JP4428743B2 - Image processing method and apparatus, printer, image processing system, and storage medium - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像処理方法及び装置、該画像処理装置を備えたプリンタ、及び画像処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、デジタル的に画像データを生成してプリント出力する画像処理システムが知られている。このようなシステムとしては、図15に示すようなものが一般的である。図15は、ホストコンピュータ101を用いてDTPを行なうことによりページレイアウト文書やワープロ、グラフィック文書などを作成し、レーザービームプリンタやインクジェットプリンタなどによりハードコピー出力するシステムの概略の構成を示す図である。
【0003】
図15において、102はホストコンピュータ上で動作するアプリケーションである。アプリケーション102の代表的なものとしては、Microsoft社のワード(R)のようなワープロソフトや、Adobe社のPageMaker(R)のようなページレイアウトソフトが挙げられる。これらのソフトウェアで作成されたデジタル的な文書は図示しないコンピュータのオペレーティングシステム(OS)を介してプリンタドライバ103に受け渡される。
【0004】
上記のデジタル文書は、通常、ひとつのページを構成する図形や文字などを表すコマンドデータの集合として表されており、これらのコマンドをプリンタドライバ103に送ることになる。画面を構成する一連のコマンドはPDL(ページ記述言語)と呼ばれる言語体系で表現されている。このようなPDLの代表例としてはGDI(R)やPS(R)(ポストスクリプト)などが挙げられる。
【0005】
プリンタドライバ103は送られてきたPDLコマンドをラスタイメージプロセッサ104内のラスタライザ105に転送する。ラスタライザ105はPDLコマンドで表現されている文字、図形などを、実際にプリンタ出力するための2次元のビットマップイメージに展開する。ビットマップイメージは2次元平面を1次元のラスタ(ライン)のくり返しとして埋め尽くすような画像となるため105のことをラスタライザと呼んでいる。展開されたビットマップイメージは画像メモリ106に一時的に格納される。
【0006】
以上の動作を模式的に示したのが図16である。ホストコンピュータ上で表示されている文書画像111はPDLコマンド列112としてプリンタドライバ経由でラスタライザへ送られ、ラスタライザは113のように2次元のビットマップイメージを画像メモリ106上に展開する。展開された画像データはカラープリンタ107へ送られる。カラープリンタ107には周知の電子写真方式やインクジェット記録方式の画像形成ユニット108が設けられており、これらによって用紙上に可視画像が形成されてプリント出力される。なお、画像メモリ106中の画像データは、画像形成ユニット108を動作させるために必要な図示しない同期信号やクロック信号、あるいは特定の色成分信号の転送要求などと同期して転送されるのはもちろんである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
以上説明したような従来例において、出力に利用される画像形成ユニット108に関して種々の問題点が生じてくることが明かになっている。
【0008】
例えば、通常、カラープリンタは、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)という、4色のトナー、またはインクを用いて、いわゆる減法混色の原理に基づいてカラー画像の形成を行う。一方、ホストコンピュータのアプリケーションが画像を表示する際にはカラーモニターを利用するのが普通であり、カラーモニターはレッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)という加法混色の3原色を用いて色を表示する。従って文書を構成する文字や図形、あるいは写真などをスキャナーで読み込んでレイアウトした画像などの色はすべてR,G,Bをある割合で混合した色として表現されている。すなわちラスタライザはPDLとしてR,G,Bで定義されてホストコンピュータから転送されてくる色情報をなんらかの手段でC,M,Y,Kに変換した後、ビットマップイメージを生成してプリンタに送出する必要がある。
【0009】
ところがRGBをCMYKに変換する方法は一義的に決まっているものではなく、最適な変換方法というのはPDLで定義されている図形の属性によって異なってくるものである。例えば図16の例を参照すると、114の部分はスキャナーなどで読み込込まれた自然画像、115は円形、長方形といった電子的に発生させたグラフィック画像、116は文字(TEXT)画像、といったそれぞれ異なる属性を持っている。
【0010】
ここで文字画像116のTEXTの色をR=G=B=0の黒色として定義してあった場合、これに対する最適なCMYK信号は8ビットの濃度信号で表すとC=M=Y=0、かつK=255となる。つまり黒い文字はプリンタの4色のトナーのうち黒トナーのみで再現するのが好ましい。一方114の自然画像114の特定ピクセルの画素値がR=G=B=0であった場合、上記文字データと同様にC=M=Y=0、かつK=255に変換してしまうと、本来、自然画像中のもっとも濃度の高い部分を表現すべきなのが黒トナーのみで再現されるため、絶対濃度が不足してしまう。従って、この場合はC=M=Y=100、K=255といった値に変換して絶対濃度を高くした方が好ましい結果が得られる。
【0011】
また、他の例として画像形成ユニットが2値のドットしか再現できないような場合も考えられる。この場合、ラスタライザがY,M,C,Kの多値のビットマップイメージを画像メモリに展開するのであるが、それを受け取った画像形成ユニットは誤差拡散法やディザ処理といった周知の2値化処理をおこなって多値画像信号を2値画像信号に変換した後プリント出力する、という構成となる。このとき、最適な2値化手法というものは画像の属性によって変わることになる。
【0012】
すなわち文字や図形などのグラフィックはディザのマトリックスサイズを小さくして解像度を重視した2値化が好ましいし、また写真のような自然画像はマトリックスサイズを大きくして階調再現性を重視した方が好ましい。
【0013】
上述のように、オブジェクトのデータ属性に応じてラスタライザによる最適な展開処理は異なったものとなり、単一の処理方法でラスタライズを行なえば画質の低下を招く。
【0014】
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、画像データをプリント出力するに際して、画像データに含まれる各画像の属性に応じて適切なデータ処理を実現し、出力画像の品位を向上させることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための本発明の画像処理装置は、たとえば以下の構成を備える。すなわち、
入力したオブジェクトデータに基づいてビットマップイメージを生成する生成手段と、
前記入力したオブジェクトデータの属性を表す属性情報を、前記生成手段で生成したビットマップイメージの各画素に対応付けて保持する保持手段と、
前記生成手段で生成したビットマップイメージを画像出力部によって処理が可能なデータに変換する変換手段と、
前記保持手段に保持された属性情報に基づいて前記変換手段における処理内容を切り換える切換手段とを備え、
前記属性情報は複数のビットから構成され、前記複数のビットの各々に前記属性情報を構成する複数の属性の各々が割り当てられ、
前記複数のビットの各ビットに割り当てられる複数の属性のうち、能力の異なるプリンタによって共通に用いられる頻度の多い属性ほど前記複数のビットの下位ビットに対して割り当てられる。
【0016】
また、上記の目的を達成するための本発明による画像処理方法は、たとえば以下の工程を備える。すなわち、
入力したオブジェクトデータに基づいてビットマップイメージを生成する生成工程と、
前記入力したオブジェクトデータの属性を表す属性情報を、前記生成工程で生成したビットマップイメージの各画素に対応付けてメモリに保持する保持工程と、
前記生成工程で生成したビットマップイメージを画像出力部によって処理が可能なデータに変換する変換工程と、
前記保持工程に保持された属性情報に基づいて前記変換工程における処理内容を切り換える切換工程とを備え、
前記属性情報は複数のビットから構成され、前記複数のビットの各々に前記属性情報を構成する複数の属性の各々が割り当てられ、
前記複数のビットの各ビットに割り当てられる複数の属性のうち、能力の異なるプリンタによって共通に用いられる頻度の多い属性ほど前記複数のビットの下位ビットに対して割り当てられる。
【0017】
また、本発明によれば、上記画像処理装置を備えたプリンタが提供される。更に、本発明によれば、上記画像処理装置を含む画像処理システムが提供される。更に、本発明によれば、上記画像処理方法をコンピュータに実現させるための制御プログラムを格納する記憶媒体が提供される。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を参照して本発明の好適な実施形態を詳細に説明する。
【0019】
[第1の実施形態]
図1は本実施形態による画像処理システムの構成を表すブロック図である。
【0020】
