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JP4491853B2 - Chloroprene rubber latex adhesive composition for bonding sponges and jerseys - Google Patents

Chloroprene rubber latex adhesive composition for bonding sponges and jerseys Download PDF

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JP4491853B2 JP10498199A JP10498199A JP4491853B2 JP 4491853 B2 JP4491853 B2 JP 4491853B2 JP 10498199 A JP10498199 A JP 10498199A JP 10498199 A JP10498199 A JP 10498199A JP 4491853 B2 JP4491853 B2 JP 4491853B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、クロロプレンゴムラテックス接着剤組成物に関するものであり、更に詳しくは、スポンジとナイロン又はポリエステル等から作られるジャージとの接着に対し良好な接着性を発揮するクロロプレンゴムラテックス接着剤組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ウェットスーツ、サポーター等の製造において、各種スポンジとナイロン又はポリエステル等からなるジャージの接着が行われている。従来、これらの接着において、クロロプレンゴム等をベースとした溶剤系接着剤が用いられてきた。しかしながら、これらの接着剤に使用される有機溶剤の揮散が、作業者の健康障害、あるいは作業場の火災等を引き起こす原因となっており、このような心配のないラテックス系接着剤が切望されて来た。
【0003】
クロロプレン単量体の重合体及び/又はクロロプレン単量体とアクリル酸、メタクリル酸の如きカルボキシル基含有ビニル単量体との共重合体ラテックスを製造する方法、及びそれを用いた接着剤組成物については、特開昭61−12710号公報、特開昭62−257918号公報、特開平9−3423号公報などで知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のクロロプレンゴムテックス系接着剤では接着強度が不十分であるという問題があった。
【0005】
本発明は、上記した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、従来のクロロプレンゴムラテックス系接着剤では十分な接着強度が得られなかった各種スポンジとナイロン又はポリエステル等からなるジャージの接着を可能にするクロロプレンゴムラテックス接着剤組成物を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、このような背景の下、上記課題を解決するため鋭意検討した結果、本発明を完成させるに至った。即ち本発明は、クロロプレンゴムラテックス接着剤組成物の粘度(B型粘度計により、No.4ローター、60rpm、60秒、23℃の条件で測定された粘度)が1500〜9000mPa・Sであるスポンジ及びジャージ接着用クロロプレンゴムラテックス組成物である。そして、更に必要に応じて金属酸化物、エポキシ樹脂、ポリアジリジン化合物、ポリオキサゾリン化合物、ポリイソシアネート化合物から選ばれる少なくとも一種の化合物が配合されてなるスポンジ及びジャージ接着用クロロプレンゴムラテックス組成物に関するものである。
【0007】
以下、本発明について詳細に説明する。
【0008】
本発明のラテックスの重合方法としては、特に制限のあるものではなく、例えば、クロロプレン単量体とカルボキシル基含有ビニル単量体、及び必要に応じてその他の共重合可能なエチレン性不飽和単量体をラジカル乳化重合すればよい。乳化重合は、公知の方法に従って、水、単量体、乳化・分散剤、重合開始剤、連鎖移動剤等を乳化し、所定温度にて重合を行えばよい。各原料は、いずれも一括添加、逐次添加、分割添加してもよい。特に、クロロプレン単量体とカルボキシル基含有ビニル単量体との共重合体は、金属酸化物、エポキシ樹脂、ポリアジリジン化合物、ポリオキサゾリン化合物等によって架橋できるため、高い接着強度を発現させるのに有利である。共重合可能なカルボキシル基含有ビニル単量体としては、例えばアクリル酸、メタクリル酸、2−メタクリロイロキシエチルコハク酸、2−メタクリロイロキシエチルヘキサヒドロフタル酸、フマル酸、マレイン酸、クロトン酸等の不飽和脂肪酸等が挙げられるが、これらの内、クロロプレン単量体との共重合性の点から、メタクリル酸が好適である。クロロプレン単量体100重量部に対してメタクリル酸0.1〜15重量部が好適であるが、0.1重量部では十分な接着強度が得られず、15重量部を越えるとラテックスの安定性が低下するため、0.5〜7重量部が最も好ましい。カルボキシル基含有ビニル単量体を0.1〜15重量部用いることで金属酸化物、エポキシ樹脂、ポリアジリジン化合物、ポリオキサゾリン化合物等との架橋により高い接着力が得られる。また、カルボキシル基含有ビニル単量体を共重合しない場合には、ポリイソシアネート化合物等による架橋が可能であり、これにより接着強度を高めることができる。
【0009】
また、必要に応じて共重合可能なエチレン性不飽和単量体として、例えば、エチレン、メタクリル酸メチル、アクリロニトリル、2,3−ジクロロブタジエン、1−クロロブタジエン等の通常クロロプレンの共重合に用いられる単量体が30重量部以下の量で適宜用いられる。
【0010】
重合に使用する乳化・分散剤としては、特に限定するものではなく、カルボン酸型、スルホン酸型、硫酸エステル型のアニオン型乳化剤、ノニオン型乳化剤が用いられ、例えば、不均化ロジン酸のアルカリ金属塩、不均化ロジン酸のアンモニウム塩、不均化ロジン酸のアミン塩、アルキルスルホン酸のアルカリ金属塩、アルキルスルホン酸のアミン塩、アルキルスルホン酸のアンモニウム塩、アルキル硫酸エステルのアルカリ金属塩、アルキル硫酸エステルのアンモニウム塩、アルキル硫酸エステルのアミン塩、アルキルアリールスルホン酸のアルカリ金属塩、アルキルアリールスルホン酸のアンモニウム塩、アルキルアリールスルホン酸のアミン塩、アルキルアリール硫酸エステルのアルカリ金属塩、アルキルアリール硫酸エステルのアンモニム塩、アルキルアリール硫酸エステルのアミン塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸エステルのアルカリ金属塩、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル硫酸エステルのアンモニウム塩、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル硫酸エステルのアミン塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステルのアルカリ金属塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステルのアンモニウム塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステルのアミン塩、ナフタリンスルホン酸ナトリウムとホルムアルデヒドとの縮合物、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェノール、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアシルエステル、ポリビニルアルコール等である。クロロプレン単量体とカルボキシル基含有ビニル単量体との共重合体の場合には、アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸のアルカリ金属塩及びトリエタノールアミン塩、ドデシルベンゼンスルホン酸のアルカリ金属塩及びトリエタノールアミン塩、ラウリル硫酸のアルカリ金属塩及びトリエタノールアミン塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルスルホン酸のアルカリ金属塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルスルホン酸のアルカリ金属塩、ポリビニルアルコール等が酸性下での乳化重合において好適に用いられる。使用量としては、重合時の安定性、及び接着剤組成物とした場合の接着性能を考慮すると、単量体100重量部に対して0.5〜10重量部が好ましい。
【0011】
重合開始剤としては、公知のフリーラジカル生成物質、例えば、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム等の過硫酸化物、過酸化水素、t−ブチルヒドロパーオキサイド等の無機又は有機過酸化物を用いることができる。また、これらは単独又は還元性物質、例えば、ハイドロサルファイト、チオ硫酸塩、チオ亜硫酸塩、硫酸第一鉄、アスコルビン酸、有機アミン等とのレドックス系で用いてもよい。
【0012】
重合可能な温度としては0〜80℃の範囲で行うことができ、好ましくは10〜50℃の範囲である。
【0013】
連鎖移動剤としては、アルキルメルカプタン、ハロゲン化炭化水素、ジアルキルキサントゲンジスルフィド、テトラアルキルチウラムジスルフィド、α−メチルスチレンダイマー、1,1−ジフェニルエチレン及びイオウ等の分子量調節剤があげられる。その使用量は0.1〜3重量部が好ましく、0.3〜1重量部がさらに好ましい。
【0014】
重合終了時期は、特に限定するものではないが、単量体の転化率が60〜100%まで重合を行うことが好ましく、95〜100%まで重合を行うことが更に好ましい。単量体が残存する場合は、モノマーストリップ等により単量体を除去すれば良い。
【0015】
重合停止剤としては、通常用いられる停止剤、例えば2,6−t−ブチル−4−メチルフェノール等のヒンダードフェノール系化合物、フェノチアジン、ヒドロキシルアミン等が使用できる。これらの停止剤は、有機溶剤及び/又はクロロプレン単量体に溶解したものを直接添加するか、水に乳化したものを添加すれば良く、添加は所定転化率に到達した時点で添加すればよい。
【0016】
