JP4447849B2 - 撮影装置及びプログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばX線画像等を撮影する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、医用分野で画像診断というと、X線撮影されたフイルム画像をシャーカステンに掛けて、観察することを指していた。しかし、通常のX線フィルムは、診断部位の観察のしやすさを追及するあまり、観察しやすい濃度域1.0〜1.5D程度のコントラストをたてるように設定しており、撮影条件が多少ずれると、すぐ露光オーバになったり、露光アンダになったりして、読影による診断に悪影響を及ぼす。その為、撮影したい画像を得るために様々な努力を重ねている。
【0003】
一方、近年のコンピュータの発展に伴い、医用分野においてもコンピュータ化が浸透してきた。画像診断の分野においてもこの流れが急であり、各種CTや超音波診断機器、ラジオアイソトープを用いた診断機器などの普及には目をみはるものがある。そして、各種診断機器をコンピュータで接続し、各種モダリティ画像を総合的に診断しようとする「総合画像診断」という概念が発生してきた。しかし、X線フィルム画像は、本質的にアナログ画像であり、画像診断の中で最も使用頻度が多く、かつ、重要視されているにもかかわらず、総合画像診断にうまくとけこめず、画像診断分野のコンピュータ化の障害になっていた。
【0004】
ところが、近年、固体撮像素子等を用いたX線撮影が開発されてきており、X線画像においてもコンピュータを用いたX線画像デジタル読取撮影が徐々に始まってきている。このX線画像デジタル撮影装置を利用すると、既に撮影が行われた画像のコントラスト調整や、失敗撮影の再撮影が可能となる。
【0005】
しかしながら、医師は診断の際に常に過去画像と比較して読影する為、過去画像と撮影条件が異なると、出力される画像の態様が変化するため、比較読影が困難となることが問題となっている。
【0006】
そこで、従来から行われてきた方法として、電子オーダリングシステムとの連携により、あらかじめ撮影方法毎に撮影パラメタを定めておき、その条件で撮影を行う事で、同一条件で撮影が出来るようにすることが行われてきた。また、データベースに蓄えられた撮影条件を用いて撮影する事で、同一条件で撮影が行なえるようにすることも試みられようとしており、このような処理を行なうための操作GUIは単一のものとして提案されてきた。このような例は例えば、特開2001−149354号公報に開示されている。特開2001−149354号公報に開示される従来技術は、X線画像診断装置において、装置に対するさまざまな設定作業を前もって記憶しておき、指定された設定作業を読み出し、適用することで、所定の設定を行なうことが可能である。
【0007】
【特許文献1】
特開2001−149354号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、X線の撮影条件を設定する作業は設定項目の多さゆえに工数がかかってしまう。また、撮影条件の調整は患者の体格に応じて技師が経験に基づいて行なうために、技師によって撮影条件のばらつきが発生する。そこで、技師の設定作業を軽減するために、過去の撮影条件を再利用している。しかし、過去の撮影条件を撮影装置制御部へ設定を行なう際に、複数の条件の中から所望の条件を選択することによって設定を行なっていた。そのため、撮影プロトコルの異なる撮影条件を設定してしまうなど、適切でない入力をしてしまう可能性があった。
【0009】
従って、本発明の目的は、所望の撮影部位(撮影プロトコル)に該当しない撮影条件が選択され、設定されてしまうような設定ミスを回避することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
斯かる目的を達成するために、本発明の撮像装置は、画像を撮影する撮影手段と、前記撮影手段による過去の撮影条件を保持する保持手段と、任意の撮影部位を選択することが可能な第1の選択手段と、前記保持手段内に保持される過去の撮影条件のうち、前記第1の選択手段により選択された撮影部位に該当する過去の撮影条件の一部又は全部を選択可能な状態とすると共に、前記第1の選択手段により選択された撮影部位に該当する過去の撮影画像を表示する有効化手段と、ユーザの指示に基づき前記過去の撮影画像を選択することにより、前記有効化手段により選択可能状態とされた過去の撮影条件から、任意の過去の撮影条件を選択することが可能な第2の選択手段と、前記第2の選択手段により選択された過去の撮影条件を、前記撮影手段の撮影動作における撮影条件として設定する第1の設定手段と、前記保持手段内に、前記選択された撮影部位に該当する過去の撮影条件が存在しない場合、前記ユーザに対して当該撮影条件が存在しない旨を報知する報知手段と、前記報知手段による報知がなされた場合、前記ユーザの指示に基づき、前記撮影手段の撮影動作における撮影条件および撮影部位を設定する第2の設定手段とを有することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照しながら詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の一実施形態に係るX線画像撮影システムのハードウェアの構成例を示すブロック図である。
