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JP4474811B2 - ドアロック駆動装置 - Google Patents

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JP4474811B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ドアロック駆動装置に関し、特にドアロックの噛合い機構を解除するアンラッチ機構と、ハーフラッチ状態からフルラッチ状態までラッチを作動させるクローザ機能を1個のモータで構成したドアロック駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ドアロック駆動装置として、モータを正転させることでドア閉状態からアンラッチ状態まで作動させるアンラッチ機能と、モータを逆転させることで半ドア状態(ハーフラッチ状態)からドア閉状態(フルラッチ状態)までラッチを作動させるクローザ機能とを1個のモータの駆動源で行うことが可能な車両用ドアロック装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ドアロック駆動装置は、クローザ作動時において大トルクを要すること、およびクローザ作動速度をゆっくり作動させたいための事由から、モーターからの駆動力を得てクローザ機能を行わせるアクチュエーター内に高減速機構を必要としている。なお、クローザ作動速度をゆっくり作動させたい事由としては、クローザ作動(ドア開状態からドア閉状態)速度が早いと指の挟み込み等の緊急事態の発生時に即座に閉動作を停止させようとしても、この閉動作を停止させるまでの判断遅れが生じたり、指の挟み込みを検出するセンサを設けた場合であっても、センサの反応によりモータの停止に至るまでのタイムラグ等が生じることによる。このように、従来の技術においてアクチュエーター内に高減速機構を組み込むと、ドアロック駆動装置自体のサイズが大型化する問題がある。
【0004】
また、クローザ作動(ドア開状態からドア閉状態)途中に指の挟み込み等の事態が発生した場合には、クローザ作動途中であってもクローザ作動を停止させるとともに、このクローザ作動停止位置からアンラッチ作動(ドア開動作)への切替えを行うことが要求されている。
【0005】
本発明の目的は上記の点に鑑み、アンラッチ機能とクローザ機能の両方の機能を1個のモータで行うことが可能なドアロック駆動装置の小型化を可能とするとともに、指の挟み込み等に対応して安全性に配慮したドアロック駆動装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、本発明の請求項1記載のドアロック駆動装置によると、正逆転する1個のモータの出力軸の回転出力は歯車装置を経て減速され、係止部材および出力カムを回転させる。そして、モータからの出力が係止部材を正転方向に回転させて第1出力軸に伝達されると、第1出力軸がドアロックを動かしてアンラッチ作動(アンラッチ機能)させる。また、モータからの出力が出力カムを逆転方向に回転させて第2出力軸に伝達されると、第2出力軸がドアロックを動かしてクローザ作動(クローザ機能)させる。
【0007】
このように、アンラッチ作動とクローザ作動とを歯車装置の正転と逆転の回転方向に分離させて機能させる構成とし、歯車装置の逆転方向の回転によるクローザ作動途中であっても、クローザ作動を停止(モータを停止)させるとともにモータを正転方向に回転させれば、このクローザ作動停止位置からアンラッチ作動(ドア開動作)への切替えを行うことが可能となる。これにより、アンラッチ機能とクローザ機能の両方の機能を1個のモータで行うことが可能なドアロック駆動装置の小型化を可能とするとともに、指の挟み込み等に対応して安全性に配慮したドアロック駆動装置を提供できる。
【0008】
