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JP4264363B2 - 燃料圧力調整弁 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば燃料供給システムに配置されて燃料供給通路の圧力を調整する燃料圧力調整弁等に好適な圧力調整弁に関する。
自動車や二輪車等の燃料供給配管は、燃料タンクの貯留燃料を圧送する燃料ポンプと、燃焼室に燃料を供給する燃料噴射弁とを連結する配管である。この配管の途中には、供給する燃料の圧力が所定値を超える場合に、燃料の一部を逃がして燃料タンク内に戻すための燃料圧力調整弁が配置されている。
このような圧力調整弁として、例えば下記特許文献1には、燃料ポンプと燃料噴射弁との間の燃料供給通路に接続され、余剰燃料を燃料タンクに戻すことにより該燃料供給通路に連通する高圧室と、該燃料タンクに連通する低圧室と、を区画するハウジングと、該高圧室と該低圧室とを連通する放圧通路を持つブッシュと、該ブッシュの上流端に離接可能に配置された弁部材と、を備える燃料圧力調整弁であって、該ブッシュは、該放圧通路を遮断するとともに、遮断上流側と遮断下流側とを分岐して連通させる複数の連通路が区画された等圧化隔壁部を持つ燃料圧力調整弁が開示されている。
しかしながら、このような従来の燃料圧力調整弁においては、機関雰囲気温度が大きく上昇した熱間再始動時(機関を一定時間運転して停止し、その後に再び機関を始動させる状態)に、燃料流入路及び燃料ポンプのポンプ部及びケーシング内等の燃料が暖められてベーパーが発生し、このベーパーによって、燃料流入路、ポンプ部、ケーシング内等において燃料ロック現象を生じ、安定した燃料の供給ができなくなることがあった。
このため、下記特許文献2には、機関に連なる吸気管内に、燃料ポンプにて昇圧された燃料が燃料噴射弁を介して供給される二輪車用燃料噴射装置において、内部に燃料分配路が形成されるとともに燃料噴射弁が装着された燃料分配管と、燃料タンクの重力方向における下方位置に配置されるとともに前記燃料分配管の重力方向における上方位置に一体的に形成された燃料室と、前記燃料室内に配置され、燃料室内の燃料を昇圧して吐出する燃料ポンプと、前記燃料分配管内の燃料圧力を一定圧力に調圧するとともに燃料分配管又は燃料室に一体的に装着された圧力調整弁と、前記燃料タンク内の燃料を燃料室内へ供給する燃料流入路と、前記圧力調整弁と前記燃料室とを連絡する燃料リターン通路と、前記燃料ポンプの吐出路と燃料分配路とを連絡する燃料吐出路と、前記燃料室と燃料タンクとを連絡するベーパー抜き通路とを備えたことを特徴とする二輪車用燃料噴射装置が開示されている。この装置によれば、燃料室内で発生したベーパーがベーパー抜き通路を介して燃料タンク内へ戻されるので、熱間再始動時等における燃料供給を安定して行うことができるとされている。
特開2003−278618号公報 特開平11−141438号公報
しかしながら、上記特許文献2記載の技術においては、燃料タンク内の燃料を燃料流入路を介して燃料流入室内に供給し、燃料室内から燃料吐出路を介して燃料分配路に燃料を供給し、この燃料室内にベーパー抜き通路を設けてベーパーを燃料タンク内へ戻す必要があるため、構造が複雑化するという問題点があった。
したがって、本発明の目的は、流体の供給圧力を一定に維持することができると共に、流体内で発生したベーパーを逃がすこともできるようにした燃料圧力調整弁を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の第1は、流体圧力を感知して開閉する燃料圧力調整弁において、圧力を調整すべき流体流路に連通して取付けられた弁ハウジングと、前記流体流路から前記弁ハウジング内を通過する流路を開閉するように前記弁ハウジング内に配置された弁体とを備え、前記弁体として、第1の圧力で前記連通部を開く小径の弁体と、それよりも大きい第2の圧力で前記連通部を開く大径の弁体とを有し、前記弁ハウジング内を通過する流路は、前記流体流路側に設けられた小径部と、この小径部よりも内方にあって拡径した大径部とを有し、前記大径の弁体は、大径スプリングを介して、その先端部が前記弁ハウジング内を通過する流路の大径部に圧接されて該大径部をシールするように配置され、前記小径の弁体は、前記大径の弁体内を貫通する通路内に小径スプリングを介して、その先端部が前記弁ハウジング内を通過する流路の小径部に圧接して該小径部をシールするように配置されていることを特徴とする燃料圧力調整弁を提供するものである。
