JP4493879B2 - Foamed beverage pouring cock - Google Patents
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- B67D1/1416—Means for controlling the build-up of foam in the container to be filled comprising foam inducing means
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビール等の発泡飲料を注出する発泡飲料注出コックに関し、更に詳細には、泡溜まり部がなく泡の後ダレも少ない発泡飲料注出コックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図9は、特願2000―19102号にて提案した発泡飲料注出コックの断面図であり、図10はその分解図である。この発泡飲料注出コックは、液体をジョッキに注出するノズル1と、泡をジョッキに注出するノズル2とを備え、各ノズル1,2から夫々液体,泡を区別して注出できるように、コック本体3内に液体流路と泡の流路とを開閉する各種弁機構が内蔵されている。
【0003】
この弁機構としては、スライダ4、スリーブ5、弁棒6、第1弁体7、第1弁座8、第2弁体9、第2弁座10、弾性部材11等から構成される。泡の流路を開閉する第2弁体9は、弁棒6を組み付ける部材内に内蔵され、弁棒6は、その軸方向に液体通路12が貫通されており、弁棒6の左端部が第2弁体9に接続される。
【0004】
前記弁棒6を組み付けるときは、図10に示すように、スリーブ5の弁棒挿入孔13を介してスリーブ5内に挿入される。弁棒6には、コイルバネ等の弾性部材11が外挿され、該弁棒6に接続した第2弁体9と前記スリーブ5の内側段部5bとの間に弾性部材11を弾力的に介装させることで、第2弁体9をスライダ4の第2弁座10に強制着座させる。この弁棒組み付け部材が一体となって、コック本体3内に組み込まれる。
【0005】
液体をノズル1から注出するときはレバー14を手動により左方向に傾倒させる。これにより、第1弁体7が第1弁座8から離座して液体がノズル1から注出される。これに泡付け操作を行なう場合には、レバー14を手動により右方向に傾倒させる。これにより、スライダ4に設けられている第2弁座10が左動し、第2弁体9と離間する。この離間により、第2弁体9に設けられている細孔15が開口し、液体、例えばビールを流出させ、これを第2弁座10に衝突させることで泡を生成させる。この泡は、スリーブ5に開設した通孔16を介して泡注出ノズル2に入り、ジョッキに注出される。スリーブ5は、外周がビール供給路17の内壁に内接して摺動するため、スリーブ5に開設した通孔16の一部がビール供給路17の内壁により閉口し、泡注出ノズル2に対向した通孔16のみが開口される。このため、弁座10に衝突することで生成された泡は、この通孔16から泡注出ノズル2に入り、ジョッキに注出される。
【0006】
この際、第2弁座10に衝突して生成された泡は、その直後に泡注出ノズル2に対向した通孔16のみを流下するため、泡の流れが乱流となり泡注出ノズル2内を乱れながら勢い良く流下する。泡注出ノズル2から注出される泡が勢いの強い乱流としてジョッキ内に注がれると、予めジョッキに注出されていたビールを乱し、新たに泡を発生させて泡過多となったり、良質の肌理の細かい泡を得ることができない。そこで従来は、泡注出ノズル2の長さを長くすることで泡の乱れを抑制し、泡を層流としてジョッキに注げるようにしていた。
【0007】
前記レバー14を直立状態に戻し泡付け操作を解除すると、弾性部材11の弾力によりスリーブ5と第2弁座10を設けたスライダ4は一体となって右方向に移動し、第2弁体9の細孔15を閉止して泡の注出を完了する。この際、空気孔18より導入される外部空気により、泡流出路である環状溝19と、泡注出ノズル2内とに残留していた泡は、自然流下するようになっている。しかし、弾性部材11の収納部分に流入した泡や、スリーブ5の通孔内に残留した泡は、外部に排出されないで残ってしまうことがある。
