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JP4432489B2 - 静電気対策部品の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は電子機器を静電気から保護する静電気対策部品に関するものである。
最近、携帯電話などの電子機器の小型化、高性能化の急速な進展にともない、電子機器に用いられる電子部品の耐電圧が低くなってきており、そのために人体と電子機器の端子が接触したときに発生する静電気パルスにより電子機器内部の電子部品が破壊してしまうという故障が増えてきている。
従来から、このような静電気パルスへの対策としては静電気が入力されるラインとグランドとの間に積層チップバリスタやツェナーダイオードを設け、静電気をバイパスさせて電子機器内部の電子部品に印加される電圧を抑制する方法がよく知られている。
また、電子機器の小型化・高性能化に伴って静電気パルスへの対策部位がますます増えてきており、単品だけでなく複数個の部品をアレイ状に配置した静電気対策部品への要望はとりわけ増えてきている。さらに、最近では小型でかつ薄型という要望も高まっている。
この小型化、アレイ化および薄型化に対応できる静電気対策部品の一つであるバリスタに関連する技術としては、焼成したセラミック基板の一方の面にバリスタ粉末とガラス成分よりなるバリスタペーストを用いてスクリーン印刷工法によってバリスタのパターンを印刷形成し、その後焼成することにより得られることが知られている。またセラミック基板に機械的強度の高いアルミナなどを用いれば、アレイ化、薄型化に対応できる静電気対策部品を実現できる。
なお、この出願の発明に関する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開昭63−316405号公報
通常、バリスタは焼成後の粒子配列構造がそのバリスタ特性に大きな影響を与えることが知られている。このバリスタ特性はバリスタの主成分である酸化亜鉛などの半導体粒子の粒界に絶縁層が存在することによりバリスタ特性は発現するが、スクリーン印刷工法によって形成した場合、パターン形状を高精度に印刷しようとするとペースト中のバリスタ含有比率はどうしても小さくなってしまう。またペースト中のバリスタ粒子の均一性もさほど高いものではない。
このような条件で形成したバリスタ膜は内部に空孔や亀裂の発生が多く、また酸化亜鉛などの半導体粒子の粒界に絶縁膜が存在しない部位も増えることからスクリーン印刷工法では高性能のバリスタ特性が得られないという課題を有していた。またそのバリスタ特性のばらつきも大きく、信頼性も低いものであった。
そこで、本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、小型・高性能で薄型のアレイ化対応の容易な静電気対策部品の製造方法を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するため、本発明は以下の構成を有するものである。
本発明の請求項1に記載の発明は、少なくとも、バリスタ粒子と樹脂バインダ、可塑剤、溶剤とを混合しスラリーを作製する工程と、このスラリーをフィルム上に塗布・乾燥してバリスタグリーンシートを作製する工程と、導体層を形成する工程と、セラミック基板の少なくとも片面に樹脂を主成分とする接着剤層を形成する工程と、前記接着剤層の上にバリスタグリーンシートを貼り付ける工程と、バリスタ粒子が実質的に焼結する温度で焼成する工程とを有する静電気対策部品の製造方法であって、前記接着剤層中に酸化亜鉛、酸化ビスマス、酸化コバルト、酸化マンガンおよび酸化アンチモンから選ばれる少なくとも1種類以上の無機成分を含有させ、かつ、この無機成分を接着剤層の主成分である樹脂100重量%に対して5〜20重量%とした静電気対策部品の製造方法であり、高性能でばらつきの少ない静電気対策部品の製造方法を実現できるという作用効果を有する。