車装置は、モータと一体的に回転するモータピニオンギヤおよびこのモータピニオンギヤに噛合いモータの回転速度を減速する第1減速ギヤと、この第1減速ギヤと一体的に回転する中間ピニオンギヤおよびこの中間ピニオンギヤに噛合い第1減速ギヤの回転速度を減速する第2減速ギヤを有して構成されて、モータの回転速度が減速される。これにより、モータと第2減速ギヤとの間をコンパクトな構成で減速比を大きくすることができる。
【0009】
そして、1個のモータが例えば正転方向に回転すると、第2減速ギヤの端面に設けられた係止部材が正転方向に回転することによって、第1出力軸または第1出力軸に連結する第1作動レバーがアンラッチ方向に動かされる。一方、1個のモータが例えば逆転方向に回転すると、第2減速ギヤの端面に一体的設けられた出力カムが逆転方向に回転することによって、第2出力軸または第2出力軸に連結する第2作動レバーがクローザ方向に動かされる。アンラッチ作動が終了した後、第1中立点戻し手段によって第2減速ギヤを逆転方向に回転させることで第1出力軸に固定されて前記ドアロックのラチエットを動かす第1出力レバーをアンラッチ位置から中立位置に戻される。一方、クローザ作動が終了した後、第2中立点戻し手段によって、更に第2減速ギヤを逆転方向に回転させることで第2出力軸に固定されてドアロックのラッチを動かす第2出力レバーをクローザ位置から中立位置に戻される。
【0010】
本発明の請求項2記載のドアロック駆動装置によると、係止部材と出力カムとは、第2減速ギヤの表側と裏側の異なる端面に設けられることを特徴とする。それにより、第2減速ギヤの表側と裏側の空間を有効に利用して係止部材と出力カムとを最適にドアロック駆動装置内に配設することができる。
【0012】
本発明の請求項3記載のドアロック駆動装置によると、係止部材を弾性体で構成した。そして、この係止部材は第2減速歯車装置の正転方向の回転時のみに第1作動レバーと係止するとともに、第2減速歯車装置の逆転方向の回転時にはこの弾性体の係止部材が撓むことで第1作動レバーとの係止を回避することができる。
【0013】
本発明の請求項4記載のドアロック駆動装置によると、係止部材と第2減速ギヤとを一体に構成した。また、第1作動レバーを弾性体により構成した。そして、第2減速歯車装置の正転方向の回転時のみに弾性体により構成した第1作動レバーと前記した係止部材とを係合させるとともに、第2減速歯車装置の逆転方向の回転時には弾性体よりなる第1作動レバーが撓むことで係止部材との係止を回避することができる。また、係止部材と第2減速ギヤとを一体に構成するので、部品点数を削減でき低コストなドアロック駆動装置を提供できる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の複数の実施形態を図に基づいて説明する。
【0015】
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態であるドアロック駆動装置を図面を参照して詳細に説明する。なお、以下説明するドアロック駆動装置は、クローザ&アンラッチアクチュエーターの構造を工夫してアンラッチ機能とクローザ機能の両方の機能を1個のモータで行うことを可能とし、かつドアロック駆動装置の小型化を可能としながら指の挟み込み等に対応して安全性に配慮されたドアロック駆動装置が提供できる技術に関する。
【0016】
図1および図2は、第1実施形態であるクローザ&アンラッチアクチュエーター2の構造を示す図である。本実施形態の自動車等の車両用ドアロック駆動装置は、自動車等の車両のドアの閉鎖状態を保つドアロック1と、ドアロック1の噛合い機構を解除するアンラッチ機構と、ハーフラッチ状態からフルラッチ状態までラッチを作動させるクローザ機能の両方の機能を行うクローザ&アンラッチアクチュエーター2と、このクローザ&アンラッチアクチュエーター2に内蔵された1個のモータ4への通電および通電停止を制御するドアロック制御回路5を備えている。
【0017】
ドアロック1は、車両の車体のドア受けに固着されたストライカ(図示せず)との係合および離脱を行う噛合い機構を有し、開いているドアを閉じる時には、ドア開状態からハーフラッチ状態またはフルラッチ状態を経てドア閉状態となり、閉じいているドアを開ける時には、ドア閉状態からアンラッチ状態を経てドア開状態となる。