図1において、10はホストコンピュータである。11はホストコンピュータ10内で用いられるアプリケーションである。アプリケーション11としては、たとえばワープロソフト、ドロー系のソフト、グラフィックのソフト等がある。12はプリンタドライバであり、アプリケーション11から文字やグラフィックやBitmap画像をプリンタに出力する際に、プリンタとのインターフェースを司る。
【0021】
13はプリンタドライバを通した出力を展開して画像データにするためのラスタイメージプロセッサである。ラスタイメージプロセッサ13内には、ラスタライザ14及び画像データを記憶しておくための画像メモリ15、及び属性マップメモリ16が含まれる。なお、ラスタイメージプロセッサはホストコンピュータ側に属してもプリンタ側に属してもかまわない。
【0022】
17は画像処理部であり、画像メモリ15に蓄えられた画像データを属性マップメモリ16に格納された情報を参照しながら変換し、後述の画像形成ユニット19で出力可能な画像データ(たとえばYMCK各2値の画像データ)にする。18はカラープリンタである。カラープリンタ18は、電子データである画像データを紙などの媒体にプリントするための画像形成ユニット19を含む。画像形成ユニット19は、電子写真方式のユニット、或いはインクジェット方式のユニット等である。この画像形成ユニット19を通して最終的な出力結果が得られることになる。
【0023】
なお、本実施形態では、プリント出力を行なうプリンタとしてカラープリンタ18を用いて説明を進めるが、本実施形態の処理が白黒プリンタにも容易に適用可能であることは明らかであろう。
【0024】
また、本実施形態では、説明をわかりやすくするために、画像メモリ15と属性マップメモリ16を別々のブロックで表しているが、1つの記憶媒体に画像データおよび属性マップデータが読み出し可能なように記憶させておくことももちろん可能である。
【0025】
また、アプリケーションで作成されるデジタル文書は、従来例で説明されたようにPDLというコマンド体系により表現されている。該コマンドは大きく分けて、3つのオブジェクトから構成される。1つは文字オブジェクト、2つ目は図形や自由曲線などのベクトルデータなどのグラフィックオブジェクト、3つ目はスキャナーなどで写真や印刷物を読み取る等して得られた画像データなどのBitmapオブジェクトである。
【0026】
オブジェクトは、たとえば文字の場合、どの文字であるかを識別するための文字コード、文字の形を定義したフォント、文字の大きさを表すサイズ情報、文字の色を表す色情報などのデータからなり、そのままでは、画像形成ユニットで解釈できる情報ではない。そのため、プリンタドライバ12は、プリンタとのインターフェースを司り、最終段である画像形成ユニット19で適正な画像が出力できるように同期をとるなどの役割をしながら、ラスタライザ13に文字、グラフィック、Bitmapなどのオブジェクトを表すコマンド列を送る。
【0027】
ラスタライザ13は、受け取ったコマンド列を画像形成ユニットで適正な解釈が可能な2次元のBitmapデータに変換すると同時に、属性マップを出力する。属性マップとは、各画素のもつ属性情報を各画素ごとに持たせて2次元の情報としたものである。この属性マップは、当該2次元画像データと該属性マップとの間で画素毎の対応づけが可能なように、属性マップメモリ16に格納される。
【0028】
図2は、属性情報のデータフォーマットの1例を示す図である。本実施形態では、0bit目のみの1bit情報を有し、0bit目がBitmapフラグを表す。0ビット目が1ならBitmapオブジェクトから生成された画素であることを示し、0ならvectorオブジェクトから生成された画素、つまり、文字またはグラフィック画像であることを示す。
【0029】
ラスタライザ13は、オブジェクトを2次元のBitmapデータに変換する際に、当該オブジェクトが文字、グラフィック、自然画像のいずれから生成されたのかを各画素ごとに判断し、属性マップメモリ16に2次元画像データと対応づけが可能なように属性情報を格納する。
【0030】
図3は、各画素ごとに対応づけられた属性マップ情報の1例を示す図である。図3は、ビットマップオブジェクト上に文字オブジェクトである数字の“1”を重ねた画像を表している。2次元Bitmapに変換する際に、図2で説明したフォーマットにのっとって図3に示されるような属性マップ情報が生成される。すなわち、各画素ごとにVector(文字もしくはグラフィックオブジェクト)で生成された画素であれば「0」を、Bitmapオブジェクトであれば「1」を出力し、図3のような属性マップが属性マップメモリ16に格納されることになる。
【0031】
なお、属性マップは、各画素毎に対応がつけられるように格納されれば、どのように構成されてもよい。図3に示したような属性マッププレーンとして属性情報を生成し、画像データは画像メモリ15に記憶し、属性マップ情報は属性マップメモリ16に記憶するという方法は一例であり、他の形態を採用してもよい。
【0032】
たとえば、同じ記憶媒体に画像データと属性情報を記憶するのであれば、図4のように、RGBの各プレーンに属性マップのプレーンを付加してもよい。或いは、図5のように、RGBデータが1画素ごとに構成される場合、各画素のRGBの情報に付加する形で埋め込んでもよい。また、データ量を増やさないように構成するために、図6に示すように、RGB各プレーンのうちのいずれか1つの面もしくは複数の面の画素毎の下位bitに属性情報を埋め込むように構成したり、図7に示すようにRGBデータが1画素内に構成される際に、各画素ごとのRED,GREEN,BLUE各8bitの情報のうちのいずれか1つもしくは複数の色情報の下位bitに属性情報を埋め込むように構成してもよい。図7の例では、BLUEの情報の8bitのうち、下位3bitに属性マップを埋め込んだ例が示されている(第1の実施形態では属性情報は1ビットであるが、第2、第3の実施形態で後述するように、属性情報として2ビット、3ビットを用いることもできる)。
【0033】
画像処理部17は、上記のように埋め込まれた属性マップ情報を取り出して、画像メモリ15に蓄えられた画像データと該画像データに画素ごとに対応づけられた属性マップをもとに各画素の属性を判断し、画像処理の切り替えを行い、画像の属性ごとに最適な画像処理を施す。
【0034】
以上説明した本実施形態の処理手順について図10及び図11を参照して更に説明する。
【0035】
図10は本実施形態によるオブジェクトの描画及び属性マップの生成を説明するフローチャートである。まずステップS11において、ラスタライザ14は入力したオブジェクトデータを解析する。そして、ステップS12において、RGBによるイメージに展開し画像メモリ15に描画する。次にステップS13において、当該オブジェクトの属性が、「自然画像」であるか、「グラフィックもしくは文字」であるかを判定する。
【0036】
ステップS13において自然画像であると判定された場合は、ステップS14に進み、属性マップ情報を「1」として、属性マップメモリ16上の当該オブジェクトの各画素に対応する位置に書込む(ステップS16)。一方、ステップS13においてグラフィックもしくは文字であると判定された場合は、属性マップ情報を「0」として、属性マップメモリ16上の当該オブジェクトの各画素位置に対応する位置に書込む(ステップS15、S16)。
【0037】
ステップS17では描画すべき次のオブジェクトがあるかどうかを判定し、存在すればステップS11へ戻り、存在しなければ本処理を終了する。
【0038】
図11は画像処理部17によるCMYKデータの生成手順を説明するフローチャートである。
【0039】
まず、ステップS21において、画像メモリ15よりピクセル単位で画像データを読み出す。本実施形態では、画像メモリ15にはRGB多値データが格納されている。ステップS22では、ステップS21で読み出したピクセルの属性情報を属性マップメモリ16から読み出す。なお、属性情報の格納形態については図5〜図7により種々のバリエーションを示したが、ステップS22では、それぞれの形態に応じて対応するピクセルの属性情報を読み出せばよい。
【0040】
ステップS23では、RGB多値データをYMCK多値データへ変換する。そして、ステップS24〜S26の処理により、画像形成ユニット19において処理することのできるYMCK各色2値のデータへ変換(2値化)する。この2値化において、本実施形態ではディザマトリクスを用いるが、このとき各ピクセルの属性情報に応じてディザマトリクスを使い分ける。
【0041】
まず、ステップS24において、処理対象のピクセルに付与されている属性が「自然画像」であるか「グラフィック又は文字」であるかを、ステップS22で読み取った属性情報により判定する。ここで、処理対象のピクセルの属性が「グラフィック又は文字」であった場合は、ステップS25へ進み、図8に示すような3×3のディザマトリクスを用いて2値化を行なう(解像度を重視する)。一方、処理対象のピクセルの属性が「自然画像」であった場合は、ステップS26へ進み、8×8のディザマトリクスを用いて2値化を行なう(階調性を重視する)。
【0042】
以上のように属性マップの情報を用いることにより以下のような処理が可能になる。図16の例を参照すると、114の部分はスキャナーなどで読み込まれた自然画像、115は円形、長方形といった電子的に発生させたグラフィック画像、116は文字(TEXT)画像、といったそれぞれ異なる属性を持っている。ここで、画像形成ユニットが2値のドットしか再現できないような場合を考える。
【0043】
この場合、ラスタライザ14がY,M,C,Kの多値のビットマップイメージを画像メモリに展開するのであるが、それを受け取った画像形成ユニット19は誤差拡散法やディザ処理といった周知の2値化処理をおこなって多値画像信号を2値画像信号に変換した後プリント出力することになる。このとき、最適な2値化手法は画像の属性によって変わることになる。すなわち文字や図形などのグラフィックはディザのマトリックスサイズを小さくして解像度を重視した2値化が好ましいし、また写真のような自然画像はマトリックスサイズを大きくして階調再現性を重視した方が好ましい。