上記発明によれば、流体流路内の圧力が上昇する際に、比較的小さい第1の圧力を超えると、最初に小径の弁体が開き、更に圧力が上昇して、それよりも大きい第2の圧力を超えると、大径の弁体が開く。このため、流体内に発生したベーパーは、その流動抵抗が小さいため、小径の弁体が開いたときにその大部分弁ハウジング内を通過して流体流路内から逃がすことができる。そして、流体流路内の圧力が第2の圧力を超えた場合には、大径の弁体が開くので、流体を大量に弁ハウジング内を通過させて流体流路内から逃がすことができるので、流体流路を通過して供給される流体圧を一定に保つことができる。なお、第1の圧力と第2の圧力との間にある状態では、ベーパーと共に流体の一部が小径の弁体の開口部を通して逃げることになるが、小径の弁体の開口部は比較的小さいので、供給される流体の圧力が大きく変動することはない。
したがって、圧力調整弁を設けるだけで、ベーパーを逃がすための別の装置を設けることなく、流路内で発生したベーパーを逃がして流体を所定の圧力で供給することが可能となる。このため、例えば燃料圧力調節弁に適用した場合には、熱間再始動時等における燃料供給を安定して行うことができる。
そして、ハウジング内の通路に小径部と大径部とを設けることにより、小径の弁体と、大径の弁体とを同じ通路上に配置することが可能となり、弁体をコンパクトにすることができると共に、小径の弁体とハウジングの小径部との当接面だけにシール性の高いゴム等の材料を使用するだけで、流体の圧力が第1の圧力よりも低い場合のシール性を高めることができる。
本発明の第2は、前記第1の発明において、前記小径の弁体にのみ、ゴム製のシールキャップが装着されている燃料圧力調整弁を提供するものである。
本発明によれば、比較的小さい第1の圧力を超えると、最初に小径の弁体が開き、更に圧力が上昇して、それよりも大きい第2の圧力を超えると、大径の弁体が開くため、ベーパーを逃がすための別の装置を設けることなく、流路内で発生したベーパーを逃がして流体を所定の圧力で供給することが可能となる。このため、例えば燃料圧力調節弁に適用した場合には、熱間再始動時等における燃料供給を安定して行うことができる。
図1〜11には、本発明による燃料圧力調整弁の一実施形態が示されている。
図1に示すように、この燃料圧力調整弁10は、弁ハウジング11と、この弁ハウジング11を後述する流体流路に接続するコネクタ12とを有している。
図2に示すように、弁ハウジング11は、円筒部13と、その一方の端面外周に形成されたフランジ部14と、このフランジ部14の一側に形成された膨出部15とを有している。円筒部13は、フランジ部14側の端面に連通孔16が形成され、この連通孔16の内方は、やや拡径した部分16aと、テーパ部16bとを介して、円筒部13の内周面に至っている。連通孔16と反対側の端面は、後述する弁体等を挿入する開口部17をなしている。また、円筒部13の内周には、雌ネジ18が形成されている。更に、前記膨出部15の端面には、開口部19が形成されており、この開口部19は、通路20を介して、円筒部13の内部空間21に連通している。フランジ部14は、対向する一対の方向に突出した形状をなし、その突出した部分に、前記コネクタ12に締結されるボルト22の挿通孔23が形成されている。フランジ部14の端面には、前記連通孔16及び開口部19を囲むようにひょうたん形をなすシールリング溝30が形成され、このシールリング溝30にシールリング31が装着されるようになっている。