【0018】
ドアロック1の噛合い機構は、半ドア状態の時にストライカを拘止するハーフラッチ(ハーフロック:ドアを完全に閉じていない状態)、ドア閉状態の時にストライカを拘止するフルラッチ(フルロック:ドアを完全に閉じている状態)、およびストライカを開放することが可能なアンラッチ状態(ドアを開くことが可能な状態)のいずれかの状態を形成することが可能なラッチ1Aとラチェット1Bからなる係脱機構である。
【0019】
クローザ&アンラッチアクチュエーター2は、アクチュエーターケース3、モータ4、減速装置を構成する第1、第2減速装置(後記する)、係止部材28、出力カム23、および第1、第2出力軸15、25等を備えている。アクチュエーターケース3は、電気絶縁性の樹脂材料によって所定の形状に一体成形され、クローザ&アンラッチアクチュエーター2の構成部品を収容している。また、アクチュエーターケース3の端部には、外部導体側のコネクタ(図示せず)と嵌合するコネクタシェル7が一体成形されている。
【0020】
モータ4は、正転または逆転方向に回転可能なシャフト9(回転軸)を有している。このモータ4は、アンラッチ作動時にドアロック制御回路5より制御信号を受けて正転方向の回転出力を第1減速装置に発生する。また、モータ4は、クローザ作動時にドアロック制御回路5より制御信号を受けて逆転方向の回転出力を第1減速装置に発生する。なお上述したシャフト9と第1減速装置の間には、シャフト9が高回転することにより発生する高振動を吸収、減衰して第1減速装置へ伝達するのを軽減するように弾性体8を介して連結する構成としている。
【0021】
第1減速装置は、モータ4の回転速度を所定の減速比に減速するもので、モータ4のシャフト9の外周に固定された樹脂材料製のモータピニオンギヤ11、およびこのモータピニオンギヤ11に噛合う樹脂材料製の第1減速ギヤ12等から構成されている。なお、第1減速ギヤ12は、アクチュエーターケース3の天壁部、および底壁部に両端が固定された中心軸10に回転自在に嵌め合わされている。
【0022】
第2減速装置は、モータ4の回転速度を所定の減速比に減速するとともに、第1減速ギヤ12の回転速度を所定の減速比に減速するもので、第1減速ギヤ12の一端面に設けられた樹脂材料製の中間ピニオンギヤ21、およびこの中間ピニオンギヤ21に噛合う樹脂材料製の第2減速ギヤ22等から構成されている。なお、第2減速ギヤ22は、アクチュエーターケース3の天壁部、および底壁部に両端が固定された中心軸20に回転自在に嵌め合わされている。
【0023】
出力カム23は、第2減速ギヤ22の端面に一体成形されており、第2出力軸25に連結する第2作動レバー24をクローザ方向に動かすことが可能な凸形状を有している。具体的には、出力カム23のカム面には、中立位置で第2作動レバー24に当接する側壁面(カム壁)、クローザ作動時に第2作動レバー24をクローザ方向に動かす外壁面(カム壁)、およびアンラッチ作動時に第2作動レバー24を空振りさせるための内壁面(カム壁)が設けられている。なお、外壁面は中心軸20を中心にして外径が徐々に大きくなるような曲率面とされている。
【0024】
係止部材28は、出力カム23が一体成形される側と同一の第2減速ギヤ22の端面に第2減速ギヤ22とは別体に設けられる。そして、この係止部材28は、弾性体である金属製の板形状のバネ材でありL字形状に曲げ成形され、第2減速ギヤ22の端面と略平行となる出力カム23の端面にビス28aにて固定されている(図4参照)。この曲げられたL形状の先端部は、第2減速ギヤ22の端面を表裏を貫通するように設けられた穴部を通じて第2減速ギヤ22の係止部材28が配設される側の反対側(裏側)に突出させている。
【0025】
