JP4109965B2 - 情報処理装置およびその制御方法、ならびにプログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷装置の動作を制御する情報処理装置およびその制御方法、ならびにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
印刷装置(プリンタ)の制御は一般に、そのプリンタに接続されたコンピュータに組み込まれるプリンタドライバと呼ばれるソフトウェアによって行われる。プリンタドライバは、アプリケーションやOSから受け取った文字・画像データを、プリンタが解釈可能なコマンド列に変換してプリンタに転送する。
【0003】
インクジェット系のプリンタでカラー印刷を行う場合、プリンタドライバは印刷対象の記録媒体の種別に応じて最適な印刷結果が得られるように、印刷方法や解像度、色処理テーブルなど、各種のパラメータを切り替える必要がある。このため、これら記録媒体に依存するパラメータ群をプリンタドライバの中に組み込んでおき、ユーザが選択した記録媒体の種別に応じて、その中から適当なパラメータを選択して印刷を実行する(例えば、特許文献1を参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−10170号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、これらのパラメータ群はかなり記憶サイズが大きいため、使用が想定されるすべての記録媒体種別に対するパラメータ群をプリンタドライバのパッケージの中に組み込むのは現実的ではない。このため、実際には、使用頻度の高い記録媒体種別に限定してプリンタドライバへ組み込みを行っているが、ユーザによっては使用したい記録媒体種別がその中に含まれない場合も生じる。逆に、ユーザによっては、使用することのない不要な記録媒体種別のパラメータが含まれ、そのユーザにとっては記憶装置の浪費となっている場合もある。
【0006】
また、1つのプリンタドライバで複数のプリンタをサポートするような場合、各プリンタに対するパラメータ群の記憶サイズを削減しても、サポートするプリンタの数が増えると、やはりプリンタドライバ全体のパッケージのサイズが増大してしまう。
【0007】
そこで、この発明は、印刷に使用する記録媒体の種別毎に記憶される印刷に関するパラメータ群の記憶サイズを、ユーザの使用態様に合わせて最適化することのできる情報処理装置およびその制御方法、ならびにプログラムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、例えば本発明の情報処理装置は、印刷装置で使用可能な記録媒体の種別に対応する印刷に関するパラメータ群を記述したデータベースと、ユーザからの指示に基づいて印刷に使用する記録媒体の種別を選択し、前記データベースを参照して得られる、選択された記録媒体の種別に対応する前記パラメータ群に基づいて、前記印刷装置に転送するための印刷データを生成する前記データベースと独立したプリンタドライバと、前記記録媒体の種別に対応する印刷に関するパラメータ群を外部から取得する取得手段と、前記取得手段により取得されるパラメータ群のうち所定の条件を満たすパラメータ群を選択し、選択されたパラメータ群の名称を表示する表示手段と、前記表示手段により表示された名称の中から指定された名称に対応するパラメータを前記データベースに追加する追加手段とを有することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
【0010】
(実施形態1)
図9は、実施形態に係る印刷システムの構成を示す図である。200が印刷装置(プリンタ)、100がプリンタ200に対する情報処理装置として機能するコンピュータで、両者は通信可能に接続されている。コンピュータ100において印刷データが生成され、生成された印刷データがプリンタ200に転送されて印刷が行われる。
【0011】
また、コンピュータ100は図示のように、ネットワーク300を経由してネットワーク・サーバ400とも通信可能に接続されている。
【0012】
図10は、コンピュータ100のハードウェア構成例を示す図である。
【0013】
コンピュータ100は、図示するように、コンピュータ全体の制御をつかさどるCPU101、ブートプログラム等を記憶しているROM102、メインメモリとして機能するRAM103をはじめ、以下の構成を備える。104は記憶装置としてのハードディスクドライブ(HDD)、105は表示しようとするイメージデータを展開するメモリ(VRAM)、106はVRAM105に展開されたイメージデータ等を表示するCRT、107および108はそれぞれ、各種設定を行うためのキーボードおよびマウスである。109および110はそれぞれ、プリンタ200およびネットワーク300と接続するためのインタフェース(I/F)である。また、111は、CD−ROM111aに記録されている情報を読み出すCD−ROMドライブである。
【0014】
HDD104には、図示の如く、オペレーティング・システム(OS)1、印刷対象となる画像データ等を作成するアプリケーション(プログラム)2をはじめ、プリンタドライバ(プログラム)17、記録媒体の種別(以下、単に「メディア」という。)とこれに対応する印刷に関するパラメータ群とを記述したメディア・データベース(DB)15、プリンタドライバ17とメディアDB15との仲介を行うメディアDB API (Application Programming Interface)16、メディアDB15内の登録内容の編集を行う編集手段としてのDB管理ツール(プログラム)14がインストールされている。