【0044】
このように2値化手法を画像に応じて切り換えるべく、ラスタライザ13はCMYKへの変換を行わずRGBの値を用いてビットマップ画像に展開するようにし、画像形成ユニット側で送られてくるRGBのビットマップ画像中から周知の像域分離手法を用いて文字画像領域を検出し、検出された文字画像領域とそれ以外の領域とでRGBからCMYKへの変換方法を切り替えてCMYKデータを生成して出力する、という方法も考えられる。
【0045】
しかしこの場合、像域分離手法というものが文字領域を100%検出できるとは限らず、また自然画像領域の中にも誤って文字領域として検出してしまう場合もあるため、信頼性に欠けるという不具合がある。
【0046】
これに対して、本実施形態によれば、属性マップ情報を用いて2値化手法の切り替えを行なうので簡単且つ確実に最適な2値化手法を各画像に適用することが可能となる。たとえば、文字画像116及びグラフィック画像115(Vector)の各画素に対応する属性マップ情報の0bit目は「0」であり、自然画像114(Bitmap)の各画素に対応する属性マップ情報の0bit目は「1」である。このため、画素毎に、自然画像と、文字画像及びグラフィック画像の切り分けが簡単にできる。
【0047】
そして、属性マップで0bit目が1だった画素には図8に示すディザマトリックスを用い、属性マップで0bit目が0だった画素には図9に示すディザマトリックスを用いる。ここで本実施形態で用いる多値データは8bit、0〜255レベルとして、図8、図9のディザマトリックスの各セルの閾値よりも各画素の多値データの値のほうが大きい場合、ドットをONして、各セルの閾値以下の場合ドットをOFFする。
【0048】
図8は、3x3のサイズのディザマトリックスの一例を示す図である。図8に示されるディザマトリクスによれば、1画素を600dpiと仮定すると、200dpiの解像度で再現可能で、階調数は、10階調である。よって、階調数は少ないが、高解像に画像再現が可能である。図9は8x8のサイズのディザマトリックスの一例を示す図である。図9のディザマトリクスによれば、1画素を600dpiと仮定すると、75dpiであり、階調数は65階調である。低解像ながら、階調数が多く、自然画像を図8のディザマトリクスを用いた場合に比べて高品質に再現できる。
【0049】
以上のように本実施形態によれば、属性マップ情報に基づいて各画素ごとにディザマトリックスを切り替えるので、自然画像で階調性を保ちながら、文字やグラフィックは解像度を高く再現することが可能となり、高品質な画像を提供することが可能になる。
【0050】
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態では、属性マップとして1ビットの情報を持たせた場合を説明した。しかしながら、属性マップの各ピクセルの属性情報は1ビットに限られない。第2の実施形態では、複数ビットを含む属性情報の一例として、2ビットの属性情報を採用した場合を説明する。
【0051】
図12は第2の実施形態による属性情報のデータフォーマットの1例を示す図である。0bit目、1bit目の2bit情報をもち、0bit目はBitmapフラグであり、第1の実施形態で説明したものと同じである。すなわち、Bitmapフラグが「1」ならBitmapオブジェクトから生成された画素であることを示し、「0」ならvectorオブジェクトから生成された画素、つまり、文字またはグラフィック画像中の画素であることを示す。
【0052】
属性マップの1bit目は、色フラグであり、1なら色(カラー)、0なら白黒(色情報をもたない白、グレイ、黒)を示す。
【0053】
なお、本実施形態において、0bit目と1bit目は独立しており、0bit目の情報を用いて、第1の実施形態のようなディザマトリックスの切り替えをする。そして、1bit目の情報を参照することで、更に、最適な画像処理を施すことが可能となる。
【0054】
例えば、画像形成ユニット19の特性として色ずれが著しい場合、色を持たない文字オブジェクトをC,M,Y,Kの4色の組み合わせで出力すると、色がずれるために黒い文字のエッジ部に色が現れて見苦しくなってしまう。この問題を解決するために、
C’=C−min(C,M,Y)
M’=M−min(C,M,Y)
Y’=Y−min(C,M,Y)
K =min(C,M,Y)
のように新たにC’,M’,Y’,Kを作成し、色をできるだけK(黒)で置き換える処理、いわゆるUCR(下色除去)処理が用いられている。この場合、モノクロの文字画像にはあまり色(C,M,Y)情報がのらず色ずれが目立たなくなる。しかしながら、逆に、自然画像に黒が多くのってしまった場合、画像形成ユニット19の特性によっては、彩度がおちた、くすんだ色になって見苦しくなるといった問題がある。このように、文字画像と自然画像のどちらも高画質とすることは困難となっている。
【0055】
これに対して、第2の実施形態では、文字画像と自然画像の両方に適切な画像処理を施すことが可能となる。図12に示した2ビットの属性マップを用いることにより、各画素は以下のいずれかの属性情報を持つことになる。
【0056】
【0057】
そして、「Vectorでモノクロ」の場合には、上述したようなUCR処理をかけて色ずれを防ぎ、「Bitmapでカラー」の場合には、KをできるだけのせないようにUCR処理を止めることで彩度の高い高品質な画像の実現ができる。なお、このような色処理の使い分けは、上述の図11のフローチャートにおけるステップS23において、RGBデータからYMCKデータへの変換処理をステップS22で読み取った属性情報に従って切り換えることで行なわれる。
【0058】
ここで重要なのは、属性マップは、階層的に情報をもつことにより、機能が限定された安価なプリンタから機能を豊富にもつ高付加価値なプリンタまでに対応することが可能であるということである。たとえば、属性マップのbit数を1から2へと増やすことにより第1の実施形態と第2の実施形態のどちらも実施できるようになる。そして、第2の実施形態のように2ビットを用いれば、すなわちビット数を増やせば、よりきめの細かい画像処理の切り替えが可能となり、より高品質な画像を提供することが可能になる。
【0059】
したがって、機能の限定された安価なプリンタでは属性情報の下位のbitのみを用いて処理を行い、より機能の多いプリンタでは属性情報のより多くのbitを用いた高度な処理を行うことが可能である。このように、基本的に下位ビットにより用いられる頻度が多い属性情報をもつように構成し、0bit目から順に階層的に情報をもつことで、同じ属性マップの構造をもちながらも、システムのもつ特性(コスト重視、画質重視など)に応じてより適切な構成を構築することができる。
【0060】
[第3の実施形態]
第2の実施形態では、属性情報の複数のビットの各々が互いに独立している場合を説明したが、属性情報の複数ビットが互いに関連しあっていてもよい。第3の実施形態では、属性情報の複数のビットが互いに主従関係にある場合を説明する。
【0061】
図13は第3の実施形態による属性情報のデータフォーマットの1例を示す図である。この属性情報は、0bit目、1bit目、2bit目の3bit情報をもつ。0bit目は、Bitmapフラグであり、上記第1及び第2の実施形態と同様に、1ならBitmapオブジェクトから生成された画素、0ならvectorオブジェクトから生成された画素、つまり、文字またはグラフィック画像を示す。
【0062】
また、1bit目は色フラグであり、上記第2の実施形態と同様に、1なら色(カラー)、0なら白黒(色情報をもたない白、グレイ、黒)を示す。
【0063】
2bit目は、文字フラグであり、0なら文字以外、1なら文字オブジェクトであることを表す。
【0064】
属性マップの2bit目までの情報を用いると以下のようなことが可能になる。たとえば、図16において、TEXT116の色をR=G=B=0の黒色として定義してあった場合、これに対する最適なCMYK信号は8ビットの濃度信号で表すとC=M=Y=0、かつK=255となる。つまり黒い文字はプリンタの4色のトナーのうち黒トナーのみで再現するのが好ましい。
【0065】
一方、自然画像114の特定ピクセルの画素値がR=G=B=0であった場合、これを上記文字データと同様にC=M=Y=0、かつK=255に変換してしまうと、本来、自然画像中のもっとも濃度の高い部分を表現すべきなのが黒トナーのみで再現されるため、絶対濃度が不足してしまう。従って、この場合はC=M=Y=100、K=255といった値に変換して絶対濃度を高くした方が好ましい結果が得られる。
【0066】
また、グラフィック画像115は、文字と自然画像の中間の値、すなわちR=G=B=0であった場合、C=M=Y=50、K=255が最適だと仮定する。この場合も、画像メモリから転送される多値のビットマップイメージに対し像域分離処理をおこなって、上述のような色処理(R=G=B=0に対する色処理)を適応的に切り替えるという方法も考えられるが、前述と同様の不具合(像域分離手法というものが文字領域を100%検出できるとは限らず、また自然画像領域の中にも誤って文字領域として検出してしまう場合もあるため、信頼性に欠ける)を防止することはできない。
【0067】