本発明によって得られた接着剤用ラテックスは、単独でも接着剤として用いることができるが、各種スポンジとナイロン又はポリエステル等からなるジャージの接着には、接着剤組成物の粘度がキーポイントである。即ち、接着剤組成物の粘度(B型粘度計により、No.4ローター、60rpm、60秒、23℃の条件で測定された粘度)は、1500〜9000mPa・Sである。1500mPa・Sより低い場合には十分な接着性が得られず、9000mPa・Sを越えると作業性が劣る。接着剤組成物の粘度は、各種増粘剤の配合により所望の粘度に調整できる。例えば、ポリアルキレンオキサイド、ポリビニルアルコール、疎水化セルロース、会合型ノニオン界面活性剤等の水溶性ポリマー、及びカルボキシル基含有ポリマーから構成されるアルカリ可溶型の増粘剤、ヘクトライト等のシリケート化合物等の使用が可能である。
【0017】
クロロプレンゴムは、結晶性を有するポリマーであり、結晶性は、重合温度が低いほど、及び/又はコモノマー量が少ないほど高くなる。従って、結晶性の高いクロロプレンゴムラテックスから得られる接着剤組成物は、常温では何ら架橋剤を必要とすることなく、十分な接着強度を発現する反面、接着後の素材の風合いが劣る場合がある。一方、結晶性の低いクロロプレンゴムラテックスから得られる接着剤組成物は、十分な接着強度を発現させるために、何らかの架橋剤を添加するのが好ましい。使用されるクロロプレンゴムが、カルボキシル基含有ビニル単量体との共重合体の場合には、金属酸化物、エポキシ樹脂、ポリアジリジン化合物、ポリオキサゾリン化合物が架橋剤として使用できるが、カルボキシル基と反応する多官能性化合物であれば何ら制限はない。
【0018】
本発明における金属酸化物とは、第II族〜第III族の金属陽イオンの酸化物であり酸化マグネシウム、酸化カルシウム、酸化亜鉛等が挙げられる。これらの金属酸化物は、クロロプレンゴム重合体100重量部に対し0.1〜5重量部を用いる。この範囲内においては、粘着性が充分確保でき、接着性能を一段と向上できる。添加方法としては、乳化分散したエマルジョンの形態で添加する方法が好ましい。
【0019】
本発明におけるエポキシ樹脂は、クロロプレンゴムラテックスに均一に混合できる化合物であれば用いることができるが、エマルジョン型、自己乳化型、又は水溶性のエポキシ樹脂が好ましい。エポキシ樹脂の添加量は、架橋剤としての機能を発揮できる範囲内で特に制限はないが、クロロプレンゴム重合体100重量部に対して0.1〜20重量部が好ましい。また、適宜、促進剤を配合しても良く、例えば、N,N’−ジメチルピペラジン、2−(ジメチルアミノメチル)フェノール、ベンジルジメチルアミン、トリスジメチルアミノメチルフェノール、N,N,N’,N’−テトラメチル−1,6−ヘキサンジアミン、トリエタノールアミン、ジメチルエタノールアミン等の三級アミン化合物、2−メチルイミダゾール、2−エチルイミダゾール、2−エチル−4−メチルイミダゾール、2−ヘプタデシルイミダゾール、2−ヘプタデシルイミダゾール等のイミダゾール化合物、ジエチレントリアミン、トリエチレントリアミン、m−フェニレンジアミン、2,5−ジメチル−2,5−ヘキサメチレンジアミン、メンセンジアミン、ジシアンジアミド、カルボン酸ジヒドラジド、メタキシリレンジアミン等のポリアミン化合物、ポリアミノアミド(ポリアミド樹脂)等の変性ポリアミン化合物、ケチミン等が使用できる。これらの促進剤は、エポキシ樹脂100重量部に対して0〜100重量部を添加する。促進剤の添加量により、所望の架橋速度に調整できるが、100重量部を越えると、ラテックスの安定性、及び接着剤組成物における接着性能の低下を招く恐れがある。
【0020】
本発明におけるポリアジリジン化合物は、クロロプレンゴムラテックスに均一に混合できる化合物であれば用いることができるが、エマルジョン型、又は水溶性のポリアジリジン化合物が好ましい。ポリアジリジン化合物の添加量は、架橋剤としての機能を発揮できる範囲内で特に制限はないが、クロロプレンゴム重合体100重量部に対して、ポリアジリジン化合物は0.1〜10重量部が好ましい。
【0021】
本発明におけるポリオキサゾリン化合物は、クロロプレンゴムラテックスに均一に混合できる化合物であれば用いることができるが、エマルジョン型、又は水溶性のポリオキサゾリン化合物が好ましい。ポリオキサゾリン化合物の添加量は、架橋剤としての機能を発揮できる範囲内で特に制限はないが、クロロプレンゴム重合体100重量部に対して、ポリオキサゾリン化合物は0.1〜10重量部が好ましい。
【0022】
また、使用されるクロロプレンゴムがカルボキシル基含有ビニル単量体との共重合体でない場合には、ポリイソシアネート化合物が架橋剤として使用できるが、クロロプレンゴム中の活性水素と反応する多官能性化合物であれば何ら制限はない。ポリイソシアネート化合物としては、クロロプレンゴムラテックスに均一に混合できる化合物であれば用いることができる。硬化剤としての機能を発揮できる範囲内で特に制限はないが、クロロプレンゴム重合体100重量部に対して、ポリイソシアネート化合物は0.1〜10重量部が好ましい。勿論、上記ポリイソシアネート化合物は、クロロプレンゴムがカルボキシル基含有ビニル単量体との共重合体である場合にも、架橋剤として使用可能である。
【0023】
接着剤組成物に含まれるクロロプレンゴムの分子量については特に制限はないが、分子量が低すぎる場合は十分な接着強度が得られない。具体的には、接着剤組成物に含まれるクロロプレンゴムをクロロホルムに10wt%濃度になるように溶解した際に、クロロホルム不溶部が存在せず、その溶液粘度が100mPa・S以上であることが好ましく、クロロホルムに可溶であれば特に上限はない。また、クロロホルムに不溶であっても、クロロプレンゴムラテックスを製造する際に、前述の連鎖移動剤の何れかを用いて重合したものであれば特に問題はない。
【0024】
このように、本発明のクロロプレンゴムラテックス接着剤組成物は、粘度(B型粘度計により、No.4ローター、60rpm、60秒、23℃の条件で測定された粘度)が1500〜9000mPa・Sに調整され、適宜、金属酸化物、エポキシ樹脂、ポリアジリジン化合物、ポリオキサゾリン化合物、ポリイソシアネート化合物等の架橋剤が配合されてなる接着剤組成物である。こうして得られた接着剤組成物は、ロールコーター、刷毛、スプレー等によりスポンジに塗布した後、ジャージをのせ、常温〜150℃で1分〜数時間乾燥させて使用されるが、塗布方法、塗布量、乾燥条件に特に制限はない。また、必要に応じて、ロジンエステル、テルペンフェノール、石油樹脂、クマロン樹脂等の粘着付与樹脂、老化防止剤、防腐剤、凍結防止剤、造膜助剤、可塑剤、pH調整剤等を適宜配合しても良い。
【0025】
以上の構成からなる本発明の接着剤組成物は、従来のラテックス系接着剤では満足な接着強度が得られなかった、スポンジとジャージの接着を可能にするものである。
【0026】
【実施例】
以下、本発明を実施例によって具体的に説明するが、これらの実施例のみに限定されるものではない。なお、実施例において得られたクロロプレンゴムラテックス中のクロロプレンゴムをクロロホルムに10wt%濃度になるように溶解した際の溶液の溶液粘度、クロロプレンゴムラテックス中のクロロプレンゴムのゲル分、接着剤組成物の粘度、配合安定性及び機械安定性、常温剥離強度、耐水剥離強度は、以下の方法で測定及び評価した。
【0027】
<クロロホルムに10wt%濃度溶解させた溶液粘度>
クロロプレンゴムラテックスを凍結乾燥して得られた試料20gとクロロホルム180gを225ccのマヨネーズ瓶に秤量、密閉し、これをボールミル上で23℃×24hr転がすことにより10wt%溶液を調整した。恒温槽中で更に23℃×1hr静置後、JIS−K−7117(1998年)に従ってB型粘度計を用いて溶液粘度を測定した。(重合例1〜6)
<クロロプレンゴム中のゲル分>
クロロプレンゴムラテックスを凍結乾燥して得られた試料2gとクロロホルム198gを225ccのマヨネーズ瓶に秤量、密閉し、これをボールミル上で23℃×24hr転がすことにより1wt%溶液を調整した。該溶液を100メッシュの金網で濾過した後の濾物を乾燥(105℃×2hr)することによりクロロプレンゴムのゲル分を算出した。ゲル分(wt%)=濾物の乾燥物(g)/2(g)×100。
【0028】
<接着剤組成物の粘度>
実施例に示した手順により配合した接着剤組成物を、恒温槽中で23℃×1hr静置後、B型粘度計を用いて、No.4ローター、60rpm、60秒、23℃の条件でラテックス粘度を測定した。
【0029】
<配合安定性>
実施例に示した手順により接着剤組成物を作製した際の、ゴム析出の有無を目視により確認した。結果は以下のように○、×で示した。
【0030】
○;ゴムの析出が認められない、×;ゴムの析出が認められる
<機械安定性>
接着剤組成物の機械安定性をマーロン試験法(JIS K−6387:1998年)を用いて、ゴム凝集率(wt%)として測定、評価した。
【0031】
<常温剥離強度>
クロロプレンゴム製のスポンジ(150mm×100mm×5mm)の片面に接着剤組成物を約90g/m2(wet)塗布後、超撥水性ナイロンジャージ(150mm×100mm)を皺が生じないようにのせ、80℃のオーブン中で5分間乾燥した。恒温室において23℃×1hr養生後、及び7日間養生後、25mm×150mmの裁断機で打ち抜き、試験片を作製した。試験片を23℃、引張り速度50mm/minの条件でテンシロン型引張り試験機を用いて180゜剥離強度を測定した。
【0032】
<耐水剥離強度>
常態剥離強度測定と同様にして作製した試験片(接着、乾燥した試験片を恒温室にて23℃×7日間養生したもの)を、純水中に3日間浸漬した後、試験片を23℃、引張り速度50mm/minの条件でテンシロン型引張り試験機を用いて180゜剥離強度を測定した。
【0033】
<耐トルエン性>
常態剥離強度測定と同様にして作製した試験片(接着、乾燥した試験片を恒温室にて23℃×7日間養生したもの)を、トルエン中に10秒間浸漬した後、試験片を23℃、引張り速度50mm/minの条件でテンシロン型引張り試験機を用いて180゜剥離強度を測定した。
【0034】
重合例1
クロロプレン単量体98.5重量部、メタクリル酸1.5重量部、n−ドデシルメルカプタン0.3重量部、アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウム(ペレックスSSH(商標)花王)5重量部、ナフタレンスルホン酸ナトリウムとホルムアルデヒドとの縮合物(デモールN(商標)花王)0.5重量部、ハイドロサルファイトナトリウム0.01重量部、トリエタノールアミン0.2重量部及び純水85重量部を攪拌機付き10 lオートクレーブ中に8割容量仕込み、12℃、窒素雰囲気中、0.35wt%過硫酸カリウム水溶液を連続的に添加した、転化率99.3%で重合停止剤として2,6−t−ブチル−4−メチルフェノール0.05重量部を加えてクロロプレンゴムラテックスAを得た。また、得られたラテックスに含まれるクロロプレンゴムの性状は、ゲル分=0wt%、クロロホルムに10wt%になるように溶解させた溶液の粘度は2600mPa・S(B型粘度計(No.3ローター、12rpm、25℃、60sec.)測定)であった。
【0035】
重合例2