このように構成した係止部材28は、第2減速ギヤ22が正転方向に回転した際に第2減速ギヤ22の一端面(係止部材28が配設される側の反対側)において後述する第1出力軸15に連結する第1作動レバー14と係合して第1作動レバー14をアンラッチ方向に動かすことができる。つまり、第2減速歯車装置の正転方向の回転時のみに第1作動レバー14に係合するように両者14、28を係合させている。そして、この係合位置から第2減速歯車装置が逆転方向に一回転して、係止部材28と第1作動レバー14とが当接する位置となっても、この弾性体からなる係止部材28が撓むことで第1作動レバー14との係止を回避する構成としている。
【0026】
係止部材28と第1作動レバー14との係止機構は、樹脂材料製の第1作動レバー14の先端に略円柱形状の第1ピン部17を一体成形し、かつ第1ピン部17頭部にテーパ面17a(図4参照)を形成することで、この第1ピン部17と突出させた係止部材28のL形状の先端部との当接において、両者間の係止を1方向にのみ可能としている。つまり、第2減速歯車装置が逆転方向に回転して、第1ピン部17のテーパ面17a方向より係止部材28が当接しても、係止部材28が撓んでテーパ面17aを滑りながら乗り越えることで第1作動レバー14との係止を回避するよう構成される。一方、第2減速歯車装置が正転方向に回転して、第1ピン部17のテーパ面17aと反対方向より係止部材28が当接すると、係止部材28と第1ピン部17の直立面とが当接して係止するよう構成される。
【0027】
第1出力軸15は、係止部材28と係合する樹脂材料製の第1作動レバー14を有し、一端がアクチュエーターケース3の軸受部に回転自在に支持され、他端部がアクチュエーターケース3より外側に突き出している。なお、第1作動レバー14のレバー本体は、出力カム23と干渉しない高さに設置されている。また、第1作動レバー14は、第1出力軸15と回転方向で小さなガタがある。
【0028】
第2出力軸25は、出力カム23と係合する樹脂材料製の第2作動レバー24を有し、一端がアクチュエーターケース3より外側に突き出し、他端部がアクチュエーターケース3の軸受部に回転自在に支持されている。第2作動レバー24の先端には、出力カム23と係合する略円柱形状の第2ピン部27が一体成形されている。なお、第2作動レバー24のレバー本体は、出力カム23と干渉しない高さに設置されている。
【0029】
アンラッチ出力レバー16は、本発明の第1出力レバーに相当するもので、樹脂材料により所定の形状に一体成形されて、第1出力軸15の外周に固定されている。なお、アンラッチ出力レバー16とアクチュエーターケース3との間に、アンラッチ出力レバー16をアンラッチ位置から中立位置に戻すためのリターンスプリングを取付けても良い。
【0030】
クローザ出力レバー26は、本発明の第2出力レバーに相当するもので、樹脂材料等により所定の形状に一体成形されて、第2出力軸25の外周に固定されている。なお、クローザ出力レバー26とアクチュエーターケース3との間に、クローザ出力レバー26をクローザ位置から中立位置に戻すためのリターンスプリングを取付けても良い。
【0031】
ドアロック制御回路5は、CPU、ROM、RAMを持つマイクロコンピューター(モータ制御手段)で構成され、乗員に手動操作されるドア開スイッチ31、ハーフラッチ状態を検出するハーフラッチスイッチ32、アンラッチ状態および第2減速ギヤ22の中立位置を検出するマイクロスイッチ(アンラッチスイッチ:アンラッチ位置検出手段)33、および第2減速ギヤ22および第2出力カム23がクローザ方向に一周(回転)したことを検出するマイクロスイッチ(クローザスイッチ:クローザ位置検出手段)34等の各種スイッチのON/OFF信号に基づいて、モータ4を正転方向、または逆転方向に通電する。
【0032】
次に、ドアロック駆動装置の作用について説明する。ここで、図3から図6は、クローザ&アンラッチアクチュエーター2の動作を説明する図で、図7および図8は、ドアロック制御回路5を示した図である。乗員がドアを開くためにドア開スイッチ31をONすると、モータ4のモータ通電回路6に、図7(a)に示した方向に電流が流れ、モータ4が正転方向に回転する。そして、モータ4の回転出力が弾性体8を介してピニオンギヤに伝わり、ピニオンギヤ、第1減速ギヤ12を経て中間ピニオンギヤ21に伝達されて、第2減速ギヤ22および係止部材28が図示右回転方向(正転方向)に回転すると、係止部材28と第1ピン部とが当接して係止する。この係合した状態を図4に示す。図4は、図3(b)に示したアンラッチ動作説明図のA矢視部分断面図である。
