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JP4480075B2 - 光書き込み装置及び画像形成装置 - Google Patents

光書き込み装置及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は光書き込み装置及び画像形成装置に関する。
プリンタ、複写機、ファクシミリ、これらの複合機能を有する複合機などの画像形成装置として、例えば、複数の光源から出射される光ビームを、並設された4つの像担持体(例えば、感光体ドラム)に照射して潜像の書き込みを行い、各像担持体上に形成された潜像を異なる色の現像剤(例えば、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー)でそれぞれ現像して可視像化した後、転写搬送ベルト等に担持された記録用紙等の転写材を各像担持体の転写部に順次搬送し、各像担持体上に形成された各色の可視像を転写材に重ね合わせて転写した後、転写材上に転写された画像を定着して多色画像を得るタンデム方式のカラー画像形成装置がある。
このようなタンデム方式のカラー画像形成装置に使用される光書き込み装置として、特許文献1に記載されているように、複数の光源と、この複数の光源からの光ビームを対称な2方向に振り分けて偏向する光偏向手段と、この光偏向手段を中心にして2方向に対称に配置され、光偏向手段により偏向走査される複数の光ビームをそれぞれ対応する被走査面上に導き結像する光学系を備え、複数の光源、光偏向手段及び光学系を一つのハウジングに収納した光書き込み装置が知られている。
特開2002−196269号公報
また、特許文献2に記載されているように、複数のレーザー光源から出射された各ビームを階層状の走査平面を有する光偏向手段を用いて走査するとともに、各々対応する感光体に結像させる結像手段をビーム毎に設け、この結像手段を構成する結像素子(fθレンズ)を副走査方向に層状に重ねて一体的に構成するとともに、結像素子に収束作用を有する反射面を設けて、複数の光ビームを、同期をとるために同じ同期検知手段に入射させるようにしたものも知られている。
特開平10−148777号公報
しかしながら、上述した特許文献2に記載のような光書き込み装置にあっては、複数の光ビームを同一の同期検知手段に導くためには結像素子(fθレンズ)に収束作用のある反射面を設けなければならず、結像素子の構造が複雑になるという課題がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、結像素子の構造を複雑にすることなく、複数のビームを同じ同期検知手段で検知できる光書き込み装置及びこれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る光書き込み装置は、
複数の光ビームを走査するための階層状の走査平面を有する偏向手段と、
前記偏向手段からの副走査方向に分離した複数の光ビームを反射する同期検知用ミラーと、
同期をとるために前記複数の光ビームを検知する同期検知手段と、を備え、
前記同期検知手段は、前記複数のビームを1つの同期検知部で検知するものであり、
前記同期検知部は、
前記同期検知用ミラーで導かれる複数の光ビームを収束させるレンズと、このレンズで収束された光ビームを検知する光検知基板と、これらのレンズ及び光検知基板を保持する保持部材とを有し
前記同期検知用ミラーは、前記偏向手段の走査面に垂直な面に対して所定の角度斜め下方に向けて配設され、前記複数の光ビームを前記レンズに向けて前記偏向手段の走査面に対して斜め下方に向けて反射し、
前記保持部材の前記レンズを保持するレンズ保持面は、前記複数の光ビームの前記レンズへの進入角度に対して略直交する角度を持って副走査方向に傾斜して前記レンズを上向きに傾けて保持し、
前記保持部材は箱状の形状であり、
前記保持部材の一方の面は前記レンズ保持面であり、他方の面には前記光検知基板を保持し、
前記保持部材の略中央部における前記レンズと前記光検知基板の間の部位には締結部材の入る開口及び空間が設けられ、
前記保持部材の両側面は壁が形成されて閉鎖されており、
前記保持部材の底面に、前記空間に通じ、前記締結部材を光書き込み装置筐体に締結する穴が形成されている
構成とした。
また、偏向手段と複数の同期検知手段を備えていることができる。
本発明に係る画像形成装置は、像担持体に画像を書き込む本発明に係る光書き込み装置を備えたものである。