【0015】
プリンタドライバ17は、ユーザからの指示に基づいて印刷に使用するメディアを選択する選択手段と、メディアDB15を参照して得られたそのメディアに対応するパラメータ群に基づいて、プリンタ200に転送する印刷データを生成する印刷データ生成手段として機能する。プリンタドライバ17とメディアDB15とは独立した構成であり、両者はメディアDB API 16によって仲介される。
【0016】
OS1、アプリケーション2、プリンタドライバ17、メディアDB API16、DB管理ツール14はそれぞれ、コンピュータ100の電源投入後、自動的にまたはユーザからの指示に応じて、RAM103にロードされ、CPU101によって実行される。
【0017】
次に、図2〜4を用いて、メディアDB15の構造例について説明しておく。
【0018】
図2は、メディアDB15のデータ構造例を示す図である。
【0019】
同図において、21はメディアDB15のシグネチャや日付、バージョンなどが格納されたヘッダである。22はこのメディアDBでサポートされているメディアの一覧情報であるメディアリストであり、このリストの構造例は後ほど図4を用いて説明する。
【0020】
プリンタドライバ17はこのメディアリストの情報を取得して、ユーザにメディア選択の選択肢を提供することができる。例えば、プリンタドライバ17はメディアリストに記述されている各メディアをメディア選択画面に表示させ、ユーザはここから所望のメディアを選択することができる。
23〜25は、メディアリスト22に記述されたメディア毎に、そのメディアに依存した印刷に関するパラメータ群を含んだメディアブロックである。このメディアブロックの構造例については後ほど図3を用いて説明する。図2の例では、23は「普通紙」の情報を格納したメディアブロック、24は「コート紙」の情報を格納したメディアブロック、25は「光沢紙」の情報を格納したメディアブロックである。また、26はこのメディアDBの終端を示す終端子である。
【0021】
図3は、メディアブロックのデータ構造例を示す図である。
【0022】
同図において、31はメディアのID情報であるメディアIDである。32〜47が、メディアID31のメディアを用いた印刷に関するパラメータ群であり、図示のように木構造状の配列をなす。具体的には、32は給紙方法として、例えばこのメディアを給紙可能な給紙口の情報を示す。また、33は排紙方法として、例えばこのメディアを排紙可能な排紙口の情報を示す。
【0023】
34〜36はこのメディアに対応した印刷品位のパラメータであり、図示の例では、このメディアは印刷品位A、印刷品位B、印刷品位Cの3種類の印刷品位が選択可能であることを示している。37、40、42はそれぞれ、印刷品位A、B、Cで使用するデータの解像度の情報である。
【0024】
38、39は印刷品位Aで使用する中間調処理に関する情報である。ここでは、印刷品位Aでは、中間調処理A、中間調処理Bの2種類の中間調処理方法を選択可能であることを示している。41、43も同様に、それぞれ対応する印刷品位で使用する中間調処理の方法の情報である。
【0025】
44は印刷品位Aで、中間調処理Aが指定された場合に使用する色処理テーブルである。このテーブルの中には、コンピュータ100の色空間RGBから、プリンタ200の色空間CMYに変換するための3次元のLUT(Look Up Table)や、濃度調整、明るさ調整など、色処理で使用される各種テーブルが含まれている。45、46、47も同様であり、それぞれ、印刷品位Aかつ中間調処理Bが選択された場合、印刷品位Bかつ中間調処理Aが選択された場合、印刷品位Cかつ中間調処理Aが選択された場合の色処理テーブルである。
【0026】
図4は、メディアリストのデータ構造例を示す図である。
【0027】
同図において、51はそのメディアの名称の文字列53がどの言語で記述されているかを表す言語コード、52はそのメディアの型番のコード、53はそのメディアの名称の文字列、54はそのメディアに与えられたユニークなメディアIDである。これら51〜54が、1つのメディアに対する情報セットを構成する。メディアリストには、各メディアに対してこのセットが記述される。55はメディアリストの終わりを示す終端子である。
【0028】
上述したように、プリンタドライバ17はこのメディアリストに記述された各メディアをメディア選択画面に表示させることができる。この画面からユーザがあるメディアを選択したとき、そのメディアに対応するメディアIDを基にメディアブロックが検索され、図3のメディアID31と合致するメディアブロックが選ばれることになる。
【0029】
図1は、本実施形態に係る各ソフトウェアの連携関係を概念的に示した図である。この図を参照して、実施形態における印刷制御処理の概要を説明する。
【0030】
(1)まず、例えばアプリケーション2を用いて印刷対象となる画像(文書を含む。以下同じ。)を作成する。アプリケーション2では、作成された画像の印刷実行がユーザから指示されたかどうかを、例えばキーボード107またはマウス108の入力に基づき判断している。
【0031】