【0033】
これにより、第1ピン部17が係止部材28との係合を維持しながら右回転方向に動かされて第1作動レバー14が第1出力軸15を中心にして図示左方向に回転する。そして、第1作動レバー14とアンラッチ出力レバー16とは第1出力軸15の外周に固定されているので、第1作動レバー14が回転すると、アンラッチ出力レバー16も第1出力軸15を中心にして図示右方向に回転する。
【0034】
一方、この第2減速ギヤ22の図示右回転方向(正転方向)への回転により、出力カム23も同方向に回転するが、第2作動レバー24の第2ピン部27は、出力カム23のカム溝に入り込み、第2作動レバー24が空振りする。これにより、出力カム23から第2作動レバー24に回転出力が伝わらず、リターンスプリングの付勢力によって中立位置に付勢されているクローザ出力レバー26も動かない。
【0035】
この結果、アンラッチ出力レバー16がラチェット1Bを押圧して、ラチェット1Bの支軸を中心にしてアンラッチ方向に動かし、アンラッチ状態(ドアを開くことが可能な状態)となる。この状態を図3(b)に示す。なお、図3(a)は、図3(b)の前ステップであるドアを開ける前の状態(ドアの完全閉状態)を示す。
【0036】
この時、第2減速ギヤ22および係止部材28がアンラッチ位置まで回転したことを検出すると、図7(b)に示したように、マイクロスイッチ(可動接点)33が中立位置固定接点に接続する位置からアンラッチ位置固定接点に接続する位置に切り替わる。これにより、モータ4のモータ通電回路(ターミナル)6に図7(b)に示した方向に電流が流れ、モータ4が逆転方向に回転する。
【0037】
そして、モータ4の回転出力が弾性体8を介してピニオンギヤ11に伝わり、ピニオンギヤ11、第1減速ギヤ12を経て中間ピニオンギヤ21に伝達されて、第2減速ギヤ22および係止部材28が図示左回転方向(逆転方向)に回転すると、係止部材28も同方向に回転移動する。これにより、スプリングの付勢力を伴って第1作動レバー14およびアンラッチ出力レバー16が第1出力軸15を中心にして図示左回転方向(逆転方向)に回転して中立位置に戻る(第1中立点戻し手段)。この状態を図3(c)に示す。
【0038】
この時、第2減速ギヤ22および係止部材28がアンラッチ位置から中立位置まで回転したことを検出すると、マイクロスイッチ(可動接点)33がアンラッチ位置固定接点に接続する位置から中立位置固定接点に接続する位置に切り替わる。これにより、モータ4への通電が終了する。
【0039】
ドア開状態から乗員がドアを閉じようとすると、ラッチのハーフラッチ用係合爪がラチェット1Bの係合爪と係合して半ドア状態(ハーフラッチ状態、つまりドアを完全に閉じていない状態)となる。このハーフラッチ状態となると、ハーフラッチスイッチ32がONすることで、モータ4のモータ通電回路(ターミナル)6に図8(a)に示した方向に電流が流れ、モータ4が逆転方向に回転する。
【0040】
そして、モータ4の回転出力が弾性体8を介してピニオンギヤに伝わり、ピニオンギヤ、第1減速ギヤ12を経て中間ピニオンギヤ21に伝達され、第2減速ギヤ22および係止部材28が図示左回転方向(逆転方向)に回転すると、出力カム23のカム面が第2作動レバー24の第2ピン部27に当接する。
【0041】
これにより、第2ピン部27がカム面に沿って外側(中心軸の径方向外方側)へ動かされて第2作動レバー24が第2出力軸25を中心にして図示右方向に回転する。そして、第2作動レバー24とクローザ出力レバー26とは第2出力軸25の外周に固定されているので、第2作動レバー24が回転すると、クローザ出力レバー26も第2出力軸25を中心にして図示左方向に回転する。
【0042】
この結果、クローザ出力レバー26がラッチ1Aを押圧して、ラチェット1Bの支軸を中心にしてクローザ方向に動かし、フルラッチ状態(ドアを完全に閉じる状態)となる。この状態を図5(b)に示す。なお、図5(a)は、図5(b)の前ステップであるドアを閉じる前の状態(ハーフラッチ状態)を示す。