【0008】
近年では、一層、肌理の細かいクリーム状の泡が後注ぎ用として要求されており、この状態の泡は粘性が強いため、空気孔18から導入される外部空気による自然落下での排出には、時間がかかると共に、残留泡を完全に排出させるのは困難であった。特に、泡注出後に、ノズル2内に泡が残存していると、この泡が次のジョッキに滴下し、このジョッキにビールを注出したとき、泡がビールに混じってビール液が泡に変化する泡呼び現象を生じて泡が多く発生し、いわゆる泡過多状態になってしまう。このため、コック本体やノズル内に残留する泡を短時間に落下させ、次の飲料注出までの待ち時間を短縮する必要がある。
【0009】
そこで、泡注出ノズル2に下端から所定の高さ位置まで延在するスリット20を形成し、泡注出ノズル2にスリット20からも外部空気を導入する対策等がなされている。しかし、泡注出ノズル2を長くすることは、飲料の付着面積が広くなることを意味し、このため、ノズル2の内表面に付着し残留した飲料が外気に触れて変質してしまい、これが次のジョッキ内に注がれることで、味が変化してしまうおそれがある。
【0010】
また、別の従来の技術に係る弁装置として、特開2000―318799号公報記載のものがある。この従来の弁装置では、泡開閉用の弁は第1可動ロッドの中空孔内に設けられており、操作レバーを時計回り方向に傾動操作してこの弁を開くことにより第1可動ロッドの中空孔と第2可動ロッドの推動間隙に加圧したビール液を流入させ、第1可動ロッドに設けられたリング状の凹溝の小径孔より第1可動ロッドの外周にビール液を射出させて泡化させ、この泡を凹溝を通じて泡注出口から注出している。この泡注出時は、ビール液を射出する小径孔が設けられているリング状の凹溝は泡注出口に合致する位置に配置されており、小径孔より射出されて泡化された泡は、その一部が乱流となって泡注出ロへ勢い良く流下する。このため、上述した従来の技術と同様に、泡注出ノズルの長さを長くしている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
前述した発泡飲料注出コックは、泡を注出させるノズルが長いため、ノズル内表面に残留する泡の量が多くなり、これが味を変質させる原因になってしまうという問題がある。この問題は、単に泡注出ノズルを短くすれば解決するというものではなく、単に泡注出ノズルを短くしただけでは、勢いの強い泡の乱流がジョッキ内に注出されることになり、これが泡過多の原因となり、また良質の肌理の細かい泡の製造を阻害する要因になってしまう。
【0012】
また、従来の発泡飲料注出コックは、コイルバネ等の弾性部材の周りに泡が残留した場合、これが長期間排出されずに外気に接触して品質が変質してしまうため、注出コックを頻繁に分解して洗浄しなければならず、手間がかかるという問題と、注出コックが分解しずらい構成になっているという問題がある。
【0013】
【発明の目的】
本発明は、前述した発泡飲料注出コックに内在している問題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、泡注出時の乱流を抑制して泡過多の発生を防止すると共に、分解洗浄が容易な発泡飲料注出コックを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決し、所期の目的を達成するため、本発明に係る発泡飲料注出コックは、