クロロプレン単量体80重量部、2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエン単量体20重量部、n−ドデシルメルカプタン0.3重量部、アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウム(ペレックスSSH(商標)花王)5重量部、ナフタレンスルホン酸ナトリウムとホルムアルデヒドとの縮合物(デモールN(商標)花王)0.5重量部、ハイドロサルファイトナトリウム0.01重量部、トリエタノールアミン0.2重量部及び純水85重量部を攪拌機付き10 lオートクレーブ中に8割容量仕込み、12℃、窒素雰囲気中、0.35wt%過硫酸カリウム水溶液を連続的に添加した、転化率99.3%で重合停止剤として2,6−t−ブチル−4−メチルフェノール0.05重量部を加えてクロロプレンゴムラテックスBを得た。また、得られたラテックス中に含まれるクロロプレンゴムの性状はゲル分=0wt%、クロロホルムに10wt%になるように溶解させた溶液の粘度は1760mPa・S(B型粘度計(No.3ローター、12rpm、25℃、60sec.)測定)であった。
【0036】
重合例3
クロロプレン単量体98.5重量部、メタクリル酸1.5重量部、n−ドデシルメルカプタン0.4重量部、アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウム(ペレックスSSH(商標)花王)6重量部、ナフタレンスルホン酸ナトリウムとホルムアルデヒドとの縮合物(デモールN(商標)花王)0.7重量部、ハイドロサルファイトナトリウム0.01重量部、トリエタノールアミン0.2重量部及び純水85重量部を攪拌機付き10 lオートクレーブ中に8割容量仕込み、40℃、窒素雰囲気中、0.35wt%過硫酸カリウム水溶液を連続的に添加した、転化率99.1%で重合停止剤として2,6−t−ブチル−4−メチルフェノール0.05重量部を加えてクロロプレンゴムラテックスCを得た。また、得られたラテックス中に含まれるクロロプレンゴムの性状はゲル分=0wt%、クロロホルムに10wt%になるように溶解させた溶液の粘度は5740mPa・S(B型粘度計(No.3ローター、12rpm、25℃、60sec.)測定)であった。
【0037】
重合例4
クロロプレン単量体98.5重量部、メタクリル酸1.5重量部、n−ドデシルメルカプタン0.6重量部、アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウム(ペレックスSSH(商標)花王)5重量部、ナフタレンスルホン酸ナトリウムとホルムアルデヒドとの縮合物(デモールN(商標)花王)0.5重量部、ハイドロサルファイトナトリウム0.01重量部、トリエタノールアミン0.2重量部及び純水85重量部を攪拌機付き10 lオートクレーブ中に8割容量仕込み、12℃、窒素雰囲気中、0.35wt%過硫酸カリウム水溶液を連続的に添加した、転化率99.1%で重合停止剤として2,6−t−ブチル−4−メチルフェノール0.05重量部を加えてクロロプレンゴムラテックスDを得た。また、得られたラテックス中に含まれるクロロプレンゴムの性状はゲル分=0wt%、クロロホルムに10wt%になるように溶解させた溶液の粘度は290mPa・S(B型粘度計(No.3ローター、12rpm、25℃、60sec.)測定)であった。
重合例5
クロロプレン単量体100重量部、ジイソプロピルキサントゲンジスルフィド0.19重量部、ロジン酸カリウム(ロンジスK25T、荒川化学製)5重量部、ナフタレンスルホン酸ナトリウムとホルムアルデヒドとの縮合物(デモールN(商標)花王)0.74重量部、水酸化ナトリウム0.55重量部、ハイドロサルファイトナトリウム0.01重量部、及び純水84重量部を攪拌機付き10 lオートクレーブ中に8割容量仕込み、40℃、窒素雰囲気中、0.35wt%過硫酸カリウム水溶液を連続的に添加した、固形分(ラテックス約2gを精秤し、170℃×20分乾燥後の重量を測定することにより算出した)が54wt%を越えた時点で、更に40℃×2hrの熟成を行い、ラテックスEを得た。また、得られたラテックス中に含まれるクロロプレンゴムの性状はゲル分=95wt%であった。
【0038】
重合例6
クロロプレン単量体90重量部、2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエン8.5重量部、メタクリル酸1.5重量部、n−ドデシルメルカプタン0.45重量部、アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウム(ペレックスSSH(商標)花王)5重量部、ナフタレンスルホン酸ナトリウムとホルムアルデヒドとの縮合物(デモールN(商標)花王)0.5重量部、ハイドロサルファイトナトリウム0.01重量部、トリエタノールアミン0.2重量部及び純水85重量部を攪拌機付き10 lオートクレーブ中に8割容量仕込み、40℃、窒素雰囲気中、0.15wt%過硫酸カリウム水溶液を連続的に添加した、転化率99.1%で重合停止剤として2,6−t−ブチル−4−メチルフェノール0.05重量部を加えてクロロプレンゴムラテックスFを得た。また、得られたラテックスに含まれるクロロプレンゴムの性状はゲル分=0wt%、クロロホルムに10wt%になるように溶解させた溶液の粘度は1500mPa・S(B型粘度計(No.3ローター、12rpm、25℃、60sec.)測定)であった。
【0039】
実施例1
重合例1で得られたラテックスAを100重量部とエポキシ樹脂エマルジョンEA−10(日本NSC製、有効成分60wt%)10重量部、及び三級アミンMR(東ソー製、N,N,N’,N’テトラメチル−1,6−ヘキサンジアミン)0.5重量部、更に粘度調節剤3.50重量部(会合性ノニオン界面活性剤、UH−420(有効成分30wt%、旭電化製)を有効成分10wt%に水希したもの)を、ホモミキサーを用いて均一に混合し、接着剤組成物を作製した。この接着剤組成物の粘度は4400mPa・Sであった。
【0040】
作製した接着剤組成物の評価結果を表1に示した。表1より、配合安定性、機械安定性、常温剥離強度、耐水剥離強度において十分な性能であることが明らかである。
【0041】
【表1】

Figure 0004491853
【0042】
実施例2
重合例1で得られたラテックスAを100重量部とポリアジリジン化合物ケミタイトPZ−33(日本触媒製、有効成分>99wt%)0.5重量部及び粘度調節剤3.50重量部(会合性ノニオン界面活性剤、UH−420(有効成分30wt%、旭電化製)を有効成分10wt%に水希釈したもの)をホモミキサーを用いて均一に混合し、接着剤組成物を作製した。この接着剤組成物の粘度は4200mPa・Sであった。
【0043】
作製した接着剤組成物の評価結果を表1に示した。表1より、配合安定性、機械安定性、常温剥離強度、耐水剥離強度において十分な性能を示すことが明らかである。
【0044】
実施例3
重合例2で得られたラテックスBを100重量部と水分散型ポリイソシアネートSBU−0772(住友バイエルウレタン製、固形分100wt%)0.5重量部及び粘度調節剤(会合性ノニオン界面活性剤、PU−85(固形分25wt%、BASF製)を有効成分10wt%に水希釈したもの)3.70重量部、をホモミキサーを用いて均一に混合し、接着剤組成物を作製した。この接着剤組成物の粘度は5300mPa・Sであった。
【0045】
作製した接着剤組成物の評価結果を表1に示した。表1より、配合安定性、機械安定性、常温剥離強度、耐水剥離強度において十分な性能を示すことが明らかである。
【0046】
実施例4
重合例3で得られたラテックスCを100重量部と酸化亜鉛エマルジョンAZ−SW(大崎工業製、有効成分50wt%)0.5重量部、及び粘度調節剤(会合性ノニオン界面活性剤、UH−420(有効成分30wt%、旭電化製)を有効成分10wt%に水希釈したもの)2.95重量部を、ホモミキサーを用いて均一に混合し、接着剤組成物を作製した。この接着剤組成物の粘度は1500mPa・Sであった。
【0047】
作製した接着剤組成物の評価結果を表1に示した。表1より、配合安定性、機械安定性、常温剥離強度、耐水剥離強度において十分な性能であることが明らかである。
【0048】
実施例5
重合例3で得られたラテックスCを100重量部と酸化亜鉛エマルジョンAZ−SW(大崎工業製、有効成分50wt%)0.5重量部、及び粘度調節剤(会合性ノニオン界面活性剤、UH−420(有効成分30wt%、旭電化製)を有効成分10wt%に水希釈したもの)4.30重量部を、ホモミキサーを用いて均一に混合し、接着剤組成物を作製した。この接着剤組成物の粘度は8700mPa・Sであった。
【0049】
作製した接着剤組成物の評価結果を表1に示した。表1より、配合安定性、機械安定性、常温剥離強度、耐水剥離強度において十分な性能であることが明らかである。
【0050】
実施例6
重合例3で得られたラテックスCを100重量部とポリオキサゾリン化合物エポクロスWS−500(日本触媒製、有効成分40wt%)1.5重量部、及び粘度調節剤(会合性ノニオン界面活性剤、UH−420(有効成分30wt%、旭電化製)を有効成分10wt%に水希釈したもの)3.10重量部を、ホモミキサーを用いて均一に混合し、接着剤組成物を作製した。この接着剤組成物の粘度は4900mPa・Sであった。
【0051】
作製した接着剤組成物の評価結果を表1に示した。表1より、配合安定性、機械安定性、常温剥離強度、耐水剥離強度において十分な性能であることが明らかである
実施例7
重合例4で得られたラテックスDを100重量部と酸化亜鉛エマルジョンAZ−SW(大崎工業製、有効成分50wt%)0.5重量部、及び粘度調節剤(会合性ノニオン界面活性剤、UH−420(有効成分30wt%、旭電化製)を有効成分10wt%に水希釈したもの)3.78重量部を、ホモミキサーを用いて均一に混合し、接着剤組成物を作製した。この接着剤組成物の粘度は4900mPa・Sであった。
【0052】
作製した接着剤組成物の評価結果を表1に示した。表1より、配合安定性、機械安定性、常温剥離強度、耐水剥離強度において十分な性能であることが明らかである。
【0053】
実施例8
重合例5で得られたラテックスEを100重量部と水分散型ポリイソシアネートSBU−0772(住友バイエルウレタン製、固形分100wt%)0.5重量部及び粘度調節剤ASE−95NP(ロームアンドハース製、固形分18wt%)1.5重量部を、ホモミキサーを用いて均一に混合し、接着剤組成物を作製した。この接着剤組成物の粘度は4500mPa・Sであった。
【0054】
作製した接着剤組成物の評価結果を表2に示した。表2より、配合安定性、機械安定性、常温剥離強度、耐水剥離強度において十分な性能であることが明らかである。
【0055】
【表2】
Figure 0004491853
【0056】
実施例9