X線画像撮影システムはGUIを表示し、入力するための操作卓(ディスプレイ)101と、X線画像撮影システムを制御するための制御装置102と、X線発生部とX線センサから成るX線撮影部103と、患者の過去画像や撮影条件を検索するデータ検索部104と、患者の過去画像や撮影条件を保存するデータ保存部105とを備える。これらの構成はバス106により接続されている。
【0012】
図2は、本実施形態に係るX線画像撮影システムの機能構成及び各機能構成間における処理の流れを示した図である。
大きな構成としては、X線撮影部103を制御する第一のGUI303と、過去画像や撮影条件などのデータを保存するデータ保存部306と、それらの情報を検索、受信する検索受信部305と、検索された画像や撮影条件を表示する第二のGUI304とから構成される。また、X線撮影部103はX線発生部301およびセンサ部302から構成される。
【0013】
201は、これから検査を行なう患者の情報を入力する患者情報入力部である。202はX線撮影装置を制御する撮影制御部(第一のGUI)であり、操作卓101に表示される。203は検索された過去画像および撮影条件を表示する過去画像・過去撮影条件表示部(第二のGUI)であり、操作卓101に表示される。204は過去画像・過去撮影条件表示部にて検索の指示を行なう検索指示部である。205は、患者の過去画像の検索および受信を行なう画像検索受信部であり、206は患者の過去撮影条件の検索および受信を行なう撮影条件検索受信部であり、ともにデータ検索部104に含まれる。
【0014】
207は、患者の過去画像を保存する画像保存部であり、208は患者の過去の撮影条件を保存する撮影条件保存部である。なお、画像保存部と撮影条件保存部は説明を容易にするために異なる構成としているが、両者は同一のファイルシステムでも、異なるコンピュータに実装していてもよく、ともにデータ保存部105に含まれる。209は撮影制御部において撮影プロトコルなどを選択するプロトコル選択部であり、210は過去画像・過去撮影条件表示部において過去画像の選択を行なう撮影条件選択部であり、ともに操作卓101にGUIとして表示される。
【0015】
211は、X線の発生パラメタや絞りを制御するX線制御部、および絞り制御部である。212はセンサ部とX線発生部の相対的な位置や被写体とセンサの相対的な高さを制御する相対位置制御部である。また、213は撮影した画像のサイズ情報などを処理する画像処理部である。211,212,213はともにX線撮影部103に含まれる。
【0016】
図3では、本実施形態の操作卓上における表示例を示しており、撮影制御部および過去画像・撮影条件表示部を同一の装置上で動作させた場合の一例を示している。
患者情報の入力は例えば、検査を行なう患者の持つ病院磁気カードを、図示しない磁気カード読み取り部で読み取れば、患者情報表示領域に読み込まれた患者情報が表示される。その他にも、第一のGUIから直接入力しても構わないし、磁気カード以外の媒体から入力しても構わない。患者情報が入力されると検索指示が可能となり、検索ボタンを押下することで、該当患者の過去画像、過去撮影条件の検索が開始される。
【0017】
既に説明を行なったように、検索された過去画像、撮影条件は、過去画像・過去撮影条件表示部へ表示される。次に撮影制御部の撮影プロトコル選択部において撮影プロトコル(撮影部位)を選択すると、選択された撮影プロトコルが過去画像・過去撮影条件表示部へ通知され、該当プロトコルに対応した過去画像および過去撮影条件のみが設定できるように有効化される。
【0018】
過去画像を操作者が選択すると、その画像が撮影されたときの上記撮影条件が、撮影制御部にて選択されている撮影プロトコルに対応したデフォルトの撮影条件表示領域の撮影条件を上書きして変更される。その後撮影開始ボタンにより撮影を開始する。
【0019】
図4は、本実施形態に係るX線画像撮影システムの動作の流れを示した図である。次に、図4を参照しながら本実施形態に係るX線画像撮影システムの動作を説明する。
まず、401にて操作者はこれから検査を行なう患者の持つ病院磁気カードを図示しない磁気カード読み取り部で読み取る。または前述したように、第一のGUIから直接入力、または他の媒体より患者情報を入力する。これは、患者情報入力部201に入力され、402へ移る。
【0020】
402では、401にて入力された患者情報が撮影制御部202に送信され、表示される。403では、401にて入力された患者情報が過去画像・過去撮影条件表示部203へ通知され、404へ移る。404では、操作者が撮影制御部202の検索指示部204において検索ボタンを押下するなどして、検索の指示を出し、405へ移る。
【0021】
405では、画像検索受信部205および撮影条件検索受信部206において、画像保存部207および撮影条件保存部208から該当患者の過去画像および過去撮影条件の検索を行う。406では、過去画像および過去撮影条件が存在すれば407へ移り、存在しなければ409へ移る。