コック本体内の液体通路に密着状態で摺動するスライダと、該スライダに連結されて傾倒されることで該スライダを前記液体通路内で摺動させるレバー部材と、前記スライダの一端面に設けられた弁座を該端面に対向して配置された泡注出用弁体に押圧するよう前記スライダの他端面側に配設された弾性部材と、前記泡注出用弁体の内部に導入された発泡飲料の通路となり前記泡注出用弁体に開口を有する細孔と、前記スライダが前記弾性部材の弾力に抗して前記他端面側にスライドされて前記弁座が前記泡注出用弁体から離座して開放された前記開口から流出した発泡飲料が前記弁座に衝突して生成された泡の流路となるよう前記コック本体の内周面に刻設された環状溝と、該環状溝に連通する泡注出ノズルとを備えることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る発泡飲料注出コックにつき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。
【0016】
図1は、本発明の一実施形態に係る発泡飲料注出コックの断面図であり、図2はその要部拡大図、図3は分解図である。この発泡飲料注出コック30は、例えば、ビールをジョッキに注ぐときに使用されるものであり、図3に示すように、コック本体31と、このコック本体31に挿入されて手動にて傾倒操作されるレバー部材32と、コック本体31内に収納される弁棒組部品33とから成り、図示しないビールディスペンサのビール供給管34の下流端部分に雌ネジ部材35によって締着されるようになっている。
【0017】
前記コック本体31は、液体通路38が中心軸上に形成された筒形状を成し、上壁左側部分にはレバー部材32の先端部分が挿入される縦孔39と、この縦孔39の外側開口周りに突設された環状突起40とが形成されている。コック本体31の前記雌ネジ部材35側となる端部では、液体通路38が拡径された膨径部41となっており、該膨径部41と液体通路38との接続部分は滑らかな半球状に形成された弁座37になっている。また膨径部41の外周壁部分には、前記雌ネジ部材35と螺合する雄ネジ42が螺刻さしてある。
【0018】
前記コック本体31の下壁部分には、2本のノズルが設けられている。膨径部41側に設けられた液体注出ノズル43は、従来と同様に長手の筒体で構成されており、レバー部材32を取り付ける縦孔39寄りに設けられた泡注出ノズル44は、短手の筒体で構成されている。泡注出ノズル44の通路45が連通する液体通路38には、通路45の開口部分と若干重なる範囲を持った環状溝46が穿設されている。また、液体注出ノズル43の通路48には、この通路48に連通する空気孔49a,49bが、コック本体31の上壁から穿設してある。
【0019】
前記レバー部材32は、その先端部分に、前記環状突起40内で自由に回動されるボール体50が設けられており、このボール体50の先端部に、先端が切り割り溝状に分かれたコンロッド51が突設されている。また、このボール体50周りには、前記環状突起40と液密に嵌合して発泡液体の漏出を防止する蓋部材52が取り付けられている。
【0020】
前記コック本体31の液体通路38に摺動可能に収納される弁棒組部品33は、液体通路38の内周面に密着状態で摺動するスライダ55と、液体通路38の膨径部41とは反対側の開口を液体通路38に沿って摺動しながら閉塞する密栓部材56と、スライダ55と密栓部材56との間に介装されるコイルバネからなる弾性部材57と、弁部材60とから構成される。
【0021】
前記スライダ55は、中心軸に沿って貫通された通孔61を有すると共に、半径方向に連通する開孔62を有し、この開孔62内に前記レバー部材32のコンロッド51が挿入され、レバー部材32の傾倒操作に応じてスライダ55が左動,右動するようになっている。このスライダ55の右側(膨径部41側)の端面凹部には、弁座となる円錐凹面形のリング状シール部材63が取り付けられており、左側の端面には、弾性部材57のバネ座64が形成されている。
【0022】
前記密栓部材56は、弾性部材57のバネ座65が形成されると共に、右側端面から中心軸に沿って有底孔66が穿設されており、この有底孔66の内周面には雌ネジが螺刻されている。
【0023】