重合例6で得られたラテックスFを100重量部と酸化亜鉛エマルジョンAZ−SW(大崎工業製、有効成分50wt%)1.0重量部、粘度調節剤(PEO−1(住友精化工業製)の10wt%水溶液)3.0重量部及び、水分散型ポリイソシアネートAQ−100(日本ポリウレタン工業製、固形分100wt%)5.0重量部を、ホモミキサーを用いて均一に混合し、接着剤組成物を作製した。この接着剤組成物の粘度は1700mPa・Sであった。
【0057】
作製した接着剤組成物の評価結果を表2に示した。表2より、配合安定性、機械安定性、常温剥離強度、耐水剥離強度において十分な性能であることが明らかである。また、耐トルエン性についても、比較例と比べて良好であることが明らかである。
【0058】
実施例10
重合例6で得られたラテックスFを100重量部と酸化亜鉛エマルジョンAZ−SW(大崎工業製、有効成分50wt%)1.0重量部、粘度調節剤(PEO−1(住友精化工業製)の10wt%水溶液)1.2重量部及び、水分散型ポリイソシアネートWC−300(日本ポリウレタン工業製、固形分100wt%)5.0重量部を、ホモミキサーを用いて均一に混合し、接着剤組成物を作製した。この接着剤組成物の粘度は2600mPa・Sであった。
【0059】
作製した接着剤組成物の評価結果を表2に示した。表2より、配合安定性、機械安定性、常温剥離強度、耐水剥離強度において十分な性能であることが明らかである。更に、耐トルエン性についても良好であることが明らかである。
【0060】
実施例11
重合例6で得られたラテックスFを100重量部と酸化亜鉛エマルジョンAZ−SW(大崎工業製、有効成分50wt%)1.0重量部、2,4−トルエンジイソシアネート二量体コロネート4571(日本ポリウレタン工業製、固形分100wt%)5.0重量部、及び粘度調節剤(PEO−1(住友精化工業製)の10wt%水溶液)1.5重量部を、ホモミキサーを用いて均一に混合し、接着剤組成物を作製した。この接着剤組成物の粘度は3700mPa・Sであった。
【0061】
作製した接着剤組成物の評価結果を表2に示した。表2より、配合安定性、機械安定性、常温剥離強度、耐水剥離強度において十分な性能であることが明らかである。更に、耐トルエン性についても良好であることが明らかである。
【0062】
実施例12
重合例6で得られたラテックスFを100重量部とトリエタノールアミン50wt%水溶液0.8重量部、2,4−トルエンジイソシアネート二量体コロネート4571(日本ポリウレタン工業製、固形分100wt%)5.0重量部、及び粘度調節剤(会合性ノニオン界面活性剤、UH−472(有効成分30wt%、旭電化製)を有効成分10wt%に水希釈したもの)3.0重量部を、ホモミキサーを用いて均一に混合し、接着剤組成物を作製した。この接着剤組成物の粘度は3000mPa・Sであった。
【0063】
作製した接着剤組成物の評価結果を表2に示した。表2より、配合安定性、機械安定性、常温剥離強度、耐水剥離強度において十分な性能であることが明らかである。更に、耐トルエン性についても良好であることが明らかである。
【0064】
実施例13
重合例6で得られたラテックスFを100重量部と1,2−ジメチルイミダゾール50wt%水溶液1.6重量部、2,4−トルエンジイソシアネート二量体コロネート4571(日本ポリウレタン工業製、固形分100wt%)5.0重量部、及び粘度調節剤(会合性ノニオン界面活性剤、UH−472(有効成分30wt%、旭電化製)を有効成分10wt%に水希釈したもの)2.0重量部を、ホモミキサーを用いて均一に混合し、接着剤組成物を作製した。この接着剤組成物の粘度は2700mPa・Sであった。
【0065】
作製した接着剤組成物の評価結果を表2に示した。表2より、配合安定性、機械安定性、常温剥離強度、耐水剥離強度において十分な性能であることが明らかである。更に、耐トルエン性についても良好であることが明らかである。
【0066】
比較例1
重合例3で得られたラテックスCを100重量部と酸化亜鉛エマルジョンAZ−SW(大崎工業製、有効成分50wt%)0.5重量部、及び粘度調節剤UH−472(旭電化製、会合性ノニオン界面活性剤、有効成分30wt%)4.2重量部を、ホモミキサーを用いて均一に混合し、接着剤組成物を作製した。
【0067】
接着剤組成物の粘度は980mPa・Sであった。
【0068】
作製した接着剤組成物の評価結果を表2に示した。表2より、配合安定性、機械安定性は優れるものの、常温剥離強度、耐水剥離強度において実用上不十分であることが明らかである。
【0069】
比較例2
重合例5で得られたラテックスEを100重量部と水分散型ポリイソシアネートSBU−0772(住友バイエルウレタン製、固形分100wt%)0.5重量部及び粘度調節剤ASE−95NP(ロームアンドハース製、固形分18%)0.5重量部を、ホモミキサーを用いて均一に混合し、接着剤組成物を作製した。接着剤組成物の粘度は1010mPa・Sであった。
【0070】
作製した接着剤組成物の評価結果を表2に示した。表2より、配合安定性、機械安定性は優れるものの、常温剥離強度、耐水剥離強度において実用上不十分であることが明らかである。
【0071】
【発明の効果】
本発明により得られたクロロプレンゴムラテックス接着剤組成物は、従来のラテックス系接着剤では困難であった、スポンジとナイロン又はポリエステル等から作られるジャージとの接着を可能にするものであり、ウェットスーツ、サポーター等の製造において有用である。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a chloroprene rubber latex adhesive composition, and more particularly, to a chloroprene rubber latex adhesive composition that exhibits good adhesion to adhesion between a sponge and a jersey made of nylon, polyester, or the like. Is.
[0002]
[Prior art]
In manufacturing wet suits, supporters, etc., various sponges and jerseys made of nylon or polyester are bonded. Conventionally, a solvent-based adhesive based on chloroprene rubber or the like has been used in these adhesions. However, the volatilization of organic solvents used in these adhesives has caused health problems for workers or fires at workplaces, and latex adhesives that do not have such concerns have been anxious. It was.
[0003]
Method for producing polymer latex of chloroprene monomer and / or copolymer latex of chloroprene monomer and vinyl monomer containing carboxyl group such as acrylic acid and methacrylic acid, and adhesive composition using the same Are known from Japanese Patent Application Laid-Open Nos. 61-12710, 62-257918, and 9-3423.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, the conventional chloroprene rubber tex adhesive has a problem that the adhesive strength is insufficient.
[0005]
The present invention has been made in view of the above-described problems, and the purpose of the present invention is to provide a jersey made of various sponges and nylon, polyester, or the like for which sufficient adhesive strength cannot be obtained with conventional chloroprene rubber latex adhesives. The object is to provide a chloroprene rubber latex adhesive composition that enables adhesion.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
Under these circumstances, the present inventors have intensively studied to solve the above problems, and as a result, the present invention has been completed. That is, the present invention relates to a sponge in which the viscosity of the chloroprene rubber latex adhesive composition (viscosity measured by a B-type viscometer under the conditions of No. 4 rotor, 60 rpm, 60 seconds, 23 ° C.) is 1500 to 9000 mPa · S. And a chloroprene rubber latex composition for jersey bonding. Further, the present invention relates to a sponge and a chloroprene rubber latex composition for jersey adhesion in which at least one compound selected from a metal oxide, an epoxy resin, a polyaziridine compound, a polyoxazoline compound, and a polyisocyanate compound is blended as necessary. is there.