【0043】
この時、モータ4の通電を継続することで、第2減速ギヤ22および出力カム23がもとの位置まで1回転すると、図8(b)に示したように、マイクロスイッチ(可動接点)34が中立位置固定接点に接続する位置からクローザ位置固定接点に接続する位置に切り替わる。これにより、モータ4への通電が終了する。なお、マイクロスイッチ34は、モータ4への通電が終了した後にクローザ位置固定接点に接続する位置から中立位置固定接点に接続する位置に切り替わる。
【0044】
ここで、第2作動レバー24の第2ピン部27は、出力カム23が中立位置から一周すると、出力カム23のカム溝に入り込んで中心軸の径方向内側(図2に示した位置)に移動することで中立位置に戻る。また、第2減速ギヤ22および出力カム23も一周することで中立位置に戻る(第2中立点戻し手段)。また更に、係止部材28も第1作動レバー14の第1ピン部17を乗り越えて中立位置に戻る。この係止部材28が第1ピン部17を乗り越えた状態を図6に示し、破線で示す係止部材28が撓んで第1ピン部17を乗り越える状態を示している。図6は、図5(b)に示したクローザ動作説明図のB矢視部分断面図である。
【0045】
以上のように、本発明のドアロック駆動装置は、モータ4の回転速度をコンパクトな構成の第1減速歯車装置および第2減速歯車装置との噛合いによって大きな減速比を得るとともに、ドアロック1のラチェット1Bをアンラッチ作動させるアンラッチ機能と、ドアロック1のラッチ1Aをクローザ作動させるクローザ機能とを第2減速歯車装置の正転と逆転の回転方向に分離させる構成としたので、第2減速歯車装置の逆転方向の回転によるクローザ作動途中であっても、クローザ作動を停止(モータ4を停止)させるとともに、モータ4を正転方向に回転させれば、このクローザ作動停止位置からアンラッチ作動(ドア開動作)への切替えを行うことが可能となる。
【0046】
これにより、アンラッチ機能とクローザ機能の両方の機能を1個のモータ4で行うことが可能なドアロック駆動装置の小型化を可能とするとともに、指の挟み込み等に対応して安全性に配慮したドアロック駆動装置を提供できる。
【0047】
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態であるドアロック駆動装置を、図9、図10、および図11に示す。図9は、本発明の第2実施形態であるクローザ&アンラッチアクチュエーター2の構造を示す平面図である。図10および図11は、クローザ&アンラッチアクチュエーター2の動作を説明する説明図である。第1実施形態と実質的に同一構成部品に同一符号を付し、説明を省略する。なお、以下説明するドアロック駆動装置は、第1実施形態に示す第1作動レバー14、第2減速ギヤ22、および係止部材28の構成を変更してクローザ&アンラッチアクチュエーター2の設計自由度を高めるとともに、構成の簡素化を図った点が異なる。
【0048】
図9に示すように、第2減速ギヤ22Aの端面に出力カム23を一体成形させ、この出力カム23が配設される第2減速ギヤ22Aの反対側(裏側)に係止部材28Aを配設させる。具体的には、係止部材28Aと第2減速ギヤ22Aとを一体に構成している。このように、係止部材28Aと出力カム23とを、第2減速ギヤ22Aの表側と裏側の異なる端面に設けることで、第2減速ギヤ22Aの表側と裏側の空間を有効に利用して係止部材28Aと出力カム23とを最適にクローザ&アンラッチアクチュエーター2内に配設している。また、第1作動レバー14Aは、弾性体である金属製の板形状のバネ材により構成した。そして、第2減速歯車装置の正転方向の回転時のみ、弾性体により構成した第1作動レバー14Aと係止部材28Aとを係合させている。
【0049】
図10は、第2減速ギヤ22Aが図示左回転方向(逆転方向)に回転し、図10(a)のドアを閉じる前の状態(ハーフラッチ状態)から図10(b)のフルラッチ状態(ドアを完全に閉じる状態)に至る状態を示す。この第2減速ギヤ22Aの逆転方向回転時において、図11に示すように弾性体よりなる第1作動レバー14Aが撓む(図11中の破線部14Aに示す)ことで係止部材28Aとの係止を回避することができる。