前記弁部材60は棒状を成し、膨出形成された頭部の第1弁体(液体注出用弁体)70には、その首部分に円環状シール部材71が装着されており、この円環状シール部材71が、コック本体31の膨出部41の内周面に着座することで、液体通路38を閉塞するよう構成されている。また、弁部材60の中央には大径部72が設けられ、この大径部72の反頭部側には、前記のスライダ55に設けられたリング状シール部材63に着座する第2弁体(泡注出用弁体)73が形成されている。
【0024】
前記弁部材60の頭部(第1弁体)70の先端面から大径部72の中央部分まで中心軸に沿った有底の通孔74が穿設されており、大径部72内の通孔74の底部から第2弁体73の前記リング状シール部材63への当接面まで、細孔75が貫設されている。この細孔75の第2弁体73での開口75aは、泡注出ノズル44とは反対側、すなわちレバー部材32側に設けられる。また、大径部72から反頭部側には中心軸に沿った棒体76が突設されており、この棒体76はスライダ55の通孔61内に挿通され、その先端部分に螺刻された雄ネジ77が、密栓部材56の有底孔66に螺着されるよう構成される。なお、大径部72の外周には、凹溝78が刻設されている。
【0025】
前述した構成の発泡飲料注出コック30の前記弁棒組部品33は、図4に示すように、棒体76がスライダ55の通孔61内に挿通され、弾性部材57を介して、棒体76の先端部が密栓部材56の有底孔66に螺着されることで、4部品が一体の組部品として組み立てられる。そして、この弁棒組部品33が、コック本体31の液体通路38内に挿入され、レバー部材32のコンロッド51が縦孔39内に挿入されてコンロッド51の先端部がスライダ55の開孔62にて棒体76を挟むように取り付けられ、蓋部材52が環状突起40に液密に螺着される。
【0026】
そして最後に、膨出部41の外周壁に設けられた雄ネジ42部分を雌ネジ部材35内に挿入し、締着することで、この発泡飲料注出コック30が飲料ディスペンサに接続される。
【0027】
この発泡飲料注出コック30を洗浄する場合には、図4に示す状態、すなわち、レバー部材32、コック本体31、弁棒組部品33の3部品に分解され、該弁棒組部品33をこれ以上の各パーツ部分(55,56,57,60)に分解しないでも済むようにし、洗浄を容易に行なえるようにしている。
【0028】
図1,図2から明らかなように、本実施形態の発泡飲料注出コック30では、泡が入り込む隙間部分の多い弾性部材57は、コック本体31の端の部分に設けられ、後述するように、この弾性部材57の配設箇所には、ジョッキに注ぐ泡や液体が流れない構造となっている。
【0029】
この図1,図2に示す状態、すなわち、レバー部材32の中立位置の状態で、弾性部材57の弾発力によってスライダ55はその環状シール部材63が第2弁体73に開口する細孔75を閉塞している。そして、弁部材60の頭部(第1弁体70)のシール部材71は、ビール供給管34からのビールの液圧を受けて、弁座37に押圧されており、ビール供給管34と液体通路38とは遮断されている。
【0030】
発泡飲料注出コック30の要部における寸法位置としては、細孔75の弁体64側における開口75aの位置、すなわちシール部材63の配設位置が、コック本体31に刻設された環状溝46の位置に重なるようになっている。更に、空気孔49a,49bは、丁度、弁部材60の大径部72の外周に刻設された環状溝78と整合する位置となっており、弁部材60がこの位置より右動または左動したとき空気孔49a,49bと環状溝78の連通は遮断されるようになっている。また、環状溝46と泡注出ノズル44の通孔45とは、前記シール部材63の略円錐形状を呈して大径部72側に拡開する開放面の延長線と環状溝46の内周面との接点から通孔45の内面までの長さだけずらしてある。
【0031】
【実施例の作用】
次に、前述した構成の発泡飲料注出コックの作用について説明する。
【0032】