[0007]
Hereinafter, the present invention will be described in detail.
[0008]
The method for polymerizing the latex of the present invention is not particularly limited. For example, chloroprene monomer and carboxyl group-containing vinyl monomer, and other copolymerizable ethylenically unsaturated monomers as required. The body may be subjected to radical emulsion polymerization. Emulsion polymerization may be carried out by emulsifying water, monomer, emulsifier / dispersant, polymerization initiator, chain transfer agent and the like according to a known method, and performing polymerization at a predetermined temperature. Each raw material may be added all at once, sequentially, or dividedly. In particular, a copolymer of a chloroprene monomer and a carboxyl group-containing vinyl monomer can be cross-linked by a metal oxide, an epoxy resin, a polyaziridine compound, a polyoxazoline compound, etc., which is advantageous for developing high adhesive strength. It is. Examples of copolymerizable carboxyl group-containing vinyl monomers include acrylic acid, methacrylic acid, 2-methacryloyloxyethyl succinic acid, 2-methacryloyloxyethyl hexahydrophthalic acid, fumaric acid, maleic acid, crotonic acid, and the like. Among these, methacrylic acid is preferred from the viewpoint of copolymerization with the chloroprene monomer. 0.1 to 15 parts by weight of methacrylic acid is preferable with respect to 100 parts by weight of the chloroprene monomer, but sufficient adhesive strength cannot be obtained with 0.1 part by weight, and stability of latex exceeds 15 parts by weight. Is preferably 0.5 to 7 parts by weight. By using 0.1 to 15 parts by weight of the carboxyl group-containing vinyl monomer, high adhesive strength can be obtained by crosslinking with a metal oxide, an epoxy resin, a polyaziridine compound, a polyoxazoline compound, or the like. Further, when the carboxyl group-containing vinyl monomer is not copolymerized, crosslinking with a polyisocyanate compound or the like is possible, thereby increasing the adhesive strength.
[0009]
Moreover, as an ethylenically unsaturated monomer copolymerizable as needed, it is used for copolymerization of normal chloroprene such as ethylene, methyl methacrylate, acrylonitrile, 2,3-dichlorobutadiene, 1-chlorobutadiene and the like. A monomer is suitably used in an amount of 30 parts by weight or less.
[0010]
The emulsifying / dispersing agent used for the polymerization is not particularly limited, and carboxylic acid type, sulfonic acid type, sulfuric acid ester type anionic emulsifiers and nonionic emulsifiers are used. For example, alkali of disproportionated rosin acid Metal salt, ammonium salt of disproportionated rosin acid, amine salt of disproportionated rosin acid, alkali metal salt of alkyl sulfonic acid, amine salt of alkyl sulfonic acid, ammonium salt of alkyl sulfonic acid, alkali metal salt of alkyl sulfate ester , Ammonium salt of alkyl sulfate ester, amine salt of alkyl sulfate ester, alkali metal salt of alkyl aryl sulfonic acid, ammonium salt of alkyl aryl sulfonic acid, amine salt of alkyl aryl sulfonic acid, alkali metal salt of alkyl aryl sulfate ester, alkyl Aryl sulfate ester Nim salt, amine salt of alkyl aryl sulfate ester, alkali metal salt of polyoxyethylene alkyl phenyl ether sulfate ester, ammonium salt of polyoxyethylene alkyl aryl ether sulfate ester, amine salt of polyoxyethylene alkyl aryl ether sulfate ester, polyoxy Alkali metal salt of ethylene alkyl ether sulfate, ammonium salt of polyoxyethylene alkyl ether sulfate, amine salt of polyoxyethylene alkyl ether sulfate, condensate of sodium naphthalenesulfonate and formaldehyde, polyoxyethylene alkyl ether, poly Such as oxyethylene alkylphenol, sorbitan fatty acid ester, polyoxyethylene acyl ester, polyvinyl alcohol, etc. . In the case of a copolymer of a chloroprene monomer and a carboxyl group-containing vinyl monomer, an alkali metal salt and triethanolamine salt of alkyldiphenyl ether disulfonic acid, an alkali metal salt and triethanolamine salt of dodecylbenzenesulfonic acid, Alkali metal salts and triethanolamine salts of lauryl sulfate, alkali metal salts of polyoxyethylene alkyl ether sulfonic acid, alkali metal salts of polyoxyethylene alkyl phenyl ether sulfonic acid, polyvinyl alcohol, etc. are suitable for emulsion polymerization under acidic conditions. Used. The amount used is preferably 0.5 to 10 parts by weight with respect to 100 parts by weight of the monomer in consideration of the stability during polymerization and the adhesive performance in the case of an adhesive composition.
[0011]
As the polymerization initiator, a known free radical generating material, for example, a persulfate such as potassium persulfate or ammonium persulfate, or an inorganic or organic peroxide such as hydrogen peroxide or t-butyl hydroperoxide can be used. . These may be used alone or in a redox system with a reducing substance such as hydrosulfite, thiosulfate, thiosulfite, ferrous sulfate, ascorbic acid, organic amine and the like.
[0012]
The temperature at which polymerization can be performed can be carried out in the range of 0 to 80 ° C, and preferably in the range of 10 to 50 ° C.
[0013]
Examples of chain transfer agents include molecular weight regulators such as alkyl mercaptans, halogenated hydrocarbons, dialkylxanthogen disulfides, tetraalkylthiuram disulfides, α-methylstyrene dimers, 1,1-diphenylethylene, and sulfur. The amount used is preferably 0.1 to 3 parts by weight, more preferably 0.3 to 1 part by weight.
[0014]
The polymerization end time is not particularly limited, but the polymerization is preferably carried out to a monomer conversion rate of 60 to 100%, more preferably 95 to 100%. When the monomer remains, the monomer may be removed by a monomer strip or the like.
[0015]
As the polymerization terminator, commonly used terminators, for example, hindered phenol compounds such as 2,6-t-butyl-4-methylphenol, phenothiazine, hydroxylamine and the like can be used. These terminators may be added directly to those dissolved in an organic solvent and / or chloroprene monomer, or may be added to those emulsified in water, and may be added when a predetermined conversion rate is reached. .
[0016]
The adhesive latex obtained by the present invention can be used alone as an adhesive, but the viscosity of the adhesive composition is a key point for bonding various sponges and jerseys made of nylon, polyester, or the like. That is, the viscosity of the adhesive composition (viscosity measured with a B-type viscometer under the conditions of No. 4 rotor, 60 rpm, 60 seconds, 23 ° C.) is 1500 to 9000 mPa · S. When it is lower than 1500 mPa · S, sufficient adhesion cannot be obtained, and when it exceeds 9000 mPa · S, workability is inferior. The viscosity of the adhesive composition can be adjusted to a desired viscosity by blending various thickeners. For example, water-soluble polymers such as polyalkylene oxide, polyvinyl alcohol, hydrophobic cellulose, associative nonionic surfactants, alkali-soluble thickeners composed of carboxyl group-containing polymers, silicate compounds such as hectorite, etc. Can be used.
[0017]
Chloroprene rubber is a polymer having crystallinity, and the crystallinity increases as the polymerization temperature decreases and / or the amount of comonomer decreases. Therefore, the adhesive composition obtained from the highly crystalline chloroprene rubber latex does not require any cross-linking agent at room temperature, and exhibits sufficient adhesive strength, but the texture of the material after bonding may be inferior. . On the other hand, an adhesive composition obtained from chloroprene rubber latex having low crystallinity is preferably added with some crosslinking agent in order to develop sufficient adhesive strength. When the chloroprene rubber used is a copolymer with a carboxyl group-containing vinyl monomer, metal oxides, epoxy resins, polyaziridine compounds, and polyoxazoline compounds can be used as crosslinking agents, but they react with carboxyl groups. There is no limitation as long as it is a polyfunctional compound.
[0018]
The metal oxide in the present invention is an oxide of a group II to group III metal cation, and examples thereof include magnesium oxide, calcium oxide, and zinc oxide. These metal oxides are used in an amount of 0.1 to 5 parts by weight based on 100 parts by weight of the chloroprene rubber polymer. Within this range, sufficient tackiness can be secured and the adhesion performance can be further improved. As an addition method, a method of adding in the form of an emulsified and dispersed emulsion is preferable.
[0019]
Although the epoxy resin in this invention can be used if it is a compound which can be uniformly mixed with chloroprene rubber latex, an emulsion type, a self-emulsification type, or a water-soluble epoxy resin is preferable. The addition amount of the epoxy resin is not particularly limited as long as it can function as a crosslinking agent, but is preferably 0.1 to 20 parts by weight with respect to 100 parts by weight of the chloroprene rubber polymer. In addition, an accelerator may be appropriately blended. For example, N, N′-dimethylpiperazine, 2- (dimethylaminomethyl) phenol, benzyldimethylamine, trisdimethylaminomethylphenol, N, N, N ′, N Tertiary amine compounds such as' -tetramethyl-1,6-hexanediamine, triethanolamine, dimethylethanolamine, 2-methylimidazole, 2-ethylimidazole, 2-ethyl-4-methylimidazole, 2-heptadecylimidazole Imidazole compounds such as 2-heptadecylimidazole, diethylenetriamine, triethylenetriamine, m-phenylenediamine, 2,5-dimethyl-2,5-hexamethylenediamine, mensendiamine, dicyandiamide, carboxylic acid dihydrazide, metaxylylenediamine Polyamine compounds such as polyaminoamide (a polyamide resin) modified polyamine compounds such as ketimine or the like can be used. These accelerators are added in an amount of 0 to 100 parts by weight based on 100 parts by weight of the epoxy resin. The desired crosslinking rate can be adjusted by adding the accelerator, but if it exceeds 100 parts by weight, the stability of the latex and the adhesive performance in the adhesive composition may be deteriorated.
