JP4121093B2 - 車両用電動発電機 - Google Patents
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Description
つまり、上アームのスイッチングのドレイン側に対応した放熱板と下アームのスイッチングのドレイン側に対応した放熱板とが、回転軸に直交する同一平面上に、径方向に2層となって、車両用電動発電機の径方向の許容スペース一杯に配設されている。そこで、回転軸の径方向に関しては、両放熱板の放熱面積をこれ以上拡大することはできないので、限られた径方向寸法の中で、両放熱板の望ましい放熱面積を確保することが困難であった。
図1はこの発明の実施の形態1に係る車両用電動発電機の全体構成を示す縦断面図、図2はこの発明の実施の形態1に係る車両用電動発電機の動作を説明するための回路図、図3はこの発明の実施の形態1に係る車両用電動発電機をリヤ側からみたリヤ側端面図である。図4はこの発明の実施の形態1に係る車両用電動発電機のカバーを外した状態をリヤ側からみたリヤ側端面図、図5はこの発明の実施の形態1に係る車両用電動発電機における制御装置を示す平面図、図6は図4のA−A矢視断面図、図7は図4のB−B矢視断面図、図8は図4のC−C矢視断面図である。
そして、カバー18が、制御回路19が実装された制御回路基板20、制御装置30およびブラシホルダ14を覆うようにリヤハウジング3に取り付けられ、外部からの異物の侵入を防止している。さらに、吸気孔18aが、カバー18の端面および側壁面に複数穿設されている。また、吸気孔2b,3bがフロントハウジング2およびリヤハウジング3の端面のシャフト5周りに穿設され、排気孔2c,3cがフロントハウジング2およびリヤハウジング3の側面に穿設されている。
第1放熱板39は、銅製で電気メッキ処理が施され、略扇状(C状)の平板状の基部39aと、基部39aの周方向の両端部および基部39aを周方向に3等分する部分の4箇所の基部39aの裏面から外周側に延設されたフランジ部39bとを有する形状に形成されている。そして、12個のNチャンネル型のパワーMOSFET37がソース端子37Sおよびゲート端子37Gを径方向外方に向けて、そのドレインを第1放熱板39の基部39aの表面(実装面)にPbフリー半田により接続されて、周方向に1列に並んで実装されている。さらに、複数の通風孔51aが基部39aの表裏を貫通するように穿設されている。ここで、パワーMOSFET37が第1スイッチング素子に相当する。
また、各インサート導体49a,49c,49eが、分岐して、第1サーキットボード44の周方向の他端側を除く3箇所のフランジ部44bの裏面に露出している。これらのインサート導体49a,49c,49eの露出面は、それぞれ、取付ボルト47の締着力により、第1分割放熱板41、第3分割放熱板43および第2分割放熱板42に密接し、電気的に接続される。
また、各インサート導体50a,50cが、分岐して、第2サーキットボード45の周方向の一端側の2箇所のフランジ部45bの裏面に露出している。さらに、インサート導体50eが、分岐して、第2サーキットボード45の周方向の他端側の2箇所のフランジ部45bの裏面に露出している。これらのインサート導体50a,50c,50eの露出面は、取付ボルト47の締着力により、リヤハウジング3の壁面に密接し、電気的に接続される。
そして、パワーMOSFET37,38のソース端子37S,38Sおよびゲート端子37G,38Gが、インサート導体49a〜49f,50a〜50fの第1および第2サーキットボード44,45の周方向両端部の露出部を介して制御回路19に電気的に接続されている。
この時、冷却風は、図1に矢印Fa〜Fdで示されるように流れる。つまり、カバー18の端面に穿設された吸気孔18aから流入した冷却風は、矢印Faで示されるように、第1放熱板39の基部39aの表面に沿って径方向内方に流れ、第1放熱板39とシャフト5との間を通ってリヤハウジング3側に流れる。また、カバー18の端面に穿設された吸気孔18aから流入した冷却風の一部は、矢印Fbで示されるように、第1放熱板39と第2放熱板40との間を流れてリヤハウジング3側に流れる。
また、通風孔51a,51bが第1および第2放熱板39,40の表裏を貫通するように穿設されているので、軸方向および径方向に流れる冷却風が通風孔51a,51b内を流通する。そこで、通風抵抗が小さくなるので、風量を大きくできるとともに、風騒音を低減できる。
また、出力端子ボルト48が車両用電動発電機1のリヤ側端部から軸方向に延出しているので、車両後方側にスペースがある場合には、バッテリ23などの外部部品との接続配線が容易となる。
また、第2放熱板40が第2サーキットボード45のフランジ部45b(絶縁部材)を介してリヤハウジング3の端面に固定されている。そこで、パワーMOSFET38の熱が第2放熱板40およびフランジ部45bを介してリヤハウジング3に熱伝導されるので、パワーMOSFET38が効果的に冷却される。