前述したように、レバー部材32が中立位置のとき(図1の位置)は、ビールも泡も注出されない状態となっている。すなわち、レバー部材32の操作前は、ビールの液圧により、第1弁体70のシール部材71が弁座37に弾圧されて着座しており、ビール供給路34からコック本体31内の液体通路38へのビールの供給は遮断されている。また、スライダ55は、弾性部材57により弁部材60方向に付勢されているため、スライダ55の右端面に設けられているシール部材63は、第2弁体73に押圧されており、このため細孔75の開口75aは閉塞されている。このため、液体注出ノズル43へのビールの供給と、泡注出ノズル44への泡の供給は、遮断状態となっている。
【0033】
このレバー部材32の中立位置状態にあっては、弁部材60の大径部72外周に刻設されている環状溝78がコック本体31に穿設されている空気孔49a,49bに合致する位置となっているため、外気が液体注出ノズル43に導入される。これにより、前回のビール注出操作によって液体注出ノズル43の内表面に残留していたビールは、導入空気により容易に落下し、排出される。
【0034】
ビールをジョッキに注出する場合には、図5に示すように、レバー部材32を図5において左側に傾倒する。これにより、図6の要部拡大図に示すように、スライダ55は弁部材60と一体になってビール供給管34方向に移動し、第1弁体70は弁座37から離座する。このため、ビール供給管34からビールが液体通路38内に流入し、液体注出ノズル43に入り、図示しないジョッキにビールが注出される。
【0035】
この状態、すなわち弁部材60の大径部72が弁座37方向にスライドした状態では、環状溝78と空気孔49a,49bとの連通は遮断された状態となる。このため、外部空気が空気孔49a,49bを介して液体注出ノズル43に導入されることはなく、ビール注出時における空気混入に起因する発泡過多が防止される。
【0036】
ビール注出を停止するためにレバー部材32を元の中立位置に戻すと、図1の状態となり、環状溝78と空気孔49a,49bとが合致する位置になる。これにより、外気が液体注出ノズル43内に導入され、液体注出ノズル43内に残留したビールが容易にノズル外に排出される。
【0037】
次に、泡をジョッキ内に注出するため、図7に示すように、レバー部材32を図7において右側に傾倒する。これにより、図8の要部拡大図に示すように、スライダ55は、弾性部材57の弾力に抗して、左方向へ移動する。このとき、第1弁体70はビールの液圧によって弁座37に押圧されており、弁部材60はこれ以上左動しない位置となっている。すなわち、レバー部材32を右側に傾倒した場合、スライダ55が左動してシール部材63が第2弁体73から離座し、細孔75の開口75aが開かれる。
【0038】
これにより、ビール供給管34のビールは、第1弁体70の頭部端面に開口する通孔74内に入り、細孔75から噴出する。細孔75は、オリフィス状に充分小さな内径に設定してあり、ビールは勢い良く噴出して対向する弁座、すなわちシール部材63に衝突する。これにより、ビールは肌理の細かい泡となる。
【0039】
この泡は、他に行き場がないため環状溝46に沿って上から下に流下し、勢いが抑制される。そして、この泡は、泡注出ノズル44の通孔45内に入り、ジョッキに貯留されているビールの上面に後注ぎされる。環状溝46を流下する泡は、液体通路38内を密着して摺動するスライダ55によって弾性部材57から隔てられているため、弾性部材57の配設箇所が泡溜まりとなることがない。
【0040】
本実施形態では、細孔75から噴出しシール部材63に衝突するビールは、その激流が泡注出ノズル44に直接入って流下しないように、環状溝46の位置を、泡注出ノズル44における通孔45の位置から膨出部41側にずらして設けてあるため、ノズル44内に入る泡の勢いは更に弱められる。このため、泡注出ノズル44の長さが短くても、泡注出の際に泡が乱れることなく層流となってノズル44を流下する。
【0041】