[0020]
The polyaziridine compound in the present invention can be used as long as it can be uniformly mixed with the chloroprene rubber latex, but an emulsion type or water-soluble polyaziridine compound is preferable. The addition amount of the polyaziridine compound is not particularly limited as long as the function as a crosslinking agent can be exhibited, but the polyaziridine compound is preferably 0.1 to 10 parts by weight with respect to 100 parts by weight of the chloroprene rubber polymer.
[0021]
The polyoxazoline compound in the present invention can be used as long as it can be uniformly mixed with the chloroprene rubber latex, but an emulsion type or water-soluble polyoxazoline compound is preferable. The addition amount of the polyoxazoline compound is not particularly limited as long as the function as a crosslinking agent can be exhibited, but the polyoxazoline compound is preferably 0.1 to 10 parts by weight with respect to 100 parts by weight of the chloroprene rubber polymer.
[0022]
In addition, when the chloroprene rubber used is not a copolymer with a carboxyl group-containing vinyl monomer, a polyisocyanate compound can be used as a crosslinking agent, but it is a polyfunctional compound that reacts with active hydrogen in the chloroprene rubber. If there is no limit. As the polyisocyanate compound, any compound that can be uniformly mixed with the chloroprene rubber latex can be used. Although there is no restriction | limiting in particular within the range which can exhibit the function as a hardening | curing agent, 0.1-10 weight part of a polyisocyanate compound is preferable with respect to 100 weight part of chloroprene rubber polymers. Of course, the polyisocyanate compound can also be used as a crosslinking agent when the chloroprene rubber is a copolymer with a carboxyl group-containing vinyl monomer.
[0023]
There is no particular limitation on the molecular weight of the chloroprene rubber contained in the adhesive composition, but if the molecular weight is too low, sufficient adhesive strength cannot be obtained. Specifically, when the chloroprene rubber contained in the adhesive composition is dissolved in chloroform so as to have a concentration of 10 wt%, it is preferable that no chloroform-insoluble portion exists and the solution viscosity is 100 mPa · S or more. As long as it is soluble in chloroform, there is no upper limit. Even if it is insoluble in chloroform, there is no particular problem as long as it is polymerized using any of the aforementioned chain transfer agents when producing chloroprene rubber latex.
[0024]
Thus, the chloroprene rubber latex adhesive composition of the present invention has a viscosity (viscosity measured by a B-type viscometer under the conditions of No. 4 rotor, 60 rpm, 60 seconds, 23 ° C.) of 1500 to 9000 mPa · S. And an adhesive composition in which a cross-linking agent such as a metal oxide, an epoxy resin, a polyaziridine compound, a polyoxazoline compound, or a polyisocyanate compound is appropriately blended. The adhesive composition thus obtained is applied to a sponge using a roll coater, brush, spray, etc., then placed on a jersey and dried at room temperature to 150 ° C. for 1 minute to several hours. There is no particular limitation on the amount and drying conditions. In addition, rosin esters, terpene phenols, petroleum resins, coumarone resins and other tackifying resins, anti-aging agents, preservatives, antifreezing agents, film-forming aids, plasticizers, pH adjusters, etc. You may do it.
[0025]
The adhesive composition of the present invention having the above-described configuration enables bonding of a sponge and a jersey, in which satisfactory adhesive strength cannot be obtained with a conventional latex adhesive.
[0026]
【Example】
EXAMPLES Hereinafter, the present invention will be specifically described with reference to examples. However, the present invention is not limited to these examples. In addition, the solution viscosity of the solution when the chloroprene rubber in the chloroprene rubber latex obtained in the examples was dissolved in chloroform so as to have a concentration of 10 wt%, the gel content of the chloroprene rubber in the chloroprene rubber latex, the adhesive composition Viscosity, compounding stability and mechanical stability, room temperature peel strength, and water peel strength were measured and evaluated by the following methods.
[0027]
<Viscosity of 10% solution dissolved in chloroform>
A sample of 20 g obtained by freeze-drying chloroprene rubber latex and 180 g of chloroform were weighed and sealed in a 225 cc mayonnaise bottle, and this was rolled on a ball mill at 23 ° C. × 24 hr to prepare a 10 wt% solution. After further standing at 23 ° C. for 1 hour in a thermostatic bath, the solution viscosity was measured using a B-type viscometer according to JIS-K-7117 (1998). (Polymerization Examples 1-6)
<Gel content in chloroprene rubber>
A sample of 2 g obtained by freeze-drying chloroprene rubber latex and 198 g of chloroform were weighed and sealed in a 225 cc mayonnaise bottle, and this was rolled on a ball mill at 23 ° C. × 24 hr to prepare a 1 wt% solution. After the solution was filtered through a 100-mesh wire mesh, the residue was dried (105 ° C. × 2 hr) to calculate the gel content of chloroprene rubber. Gel content (wt%) = dry matter of the filtrate (g) / 2 (g) × 100.
[0028]
<Viscosity of adhesive composition>
The adhesive composition blended according to the procedure shown in the examples was allowed to stand at 23 ° C. for 1 hour in a thermostatic bath, and then No. 1 using a B-type viscometer. The latex viscosity was measured under the conditions of 4 rotors, 60 rpm, 60 seconds, and 23 ° C.
[0029]
<Compounding stability>
The presence or absence of rubber precipitation when the adhesive composition was produced by the procedure shown in the examples was visually confirmed. The results are indicated by ○ and × as follows.
[0030]
○: Rubber precipitation is not observed, ×: Rubber precipitation is observed
<Machine stability>
The mechanical stability of the adhesive composition was measured and evaluated as a rubber agglomeration rate (wt%) using a Marlon test method (JIS K-6387: 1998).
[0031]
<Room temperature peel strength>
About 90 g / m of the adhesive composition on one side of a sponge made of chloroprene rubber (150 mm × 100 mm × 5 mm) 2 (Wet) After application, a super water-repellent nylon jersey (150 mm × 100 mm) was placed so as not to cause wrinkles and dried in an oven at 80 ° C. for 5 minutes. After curing at 23 ° C. × 1 hr in a temperature-controlled room and after curing for 7 days, the specimen was punched out with a 25 mm × 150 mm cutter. The 180 ° peel strength of the test piece was measured using a Tensilon type tensile tester under the conditions of 23 ° C. and a tensile speed of 50 mm / min.
[0032]
<Water peel strength>
A test piece prepared in the same manner as the normal peel strength measurement (an adhesive and dried test piece cured at 23 ° C. for 7 days in a thermostatic chamber) was immersed in pure water for 3 days, and then the test piece was placed at 23 ° C. The 180 ° peel strength was measured using a Tensilon type tensile tester under the condition of a tensile speed of 50 mm / min.
[0033]
<Toluene resistance>
A test piece prepared in the same manner as in the normal peel strength measurement (an adhesive and dried test piece cured at 23 ° C. for 7 days in a thermostatic chamber) was immersed in toluene for 10 seconds, and then the test piece was placed at 23 ° C., The 180 ° peel strength was measured using a Tensilon type tensile tester under the condition of a tensile speed of 50 mm / min.
[0034]
Polymerization example 1
98.5 parts by weight of chloroprene monomer, 1.5 parts by weight of methacrylic acid, 0.3 part by weight of n-dodecyl mercaptan, 5 parts by weight of sodium alkyldiphenyl ether disulfonate (Perex SSH ™ Kao), sodium naphthalene sulfonate and Condensate with formaldehyde (Demol N ™ Kao) 0.5 part by weight, hydrosulfite sodium 0.01 part by weight, triethanolamine 0.2 part by weight and pure water 85 part by weight in a 10 l autoclave with a stirrer 2,6-t-butyl-4-methyl was used as a polymerization terminator with a conversion of 99.3% in which 80% capacity was charged and 0.35 wt% potassium persulfate aqueous solution was continuously added at 12 ° C. in a nitrogen atmosphere. 0.05 parts by weight of phenol was added to obtain chloroprene rubber latex A. The properties of the chloroprene rubber contained in the obtained latex are: gel content = 0 wt%, viscosity of the solution dissolved in chloroform to 10 wt% is 2600 mPa · S (B-type viscometer (No. 3 rotor, 12 rpm, 25 ° C., 60 sec.)).
[0035]
Polymerization example 2
80 parts by weight of chloroprene monomer, 20 parts by weight of 2,3-dichloro-1,3-butadiene monomer, 0.3 part by weight of n-dodecyl mercaptan, sodium alkyldiphenyl ether disulfonate (Perex SSH ™ Kao) 5 Parts by weight, condensate of sodium naphthalenesulfonate and formaldehyde (Demol N ™ Kao) 0.5 parts by weight, hydrosulfite sodium 0.01 parts by weight, triethanolamine 0.2 parts by weight and pure water 85 parts by weight 80 parts by volume in a 10 l autoclave equipped with a stirrer, and continuously added 0.35 wt% potassium persulfate aqueous solution in a nitrogen atmosphere at 12 ° C., with a conversion rate of 99.3% and 2,6 as a polymerization terminator A chloroprene rubber latex B was obtained by adding 0.05 parts by weight of -t-butyl-4-methylphenol. The properties of the chloroprene rubber contained in the obtained latex are: gel content = 0 wt%, and the viscosity of the solution dissolved in chloroform to be 10 wt% is 1760 mPa · S (B-type viscometer (No. 3 rotor, 12 rpm, 25 ° C., 60 sec.)).