【0022】
409では、該当患者の過去画像および過去撮影条件が存在しなかったことをメッセージなどのUIとして表示して、410へ移る。410では、撮影制御部202のプロトコル選択部209において撮影プロトコルの選択を行い、411に移る。411では撮影条件の設定を行い412へ移る。412では曝射ボタンを押すなどして撮影を開始する。
【0023】
一方、407では検索した過去画像、過去撮影条件を受信し、過去画像・過去撮影条件表示部へ表示し、408へ移る。408では撮影制御部202のプロトコル選択部209において撮影プロトコルを選択し、413へ移る。413では選択された撮影プロトコルが過去画像・過去撮影条件表示部へ通知され、414へ移る。
【0024】
414では、通知された撮影プロトコルに対応した過去画像および撮影条件のみが選択可能に有効化され、415へ移る。このとき、その他の撮影条件に対応する過去画像(当該撮影プロトコルに対応しない過去画像)は選択不可な状態で表示される。なお、同じ撮影プロトコルに対応する画像が複数検索された場合は、最新の画像が選択可能状態に有効化される。415では、設定したい画像を過去画像・過去撮影条件表示部203の撮影条件選択部210において画像をクリックするなどして選択し、416へ移る。416では、415において選択された過去撮影条件が撮影制御部202へ通知され設定される。417では、曝射ボタンを押すなどして撮影を開始する。なお、撮影に利用することが出来る条件としては下記の表に示すようなものがあり、撮影条件を設定する送信先は下記の通りである。
【0025】
【表1】
【0026】
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
上記第1の実施形態においては、撮影制御部および過去画像・過去撮影条件表示部は同一の操作卓に表示されているが、両者を異なるハードウェアで動作させることも可能である。このときのハードウェア構成図を図6で示している。この場合、バスにもう一台コンピュータ(過去画像・過去撮影条件表示部606)を接続し、過去画像・過去撮影条件表示部を表示させることで、第1の実施形態と同様な操作を行なうことが出来る。
【0027】
<第3の実施形態>
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
本発明の第3の実施形態として、患者情報が入力されたときに、過去画像・過去撮影条件の検索を自動的に検索、受信、表示を行なうことも可能である。即ち、患者情報が入力されると、自動的に画像を検索し、画像保存部から画像を読み出し、過去画像・過去撮影条件表示部へ表示する。これにより、操作者の検索指示操作を省略することが可能となる。このときの動作フローは図4の404を省略したものと等しくなる。
【0028】
<第4の実施形態>
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。
本発明の第4の実施形態として、撮影制御部にて撮影プロトコルを選択せずに、過去画像・過去撮影条件表示部において過去画像を選択することにより、当該過去画像に対応する撮影条件を設定するとともに、当該過去画像に対応する撮影プロトコルの設定まで自動的に行なうことが可能である。このときの動作フローは図5のようになる。
【0029】
<第5の実施形態>
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。
本発明の第5の実施形態にとして、X線撮影の際にセンサと患者の相対的な高さが以前の撮影時と変わってしまうと、撮影姿勢が異なってしまい、撮影された画像も比較しづらいものになってしまう。そこで、過去の撮影条件として、被写体(患者)とX線センサの相対位置を撮影条件保存部に保存しておき、撮影を行なう際に過去画像を選択することにより、X線センサの高さ、X線管球の高さ、昇降台の高さ、X線発生部とX線センサとの距離等を自動調整することで、前回撮影時とほぼ同じような姿勢で撮影をすることが可能となる。
【0030】
以上のように、本発明の上記実施形態によれば、X線画像撮影システムの撮影時における技師の設定作業を簡略化できるとともに、入力誤りを低減させるという効果がある。さらに、撮影制御部と過去画像・撮影条件表示部を別々のハードウェアでも動作させることができることによって、従来機器への追加という形で過去画像・撮影条件連携機能を導入することができ、導入コストを下げるという効果がある。従って、病院におけるシステムの機能拡張で装置を入れ替えるのは、多額のコストがかかってしまうという問題もあったが、この問題点を解決することが可能となる。また、過去画像・撮影条件表示部はコンテンツをHTMLやXMLのようなマークアップ言語で記述することが出来ることから、機能のカスタマイズを容易に行なうことができるという効果も得られる。
【0031】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