さらに、接着剤層中に含有させる無機成分を接着剤層の主成分である樹脂100重量%に対して5〜20重量%とすることにより、バリスタグリーンシートとセラミック基板の接着を確実なものとする静電気対策部品の製造方法を提供できるという作用効果を有する。
本発明の請求項に記載の発明は、少なくとも、バリスタ粒子と樹脂バインダ、可塑剤、溶剤とを混合しスラリーを作製する工程と、このスラリーをフィルム上に塗布・乾燥してバリスタグリーンシートを作製する工程と、導体層を形成する工程と、セラミック基板の少なくとも片面に樹脂を主成分とする接着剤層を形成する工程と、前記接着剤層の上にバリスタグリーンシートを貼り付ける工程と、バリスタ粒子が実質的に焼結する温度で焼成する工程とを有する静電気対策部品の製造方法であって、前記接着剤層中に酸化亜鉛、酸化ビスマス、酸化コバルト、酸化マンガンおよび酸化アンチモンから選ばれる少なくとも1種類以上の無機成分を含有させ、かつ、前記セラミック基板に貼り付けるバリスタグリーンシートの空隙率を5〜20%とした静電気対策部品の製造方法であり、高性能の静電気対策部品を安定して提供できる静電気対策部品の製造方法を提供できるという作用効果を有する。
本発明の請求項に記載の発明は、少なくとも、バリスタ粒子と樹脂バインダ、可塑剤、溶剤とを混合しスラリーを作製する工程と、このスラリーをフィルム上に塗布・乾燥してバリスタグリーンシートを作製する工程と、導体層を形成する工程と、セラミック基板の少なくとも片面に樹脂を主成分とする接着剤層を形成する工程と、前記接着剤層の上にバリスタグリーンシートを貼り付ける工程と、バリスタ粒子が実質的に焼結する温度で焼成する工程とを有する静電気対策部品の製造方法であって、前記接着剤層中に酸化亜鉛、酸化ビスマス、酸化コバルト、酸化マンガンおよび酸化アンチモンから選ばれる少なくとも1種類以上の無機成分を含有させ、かつ、前記セラミック基板に0.1〜0.5mmφの貫通孔を形成した静電気対策部品の製造方法であり、バリスタグリーンシートとセラミック基板の焼結時の接着性を高める静電気対策部品の製造方法を提供できるという作用効果を有する。
本発明の請求項に記載の発明は、バリスタグリーンシートの下部と上部に導体層を形成する請求項1〜3のいずれかに記載の静電気対策部品の製造方法であり、より複雑な構造の静電気対策部品を効率良く提供できる静電気対策部品の製造方法を実現するという作用効果を有する。
本発明の請求項に記載の発明は、バリスタグリーンシートの内層部と表層部に導体層を形成する請求項1〜3のいずれかに記載の静電気対策部品の製造方法であり、より高性能なバリスタを生産性良く製造できる静電気対策部品の製造方法を実現するという作用効果を有する。
本発明の請求項に記載の発明は、バリスタ粒子に酸化亜鉛を主成分とするバリスタ材料を用いる請求項1〜3のいずれかに記載の静電気対策部品の製造方法であり、極めて高性能の静電気対策部品の製造方法を提供するという作用効果を有する。
本発明の請求項に記載の発明は、セラミック基板に分割のためのスリットを形成したセラミック基板を用いる請求項1〜3のいずれかに記載の静電気対策部品の製造方法であり、基板の切断コストを省くことができることから生産性に優れた静電気対策部品の製造方法を提供できるという作用効果を有する。
本発明の請求項に記載の発明は、焼成後に少なくともセラミック基板の片面を絶縁体層で覆う工程を有する請求項1〜3のいずれかに記載の静電気対策部品の製造方法であり、外部電極のメッキを容易に行うことができ、信頼性の高い静電気対策部品の製造方法を提供できるという作用効果を有する。
本発明の請求項に記載の発明は、焼成前に少なくともセラミック基板の片面を無機材料からなる絶縁体層で覆う工程を有する請求項1〜3のいずれかに記載の静電気対策部品の製造方法であり、外部電極のメッキを容易に行うことができ、生産性に優れた信頼性の高い静電気対策部品の製造方法を提供できるという作用効果を有する。