これに対して、第3の実施形態の属性マップ情報を用いれば、文字画像116は属性マップの0bit目が1でかつ2bit目が1の画素で構成され、グラフィック画像115は属性マップの0bit目が1でかつ2bit目が0の画素で構成され、自然画像114(Bitmap)は属性マップの0bit目が0の画素で構成される。このため、画素毎に、自然画像、文字画像、グラフィックの切り分けが簡単にできる。そのため、上記のように、文字画像部は、R=G=B=0であった場合、C=M=Y=0、K=255とし、グラフィック画像部は、R=G=B=0であった場合、C=M=Y=50、K=255とし、自然画像部は、R=G=B=0であった場合、C=M=Y=100、K=255とすることが簡単かつ正確に実現可能となり、よりよい画像品質を実現できる。なお、上述の黒色に対する処理は、図11のステップS22において読み取られた属性情報に基づいて、ステップS23における色処理を切り換えるようにすれば実現できる。
【0068】
以上のように、複数のbitを組み合わせて、より細かい属性を持たせることができる。
【0069】
なお、第3の実施形態と第2の実施形態との違いは、以下のとおりである。
【0070】
0bit目と1bit目の情報はそれぞれ独立しており、0bit目、1bit目単独で用いることが可能な情報であるのに対して、2bit目の情報は、0bit目の情報との組み合わせで用いることになる。今回は、0bit目と2bit目の2bitを用いたため、2の2乗で4通りの属性を持たせることができる。3bit分の組み合わせであれば8通り、4bit分の組み合わせであれば16通りの属性を持たせることが可能である。
【0071】
下記に示した通り、0bit目、2bit目がともに1である場合は下地(何もオブジェクトの情報のない状態)を指定している。オブジェクト情報は3つ(自然画像、文字画像、グラフィック)であるのに、2bit分の4通りの情報が持てるため、全く異なる属性を持たせることが可能である例である。Bitmapで文字という属性は矛盾しているが、2bit目は独立して用いることの可能な情報ではなく、0bit目の情報により意味あいが違う従属の情報として用いるように扱う。
【0072】
【0073】
第3の実施形態では複数bitの組み合わせによる属性マップについて述べてきた。0bit目が独立した情報でありながら、2bit目は0bit目に従属した属性で、2つのbitを組み合わせて用い、複数bitを組み合わせた属性とする。
【0074】
なお、複数bitの組み合わせによる属性は、独立した属性がなく、組み合わせなければ意味をなさないようにも構成することも可能である。例えば、図14のように、0bit目、1bit目の構成で、
のように属性情報を構成することも可能である。いずれの場合も、下地の属性である画素では処理を省略することで処理速度を上げることが可能となる。
【0075】
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
【0076】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
【0077】
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0078】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMなどを用いることができる。
【0079】
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0080】
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0081】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、画像データをプリント出力するに際して、画像データに含まれる各画像の属性に応じた適切なデータ処理が実現され、出力画像の品位が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態による画像処理システムの構成を表すブロック図である。
【図2】第1の実施形態による属性情報のデータフォーマットの1例を示す図である。
【図3】各画素に対応づけられた属性マップ情報の1例を示す図である。
【図4】画像データと属性マップ情報を同じ記憶媒体に記憶する場合の属性マップの格納方法の例を説明する図である。
【図5】画像データと属性マップ情報を同じ記憶媒体に記憶する場合の属性マップの格納方法の別の例を説明する図である。
【図6】画像データと属性マップ情報を同じ記憶媒体に記憶する場合の属性マップの格納方法の別の例を説明する図である。
【図7】画像データと属性マップ情報を同じ記憶媒体に記憶する場合の属性マップの格納方法の別の例を説明する図である。
【図8】3x3のサイズのディザマトリックスの一例を示す図である。
【図9】8x8のサイズのディザマトリックスの一例を示す図である。
【図10】本実施形態によるオブジェクトの描画及び属性マップの生成を説明するフローチャートである。
【図11】画像処理部17によるCMYKデータの生成手順を説明するフローチャートである。
【図12】第2の実施形態による属性情報のデータフォーマットの1例を示す図である。
【図13】第3の実施形態による属性情報のデータフォーマットの1例を示す図である。
【図14】第3の実施形態による属性情報のデータフォーマットの他の例を示す図である。
【図15】ホストコンピュータデ作成した文書をプリンタなどにより出力するシステムの一般的な概略構成を示す図である。
【図16】自然画像、文字画像、グラフィックスの3つの画像形態を説明する図である。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an image processing method and apparatus, a printer including the image processing apparatus, and an image processing system.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, an image processing system that digitally generates image data and prints it out is known. Such a system is generally as shown in FIG. FIG. 15 is a diagram illustrating a schematic configuration of a system that creates a page layout document, a word processor, a graphic document, and the like by performing DTP using the
[0003]
In FIG. 15,
[0004]
The above-described digital document is usually represented as a set of command data representing graphics, characters, etc. constituting one page, and these commands are sent to the
[0005]
The
[0006]
FIG. 16 schematically shows the above operation. The document image 111 displayed on the host computer is sent as a
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional example as described above, it is clear that various problems occur with respect to the
[0008]
For example, a color printer normally uses a four-color toner or ink of cyan (C), magenta (M), yellow (Y), and black (K), based on the so-called subtractive color mixing principle. Is formed. On the other hand, when an application of a host computer displays an image, it is normal to use a color monitor, and the color monitor uses three additive primary colors of red (R), green (G), and blue (B). Display the color. Therefore, the colors of characters, figures, images, etc. constituting the document, which are read and laid out by the scanner, are all expressed as colors in which R, G, and B are mixed at a certain ratio. In other words, the rasterizer is defined as R, G, B as PDL and converts the color information transferred from the host computer into C, M, Y, K by some means, then generates a bitmap image and sends it to the printer. There is a need.
