JP4411356B1 - イオン検出装置及びそれを備えたイオン発生装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】回路基板上に形成した略矩形の捕集電極66を包囲するコの字状の保護電極69を、インピーダンス変換器を形成する演算増幅器IC1の出力端子に接続して捕集電極66の電位と略同電位とし、保護電極69が長手方向の一辺に有する欠落部を、マイナスのイオンを検出されるべき空気が通流する方向に向ける。また、捕集電極66を抵抗R4でDC5Vにプルアップし、捕集電極66から保護抵抗R1を経て非反転入力68に至る導体パターンを、保護電極69の導体パターンで包囲する。
【選択図】図6
Description
そして、本発明にあっては、保護電極を計測部のインピーダンス変換器の出力端子に接続して捕集電極の電位と略同電位としてあるため、捕集電極に捕集されたイオンが有する電荷が、保護電極の包囲の内側を伝導して保護電極に移動することを抑止する。
これにより、静電気等による高電圧がインピーダンス変換器に直接印加されることを防止する。また、捕集電極からインピーダンス変換器に至る部分が保護電極で包囲されるため、捕集電極に捕集されたイオンが有する電荷が、前記部分から保護電極の包囲の外側に移動することを抑止する。
これにより、マイナスのイオンが検出される。従って、例えば、電極にシリコン等の異物が付着して発生量が低下し易いマイナスのイオン発生部について、イオンの発生量の異常を検出することができる。
これにより、イオンの発生量が低下した場合に使用者へ報知し、イオン発生部の清掃又はイオン発生器の交換を促す。
また、イオン発生器を、イオンを発生させる高電圧を得るための昇圧変圧器から漏洩する磁束が、捕集電極と最小限に鎖交する方向に向けてあり、捕集電極に生じる誘導電流が前記磁束を打ち消すことを抑止しているため、前記高電圧が安定化される。
計測部67は、捕集電極66を5Vの直流電源にプルアップする抵抗R4を有し、抵抗R4の両端子は、コンデンサC1と並列接続されている。捕集電極66は、計測部67の保護抵抗R1を介して、反転入力及び出力の間に抵抗R2が接続された演算増幅器IC1の非反転入力68に接続されている。
尚、保護抵抗R1は、抵抗に限定されるものではなく、例えば保護以外の目的で、抵抗、コイル等の回路素子の直並列回路を有するようにしてもよい。
上述した導体パターン及び保護抵抗R1を包囲する保護電極69がなす平面は、捕集電極66がなす平面と略平行であるため、昇圧トランス65から漏洩する磁束が前記保護電極69と最小限に鎖交することになる。
尚、オン/オフのフェーズを示すFLG1の内容は、RAM83に記憶されるものとする。
その他、ステップS42からステップS48までの処理は、夫々ステップS32からステップS38までの処理と同一であるため、説明を省略する。
従って、高精度にイオンを検出することが可能となる。
従って、イオンを検出する精度を向上させることが可能となる。
従って、イオンを検出する精度を向上させることが可能となる。
従って、静電気等による高電圧が演算増幅器に直接印加されることを防止することが可能となる。また、捕集電極から保護抵抗を経て非反転入力に至る導体パターンが保護電極で包囲されるため、イオンを検出する精度を向上させることが可能となる。
従って、例えば、電極にシリコン等の異物が付着して発生量が低下し易いマイナスのイオン発生部について、イオンの発生量の異常を検出することが可能となる。
従って、捕集電極及び計測部が最短で接続されて、電荷の不要な移動が抑制されると共にイオン検出装置全体を小型化することが可能となる。また、捕集電極に捕集されたイオンが有する電荷が計測部に移動することを抑止するため、イオンを検出する精度を向上させることが可能となる。
従って、イオンの発生量が低下した場合に使用者へ報知し、イオン発生部の清掃又はイオン発生器の交換を促すことが可能となる。
従って、イオンを高感度に検出することが可能になると共に、昇圧トランスが昇圧する高電圧を安定化することが可能となる。
従って、昇圧トランスが昇圧する高電圧を安定化することが可能となる。
2 モータ
3 羽根車
4 ケーシング
5 ダクト
51a 角筒部
51b 連結部
6a,6b,6c,6d イオン発生器
61,62 イオン発生部
65 昇圧トランス(昇圧変圧器)
66 捕集電極
67 計測部
69 保護電極
86 表示部(警告を発する手段)
IC1 演算増幅器(インピーダンス変換器)
R1 保護抵抗(回路素子)
R4 抵抗(プルアップする抵抗)
Claims (8)
- 空気中のイオンを捕集する捕集電極の電位を計測する計測部を有し、該計測部が計測した電位に基づいてイオンを検出するイオン検出装置において、
前記捕集電極はインピーダンス変換器の非反転入力端子に接続されると共に、
前記捕集電極を囲繞しており、前記捕集電極の電位と略同電位となるように前記インピーダンス変換器の出力端子に接続された保護電極を備えること
を特徴とするイオン検出装置。 - 前記保護電極は、イオンを検出されるべき空気が前記捕集電極へ通流する部分に電極の欠落部を有することを特徴とする請求項1に記載のイオン検出装置。
- 前記計測部は、前記捕集電極及び前記インピーダンス変換器の間に接続された回路素子を有し、
前記保護電極は、前記回路素子の両端子を囲繞してあること
を特徴とする請求項1又は2に記載のイオン検出装置。 - 前記計測部は、前記捕集電極をプラスの所定電位にプルアップする抵抗を有しており、マイナスのイオンを捕集する捕集電極の電位を計測するようにしてあることを特徴とする請求項1から3までの何れか1項に記載のイオン検出装置。
- 前記計測部が一面に配されている回路基板を備え、
前記捕集電極は、前記回路基板の他面に配してあり、
前記保護電極は、前記計測部を囲繞するように構成してあること
を特徴とする請求項1から4までの何れか1項に記載のイオン検出装置。 - 請求項1から5までの何れか1項に記載のイオン検出装置と、
イオンを発生させるイオン発生器と、
前記イオン検出装置がイオンを検出した結果に基づいて警告を発する手段と
を備えることを特徴とするイオン発生装置。 - 前記捕集電極は、前記イオン発生器に近接させて配設してあり、
前記イオン発生器は、昇圧変圧器を有し、該昇圧変圧器から漏洩する磁束が前記捕集電極と鎖交する割合が抑制される方向に向けてあること
を特徴とする請求項6に記載のイオン発生装置。 - 前記イオン検出装置は、前記昇圧変圧器から漏洩する磁束が前記保護電極に囲繞された部分と鎖交する割合が抑制される方向に向けてあることを特徴とする請求項7に記載のイオン発生装置。
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