本発明の請求項10に記載の発明は、セラミック基板をセラミックスとガラスの混合物からなる低温焼成セラミック材料で構成し、前記セラミック基板の内部には銀または銅を主成分とする配線層を形成したセラミック基板を用いる請求項1〜3のいずれかに記載の静電気対策部品の製造方法であり、電子回路と複合化した静電気対策部品の製造方法を提供できるという作用効果を有する。
本発明の静電気対策部品の製造方法はバリスタ粒子をバリスタグリーンシート化し、導電体層を形成し、接着剤層を介してセラミック基板に貼り付け、その後焼結する静電気対策部品の製造方法であり、バリスタグリーンシート内のバリスタ含有比率が高く、密度ばらつきも小さいことから高性能でばらつきのない高信頼性の静電気対策部品の製造方法を得ることができ、小型でアレイ化・薄型化が可能な静電気対策部品の製造方法として有用である。
(実施の形態1)
以下、実施の形態1を用いて、本発明の特に請求項1〜4に記載の発明について説明する。
図1は本発明の実施の形態1における静電気対策部品の断面図である。
図1において、11はセラミック基板、12はバリスタ層、13および14は導体層であり、15および16は端子電極を示す。その構成は96%アルミナなどのセラミック基板11の上に銀などの導電材料により導体層13を形成し、その上にバリスタ材料を用いて焼成することによりバリスタ層12を形成している。さらに、このバリスタ層12の上に導体層14を設けてバリスタ層12を導体層13と導体層14とで上下に挟み込んだ構造とすることによりバリスタ素子を形成しており、さらに両端に導体層13と接続するように端子電極15と導体層14と接続するように端子電極16を設けることによりバリスタ特性を有する静電気対策部品とすることができる。
次に、この図1に示した構成を有する静電気対策部品の作製方法の一例について図2〜図6を用いて説明する。
まず始めに、酸化亜鉛に酸化ビスマス、酸化マンガン、酸化コバルト、酸化アンチモンを添加して混合したバリスタ粉体100gに対し、バインダとしてポリビニルブチラール8.0g、可塑剤としてジブチルフタレート5.0g、溶剤として酢酸ブチルを80.0g加え、ボールミル中で40時間混合してスラリーを作製する。
次に、得られたスラリーを公知のドクターブレード法等の方法によりPETフィルム上に厚み約30μmのバリスタグリーンシート18を作製する。この厚みは所定の厚みであり特性、形状面から適宜選択することができる。
例えば、これを積層体として用いることも可能であり、バリスタ特性、生産性の観点から適宜所定の厚みのバリスタグリーンシート18を作製するために複数の厚みの異なるグリーンシートを準備しておき、これらを組み合わせることにより所定の厚みのバリスタグリーンシート18を得ることができる。
次に、セラミック基板11として図2に示す10mm×10mm×0.6mm厚のアルミナ基板を準備する(以後、アルミナ基板11という)。
その後、図3に示すようにアルミナ基板11に銀ペーストなどを用いて導体層13の電極パターンに印刷形成した後、850℃で焼き付ける。
次に、図4に示すようにアルミナ基板11と所定の位置に形成した導体層13の上に接着剤層17として、ポリビニルブチラールとジブチルフタレートを重量比で1:10で混合した溶液を用いて塗布形成した。この厚みは薄く形成することが好ましく、より好ましくは5μm以下である。なお、液状体の接着剤を塗布して接着剤層17を形成する工法を採用しているが、接着剤を予め薄いテープ状にしておき、それを貼り付けて接着剤層17を形成する工法をとってもよい。
このようにして作製された接着剤層17の上に前記バリスタグリーンシート18を転写して貼り付け、100℃−500kg/cm2の条件で熱圧着した。
