JP4382467B2 - 空調機データ収集システム - Google Patents
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Description
この場合、空気調和機のデータが通信により取得されるが、その通信は時間間隔をおいて行われるのが一般的である。このような時間間隔をおいたデータの平均値は、データを積算し、その積算値をデータ数で除算することにより求めることができる。
以下、この発明の第1の実施形態について図面を参照して説明する。
図1に示すように、管理センタ1にセンタサーバ2およびデータベース(DB)サーバ3が設置され、そのセンタサーバ2にインターネット等の通信ネットワーク4を介してローカルサーバ5a,5b,…5nが接続されている。これらローカルサーバには、ローカルバスライン6を介して中継インタフェース(IF)7a,7b,…7nが接続されている。そして、これら中継インタフェースに、空調機バスライン8を介して空調機グループ9a,9b,…および集中管理リモコン10が接続されている。
(1)ローカルサーバ5a,5b,…5nから送信される室内機および室外機のデータを一定の時間間隔(1分間隔)をおいて取得するデータ取得手段。
(2)上記取得したデータを図3に示すようなフォーマットでデータベース化してデータベースサーバ3に記憶する手段。
(4)上記有効として取込んだデータのうち、室内機および室外機が運転しているときのデータ“室内温度Ta”“設定温度Ts”“外気温度To”を積算するとともに、上記有効として取込んだデータに基づいて室内機および室外機のこれまでの運転時間を求める手段。なお、室内温度Ta、外気温度Toについては、機器が運転していない時も含めて平均値を算出する場合には、すべてのデータを積算すればよい。
(6)定期的たとえば1ヶ月ごとに、上記積算したデータを上記求めた運転時間で除算することにより、室内機および室外機の運転中におけるデータ“室内温度Ta”“設定温度Ts”“外気温度To”の平均(時間平均値)を求める手段。
1分ごとの取得タイミングにおいて(ステップ101のYES)、ローカルサーバ5a,5b,…5nから送信される室内機および室外機のデータがセンタサーバ2で取得される(ステップ102)。取得されたデータは、図3に示すように時刻iを基準にデータベース化されてデータベースサーバ3に記憶される。
Win=“室内ファンの消費電力”+“室内ヒータの消費電力”
室内機Y1について、図3のデータベースにおける15時30分00秒から15時31分00秒までの1分間のデータで見ると、Win=40W(室内ファンタップ;低)+0W(室内ヒータオフ)、となる。15時31分00秒から15時32分00秒までの1分間のデータでは、Win=0W(室内ファン停止)+0W(室内ヒータオフ)、となる。15時32分00秒から15時33分00秒までの1分間のデータでは、Win=40W(室内ファンタップ;低)+0W(室内ヒータオフ)、となる。15時33分00秒から15時34分00秒までの1分間のデータでは、1分前のデータが流用されるので、Win=40W(室内ファンタップ;低)+0W(室内ヒータオフ)、となる。15時34分00秒から15時35分00秒までの1分間のデータでは、Win=60W(室内ファンタップ;中)+0W(室内ヒータオフ)、となる。
この1分単位の消費電力の積算値180Wを60(=単位時間“1時間”/データ収集間隔“1分”)で除算することにより、室内機Y1の5分間の消費電力量を求めることができる。
180W/60分=3Wh
また、室外ファンタップの状態(高・中・低・停止)に関し、高・中・低・停止にそれぞれ対応して消費電力100W・70W・40W・0Wを定めたデータテーブルがデータベースサーバ3に記憶されており、そのデータテーブルから室外ファンの消費電力が求められる。この“室外ファンの消費電力”、室外機消費電流値(圧縮機運転電流値)I、力率P、電源電圧Vにより、室外機の消費電力Woutを算出することができる。
Wout=I×P×V+“室外ファンの消費電力”
力率Pとしては、圧縮機モータが単相モータの場合に“0.95”、圧縮機モータが三相モータの場合に“0.93”が用いられる。圧縮機モータの機種にかかわらず、圧縮機モータの回転数あるいは室外機消費電流値Iに応じて力率Pの値を選定してもよい。たとえば、回転数が20rps未満ではP=0.92、回転数が20rps以上かつ60rps未満ではP=0.94、回転数が60rps以上ではP=0.96が選定される。あるいは、室外機消費電流値Iが5A未満ではP=0.92、室外機消費電流値Iが5A以上かつ12A未満ではP=0.94、室外機消費電流値Iが12A以上ではP=0.96が選定される。