[0036]
Polymerization example 3
98.5 parts by weight of chloroprene monomer, 1.5 parts by weight of methacrylic acid, 0.4 part by weight of n-dodecyl mercaptan, 6 parts by weight of sodium alkyldiphenyl ether disulfonate (Perex SSH ™ Kao), sodium naphthalenesulfonate and Condensate with formaldehyde (Demol N ™ Kao) 0.7 parts by weight, hydrosulfite sodium 0.01 parts by weight, triethanolamine 0.2 parts by weight and pure water 85 parts by weight in a 10 l autoclave with a stirrer 2,6-t-butyl-4-methyl as a polymerization terminator with a conversion rate of 99.1%, which was continuously added with 0.35 wt% potassium persulfate aqueous solution at 40 ° C. in a nitrogen atmosphere. 0.05 parts by weight of phenol was added to obtain chloroprene rubber latex C. The properties of the chloroprene rubber contained in the obtained latex are: gel content = 0 wt%, and the viscosity of the solution dissolved to 10 wt% in chloroform is 5740 mPa · S (B-type viscometer (No. 3 rotor, 12 rpm, 25 ° C., 60 sec.)).
[0037]
Polymerization example 4
98.5 parts by weight of chloroprene monomer, 1.5 parts by weight of methacrylic acid, 0.6 parts by weight of n-dodecyl mercaptan, 5 parts by weight of sodium alkyldiphenyl ether disulfonate (Perex SSH ™ Kao), sodium naphthalene sulfonate and Condensate with formaldehyde (Demol N ™ Kao) 0.5 part by weight, hydrosulfite sodium 0.01 part by weight, triethanolamine 0.2 part by weight and pure water 85 part by weight in a 10 l autoclave with a stirrer 2,6-t-butyl-4-methyl as a polymerization terminator with a conversion rate of 99.1%, which was continuously added with 0.35 wt% potassium persulfate aqueous solution at 12 ° C. in a nitrogen atmosphere. 0.05 part by weight of phenol was added to obtain chloroprene rubber latex D. The properties of the chloroprene rubber contained in the obtained latex are: gel content = 0 wt%, and the viscosity of the solution dissolved in chloroform to be 10 wt% is 290 mPa · S (B-type viscometer (No. 3 rotor, 12 rpm, 25 ° C., 60 sec.)).
Polymerization example 5
100 parts by weight of chloroprene monomer, 0.19 parts by weight of diisopropylxanthogen disulfide, 5 parts by weight of potassium rosinate (Longis K25T, manufactured by Arakawa Chemical), condensate of sodium naphthalenesulfonate and formaldehyde (Demol N ™ Kao) 80% by volume of 0.74 parts by weight, 0.55 parts by weight of sodium hydroxide, 0.01 parts by weight of hydrosulfite sodium, and 84 parts by weight of pure water in a 10 l autoclave with a stirrer, 40 ° C. in a nitrogen atmosphere , 0.35 wt% potassium persulfate aqueous solution was continuously added, and the solid content (calculated by accurately weighing about 2 g of latex and measuring the weight after drying at 170 ° C. for 20 minutes) exceeded 54 wt%. At that time, aging was further performed at 40 ° C. for 2 hours to obtain Latex E. The property of the chloroprene rubber contained in the obtained latex was gel content = 95 wt%.
[0038]
Polymerization Example 6
90 parts by weight of chloroprene monomer, 8.5 parts by weight of 2,3-dichloro-1,3-butadiene, 1.5 parts by weight of methacrylic acid, 0.45 parts by weight of n-dodecyl mercaptan, sodium alkyldiphenyl ether disulfonate (Perex) SSH (trademark) Kao) 5 parts by weight, condensate of sodium naphthalenesulfonate and formaldehyde (Demol N (trademark) Kao) 0.5 part by weight, hydrosulfite sodium 0.01 part by weight, triethanolamine 0.2 80 parts by weight of a weight part and 85 parts by weight of pure water were charged into a 10 l autoclave equipped with a stirrer, and a 0.15 wt% potassium persulfate aqueous solution was continuously added in a nitrogen atmosphere at 40 ° C., with a conversion rate of 99.1%. Chloroprene was added by adding 0.05 parts by weight of 2,6-tert-butyl-4-methylphenol as a polymerization terminator. Rubber latex F was obtained. The properties of the chloroprene rubber contained in the obtained latex are gel content = 0 wt%, and the viscosity of the solution dissolved to 10 wt% in chloroform is 1500 mPa · S (B-type viscometer (No. 3 rotor, 12 rpm , 25 ° C., 60 sec.) Measurement).
[0039]
Example 1
100 parts by weight of latex A obtained in Polymerization Example 1, 10 parts by weight of epoxy resin emulsion EA-10 (manufactured by NSC Japan, active ingredient 60 wt%), and tertiary amine MR (manufactured by Tosoh Corporation, N, N, N ′, N'tetramethyl-1,6-hexanediamine) 0.5 part by weight, further 3.50 part by weight viscosity modifier (associative nonionic surfactant, UH-420 (active ingredient 30 wt%, manufactured by Asahi Denka)) The component 10 wt% in water) was uniformly mixed using a homomixer to prepare an adhesive composition. The viscosity of this adhesive composition was 4400 mPa · S.
[0040]
The evaluation results of the prepared adhesive composition are shown in Table 1. From Table 1, it is clear that the blending stability, mechanical stability, room temperature peel strength, and water peel strength are sufficient.
[0041]
[Table 1]
Figure 0004491853
[0042]
Example 2
100 parts by weight of latex A obtained in Polymerization Example 1, 0.5 parts by weight of polyaziridine compound Chemitite PZ-33 (manufactured by Nippon Shokubai, active ingredient> 99 wt%) and 3.50 parts by weight of viscosity modifier (associative nonion) A surfactant, UH-420 (active ingredient 30 wt%, manufactured by Asahi Denka) was diluted with water to 10 wt% active ingredient) was uniformly mixed using a homomixer to prepare an adhesive composition. The viscosity of this adhesive composition was 4200 mPa · S.
[0043]
The evaluation results of the prepared adhesive composition are shown in Table 1. From Table 1, it is clear that sufficient performance is exhibited in blending stability, mechanical stability, room temperature peel strength, and water peel strength.
[0044]
Example 3
100 parts by weight of latex B obtained in Polymerization Example 2, 0.5 part by weight of water-dispersed polyisocyanate SBU-0772 (manufactured by Sumitomo Bayer Urethane, solid content 100 wt%) and a viscosity modifier (associative nonionic surfactant, 3. 70 parts by weight of PU-85 (solid content 25 wt%, manufactured by BASF) diluted with water to 10 wt% active ingredient) was uniformly mixed using a homomixer to prepare an adhesive composition. The viscosity of the adhesive composition was 5300 mPa · S.
[0045]
The evaluation results of the prepared adhesive composition are shown in Table 1. From Table 1, it is clear that sufficient performance is exhibited in blending stability, mechanical stability, room temperature peel strength, and water peel strength.
[0046]
Example 4
100 parts by weight of latex C obtained in Polymerization Example 3, 0.5 part by weight of zinc oxide emulsion AZ-SW (manufactured by Osaki Kogyo Co., Ltd., 50 wt% active ingredient), and viscosity modifier (associative nonionic surfactant, UH- 2.95 parts by weight of 420 (active ingredient 30 wt%, manufactured by Asahi Denka Co., Ltd., diluted with water to 10 wt% active ingredient) was uniformly mixed using a homomixer to prepare an adhesive composition. The viscosity of this adhesive composition was 1500 mPa · S.
[0047]
The evaluation results of the prepared adhesive composition are shown in Table 1. From Table 1, it is clear that the blending stability, mechanical stability, room temperature peel strength, and water peel strength are sufficient.
[0048]
Example 5
100 parts by weight of latex C obtained in Polymerization Example 3, 0.5 part by weight of zinc oxide emulsion AZ-SW (manufactured by Osaki Kogyo Co., Ltd., 50 wt% active ingredient), and viscosity modifier (associative nonionic surfactant, UH- 420 (active ingredient 30 wt%, manufactured by Asahi Denka Co., Ltd., water diluted to 10 wt% active ingredient) was mixed uniformly with a homomixer to prepare an adhesive composition. The viscosity of this adhesive composition was 8700 mPa · S.
[0049]
The evaluation results of the prepared adhesive composition are shown in Table 1. From Table 1, it is clear that the blending stability, mechanical stability, room temperature peel strength, and water peel strength are sufficient.
[0050]
Example 6
100 parts by weight of Latex C obtained in Polymerization Example 3, 1.5 parts by weight of polyoxazoline compound Epocross WS-500 (manufactured by Nippon Shokubai Co., Ltd., active ingredient 40 wt%), and viscosity modifier (associative nonionic surfactant, UH An adhesive composition was prepared by uniformly mixing 3.10 parts by weight of -420 (active ingredient 30 wt%, manufactured by Asahi Denka Co., Ltd., diluted with water to 10 wt% active ingredient) using a homomixer. The viscosity of this adhesive composition was 4900 mPa · S.
[0051]
The evaluation results of the prepared adhesive composition are shown in Table 1. From Table 1, it is clear that the blending stability, mechanical stability, room temperature peel strength, and water peel strength are sufficient.