次に、図5に示すように接着剤層17の上に転写して貼り付けられたバリスタグリーンシート18の上に銀ペーストなどを用いて導体層14の電極パターンを印刷形成する。その後、図5に示した構成の基板を900℃で2時間の条件で焼成すると接着剤層17は消失し、焼結したバリスタ層12がセラミック基板11に固着した図6に示す構造体が得られる。この構造体の両端部に端子電極15,16を銀ペーストで形成し850℃で焼き付けることにより、図1に示す構成の静電気対策部品を作製することができる。
なお、これまではアルミナ基板11の上に導体層13を形成した後、接着剤層17を形成する工法について説明してきたが、他の方法としてバリスタグリーンシート18の上面に導体層14を形成するとともに下面にも導体層13を印刷形成しておき、接着剤層17を形成したアルミナ基板11の上に前記バリスタグリーンシート18を転写して貼り付ける方法によっても作製することができる。
次に、図7は本発明の実施の形態1における他の例の静電気対策部品の断面図である。
図7に示す静電気対策部品の基本的な構成は図1と同じであり、異なっている点はバリスタ層12の内層部に導体層13を設けていることである。このバリスタ層12の内層部に導体層13を設けるためにはバリスタグリーンシート19は積層構造となっていることである。このような構成とすることによりアルミナ基板(セラミック基板)11の影響を受けない高信頼性のバリスタ特性を有する静電気対策部品とすることができる。
次に、図7に示した構成の静電気対策部品の作製方法の一例について図8〜図9を用いて説明する。
始めに、上記と同様の方法でバリスタグリーンシート19を作製した。このバリスタグリーンシート19を10mm×10mmの大きさに2枚切断し、それぞれのバリスタグリーンシート19に銀ペーストを用いて導体層13,14の電極パターンをスクリーン印刷法により印刷形成した。
その後、図8に示すように導体層13,14が印刷されたバリスタグリーンシート19をそれぞれの導体層13,14の電極パターンの位置が合うように積み重ね、40℃−100kg/cm2の条件でプレスすることによりバリスタグリーンシート19の積層体を
作製した。
次に、図9に示すように10mm×10mm×0.6mm厚のアルミナ基板11の上に前記と同じ接着剤を用いて塗布することにより厚み1μmの接着剤層17を形成し、この接着剤層17の上に前記バリスタグリーンシート19の積層体を転写して貼り付け、100℃−500kg/cm2の条件で熱圧着した。
このようにして作製された基板を900℃で2時間の条件で焼成した後、両端面に端子電極15,16を銀ペーストで塗布形成し、850℃で焼き付ければ図7に示す静電気対策部品を作製することができる。
この製造方法によれば、微細で高精度な導体構造を有する静電気対策部品を効率よく作製するのも可能である。
次に、このようにして作製した静電気対策部品のバリスタ特性(電圧−電流特性)を(表1)に示す。なお、比較のためにバリスタ粒子60wt%にエチルセルロースをα−ターピネオールで重量比で1:9の割合で溶解したビヒクル40wt%を混合したバリスタペーストを作製し、図1の構造となるようにスクリーン印刷工法によって作製した静電気対策部品の特性も比較例として示した。
評価方法は作製した静電気対策部品の端子電極15と端子電極16の間に電流1mAと0.1mAを作用させたときの電圧V(1mA)と電圧V(0.1mA)の比であるV(1mA)/V(0.1mA)をバリスタ特性αとして評価した。このバリスタ特性αが1に近い値であればあるほど優れたバリスタ特性であることを示し、優れた静電気対策部品を提供できることを意味する。
Figure 0004432489
(表1)の結果より、比較例のバリスタペーストをスクリーン印刷して作製した試料番号11〜15ではαはすべて1.5以上となっており、バリスタ特性としては劣り、かつその範囲が1.5〜2.0とばらついていることが分かる。これらの試料を詳細に観察するとバリスタ層の内部には大きなボアや亀裂が多く発生しており、このことがバリスタ特性の劣化、ばらつきに起因していると推察される。