(2)印刷実行が指示されるとプリンタドライバ17を起動し、印刷設定用のグラフィカル・ユーザインタフェース(GUI)をCRT106に表示して、ユーザから指示による印刷条件の設定を可能にする。プリンタドライバ17は、メディアDB API16を使用して、メディアDB15内のメディアリスト22から、サポート可能なメディアの情報を取得し、上記したメディア選択画面を上記のGUIに含めて提供する。ユーザはここから所望のメディアを選択することができる。
【0032】
(3)プリンタドライバ17は、メディアDB API16を介してメディアDB15を参照し、メディア選択画面を介して選択されたメディアに対応する印刷に関するパラメータ群を抽出し、抽出したそのパラメータ群に基づいて、アプリケーション2で作成された画像の印刷データを生成し、そして、それをプリンタ200に転送する。
【0033】
(4)また、DB管理ツール14は、上記したとおり、メディアDB15の登録内容を編集(追加・削除・変更等)することができる。ここで、メディアDB15に新たなメディア情報を追加する際には、例えばCD−ROM13に記録された情報を取り込んでそれに基づき追加することが可能である。
【0034】
以下、CD−ROM13に記録されたメディア情報を取り込んで、メディアDB15に追加する処理について詳しく説明する。
【0035】
図1におけるCD−ROM13には、11で示される複数のメディアブロックと、それらのメディアブロックに対するメディアリスト12が、それぞれ上記したような構造で記録されている。DB管理ツール14は、CD−ROMドライブ111にセットされたCD−ROM13からその内容を読み出し、ユーザが所望するメディアブロックをメディアDB15に追加することができる。この処理を、図5のフローチャートを用いて説明する。
【0036】
例えば、インストール直後のメディアDB15には、図2に示したように「普通紙」「コート紙」「光沢紙」の3種類のメディアブロックだけが含まれていたと仮定する。ここでユーザが新しいメディアとして「OHPフィルム」を使用したいと考えたとき、DB管理ツール14を起動して、CD−ROM13に含まれているメディアリスト12の一覧を取得する(ステップS1)。
【0037】
DB管理ツール14はメディアリスト12から取得したメディアのうち、言語コード51(図4を参照)が、現在動作しているシステム(OS)の言語コードに合致するメディアのみを選択し、選択されたメディアの型番52と名称53とをCRT106に表示する(ステップS2)。選択されたメディアに、「OHPフィルム」が含まれているものとする。
【0038】
ユーザは、表示されたメディアの中から「OHPフィルム」を追加メディアとしてキーボード107またはマウス108を用いて指定することができる。DB管理ツール14は、キーボード107またはマウス108の入力に基づいて、メディアDB15への追加を指示する(ステップS3)。すると、DB管理ツール14はCD−ROM13から「OHPフィルム」に相当するメディアブロックを取得する(ステップS4)。そして、このメディアブロックをメディアDB15に追加する。また同時に、メディアDB15中のメディアリスト22に、CD−ROM13におけるメディアリスト12の「OHPフィルム」の情報を追加する(ステップS5)。
【0039】
以上の処理によってメディア「OHPフィルム」が追加された更新後のメディアDB15のデータ構造は、図6に示すとおりである。同図において、27がメディアリスト22に「OHPフィルム」の情報を追加した更新済のメディアリスト、28がCD−ROM13から取得した「OHPフィルム」のメディアブロックである。
【0040】
なお、DB管理ツール14は、同様に、メディアDB15に既に登録されているメディアリストに対しても、バージョンの新しいメディアリストをCD−ROMから取得して上書きして変更することもできる。
【0041】
また、DB管理ツール14は、逆に、メディアDB15にアクセスして選択可能なメディアを表示させ、例えば、使用することのない不要なメディアを選択して、それを削除することも可能である。
【0042】
このように、DB管理ツール14を用いて、使用可能なメディアとこれに対応する印刷に関するパラメータ群とを記述したメディアDBの登録内容を容易に編集することができるので、ユーザの使用態様に合わせてメディアDBの記憶サイズを最適化することができる。
【0043】
また、メディアDBは、プリンタドライバから独立したモジュールとすることができるので、プリンタドライバ自身の記憶サイズが小さくなり、プリンタドライバをダウンロードする際やインストールする際の時間を節約することもできる。
【0044】
なお、上述の実施形態では、追加するメディアブロックの取得先としてCD−ROMを使用したが、もちろん、これ以外にハーディディスク装置やメモリカード、あるいはネットワーク上のサーバなどを対象とすることも可能である。要するに、外部からメディアブロックを取得することができるのである。特にインターネット上にサーバを設置した場合には、ドライバ出荷後にサポート対象となったメディアの情報をこのサーバ上に保持しておけば、ユーザが任意のタイミングで自分の必要とするメディアの情報を追加することが可能となる。
【0045】
(実施形態2)
先の実施形態1では、印刷実行の前に、ユーザが自分の使用するメディアの情報がメディアDB15にあるかどうかを意識する必要があった。本実施形態では、メディアDBに必要なメディアが登録されていない場合、そのメディア情報を自動的に追加する。