【0032】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、プログラムコード自体及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0033】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0034】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(基本システム或いはオペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0035】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0036】
ここで、本発明の実施態様を以下に列挙する。
[実施態様1]画像を撮影する撮影手段と、
前記撮影手段による過去の撮影条件を保持する保持手段と、
任意の撮影部位を選択することが可能な第1の選択手段と、
前記保持手段内に保持される過去の撮影条件のうち、前記第1の選択手段により選択された撮影部位に該当する過去の撮影条件の一部又は全部を選択可能な状態とする有効化手段と、
前記有効化手段により選択可能な状態とされた過去の撮影条件から、任意の過去の撮影条件を選択することが可能な第2の選択手段と、
前記第2の選択手段により選択された過去の撮影条件を、前記撮影手段の撮影動作における撮影条件として設定する設定手段とを有することを特徴とする撮影装置。
【0037】
[実施態様2]入力手段により入力される被写体情報に該当する過去の撮影条件を、前記保持手段から検索する検索手段を更に有し、
前記有効化手段は、前記検索手段により検索された撮影条件から、前記第1の選択手段により選択された撮影部位に該当する過去の撮影条件を検索することを特徴とする実施態様1に記載の撮影装置。
【0038】
[実施態様3]前記検索手段は、外部からの指示入力に応じて検索処理を実行することを特徴とする実施態様2に記載の撮影装置。
【0039】
[実施態様4]前記撮影手段は、X線発生部とX線センサとを含み、前記撮影条件とは、前記X線発生部におけるX線発生条件、前記X線発生部におけるX線絞り、前記X線発生部と前記X線センサとの相対位置、前記撮影手段の撮影動作により得られるX線画像データに対する画像処理条件、及び、被写体と前記X線センサとの相対位置のうち少なくとも何れか1つを含むことを特徴とする実施態様1に記載の撮影装置。
【0040】
[実施態様5]前記撮影条件が被写体と前記X線センサとの相対位置である場合、前記設定手段は、前記X線センサの高さ、X線管球の高さ、昇降台の高さ、及び、前記X線発生部と前記X線センサとの距離のうち、少なくとも何れか1つを設定することを特徴とする実施態様4に記載の撮影装置。
【0041】
[実施態様6]前記保持手段は、過去の撮影条件とともにその撮影条件による撮影により得られた画像データを保持し、前記第1の選択手段は、第1のユーザインタフェース上の操作入力に応じた撮影部位を選択し、前記有効化手段は、前記選択された撮影部位に該当する過去の撮影条件を検索し、前記検索した過去の撮影条件に対応する画像データを第2のユーザインタフェース上において選択可能な状態で表示し、前記第2の選択手段は、前記第2のユーザインタフェース上において選択された画像データに対応する撮影条件を選択することを特徴とする実施態様1に記載の撮影装置。
【0042】
[実施態様7]前記第1のユーザインタフェース及び前記第2のユーザインタフェースは、夫々異なる表示装置上に表示されることを特徴とする実施態様6に記載の撮影装置。
【0043】
[実施態様8]前記第2のユーザインタフェース上において、前記有効化手段により検索された撮影条件以外の撮影条件に対応する画像データは選択不可な状態で表示されることを特徴とする実施態様6又は7に記載の撮影装置。
【0044】
[実施態様9]前記第2のユーザインタフェースは、マークアップ言語によって記述されたコンテンツであること特徴とする実施態様6〜8の何れか1項に記載の撮影装置。
【0045】
[実施態様10]前記保持手段は、過去の撮影条件とともにその撮影条件による撮影により得られた画像データを保持し、前記第1の選択手段により撮影部位が選択されなかった場合でも、前記保持手段に保持される画像データから所望の画像データが選択されることにより、前記第1の選択手段は、前記所望の画像データに対応する撮影部位を選択するとともに、前記第2の選択手段は、前記所望の画像データに対応する撮影条件を選択することを特徴とする実施態様1に記載の撮影装置。
【0046】
[実施態様11]前記有効化手段は、前記撮影部位に該当する過去の撮影条件及び画像データを複数検索した場合は、前記検索した複数の画像データのうち最新の画像データを前記第2のユーザインタフェース上において選択可能な状態で表示することを特徴とする実施態様6に記載の撮影装置。
【0047】
[実施態様12]画像を撮影する撮影手段と、前記撮影手段による過去の撮影条件を保持する保持手段とを有する撮像装置の制御方法であって、