一方、本発明による方法で作製した図1の構成で作製した実施例1である試料番号21〜25と図7の構成で作製した実施例2の試料番号31〜35のバリスタ特性αは平均約1.2と優れており、そのばらつきも小さいことがわかる。
(実施の形態2)
以下、実施の形態2を用いて本発明の特に請求項5に記載の発明について説明する。
本発明の実施の形態2では接着剤層17に用いる接着剤の成分について説明する。この接着剤層17に用いる実施の形態1で用いたポリビニルブチラールとジブチルフタレートを重量比で1:10で混合した溶液中にバリスタ粒子とバリスタ粒子を構成する酸化亜鉛、酸化ビスマス、酸化コバルト、酸化マンガン、酸化アンチモンを分散させたときの効果について説明する。
(表2)は接着剤層17の中に分散させた無機材料の成分とその添加量(接着剤100gに対する添加量)に対する接着剤層17の効果を比較したものである。評価は図7に示す構成の15×15cmの大きさの基板を10枚作製したときの焼成後の剥離が起きる確率およびバリスタ特性αの平均値との関係を示す。
Figure 0004432489
(表2)の結果より、接着剤に何も添加しない試料番号41、添加量の少ない42では2/10、1/10の確率で焼成後の剥離が発生し、本発明の範囲内である5〜20重量%の範囲であれば基板のサイズが大きくなっても剥離は全く生じていない。またバリスタ特性αが1.15〜1.20と優れていることがわかる。さらに、試料番号46のように添加量が25重量%を超えると接着剤層17としての効果が薄れることから再び剥離が起きている。これらの結果より、接着剤層17へのバリスタ粒子の添加量は5〜20重量%が望ましい。
また試料番号47〜56のようにバリスタ粒子そのものでなく、バリスタ粒子を構成する酸化亜鉛、酸化ビスマス、酸化コバルト、酸化マンガン、酸化アンチモンをそれぞれ添加しても同様の効果が得られる。その場合の添加量も5〜20重量%が望ましい。以上説明してきたように、接着剤層17を構成する接着剤の中に無機成分であるバリスタ粒子およびバリスタ粒子を構成する酸化亜鉛、酸化ビスマス、酸化コバルト、酸化マンガン、酸化アンチモンを適量添加することにより、焼成時の剥離を抑制し、バリスタ特性αの優れた静電気対策部品の製造方法を提供することができる。
(実施の形態3)
以下、実施の形態3を用いて本発明の特に請求項に記載の発明について説明する。
本発明の実施の形態3では図8に示すバリスタグリーンシート19の空隙率とアルミナ基板11との接着性、バリスタ特性との関係について説明する。本発明の実施の形態3で用いたバリスタグリーンシート19の空隙率は下記の(数1)で求めた。
Figure 0004432489
空隙率の制御は転写あるいは積層する工程においてプレス圧力および温度を変えることにより、バリスタグリーンシート19の空隙率を変化させた。
バリスタグリーンシート19の積層体を用いて図7の構成の基板を10枚作製し、このときのバリスタグリーンシート19の空隙率に対する焼成後の剥離が起きる確率およびバリスタ特性αの平均値の関係を評価した。その結果を(表3)に示す。なお、実施の形態1,2の条件におけるバリスタグリーンシート18,19の空隙率は22%であった。また接着剤層17にはバリスタ粒子を添加していない実施の形態1で用いた接着剤を使用した。
Figure 0004432489
(表3)の結果より、転写あるいは積層工程時の圧力を高くして空隙率を小さくしていくと、試料番号61〜65のようにバリスタ特性αが小さくなり、空隙率5〜20%の範囲内ではバリスタ特性αが1.10〜1.15と優れた特性となり、高性能の静電気対策部品が得られることがわかった。
しかしながら、試料番号66のように空隙率を3%と小さくしすぎると焼成後の剥離が4/10と多くなるために好ましくない。その理由として、空隙率が小さすぎるとアルミナ基板11への積層時にバリスタグリーンシート19の積層体とアルミナ基板11の界面において空気が抜けきれずに残存し、完全に密着していない箇所が発生してしまうためと考えられる。従って、アルミナ基板11に貼り付けるバリスタグリーンシート19の空隙率は5〜20%が好ましい。