【0050】
このように、第1実施形態では第2減速ギヤ22の正転方向の回転力を第1作動レバー14に伝達するために、第2減速ギヤ22、係止部材28、第1作動レバー14、および第1ピン部17からなる構成部品を有していたのに対し、本実施形態では係止部材28Aと一体構成させた第2減速ギヤ22Aと弾性体からなる第1作動レバー14Aのみで構成することができる。よって、部品点数を削減でき低コストなドアロック駆動装置が提供できる。
【0051】
なお、本発明の実施にあたり、本発明を自動車等の車両用のドアロック駆動装置に適用した例を説明したが、本発明を自動車以外の車両、飛行機や船舶のドアのアンラッチ機能とクローザ機能の両方を行う乗物用ドアロック駆動装置に適用してもよい。また、本発明を住宅、工場、店舗等の建築構造物のドアのアンラッチ機能とクローザ機能の両方を行うドアロック駆動装置に適用してもよい。
【0052】
また、本発明の実施にあたり、2段の第1、第2減速装置を備えたが、望まれる第1、第2出力レバーの作用トルク等に応じて第1減速装置のみにより減速比が調整されたり、第3減速装置(図示しない)を備えてドアロック駆動装置の小型化が計られる。
【0053】
また更に、本発明の実施にあたり、第2減速ギヤ22の端面に配設させる出力カム23と係止部材28、28Aは、第2減速ギヤ22の表側および裏側を問わずに自在に配設されてアクチュエーターケース3内の空間が有効に利用される。
【0054】
また更に、本発明の第1実施形態の実施にあたり、樹脂材料製の第2減速ギヤ22の端面に金属製のバネ材からなる係止部材28を別体で設けたが、係止部材28と第2減速ギヤ22とを樹脂により一体で成形してもよい。このとき、樹脂材料製の係止部材28の部分は、弾性力が得られるように形状は工夫される。あるいは、係止部材28と第2減速ギヤ22とを金属材料により一体で成形してもよい。
【0055】
また更に、本発明の第1実施形態の実施にあたり、樹脂材料製の第1作動レバー14の先端に略円柱形状の第1ピン部17を一体成形させたが、第1ピン部17を金属材料により成形して別体で設け、第1作動レバー14と接合させてもよい。あるいは、第1作動レバー14と第1ピン部17とを金属材料により一体で成形してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態であるクローザ&アンラッチアクチュエーターの構造を示す断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態であるクローザ&アンラッチアクチュエーターの構造を示す平面図である。
【図3】本発明の第1実施形態であるクローザ&アンラッチアクチュエーターのアンラッチ動作を説明する説明図であり、
(a)は、ドアを開ける前の状態(ドアの完全閉状態)、
(b)は、アンラッチ状態(ドアを開くことが可能な状態)、
(c)は、ドアの開状態を示す。
【図4】図3(b)に示したアンラッチ動作説明図のA矢視部分断面図である。
【図5】本発明の第1実施形態であるクローザ&アンラッチアクチュエーターのクローザ動作を説明する説明図であり、
(a)は、ドアを閉じる前の状態(ハーフラッチ状態)、
(b)は、フルラッチ状態(ドアを完全に閉じる状態)を示す。
【図6】図5(b)に示したクローザ動作説明図のB矢視部分断面図である。
【図7】ドア閉状態からアンラッチ状態を経てドア開状態となるドアロック制御回路を示した回路図であり、
(a)は、モータを正転方向に回転させアンラッチ状態となる接続状態、
(b)は、モータを逆転方向に回転させ中立位置(ドア開状態)となる接続状態である。
【図8】ドア開状態からハーフラッチ状態またはフルラッチ状態を経てドア閉状態となるドアロック制御回路を示した回路図であり、
(a)は、ドア開状態からドアが閉じられハーフラッチ状態からモータを逆転方向に回転させる接続状態、