泡の注出を閉止するためにレバー部材32を元の中立位置に戻すと、図1に示す状態になり、スライダ55は弾性部材57に弾圧されシール部材63が第2弁体73に押圧され、シール部材63が細孔75を閉塞する。泡の生成が停止された後は、環状溝46と泡注出ノズル44内の通孔45、すなわち泡の流路内に泡の一部が残留する。この残留する泡は少量であり、また泡の自重は小さく粘性が高いため、泡は環状溝46内および泡注出ノズル44の通孔45内にしばらく付着したままとなる。
【0042】
泡は、しばらくの間、泡の流路内に滞留した後、消滅し液化して滴下することになるが、前回の泡の注出で流路内に付着したまま残留する泡は、次回のジョッキに対して泡の状態では滴下することが無く、滴下してもそれは液化した状態となっている。ジョッキ内に液化した泡が滴下しても、ジョッキにビールを注出したあと泡が液化した少量のビールが滴下するだけであり、液が泡に変化する泡呼び現象が生じることは無く、所謂泡過多状態になることは無い。従って、次のビール液の注出までの待ち時間をとる必要がなく、泡注出操作を完了した後、直ちに次のジョッキにビールを注出することができる。また、コック本体31の環状溝46および泡注出ノズル44の通孔45の内表面に付着した飲料泡は、次の泡注出操作により生成された泡とともに注出されて入れ替わり、長時間泡が残存することがなく、このためビールが変質することもない。
【0043】
更に、上述したように、本実施形態の発泡飲料注出コック30では、泡をジョッキに注出するときの泡の流路内に、コイルバネからなる弾性部材57の配設箇所が臨むことがない構造になっている。このため、隙間が多数あるコイルバネに泡や泡が液化した飲料が多量に残留することがなくなるので、従来より更に一層衛生的となる。また、洗浄する場合には、雌ネジ部材35を外し、レバー部材32を外すことで、コック本体31内の弁棒組部品33を一体品として引き出すことができ、洗浄を容易に行なうことができる。
【0044】
【発明の効果】
以上に述べた如く、本発明に係る発泡飲料注出コックによれば、発泡飲料が弁座に衝突することで生成された泡を、コック本体に形成した環状溝を介して泡注出ノズルに流すよう構成したから、該ノズル内に入る泡の勢いは弱められ、泡過多を防止することができる。また、環状溝の位置を、泡注出ノズルにおける通孔の位置に対してずらして設けたので、ノズル内に入る泡の勢いは更に弱めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る発泡飲料注出コックのレバー中立位置状態における断面図である。
【図2】 図1の要部拡大図である。
【図3】 図1に示す発泡飲料注出コックの分解図である。
【図4】 図1に示す発泡飲料注出コックの弁棒組部品を組み立てた状態の分解図である。
【図5】 図1に示す発泡飲料注出コックのレバーを傾倒して液体注出位置にした断面図である。
【図6】 図5の要部拡大図である。
【図7】 図1に示す発泡飲料注出コックのレバーを傾倒して泡注出位置にした断面図である。
【図8】 図7の要部拡大図である。
【図9】 既出願に係る発泡飲料注出コックの断面図である。
【図10】 図9に示す発泡飲料注出コックの分解図である。
【符号の説明】
31 コック本体,32 レバー部材,38 液体通路,44 泡注出ノズル
46 環状溝,55 スライダ,56 密栓部材,57 弾性部材
60 弁部材,63 リング状シール部材(弁座)
70 第1弁体(液体注出用弁体),73 第2弁体(泡注出用弁体)
75 細孔,75a 開口,76 棒体[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an effervescent beverage pouring cock for pouring effervescent beverages such as beer, and more particularly to an effervescent beverage pouring cock that does not have a foam reservoir and has little sag after foam.