ここで、光書き込み装置の同期検知手段は偏向手段の走査面からの距離が偏向手段の走査面から像担持体までの距離よりも10%〜16%短い位置に設けられていることが好ましい。この場合、レンズは入射側が円筒面であり、出射側が球面であること、あるいは、入射側が球面であり、出射側が円筒面であることが好ましい。
本発明に本発明に係る光書き込み装置によれば、同期検知手段の同期検知部はレンズ及び光検知基板を保持する保持部材は箱状の形状であり、保持部材の一方の面はレンズ保持面であり、他方の面には光検知基板を保持し、保持部材の略中央部におけるレンズと光検知基板の間の部位には締結部材の入る開口及び空間が設けられ、保持部材の両側面は壁が形成されて閉鎖されており、保持部材の底面に、空間に通じ、締結部材を光書き込み装置筐体に締結する穴が形成されている構成としたので、組み付け作業性が向上する。
本発明に係る画像形成装置によれば、結像素子の構成を複雑にすることなく複数のビームを同一の同期検知手段で検知することができるので、組み付け作業性が向上するとともにコストの低減を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。先ず、本発明に係る画像形成装置の一例の概略について図1を参照して説明する。
この画像形成装置は、装置本体1内に、電子写真方式の画像形成プロセスで画像を形成する装置であり、像担持体としての複数の感光体ドラム2Y、2C、2M、2K(以下、区別しないときは「感光体ドラム2」という。以下の符号の付け方も同様とする。)と、各感光体ドラム2を帯電させる帯電ユニット3と、各感光体ドラム2に対して静電潜像の書き込みを行なう露光手段としての本発明に係る光書き込み装置(光書き込みユニット)4と、各感光体ドラム1の潜像を現像する現像ユニット5と、各感光体ドラム2上のトナー像を中間転写部材(ベルト)11に転写する転写ユニット6と、各感光体ドラム2の残留トナー及び電荷を除去するクリーニングユニット7を備えるとともに、装置本体1の下側に用紙13を給紙する給紙装置8を備え、更に用紙20に転写されたトナー像を定着処理するための定着装置9を備えている。
ここで、この画像形成装置では、図1で左から(中間転写ベルト11の回転方向上流側から)イエローY、シアンC、マゼンタM、ブラックKの4つの色の画像を形成し、これを中間転写ベルト11上で重ねてフルカラーの画像を形成する。なお、ブラックを除くイエローY、シアンC、マゼンタMの3色でもフルカラーの画像形成は可能である。
帯電ユニット3は、ローラ状に形成された導電性ローラからなり、このローラに帯電バイアス電圧を電源装置から供給し、感光体ドラム2表面の感光体層を一様に帯電させる。光書き込み装置4は、画像データに基づいて点灯/消灯する光ビームであるレーザービームを各感光体ドラム2表面に照射することで、感光体ドラム2上に画像に応じた静電潜像を形成する。現像ユニット5は、現像ローラと現像材収容部等で構成され、感光体ドラム2上の静電潜像を顕像化する。
転写ユニット6は、感光体ドラム2上でトナーにより顕像化された画像を感光体ドラム2から中間転写体としての中間転写ベルト11に転写ローラ12によって転写する。中間転写ベルト11は、駆動ローラ14と従動ローラ15とテンションローラ16間に掛け渡されており、図示しない駆動モータで回転駆動される駆動ローラ14によって矢印方向に周回移動する。各感光体ドラム2上に形成されたトナー画像は、中間転写ベルト11と接触し、中間転写ベルト11の裏面に配設された転写ローラ12に所定のバイアス電圧を印加することにより、中間転写ベルト11上に転写される(これを「一次転写」という。)。
クリーニングユニット7は、中間転写ベルト11に転写後に感光体ドラム2上に残留した現像材及び電荷を次の作像動作の前に除去する。
一方、給紙装置8の給紙カセット21に収容されている転写材としての用紙20は、給紙ローラ(ピックアップローラ)22により1枚ずつ分離されて送り出され、レジストローラ23により2次転写手段としての転写ローラ24に搬送され、中間転写ベルト11上で重畳されたフルカラーのトナー画像が用紙20に転写される(これを「二次転写」という。)。
その後、用紙20は画像を定着させるために定着装置9に搬送され、定着装置9で加熱、加圧され、画像が定着された後、搬送ローラ25を経て、排紙ローラ26から装置外部の排紙トレイ部30に排出される。
なお、この画像形成装置では、中間転写ベルト11に複数の感光体ドラム10Y、10C、10M、10Kのそれぞれで形成された色の画像を重ね合わせた後、転写材に転写(これを2次転写という。)する方式のいわゆる中間転写方式のものであるが、感光体ドラム10Y、10C、10M、10Kに形成された画像を転写材に直接転写して転写材上で重ね合わせるいわゆる直接転写方式とすることもできる。