前記保持手段内に保持される過去の撮影条件のうち、第1の選択手段により任意に選択される撮影部位に該当する過去の撮影条件の一部又は全部を選択可能な状態とし、
前記選択可能な状態とされた過去の撮影条件のうちから第2の選択手段によって任意に選択される過去の撮影条件を、前記撮影手段の撮影動作における撮影条件として設定することを特徴とする撮影装置の制御方法。
【0048】
[実施態様13]実施態様12に記載の撮影装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
【0049】
[実施態様14]実施態様13に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0050】
【発明の効果】
本発明によれば、任意の撮影部位(撮影プロトコル)に該当する撮影条件を、撮影動作における撮影条件の選択対象とするように構成したので、所望の撮影部位に該当しない撮影条件が選択され、設定されてしまうような設定ミスを回避することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るX線画像撮影システムのハードウェアの構成例を示したブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るX線画像撮影システムの機能構成及び各機能構成間における処理の流れを示した図である。
【図3】本発明の一実施形態の操作卓上における表示例を示した図である。
【図4】本発明の一実施形態に係るX線画像撮影システムの動作の流れを示した図である。
【図5】本発明の一実施形態に係るX線画像撮影システムの動作の流れを示した図である。
【図6】本発明の他の実施形態に係るX線画像撮影システムのハードウェア構成を示した図である。
【符号の説明】
101 操作卓(ディスプレイ)
102 制御部
103 X線撮影部
104 データ検索部
105 データ保存部
106 バス
201 患者情報入力部
202 撮影制御部
203 過去画像・過去撮影条件表示部
204 検索指示部
205 画像検索受信部
206 撮影条件検索受信部
207 画像保存部
208 撮影条件保存部
209 プロトコル選択部
210 撮影条件選択部
211 X線制御部および絞り制御部
212 相対位置制御部
213 画像処理部
301 X線発生部
302 センサ部
303 第一のGUI部
304 第二のGUI部
305 検索受信部
306 データ保存部
601 操作卓(ディスプレイ)
602 制御部
603 X線撮影部
604 データ検索部
605 データ保存部
606 過去画像・過去撮影条件表示部
607 バス
Claims (2)
- 画像を撮影する撮影手段と、
前記撮影手段による過去の撮影条件を保持する保持手段と、
任意の撮影部位を選択することが可能な第1の選択手段と、
前記保持手段内に保持される過去の撮影条件のうち、前記第1の選択手段により選択された撮影部位に該当する過去の撮影条件の一部又は全部を選択可能な状態とすると共に、前記第1の選択手段により選択された撮影部位に該当する過去の撮影画像を表示する有効化手段と、
ユーザの指示に基づき前記過去の撮影画像を選択することにより、前記有効化手段により選択可能状態とされた過去の撮影条件から、任意の過去の撮影条件を選択することが可能な第2の選択手段と、
前記第2の選択手段により選択された過去の撮影条件を、前記撮影手段の撮影動作における撮影条件として設定する第1の設定手段と、
前記保持手段内に、前記選択された撮影部位に該当する過去の撮影条件が存在しない場合、前記ユーザに対して当該撮影条件が存在しない旨を報知する報知手段と、
前記報知手段による報知がなされた場合、前記ユーザの指示に基づき、前記撮影手段の撮影動作における撮影条件および撮影部位を設定する第2の設定手段とを有することを特徴とする撮影装置。 - コンピュータを、
画像を撮影する撮影手段と、
前記撮影手段による過去の撮影条件を保持する保持手段と、
任意の撮影部位を選択することが可能な第1の選択手段と、
前記保持手段内に保持される過去の撮影条件のうち、前記第1の選択手段により選択された撮影部位に該当する過去の撮影条件の一部又は全部を選択可能な状態とすると共に、前記第1の選択手段により選択された撮影部位に該当する過去の撮影画像を表示する有効化手段と、
ユーザの指示に基づき前記過去の撮影画像を選択することにより、前記有効化手段により選択可能状態とされた過去の撮影条件から、任意の過去の撮影条件を選択することが可能な第2の選択手段と、
前記第2の選択手段により選択された過去の撮影条件を、前記撮影手段の撮影動作における撮影条件として設定する第1の設定手段と、
前記保持手段内に、前記選択された撮影部位に該当する過去の撮影条件が存在しない場合、前記ユーザに対して当該撮影条件が存在しない旨を報知する報知手段と、
前記報知手段による報知がなされた場合、前記ユーザの指示に基づき、前記撮影手段の撮影動作における撮影条件および撮影部位を設定する第2の設定手段として機能させるためのプログラム。
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