[0002]
[Prior art]
FIG. 9 is a sectional view of the sparkling beverage pouring cock proposed in Japanese Patent Application No. 2000-19102, and FIG. 10 is an exploded view thereof. This sparkling beverage pouring cock includes a
[0003]
The valve mechanism includes a slider 4, a
[0004]
When the valve stem 6 is assembled, it is inserted into the
[0005]
When the liquid is poured out from the
[0006]
At this time, the foam generated by colliding with the
[0007]
When the
[0008]
In recent years, a creamy foam with finer texture has been required for after-pouring, and since the foam in this state has a strong viscosity, it is necessary to discharge by natural fall due to external air introduced from the
[0009]
Therefore, measures are taken such as forming a
[0010]
Another conventional valve device is disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-318799. In this conventional valve device, the bubble opening / closing valve is provided in the hollow hole of the first movable rod, and the first movable rod is hollowed by opening the valve by tilting the operation lever clockwise. Pressurized beer liquid is allowed to flow into the thrust gap between the hole and the second movable rod, and the beer liquid is injected to the outer periphery of the first movable rod from the small-diameter hole of the ring-shaped concave groove provided in the first movable rod to generate foam. The foam is poured out from the foam outlet through the concave groove. At the time of this foam pouring, the ring-shaped concave groove provided with a small-diameter hole for injecting beer liquid is arranged at a position matching the foam pouring outlet, and the foam foamed and injected from the small-diameter hole is , Part of it becomes turbulent and flows down to the bubble pouring out vigorously. For this reason, the length of the foam extraction nozzle is lengthened similarly to the above-described conventional technique.
[0011]
[Problems to be solved by the invention]
The above-mentioned sparkling beverage pouring cock has a problem that the amount of foam remaining on the inner surface of the nozzle increases because the nozzle for pouring the foam is long, which causes a change in taste. This problem is not simply solved by shortening the foam dispensing nozzle, but simply shortening the foam dispensing nozzle will cause a strong turbulent flow of foam to be poured into the mug. It becomes a cause of excessive bubbles and a factor that hinders the production of high quality fine foam.
[0012]
In addition, conventional foamed beverage pouring cocks are frequently used when foam remains around an elastic member such as a coil spring, because the foam does not discharge for a long period of time and changes quality due to contact with the outside air. There is a problem that it has to be disassembled and cleaned, and it takes time and a pouring cock is difficult to disassemble.
[0013]
OBJECT OF THE INVENTION
In view of the problems inherent in the above-mentioned sparkling beverage dispensing cock, the present invention has been proposed to suitably solve this problem, and it is possible to suppress the turbulent flow during foam dispensing and to generate excessive foam. An object of the present invention is to provide a sparkling beverage pouring cock that is easy to disassemble and clean.
[0014]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems and achieve the intended purpose, the sparkling beverage dispensing cock according to the present invention is:
Provided on a slider that slides in close contact with the liquid passage in the cock body, a lever member that is connected to the slider and tilts to slide in the liquid passage, and one end surface of the slider. An elastic member disposed on the other end surface side of the slider so as to press the valve seat against the bubble extraction valve body arranged to face the end surface, and the bubble extraction valve body is introduced into the inside. A fine pore having an opening in the foam dispensing valve body, and the slider is slid to the other end face against the elasticity of the elastic member, and the valve seat is used for the foam dispensing. An annular groove engraved on the inner peripheral surface of the cock body so that the sparkling beverage flowing out from the opening released from the valve body collides with the valve seat and becomes a flow path of foam generated And a foam pouring nozzle communicating with the annular groove.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, the sparkling beverage pouring cock according to the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings by giving a preferred embodiment.
[0016]
FIG. 1 is a cross-sectional view of a sparkling beverage dispensing cock according to an embodiment of the present invention, FIG. 2 is an enlarged view of a main part thereof, and FIG. 3 is an exploded view thereof. The sparkling
[0017]
The
[0018]
Two nozzles are provided on the lower wall portion of the
[0019]
The
[0020]
The valve stem
[0021]
The
[0022]
The sealing
[0023]
The
[0024]
A bottomed through-
[0025]
As shown in FIG. 4, the
[0026]
Finally, the portion of the
[0027]
When this sparkling
[0028]
As apparent from FIGS. 1 and 2, in the sparkling
[0029]
In the state shown in FIGS. 1 and 2, that is, in the neutral position of the
[0030]
As a dimensional position in the main part of the sparkling
[0031]
[Effect of the embodiment]
Next, the operation of the sparkling beverage dispensing cock having the above-described configuration will be described.