Example 7
100 parts by weight of latex D obtained in Polymerization Example 4, 0.5 part by weight of zinc oxide emulsion AZ-SW (manufactured by Osaki Kogyo Co., Ltd., active ingredient 50 wt%), and viscosity modifier (associative nonionic surfactant, UH- 3.78 parts by weight of 420 (active ingredient 30 wt%, manufactured by Asahi Denka Co., Ltd., diluted in water to 10 wt% active ingredient) was uniformly mixed using a homomixer to prepare an adhesive composition. The viscosity of this adhesive composition was 4900 mPa · S.
[0052]
The evaluation results of the prepared adhesive composition are shown in Table 1. From Table 1, it is clear that the blending stability, mechanical stability, room temperature peel strength, and water peel strength are sufficient.
[0053]
Example 8
100 parts by weight of latex E obtained in Polymerization Example 5, 0.5 part by weight of water-dispersed polyisocyanate SBU-0772 (manufactured by Sumitomo Bayer Urethane, solid content 100 wt%) and viscosity modifier ASE-95NP (manufactured by Rohm and Haas) , Solid content 18 wt%) 1.5 parts by weight was uniformly mixed using a homomixer to prepare an adhesive composition. The viscosity of this adhesive composition was 4500 mPa · S.
[0054]
The evaluation results of the produced adhesive composition are shown in Table 2. From Table 2, it is clear that the blending stability, mechanical stability, room temperature peel strength, and water peel strength are sufficient.
[0055]
[Table 2]
Figure 0004491853
[0056]
Example 9
100 parts by weight of latex F obtained in Polymerization Example 6 and 1.0 part by weight of zinc oxide emulsion AZ-SW (manufactured by Osaki Kogyo Co., Ltd., 50 wt% active ingredient), viscosity modifier (PEO-1 (manufactured by Sumitomo Seika Kogyo)) 10 wt% aqueous solution) and 3.0 parts by weight of water-dispersed polyisocyanate AQ-100 (manufactured by Nippon Polyurethane Industry, solid content of 100 wt%) were uniformly mixed using a homomixer, and the adhesive A composition was prepared. The viscosity of this adhesive composition was 1700 mPa · S.
[0057]
The evaluation results of the produced adhesive composition are shown in Table 2. From Table 2, it is clear that the blending stability, mechanical stability, room temperature peel strength, and water peel strength are sufficient. It is also clear that the toluene resistance is better than that of the comparative example.
[0058]
Example 10
100 parts by weight of latex F obtained in Polymerization Example 6 and 1.0 part by weight of zinc oxide emulsion AZ-SW (manufactured by Osaki Kogyo Co., Ltd., 50 wt% active ingredient), viscosity modifier (PEO-1 (manufactured by Sumitomo Seika Kogyo)) 10 wt% aqueous solution) 1.2 parts by weight and 5.0 parts by weight of water-dispersed polyisocyanate WC-300 (manufactured by Nippon Polyurethane Industry Co., Ltd., solid content 100 wt%) were uniformly mixed using a homomixer, and an adhesive A composition was prepared. The viscosity of this adhesive composition was 2600 mPa · S.
[0059]
The evaluation results of the produced adhesive composition are shown in Table 2. From Table 2, it is clear that the blending stability, mechanical stability, room temperature peel strength, and water peel strength are sufficient. Furthermore, it is clear that the toluene resistance is also good.
[0060]
Example 11
100 parts by weight of latex F obtained in Polymerization Example 6 and 1.0 part by weight of zinc oxide emulsion AZ-SW (manufactured by Osaki Kogyo Co., Ltd., 50 wt% active ingredient), 2,4-toluene diisocyanate dimer coronate 4571 (Nippon Polyurethane) Industrially, 5.0 parts by weight of solid content 100 wt%) and 1.5 parts by weight of a viscosity modifier (PEO-1 (Sumitomo Seika Kogyo) 10 wt% aqueous solution) are mixed uniformly using a homomixer. An adhesive composition was prepared. The viscosity of this adhesive composition was 3700 mPa · S.
[0061]
The evaluation results of the produced adhesive composition are shown in Table 2. From Table 2, it is clear that the blending stability, mechanical stability, room temperature peel strength, and water peel strength are sufficient. Furthermore, it is clear that the toluene resistance is also good.
[0062]
Example 12
4. 100 parts by weight of latex F obtained in Polymerization Example 6, 0.8 part by weight of 50 wt% triethanolamine aqueous solution, 2,4-toluene diisocyanate dimer coronate 4571 (manufactured by Nippon Polyurethane Industry, solid content 100 wt%) 0 parts by weight and 3.0 parts by weight of a viscosity modifier (associative nonionic surfactant, UH-472 (effective ingredient 30 wt%, manufactured by Asahi Denka) diluted to 10 wt% active ingredient) with a homomixer The mixture was uniformly mixed to prepare an adhesive composition. The viscosity of this adhesive composition was 3000 mPa · S.
[0063]
The evaluation results of the produced adhesive composition are shown in Table 2. From Table 2, it is clear that the blending stability, mechanical stability, room temperature peel strength, and water peel strength are sufficient. Furthermore, it is clear that the toluene resistance is also good.
[0064]
Example 13
100 parts by weight of the latex F obtained in Polymerization Example 6 and 1.6 parts by weight of a 1,2-dimethylimidazole 50 wt% aqueous solution, 2,4-toluene diisocyanate dimer coronate 4571 (manufactured by Nippon Polyurethane Industry, solid content 100 wt% ) 5.0 parts by weight, and 2.0 parts by weight of a viscosity modifier (associative nonionic surfactant, UH-472 (active ingredient 30 wt%, manufactured by Asahi Denka) diluted with active ingredient 10 wt%) The mixture was uniformly mixed using a homomixer to prepare an adhesive composition. The viscosity of this adhesive composition was 2700 mPa · S.
[0065]
The evaluation results of the produced adhesive composition are shown in Table 2. From Table 2, it is clear that the blending stability, mechanical stability, room temperature peel strength, and water peel strength are sufficient. Furthermore, it is clear that the toluene resistance is also good.
[0066]
Comparative Example 1
100 parts by weight of latex C obtained in Polymerization Example 3 and 0.5 parts by weight of zinc oxide emulsion AZ-SW (manufactured by Osaki Kogyo Co., Ltd., 50 wt% active ingredient) and viscosity modifier UH-472 (manufactured by Asahi Denka, associative properties) 4.2 parts by weight of a nonionic surfactant (active ingredient 30 wt%) were uniformly mixed using a homomixer to prepare an adhesive composition.
[0067]
The viscosity of the adhesive composition was 980 mPa · S.
[0068]
The evaluation results of the produced adhesive composition are shown in Table 2. From Table 2, it is clear that although blending stability and mechanical stability are excellent, the room temperature peel strength and the water-resistant peel strength are practically insufficient.
[0069]
Comparative Example 2
100 parts by weight of latex E obtained in Polymerization Example 5, 0.5 part by weight of water-dispersed polyisocyanate SBU-0772 (manufactured by Sumitomo Bayer Urethane, solid content 100 wt%) and viscosity modifier ASE-95NP (manufactured by Rohm and Haas) , Solid content 18%) 0.5 parts by weight was uniformly mixed using a homomixer to prepare an adhesive composition. The viscosity of the adhesive composition was 1010 mPa · S.
[0070]
The evaluation results of the produced adhesive composition are shown in Table 2. From Table 2, it is clear that although blending stability and mechanical stability are excellent, the room temperature peel strength and the water-resistant peel strength are practically insufficient.
[0071]
【The invention's effect】
The chloroprene rubber latex adhesive composition obtained by the present invention enables adhesion between a sponge and a jersey made of nylon or polyester, which has been difficult with conventional latex adhesives. It is useful in the production of supporters and the like.

Claims (2)

着剤組成物の粘度(B型粘度計により、No.4ローター、60rpm、60秒、23℃の条件で測定された粘度)が1500〜9000mPa・sとなるように、クロロホルム不溶部が存在せず、クロロホルムに10wt%濃度になるように溶解させた溶液粘度(B型粘度計により、No.3ローター、12rpm、25℃、60秒の条件で測定された粘度)が100mPa・S以上であるクロロプレンゴムを含むクロロプレンゴムラテックス、増粘剤としてポリアルキレンオキサイド、疎水化セルロース、会合型ノニオン界面活性剤又はシリケート化合物、及び架橋剤としてポリイソシアネート化合物を含有するスポンジ及びジャージ接着用クロロプレンゴムラテックス接着剤組成物。The viscosity of the adhesives compositions as (by B-type viscometer, No.4 rotor, 60 rpm, 60 seconds, viscosity measured under the conditions of 23 ° C.) is 1500~9000mPa · s, there are chloroform-insoluble portion The viscosity of the solution dissolved in chloroform to a concentration of 10 wt% (viscosity measured with a B-type viscometer under the conditions of No. 3 rotor, 12 rpm, 25 ° C., 60 seconds) is 100 mPa · S or more. Chloroprene rubber latex containing certain chloroprene rubber, Polyalkylene oxide as a thickener, Hydrophobized cellulose, Associative nonionic surfactant or silicate compound, and Polyisocyanate compound as a crosslinker Agent composition. 接着剤組成物に含まれるクロロプレンゴムが、クロロプレン単量体の重合体及び/又はクロロプレン単量体とカルボキシル基含有ビニル単量体との共重合体である請求項1に記載のスポンジ及びジャージ接着用クロロプレンゴムラテックス接着剤組成物。  The sponge and jersey adhesive according to claim 1, wherein the chloroprene rubber contained in the adhesive composition is a polymer of a chloroprene monomer and / or a copolymer of a chloroprene monomer and a carboxyl group-containing vinyl monomer. Chloroprene rubber latex adhesive composition.
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