【0046】
図7は、本実施形態に係る各ソフトウェアの連携関係を概念的に示した図であり、ほとんどの構成要素は図1とほぼ同等である。61はメディアブロック、62はメディアリストであるが、本実施形態ではこれらはネットワーク・サーバ400(図9を参照)に保持されている。また、先の実施形態1では、メディアDB15におけるメディアリスト22には、実際にメディアDB15にメディアブロックが存在するメディアの情報のみが記録されていたが、本実施形態では、メディアDB65におけるメディアリストには、実際にはメディアブロックが存在しないメディアもが記録されている。このため、プリンタドライバ67がメディアDB API66を介してメディアDB65のサポートするメディアの一覧をメディアリストから取得すると、例えば、「OHPフィルム」のメディアブロックがメディアDB65に存在していなくても、「OHPフィルム」の名称も取得できる。つまり、プリンタドライバ67のメディア選択の選択肢には「OHPフィルム」も表示されることになる。
【0047】
本実施形態では、ここで実際にはメディアDB65ではサポートされていない「OHPフィルム」が選択されると、「OHPフィルム」のメディアブロックをネットワーク・サーバ400から取り寄せることができる。
【0048】
図8は、このような、実際にはメディアDB65ではサポートされていないメディアが選択されたときの動作を示すフローチャートである。
【0049】
まず、プリンタドライバ67は、メディアDB API66を通して、メディアDB65の中に、「OHPフィルム」のメディアIDに対応するメディアブロックがあるかどうかを検索する(ステップS21)。ここで対応するメディアブロックが見つかった場合(ステップS22、Yes)は、そのまま印刷を実行する。一方、対応するメディアブロックが見つからない場合(ステップS22、No)は、DB管理ツール64を起動して、「OHPフィルム」のメディアIDに対応するメディアブロックをネットワーク・サーバ400からダウンロードするように指示を出す(ステップS23)。
【0050】
DB管理ツール64はネットワーク・サーバ400にアクセスして、「OHPフィルム」に対応するメディアブロックをダウンロードする(ステップS24)。また同時に、最新のメディアリスト62もダウンロードする(ステップS25)。そして、DB管理ツール64は、取得したメディアブロックとメディアリストをメディアDB65に追加・更新する。最後に、プリンタドライバ67に印刷実行の応答を返すと実際に印刷が開始される。
【0051】
次回の印刷実行時には、既に「OHPフィルム」のメディアブロックはメディアDB65の中に存在するので、ネットワーク・サーバ400にアクセスすることなく、高速に印刷することができる。また、メディアDB65の中のメディアリストも更新されているので、更に新しいメディアをプリンタドライバ67のメディア選択の選択肢に表示することができる。
【0052】
このように、本実施形態によれば、ユーザが意識しなくても、実際に使用するメディアの印刷に必要な情報を組み込むことが可能となる。
【0053】
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態を詳述したが、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタ等)から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置等)に適用してもよい。
【0054】
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(図5および/または図8に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータがその供給されたプログラムを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
【0055】
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、そのコンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明の特許請求の範囲には、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
【0056】
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
【0057】
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、光ディスク(CD-ROM、CD-R、CD-RW、DVD等)、光磁気ディスク、磁気テープ、メモリカード等がある。
【0058】
その他、プログラムの供給方法としては、インターネットを介して本発明のプログラムをファイル転送によって取得する態様も含まれる。
【0059】
また、本発明のプログラムを暗号化してCD-ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介して暗号化を解く鍵情報を取得させ、その鍵情報を使用することで暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
【0060】
