JP4399791B2 - 車両用ロールバーの取り付け構造 - Google Patents
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Description
前記レインフォースメントの車幅方向内端部分が、インナパネルを介して前記連結部材に連結される(請求項2)。前記連結部材の車幅方向外端部にインナパネルに接するフランジ部材が設けられ、このフランジ部材はインナパネルと結合される結合部を有し、この結合部と前記連結部材の端部は少なくとも上下方向に離間され、前記レインフォースメントは、少なくとも前記結合部と連結部材の端部の間において、インナパネルを介してフランジ部材と接する(請求項3)。
本実施例は、2シータで屋根が開放されるオープンカーである車両1(自動車1)に、本発明を適用した場合の一例である。
図1は、本発明の車両用ロールバーの取り付け構造を備えた車両1の内部の斜視図であり、図2は、同車両1の内部の左側面図である。
図1〜図7に示すように、1対のロールバー13を車体2に取り付けるために、左右のサイドパネル6のインナパネル21同士を連結すると共に1対のロールバー13が連結される車幅方向に長いクロスバー30と、このクロスバー30の下側において各ロールバー13とそのロールバー13に近い方のインナパネル21とを連結する連結部材60とが設けられている。クロスバー30の車幅方向両端部は、左右1対のリンクブラケット15を介して左右のインナパネル21に夫々連結されている。
図1、図2、図11、図13〜図15に示すように、連結部材60は、クロスバー30の下側においてロールバー13とそのロールバー13に近い方のインナパネル21とを連結する部材であり、この連結部材60は金属製の丸パイプ基材を成形して形成されている。連結部材60の長さ方向中央部分が圧縮成形されて平板状の中央連結部60aに形成され、その中央連結部60aがボルト61及びナット62により接続部材63を介してロールバー13のロールバー外方部13bに連結されている。
左右のインナパネル21同士を連結すると共に、ロールバー13のロールバー外方部13bとロールバー内方部13cとが連結される車幅方向に長いクロスバー30と、このクロスバー30の下側においてロールバー13のロールバー外方部13bとインナパネル21とを連結する連結部材60とを設け、また、ロールバー外方部13bの下端部もクロスメンバー8に連結されるため、ロールバー13を車体2に連結する連結強度を高めてロールバー13の剛性を高めることができ、車両転倒時等に、ロールバー13によって乗員の頭部を確実に保護して生存空間を確実に確保することができる。
1]フランジ部材70の結合部70aと連結部材60の端部が、上下方向にのみ、或いは、前後方向にのみ、或いは、その他の方向に離間するように構成する。
2]フランジ部材70の結合部70aと連結部材60の端部が、上下方向且つ前後方向に離間しないように構成する。この場合、フランジ部材70の形状を変更してもよいが、フランジ部材70を省略して、連結部材60の端部を直接的にインナパネル21に連結してもよい。この場合、連結部材60とインナパネル21との連結部付近に配置される種々の部材や部品のレイアウト上の問題や、インナパネル21を含むサイドパネル6の構造上の制約がないものとして、インナパネル21の形状について多少変更が必要となる。
4]1対のロールバー13に対応する1対の連結部材60の代わりに、共通の連結部材を設ける。この連結部材はクロスバー30の下側においてクロスバー30とほぼ平行に配設され、その連結部材の両端部が夫々フランジ部材70を介して左右のインナパネル21に連結される。この場合、連結部材の長さ方向途中部分とクロスメンバー8について、1又は複数箇所で連結をとるように構成してもよい。
6]本発明は、前記実施例のような2シータのオープンカー以外に、ロールバーを備えた種々の車両において、その車体にロールバーを取り付ける構造に適用可能である。
2 車体
5 リヤフロアパネル
8 クロスメンバー
10 シート
13 ロールバー
20 アウタパネル
21 インナパネル
22 レインフォースメント
25 第1部材
26 第2部材
30 クロスバー
60 連結部材
60c 内方延長部
70 フランジ部材
70a 結合部
Claims (5)
- 左右の車体外側面を構成するアウタパネルと、左右の車室側内側面を構成するインナパネルと、左右各側のアウタパネルとインナパネルの間に配設されてそれらパネルの少なくとも一方を補強するレインフォースメントと、左右のインナパネル間に配設されると共にこれらインナパネル同士を連結して車両床面を形成するフロアパネルとを備えた車体に、車両の座席後部側に配設されるロールバーを取り付ける構造であって、
上下方向に延びるロールバーと、
前記左右のインナパネル同士を連結すると共に前記ロールバーが連結される車幅方向に長いクロスバーと、
このクロスバーの下側において前記ロールバーと前記インナパネルとを連結する連結部材とを設け、
前記レインフォースメントの少なくとも一部が、前記連結部材の車幅方向外端部に対して車幅方向外側に位置するように配設されることを特徴とする車両用ロールバーの取り付け構造。 - 前記レインフォースメントの車幅方向内端部分が、インナパネルを介して前記連結部材に連結されることを特徴とする請求項1に記載の車両用ロールバーの取り付け構造。
- 前記連結部材の車幅方向外端部にインナパネルに接するフランジ部材が設けられ、このフランジ部材はインナパネルと結合される結合部を有し、この結合部と前記連結部材の端部は少なくとも上下方向に離間され、
前記レインフォースメントは、少なくとも前記結合部と連結部材の端部の間においてインナパネルを介してフランジ部材と接することを特徴とする請求項2に記載の車両用ロールバーの取り付け構造。 - 前記レインフォースメントは、インナパネルに接する部分から車幅方向外側へ延出されその途中部で後方へ屈曲して延びる第1部材と、この第1部材のうちインナパネルと接する部分から後方へ屈曲する部分迄の間において第1部材に沿って延びる第2部材とを有することを特徴とする請求項1〜3の何れか1つに記載の車両用ロールバーの取り付け構造。
- 前記連結部材は、ロールバーと連結される部分から車幅方向内側へ延びる延長部を有し、ロールバーの下端部と前記延長部の車幅方向内端部が、車幅方向に延びるクロスメンバーに連結されることを特徴とする請求項1〜4の何れか1つに記載の車両用ロールバーの取り付け構造。
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