図3に示すように、コネクタ12は、後述する流体流路に接続される導入管部24と、この導入管部24を中心にして対向する一対の方向に突出するアーム部25と、導入管部24に対して直交する方向に伸びる排出管部26とを有している。導入管部24の外周には雄ネジが形成されており、後述する流体流路を構成する配管部にネジ結合されるようになっている。アーム部25の両端部には、前記ボルト22が螺着されるネジ孔27が形成されている。したがって、弁ハウジング11のフランジ部14の端面と、コネクタ12のアーム部25の端面とを、シールリング31を介して互いに接合し、ボルト22をフランジ部14の孔23を通して、上記ネジ孔27に締付け固定することにより、弁ハウジング11とコネクタ12とが気密的に接合されるようになっている。導入管部24内には、前記弁ハウジング11の連通孔16に連通する導入孔28が形成されている。また、排出管部26内には、一端が排出管部26の端面に開口し、他端が前記弁ハウジング11の開口部19に連通するリターン通路29が形成されている。
弁ハウジング11の円筒部13内には、開口部17を通して、小径弁体32と、小径スプリング33と、大径弁体34と、大径スプリング35と、ねじ込みキャップ37とが挿入されるようになっている。
図4に示すように、大径弁体34は、小径円筒部38と、拡径円筒部39と、それらを連結する放射状の連結壁40と、この連結壁40の外端から軸方向に伸びる分割壁部41と、連結壁40及び分割壁部41どうしの間に形成されたスリット42と、分割壁部41の後端部において、前記拡径円筒部39の端面を形成するように環状に連結された筒端部39aとを有している。小径円筒部38の前端外周には、テーパ状のシール面43が形成されており、このシール面43が、弁ハウジング11のテーパ部16b(図2(c)参照)に接離して、弁の開閉がなされるようになっている。小径円筒部38の後端面は、底壁44によって閉塞されており、底壁44の内周中央には、膨出壁で形成されたボス部45が形成され、このボス部45の中心に小孔46が形成されている。
小径弁体32は、弁本体47と、この弁本体47の前端面に装着されるゴム製のシールキャップ48とで構成されている。図5に示すように、弁本体47は、大径弁体34の拡径円筒部39内周に適合する外径の円筒部49と、この円筒部49の前端面を閉塞し、円筒部49よりも小径で突出した突部50と、突部50の外周に形成された環状リブ51とを有している。図6に示すように、シールキャップ48は、上記突部50の外周に被せられる形状をなし、その内周に上記環状リブ51が嵌合する環状溝52を有している。また、シールキャップ48の前端面外周には、弁ハウジング11の連通孔16とやや拡径した部分16aとの角部内周に接離するテーパ状のシール面53が形成されている。
図7に示すように、ねじ込みキャップ37は、弁ハウジング13の雌ネジ18に螺合する雄ネジ54を外周に有している。また、前端面には、大径スプリング35の後端部が挿入される環状凹部55が形成されている。更に、後端面には、マイナスドライバー等を挿入して回転させるためのスリット状の溝56が形成されている。更に、後端外周には、シールリング36(図1参照)が装着されるシールリング溝57が形成されている。
図1、8を併せて参照すると、小径弁体32は、小径スプリング33を介して、その後端部を大径弁体34の小径円筒部38内周に挿入されるようになっている。この場合、小径スプリング33の後端は、ボス部45外周に嵌合する。小径弁体32は、大径弁体34内に収容されてはいるが、そのシール面53は、弁ハウジング11の連通孔16内周に直接接離して連通孔16を開閉するようになっている。
大径弁体34は、その内周に上記小径弁体32を収容しながら、弁ハウジング11の内部空間21に挿入されている。そして、大径弁体34の後端部に配置された大径スプリング35は、その後端部をねじ込みキャップ37で押圧されて、大径弁体34のシール面43を所定の押圧力で弁ハウジング11のテーパ部16bに圧接させるようになっている。そして、ねじ込みキャップ37のねじ込み量を調整することにより、大径弁体34が開く流体圧力を正確に設定できるようになっている。
次に、この圧力調整弁10の作用について、図8〜11を参照して説明する。
図8に示すように、圧力調整弁10は、例えば自動車、二輪自動車等の燃料供給配管60の途中に形成された雌ネジ孔62に、コネクタ12の導入管部24の雄ネジを螺着させて、燃料供給配管60に接続される。その結果、燃料供給配管60の流路61が、コネクタ12の導入孔28を通して、弁ハウジング11の連通孔16に連通する。圧力調整弁10の排出管部26は、図示しない燃料タンクへのリターン配管に接続される。