次に、この画像形成装置に搭載している本発明に係る露光ユニットである光書き込み装置4について図2及び図3を参照して説明する。なお、図2は同光書き込み装置の内部構成を説明する平面説明図、図3は同光書き込み装置の側面説明図である。
この光書き込み装置4は、ハウジング40に、各感光体ドラム2に対して光レーザーであるレーザービームLY、LC、LM、LKを照射するために4つのレーザーユニット41Y、41M、41C、41Kと、各レーザーユニット41からの画像信号に基づいて変調されたレーザービームLを偏向走査する光偏向手段(偏向走査手段)としての2つのポリゴンミラー42a、42b(両者を併せて「ポリゴンミラー42」という。)と、偏向走査したレーザービームLを感光体ドラム2上で所望の大きさに結像させる結像素子44と、レーザービームLの走査開始タイミングを検知する同期検知手段としての同期検知部45などを備えている。
ここで、ポリゴンミラー42はポリゴンモータ43によって高速で回転駆動され、このポリゴンミラー42と各レーザーユニット41の間には、レーザーユニット41側からアパーチャ46及びシリンダレンズ47を配設している。そして、4つのレーザーユニット41からのレーザービームLを2つずつ、レーザーユニット41Y、41Cとレーザーユニット41M、41Kに分けてポリゴンミラー42a、42bの両側から入射させる所謂対向走査方式を採用し、ポリゴンミラー42に片側から2つのレーザービームLY,LC及びLM,LKを独立に入射させるために、一方の光路にミラー48A,48Bを配置している。
なお、ポリゴンミラー42の回転数が30、000rpmを超える程度に速い場合の騒音対策等のためにポリゴンミラー42の手前両側に防音ガラス49、49を配設している。
また、ポリゴンミラー42で偏向走査されたレーザービームLは、再び防音ガラス49を経て、結像レンズ44に入射した後、各ミラー50を経由して、各感光体ドラム2に入射される。この場合、感光体ドラム2表面に対する照射角度は、Y、C、M、K各色のそれぞれでほぼ同一となるように設定している。
なお、光書き込み装置4のハウジング40の蓋部材51には感光体ドラム2への射出口に、この光書き込み装置4内への塵埃の侵入等を防ぐために防塵ガラス52をそれぞれ設けている。
次に、この光書き込み装置4における同期検知に係わる部分について図4及び図5を参照して説明する。なお、図4は同期検知に係わる部分の側面模式的説明図、図5は同じく斜視説明図である。
同期検知の本来の意味は、走査光のタイミングを取ることであるので、通常走査に先立って設置されていればよいが、この実施形態では、1走査の速度(あるいは時間)の変動を検知するために、走査後端にも同期検知手段である同期検知部45を設置している。図2には、この走査前後で同期を取る構成を示し、この例では、上下2段の走査光(レーザービームL1、L2とする)を1つの同期検知部45で検知する。
つまり、前述したように、レーザービームLを偏向走査するポリゴンミラー42は2つのポリゴンミラー42a、42bを階層状に配置して、階層状の走査平面を有する構成として、このポリゴンミラー42で偏向走査したレーザービームLを感光体ドラム2上で所望の大きさに結像させる結像素子(結像レンズ)44も、図4及び図5に示すように、上下2本のレーザービームL1、L2が通過する上下2枚の結像素子44a、44bを重ねた構成としている。
ここで、2枚の結像素子44a、44bのうち、下段側の結像素子44aはハウジング40に装着して、この結像素子44aの上に上段側の結像素子44bを接着している。また、レーザービームL1、L2は、2枚の結像素子44a、44bの上下間隔に応じた間隔だけ離された位置になるように設定している。
そして、画像形成のための走査領域外に、ポリゴンミラー42の2つのポリゴンミラー42a、42で反射されて2枚の結像素子44a、44bをそれぞれ通過したレーザービームL1、L2を同期検知部45に向って導く(反射する)同期検知用ミラー61を設けている。
この同期検知用ミラー61は、図6に示すように、装置筺体(光学ハウジング40)に形成された略L字状のミラー保持部40aのミラー受け面62に搭載し、図示しない板ばねによりハウジング40に取り付けることで、同期検知用ミラー61はその法線をハウジング40の水平面に対して垂直から角度θ1(θ1は3°程度の範囲内が好ましい。)だけ斜め下方に向けて配設している。なお、同期検知用ミラー61をミラー受け面62に接着などで保持することもできる。
一方、この同期検知用ミラー61から導かれる2本のレーザービームL1、L2を検知する同期検知部45は、2本のレーザービームL1、L2を収束させるレンズ64と、このレンズ64で収束された2本のレーザービームL1、L2を検知する光電素子65を含む光検知基板66と、これらのレンズ64及び光検知基板66を保持する保持部材67とを備えている。