図9はこの発明の実施の形態2に係る車両用電動発電機の全体構成を示す縦断面図、図10はこの発明の実施の形態2に係る車両用電動発電機のカバーを外した状態をリヤ側からみたリヤ側端面図、図11はこの発明の実施の形態2に係る車両用電動発電機における制御装置を示す平面図、図12は図10のD−D矢視断面図、図13は図10のE−E矢視断面図である。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
また、第2放熱板40(第1乃至第3分割放熱板41〜43)と第2サーキットボード45Aとがインサート成型されて一体化されているので、高い耐振性が得られるとともに、部品点数が削減され、組立が簡易となる。
図14はこの発明の実施の形態3に係る車両用電動発電機の全体構成を示す縦断面図、図15はこの発明の実施の形態3に係る車両用電動発電機をリヤ側からみたリヤ側端面図、図16はこの発明の実施の形態3に係る車両用電動発電機のカバーを外した状態をリヤ側からみたリヤ側端面図、図17はこの発明の実施の形態3に係る車両用電動発電機における制御装置を示す平面図、図18は図16のF−F矢視断面図、図19は図16のG−G矢視断面図である。
また、吸気孔18aが、カバー18Aの端面には形成されておらず、側壁面にのみ形成されている。そして、吸気孔18aは、第1放熱板39Aの反リヤハウジング側、第1放熱板39Aと第2放熱板40との間、さらには第2放熱板40のリヤハウジング側のそれぞれの径方向外側に位置するようにカバー18Aに形成されている。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
また、上記各実施の形態では、出力端子ボルト48が軸方向に突出するように取り付けられているものとしているが、出力端子ボルトは径方向に突出するように取り付けられてもよい。
Claims (9)
- ハウジング内に回転自在に配設された回転子、この回転子の外径側を囲繞するように配設された固定子および上記回転子の少なくとも軸方向一端面に固着されたファンを有して、発電機および電動機として機能するモータと、
上記モータに供給される電流を制御する電力半導体装置と、を備え、
上記電力半導体装置は、
上記ハウジングの軸方向の一端外側の上記回転子のシャフトに直交する平面上に、該シャフトを中心として扇状に配設され、Nチャンネル型半導体素子からなる第1スイッチング素子が実装され、かつ、該第1スイッチング素子のドレイン電位を有する扇状の第1放熱板と、
上記第1放熱板と上記ハウジングの軸方向の一端面との間の上記回転子のシャフトに直交する平面上に、該シャフトを中心として扇状に配設され、Nチャンネル型半導体素子からなる第2スイッチング素子が実装され、かつ、該第2スイッチング素子のドレイン電位を有する扇状の第2放熱板と、を有し、
上記第2放熱板は、3相のそれぞれの相に対応する3つの円弧状の分割放熱板を扇状に配列して構成され、負電位を持った電極部材の一部が、上記3つの分割放熱板の上記第2スイッチング素子の実装面と同一平面上で該3つの分割放熱板に近接して配置されており、上記3つの分割放熱板のそれぞれに実装された上記第2スイッチング素子のソース端子が上記電極部材の一部に接続されていることを特徴とする車両用電動発電機。 - 上記第1および第2放熱板は、それらの径方向位置が互いに異なるように配設されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用電動発電機。
- 上記ファンが回転駆動されたときに、冷却風通風路が、上記第1放熱板の反ハウジング側、上記第2放熱板のハウジング側および上記第1および第2放熱板の間のそれぞれに確保されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用電動発電機。
- 通風孔が、上記第1および第2放熱板を軸方向に貫通するように形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の車両用電動発電機。
- 外部出力端子が上記第1放熱板に接続されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の車両用電動発電機。
- 上記第1放熱板の径方向幅が、上記第2放熱板の径方向幅より広くなるように形成されていることを特徴とする請求項5に記載の車両用電動発電機。
- 上記負電位を有した電極部材は上記ハウジングに接続されていることを特徴とする請求項1記載の車両用電動発電機。
- 上記3つの分割放熱板と上記負電位を有する電極部材が絶縁性樹脂で一体にモールド成型されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用電動発電機。
- 上記第2放熱板が、絶縁部材を介してハウジングに固定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れか1項に記載の車両用電動発電機。
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