[0009]
However, the method of converting RGB to CMYK is not uniquely determined, and the optimum conversion method differs depending on the attribute of the graphic defined by PDL. For example, referring to the example of FIG. 16, the
[0010]
Here, if the TEXT color of the
[0011]
As another example, there may be a case where the image forming unit can reproduce only binary dots. In this case, the rasterizer develops a multi-value bitmap image of Y, M, C, and K in the image memory, and the image forming unit that receives the raster image is a well-known binarization process such as an error diffusion method or a dither process. And the multi-value image signal is converted into a binary image signal and then printed out. At this time, the optimum binarization method changes depending on the attribute of the image.
[0012]
In other words, graphics such as characters and figures are preferably binarized by reducing the dither matrix size and emphasizing resolution. For natural images such as photographs, it is better to increase the matrix size and emphasize tone reproducibility. preferable.
[0013]
As described above, the optimum development processing by the rasterizer differs depending on the data attribute of the object, and if the rasterization is performed by a single processing method, the image quality is deteriorated.
[0014]
The present invention has been made in view of the above-described problems. When image data is printed out, appropriate data processing is realized according to the attribute of each image included in the image data, and the quality of the output image is improved. For the purpose.
[0015]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, an image processing apparatus of the present invention comprises the following arrangement, for example. That is,
Generating means for generating a bitmap image based on the input object data;
Holding means for holding attribute information representing the attribute of the input object data in association with each pixel of the bitmap image generated by the generating means;
Conversion means for converting the bitmap image generated by the generation means into data that can be processed by the image output unit;
Switching means for switching processing contents in the conversion means based on attribute information held in the holding means.,
The attribute information is composed of a plurality of bits, each of the plurality of attributes constituting the attribute information is assigned to each of the plurality of bits,
Of a plurality of attributes assigned to each bit of the plurality of bits, an attribute that is frequently used by printers having different capabilities is assigned to lower bits of the plurality of bits.The
[0016]
Moreover, the image processing method by this invention for achieving said objective is equipped with the following processes, for example. That is,
A generation step of generating a bitmap image based on the input object data;
A holding step for holding attribute information representing an attribute of the input object data in a memory in association with each pixel of the bitmap image generated in the generation step;
A conversion step of converting the bitmap image generated in the generation step into data that can be processed by the image output unit;
A switching step of switching processing contents in the conversion step based on the attribute information held in the holding step.,
The attribute information is composed of a plurality of bits, each of the plurality of attributes constituting the attribute information is assigned to each of the plurality of bits,
Of a plurality of attributes assigned to each bit of the plurality of bits, an attribute that is frequently used by printers having different capabilities is assigned to lower bits of the plurality of bits.The
[0017]
In addition, according to the present invention, a printer provided with the image processing apparatus is provided. Furthermore, according to the present invention, an image processing system including the image processing apparatus is provided. Furthermore, according to the present invention, there is provided a storage medium for storing a control program for causing a computer to realize the image processing method.
[0018]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
[0019]
[First Embodiment]
FIG. 1 is a block diagram showing the configuration of the image processing system according to this embodiment.
[0020]
In FIG. 1,
[0021]
A
[0022]
An
[0023]
In the present embodiment, the description will be given using the
[0024]
Further, in the present embodiment, the
[0025]
A digital document created by an application is expressed by a command system called PDL as described in the conventional example. The command is roughly composed of three objects. One is a character object, the second is a graphic object such as vector data such as a figure or a free curve, and the third is a Bitmap object such as image data obtained by reading a photograph or printed matter with a scanner or the like.
[0026]
For example, in the case of a character, the object consists of data such as a character code for identifying which character is a character, a font that defines the character shape, size information that indicates the size of the character, and color information that indicates the color of the character. As it is, the information cannot be interpreted by the image forming unit. Therefore, the
[0027]
The
[0028]
FIG. 2 is a diagram illustrating an example of a data format of attribute information. In this embodiment, 1-bit information having only the 0th bit is included, and the 0th bit represents a Bitmap flag. If the 0th bit is 1, it indicates a pixel generated from a Bitmap object, and if it is 0, it indicates a pixel generated from a vector object, that is, a character or graphic image.
[0029]
When the
[0030]
FIG. 3 is a diagram illustrating an example of attribute map information associated with each pixel. FIG. 3 shows an image in which the number “1”, which is a character object, is superimposed on a bitmap object. When converting to a two-dimensional bitmap, attribute map information as shown in FIG. 3 is generated according to the format described in FIG. That is, “0” is output if the pixel is generated as a vector (character or graphic object) for each pixel, and “1” is output if the pixel is a bitmap object, and the attribute map as shown in FIG. Will be stored.
[0031]
Note that the attribute map may be configured in any way as long as it is stored so as to be associated with each pixel. The method of generating attribute information as an attribute map plane as shown in FIG. 3, storing image data in the
[0032]
For example, if image data and attribute information are stored in the same storage medium, an attribute map plane may be added to each RGB plane as shown in FIG. Or when RGB data is comprised for every pixel like FIG. 5, you may embed in the form added to the RGB information of each pixel. Further, in order not to increase the amount of data, as shown in FIG. 6, the attribute information is embedded in the lower bits for each pixel of any one surface or a plurality of surfaces of the RGB planes. When RGB data is configured in one pixel as shown in FIG. 7, one or more lower-order bits of one or a plurality of color information among RED, GREEN, and BLUE information for each pixel. The attribute information may be embedded in the. In the example of FIG. 7, an example is shown in which an attribute map is embedded in the lower 3 bits of 8 bits of BLUE information (the attribute information is 1 bit in the first embodiment, but the second, third As will be described later in the embodiment, 2 bits and 3 bits can be used as attribute information).
[0033]
The
[0034]
The processing procedure of the present embodiment described above will be further described with reference to FIGS.