(実施の形態4)
以下、実施の形態4を用いて本発明の特に請求項に記載の発明について説明する。
本発明の実施の形態4では直径0.2mmの貫通孔が0.5mm間隔でほぼ全面にあいたアルミナ基板11を用意した。このアルミナ基板11に同様の方法で、実施の形態3で用いた空隙率3%の試料番号66のバリスタグリーンシート19の積層体を貼り付け焼成したところ、焼成後の剥離は0/10と全くなかった。
これはバリスタグリーンシート19の積層体とアルミナ基板11の界面における空気の抜けにくい空隙率の小さいバリスタグリーンシート19であっても、アルミナ基板11にあけられた貫通孔から空気をうまく逃がすことができるためにバリスタグリーンシート19の積層体とアルミナ基板11との間に空気が残存することなくうまく全面に密着することができたものと考えられる。
この貫通孔および空隙率の異なる試料を準備して評価した結果を(表4)に示す。(表4)に示す試料番号71〜75は貫通孔の直径を変えて空隙率の小さい試料番号66のバリスタグリーンシート19の積層体を貼り付け、焼成したときの焼成後におけるアルミナ基板11からのバリスタ層12の剥離率である。
Figure 0004432489
(表4)の結果より、試料番号71のように貫通孔の穴径が0.1mmよりも小さい場合には空気の抜けが悪く剥離率が上昇するが、貫通孔の穴径が0.1mm以上であれば剥離率は0/10と良好である。ただし0.5mmよりも大きくなると貫通孔の周辺部分でバリスタ層12が変形することによりクラックが生じたことから、アルミナ基板11にあける貫通孔の直径は0.1〜0.5mmが好ましいことが分かる。このように、アルミナ基板11に貫通孔を設けることにより空隙率の小さいバリスタグリーンシート19を転写してアルミナ基板11に貼り付けるときに気泡を接着する界面に残存させずに全面に均一に貼り付けることができることから、焼成後において剥離の発生しない静電気対策部品の製造方法を提供することができる。
(実施の形態5)
以下、実施の形態5を用いて、本発明の特に請求項に記載の発明について説明する。
図10は本発明の実施の形態5における静電気対策部品の製造方法を説明するための断面図である。
図10において、実施の形態1と異なっているところは少なくとも片面に深さ0.1mmのスリット21を形成したアルミナ基板11を用いていることであり、スリット21が形成されていないアルミナ基板11の他面側に実施の形態1および実施の形態2と同様の方法で接着剤層17を介してバリスタグリーンシート18,19を貼り付けた後焼成することによりバリスタ層12、導体層13,14を形成したものである。
焼成後、このスリット21に沿ってアルミナ基板11に応力を加えると、スリット21を基点としてアルミナ基板11が固着したバリスタ層12と一緒に個片に分割することができた。この分割時にバリスタ層12とアルミナ基板11の界面での剥離、バリスタ層12の欠けなどは認められず問題ないことも確認した。
また、アルミナ基板11にマトリックス状に多数個の静電気対策部品を形成して最後に個片化する場合、ダイサーなどを用いた切断による分割法では時間がかかりコスト高となるのに対し、本発明の方法によれば非常に効率良くかつ確実に分割できるという利点がある。
(実施の形態6)
以下、実施の形態6を用いて、本発明の特に請求項9,10に記載の発明について説明する。
図11は本発明の実施の形態6における静電気対策部品の製造方法を説明するための断面図である。
静電気対策部品を表面実装部品とするために図11に示した端子電極15,16の半田ぬれ性を良くするために表層にニッケル−錫メッキを行うことがある。
このとき、バリスタ層12の表面が露出した状態ではバリスタ層12の表面にもメッキ膜が析出して短絡するという課題を有している。