(b)は、ドア閉状態となりモータへの通電を終了させる接続状態である。
【図9】本発明の第2実施形態であるクローザ&アンラッチアクチュエーターの構造を示す平面図である。
【図10】本発明の第2実施形態であるクローザ&アンラッチアクチュエーターのクローザ動作を説明する説明図であり、
(a)は、ドアを閉じる前の状態(ハーフラッチ状態)、
(b)は、フルラッチ状態(ドアを完全に閉じる状態)を示す。
【図11】図10(b)に示したクローザ動作説明図のC矢視部分断面図である。
【符号の説明】
1 ドアロック
2 クローザ&アンラッチアクチュエーター
4 モータ
11 モータピニオンギヤ(第1減速歯車装置の一部を構成)
12 第1減速ギヤ(第1減速歯車装置の一部を構成)
14、14A 第1作動レバー
15 第1出力軸
16 アンラッチ出力レバー(第1出力レバー)
21 中間ピニオンギヤ(第2減速歯車装置の一部を構成)
22、22A 第2減速ギヤ(第2減速歯車装置の一部を構成)
23 出力カム
24 第2作動レバー
25 第2出力軸
26 クローザ出力レバー(第2出力レバー)
28、28A 係止部材

Claims (4)

  1. 開いているドアを閉じるときにはドア開状態からハーフラッチ状態またはフルラッチ状態を経てドア閉状態となり、閉じていているドアを開けるときにはドア閉状態からアンラッチ状態を経てドア開状態となるドアロックと、
    正逆転する1個のモータの出力軸と連結されてフルラッチ状態からアンラッチ状態まで前記ドアロックを駆動するアンラッチ機能およびハーフラッチ状態からフルラッチ状態まで前記ドアロックを駆動するクローザ機能の両方を行うアクチュエーターとを備えたドアロック駆動装置であって、
    前記アクチュエーターは、
    前記モータと一体的に回転するモータピニオンギヤおよびこのモータピニオンギヤに噛合い前記モータの回転速度を減速する第1減速ギヤと、前記第1減速ギヤと一体的に回転する中間ピニオンギヤおよびこの中間ピニオンギヤに噛合い前記第1減速ギヤの回転速度を減速する第2減速ギヤを有する歯車装置と、
    前記歯車装置の回転出力を受けて前記歯車装置と同方向に回転する係止部材、および出力カムと、
    前記係止部材に正転方向の回転が伝達されると前記ドアロックをアンラッチ作動させる第1出力軸と、
    前記出力カムに逆転方向の回転が伝達されると前記ドアロックをクローザ作動させる第2出力軸とを備え
    前記係止部材は、前記第2減速ギヤの端面に設けられており、前記第1出力軸または前記第1出力軸に連結する第1作動レバーをアンラッチ方向に駆動し、前記出力カムは前記第2減速ギヤの端面に一体的に設けられており、前記第2出力軸または前記第2出力軸に連結する第2作動レバーをクローザ方向に駆動するものであり、
    アンラッチ作動が終了した後、前記第2減速ギヤを逆転方向に回転させることで前記第1出力軸に固定されて前記ドアロックのラチエットを動かす第1出力レバーをアンラッチ位置から中立位置に戻す第1中立点戻し手段と、
    クローザ作動が終了した後、更に前記第2減速ギヤを逆転方向に回転させることで前記第2出力軸に固定されて前記ドアロックのラッチを動かす第2出力レバーをクローザ位置から中立位置に戻す第2中立点戻し手段とを備えたことを特徴とするドアロック駆動装置。
  2. 前記係止部材と前記出力カムとは、前記第2減速ギヤの表側と裏側の異なる端面に設けられることを特徴とする請求項1に記載のドアロック駆動装置。
  3. 前記係止部材は、弾性体で構成されるとともに前記第2減速歯車装置の正転方向の回転時のみに前記第1作動レバーと係合することを特徴とする請求項1に記載のドアロック駆動装置。
  4. 前記係止部材と前記第2減速ギヤとは一体に構成され、かつ前記第1作動レバーを弾性体により構成し、前記第2減速歯車装置の正転方向の回転時のみに弾性体により構成した前記第1作動レバーと係合することを特徴とする請求項1に記載のドアロック駆動装置。
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