図8に示す状態では、燃料供給配管60内の流体圧が第1の圧力A(図11参照、この実施形態では120KPa)以下となっており、大径スプリング35によって大径弁体34のシール面43は、弁ハウジング11のテーパ部16bに圧接され、小径スプリング33によって小径弁体32のシール面53は、弁ハウジング11の連通孔16内周に圧接されている。このため、燃料供給配管60内の流体が弁ハウジング11内に流れ込むことはない。このとき小径弁体32は、ゴム製のシールキャップ48によって連通孔16をシールしているので、シール性が良好であり、燃料の通過を完全に遮断することができる。また、ゴム製のシールキャップ48は、比較的小さいものでよいため、材料コストを低減することができる。
図9に示す状態では、燃料供給配管60内の流体圧が第1の圧力Aを超えているが、第2の圧力B(図11参照、この実施形態では210KPa)以下となっており、大径スプリング35によって圧接された大径弁体34は開かないが、小径スプリング33によって圧接された小径弁体32が開く。このため、燃料供給配管60内の燃料の一部が連通孔16を通り、小径弁体32と大径弁体34の小径円筒部38内周との隙間72を通り、更に小孔46を通り、大径弁体34内に流入し、スリット42を通り、通路20、リターン通路29を通って、図示しないリターン配管を介して燃料タンクに戻される。しかし、小径弁体32が開いても、それによって形成される上記通路は比較的狭いため、燃料が大量に燃料タンク内に戻されてしまうことはない。しかし、熱間再始動時等において、燃料供給配管60内で発生した燃料ベーパーは、その流動抵抗が小さいため、上記小径弁体32が開いたときに形成される狭い通路を通して、その大部分が放出されて燃料タンクへ逃がすことができる。その結果、熱間再始動時等における燃料供給を安定して行うことができる。
また、この状態では、燃料は小孔46を通って燃料タンクに戻されることになるため、小孔46の大きさを変えることにより、比較的精度良く図11のA−B間の勾配を設定することができる。
図10に示す状態では、燃料供給配管60内の流体圧が第2の圧力B(図11参照、この実施形態では210KPa)を超えており、大径スプリング35によって圧接された大径弁体34も開いている。このため、燃料供給配管60内の燃料の一部が連通孔16と、その拡径した部分16aと、弁ハウジング11の内部空間21と、通路20、リターン通路29を通って、図示しないリターン配管を介して燃料タンクに戻される。このときに形成される上記通路は、比較的広いため、大径弁体34の開き量に応じて、言い換えると燃料供給配管60内の流体圧に応じて、余剰の燃料を迅速に燃料タンクへ逃がすことが可能となる。したがって、エンジンの稼動時には、例えば図11の領域Cの範囲で安定した燃料供給をすることができる。なお、エンジンの稼動時の燃料圧Dは、例えば220〜240KPaに設定される。
大径弁体34のシール面43は、ゴム製ではなく、プラスチックの成形面となっているが、大径弁体34が開くときには、小径弁体32は既に開いており、大径弁体34も小径弁体32も閉じているときには、小径弁体32によって前述したように気密的にシールされるので、シール性の点で支障が生じることはない。その結果、ゴム等の高価なシール材料の使用量を低減させて、コスト低減を図ることができる。
図12には、本発明による燃料圧力調整弁の参考例が示されている。なお、前記実施形態と実質的に同一部分には同符号を付してその説明を省略することにする。
前記実施形態においては、小径弁体32は、大径弁体34内に収容されているが、そのシール面53は、弁ハウジング11の連通孔16内周に直接接離して連通孔16を開閉する構成を採用している。