ここで、保持部材67は、図7に示すように、傾斜したレンズ保持面67aにレンズ64を保持し、これによって、レンズ64は上向きの傾斜をもって保持される。つまり、保持部材67のレンズ保持面67aは入射するレーザービームL1、L2に対して略直交する(入射角度がゼロになるような)角度を持たせて形成し、斜め下方に進んできたレーザービームL1、L2の副走査方向角度がレンズ64の焦点角度に略等しくなるように上向きに傾けて保持する。
また、保持部材67は背面側に光検知基板66をハウジング40に対して垂直になるように保持し、保持部材67自体もハウジング40に対して垂直になるように取り付けられる。
そして、レンズ64は上下2本のレーザービームL1、L2を光検知基板66の光電素子67に入射させる曲率で形成し、2本のレーザービームL1、L2を略同一箇所に収束させるとともに、ビーム径を絞って、光検知基板66の光電素子67に入射させる。このレンズ64は、例えば図8にも示すように、レーザービームL1、L2が入射される側の面(第一面)64aが円筒面であり、レーザービームL1、L2が出射される側の面(第二面)64bが球面であるレンズである。なお、レーザービームL1、L2が入射される側の面(第一面)64aが球面であり、レーザービームL1、L2が出射される側の面(第二面)64bが円筒面であるレンズとすることもできる。
したがって、ポリゴンミラー42a、42bで走査されて結像素子44a、44bを通過した上下2本のレーザービームL1、L2は同期検知用ミラー61で斜め下方に向けて同期検知部45に導かれ、同期検知部45のレンズ64によって収束されるとともにビーム径が絞られて、光検知基板66の光電素子65に入射され、複数のレーザービームは同じ同期検知部45で検知される。
このように、偏向手段からの複数の光ビームを反射する同期検知用ミラーを設けるとともに、同期検知用ミラーで導かれる複数の光ビームを収束させるレンズと、このレンズで収束された光ビームを検知する光検知基板と、これらのレンズ及び光検知基板を保持する保持部材とを有する構成とすることにより、結像素子の構成を複雑にすることなく、同じ同期検知手段に複数の光ビームを入射させて同期検知を行なうことができる。
この場合、入射した光ビームを水平より下方に導くことにより、筐体の同期検知用ミラーを取り付ける取付部に勾配を付けることができ、樹脂成型時に型抜きが容易になって製作が簡単になる。また、保持部材のレンズ取付部(保持部)についても、レンズを傾けて保持する構成にすることで、樹脂成型時に型抜きが容易になって製作が簡単になる。
ここで、同期検知部45はポリゴンミラー42の走査面からの距離が、ポリゴンミラー42の走査面から像担持体である感光体ドラム2までの距離よりも短い位置、例えば10%〜16%短い位置に設けることで、光書き込み装置の小型化を図ることができる。
この場合、光検知基板66の光電素子65上におけるビーム径及びビーム位置を確保できるようにするためには、本実施形態では、レンズ64の第一面64aを円筒面(r=12mm)とし、第二面64bを球面(r=−16mm)とし、レンズ厚さtを7mmとしている。また、レンズ64の材質はPMMAで形成している。この場合、レンズ64の第一面64aを球面、第二面を円筒面としても同様の作用効果が得られる。
次に、同期検知部45の具体的な取り付け構造について図9ないし図11を参照して説明する。なお、図9は保持部材67を除いた状態の斜視説明図、図10は同期検知部45を図5の下側から見た図、図11は同期検知部45を図5の右側(背面側)から見た図である。
先ず、同期検知部45のハウジング(筐体)40への取付けをネジ1本にて行なうため、保持部材67の略中央部を締結箇所とするために、レンズ64と光検知基板66の間に部位にネジの入る空間67bを設け、図10に示すように、空間67bに通じるねじ穴67cを形成している。
このように、同期検知部の保持部材がレンズ及び光検知基板を保持し、レンズと光検知基板の間の空間をネジ止めに用いることで、筐体への取付時のバランスがよく、ネジ1本で固定でき、また筐体に対して垂直方向からの取付けができるので、作業が容易になる。
また、ネジ止めの際の位置決めを筐体(ハウジング)40に設けた図示しないボス部と保持部材67に設けた穴67d、67eの係合にて行なうように構成し、穴67d、67eはネジ穴67cを挟んで略対称な位置に形成している。これにより、保持部材67の組み付け作業性が向上する。