これを解決するために、図11に示すように焼成後のバリスタ層12の表面に絶縁体層20として熱硬化性樹脂を印刷形成し、所定の温度で熱硬化することにより、バリスタ層12の表面の露出がなくなり、ニッケル−錫メッキを行っても、バリスタ層12の表面上にメッキ膜が析出することがなくなり短絡しないことが確かめられた。
また、同じように絶縁体層20をバリスタグリーンシート18,19の焼成前に形成することも可能であり、そのためにガラスペーストを用いて焼成前のバリスタグリーンシート18,19の最表面に印刷もしくは積層することにより形成し、アルミナ基板11、バリスタグリーンシート18,19、導体層13,14とともに同時焼成することによりガラスからなる絶縁体層20を形成することができた。この工法によってもバリスタ層12の表面部分に絶縁体層20が形成されるため、ニッケル−錫メッキを行ってもバリスタ層12の上にメッキ膜が析出することがなくなり、短絡しないことを確かめた。後者の工法によれば耐熱性信頼性をより高めることができるという利点がある。
なお、絶縁体層20としてはバリスタ特性を劣化させないものであれば特に限定されるものではなく、例えばアルミナなどを含んだ低温焼結性のガラスセラミック、ホウケイ酸ガラスなどを用いることができる。
(実施の形態7)
以下、実施の形態7を用いて、本発明の特に請求項11に記載の発明について説明する。
セラミック基板11としてセラミックスとガラスの混合物からなる低温焼成のセラミック材料を用いる一例について示す。
その一例として、アルミナとホウケイ酸バリウムガラスを重量比で50:50で混合した材料を作製し、実施例1のバリスタグリーンシート18とほぼ同様の方法でセラミックグリーンシートを作製した。このセラミックグリーンシートの所定の位置にはビア穴をパンチャーもしくはCO2レーザーで加工し、そのビア穴の中には銀ペーストを用いて電極
を埋め込んだ。一方、セラミックグリーンシートの表面には銀を主成分とする導体ペーストを用いて所定の電極パターンをスクリーン印刷法等によって形成した。これらのセラミックグリーンシートを精度良く積層した後、セラミックグリーンシートの積層体の上下両主面に拘束用グリーンシートとしてアルミナなどを用いた拘束用グリーンシートを積層して一体化した積層体を作製した。
この一体化した積層体をガラス−セラミック材料が実質的に焼成する900℃で焼成した後、焼結せずに残った拘束用グリーンシートの主成分であるアルミナを機械的な処理で除去することにより、平面方向の寸法精度に優れたガラス−セラミック基板が得られた。
このガラス−セラミック基板の内層部には内部電極パターンを対向することによるコンデンサ素子、導体をスパイラル状、メアンダ状に引き回すことによって形成したインダクタ素子を形成することも可能であり、これらの素子が内部配線、ビア電極で結合され電子回路が形成されている。
このガラス−セラミック基板に実施の形態1で示したセラミック基板11として用い、実施の形態1と同じ方法により接着剤層17を介してバリスタグリーンシート18を貼り付けた後焼結すると、バリスタ層12がガラス−セラミック基板からなるセラミック基板11に固着し、静電気対策部品を備えた電子回路部品が得られる。従来の電子回路部品はチップ型の静電気対策部品をガラス−セラミック基板の上に表面実装していたが、本発明の静電気対策部品の製造方法によれば小型の静電気対策部品付き電子回路を得ることができるという利点がある。
本発明の製造方法によれば、高性能でばらつきのない高信頼性の静電気対策部品の製造方法を得られるという効果を有し、携帯電話、電子機器の静電気対策に有用である。
本発明の実施の形態1における静電気対策部品の断面図 同製造方法を説明するための断面図 同断面図 同断面図 同断面図 同断面図 本発明の実施の形態1における他の例の静電気対策部品の断面図 同製造方法を説明するための断面図 同断面図 本発明の実施の形態における静電気対策部品の断面図 本発明の実施の形態における静電気対策部品の断面図