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現され得る。
【0061】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
【0062】
【発明の効果】
本発明によれば、印刷に使用する記録媒体の種別毎に記憶される印刷に関するパラメータ群の記憶サイズを、ユーザの使用態様に合わせて最適化することのできる情報処理装置およびその制御方法、ならびにプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1に係る各ソフトウェアの連携関係を概念的に示した図である。
【図2】メディアDBのデータ構造例を示す図である。
【図3】メディアブロックのデータ構造例を示す図である。
【図4】メディアリストのデータ構造例を示す図である。
【図5】実施形態1における、メディアDBへのメディアブロックの追加処理を示すフローチャートである。
【図6】新たなメディアブロックが追加された後のメディアDBの構造を示す図である。
【図7】実施形態2に係る各ソフトウェアの連携関係を概念的に示した図である。
【図8】実施形態2における、メディアDBではサポートされていないメディアが選択されたときの動作を示すフローチャートである。
【図9】実施形態に係る印刷システムの構成を示す図である。
【図10】実施形態におけるコンピュータのハードウェア構成例を示す図である。
Claims (7)
- 印刷装置で使用可能な記録媒体の種別に対応する印刷に関するパラメータ群を記述したデータベースと、
ユーザからの指示に基づいて印刷に使用する記録媒体の種別を選択し、前記データベースを参照して得られる、選択された記録媒体の種別に対応する前記パラメータ群に基づいて、前記印刷装置に転送するための印刷データを生成する前記データベースと独立したプリンタドライバと、
前記記録媒体の種別に対応する印刷に関するパラメータ群を外部から取得する取得手段と、
前記取得手段により取得されるパラメータ群のうち所定の条件を満たすパラメータ群を選択し、選択されたパラメータ群の名称を表示する表示手段と、
前記表示手段により表示された名称の中から指定された名称に対応するパラメータを前記データベースに追加する追加手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記取得手段は、選択された記憶媒体の種別が前記データベースに登録されていないときに、その記録媒体の種別に対応する印刷に関するパラメータ群を外部から取得することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 印刷装置で使用可能な記録媒体の種別に対応する印刷に関するパラメータ群を記述したデータベースと、ユーザからの指示に基づいて印刷に使用する記録媒体の種別を選択し、前記データベースを参照して得られる、選択された記録媒体の種別に対応する前記パラメータ群に基づいて、前記印刷装置に転送するための印刷データを生成する前記データベースと独立したプリンタドライバとを記憶する情報処理装置の制御方法であって、
前記記録媒体の種別に対応する印刷に関するパラメータ群を外部から取得する取得ステップと、
前記取得ステップにより取得されるパラメータ群のうち所定の条件を満たすパラメータ群を選択し、選択されたパラメータ群の名称を表示する表示ステップと、
前記表示ステップで表示された名称の中から指定された名称に対応するパラメータを前記データベースに追加する追加ステップと、
を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。 - 印刷装置で使用可能な記録媒体の種別に対応する印刷に関するパラメータ群を記述したデータベースと、ユーザからの指示に基づいて印刷に使用する記録媒体の種別を選択し、前記データベースを参照して得られる、選択された記録媒体の種別に対応する前記パラメータ群に基づいて、前記印刷装置に転送するための印刷データを生成する前記データベースと独立したプリンタドライバとを記憶するコンピュータで実行されるプログラムであって、
前記記録媒体の種別に対応する印刷に関するパラメータ群を外部から取得する取得ステップと、
前記取得ステップにより取得されるパラメータ群のうち所定の条件を満たすパラメータ群を選択し、選択されたパラメータ群の名称を表示する表示ステップと、
前記表示ステップで表示された名称の中から指定された名称に対応するパラメータを前記データベースに追加する追加ステップと、
を前記コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。 - 前記表示手段は、システムの言語コードと合致するパラメータ群を選択し、選択されたパラメータ群の名称を表示することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記表示ステップは、システムの言語コードと合致するパラメータ群を選択し、選択されたパラメータ群の名称を表示することを特徴とする請求項3に記載の情報諸装置の制御方法。
- 前記表示ステップは、システムの言語コードと合致するパラメータ群を選択し、選択されたパラメータ群の名称を表示することを特徴とする請求項4に記載のプログラム。
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