保持部材57の筐体(ハウジング)40に対する受け面は、保持部材67の底部67fを受けることにしているが、ネジ部分の面積が大きく取れるのであれば、ネジ部分を受け面にすることもできる。
また、レンズ64は、保持部材67に形成した凸部67gに上部を突き当て、下にある爪部67hの弾性により凸部67gに押し付けられて固定されている。この場合、保持部材67を樹脂成型品で形成することによって、爪部67hに容易に弾性を持たせることができて、組み付け作業性が向上する。
このレンズ64の左右方向の位置決めは、レンズ64に設けた凹部64cと保持部材67の爪部67hに形成した凸部67iを係合させることで行なっている。なお、凹部と凸部はレンズ64と保持部材67のどちらに設ける構成でも良い。
さらに、光検知基板66は、保持部材67に2箇所に位置決め用ボス部67j、67kを形成し、光検知基板66に形成した位置決め穴66aをボス部67j、67kに嵌め合わせることにより位置決めし、ネジ68で固定している。
本発明に係る光書き込み装置を備えた画像形成装置の一例を示す全体概略構成図である。 同光書き込み装置の内部構成を説明する平面説明図である。 同光書き込み装置の側面説明図である。 同光書き込み装置の同期検知に係わる部分の模式的説明図である。 同じく斜視説明図である。 同じく同期検知用ミラーの取り付け部材の説明に供する斜視説明図である。 同じく同期検知部の保持部材の説明に供する側面説明図である。 同じくレンズの説明に供する斜視説明図である。 同じく同期検知部の保持部材を除いた状態の斜視説明図である。 同じく図9を下から見た図である。 同じく図9を背面側から見た図である。
符号の説明
2…感光体ドラム
4…光書き込み装置
40…ハウジング
41…レーザーユニット
42…ポリゴンミラー
43…ポリゴンモータ
44…結像素子
45…同期検知部
61…同期検知用ミラー
64…レンズ
65…光電素子
66…光検知基板
67…保持部材

Claims (6)

  1. 複数の光ビームを走査するための階層状の走査平面を有する偏向手段と、
    前記偏向手段からの副走査方向に分離した複数の光ビームを反射する同期検知用ミラーと、
    同期をとるために前記複数の光ビームを検知する同期検知手段とを備え
    前記同期検知手段は、前記複数のビームを1つの同期検知部で検知するものであり、
    前記同期検知部は、前記同期検知用ミラーで導かれる複数の光ビームを収束させるレンズと、このレンズで収束された光ビームを検知する光検知基板と、これらのレンズ及び光検知基板を保持する保持部材とを有し
    前記同期検知用ミラーは、前記偏向手段の走査面に垂直な面に対して所定の角度斜め下方に向けて配設され、前記複数の光ビームを前記レンズに向けて前記偏向手段の走査面に対して斜め下方に向けて反射し、
    前記保持部材の前記レンズを保持するレンズ保持面は、前記複数の光ビームの前記レンズへの進入角度に対して略直交する角度を持って副走査方向に傾斜して前記レンズを上向きに傾けて保持し、
    前記保持部材は箱状の形状であり、
    前記保持部材の一方の面は前記レンズ保持面であり、他方の面には前記光検知基板を保持し、
    前記保持部材の略中央部における前記レンズと前記光検知基板の間の部位には締結部材の入る開口及び空間が設けられ、
    前記保持部材の両側面は壁が形成されて閉鎖されており、
    前記保持部材の底面に、前記空間に通じ、前記締結部材を光書き込み装置筐体に締結する穴が形成されている
    ことを特徴とする光書き込み装置。
  2. 請求項1に記載の光書き込み装置において、前記偏向手段と複数の同期検知を備えていることを特徴とする光書き込み装置。
  3. 像担持体に画像を書き込む光書き込み装置を備えた画像形成装置において、前記光書き込み装置が請求項1又は2に記載の光書き込み装置であることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項に記載の画像形成装置において、前記光書き込み装置の同期検知は前記偏向手段の走査面からの距離が前記偏向手段の走査面から像担持体までの距離よりも10%〜16%短い位置に設けられていることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項に記載の光書き込み装置において、前記レンズは入射側が円筒面であり、出射側が球面であることを特徴とする光書き込み装置。
  6. 請求項に記載の光書き込み装置において、前記レンズは入射側が球面であり、出射側が円筒面であることを特徴とする光書き込み装置。
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