいずれかの方向に操作する。
ピッチダンプ動作を行いたい場合には、オペレータは、操作レバー50のピッチダンプ/ピッチバックスイッチ50bを押しながら、操作レバー50を「右方向D」に倒す操作を行う。
ピッチバック動作を行いたい場合には、オペレータは、操作レバー50のピッチダンプ/ピッチバックスイッチ50bを押しながら、操作レバー50を「左方向C」に倒す操作を行う。
デュアルチルト動作を行いたい場合には、オペレータは、操作レバー50のデュアルチルトスイッチ50cを押しながら、操作レバー50を左右方向C、Dのいずれかに操作する。
右デュアルチルト動作を行いたい場合には、オペレータは、操作レバー50のデュアルチルトスイッチ50cを押しながら、操作レバー50を「右方向D」に倒す操作を行う。
左デュアルチルト動作を行いたい場合には、オペレータは、操作レバー50のデュアルチルトスイッチ50cを押しながら、操作レバー50を「左方向C」に倒す操作を行う。
シングルチルト動作を行いたいときには、操作レバー50のピッチダンプ/ピッチバックスイッチ50b、デュアルチルトスイッチ50cのいずれのスイッチも押さずに、操作レバー50を左右方向C、Dのいずれに操作する。
右シングルチルト動作を行いたいときには、操作レバー50のピッチダンプ/ピッチバックスイッチ50b、デュアルチルトスイッチ50cのいずれのスイッチも押さずに、操作レバー50を「右方向D」に倒す操作を行う。
左シングルチルト動作を行いたいときには、操作レバー50のピッチダンプ/ピッチバックスイッチ50b、デュアルチルトスイッチ50cのいずれのスイッチも押さずに、操作レバー50を「左方向C」に倒す操作を行う。
ブレード3をリフトさせながらチルト動作をさせたりピッチ動作をさせたりしたいときには、オペレータは、チルト/ピッチ動作用の操作レバー50を操作するとともに、リフトシリンダ81、82用の操作レバーを操作する。
Claims (5)
- 車両本体にチルト動作可能に取り付けられたブレードと、
第1および第2の可変容量型油圧ポンプと、
ブレードの左右に取り付けられ、第1および第2の可変容量型油圧ポンプから吐出される圧油が供給されて駆動される左右のチルト用油圧シリンダと、
左右チルト用油圧シリンダに供給される圧油の方向および流量が制御される第1および第2の主操作弁と、
第1および第2の可変容量型油圧ポンプの吐出口と第1および第2の主操作弁とを連通する第1および第2の吐出油路と、
第1および第2の主操作弁の前後差圧を所定値に補償する第1および第2の圧力補償弁と、
第1の吐出油路と第2の吐出油路との間を連通させる合流位置と、第1の吐出油路と第2の吐出油路との間を遮断させる分流位置とに切り換える第1の合・分流弁と、
左右のチルト用油圧シリンダのうち一方のチルト用油圧シリンダのボトム側油室に圧油が供給され他方のチルト用油圧シリンダのヘッド側油室に圧油が供給されるデュアルチルト動作が行われると判断された場合に、合・分流弁を合流位置から分流位置に切り換える動作が行わるように、合・分流弁の切換えを制御する制御手段と
を備えたことを特徴とする建設機械の油圧制御装置。 - 車両本体にチルト動作可能に取り付けられたブレードと、
第1および第2の可変容量型油圧ポンプと、
ブレードの左右に取り付けられ、第1および第2の可変容量型油圧ポンプから吐出される圧油が供給されて駆動される左右のチルト用油圧シリンダと、
左右チルト用油圧シリンダに供給される圧油の方向および流量が制御される第1および第2の主操作弁と、
第1および第2の可変容量型油圧ポンプの吐出口と第1および第2の主操作弁とを連通する第1および第2の吐出油路と、
第1および第2の主操作弁の前後差圧を所定値に補償する第1および第2の圧力補償弁と、
第1の吐出油路と第2の吐出油路との間を連通させる合流位置と、第1の吐出油路と第2の吐出油路との間を遮断させる分流位置とに切り換える第1の合・分流弁と、
左右のチルト用油圧シリンダに対してボトム側油室、ヘッド側油室のうち一方の油室に圧油が供給されるピッチ動作が行われると判断された場合に、合・分流弁を合流位置から分流位置に切り換える動作が行われるように、合・分流弁の切換えを制御する切換制御手段と
を備えたことを特徴とする建設機械の油圧制御装置。 - デュアル動作時に、左右のチルト用油圧シリンダの伸長側のストローク量と縮退側のストローク量とが同じになるように、左右のチルト用油圧シリンダに供給される流量を制御する流量制御手段
を備えたことを特徴とする請求項1記載の建設機械の油圧制御装置。 - 左右のチルト用油圧シリンダ以外に、第1および第2の可変容量型油圧ポンプから吐出される圧油が供給されて駆動される作業機用油圧アクチュエータが備えられ、
切換制御手段は、
左右のチルト用油圧シリンダと作業機用油圧アクチュエータとが同時に駆動されると判断された場合に、合・分流弁を分流位置から合流位置に切り換える動作が行われるように、合・分流弁の切換えを制御すること
を特徴とする請求項1記載の建設機械の油圧制御装置。 - 左右のチルト用油圧シリンダ以外に、第1および第2の可変容量型油圧ポンプから吐出される圧油が供給されて駆動される作業機用油圧アクチュエータが備えられ、
切換制御手段は、
左右のチルト用油圧シリンダと作業機用油圧アクチュエータとが同時に駆動されると判断された場合に、合・分流弁を分流位置から合流位置に切り換える動作が行われるように、合・分流弁の切換えを制御すること
を特徴とする請求項2記載の建設機械の油圧制御装置。
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