[0035]
FIG. 10 is a flowchart for explaining object drawing and attribute map generation according to this embodiment. First, in step S11, the
[0036]
If it is determined in step S13 that the image is a natural image, the process proceeds to step S14, and the attribute map information is set to “1” and is written at a position corresponding to each pixel of the object on the attribute map memory 16 (step S16). . On the other hand, if it is determined in step S13 that the image is a graphic or a character, the attribute map information is set to “0” and written in the position corresponding to each pixel position of the object on the attribute map memory 16 (steps S15 and S16). ).
[0037]
In step S17, it is determined whether there is a next object to be drawn. If it exists, the process returns to step S11, and if it does not exist, the present process is terminated.
[0038]
FIG. 11 is a flowchart for explaining a procedure for generating CMYK data by the
[0039]
First, in step S21, image data is read from the
[0040]
In step S23, RGB multilevel data is converted to YMCK multilevel data. Then, by the processing of steps S24 to S26, the
[0041]
First, in step S24, it is determined from the attribute information read in step S22 whether the attribute given to the pixel to be processed is “natural image” or “graphic or character”. If the attribute of the pixel to be processed is “graphic or character”, the process proceeds to step S25, and binarization is performed using a 3 × 3 dither matrix as shown in FIG. To do). On the other hand, if the attribute of the pixel to be processed is “natural image”, the process proceeds to step S26, and binarization is performed using an 8 × 8 dither matrix (gradation is emphasized).
[0042]
As described above, the following processing can be performed by using the attribute map information. Referring to the example of FIG. 16, the
[0043]
In this case, the
[0044]
In this way, in order to switch the binarization method according to the image, the
[0045]
However, in this case, the image area separation method is not always capable of detecting 100% of the character area, and may be detected as a character area by mistake in the natural image area. There is a bug.
[0046]
On the other hand, according to the present embodiment, since the binarization method is switched using the attribute map information, the optimal binarization method can be easily and reliably applied to each image. For example, the 0th bit of the attribute map information corresponding to each pixel of the
[0047]
The dither matrix shown in FIG. 8 is used for the pixels whose 0th bit is 1 in the attribute map, and the dither matrix shown in FIG. 9 is used for the pixels whose 0th bit is 0 in the attribute map. Here, the multi-value data used in this embodiment is 8 bits, 0 to 255 level, and when the value of the multi-value data of each pixel is larger than the threshold value of each cell of the dither matrix of FIGS. Then, if it is less than the threshold value of each cell, the dot is turned off.
[0048]
FIG. 8 is a diagram illustrating an example of a dither matrix having a size of 3 × 3. According to the dither matrix shown in FIG. 8, assuming that one pixel is 600 dpi, reproduction is possible at a resolution of 200 dpi, and the number of gradations is 10. Therefore, although the number of gradations is small, high-resolution image reproduction is possible. FIG. 9 is a diagram illustrating an example of a dither matrix having a size of 8 × 8. According to the dither matrix shown in FIG. 9, assuming that one pixel is 600 dpi, the number of gradations is 65 dpi, and the number of gradations is 65 gradations. Although the resolution is low, the number of gradations is large, and a natural image can be reproduced with higher quality than when the dither matrix shown in FIG. 8 is used.
[0049]
As described above, according to the present embodiment, since the dither matrix is switched for each pixel based on the attribute map information, it is possible to reproduce characters and graphics with high resolution while maintaining gradation in a natural image. It becomes possible to provide a high-quality image.
[0050]
[Second Embodiment]
In the first embodiment, the case where 1-bit information is provided as the attribute map has been described. However, the attribute information of each pixel of the attribute map is not limited to 1 bit. In the second embodiment, a case where 2-bit attribute information is adopted as an example of attribute information including a plurality of bits will be described.
[0051]
FIG. 12 is a diagram illustrating an example of a data format of attribute information according to the second embodiment. It has 0-bit and 1-bit 2-bit information, and the 0-bit is a Bitmap flag, which is the same as that described in the first embodiment. That is, if the Bitmap flag is “1”, it indicates a pixel generated from the Bitmap object, and if it is “0”, it indicates a pixel generated from the vector object, that is, a pixel in a character or graphic image.
[0052]
The first bit of the attribute map is a color flag. If it is 1, it indicates a color (color), and if it is 0, it indicates black and white (white, gray, black without color information).
[0053]
In this embodiment, the 0th bit and the 1st bit are independent, and the dither matrix is switched as in the first embodiment using the 0th bit information. Further, by referring to the 1-bit information, it is possible to perform further optimum image processing.
[0054]
For example, when color misregistration is significant as a characteristic of the
C '= C-min (C, M, Y)
M '= M-min (C, M, Y)
Y '= Y-min (C, M, Y)
K = min (C, M, Y)
In this way, a process of newly creating C ′, M ′, Y ′, and K and replacing the color with K (black) as much as possible, so-called UCR (under color removal) process is used. In this case, the color (C, M, Y) information is not so much applied to the monochrome character image, and the color shift becomes inconspicuous. On the other hand, however, when a lot of black is included in the natural image, there is a problem that depending on the characteristics of the
[0055]
On the other hand, in the second embodiment, it is possible to perform appropriate image processing on both the character image and the natural image. By using the 2-bit attribute map shown in FIG. 12, each pixel has one of the following attribute information.
[0056]
[0057]
In the case of “Monochrome in Vector”, the above-described UCR processing is performed to prevent color misregistration. In the case of “Color in Bitmap”, the UCR processing is stopped so as not to cover K as much as possible. High quality and high quality images can be realized. Note that such appropriate use of color processing is performed by switching the conversion processing from RGB data to YMCK data according to the attribute information read in step S22 in step S23 in the flowchart of FIG.
[0058]
The important point here is that the attribute map has information hierarchically, so that it can be used from an inexpensive printer with limited functions to a high-value-added printer with many functions. . For example, by increasing the number of bits in the attribute map from 1 to 2, both the first embodiment and the second embodiment can be implemented. Then, if 2 bits are used as in the second embodiment, that is, if the number of bits is increased, finer image processing can be switched, and a higher quality image can be provided.
[0059]
Therefore, an inexpensive printer with limited functions can perform processing using only the lower bits of the attribute information, and a printer with more functions can perform advanced processing using more bits of attribute information. is there. In this way, it is basically configured to have attribute information that is frequently used by the lower bits, and by having information hierarchically from the 0th bit, the system has the same attribute map structure. A more appropriate configuration can be constructed according to characteristics (such as cost and image quality).
[0060]
[Third Embodiment]
In the second embodiment, the case where each of the plurality of bits of the attribute information is independent from each other has been described. However, the plurality of bits of the attribute information may be associated with each other. In the third embodiment, a case will be described in which a plurality of bits of attribute information are in a master-slave relationship with each other.
[0061]
FIG. 13 is a diagram illustrating an example of a data format of attribute information according to the third embodiment. This attribute information has 0-bit, 1-bit, 2-bit 3-bit information. The 0th bit is a Bitmap flag, and indicates a pixel generated from a Bitmap object if 1 and a pixel generated from a vector object if 0, that is, a character or graphic image, as in the first and second embodiments. .
[0062]
The first bit is a color flag. As in the second embodiment, 1 indicates color (color), and 0 indicates black and white (white, gray, black without color information).
[0063]
The second bit is a character flag. If it is 0, it indicates a character other than 1 and 1 indicates a character object.
[0064]
When information up to the second bit of the attribute map is used, the following becomes possible. For example, in FIG. 16, when the color of
[0065]
On the other hand, if the pixel value of the specific pixel of the
[0066]
Further, when the
[0067]
On the other hand, if the attribute map information of the third embodiment is used, the
[0068]
As described above, a plurality of bits can be combined to give finer attributes.