これに対して、この参考例においては、小径弁体32を、小径スプリング33を介して完全に大径弁体34内に収容し、大径弁体34に設けた連通孔70に接離して、大径弁体34の連通孔70を開閉するように構成している。そして、弁ハウジング11の連通孔16に対する直接的な開閉は、大径弁体34だけで行うようにしている。なお、大径弁体34のシール面にゴム等のシール性の良好なシール材71が装着されている。また、この実施形態では、小径弁体32にもゴム等のシール性の良好な材料からなるシールキャップ48が装着されているが、このシールキャップ48を用いずに、小径弁体32の本体が直接当接してシールするようにしてもよい。
この燃料圧力調整弁においても、燃料供給配管60内の流体圧が第1の圧力Aを超えているが、第2の圧力B以下となっているときには、大径スプリング35によって圧接された大径弁体34は開かないが、小径スプリング33によって圧接された小径弁体32が開く。また、燃料供給配管60内の流体圧が第2の圧力Bを超えると、大径スプリング35によって圧接された大径弁体34も開く。したがって、前記実施形態と同様な作用、効果を得ることができる。また、この実施形態では、小径弁体32と大径弁体34とを予め組付けて一体化しておくことができるので、組み立て作業が容易となるという利点が得られる。
本発明は、流体の供給経路に配置され、流体圧を調整して供給するシステムに利用することができ、例えば燃料供給システムに配置されて燃料供給通路の圧力を調整する燃料圧力調整弁等に好適に利用できる。
本発明の圧力調整弁の一実施形態を示す分解斜視図である。 同圧力調整弁の弁ハウジングを示し、(a)は正面図、(b)は底面図、(c)は側断面図である。 同圧力調整弁のコネクタを示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側断面図である。 同圧力調整弁の大径弁体を示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)はA−A矢視線に沿った断面図である。 同圧力調整弁の小径弁体の弁本体を示し、(a)は側面図、(b)は側断面図である。 同圧力調整弁の小径弁体のシールキャップを示し、(a)は側面図、(b)は側断面図である。 同圧力調整弁のねじ込みキャップを示し、(a)は正面図、(b)は側断面図である。 同圧力調整弁における第1の圧力以下の作動状態を示す説明図である。 同圧力調整弁における第1の圧力以上で第2の圧力以下の作動状態を示す説明図である。 同圧力調整弁における第2の圧力以上の作動状態を示す説明図である。 同圧力調整弁における流体圧と流体流量との関係を示す図表である。 本発明による燃料圧力調整弁の他の実施形態を示す説明図である。
符号の説明
10 圧力調整弁
11 弁ハウジング
12 コネクタ
16 連通孔
20 通路
21 内部空間
24 接続管部
28 導入孔
32 小径弁体
33 小径スプリング
34 大径弁体
35 大径スプリング
37 ねじ込みキャップ
38 小径円筒部
39 大径円筒部
42 スリット
43 シール面
46 小孔
47 弁本体
48 シールキャップ
53 シール面
70 連通孔
71 シール材
A 第1の圧力
B 第2の圧力

Claims (2)

  1. 流体圧力を感知して開閉する燃料圧力調整弁において、
    圧力を調整すべき流体流路に連通して取付けられた弁ハウジングと、前記流体流路から前記弁ハウジング内を通過する流路を開閉するように前記弁ハウジング内に配置された弁体とを備え、
    前記弁体として、第1の圧力で前記連通部を開く小径の弁体と、それよりも大きい第2の圧力で前記連通部を開く大径の弁体とを有し、
    前記弁ハウジング内を通過する流路は、前記流体流路側に設けられた小径部と、この小径部よりも内方にあって拡径した大径部とを有し、
    前記大径の弁体は、大径スプリングを介して、その先端部が前記弁ハウジング内を通過する流路の大径部に圧接されて該大径部をシールするように配置され、
    前記小径の弁体は、前記大径の弁体内を貫通する通路内に小径スプリングを介して、その先端部が前記弁ハウジング内を通過する流路の小径部に圧接して該小径部をシールするように配置されていることを特徴とする燃料圧力調整弁。
  2. 前記小径の弁体にのみ、ゴム製のシールキャップが装着されている請求項1記載の燃料圧力調整弁。
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