具体的に、室外機Xについて、図3のデータベースにおける15時30分00秒から15時31分00秒までの1分間のデータで見ると、Wout=35A×P×V+70W、となる。15時31分00秒から15時32分00秒までの1分間のデータでは、Wout=30A×P×V+40W、となる。15時32分00秒から15時33分00秒までの1分間のデータでは、Wout=35A×P×V+70W、となる。15時33分00秒から15時34分00秒までの1分間のデータでは、1分前のデータが流用されるので、Wout=35A×P×V+70W、となる。15時34分00秒から15時35分00秒までの1分間のデータでは、Wout=37A×P×V+70W、となる。
この総消費電力を単位時間60分で除算することにより、室外機Xの5分間の消費電力量を求めることができる。
なお、上記した室内機の消費電力Winは、空調能力が加味されていない室内ファンおよび室内ヒータのみの消費電力であって、各室内機の相互間であまり差はない。実際には、各室内機はそれぞれの要求能力に対応する按分の空調能力を発揮する。この按分の空調能力を加味した次式により、各室内機の実質的な消費電力Wnを求めることができる。
Wn=(当該室内機の要求能力/全室内機の要求能力)×Wout+Win
一方、一定期間たとえば1ヶ月が経過すると(ステップ108のYES)、それまでの室内温度Ta、設定温度Ts、外気温度Toの積算値が、それまで積算したデータの個数で除算される。本実施形態では、1分単位のデータ取得を前提としたため、データの積算個数は運転時間(分単位)と同一であるので、運転時間で除算してもよい。これにより、この1ヶ月間における運転中のデータの時間平均値として、室内温度Taの平均値、設定温度Tsの平均値、外気温度Toの平均値が求められる(ステップ109)。これら平均値は、それまでの運転時間、発停回数、消費電力量と共に、報知される。この報知の方法として、図6に示すフォーマットの報告書が作成される(ステップ110)。この報告書には、室内機および室外機の機番や設置場所の情報も含まれている。
監視員や保守サービス員は、受信した電子メールに添付されている報告書を見ることにより、各室内機および各室外機がどのような情況にあるかを適切に把握することができ、把握内容を保守や点検に役立てることができる。
[2]第2の実施形態
この第2の実施形態では、一定期間あるいは不定期間の取得タイミングにおいて(ステップ201のYES)、ローカルサーバ5a,5b,…5nから送信される室内機および室外機のデータがセンタサーバ2で取得される(ステップ202)。取得されたデータは、図3に示すように時刻iを基準にデータベース化されてデータベースサーバ3に記憶される。
他の構成および技術については、第1の実施形態と同じである。その他、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
Claims (4)
- 空気調和機のデータを空気調和機に固有のアドレスに基づき時間間隔をおいて取得するデータ取得手段と、
このデータ取得手段で取得される各データの時間間隔をそれぞれのデータに乗算する手段と、
これら乗算結果を、前記空気調和機に特有の識別番号に基づき同空気調和機の移設に伴うアドレス変更にかかわらず保持しながら継続的に積算する手段と、
この積算値を前記空気調和機の運転時間で除算することにより、前記データ取得手段で取得される各データの平均値を算出する算出手段と、
を備えたことを特徴とする空調機データ収集システム。 - 空気調和機のデータを空気調和機に固有のアドレスに基づき時間間隔をおいて取得するデータ取得手段と、
このデータ取得手段で取得される各データを、その取得の時刻とともに記憶する記憶手段と、
この記憶手段内の各データの取得の時間間隔を同記憶手段内の各時刻からそれぞれ求める手段と、
求めた時間間隔を対応する各データにそれぞれ乗算する手段と、
これら乗算結果を、前記空気調和機に特有の識別番号に基づき同空気調和機の移設に伴うアドレス変更にかかわらず保持しながら継続的に積算する手段と、
この積算値を前記空気調和機の運転時間で除算することにより、前記記憶手段内の各データの平均値を算出する算出手段と、
を備えたことを特徴とする空調機データ収集システム。 - 前記求める手段は、前記記憶手段内の各データの取得の時間間隔を有効取込み期間として同記憶手段内の各時刻からそれぞれ求め、
前記乗算する手段は、求めた有効取込み期間を対応する各データにそれぞれ乗算する、
ことを特徴とする請求項2に記載の空調機データ収集システム。 - 前記空気調和機のデータは、室内温度、設定温度、外気温度であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空調機データ収集システム。
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