[0069]
The difference between the third embodiment and the second embodiment is as follows.
[0070]
The 0-bit information and the 1-bit information are independent of each other, and the 0-bit information and the 1-bit information can be used alone, whereas the 2-bit information is used in combination with the 0-bit information. become. This time, since 2 bits of 0 bit and 2 bits are used, it is possible to give four kinds of attributes by the square of 2. If the combination is for 3 bits, it is possible to have 8 attributes if the combination is for 4 bits.
[0071]
As shown below, when both the 0th bit and the 2nd bit are 1, the background (the state where there is no object information) is designated. Although the object information is three (natural image, character image, graphic), four types of information corresponding to 2 bits can be held, and thus it is possible to have completely different attributes. Although the attribute of character is inconsistent in Bitmap, the second bit is not information that can be used independently, but is handled as subordinate information having a different meaning depending on the 0-bit information.
[0072]
[0073]
In the third embodiment, an attribute map based on a combination of a plurality of bits has been described. Although the 0th bit is independent information, the 2nd bit is an attribute subordinate to the 0th bit, and two bits are used in combination, and a plurality of bits are combined.
[0074]
Note that an attribute based on a combination of a plurality of bits does not have an independent attribute and can be configured so that it does not make sense unless combined. For example, as shown in FIG. 14, with the configuration of the 0th bit and the 1st bit,
It is also possible to configure the attribute information as follows. In either case, it is possible to increase the processing speed by omitting the processing for the pixel that is the background attribute.
[0075]
Note that the present invention may be applied to a system constituted by a plurality of devices (for example, a host computer, an interface device, a reader, a printer, etc.) or an apparatus constituted by a single device.
[0076]
Another object of the present invention is to supply a storage medium storing software program codes for implementing the functions of the above-described embodiments to a system or apparatus, and the computer (or CPU or MPU) of the system or apparatus stores the storage medium. Needless to say, this can also be achieved by reading and executing the program code stored in the.
[0077]
In this case, the program code itself read from the storage medium realizes the functions of the above-described embodiments, and the storage medium storing the program code constitutes the present invention.
[0078]
As a storage medium for supplying the program code, for example, a floppy disk, a hard disk, an optical disk, a magneto-optical disk, a CD-ROM, a CD-R, a magnetic tape, a nonvolatile memory card, a ROM, or the like can be used.
[0079]
Further, by executing the program code read by the computer, not only the functions of the above-described embodiments are realized, but also an OS (operating system) operating on the computer based on the instruction of the program code. It goes without saying that a case where the function of the above-described embodiment is realized by performing part or all of the actual processing and the processing is included.
[0080]
Further, after the program code read from the storage medium is written into a memory provided in a function expansion board inserted into the computer or a function expansion unit connected to the computer, the function expansion is performed based on the instruction of the program code. It goes without saying that the CPU or the like provided in the board or the function expansion unit performs part or all of the actual processing, and the functions of the above-described embodiments are realized by the processing.
[0081]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, when image data is printed out, appropriate data processing according to the attribute of each image included in the image data is realized, and the quality of the output image is improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram illustrating a configuration of an image processing system according to an embodiment.
FIG. 2 is a diagram illustrating an example of a data format of attribute information according to the first embodiment.
FIG. 3 is a diagram illustrating an example of attribute map information associated with each pixel.
FIG. 4 is a diagram illustrating an example of an attribute map storage method when image data and attribute map information are stored in the same storage medium.
FIG. 5 is a diagram illustrating another example of an attribute map storage method when image data and attribute map information are stored in the same storage medium.
FIG. 6 is a diagram illustrating another example of an attribute map storage method when image data and attribute map information are stored in the same storage medium.
FIG. 7 is a diagram illustrating another example of an attribute map storage method when image data and attribute map information are stored in the same storage medium.
FIG. 8 is a diagram illustrating an example of a dither matrix having a size of 3 × 3.
FIG. 9 is a diagram illustrating an example of a dither matrix having a size of 8 × 8.
FIG. 10 is a flowchart illustrating drawing of an object and generation of an attribute map according to the present embodiment.
FIG. 11 is a flowchart illustrating a procedure for generating CMYK data by the
FIG. 12 is a diagram illustrating an example of a data format of attribute information according to the second embodiment.
FIG. 13 is a diagram illustrating an example of a data format of attribute information according to the third embodiment.
FIG. 14 is a diagram showing another example of a data format of attribute information according to the third embodiment.
FIG. 15 is a diagram showing a general schematic configuration of a system for outputting a document created by a host computer using a printer or the like.
FIG. 16 is a diagram illustrating three image forms of a natural image, a character image, and graphics.
Claims (25)
前記入力したオブジェクトデータの属性を表す属性情報を、前記生成手段で生成したビットマップイメージの各画素に対応付けて保持する保持手段と、
前記生成手段で生成したビットマップイメージを画像出力部によって処理が可能なデータに変換する変換手段と、
前記保持手段に保持された属性情報に基づいて前記変換手段における処理内容を切り換える切換手段とを備え、
前記属性情報は複数のビットから構成され、前記複数のビットの各々に前記属性情報を構成する複数の属性の各々が割り当てられ、
前記複数のビットの各ビットに割り当てられる複数の属性のうち、能力の異なるプリンタによって共通に用いられる頻度の多い属性ほど前記複数のビットの下位ビットに対して割り当てられることを特徴とする画像処理装置。Generating means for generating a bitmap image based on the input object data;
Holding means for holding attribute information representing the attribute of the input object data in association with each pixel of the bitmap image generated by the generating means;
Conversion means for converting the bitmap image generated by the generation means into data that can be processed by the image output unit;
Switching means for switching processing contents in the conversion means based on the attribute information held in the holding means ,
The attribute information is composed of a plurality of bits, each of the plurality of attributes constituting the attribute information is assigned to each of the plurality of bits,
Wherein the plurality of the plurality of attributes assigned to each bit of the bit, the image processing according to claim Rukoto assigned to the lower bits of said plurality of bits more frequently with many attributes to be used in common by different printers capable apparatus.
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。The image processing apparatus according to claim 1, wherein the holding unit holds an attribute map in which attribute information is arranged for each pixel in association with a two-dimensional coordinate position of the bitmap image.
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。The image processing apparatus according to claim 1, wherein the holding unit embeds the attribute information in a part of bits of each pixel data of the bitmap image.
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。The image processing apparatus according to claim 1, wherein the attribute information includes information indicating whether the corresponding object data is in the form of bitmap data or vector data.
前記切換手段は、前記変換手段で用いるディザマトリクスを前記属性情報に基づいて変更する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。The converting means includes processing for converting the bitmap image generated by the generating means into binary data using a dither matrix,
The image processing apparatus according to claim 1, wherein the switching unit changes a dither matrix used in the conversion unit based on the attribute information.
前記変換手段は、前記ビットマップイメージの各画素データをYMCK色空間で表される画素データへ変換する色変換処理を含み、
前記切換手段は、前記保持手段によって保持された属性情報に基づいて前記色変換処理のアルゴリズムを変更する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。The generating means generates a bitmap image in RGB color space,
The conversion means includes a color conversion process for converting each pixel data of the bitmap image into pixel data represented in a YMCK color space,
The image processing apparatus according to claim 1, wherein the switching unit changes an algorithm of the color conversion processing based on attribute information held by the holding unit.
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。The image processing apparatus according to claim 1, wherein the switching unit switches processing contents of the conversion unit according to an on / off state of each bit.