[0032]
As described above, when the
[0033]
In the neutral position of the
[0034]
When pouring beer into a mug, as shown in FIG. 5, the
[0035]
In this state, that is, in the state where the
[0036]
When the
[0037]
Next, in order to pour the foam into the mug, the
[0038]
Thereby, the beer in the
[0039]
Since there is no other place for the bubbles, the bubbles flow down from the top along the
[0040]
In the present embodiment, the position of the
[0041]
When the
[0042]
The foam stays in the foam flow path for a while and then disappears and liquefies and drops, but the foam remaining in the flow path in the previous foam extraction is the next time. In the state of bubbles with respect to the mug, there is no dripping, and even when dripping, it is in a liquefied state. Even if the liquefied foam is dripped into the mug, only a small amount of beer with the foam liquefied is dropped after pouring the beer into the mug. There will be no excessive bubbles. Therefore, it is not necessary to take a waiting time until the next beer liquid is poured out, and beer can be poured into the next mug immediately after the foam pouring operation is completed. Also, the beverage foam adhering to the inner surface of the
[0043]
Furthermore, as described above, in the sparkling
[0044]
【The invention's effect】
As described above, according to the sparkling beverage dispensing cock according to the present invention, the foam generated by the impact of the sparkling beverage against the valve seat is transferred to the foam dispensing nozzle through the annular groove formed in the cock body. Since it is configured to flow, the momentum of the foam entering the nozzle is weakened, and excessive foam can be prevented. In addition, since the position of the annular groove is shifted from the position of the through hole in the foam dispensing nozzle, the momentum of the foam entering the nozzle can be further reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of a sparkling beverage dispensing cock according to an embodiment of the present invention in a lever neutral position state.
FIG. 2 is an enlarged view of a main part of FIG.
FIG. 3 is an exploded view of the sparkling beverage pouring cock shown in FIG.
4 is an exploded view of a state in which the valve stem assembly parts of the sparkling beverage pouring cock shown in FIG. 1 are assembled. FIG.
FIG. 5 is a cross-sectional view in which a lever of the sparkling beverage pouring cock shown in FIG. 1 is tilted to a liquid pouring position.
6 is an enlarged view of a main part of FIG.
7 is a cross-sectional view in which the lever of the sparkling beverage pouring cock shown in FIG. 1 is tilted to the foam pouring position. FIG.
FIG. 8 is an enlarged view of a main part of FIG.
FIG. 9 is a cross-sectional view of a sparkling beverage dispensing cock according to an existing application.
10 is an exploded view of the sparkling beverage dispensing cock shown in FIG. 9. FIG.
[Explanation of symbols]
31 Cock body, 32 lever member, 38 liquid passage, 44
70 1st valve element (liquid extraction valve element), 73 2nd valve element (foam extraction valve element)
75 pores, 75a openings, 76 rods
Claims (3)
ことを特徴とする発泡飲料注出コック。A slider (55) that slides in close contact with the liquid passage (38) in the cock body (31), and is connected to the slider (55) and tilted so that the slider (55) is moved to the liquid passage (38). ) And a valve seat (63) provided on one end face of the slider (55) on the foam dispensing valve element (73) disposed opposite the end face. An elastic member (57) disposed on the other end surface side of the slider (55) to be pressed, and a foamed beverage passage introduced into the foam dispensing valve element (73) serves as the foam dispensing A fine hole (75) having an opening (75a) in the valve body (73), and the slider (55) is slid to the other end surface side against the elasticity of the elastic member (57), and the valve seat (63 ) Becomes a flow path for the foam generated when the sparkling beverage that has flowed out of the opening (75a) opened from the foam dispensing valve body (73) collides with the valve seat (63). An annular groove carved in the inner peripheral surface of the cock body (31) A sparkling beverage pouring cock comprising: (46) and a foam pouring nozzle (44) communicating with the annular groove (46).
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