符号の説明
11 セラミック基板
12 バリスタ層
13 導体層
14 導体層
15 端子電極
16 端子電極
17 接着剤
18 バリスタグリーンシート
19 バリスタグリーンシート
20 絶縁体層
21 スリット

Claims (10)

  1. 少なくとも、バリスタ粒子と樹脂バインダ、可塑剤、溶剤とを混合しスラリーを作製する工程と、このスラリーをフィルム上に塗布・乾燥してバリスタグリーンシートを作製する工程と、導体層を形成する工程と、セラミック基板の少なくとも片面に樹脂を主成分とする接着剤層を形成する工程と、前記接着剤層の上にバリスタグリーンシートを貼り付ける工程と、バリスタ粒子が実質的に焼結する温度で焼成する工程とを有する静電気対策部品の製造方法であって、前記接着剤層中に酸化亜鉛、酸化ビスマス、酸化コバルト、酸化マンガンおよび酸化アンチモンから選ばれる少なくとも1種類以上の無機成分を含有させ、かつ、この無機成分を接着剤層の主成分である樹脂100重量%に対して5〜20重量%とした静電気対策部品の製造方法。
  2. 少なくとも、バリスタ粒子と樹脂バインダ、可塑剤、溶剤とを混合しスラリーを作製する工程と、このスラリーをフィルム上に塗布・乾燥してバリスタグリーンシートを作製する工程と、導体層を形成する工程と、セラミック基板の少なくとも片面に樹脂を主成分とする接着剤層を形成する工程と、前記接着剤層の上にバリスタグリーンシートを貼り付ける工程と、バリスタ粒子が実質的に焼結する温度で焼成する工程とを有する静電気対策部品の製造方法であって、前記接着剤層中に酸化亜鉛、酸化ビスマス、酸化コバルト、酸化マンガンおよび酸化アンチモンから選ばれる少なくとも1種類以上の無機成分を含有させ、かつ、前記セラミック基板に貼り付けるバリスタグリーンシートの空隙率を5〜20%とした静電気対策部品の製造方法。
  3. 少なくとも、バリスタ粒子と樹脂バインダ、可塑剤、溶剤とを混合しスラリーを作製する工程と、このスラリーをフィルム上に塗布・乾燥してバリスタグリーンシートを作製する工程と、導体層を形成する工程と、セラミック基板の少なくとも片面に樹脂を主成分とする接着剤層を形成する工程と、前記接着剤層の上にバリスタグリーンシートを貼り付ける工程と、バリスタ粒子が実質的に焼結する温度で焼成する工程とを有する静電気対策部品の製造方法であって、前記接着剤層中に酸化亜鉛、酸化ビスマス、酸化コバルト、酸化マンガンおよび酸化アンチモンから選ばれる少なくとも1種類以上の無機成分を含有させ、かつ、前記セラミック基板に0.1〜0.5mmφの貫通孔を形成した静電気対策部品の製造方法。
  4. バリスタグリーンシートの下部と上部に導体層を形成する請求項1〜3のいずれかに記載の静電気対策部品の製造方法。
  5. バリスタグリーンシートの内層部と表層部に導体層を形成する請求項1〜3のいずれかに記載の静電気対策部品の製造方法。
  6. バリスタ粒子に酸化亜鉛を主成分とするバリスタ材料を用いる請求項1〜3のいずれかに記載の静電気対策部品の製造方法。
  7. セラミック基板に分割のためのスリットを形成したセラミック基板を用いる請求項1〜3のいずれかに記載の静電気対策部品の製造方法。
  8. 焼成後に少なくともセラミック基板の片面を絶縁体層で覆う工程を有する請求項1〜3のいずれかに記載の静電気対策部品の製造方法。
  9. 焼成前に少なくともセラミック基板の片面を無機材料からなる絶縁体層で覆う工程を有する請求項1〜3のいずれかに記載の静電気対策部品の製造方法。
  10. セラミック基板をセラミックスとガラスの混合物からなる低温焼成セラミック材料で構成し、前記セラミック基板の内部には銀または銅を主成分とする配線層を形成したセラミック基板を用いる請求項1〜3のいずれかに記載の静電気対策部品の製造方法。
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