ことを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。The image processing apparatus according to claim 7, wherein each bit of the attribute information represents an independent attribute.
ことを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。The image processing apparatus according to claim 7, wherein the attribute information includes a bit group that represents a specific attribute by a plurality of bits.
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。The image processing apparatus according to claim 1, wherein the object data is expressed in a page description language.
前記入力したオブジェクトデータの属性を表す属性情報を、前記生成工程で生成したビットマップイメージの各画素に対応付けてメモリに保持する保持工程と、
前記生成工程で生成したビットマップイメージを画像出力部によって処理が可能なデータに変換する変換工程と、
前記保持工程に保持された属性情報に基づいて前記変換工程における処理内容を切り換える切換工程とを備え、
前記属性情報は複数のビットから構成され、前記複数のビットの各々に前記属性情報を構成する複数の属性の各々が割り当てられ、
前記複数のビットの各ビットに割り当てられる複数の属性のうち、能力の異なるプリンタによって共通に用いられる頻度の多い属性ほど前記複数のビットの下位ビットに対して割り当てられることを特徴とする画像処理方法。A generation step of generating a bitmap image based on the input object data;
A holding step of holding attribute information representing an attribute of the input object data in a memory in association with each pixel of the bitmap image generated in the generation step;
A conversion step of converting the bitmap image generated in the generation step into data that can be processed by the image output unit;
A switching step of switching the processing content in the conversion step based on the attribute information held in the holding step ,
The attribute information is composed of a plurality of bits, each of the plurality of attributes constituting the attribute information is assigned to each of the plurality of bits,
Wherein the plurality of the plurality of attributes assigned to each bit of the bit, the image processing according to claim Rukoto assigned to the lower bits of said plurality of bits more frequently with many attributes to be used in common by different printers capable Method.
ことを特徴とする請求項11に記載の画像処理方法。The image processing method according to claim 11, wherein the holding step holds, in a memory, an attribute map in which attribute information is arranged for each pixel in association with a two-dimensional coordinate position of the bitmap image.
ことを特徴とする請求項11に記載の画像処理方法。The image processing method according to claim 11, wherein in the holding step, the attribute information is embedded in a part of bits of each pixel data of the bitmap image.
ことを特徴とする請求項11に記載の画像処理方法。The image processing method according to claim 11, wherein the attribute information includes information indicating whether the corresponding object data is in the form of bitmap data or vector data.
前記切換工程は、前記変換工程で用いるディザマトリクスを前記属性情報に基づいて変更する
ことを特徴とする請求項11に記載の画像処理方法。The converting step includes a process of converting the bitmap image generated in the generating step into binary data using a dither matrix.
The image processing method according to claim 11, wherein the switching step changes a dither matrix used in the conversion step based on the attribute information.
前記変換工程は、前記ビットマップイメージの各画素データをYMCK色空間で表される画素データへ変換する色変換処理を含み、
前記切換工程は、前記保持工程において保持された属性情報に基づいて前記色変換処理のアルゴリズムを変更する
ことを特徴とする請求項11に記載の画像処理方法。The generating step generates a bitmap image in an RGB color space,
The conversion step includes a color conversion process for converting each pixel data of the bitmap image into pixel data represented in a YMCK color space,
The image processing method according to claim 11, wherein the switching step changes an algorithm of the color conversion processing based on the attribute information held in the holding step.
ことを特徴とする請求項11に記載の画像処理方法。The image processing method according to claim 11, wherein the switching step switches processing contents of the conversion step in accordance with an on / off state of each bit.
ことを特徴とする請求項17に記載の画像処理方法。The image processing method according to claim 17, wherein each bit of the attribute information represents an independent attribute.
ことを特徴とする請求項17に記載の画像処理方法。The image processing method according to claim 17, wherein the attribute information includes a bit group representing a specific attribute by a plurality of bits.
ことを特徴とする請求項11に記載の画像処理方法。The image processing method according to claim 11, wherein the object data is expressed in a page description language.
前記変換手段で得られたデータを用いて記録媒体上に可視画像を形成する画像出力部を備えるプリンタ。An image processing apparatus according to any one of claims 1 to 10,
A printer comprising an image output unit for forming a visible image on a recording medium using data obtained by the conversion means.
入力したオブジェクトデータに基づいてビットマップイメージを生成する生成手段と、
前記入力したオブジェクトデータの属性を表す属性情報を、前記生成手段で生成したビットマップイメージの各画素に対応付けて保持する保持手段と、
前記生成手段で生成したビットマップイメージを前記画像出力部によって処理が可能なデータに変換する変換手段と、
前記保持手段に保持された属性情報に基づいて前記変換手段における処理内容を切り換える切換手段とを備え、
前記属性情報は複数のビットから構成され、前記複数のビットの各々に前記属性情報を構成する複数の属性の各々が割り当てられ、
前記複数のビットの各ビットに割り当てられる複数の属性のうち、能力の異なるプリンタによって共通に用いられる頻度の多い属性ほど前記複数のビットの下位ビットに対して割り当てられることを特徴とする画像処理システム。An image processing system including a host device and an image output unit,
Generating means for generating a bitmap image based on the input object data;
Holding means for holding attribute information representing the attribute of the input object data in association with each pixel of the bitmap image generated by the generating means;
Conversion means for converting the bitmap image generated by the generation means into data that can be processed by the image output unit;
Switching means for switching processing contents in the conversion means based on the attribute information held in the holding means ,
The attribute information is composed of a plurality of bits, each of the plurality of attributes constituting the attribute information is assigned to each of the plurality of bits,
Wherein the plurality of the plurality of attributes assigned to each bit of the bit, the image processing according to claim Rukoto assigned to the lower bits of said plurality of bits more frequently with many attributes to be used in common by different printers capable system.
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。The attribute, the image processing apparatus according to claim 1, characterized in that the corresponding object data contains data indicating whether the color attribute is monochrome attribute.
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。The attribute, the image processing apparatus according to claim 1, characterized in that includes information corresponding object data representing whether the attribute other than or character a character attribute.
入力したオブジェクトデータに基づいてビットマップイメージを生成する生成工程、
前記入力したオブジェクトデータの属性を表す属性情報を、前記生成工程で生成したビットマップイメージの各画素に対応付けてメモリに保持する保持工程、
前記生成工程で生成したビットマップイメージを画像出力部によって処理が可能なデータに変換する変換工程、
前記保持工程に保持された属性情報に基づいて前記変換工程における処理内容を切り換える切換工程を実行させるものであり、
前記属性情報は複数のビットから構成され、前記複数のビットの各々に前記属性情報を構成する複数の属性の各々が割り当てられ、
前記複数のビットの各ビットに割り当てられる複数の属性のうち、能力の異なるプリンタによって共通に用いられる頻度の多い属性ほど前記複数のビットの下位ビットに対して割り当てられることを特徴とする記憶媒体。A storage medium storing a control program for image processing, the control program being stored in a computer,
A generation process for generating a bitmap image based on the input object data,
A holding step of holding attribute information representing an attribute of the input object data in a memory in association with each pixel of the bitmap image generated in the generation step;
A conversion step of converting the bitmap image generated in the generation step into data that can be processed by an image output unit;
Based on the attribute information held in the holding step, to execute a switching step for switching the processing content in the conversion step ,
The attribute information is composed of a plurality of bits, each of the plurality of attributes constituting the attribute information is assigned to each of the plurality of bits,
Wherein the plurality of the plurality of attributes assigned to each bit of the bit, the more attributes frequently used in common by different printers capable allocated to low-order bits of said plurality of bit storage medium characterized Rukoto .
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